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再会 詩人になり損ねた私 初恋 花火大会 朝日 こころは今も
再会 忘れたはずの想い出 通り過ぎた過去 もう決して逢わないと誓った人 神様の悪戯でしょうか 想い出の中の 過ぎ去った過去の人が わたしの前にいる なんの抵抗もなく 昔の二人でいられる 体は大人になったのに こころは昔の子供のまま 詩人になり損ねた私 詩人になろうなんて ずーと昔の話しでした いまさらどうするの 詩人になりたいなんて 昔とは違う、今はただ 現実から逃げて 架空の言葉の世界にいたいだけ 弱くなったから 詩人になりたい 現実から逃げたいと考えてるだけ 神様がくれた贈り物 昔のように 純粋なこころはもうない いつまでもこのままいられるのかな また、別れの時がくるのかな 汚れた人生を歩み過ぎた …詩人にはもうなれない 神様の悪戯… これからのことは なにもわからない 花火大会 初恋 遠い昔 かすかな記憶の中に 残る少女 まだあどけなく 子供のままでした 少女に渡した 初めての私の詩集 いまも少女の 思い出になっているのかなあ 初恋の人 ふと夢の中での再会 現実では無いから 少女は少女のまま 私だけが 大人になっている 夢ではなく 現実で逢ってみたい …神様にお願いすれば 願いが叶うでしょうか 朝日 こころは今も あなたと行けなかった 花火大会 いつの日か 遠い昔の記憶の中に 浴衣を着て ずーと私を待っていたあなた 朝日を見つめる あなたとわたしがいます なぜ行かなかったのか すでに記憶もありません 場所も忘れた かすかな記憶です お互い大人になって 社会の醜さと 大人のわがままと 造り笑顔の世界にいます ものすごく ひどいことしました あんな日に 戻れたら きっと…泣かない こころだけは 今も 少女と少年のまま 戻れないから 毎日毎日 朝日を見て かすかな記憶を呼び戻し 泣いている そう信じて 生きていたい いまでは 信じたくない過去の事実 あなたに逢ったなら 謝るしかないですね 今日も どこかの花火大会 辛い昔の思いでが蘇る だいぶ年を取りました あなたも わたしも