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EMOハノーバー2013 最新技術を欧洲市場にアピール 5軸加工機を
EMOハノーバー2013 最新技術を欧洲市場にアピール 世界の工作機械メーカーが出展し、規模・内容とも世界最大クラスの工作機械見本市「EMOハノーバー2013」が9 月16日から21日の6日間ドイツのハノーバーメッセで開催されました。会場のハノーバーメッセでは17万6,283㎡のス ペースに世界の工作機械、工具、周辺機器メーカーなど総数2,100社が出展していました。出展の7割の1,600社が欧州 からで、ドイツからはホーム開催であり800社を占めていました。アジアからは370社で、その内日本からは約70社が 参加しました。 今回のEMOのテーマは「インテリジェンス・イン・プロダクション」で、これに沿って知能化に注目してロボット による自動化・無人化の出展に各社力を入れていました。来場者は、前回2011年の開催と比べ5,000人ほど増えて約 145,000人となりました。 5軸加工機をアピール 今回のマツウラブースは、長方形で通路に面して機械を配置しブースの外から機械がよく見える配置としました。ま たブースの上部には、マツウラマークの楕円をイメージしたモニュメントにより遠方からでもブース位置が分かる工夫 をしました。今年7月に発表した大型の5軸加工入門機の5軸制御立形マシニングセンタ「MX-850」を初出展しまし た。その他では、5軸制御立形マシニングセンタ「MX-520」、「MAM72-35V」、大型の5軸制御横形マシニングセ ンタ「MAM72-100H」、パレットサイズ500mm角で4軸にDDモーター(ギアを使わず直接モーター駆動)を採用 した横形マシニングセンタ「H.Plus-405」と全部で5機種を展示しました。 また5軸加工機の稼働を上げる為に必要なソフトとして、マツウラが推奨するCAMシステム「GibbsCAM」とプロ グラム支援ソフト「CAMPLETE TRUEPATH」を展示しました。 4|2013 October|Matsuura News! マツウラのホームページ http://www.matsuura.co.j p | 1882 市場ニーズに合わせた加工実演 今回のEMOショーのテーマに合わせて、「MX-520」では、ワークの脱着をロボットで行うシステムで無人運転対 応をアピールしました。「MX-850」では、そのロボットアームの部品を加工。「MAM72-35V」では、トランス ミッション部品と5軸加工が必要なインデューサー部品を加工。「MAM72-100H」では、D600×H200mmで 材質S45Cと大型で重切削が必要な部品を加工しました。ロボット付加した「MX-520」では多くの方が注目され、 欧州市場でもロボットなどを使った自動化システムに高い関心が寄せられていました。 1883 | マツウラのホームページ http://www.matsuura.co.j p Matsuura News!|2013 October|5