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最新NPO法人の概要説明資料.ppt ②

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最新NPO法人の概要説明資料.ppt ②
NPO法人の概要
1.設立の経過
2.活動状況
3.後見の事例
NPO法人市民後見センターさいたま
理事長
中田 均
医療保険
年金
安心で幸せな生涯
(老齢者/障がい者が地域で
安心して暮らすために)
介護保険
世
話
人
成年後見
制度
[現況]
少子高齢社会、核家族、個家族
絆の崩壊、無縁社会
グローバル化、雇用悪化
低経済成長、借金1000兆円
[
親族後見人
専門職後見人
(一般社団法人)
後見サポート機構
身上監護
財産管理
東京大学
政策ビジョン研究センター
市民後見人
[NPO法人 市民後見センターさいたま]
親
族
]
病院
地域包括支援センター
社会福祉協議会
後見監督人
介護施設
ガス/電気
民生委員
さいたま市
市民活動サポートセンター
さいたま市
地域活動支援センター
家庭裁判所
新聞社/宅配
福祉関連NPO/
ボランティア団体
さ い た ま 市
埼玉県
ボランティア市民活動センター
 東京大学 市民後見人養成講座プログラムの概要(128時間/1年)
基礎講座
17時間
・目 的: 成年後見の全体とポイントを抑える
・内 容: 認知症や高齢者の理解、知的・精神障害の理解、成年後見制度の概要、成年後見実務の
流れ、介護や福祉サービスの概要、家庭裁判所の役割、受講者同士の意見交換、総合質疑
・レポート:自分の判断能力が下がったことを仮定し、誰に何を頼むか具体的に記述しなさい
地域活動
30時間
・目 的: 成年後見に関連して高齢者や障害者への対応の実情を把握する
・方 法: 自治体、社会福祉協議会、地域包括支援センター、障害者生活支援センター、消費生活
センター、警察、保健所、金融機関、不動産会社、薬局、介護事業所、ほかを訪問ヒアリング
・レポート:私のまちの成年後見の実態と解決策
ゼミ
3時間
実務講座
15時間
・目 的: 本人理解や制度利用の具体的方法を学ぶ
・内 容: 高齢者や障害者とのコミュニケーションの取り方、成年後見制度関連書類の書き方
・レポート:体験活動へ向けた抱負と留意点
体験活動
60時間
・目 的: 成年後見に関する実務を体験する
・方 法: 高齢者や障害者施設でのインターンシップ、自分や親族のための成年後見の申請ほか
・レポート:体験活動を通じて見えてきたもの
ゼミ
3時間
修了式(履修証明書発行)
介護福祉士
ホームヘルパー
認知症キャラバン・メイト
笑い療法士
介護事務技能認定者
障害者スポーツ指導員
法定後見人経験者
社会福祉士
任意後見コンサルタント
傾聴ボランティア
福祉用具専門相談員
家族カウンセラー
救急救命士
親族障がい介護者
精神保健福祉士
障害者ガイドヘルパー
福祉住環境コーディネーター
介護サービス調査員
衛生管理者
介護支援専門員
認知症ライフパートナー
行政書士
ファイナンシャル・プランナー
宅地建物取引主任者
不動産コンサルティング
防災士
危険物取り扱い
大型自動車一種免許
普通自動車二種免許
国内旅程管理者
経営マネイジメント
キャリアカウンセラー
管理業務主任者
相続アドバイザー
図書館司書
民法13条1項: 借金、訴訟行為、相続の承認・放棄、新築・改築・増築
家庭裁判所が選任
”市民後見人とは・・・・”
成年後見制度は認知症または障がいにより判断能力が低下した人
(あるいは失った人)を生活面、財産面で支える制度
460万人を超えると推定される認知症者、すでに300万人を超える精神
障がい者、60万人といわれる知的障がい者に対応するため人口の1パーセント、
100万人程度の後見人が必要、現在は16万人程度
親族、専門職(弁護士、司法書士、社会福祉士等)だけの対応では困難
平成24年4月1日より改正老人福祉法が施行、
市民後見人を育成・支援する方針が打ち出された。
新しい公共、第三の家族
市民による市民のための体制
さいたま市高齢・障害者権利擁護センター
[運営主体] さいたま市社会福祉協議会に業務委託
[組織]
センター長 1名、相談支援係 3名、利用援助係 3名
[法人後見事業]
法人後見活動:
社協が法人後見人等となり家裁から後見人等を受任
特に親族後見が困難な市長申立事案や保有財産の
少ない低所得者の方の後見等を担当
市民後見人養成事業:
社会貢献への意欲が高い一般市民の中から、
成年後見に関する一定の知識・態度を身に付けた
後見人等の候補者を養成
(H24.9.26 記者発表資料)
成年後見制度の対象領域
利用者によるポジショニング
親
族
な
し
市
民
=
専門職
(弁護士
司法書士
行政書士)
社会福祉協議会
親
族
あ
り
少
親
族
資
産
多
親 族
社会福祉協議会
当事業団体
専門職
あり
なし>あり
なし>あり
なし、あり
所得・資産
中~高所得、中~高資
産
低所得・低資産
中所得・中資産
高所得・高資産
後見形態
任意後見・法定後見
法定後見
任意後見・法定後見
任意後見・法定後見
親
族
超高齢化社会への対応
行
政
・
社
協
と
の
協
業
N
P
O
独
自
の
サ
ー
ビ
ス
NPO法人
市民後見センターさいたま
ス
ピ
ー
ド
感
・
先
進
性
・
柔
軟
性
の
あ
る
家族会、自治会、他NPO、施設、地域包括センター、
地域活動支援センター、ボランティア団体、民生委員
東大支援室、民事法務協会、司法書士法人、
埼玉県市民後見推進協議会、医師、弁護士
地域メディア、新聞社、ICT企業、地域企業
区/市/県/国の行政、区長/市長/県知事
市/県/国会議員、薬局、病院
会員のネットワーク、フェイスブック、HP etc.
NPO法人の活動状況
[普及/啓蒙活動]
展示会 H23年6月開催 (3日間) 共催3回
講演会 H24年2月25日 (315人)
セミナー H24年 14回
[訪問普及活動]
介護施設・老人ホーム・地域包括支援センター
精神障害者施設・精神障害者地域生活支援センター等
[相談会]
随時 電話または面談 (さいたま市役所で相談会開始)
[サービス業務]
あんしん見守りサービス
[後見受任活動]
受任/契約
[市民後見人の養成]
5件、 相談中 8件
市民後見人養成講座 (H25年3月開催)
判断が不十分な方々
認知症/知的障がい/精神障がいなど
生活支援
あんしん見守りサービス
●
●
任意後見
法定後見
受任
講演/研修/相談/市民後見人養成
死後事務
委任契約
など
あんしん見守りサービス
[サービス対象]
1.健康状況、生活状況の見守り
2.日常生活支援
3.話相手
4.福祉サービス利用支援
5.定期的な収入の受領、費用の支払いに関する支援
6.財産の管理・保存・処分に関する支援
7.証書等の保管および各種手続きに関する支援
8.金融機関との取引に関する支援
9.医療に関する契約・支払い変更支援
10.住居に関する購入・処分・契約・変更・解除の支援
11.保険契約の締結・変更・解除、保険金受領の支援
12.行政機関等に対する不服申し立て、手続きの支援
[サービス対象外]
1.各種契約の保証人、身元保証人、身元引受人
2.病気やけがの治療や手術・臓器提供についての同意
3.本人の本質的意思が必要な権利
(養子縁組、認知、結婚、離婚等)
4.公的機関を使用しない利用者の送迎
5.服薬管理、緊急時対応、夜間対応
6.法律に抵触するもの、危険をともなうもの、衛生上問題があるもの、
社会常識に反するもの等
[ H23年6月 展示会 ]
[ H25年3月
[ H24年2月 講演会 ]
市民後見人養成講座 ]
柔軟/迅速な後見活動サポート体制
被後見人
NPO法人後見人
専門職後見人
2~3人のグループで担当
法人メンバー
親族
専門職
その他
後見監督人
相談件数
(平成23. 4~25. 6)
種別
件数
契約/受任
高齢認知症
34
2
精神障がい
17
2
知的障がい
12
1
合計
63
5
備考
高次脳機能障害
統合失調症
後見活動の実績
1.補助人受任 (H24年6月)
高次脳機能障がい
男性 39歳
2.任意後見契約書締結 (H24年6月)
あんしん見守りサービス実施中
認知症
女性 80歳
3.補助人受任 (H25年1月)
統合失調症
女性 48歳
4.後見人受任 (H25年2月)
認知症
女性 75歳
監督人なし
5.後見人受任 (H25年6月)
知的障がい
女性 62歳
監督人なし
相談・見守りからトータル支援サービスの提供へ
相
談
補助人/男/39才/精神
○
任意後見/女/80才/認知
○
補助人/女/48才/精神
○
後見人/女/75才/認知
○
後見人/女/62才/知的
○
親
族
討
議
見
守
り
F
P
資
産
管
理
施
設
探
し
○
○
○
○
専
門
職
任
意
後
見
遺
言
○
○
○
福
祉
信
託
○
○
○
法
定
後
見
死
後
事
務
○
△
○
親
族
会
員
○
○
○
○
○
○
○
○
○
補助人受任の事例
[本人]
精神疾患者 (高次脳機能障害) 男性 38歳
[状況]
1.33歳の時、交通事故で高次脳機能障害
2.植物人間状況から回復するが体幹機能、記憶、感情に障害が残る
3.兄弟なし、母親死亡、父親が本人の将来を心配
法人で後見をしてくれるところを要望、父親若干認知症ぎみ
[資産/収入]
1.自宅は本人名義、金融資産もあり
2.収入は障害年金、就労収入若干あり
[後見体制]
1.NPO法人は補助人、申請時司法書士法人に補助監督人を要請
2.地域生活支援センター、就労先、ケアマネ、医師とネットワーク構築
3.父親はNPO法人の会員
4.リーダー、サブリーダ、精神保健福祉士(理事)のアドバイス
[同意行為]
元本授受、借財/保証、訴訟行為
[代理行為]
1.預貯金管理、定期的支出費用の支払い、諸手続き
2.権利書、実印、銀行印、印鑑登録カード等保管
3.介護、福祉サービス、施設等の契約、利用契約
4.医療に関する契約、費用の支払い
後見人受任の事例
[本人]
知的障がい者
女性 62歳
[状況]
1.3歳の時、風邪で高熱を発症し知的障がいになった
2.幼年期は歩行・言語能力があり、年を重ねるごとに重症化
現在は言葉による意思表示や日常生活ができない
3.姉との2人暮らし
[資産/収入]
1.自宅・アパートは姉との共有名義、金融資産は少ない
2.収入は障害年金、アパートの家賃収入
[後見体制]
1.NPO法人は後見人、後見監督人はなし
2.将来計画としてアパートを売却し
自宅を建て直し妹のためにパリアフリー化する共に
障がい者のシェアハウスができないかを考えていく
3.姉はNPO法人の会員
[支援行為]
1.世帯一括生活費の分離
2.介護・看護体制の見直し
3.アパート売却のサポート
4.自宅新築のサポート
5.長期生活計画の立案
埼玉県市民後見推進協議会
認知症高齢者や知的・精神障害者等、判断能力が不十分な人を支援
する成年後見制度の周知・利用拡大を推進するとともに、一般市民が
後見人として社会に貢献する体制を確立するため関係機関の情報の
共有や体制整備等の諸課題を検討するため設置
NPO法人市民後見かわぐち
NPO法人市民後見センター
NPO法人市民後見いきいきNet所沢
NPO法人西入間あんしん市民後見人の会
NPO法人埼玉後見センターいきいきネット
NPO法人市民後見センターさいたま
公益社団法人新座市シルバー人材センター
NPO法人の特徴
1.法定後見、任意後見の両方の実績がある
2.市民運営によるNPO法人で認知症、精神疾患の両面を
カバーしているのは全国的に稀である
3.縦割りではなくあくまで本人中心の体制を提供するため
相談、あんしん見守りサービス、後見受任、死後委任とリレー方式の
サポートを志向している
4.老齢者だけでなく若い世代が安心して地域で暮らせるような活動を
志向している
5.各支援センター、医療機関、就業先、行政、親族等とネットワークを
組み問題解決にあたっている
6.県内7つのNPO法人、社団法人をまとめ埼玉県市民後見推進協議会を
設立しよりよい後見活動をするための研鑚・推進を行なっている
このような協議会は全国の都道府県でも稀である
市民後見人に必要な素養
2012.10.14
朝日新聞
全国版
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