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「見える化」ツールを使った分析推進の効率化 チューニング支援システム

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「見える化」ツールを使った分析推進の効率化 チューニング支援システム
チューニング支援システム
「見える化」ツールを使った分析推進の効率化
BAシステム
BEMS
中央監視盤
SatTool
メール受信
データ転送
SatTool
社外専門家
(設計者)
SatTool
SatTool
SatTool
・・・
防犯 Icont 空調 Icont ・・・ 照明 Icont
各員が事前に省エネ評価実施
メ ル討議等で事前検証実施
メール討議等で事前検証実施
メール受信
社内
専門家
社内
運用部門
社外専門家
(施工者)
※データ配信機能はPCの機能を活用
【省エネ専門委員会
省エネ専門委員会】】
・事前検証結果を基に、ある程度の見地を持って協議
詳細な検証・対策立案を実施
・検証はデータをその場で加工、分析しグラフ化
省エネチューニングの技術的な検討と恒久対策を
効率的(時間・コスト)に立案!!
11
チューニング 4つの視点
【視点1】設計意図に基づく最適運用とするチューニング
【事例
事例】
】 厨房外気処理空調機の適正運用
【視点2】初期不具合改善を目的としたチューニング
【事例
事例】
】 熱源熱交換器の制御センサ位置の改善
【視点3】運用形態に合わせたチューニング
【事例
事例】
】 勤務形態に合わせた設定値自動シフト機能の設定
【視点4】設備の高度チューニング
【事例
事例】
】 空調機制御パラメータ最適化
12
主なチューニング実施項目
現在も多くのテーマで省エネ継続推進中
「(財)省エネルギーセンター」で刊行されている「省エネチューニングガイドブック」の項目に沿って分類
13
省エネチューニングの成果 & 費用対効果
省エネ成果(年間総量)
費用対効果
■投資金額
【パナソニック電工汐留ビル】エネルギー消費原単位
(MJ/㎡・年)
2,500
6.3%
13.6%
18.4%
22.7%
2,000
29.0%
2,392
2,242
2,066
1,500
1,953
人件費
ツール費
追加計測
チューニング調整費
合計
■効果金額
1,850
1,700
NEDOプロ報告資料より
:
:
:
:
:
850万円
340万円
1,220万円
1,260万円
3,670万円
2003年度エネルギー費 : 36,730万円
1,000
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2005年度エネルギー費 : 32,300万円
省エネ成果(月別推移)
2003年 ー 2005年
:
4,430万円
14,000
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
12,000
■投資回収年
3,670万円/4,430万円 = 0.83年
10,000
[GJ]
8,000
・自社ビルという好条件下での
トップランナー事例
・既築ビルへの適用には課題多し
6,000
4,000
2,000
0
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
14
社内ビルにおける計測システム導入・未導入ビルの比較
(MJ/㎡・年)
電工ビル_エネルギー消費原単位比較
2,500
2004年度
2005年度
2006年度
2007年度
継続的に大きく削減
徐々に削減
2008年度
約5%削減
約20
20%削減
%削減
2,000
1,500
1,000
1
000
500
0
A
B
C
D
計測システム導入ビル
E
F
G
H
I
未導入
J
ビル
・既築ビルでのチューニングによる省エネ効果の潜在的可能性は大
15
1.のまとめ
ベースライン
竣工1年目
10%削減
「制御(空調・照明)」
に関わる方策の初期調整
制御システムによる省エネ
(ベースラインからは、36%削減)
竣工2~6年目
29%削減
チューニングによる省エネ
「負荷の削減」
「エネルギー消費の効率化」
に関わる運用改善
省エネ設備・機器が導入されていても、運用努力は必須
計測・制御システムがあれば、チューニング効果は大となる
今後の方向性
●獲得したノウハウの制御システムへの組込み
●継続的なチューニング込みでの計測・監視システムの提供
16
2.ネットワ
.ネットワーク標準化の動向
ク標準化の動向
17
ビルネットワーク標準化への取組み
ビルネットワーク標準化への取組み1
1
標準化の課題
★ビル内の通信インフラが共通化されていない
(照明制御、空調制御、OA系・・・)
★設備系ネットワークの通信プロトコルが複数存在し、相互接続が困難
(BACnet、LONなど)
★ベンダーとしては、複数のプロトコルに対応する開発、製品揃えはコスト負担大
★センサデータの機器表現、単位、精度が統一されていない
標準化に向けての取組み(例)
1.グリーン東大工学部プロジェクト
1.グリーン東大工学部プロジェクト
2.東京都環境科学研究所主催
2.
東京都環境科学研究所主催 オープン化研究会
3.省エネビル推進標準化コンソーシアム
3.
省エネビル推進標準化コンソーシアム
18
ビルネットワーク標準化への取組み
ビルネットワーク標準化への取組み2
2
標準化の方向性
★Webサービスを活用したインターネットフレンドリーの通信プロトコルの標準化
★計測データ収集・DB化、監視・制御のための通信I/Fに関する標準仕様構築
★エネルギー計測データの標準フォーマット策定
見える化のための
見える化のためのDB
DB構築
構築
現状システムからの
スムーズな移行
共通I/F
共通
I/Fの策定
の策定
実証実験による検証
19
取組み1 - グリーン東大工学部プロジェクト
20
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