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<大町市・白馬村・小谷村エリア>についての考え方
資料 1 山岳高原を活かした世界水準の滞在型観光地づくり研究 <大町市・白馬村・小谷村エリア>についての考え方 1 目指すべき観光地のビジョン 1)どのようなタイプの観光地を目指すか ・大町市、白馬村、小谷村の3市村の観光エリアを「北アルプス地域」として、北アルプス山 岳エリアでヘルスツーリズムやスポーツツーリズムを中心として、里山では様々なアクティ ビティ等の観光コンテンツを楽しむ世界水準の滞在型観光地の形成を目指す。 2)どのような観光客を招き、どのような観光を楽しんでもらうのか ・国内外を問わず幅広い年齢層の観光客をターゲットとする。そのため、多様なメニューを用 意する。 ・北アルプス地域の雄大な山や森、里にふれ、季節に応じたアクティビティやイベントにより このエリアの文化・風土・歴史にふれた観光を楽しむ。 ・夏は、立山黒部アルペンルートと白馬・小谷の花三昧や登山、日帰りハイキングを、冬は、 スキーと湖でのワカサギ釣りをメインとし、これに国営公園や博物館や美術館、温泉地めぐ り、そば打ちなどの体験型観光等をあわせて、通年で楽しめる広域観光エリアとする。 2 顧客に売り出す具体的なポイント ・北アルプスの自然景観 白馬岳、杓子岳、鑓ヶ岳から五竜岳、鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳を経て、三俣蓮華岳、槍ヶ岳等と 餓鬼岳、雨飾山、風吹山、高瀬渓谷等 ・立山黒部アルペンルートと黒部ダム ・スキー場 大町 鹿島槍、爺ガ岳 白馬 白馬八方尾根、白馬岩岳、白馬みねかた、白馬さのさか、白馬五竜、HAKUBA47 小谷 栂池高原、白馬乗鞍温泉、白馬コルチナ ・湿原、自然園 大町 白馬 小谷 居谷里湿原、唐花見湿原、宮の森自然園、国営アルプスあづみの公園 姫川源流自然探勝園、親海湿原、白馬五竜高山植物園、八方尾根自然研究路 岩岳ゆり園 栂池自然園、角間池自然探勝園 1 ・湖沼 仁科三湖(木崎湖、中綱湖、青木湖) ・豊富な温泉 源泉の数 白馬 5 大町 5 小谷 11 ・博物館、美術館 大町 白馬 小谷 大町山岳博物館、大町エネルギー博物館、塩の道ちょうじや 、酒の博物館、 四季演劇資料館、「ラ・カスタ」ナチュラルヒーリングガーデン アートカフェ 森と人、ギャラリー夢民、菊池哲男 山岳アートギャラリー、 白馬美術館、白馬三枝美術館、白馬宮島工芸館 小谷村郷土館、千国の庄史料館 ・行事及びイベント 3 市村 共同開催 大町 白馬 小谷 塩の道祭り 立山黒部オープンカーニバル、雪の大谷ウォーク、針ノ木岳慎太郎祭、 やまびこまつり、若一王子祭り、アルプスマラソン、おおまち雪祭など 雪恋まつり、スノーハープクロスカントリー大会、サマーグランプリジャ ンプ大会、国際トレイルラン、白馬の夏祭り、花三昧など 中谷大宮諏訪神社例祭、塩の道トレイルラン、大網火祭り、栂池雪の祭典、 栂池サイクルクラシック、きのこ・新そば祭り、花三昧など ・四季を通じた多彩なアクティビティ 登山、ハイキング、サイクリング、ローボート、カヌー、フィッシング、ラフティン グ、気球、シャワークライミング、EX アドベンチャー、マラソン、ノルディックウォーキ ング、スキー、スノーボード、スノーラフティング、スノーモービル、森林セラピー等 3 大町・白馬・小谷エリアとしての直近の重点方針 ・「北アルプス地域」における観光資源の洗い出しを行い、広域観光のエリアと周遊コースの 設定を行う。 ・新幹線金沢延伸に伴う観光客の誘致促進を図る。 ・3 市村の観光エリアを周遊するための効果的な2次交通の体系について検討し、2次交通の 整備充実を図る。 ・各観光地の受け入れのために、現状の観光地の分析を行い、長期滞在に向けての戦略及び人 材育成計画、施設整備計画の策定を行う。 ・3 市村の連携を強化し、地域が統一認識のもと世界水準の観光地を目指すために、地域住民 や事業者、関係事業者などと調整を図り、協力体制の確立を図る。 ・観光顧客データ集計システムを構築し、それに基づく戦略的なマーケティングの策定。 2