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総合花巻病院移転整備基本構想(概要)(PDF形式:19261KB)

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総合花巻病院移転整備基本構想(概要)(PDF形式:19261KB)
公益財団法人 総合花巻病院
移転新築整備 基本構想(概要)
公益財団法人総合花巻病院
平成28年12月2日
移転新築整備計画
はじめに
公益財団法人総合花巻病院は1923年(大正12年)11月2日、旧花巻市の有志の方
々の発起により、佐藤隆房医師を院長として花巻共立病院の名称で開設されました。201
3年には、創立90周年を迎えています。
現在使用している施設は、建築後48年を経過する建物もあるなど、空調設備、給排水管
の詰まり・漏水など老朽化が進み、早急な改善が必要となっています。さらに、近年は新た
な医療技術の導入や医療安全、感染対策、アメニティ、災害対策など、医療機関に求められ
る社会的機能は多岐にわたっていますが、現施設ではこれらの全てへの対応は困難となって
います。
昨年来、花巻市が市中心部の生活拠点施設の整備を「都市機能立地支援事業」として取り
組む、方針が打ち出され、法人理事会は、この街づくり事業の一事業主体として、旧県立花
巻厚生病院跡地への移転事業を進めることといたしました。基本構想について、各専門分野
の有識者で構成する検討委員会でご意見をいただいてきました。
また、花巻市内4カ所で計10回、市民の皆様への説明会を開催いたました。
本構想は、このようなご意見をふまえ、第三者から事業評価を受けた上で、提示するもの
です。
「移転新築整備基本構想」は、総合花巻病院が果たすべき地域特に花巻市中心部での役割
及び新たな医療と介護・看護学校・保育所という複合的な施設体系の中で果たす役割につい
て、とりまとめたものです。
当法人は平成25年4月1日から、公益法人制度改革により公益財団法人総合花巻病院と
して新たな一歩を歩み始めました。「愛は人を癒し、誠は病を治す」との基本理念を今日的
に発展させ、花巻市民の方々にとって、なくてはならない医療・介護・子育て支援機能を兼
ね備えた輝く組織として、この事業に一丸となって取り組んで参ります。
2016年12月
公益財団法人総合花巻病院
理事長 大島 俊克
-1-
公益財団法人 総合花巻病院
基本理念・基本方針
基本理念
「愛と誠」の精神に基づき、思いやりのある、信頼される医療と福祉を目指します。
基本方針
1, 地域に根ざした病院として、住民の医療と福祉の増進に貢献します。
→「かかりつけ医機能整備」「地域包括ケア病棟整備」「健診」「救急」「医療・介護の複合事業体」
2, 患者さんの権利を尊重し、相互理解に基づく良質な医療と福祉を行います。
→「インフォームドコンセントの徹底」「患者の権利宣言=リスボン宣言の具体化」
3, 地域医療連携を推進し、患者さんにとって最善の医療と福祉を行います。
→「地域包括ケア」体制への貢献=病棟整備
4, 職員の教育、研修を推進し、質の高い医療人の育成に努めます。
→「職員育成制度の制定」「安全教育と専門家の育成」
5, 医療環境の変化に対応できる、健全な病院経営に努めます。
→「経営改革委員会の定着と実践」
私たちは、この基本理念・基本方針の下、移り変わる時代変化をしっかりととらえ、対応の強化
ポイントを明確にし、移転整備事業の基本方針を定めます。
時代想定
法人基本理念
基本方針
医療事業の現状と課題
対応強化
ポイント
新施設医療構想と移転整備計画の基本方針
-2-
Ⅰ,時代に沿った「対応」と移転整備事業の基本方針
Ⅰ.1 時代想定と「対応-強化のポイント」
移転建設をめぐる今日の時代想定を、今日の情勢を見定め下記のように想定します。
【時代想定】
1,少子超高齢化社会、都市機能の適正
配備
2,市民生活経済格差の拡大
3,医療機能分化、診療報酬制度改定、
医療の質評価時代の到来
4,公開・透明性・自己検証能力の社会
的要求
5,医療と介護、病院と地域、拠点中核
病院との連携
6,医師偏在と政策医療の進展(悪性新
生物、産科、小児、緩和ケア)
7,規模から「機能」、結果評価の時代
へ
(資料集参照)
【対応】- 強化のポイント
1,地域医療福祉機関との連携共同-地
域完結、地域包括ケア
2,一次医療の守り手としての外来・健
診・在宅医療活動の強化
3,時代想定と外部要因に対応できる
「施設経営構造」の構築
4,診療実績の適切な管理と「公開」-
カルテ開示等
5,岩手医大、県立中部病院、行政との
強い連携-医療、後継医師確保。
6,適切な入院医療とリハビリテーショ
ン機能の強化。自院のポジショニング
の明確化
7,「輝く組織」へと成長する組織運営
への成長
Ⅰ.2 新施設医療構想と移転計画の基本方針=「地域包括ケア」支援病院をめざします
注:1(次頁解説)
平成27年11月に示した「総合花巻病院移転整備基本構想案」における「5つのポイ
ント」を、この間の議論をふまえてより具体的にし、次の基本方針として定めます。
1,花巻市内の「病院」として、地域の一般急性期(軽度急性期)医療の受け皿としての
機能を継続発展させると共に、二次医療圏等の高度急性期病院の後方病院機能を果た
します。また、科学的で合理的・透明性の高い医療をめざし、市民の信頼を得る医療
集団としての成長をはかります。
2,「在宅復帰支援」及び「在宅療養」を支えるため、「地域包括ケア病棟(病床)」の
導入など、病院入院施設機能を再編し、事業の適性化をはかります。
3,2025年に想定される疾患構成に対応し、既存診療領域の維持継続を図りながら、
内科系疾患など「よくある疾患」に対応できる良質な「かかりつけ医機能」を高めま
す。
4,良質なリハビリテーション提供能力を飛躍的に高め、「病気や障害があっても、住み
慣れた場所で、社会資源を活用しながら継続して暮らすことが出来る」花巻市中心部を
創りあげるため、連携共同を重視し「地域包括ケア」体制づくりの一翼を担います。
-3-
5,医療・福祉事業、健康管理づくり事業の持続的成長をはかりうる経営計画と一体の計
画として進めます。
6,都市機能立地支援事業との調整を行い、過重投資とならない事業計画とします。
7,計画の成功のための条件を一つ一つ積み上げるために、経営基盤の改善強化に取り
組みます。
注:1
「地域包括ケア」支援病院とは
日本病院会の堺会長が構想として示しているもので、「急性期」と「回復期」の機能を併
せ持つ病院で、CureからCareへ軸足を移した医療を提供します、例えば「24時間365日の軽度
急性期対応」や「急性期を脱し、比較的安定した患者の受入」などを想定しています。また
地域のかかりつけ医や訪問・介護事業所と密接に連携し、後方病床の機能を担う、等とされ
ています。
Ⅰ.3 移転整備プロジェクトの目的と任務
移転整備計画に当たっては、次の点に留意します。
1,総合花巻病院の医療・組織・経営課題を冷静に事実を把握し、課題解決に発展させる
一方策であることを強く意識します。
2,空想や願望ではなく事実と組織力から出発した計画とします。
3,事業計画の達成課題を鮮明にし、現場と共有する取り組みを進めます。
4,行政ビジョンとの的確な調整をはかり、施設計画に反映させます。
Ⅰ.4 「基本方針」=持続的経営計画の中心的課題
診療報酬制度や医療制度の外的要因があったとはいえ、法人経営はここ10年余り、経常
赤字を続けてきました。特に、病院経営は「限界利益額」で固定的経費を賄いきれない状況
が続いています。この根本には、診療報酬改定・医療制度改革に対して、自らの組織を外部
環境変化にあわせて、柔軟に成長変化させ、法人事業の持続的成長を推し進める事業戦略上
の課題があったといえます。これを教訓として今後の事業運営に活かさねばなりません。
法人事業経営の中心的課題は、人員数に起因する固定的経費の高止まり傾向の改善にあり、
これを人員削減などの手段によるのではなく、新たな収益事業を興しながら、それぞれの施
設基準に基づいて「適正」配置を行い、最大収益母体である病院経営の健全化を図ることに
あります。
-4-
■ 立地適正化計画の機能誘導施設としての位置づけ
本移転事業は、国が創設した「立地適正化計画制度」に基づき、花巻市が策定した「都市
機能誘導区域」への移転事業であります。
誘導施設には、①都市再生整備計画にかかる誘導施設整備事業として設定する「病院」、
等に係る移転整備を計画、②既存の民間病院の老朽化や市民のアクセス性の向上などの
社会的要望を受け、総合病院を中核として看護専門学校などの複合施設の街中移転の推
進、中長期的な観点で市全域から、利用しやすい総合的医療・福祉サービスを担保する、
とされている市の計画に沿うものとして計画しています。
■ 法人管理執行体制
[機構図]
評議員会(3名以上10名以内)
評議員5名
理事会(3名以上10名以内)
大島 俊克
理事長 理事10名
理 事 職域理事で常務会を構成
監事(2名以内)
監事2名
経営改革移転整備
検討委員会
委員長:病院長
法人事務局
法人事務局、事務局長、次長、総務、経理、人事
セテ通
ン 所
タシリ
ハ
ンビ
リ
ョ
ー
保
こ育
ど施
も設
の
ー
」
」
ン
国
「
療
か養
え通
ん所
「
ス訪
テ問
看
シ護
ョ
看花
護巻
専高
門等
学
校
ー
総
合
花
巻
病
院
桜
地
人
館
公益財団法人総合花巻病院は、上記の執行体制により運営が行われています。
移転整備事業を行うにあたり、市民に開かれた病院として運営していくため、県内・市内
の医療福祉関係の有識者や行政の医療福祉関係の方々にも、当法人の役員に就任し
ていただき運営の維持・向上に努めていくことを考えております。
また、地域包括ケア病棟の12月基準取得に向けて、運用を開始し改革に着手してい
ます。
-5-
移転新築整備計画
1) 基本方針
1,総合診療科を設置し、初診患者の適正な診察・各科分けが出来るようにします。
「よくある疾患」に対応できる良質な「かかりつけ医機能」を高めます。
2,地域医療機関との連携を重視し、患者の意向を尊重しながら、病院外来の機能として
病院管理が必要な患者は病院で、患者のより生活に身近な場所で外来治療が可能な際
は、地域の他の医療機関での管理等、地域全体で患者を中心においた医療的サポート
が提供できるようにします。
3,外来受診が容易に出来るように、「わかりやすさ」を重視したアメニティ、プライバ
シーに配慮した施設を整備すると共に、運営体制を構築します。
4,電子カルテシステムを導入し、患者情報の一元化をすすめ、全身管理の強化を進めま
す。また再診の外来診療は原則「予約制」とするとともに、会計時間の短縮を図るた
め、診察後のオーダー入力体制をクラーク体制に整備します。
5,ボランティアを受入れることを想定し、スペースを確保します。
2) 機能と規模
①、診療科構成
下記の各科を将来に向け想定します。
内科
呼吸器内科
消化器内科
外科
(乳腺外科)
(血管外科)
リハビリテーション科
婦人科
(泌尿器科)
(皮膚科)
(眼科)
(麻酔科)
総合診療科
(放射線科)
(小児科)
循環器内科
内分泌代謝科
整形外科
神経内科
(耳鼻咽喉科) (脳神経外科)
(女性外来)
( )は外来機能として整備
助産師外来
は常勤体制整備
②、外来患者数の想定と診察室数
■ 将来の患者増を想定します。診察室は、19診察室とし、特に外科系の診察ユニット
については、「外来・診察処置」がともなうことから、診察室に近接して2つ程度の
処置エリアを設けます。救急室に「感染症診察室」(陰圧)を1室設けます。
内科系
6診察室
外科系
3診察室
整形外科
3診察室
神経内科
3診察室
婦人科
1診察室
他科
3診察室
■ 診察室はプライバシーに配慮したスペースの確保、車いす対応可能なスペース・
出入り口を確保します。
■ 診察処置に対応するスペースの活用ルールを別途定めます。
-6-
移転新築整備計画
「第4の視点 地域包括ケア病棟(病床)を含む包括的施設体型で、「地域包括ケア
システム」づくりを支援する施設構造・機能とする
次期施設体型の構想は下記のフロー図で検討しました。
具体的に個別疾患のいくつかについて、患者の移動について下記に検討することといた
します。
-7-
■ 移転整備による職員想定
法人事業経営の中心的課題は、職員数に起因する固定経費の高止まり傾向の改善に
あり、これを人員削減によらず新たな収益事業を興し施設基準に対し、適正配置を行うこ
とで経営母体である病院経営の健全化を図る計画としています。 (看護師等については、病棟看護基準を7対1から10対1への変更と特定施設への異動
を行い、事業強化を図るためのリハビリスタッフ、給食提供数増のため調理師、事業所内
保育所の基準に適合するための保育士など必要最小限の増員とする計画です。)
現施設体系の職員配置数
新施設群での職員配置数
病院 256名
病院 266名
看護学校 12名
通所リハビリテーション 10名
訪問看護ステーション 15名
療養通所「かえん」 5名
保育所 6名 37名の増員
総数 314名
増員37名
特定施設 41名
看護学校 12名
通所リハビリテーション 11名
訪問看護ステーション 16名
療養通所「かえん」 4名
保育所 11名
総数 351名
■ 移転整備事業費用の概要
移転整備事業費用予算の正確性を高めるためには、地質を把握するボーリング調査や
土地形状を測定する測量調査事業が欠かせないものとなっています。
現時点ではこの調査事業が未実施の状況での費用計算であり、調査事業の実施により
費用変更の発生を前提としています。
制度補助金等の活用について
本事業は国の制度事業である、①都市機能立地支援事業、②医療施設近代化整備事業
③サービス付き高齢者向け住宅整備事業の三制度を基本としています。
そのほか、花巻市の単独補助と福祉医療機構及び市中銀行の借入を予定しています。
資金収支総括表
支 出
① 施設建築物工事費
② 調査設計計画費
③ 土地取得費用
④
既存施設除却
土地整備事業費用
⑤ 事業事務費用
⑥
収 入
61.6億円 都市機能立地支援事業
3.8億円 医療施設近代化事業
3.8億円 サ付高齢者住宅整備事業
花巻市単独補助
6.1億円
土地売却益
11.6億円 医療福祉機構借入
市中金融機関借入
自己資金
⑦
15.5億円
2.9億円
1.0億円
12.0億円
3.1億円
21.1億円
30.3億円
1.0億円
⑧
合 計
86.9億円
-8-
合 計
86.9億円
公益財団法人 総合花巻病院移転整備事業 構想のポイント
平成28年12月2日
2015年11月構想案
構想
整備規模
【現在】許可病床284床
回復期 110床
【現在】稼働病床174床
休床110床
(急性期54床)
(回復期56床)
【構想】病床198床(一般)
減床86床
急性期174→108
急性期病床174床→88床に
回復期 54床
回復期 54床
回復期 54床
病院(病床)
1
急性期 174床
急性期 60床
包括ケア 36床
急性期 60床
【構想】計画病床188床(一般)
減床86床
198床
急性
12床
急性期 48床
急性期 44床
急性期 48床
急性期 44床
特定入居者
生活介護施設
3
高等看護
専門学校
4
保育所
5
助産所
* 急性期病棟には、部分的にサブアキュート病床を想定
(サブアキュート:軽症急性期(在宅や介護施設において
症状の急性増悪した患者)
188床
(10床減)
(急性期
20床減)
(包括ケア
10床増)
外来機能充実のため、総合診療科及び内科系診療科の常勤体制整備に努める。
病院(外来)
2
包括ケア 46床
* 回復期・地域包括ケア病棟はポストアキュートを想定
(ポストアキュート:急性期後の回復期「急性期経過後に引き
続き入院医療を必要とする患者」)
90室
自立・要支援の方も入居可能なサービス付き高齢者施設とします。
120定員
1学年定員40名
75名
認可保育所
1棟
事業費用
2015.11月構想案
構想
自立・要支援の方も入居可能なサービス付き高齢者施設とします。
85室
1学年定員40名
120定員
事業所内保育事業 (内、地域枠15名)
54名
(21名減)
病院外来部門に助産・産後ケア外来を設置(産後ケアについては入院も可とする。)
増 減 額
無
備 考
病院関係建設費
51.7億円
42.0億円
▲9.7億円 エネルギーサービス受託事業の導入により、建設イニシャルコ
特定施設(サ高住)建設費
13.7億円
10.7億円
▲3.0億円 ストを低減。
看護学校建設費
6.4億円
6.4億円
保育所建設費
3.5億円
2.5億円
調査設計費
3.8億円
3.8億円
現建築物除却・土地整備事業費用
6.1億円
6.1億円
移転予定地取得費用
0.0億円
3.8億円
事業事務費用
13.7億円
11.6億円
事業費用総額
98.9億円
86.9億円
-9-
ストを低減。
▲1.0億円 運営形態の変更と定員数の縮小により、建設イニシャルコスト
を圧縮。
3.8億円 福祉医療機構の融資にかかる担保設定の必要から購入。
▲2.1億円 借入金支払利息、不動産取得税等の減額。
▲12.0億円
設計主旨
■効率の良いコンパクトな建築を目指して
同 時に利 用者 環境とト ゙ク ター 、ス タッ フの 働く環境の将来 を見据えた 改善を
・ 多種 の機能を 持つ複 合建 築ですので、 外部内部 動線を出来る だけ 単純化 し利用者 に
視 覚的にもわ かり やすい 計画が大変 重要であると考 えます。
・ 従っ て、各エ リア の機能と 整合させながら 、縦 横動線 計画 については十 分検討し計画を
行います。
・ 綿密 な動線計 画を基 に、各部門 の機能に合った サイ ズを 検討し、 無駄のないま た、
要所には、 内外環 境に配慮 さ れ計画を行い ます。
■市民に親しまれる建築群を目指して
・ 医療、 リ ハヒ ゙リ 、在宅支 援、通所リ ハ ビ リ、 介護 系住居、 在宅復帰型 住居、看護 学校、保 育所、
調剤薬局 、コ ンヒ ゙ニ 等市民の健康と 生活を支え る多 様な機 能を備えた 建築群でありま す。
・ 従って 、市民の人 たちに親しみ を 持って訪 れて頂 くた めの工夫を、 医療機能 との整合を
図りなが ら随所に計 画をす るこ とを基本と します。
・ 外部 アフ ゚ロ ーチ 空間の 環境に つい ても市民の 人たちに訪れやす い環境整備に つ いて配慮 した
計画とし ます 。
■大地震時にも利用可能な性能を持つ建築を目指して
・ 鉄骨ラーメ構 造ン+ 座屈拘束フ ゙レ ース を利用し、 大地震時の層間変 形を1/ 2 00 目標と します。
・ 大地震後も 、継続 して 使用出来る 性能を持つ建築を 目指します。
・ 尚、什 器備 品の転 倒に関し て も、上記 程度の揺れに対 応できる配 慮をし ます 。
建物外観 (参考)
病院 ・特定施 設棟
看 護学校
-10-
総合花巻病院基本設計抜粋--04/36
保育所
X0
X1
6,300
X2
6,300
X3
6,300
X4
6,700
X5
X6
5,900 5,900
X7
X8
6,300
6,700
X9
6,300
X10
6,300
X11
7,200
X12
8,800
X13
5,600
X14
8,500
9,300
102,400
公道
1
1
Y7
1
1
Y3
0
0
,2
7
25
13
処置1 処置2
除洗
CT室
採血
採尿
階段
2周り
風除室
大型バス
主
入口
Y2
0
0
,7
8
234㎡
Y1
多機能トイレ
4,000
34
受付
説明
問診
内科05
内科01
医事
5.9m
内科06
外来
SPD
0
0
,4
6
霊安室
職員
PSD入口
■内視鏡---確認事項
・リカバリー室
・トイレの数
・前処置室
・更衣室--個室か?
洗浄
職員
食堂
職員
食堂
48席
0
0
,4
6
職員食配膳室
0
0
,4
6
倉庫
約11.0m
前室
カートプール
サービス
整形外科
診察1
診察2
整形
器材
収納
他
診察2
診察1
内科03
相談
書庫
内科04
書庫
風除室
休憩
休憩
婦人科
エコー
処置室
外科
0
0
,4
6
通所リハ利用動線
診察3
27
診察2
処置室
泌尿器科
診察3
エコー
職員
WC
案内
公道
1
5
1
10
1
10
X3
エントランス
X5
X6
X7
X8
南面エントランス
看護学校・保育所・南駐車場
連絡通路
昇降口
ホール
寝台ELV
5
56
15
5
階段
15
講師控室
駐車場
10
X4
9
18
9
職員室
X9
倉庫 手洗 WC女
S
P湯沸 WC男
E
X10
X11
X12
X13
0
0
,0
7
X14
0
0
,5
8
UP
保健室
休養室
応接室
面談室 倉庫
更衣
更衣女 倉庫 印刷 会議室
湯沸
18
看護学校
エントランス
職員
WC
園庭
ホール
2歳児
3/4/5歳児
12人
15人
遊戯室
1歳児
12人
木質デッキ
厨房
北
ほふく室
乳児室
15人
西
東
南
保育所
配置計画 1/600
-11-
総合花巻病院基本設計抜粋--06/36
Y4a
Y3a
Y3
Y1a
Y0b
Y0a
Y0
0
0
,6
2
風除室
X1
X2
0
0
4,
6
厨房入口
特定施設
エントランス
0
0
,4
8
0
0
,4
6
神経内科
診察1
Y5a
Y2a
厨房ヤード
視認
Y6
0
0
,0
7
ギプス室
18
X0
0
0
,4
6
洗浄室
ELV
安静室
内科02
相談
内視鏡室1 内視鏡室2
1 ,20 0
再来受付・自動精算
受付
更衣
更衣
授乳室
説明
問診
地域
連
携
コンビニ
入口
Y0
生理検査室
受付
ELV
0
0
,0
7
コンビニ
内視鏡
検査ゾーン
triage
ELV
MMG
0
0
,8
9
霊安室
職員更衣室
パノラマ
TV
WC
WC
庫 スタッフ
栄養
相談
ボラン 総合
ティア 案内
バス待 車椅子
ELV
TV
DW
中央処置室
階段
0
0
,0
0
1
受付
一般
一般
放射線受付
多機能トイレ
0
0
,2
4
6
0
0
,1
0
1
m
.2
6
Y7
遺体搬送車輌
医療
廃棄
更衣室
操作ホール
6.4m
CPU
救急
夜間
入口
26
m
.4
4
MRI
救急
U
P
機械室
放射線
放射線
スタッフ室
7.0m
救急 救急
診察2 診察1
避
難
空
地
階段
自家
発電機
読影室
10
15
10
30
7
風除
10
10
5
受水槽 100t
20
救急車
入口
Y5
Y4
15
30
15
20
Y6
0
0
,2
9
10
5
41
0
0
,2
9
5
16
5
0
0
8
,
9
0
0
,2
1
1
2016/12/2
公益財団法人総合花巻病院移転整備事業工程表
平成28年度
12月
上旬
中旬
1月
下旬
上旬
中旬
平成29年度
2月
下旬
上旬
中旬
3月
下旬
上旬
中旬
4月
下旬
上旬
中旬
下旬
上旬
中旬
平成30年度
平成31年度
下旬
法人評議員会
1,
法人理事会
工事事業者選定基準策定(CMマネージメント含)
① 業者選定基準策定
工事業者との契約行為は、医療福祉機構の融資決定以後となる。
入札・契約
② 事業者選定
■建設工事(約20ヶ月)
事業者支払
工事監理・CM業務(約23ヶ月)
事業者支払
④ 工事・監理
施設評価
⑤ 国税関係施設評価
3,
調査設計計画事業
(H28年分)
※事業者選定手続きは、花巻市の平成28年度分補助事業交付決定後。
※実施設計期間中、エネルギー受託事業者との持ち分協議を実施。
① 測量事業
事業者 事業者
選定 決定
事業者支払
② 地質調査事業
事業者 事業者
選定 決定
事業者支払
③ 資金計画作成事業
事業者 事業者
選定 決定
④ 実施設計・CM事業
事業者選定
補助制度手続き
①
■凡例
測量調査業務
成果図
書提出
事業者支払
ボーリング調査業務
成果図
書提出
事業者支払
成果図
書提出
資金計画策定業務
事業者
決定
H28年度分
花巻市
法
人
事業者支払
積
算
実施設計業務・CM業務 (約8ヶ月)
事業者支払
事業者支払
H31年度分
H30年度分
H29年度分
都市機能立地支援事業
国-国土交通省
事業者支払
※都市機能立地支援事業補助金交付は、年度実績報告提出後。
H28年交 H28年交
付申請 付決定
H28実
績報告
提出
H28実
績報告
提出
繰り越し
申請
H29年度
分交付申
請協議
国負担分は7月交付決定済み
繰り越し
申請
(上記2の①~④が対象事業)
H29年
分交付
申請
H29年
分交付
申請
H29年度分補助金 実 H2
交付決定(予)
績越 8
報し年
H29年度分補助金 告 分 繰
交付決定(予)
り
H
2
8
年
分
交
付
H29実績報告・補助金交付
H30実績報告・補助金交付
H31実績報告・補助金交付
H29実績報告・補助金交付
H30実績報告・補助金交付
H31実績報告・補助金交付
② 医療施設近代化施設
施設分申請
協議窓口=県
事前協
議
電子カルテ化
申請協議窓口=県
事前協
議
③ サービス付住宅
事前協
議
① 融資提案募集
申
請
事前協
議
書類審
査
「協定書」締結協議
④ 花巻市単独補助金
民間資金調達計画
実勢報告提出・補助額交付
決
定
実勢報告提出・補助額交付
※ 融資時期の確定は、事前協議時に確
定予定。
サービス付き高齢者
向け住宅整備事業事
務局
4,
決
定
申請
事前協 申請
議
「協定書」締結
※「つなぎ資金」=年度対象事業費用の中の補助金が、年度締となっているため、補助金が交付されるまでの間、市中金融機関からの一時借入で賄う資金。
融資提
案
幹事選
定
② 幹事行選定
③ 融資契約
5,
つなぎ資金
融資提
案
土地購入費用
融資提
案
契約
本体事業費
融資提
案
契約
医療福祉機構資金
本体融資
契約
※ 機構融資は、土地担保分と新施設建物抵当権設定後の融資を予定。
事前協
議3回目
事前審 現地調
査
査
申 決
請 定
-12-
融資
融資
残
工
事
解
体
撤
去
。
上空通路設置等(都市計画審議会)
③ 花巻市都市計画調整
2,
事業者支払
新
施
設
群
開
業
=
施
設
引
き
渡
し
・
機
器
搬
入
・
引
越
法人理事会
建築物工事
平成32年度
6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月
5月
土
地
整
備
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