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資料4 - 横浜市

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資料4 - 横浜市
資料4
家庭から出る食品ロスの削減に向けた取組について
1
基本的な考え方
平成 26 年度から「食品ロス・生ごみの削減」をヨコハマ3R夢プラン第2期推進計画
の重要テーマとして位置付け、取組を推進しているところですが、平成 27 年度は「食品
ロスの現状」の周知に加え、市民のライフスタイルや各世代に合わせた実践的な啓発手
法を検討し、情報提供や広報を実施してまいりました。平成 28 年度以降につきましても、
様々な機会を通じて広報啓発を行い、市民の皆様に分かりやすくお伝えできるよう取り
組んでまいります。
2 平成 27 年度の取組内容
(1) 食品ロスの認知度を向上させる取組
ア 燃やすごみに含まれる食品ロスの状況をお知らせする啓発チラシやパネル・ポス
ター等を作成し、店頭啓発や地元説明会など、様々な場面を通じて配布・掲出を行
いました。
イ
小学4年生用3R夢学習副読本での紹介のほか、収集事務所が実施している出前
教室において、食品ロスを取り上げるようにしました。また園児向けには、食育と
関連付けて食べ残しをなるべくしないように呼びかけるとともに、保育園の給食な
どから出る野菜くずや食べ残しをコンポストで土に還し、その土で育てた野菜を収
穫し食べるという「3R夢農園」の普及にも取り組みました。
(2)
イ ー オ
ミ ー オ
冷蔵庫 10・30運動
AE
手つかず食品削減の一環として、冷蔵庫の中身の定期的なチェックを呼びかける
イ ー オ
ミ ー オ
「冷蔵庫 10・30運動」をこの 10 月から展開しております。
ア
イ
取組開始の経緯
平成 26 年度に当局で実施した市民アンケートによりますと、手つかず食品を出し
てしまうのは、約3割の方が「家にある在庫忘れ、同じものを買ってしまい食べきれ
なかったため」と回答しており、これらの「在庫忘れ」を防ぐためには、冷蔵庫の中
身を定期的に確認する行動の習慣化が有効だと考え、この取組を開始しました。
メインターゲット
・主婦(夫)層(日頃から買い物や調理に係わる機会が多いため)
・子育て世代(子どもから親への波及が見込まれるため)
ウ
市民の皆様に実践していただく内容
横浜市の食品ロスや手つかず食品の現状を知っていただいた上で、
「毎月 10 日と
30 日(イーオ・ミーオの日)に冷蔵庫の中をチェックしてもらう」ことをお願い
し、賞味期限・消費期限が近いものや、肉・野菜・魚など傷みやすいものをムダな
く使い切っていただくことを呼び掛けています。
エ 展開
(ア) イベント等での啓発(取組の周知)
各区の区民まつりや、店頭啓発をはじめ、資源循環局が出展する地域イベン
ト等では、チラシやパネルを使って食品ロス削減の重要性を周知するとともに、
冷蔵庫に貼り付けられるマグネットや食品保存パックを配布し、協力を呼び掛
けています。
[冷蔵庫に貼り付けられるマグネットシート]
(イ)
Web媒体を使った広報
資源循環局のホームページ内に食品ロス削減に向けた特設ページを設置し、
ムダなく食品を使い切るレシピや食材の保存方法を紹介しています。
また、twitter を使い、毎月 10 日と 30 日の冷蔵庫チェックを呼び掛けています。
(3)
エコ・クッキング講座
環境事業推進委員や消費生活推進員を対象に、食品ロスを出さない調理法等を学んで
いただき、地域に広めていただくことを目的としたクッキング講座を開催しています。
ア 実施回数
平成 26 年度:1回(試行的に4区の環境事業推進委員を対象に実施)
平成 27 年度:4回(各区の環境事業推進委員・消費生活推進員を対象に実施)
イ 講座内容
・資源循環局からの食品ロス削減の説明
・食べきり協力店のPR
ウ
・東京ガスの環境講座(水の環境・食育等)
・調理実習と試食
今後の方向性
この取組をきっかけに、青葉区や南区では独自にクッキング講座が実施されるな
ど、各区において取組が広がりつつあります。
今後は、食品ロスの削減に特化したクッキング講座の動画制作や講演会を行い、市民の
方々に過剰除去、使い切りに配慮した調理方法などを幅広くご紹介していく予定です。
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