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NO.54 - 由利本荘市
由利本荘市立由利中学校 校報 「チーム由利中 心ひとつに」 平成26年10月3日 根堀台だより 根堀台だより 第 54 号 校 訓 「 進 歩 (文 )」 「 健 康 (武 )」 「 協 力 (道 )」 マイバラード 課題曲そして全校合唱へ 一みんなで歌おう 心をひとつにして 悲しいときも つらいときも みんなで歌おう 大きな声を出して 恥ずかしがらず 歌おうよ 心燃える歌が 歌がきっと君の元へ きらめけ世界中に ぼくの歌をのせて きらめけ世界中に 届け愛のメッセージ 二みんなで語ろう 心をなごませて 楽しいときも うれしいときも みんなで語ろう 素直に心開いて どんな小さな 悩みごとも 心痛む思い たとえ君を苦しめても 仲間がここにいるよ いつも君を見てる ぼくらは助け合って 生きてゆこういつまでも 心燃える歌が 歌がきっと君の元へ きらめけ世界中に ぼくの歌をのせて きらめけ世界中に 届け愛のメッセージ 届け愛のメッセージ 明日10月4日(土)は、いよいよ「由利中祭」本番となりまし た。 由利中祭の準備に真剣に取り組んできた子どもたちですが、最も 時間をかけて頑張ってきたのはやはり「合唱コンクール」の練習で す。学級によってはあまりうまく進まない合唱練習に、時には感情 的になってぶつかったこともあったようです。そんな各学級の「合 唱コンクール」にかけた思いを込めて、それぞれの学級らしい歌声 を聴かせてほしいものです。 上記の歌詞は今年の課題曲「マイバラード」。全校合唱もこの曲 です。この曲は学校でよく歌われる「定番ソング」ですが、この曲の誕生について調べてみ ました。 作詞、作曲の両方を手掛けた○○○○さんは当時、中学校の教師でした。しかし、勤務し ていた学校はとても荒れており、音楽の授業はまともに成立せず、まして歌など歌うことは 決して無かったそうです。そんな状況の中、○○さんは「どうやったら、生徒は真面目に授 業を受けてくれるのだろう。どうしたら皆ちゃんと歌ってくれるのだろう。」と苦心してい ました。そんな中、ボランティア活動で障害をもつ人たちと一緒に音楽活動をしていて、そ の時に出会った仲間との活動を通してこの歌が浮かんだそうです。そして、 「マイバラード」 を荒れていた生徒たちに歌わせると、そのメロディに魅かれあまり歌わなかった生徒も歌い 始め、この曲が広がったといいます。○○さんがピアノに向かってから、わずか30分ほど で出来上がった曲ですが、その曲が全国の学校で今も歌い継がれています。 出だしの「みんなで」という歌詞がありますが、子どもたちは「誰のこと」を思い浮かべ るでしょうか。辛い時に、「誰か」から声をかけてもらったり、慰められたり、励まされた ことで救われたり、互いに助け合って「辛い状況」を乗り越えた経験は必ずあるはずです。 「みんな」は「家族」だったり、「友だち」だったり、「部活の仲間」だったりするかもしれ ません。合唱なので「クラス」だったり、「由利中学校」なのかもしれません。 「心をひとつに」した経験は今年もありました。総体の試合、野球の全校応援、クラスの 研究授業、由利中祭の準備、そして合唱コンクール等々。色々な場面でみんなが経験してき たことです。その瞬間を思い出しながら歌ってほしいものです。 「愛のメッセージ」という言葉に、子どもたちは少し面映ゆい気持ちになるかもしれませ ん。でも「家族愛」「仲間を思う心」「思いやり」「優しさ」と捉えると自然な気持ちになる のではないでしょうか。練習を重ねる毎に子どもたちの歌声の中に、次第にそんな「思い」 が感じられるようになってきました。「合唱コンクール」の取組を通して、さらに「学級」 や「学年」、そして「由利中」としての「まとまり」や「絆」を深めていければ幸いです。 明日の由利中祭「合唱コンクール」では、「チーム由利中 心ひとつに」由利中生一人一 人の「思い」や「願い」のこもった「愛のメッセージ」をご来場の「皆様のもとへ」お届け したいと思います。ご期待下さい。 3年 A 組の合唱 3年 B 組の合唱 2年 A 組の合唱 2年 B 組の合唱 1年生の合唱 全校合唱「マイバラード」の「愛のメッセージ」を皆様に届けます