20.小学校教員による保育所研修

20
１
小学校教員による保育所研修
目的
・
幼保・小一貫指導に対する意識の高揚を図る。
・
小学校教員が保育所を訪問し、保育参観や、保育士や子どもたちとのふれあいを通し
て、お互いに顔見知りになるとともに、幼児教育を体感し、子どもの育ちや学びの連続
性を理解する機会とする。
２
研修の流れ
・
園長先生に挨拶する。
・
園の指示に従って、クラスに入らせていただき、後はしっかり幼児教育に浸る。
・
途中、保育士の先生方に自由に話しかけたり、質問したりして自主的に深める。
・
研修終了時刻１０分前頃になったら、園児や先生方に挨拶する。
・
園長先生に挨拶をして退園する。
・
保育所研修で感じたことを感想用紙に書き、担当へ提出する。
（できるだけその日のうちに）
・
教職員の感想をまとめて各園にお礼の文書に添えてお渡しする。また、教職員に配布
し、感想を共有することで研修を深める。
（小学校教員の感想）
朝、保育園に来てから活動するまでの子どもたち
の様子を見ていると、子どもたちは自分のことがし
っかりとできているのだなあと感心しました。椅子
の座り方や話の聞き方など、一つ一つ丁寧に指導さ
れていました。
活動の前に子どもたちの行動を予想して、それに
対する注意事項を話されるので、子どもたちが安心
して活動できているように思いました。また、子ど
もたちへの筆の配り方など、子どもたちに身に付け
て欲しいことを、まずは先生方がきちんとされてお
り、自分の指導の仕方を反省しました。教室を出る
ときに左右を確認させたり、廊下に給食の掲示がし
てあったりと、園内の環境や生活の中に子どもたち
が自 然 に いろ い ろ な こと を 学 べる しか けが して あ
り、すばらしいと思いました。
（小学校教員の感想）
小学校に上がる前にど
んな環境で過ごしてどん
なことをしてきたのかを
実際に目で見ることで、
小学校での生活や学習に
ついて改めて考えるよい
きっかけになると思いま
した。