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埼玉県産米販売戦略構築等業務委託 仕様書 Ⅰ 業務の概要

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埼玉県産米販売戦略構築等業務委託 仕様書 Ⅰ 業務の概要
埼玉県産米販売戦略構築等業務委託
仕様書
この仕様書は、埼玉県(以下「県」という。)が実施する「埼玉県産米販売戦略
構築等委託業務」(以下「本業務」という。)に係る受託候補者の選定に関して、県
が契約する事業者(以下「受託者」という。)に要求する本業務の仕様を明らかに
し、企画コンペに参加しようとする者(以下「参加者」という。)の提案に具体的
な指針を示すものである。
Ⅰ
1
業務の概要
目
的
客観的な食味ランキングで「特A」獲得を目指す「彩のきずな」の販売戦略を構築
する上で、埼玉県産米既存ブランド「彩のかがやき」の市場における現状とポジショ
ニングの分析を行うとともに、分析結果等に基づくプロモーション活動を行うことに
より県産米全体の消費拡大を推進する。
2
委託業務期間
契約締結日から平成29年2月28日まで
3
委託業務内容
(1)埼玉県産米の市場におけるマーケットリサーチ
・「彩のかがやき」の市場における現状とポジショニングの分析
・
「彩のかがやき」の分析結果を踏まえた「彩のきずな」のポジショニングの明確化
(2)県産米「彩のきずな」のブランドコンセプト及び販売戦略の構築
・「彩のきずな」のブランドコンセプトの明確化
・「彩のきずな」販売戦略の構築
(3)埼玉県産米のプロモーション活動の実施
・埼玉県産米「彩のきずな」の効果的なプロモーション活動の実施
・活動成果の客観的な把握
(4)報告書の作成
受託者は委託者と協議の上、次の報告書を作成し、CD-ROM 等により電子データを
併せて提出すること。
・上記(1)(2)の事項を取りまとめ、報告書を作成。(提出部数:10部)
・上記(3)の客観的な成果を取りまとめ、報告書を作成。(提出部数:10部)
【想定している事項】
○マーケットリサーチ
・効果的な結果が見込まれる調査手法の提案
・ブランドコンセプトがイメージできる調査対象の設定
○ブランドコンセプト
・食味ランキング「特A」獲得を目指す「彩のきずな」のポジション設定
・ターゲット(消費者層や販売先など)の設定
・ブランドの目指す姿の設定
○販売戦略
・ブランドイメージを浸透させるために効果的な手法、具体的な取組
・消費拡大に向けた効果的な手法、具体的な取組
○プロモーション活動
・効果的なプロモーション活動のターゲット・場所・時期の設定と実施
・効果的かつ効率的なプロモーション手法の提案と実施
【参考】
◇彩のかがやき
埼玉県農林総合研究センター(現埼玉県農林技術研究センタ)が育成し、平成14
年に品種登録された品種である。
平成16年から県産米としては初めて、県内の多くの量販店などで単一銘柄の埼
玉ブランド米として販売されるようになっている。
「彩のかがやき」は、コシヒカリ系の「祭り晴」、ササニシキ系の「彩の夢」の交
配で生まれた良食味の素質を持った米である。
また、稲に多く発生する病気であるいもち病や縞葉枯病、稲の害虫のツマグロヨ
コバイへの病害虫複合抵抗性を備えており、この特徴を生かして減農薬の栽培に適
し、安全・安心でおいしい米づくりが行われている。
◇彩のきずな
埼玉県農林総合研究センターが育成し、平成24年に品種登録された品種で、平
成26年から一般生産を開始したところである。
「彩のきずな」はコシヒカリと同様、アミロース含量が低いため、粘りが強くもっ
ちりもちもちした食感の良食味の素質を持った米である。
また、稲に多く発生する病気であるいもち病や縞葉枯病、稲の害虫のツマグロヨ
コバイへの病害虫複合抵抗性を備えており、この特徴を生かした減農薬栽培による
米づくりが可能である。
Ⅱ
1
契約に関する条件
再委託等の制限
受託者は、本業務の全部を一括して第三者に委託し、又は請け負わせてはならない。
ただし、業務を効率的に行う上で必要と思われる業務については、県と協議のうえ、
業務の一部を委託することができる。
2
権利の帰属等
本業務の実施により制作された成果物及び資料又はその利用に関する著作権、所有
権等に関しては、原則として委託料の支払いの完了をもって受託者から県に移転する
こととする。
3
機密の保持
受託者は、本業務を通じて知り得た情報を機密情報として扱い、目的外の利用、第
三者に開示、漏えいしてはならない。契約終了後もまた同様である。
4
個人情報の保護
受託者は、本業務を履行するうえで個人情報を取り扱う場合は、埼玉県個人情報保
護条例(平成16年埼玉県条例第65号)、知事の保有する個人情報の保護等に関す
る規則(平成17年埼玉県規則第73号)を遵守しなければならない。
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