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CX Aircraft Acquisiton Release 10 Aug 2011_J_final

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CX Aircraft Acquisiton Release 10 Aug 2011_J_final
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2011 年 8 月 15 日
ニュース資料
キャセイパシフィック航空
ボーイング社製の最新機材の購入により機材増強を継続
キャセイパシフィック航空は 8 月 10 日、運航機材の増強と近代化を図るため、新たに 4 機のボー
イング 777-300ER 型機と 8 機のボーイング 777-200F 型貨物専用機の発注についてボーイング社と
合意したことを明らかにした。
今回新たに発注した計 12 機の総額は、カタログ価格で約 256 億香港ドル(1 香港ドル=約 10.31
円)に上るが、通常の商習慣に則って相当額の割引が適用される。ゼネラル・エレクトリック社製 GE90
型エンジンが搭載される 12 機は、2013 年から 2016 年に渡って順次受領することになる。
同航空では現在、22 機のボーイング 777-300ER 型機を主要な長距離路線で運航している。すでに
確定発注済みの 24 機に今回の発注分を加えた合計 28 機を 2015 年までに受領予定である。これらの
機材を順次受領するのにあわせて、21 機のボーイング 747-400 型機、13 機のエアバス A340-300
型機などの旧型機材は今後 10 年以内に退役させていき、燃費と運航コストの大幅な改善が図られる。
ボーイング 777-200F 型貨物専用機はキャセイパシフィック航空では初めて導入される機種であり、
運航効率の低いボーイング 747-400BCF 型貨物専用機(旅客機からの改造型貨物機)に取って代わり、
貨物機材の増強のために購入される。なお 777-200F 型貨物専用機は、3,000 海里を飛行した場合、
積載貨物 1 トンにつき 747-400F 型貨物専用機比 15%、747-400BCF 型貨物専用機比で 24%燃費
効率が向上している。
最大 102 トンまで積荷を搭載して 4,900 海里を飛行できる 777-200F 型貨物専用機は、主に中距
離路線およびヨーロッパ路線に導入予定である。また同航空では、10 機のボーイング 747-8F 型貨物
専用機を確定発注済みで、9 月に 2 機、年末までにさらに 3 機が引き渡される予定となっている。最
大積載量約 130 トンの 747-8F 型貨物専用機は、主に香港/北米路線に導入予定である。
キャセイパシフィック航空では、現在 21 機の広胴型の貨物専用機を所有しており、そのうち 2 機
のボーイング 747-400BCF 型貨物専用機は中国国際航空との合弁事業会社に売却される(すでに別の
同型機 2 機を売却済)。また今後、1 機もしくは 2 機の同型機を航空貨物運送業の子会社 AHK エアー・
ホンコン社に追加でドライリース予定である(すでに 2 機がドライリース済)。新規発注分の機材を受
領し、ボーイング 747-400BCF 型貨物専用機を手放すと、2016 年までに同航空の所有する貨物専用
機の機材数は 35 機となる。
2019 年までに受領予定の確定発注済み機材は、今回の新規発注を加えると 79 機の広胴型旅客機と
18 機の貨物機の合計 97 機となる。総カタログ価格 2,000 億香港ドル相当にのぼる機材の内訳は、
28 機のボーイング 777-300ER 型機、19 機のエアバス A330 型機、32 機のエアバス A350-900 型
機、10 機のボーイング 747-8F 型貨物専用機、および 8 機のボーイング 777-200F 型貨物専用機と
なる。
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キャセイパシフィック航空のジョン・スローサー最高経営責任者は「今回の新たな機材発注は、よ
り最新で運航効率の高い機材を運航することに加え、ホームタウン香港の発展を後押しすることにも
つながり大変喜ばしく思う。ボーイング 777-300ER 型機は非常に優れた機材であり、我々の長距離
路線の運航に大きく貢献している。ボーイング 777-200F 型貨物専用機は運航コストを抑えながら積
載航続距離を伸ばすことが可能で、貨物専用機全体の運航効率の改善に寄与する。」
「ボーイング 777-200F 型貨物専用機を含めた新しい運航機材は、今後 10 年間にわたり我々の機
材ラインアップを最適なバランスに保ち、効率の良い事業運営とより環境にやさしい運航を実現する
ものとなる」と述べている。
同航空では新しい運航機材への投資の他にも、旅客および貨物の国際運航拠点としての香港の地位
向上をはかるために様々な投資を行っている。最新のビジネスクラスの座席を含めた新しいプロダク
トとサービスのために今後 10 年間に 10 億香港ドルを上回る額を投資し、併行して香港国際空港には
総事業費 55 億香港ドルをかけて 2013 年早期より供用開始予定の新貨物ターミナルを建設している。
ボーイング 777-200F 型貨物専用機(写真上)と
ボーイング 777-300ER 型機(写真下)のグラフィックイメージ
本件に関するお問い合わせは
『キャセイパシフィック航空』広報
エンゴー株式会社 担当:矢島瑠衣子、坂本徳土
TEL: (03) 6277-8118/FAX: (03) 6277-7352
キャセイパシフィック航空ウェブサイト: www.cathaypacific.co.jp
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