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平成 21 年度 荒川区立第一日暮里小学校 「学力向上マニフェスト」成果と
(様式1) 平成 21 年度 荒川区立第一日暮里小学校 「学力向上マニフェスト」成果と課題 本年度の指導の重 点 努力目標・成果目標 《メディアランドの環境整備に努め、 「調べ る学習」の更なる充実を図る》 ①蔵書の配分比率の適正化を図り、(2歴 史・地理、3社会科学、4自然科学、5 技術・家庭、6産業・工業の蔵書を現在 タフな学力 の倍の冊数に増やす)「調べる学習」の 充実を目指す。 学校図書館を活用 ②学校図書館を活用した「調べる学習」の した「調べる学習」 授業研究に全教職員で取り組む。本年度 の充実 は「伝え合う」学習過程を重点化し、校 内研究で検証していく。また、すべての 学習過程の中に、言語力の取立て指導を 入れ、言語活動の充実を図る。 予 算 執 行 成 果 と 課 題 、 改 善 策 ①*蔵書の予算→創造力の予算 ①メディアランドや廊下等の図書環境を整備できた。 ・調べ学習用の蔵書50%UP ・蔵書の配分比率は、0総記、1哲学・宗教、 6産業・工業を除いてすべて達成した。 ②学校図書館を活用した「調べる学習」の授業研究 を15回実施した。その中で言語活動を意識的に取 り上げ、児童主体の学習への授業改善を図ることが できた。 ○次年度は表現活動に重点を置く。 《全学年で自然体験や社会体験に取り組 ①低学年―校庭の自然園を整備したことで、生活 み伝え合う》 科や休み時間に自然に親しむことができた。自 ①低学年―身の回りの自然に親しむ。(自 ①デジタルカメラ・蓄電 然とふれあうことで興味関心を更に高めるこ 然園や農園での動植物とのふ 池・充電器 とができた。 れあい) 予算:43,995中学年―オオムラサキやホタルの飼育体験を通 タフな学力 中学年―生き物を育む環境を考える。 決算:43,995して、生命尊重の心を育てることができた。 (オオムラサキ・ホタルの飼 オオムラサキやホタルについて調べたこと 自然体験・社会体験 育・ビオトープの観察) を伝え合うことができた。 を通した「調べ・ 高学年―地球環境を考える。(温暖化・ ②ホワイトボード 高学年―稲の栽培、落ち葉の堆肥作り、太陽光 表し・伝える力」の 省エネ・稲の栽培・太陽光発電 発電、CO2削減アクションプランの取り組み カ ラ ー プ リン タ ー 用イ 育成 など) や「調べる学習」を通して、環境を守る意識 ンクカートリッジ ②調べ学習ノートを活用し、メディアラン を高めることができた。 印刷用紙類 ドに資料として保存する。 ②<区小論文コンテスト> 予算:228,233「調べる学習」の作品を区の小論文コン 区長賞1名 教育委員会賞1名 決算:228,233テストに応募し、上位入賞を目指す。 小学校長会賞 3 名 奨励賞2名 入賞 タフな学力 読書力の向上と「読 み・表し・伝える」 活動の充実 タフな学力 「一日小日記」と 「学習日録」の取り 組み 《読書量の増大と感想文の指導に努める》 ①年間図書貸し出し冊数を1万5千冊以 上にする。 (前年比1割増) ②児童一人当たりの年間読書冊数を 110冊以上にする。 (前年比1割増) ③荒川区推薦図書リストの本を偶数学年 で100%読破させる。 ④読書感想文コンクール、柳田邦男絵本大 賞への応募を促すとともに、全校で作文 指導に取り組み、上位入賞を目指す。 《一日小日記と自己評価の日常化を図る》 ①一日小独自の「一日小日記」と「学習日 ①一日小日記 録」を作成し、書くことと自己評価の日常 印刷製本費・用紙類 化を促す。 予算:211,575家庭との連携 ⇒「一日小日記」 決算:211,575低学年 生活文(したこと) 中学年 記録文(分かったこと) 高学年 意見文(考えたこと) ②学校での学習の記録と自己評価 ⇒「学 習日録」 《教師の授業力の向上と指導技術の交流》 ①全教職員が学校図書館を活用した「調べ ①講師報償費 予算:234,000子 供 の 学 び と 育 ち る学習」の研究授業を行い、授業力の向上 26,000×9 回 に 責 任 を も つ 教 師 に努める。(年間15回以上) ②ベテラン教員を講師とした、 ミニ研修会 決算:234,000の育成 を実施し、若手教員に指導技術を伝授する 授 業 研 究 と ミ ニ 研 場を設定し、互いの指導技術を高め合う。 (年間10回以上) 修 ①年間図書貸し出し冊数を18000冊達成見込 み(20%UP 達成)*2月末現在16637冊 ②児童一人当たりの年間読書冊数 120冊以上達 成見込み(20%UP 達成) ③2年生は、荒川区推薦図書リストの本を100% 読破した。 ④<柳田邦男絵本大賞> 絵本大賞受賞(1 名) ○量から質への転換を図ることが課題である。 ①一日小日記が全校児童に定着し、2冊目、3冊目 に入る児童も多い。 低・中・高学年ごとに日記の書き方と読み返しの ポイントを示したこと、また、書く場を意図的に与 えたことで、作文力が向上した。 ○学習日録と自己評価は、次年度持ち越しとする。 ①学校図書館を活用した研究授業を全教員が実施、 毎回講師の指導を受け、言語活動についての実践研究 を通して個々の授業力を向上させることができた。 (年間15回以上実施)また、文部科学省「学校図 書館機能強化プロジェクト」協力校として、学び方を 学ぶ場としての学校図書館の研究を推進した。 ②ミニ研修会(年間8回実施)で若手教員に指導技 術を伝授すると共に、互いの指導技術を高め合うこ とができた。 ○さらに計画的に実施すること。 《地域の方や卒業生から生き方を学ぶ》 よ う こ そ 先 輩 一 日 ①道徳授業地区公開講座等に、親子で卒業 生の講演を聞く場を設け、粘り強く努力す 小バージョン る態度を学ぶ。 地 域 の 方 や 卒 業 生 ②地域の方から、日暮里の歴史や自然につ いて学び、地域を愛する心を養う。 から学ぶ 《親子で調べる学習教室の実施》 ①夏休み前に「調べ学習」の勉強会を実施 ①参考図書 親子で調べ学習 予算:21,630し、夏休みに親子で「調べる学習」に取り 決算:21,630組む。 親子で調べ学習に ②図書館を使った「調べる学習賞コンクー チャレンジ ルin一日小」を実施し、全国大会での入 賞を目指す。 こ と ば の 時 間 の 活 《「ことばの時間」を生かした言語力の育成》 ①毎週火・水・金曜日の朝の15分を「こ ①音読の森 用 とばの時間」として、「音読の森」を活用 日 本 語 の 上 手 な 遣 した、詩の音読、暗唱、視写等を行い、言 語活動の充実を図る。また、担任や学校図 い手を目指して 書館指導員、ボランティアによる「読み聞 かせ」を行い、日本の言語文化に触れる場 として設定する。 ②専門家に発声法や話し方の基礎を学び、 その成果を学習発表会で公開する。 全校朝会や児童集会を、聞き方や話し方の 鍛錬の場として、全校体制で、言葉の力を 高めていく。 予算:58,82040×172 冊 決算:58,820- ①道徳授業地区公開講座に卒業生の理容師世界チ ャンピオンを招き、夢をもつこと、努力することの 大切さを親子で学ぶことができた。 (10 月 15 日実 施) ②3年生を中心に、地域の方からお話を伺い、学校 や地域の歴史について学び、伝統ある学校や地域に 全員が誇りを感じることができた。 ①夏休み前に「調べる学習」の勉強会を3回実施し た。 1 年生が学校公開期間中に「親子で調べ学習」を 実施。「調べる学習」の仕方について、親子で学ぶ ことができた。 ②「調べる学習賞コンクールin一日小」は夏休み に実施、賞を与えた。全国大会での入賞は次年度の 課題とする。 ①「ことばの時間」に『音読の森』を活用して、詩 の音読、暗唱、視写等を意図的に行い、言葉に対す る意識が高まった。 担任や学校図書館指導員、ボランティアによる 「読み聞かせ」を行い、言語感覚を高めた。 ②劇団や声優の方から、 「美しい日本語の話し方」 を学び、姿勢や聞き方・話し方等を確認し、言葉の 力を高めることができた。 また、その成果を学習発表会で検証することがで きた。