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会期:2012年10月18日(木) 会場:大阪大学(豊中キャンパス) 待兼山
会期:2012年10月18日(木) 会場:大阪大学(豊中キャンパス) 待兼山会館会議室 アクセス:阪急宝塚線「石橋」駅より徒歩10分、大阪モノレール「柴原」駅より徒歩5分。 大学構内が広く、待兼山会館は、どちらから来てもわかりにくいです。時間に余裕をもってお越しください。 詳しくは、http://www.osaka-u.ac.jp/ja/access/toyonaka.html (学内マップ、施設番号35)。 【ワークショップ】10:30~13:00 講師:アルマ・キント(美術家) 対象:学生、院生ら15名程度(性別、学年、所属は問いません)、要予約(先着順、定員になり次第締め切ります) 参加費:無料 持ち物:筆記用具 ★進行は簡単な英語で行います。 ★午後のフォーラムにも参加していただけると大変うれしいです。 ★特別な技術は必要ありません。布や紙、色鉛筆等をつかってコラージュ等をつくります。 ★ゆっくりした時間を参加者とともに過ごすことも目的の一つです。見学のみの参加はお断りします。 【フォーラム】15:00~18:00 パネル1:アルマ・キント+ワークショップ参加者 パネル2:平野真弓(黄金町バザール キュレーター)+石原弓子(建築家) パネル3:呉夏枝(美術家)+松尾真由子(ブレーカープロジェクト事務局) パネル4:白井廣美(パフォーマンスアーティスト)+幅佳織(パフォーマンスアーティスト、Art_Plus-jp 代表) 全体ディスカッション/司会:中西美穂 対象:どなたでもご参加いただけます。予約不要 参加費:無料 ★パネラーによる事例紹介は各20分程度と長くありません。しかし多様な事例や、それに興味を持つ人々が交流する きっかけづくりになればと思い、4つのパネルと一つのディスカッションを用意しました。 コーディネーター:中西美穂 (アートプログラムディレクター/大阪大学文学研究科日本学博士後期課程) 主催:「「移動」から見た女性美術家の視覚表象の研究」 科研(基盤(B))(代表:北原恵) 後援:大阪大学大学院文学研究科・日本学研究室 ★予約・お問い合わせ:[email protected] 【フォーラムのパネルについて】 ✪パネル1:アルマ・キント(美術家)+ワークショップ参加者 アルマ・キントはフィリピンの美術家です。2001年~2004年 PAEA(フィリピン美術教育協会)代表、2004年~2007年 KAS HIBURAN(フィリピン女性美術家団体)代表をつとめ、フィリピン国内の美術教育や女性美術関係者たちのネットワーキン グを担ってきました。また、現代美術家としても「第八回ハバナビエンナーレ」(2003)、「第二回・横浜トリエンナーレ」(2005)、 「アジアをつなぐ―境界を生きる女たち 1984-2012」(2012~2013)に参加し、国際的に高い評価を得ています。このパネ ルでは、そのアルマ・キントが現在取り組むアートプロジェクトの一端を紹介するとともに、ワークショップ受講者が、自ら の経験をコメントします。 ✪パネル2:平野真弓(黄金町バザール キュレーター)+石原弓子(建築家) 「黄金町バザール」は、横浜市中区黄金町エリアで2008年より毎秋開催されているアートフェスティバルです。 黄金町地域は、第二次世界大戦後の復興から、高度経済成長期を経て現代にいたるまで日本が抱えた社会経済のゆ がみを経験してきた地域であるといわれています。特に1990年代には非合法の特殊飲食店が多様な文化背景を持つ 人々が生活する地域です。そのような地域で、アートはどのように受け止められ、また地域にやってきたアーティストは何 を感じるのでしょうか。パネル2では、黄金町バザールのキュレーターと黄金町で活躍する建築家が、現地での活動の様 子を紹介します。 ✪パネル3:呉夏枝(美術家)+松尾真由子(ブレーカープロジェクト事務局) 呉夏枝は在日コリアンとしての自らの文化背景を大切にしつつ、表現活動をつづける現代美術家です。彼女は現在、大 阪市西成区山王地区のデイケアセンター「みどり苑」で、「編み物をほぐす/ほどく」というワークショップを重ねています。 このワークショップは、ドヤ街と呼ばれてきた釜ヶ崎や、コテコテの観光地である新世界を含む同地区周辺で2003年より 芸術事業を展開するブレーカープロジェクトが企画しています。このパネル3では、アーティストの創作活動を地域活動 として行う時の楽しさや、難しさについて、アーティストと事務局が紹介します。 ✪パネル4:白井廣美(パフォーマンスアーティスト)+幅佳織(パフォーマンスアーティスト、Art_Plus-jp 代表) パフォーマンスアートは、時間や場所を支持体にアーティストが表現する現代美術の一分野です。1990年代前半よ り、日本各地で国内外のパフォーマンスアーティストが参加するイベントが自主開催されはじめ、そのイベントでの 出会いをきっかけに、日本のパフォーマンスアーティストが世界各地のイベントに、多くの場合は旅費を自ら用意し て出かけるようになりました。このパネル4で紹介するパフォーマンスアーティストの二人は同じグループに所属し ているわけではありません。しかし、いくつかの場面を共有し、それぞれに思いを持っています。活動や思いの相違 を紹介していただきます。 ★備考:アジアの女性アーティスト展「アジアをつなぐ―境界を生きる女たち (福岡アジア美術館/2012年9月1日~10月21日) ★10月19日(金) 1984-2012」 http://faam.city.fukuoka.lg.jp/exhibition/detail/23 20日(土) 21(日)と、神戸・大阪・京都のアートスペース&文化施設訪問ツアーを行います。 詳細はフォーラム終了後に発表します。興味のある方は合わせてご参加ください。