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国立函館だより 第32号 - 国立病院機構 函館病院
■発 行 所 独立行政法人 国立病院機構 函館病院 ■ 発 行 責 任 者 :副 院 長 伊 藤 一 輔 T04」 -8542 18番 16号 T巨 L0438-5」 -628」 ○ 」38-54-6288 F∧ 函館市川原町 )く 尋′ ´ ¨ ´ r ﹄、 ふ 基…1島 ホ ー ム ペ ー ジ ア ドレ ス llttp:〃 h∩ h― httsp lp/ 地域医療連携室 直 通 丁 巨 L 0438-51-3876 く 0120-750-766 直 通 F∧ 〉 : 明けましておめでとうございます。 院長 石 坂 昌則 新年 明 け ま してお めで と うございます。 み な さん の正 月 は如何 で したか 。 私 は いつ もの よ うに家 族 全員 が年 末 に集 ま り、 子 供 た ち、孫 た ちを入 れ て 12人 の大 家 族 とな り、 賑 や か な正 月 で した 。孫 は4年 生 を筆頭 に、 2年 生、 2才 、 1才 と4人 いて 大変 です が 本 当 に可愛 く、家 族 が 健康 で 集 まれ るとい うのは幸せ な ことと思 います。 医療 は、 この よ うな家族 の幸 せ と健康 を守 る大切 な仕事 です 。 この 医療 が 今 は 大変 な危 機 に 陥 つ て い ます。 み な さんが 気付 いた 時 には あ ち こちの病 院 が 無 くな り、 充 分 な 医療 が受 け られ な くな る可能性 が あ ります。 医学部 を作 つて 、 医師 を増 や そ うと い う動 きが あ ります が 、 これ か ら一 人前 の 医師 とな るの に は 10年 以上 かか ります。 今 は、 そんな悠長 な時代 では あ りませ ん。 どこに行 つたのか、若 い医師 が極端 に減 つて、現状維持 が精 いつぱ いです。現在勤 めてい る医師 も、 年 々年 を とって行 きます。 10年 も持 つ病 院 は 限 られ て き ます。 臨床研修 医制度 が新 し くな って、若 い 医師 が都会 に流 れ 、地方 へ は来 な くな り、大学病 院 で さえ、 医師 が集 ま らな くな って います。 この制度 を早急 に変 えなけれ ば と思 って います が、 一 度変 えた制度 を 国 は改 め よ うと しませ ん。 本 当 に 困 つた ものです。 そ の 中 で、 国立病 院 は職 員 も、 患者 さん も人 間 と して の 誇 りを失 わ な い よ うに大 事 な人材 と し て大切 に して い くことを信 念 として頑 張 つて います。 この大変 な時代 に、 みな さんの応援 を必 要 として います。 今年 も国立病 院 を よろし くお願 いいた します。 炸 rI 欝 :l暑 す 暑 いま 暑 ][,ど 昨年 6月 に当院 の看 護 師 2名 が リンパ 浮 腫 指 導技 能 者 の 資格 を取 得 し、 道 南 がん術後)外 来」がオ ープンしま した。現在 まで に約 20名 の 地 区初 の「リンパ 浮腫 (手 し 新規の患者 さんが治療を受 けて リンパ 浮腫が改善 して います。 今まで、北海道内で リンパ浮腫外来を行 つて いる病院は札幌 と旭川だけに しかな く、 道南地区の リンパ浮腫 の患者さんは、札幌などに通院 して いる方も多く、地元で治療が 出来 るとい う喜びの声 も聞 こえてきて います。 現在は上肢 リンパ 浮腫 だ けですが、地域 で リンパ 浮腫 で悩んで いる患者 さんの期 待 に応 える ことがで きるよ う、 さ らに資格取得者 を増や し、下肢 リンパ浮腫 の 治療 も行 いた い と考えて います。 絨 lliiil:lllllll 二 L噸 場 L‘ 機 説一 ◆ リンノヽ浮腫外来の ご案内 ◆ 毎週火曜 日 (予 約 のみ ) 【お問い含せ】国立病院機構函館病 院相談支援室 口 0138-51-0229 _ けV 』簑11 “ 骨 の 痛 みの 治療 につ い て ■ 当院ではメタス トロ ン注 (ス トロンチ ウム ー89)の 治療を行 っています。■ 放射線科診療部長 斉藤 明男 「メタス トロン注」 は2007年 に認可をされた、がんの骨転 移 による骨の痛みを和 ら げるための注射で、治療 に適 した放射 線 が放 出 され ます。既 に当 院の放射線科で も 開始 を してお り、道南地 区で は―番の実施件数 とな って い ます。ただ、 この薬の認 , 可前の予想 に反 して 使用件数 は全 国的 に少な い状況 にあ ります。その原 因 と して、 この 治療が―般 に広 く知 られ て いな いとす る分析 もあるよ うです。そ こで 、 もう少 し詳 しく説 明を致 します。 「メタス トロン注」 は手術や、化学療法、 内分泌療法、鎮痛 薬、外部放射線治療法な ど、従来 の 治療法で コン トロール で きな い患者 さん に適応が あ ります。注 射 され る と骨の成 分であるカル シウ ム と同 じよ うに骨 に運 ばれ、がんの骨転 移部位で は長 くとどま り、 その部位 に放射線があた る こ とに ゛ よ って痛みがやわ らく と考 え られて い ます。 が ん の 骨 転 移 に よ g痛 み の 原 因 この 薬 か ら放 出 され る放射線 は ベー タ線 とよばれ、体外 へ の放 射線 漏 出は極 めて少な く、放射線障 害 を気 にか ける必要 はあ りません。 現 在、世界42カ 国で承認 ・使用 され、鎮痛 薬 と してその 有用性が高 いこ 大す くな り 脅の中の神経 などt 刺激す ぎ がん細胞が 物質Z とが評価 されて い ます。 "J漱 産生す 3 ●t移 細 立│ 酸性が強まつ 刺激とな3 がん の骨転移 によ る痛 み で お 悩 み の患 者 さん とその ご 家族 の方 は 主治医、若 しくは当院相談支援室 にご相談下 さ い。 体外照射 とス トロンチウム治療の違 いって ? 多 <の 場合 、「放 射線 をかけ る (照 射 す る)」 とい うと きは、 文字 どあ り、体 の外 か ら骨転移部 に放 射線 をあ てる方法、 つ ま り「 体 外照 射」 を意 味 します。体外照射 では 骨 の痛 みの 緩 和 に加 え腫瘍 制御 にも効 果 を 発揮 します。 一 万、 ス トロ ンチ ウム治療 も放射線 を利用 す る放射 線治療 の―種 ですが、体 外照射 の ような 除 痛以外 の効 果 は望め ません。 骨の痛 みの 緩 和のみ が 目的 です。 しか し、転移 の部位 が多 <て 体外照射 が 困難 な際 に、特 に多数 の骨転移のあ る場合 にはとても有用 であ ると考 え られ てい ます。 平しがん、肺 がんな ど種 々の がんの骨転移 に対 して、 当院 では体外照射 とス トロンチ ウ ム治 療 の両方 を受 け る ことが できます。 ■ 国 立病 院機 構 函館 病 院放 射 線 科 の紹 介 ■ 当院では 2名 の 日本放射線治療学会認定医の他、専門の資格 (※ )を 取得 した診療放射線技師 (2名 ) と専任の看護師が診療 に当たっています。また、 リニアック (放 射線治療装置)は 昨年 3月 に更新 し、 順調に稼働 しています。放射線治療室は本 目調になってお り、落ち着いた雰 囲気の 中で治療をうけて もらうことが 出来ます。 後 列右 よ り、斉藤放射線診療部 長、大 内放射線科 医長、 越智 RI検 査主任、小林 副放射線技 師長。前列、前 田看護 師 ※放射 線治療専 門放射線技師及び放射線治療 品質管理士 2 とい 2月 20日 (日 曜日)に 国立函館病院マンモグラフィーサンデーを実施します 昨年 70月 17日 (日 )に NPO法 人」・POSHが 行 って いるジ ャバ ン・ マ ンモ グラフ ィー サ ンデ ー (」 MS)に 参加 し、 当院 には35名 の乳がん検診の受診があ りま した。 しか し、 定員 を大幅 に超 える 申 し込みが あ り、やむ を得ず受診 をお断 りしな けれ ばな らな い 人が 多数 あ った 状況 で した。 これ を受 け、 子育てや仕事 を持 ってιヽ る女 性 のた め に 当院独 自で マ ンモ グラフィーサ ンデーを実施 する こ とと しま した。 実施 日 :平 成23年 2月 20日 (日 曜 日) 無料クーボン券をお持ちの方はお急ぎください お問い合わせは 病院代表 :0138-51-6281内 線317ま で ! 暴 ます 16地 方の町や地域の女性団体とタイアップした事Lがん請演会を開催してしヽ 講 演会 は小室一輝外科 医長 を筆頭 と した乳がんチ ームで 地方の町 に出張 し、小室外 科 医長が乳がんの基礎 知識や検診 の大切 さな どを講演 した 後、布施 ・ 藤尾 の両看護 師 (リ ンパ 浮腫指導技能者 )が 乳 がん術後 の リ ンパ 浮腫 についてや 自己検診の方法について、 がん治療の薬の効き目や副作用について、 川口副薬剤科長力浮し 木幡栄養 管理室長ががん予 防のため の 食生活の見直 しにつ いてそれぞ れ の立場 か ら講演 を行 って います。講演会の後 は乳がんの しこ りがある胸 のモデル を使 って しこ りの感触 を実 際 に体験 して いただ り、 自己検診 の方法 を習 得 して いた だ いて お ります。 この活動 によ って医療情報が届きにくい地方の方が乳がん につ いて理 解 し、 よ り 多くの方が定期的に乳がん検診を受けて いただ ける ことを期待 しています。 【 平成22年 度講演会開催報告】 )八 雲町熊石 (1日 熊石町)参 加者35名 9月 9日 (月 )せ たな町 (旧 瀬棚町、北桧山町、大成町)参 加者60名 10月 22日 (金 )奥 尻町 参加者44名 1月 20日 (木 )南 茅部地区女性団体 参加者46名 8月 23日 (月 南茅部 における 「乳がん講演会」 と い 乳が ん患 者 さんを集 め「 お しゃべ り会」を実施 して い ます 同じ悩みや不安を抱える患者さん同士が打ち解け合い、前向きな姿勢で治療 に臨んで もらうことを 目的と して昨年 10月 よ り乳がん患者サポー トチームを立ち上げました。乳がんサポー トチームでは乳がん患者さん を集めた 「お しゃべ り会」を実施 しています。小室一輝外科医長を筆頭に相談支援室の看護師 。ソーシャル ワーカーなどでサポー トして います。 12月 に行った 「乳がん患者さんのためのお料理教室」では、実際に料 理 を しなが ら栄養 バ ラ ンスの とれ た食事方法 を学 び ま した。今 後 も定期 : 的 に開催 す る予定で、 医師の ほか、看護 師 ・ 薬剤 師 ・ 管理 栄養 士な どの ミ ま す 。 輔 5翼F` [■で 推 需層 2月 16日 (水 )14100∼ 1 デ (「 リンパ 浮腫 につ いて」の勉強会を開催 します) お問い合せは 相談支援室直通 0138-51-0229 12月 の 「お しゃべ り会 (お 料理教室 )」 の様子 3 国立函館病 院 劉 健 康腰 釧 0開 催 維 , 今年度 も 「地域 の皆様 と健康 を楽 しく学 ぶ 」 をテ ー マに健康 ま つ りを9月 12日 (日 )に 開催 しま した。今 回 で 4 回 目の 開催 とな る健康 ま つ りです が 、天気 に も恵 まれ た こと もあ り、過去最高 の700名 を越 え る方 に参加 して い ただきま した。今 回 か ら職 員 による ミニ コンサー トや ヨサ コイな どア トラクシ ョン要素 の ものが増 え、 さらにパ ヮー ア ップ した内容 とな りま した。 今年度 の健康 ま つ りの内容 については、以下 の とお りです。 講話 0ア トラク シ ヨン コー ナ ー 医療講演 (各 回45∼ 50名 ) 「乳 がんについ て」 」ヽ 室外科医長 ・藤尾看護師 寺井検査技師 。金子放射線技師 「心肺蘇生法 レクチャー と実演」 BLS推 進委員会 「わか りやす い心不全 について」 広瀬循環器科医長 「アス ベ ス トによる健康被害 について」 若林呼吸器科医長 ア トラクシ ヨンコーナ ー 「いか踊 り体操」 (60名 )水 谷 員貴子 さん 「笑 い ヨガ」 (60名 )佐 藤英代 さん 「 ミニ コンサー ト」 (160名 )当 院職 員 職 員 に よ る ミニ コ ンサ ー ト いか踊 り体操 健康 チ ェ ック コー ナー ◎血管年齢沢1定 (血 圧脈波 ABI)(30名 ) ◎動脈硬化 のチェ ック (総 頸動脈 エ コー )(100名 ) ◎骨密度浸1定 (100名 )◎ 肺年齢 (肺 活量 )沢 1定 (29名 ) ◎ メタボチェ ック (身 長、体重、体脂肪率、腹囲浸1定 )(82名 ) ◎乳 がん 自己診断 (ビ デオ放映 と実技 )(8名 ) ◎糖尿病 コー ナー 。自己血 糖浸1定 (130名 ) 。つ め切 り等 の フ ッ トケア (2名 ) 相談 コー ナ ー ◎医師 による健康相談 (18名 ) ◎薬剤師 によるお薬相談 (16名 ) ◎管理栄養士 による栄養相談 (29名 ◎看護 師 による看護相談 (19名 ) ◎緩和 ケア コー ナー (4名 ) ) 」‐す 一 個談 相 6天 コー 体験 コー ナ ー ◎ 一 次救命措置 ∼AEDの 取 り扱 い を含めた心肺蘇生 の練習 ∼ ◎手洗 いコーナー ∼ きれ い な手 の洗 い方講習会 ∼ (155名 ) ◎病院体験 ・見学 (手 術室体験 ∼放射線機器見学 ) (4回 実施 各 15名 ) 動脈硬イ しの チ ェ ック (総 頸 動 脈 エ コ ー ) 日立ギャラリー ◎写真 ・絵画な どの展示。 地域の皆 さまか ら10点 の作品を提供 いただ きま した。 体験 コーす一 看護学校 フ リー マーケ ッ ト ◎看護学校 によるフ リー マー ケッ ト。売上金53,150円 は「乳 がん をな くすほほえみ基金」に募金 いた しま した。 国立ギャラリー(展 示 コーナー) YOSAKOlコ ー ナー ◎職 員で結成 したチー ムによる力強 い演舞 を披露。 ア ロマセラピーコーナー ◎手 ま たは足 の ア ロマセ ラ ピー の 実 施 (16名 ) パ ネル コー ナー YOSAKOI演 舞 ◎各種病気 に関す る こと 。気管支喘息、心不全、前 立腺肥大 について ・乳 がん、肺 がんについ て ◎ そ の他 ・放射線治療 の紹介、栄養管理室 の取組、 感染管理室 常 に新 しい もの を取 り入れ な が ら、 回数 を重 ね る ご とによ い もの にな つて きてお り、来場者 ア ンケー トの結果 か らも 非 常 に満 足 して帰 つて も ら う こ とが で きま した。 最近 では、 来場 され る方 々 も目的 を持 つて参加 して くるようになって きてお り、健康まつ りは一つの地域 の行事 となって 経営企画係長 佐藤 秀幸 きて い る と感 じます。 4 ∼ ランチ バ イキ ング 実施 の 報告 ∼ 栄養管理室 当院の糖尿病勉強会「ク ロ ッカ ス」は 「見て 1 選んで 1 美 味 しく食 べ て 楽 しく、糖尿病の こつをつか もう をテ ーマ に 「糖尿病 ラ ンチ バ イキ ング」 を昨年 10月 14日 に実施 しま した。 当 日は患者 さんだ けで はな く家族 の参加 もあ り大変喜 ばれ、次 回の開催 を希 望す る声を多 くいただき ま した。 また近隣の医療機 関か らの紹介患者 さんの参加 もあ り、 当院の外来患者 さ ん も含 め53名 が ラ ンチ バ イキ ングを 楽 しみ なが ら食事療法 を学 び ま した。 会食の前 に伊藤副院長 か らのお話を いただき、続 いて私か ら食事療法の重要性 とバ イキ ングでの料理の選び方や基本的な食品交換 につ いて説明を しま した。 会食が始 まる と、栄養士 は料理の説 明や食事の相談 を受 けるため会場 を回 りま した。食後の質 問 ・相談 タイ ムで は 「お酒は どの程度飲めるか」 「味付 けの工夫を教えてほ しい」 「塩 分を減 らす には どう した らよいか」 「ケ ー キ は どの くらい食 べ られ るか」等 に伊藤副院長のア ドバ イス もあ り活発 に意見 や質 問が 出て い ま した。良 い雰 囲気の 中で患者 さん を迎え られた こ と、 また 気持 ちよ く帰 つて頂 いた ことは 当院職員のチ ーム ワー クがあ ったか らだ と思 っ て い ます。 ア ンケー トか らも 「また、参加 した い」 「量や味を具体 的 に見 ら れたので勉強 にな った」 「中身 の 濃 い ランチ バ イキ ングで した。 食事の大切 さを痛 感 しま した。」 等 の コメ ン トが あ りま した。2月 には入 院患者 さん と 家族 を対 象 に開催 の 予 定で す。 治療 の 一 環で もあ る食事 療 法 と して今 後 も継 続 して い く予定です。今 回の「ラ ンチ バ イキ ングは」NHKテ レビ (「 つ なが る @道 南」)・ ラジオ (「 どどん と道 南 ラジオ」 ) で も紹 介 して いた だ き大 変話 題 にな り NHK「 つながる@道 南」に出演 ま した。 木幡 恵子 ! │」 ランチバイキング ︲ 、 ●一 一 ヽ お 擦 患者 さんが選んだ食事の 一例 属 看壇 学れ た よ り 謝 意 寒中お見舞 い申 し上 げます。年 が明 け、閉校の卯年 を迎 える ととも に、当校の閉校準備 も佳境 に 入 つてお ります。 さて 、昨年 、最 後 の卒 業 生 とな る学 生 31名 で ク リス マ ス病 棟 慰 間 をさせ て頂 き ま した 。 お世 話 にな つて い る患 者 さ ん に少 しで も感 謝 の 意 を表 した い と 1期 生 が始 め た慰 間で す が 、閉校の期 た事には感慨も一入で した。31名 の学生は、来る 3月 4日 に卒 となる29期 生 に迄綿々と受け継がれて しヽ 業式を迎えますと、当校の卒業生 │よ 1207名 とな り、同日に同窓生も交え、閉校式が執 り行われます。 勝手乍 らこの紙面 をお借 りし、昭和 54年 の開校以来お世話 にな つた 患者さん 、当校の運営 にこ尽力 を頂しヽ た全ての方々 へ 全卒業生 を代表 して深謝 申 し上 げます とともに、皆 様 か ら頂いた こ教示の数々 を心 に留め各々の道を歩んで参 る所存です。 教育主事 皆様、本当 に有 り難 うこざいま した。 最後 の ク スマス病棟慰 間 渡島地区看護学校合同 スポーツ大会にて 三好 29期 生 入 学 式 康子 地域医療連携室 ・看護部 ・臨床研究部 ・ 臨床研修 プ ログラム委員会の合 同教育講座を月 1回 開催 してお ります。 第 50回 「 下 肢 静 脈 瘤 に つ い て」 心臓血管外科 医長 太齋 公隆 平成 22年 9月 9日 (木 )参 加者 45名 第 51回 「最 新 の 不 整 脈 治 療 」 循環器科 医長 広瀬 尚徳 平成 22年 10月 14日 (木 )参 加者 54名 第 52回 「 リンパ 浮 腫 につ いて 」 リンパ浮腫指導技能者養成協会チーフインス トラクター 大塚 俊介 第 53回 (月 )参 加者48名 相 談 支 援 室 っ て な ぁ ∼ に ??」 相談支援室 徳 山 千絵 ・ 酒本 清― ・ 中村 沙織 「 介護保険講座 平成 22年 12月 8日 (水 )参 加者 34名 第 54回 書︷ 平成22年 11月 29日 先生 「 国 立 函館 病 院 にお ける 院 内臨床 情 報 シス テ ム の 開発 ・ 構 築 と、 地域 の 医院・クリニックとの画 像連 携 一バーチャルレントゲン室の考案と運用一」 臨床研究部長 米澤 一也 平成23年 1月 27日 (木 )参 加者28名 国立函館病院緩和医療講演会の報告 北海道大学麻酔科 名誉教授 鋼物 修 先生 「 がんの痛みの治療の変遷」 平成 22年 9月 27日 (月 )開 催 参カロ者 42名 第 2回 国立函館病 院肝 ・ 胆 ・ 膵 疾 患 セ ミ ナ ー の 報 告 「 膵 ・ 胆道癌 の早期診 断」 川崎医科大学付属病院肝胆膵内科医長 吉 田 浩司 先生 平成 22年 10月 13日 (月 )開 催 参加者 46名 特 別講演会 の報告 「 胃 が ん 手 術 ―現 在 ・ 過 去 ・ 未 来 」 東京大学大学院医学系研究科消化管外科学・代謝栄養内分泌外科学教授 瀬戸 平成22年 11月 12日 (金 )開 催 日 テーマ 時 平 55回 第 噂幌観詠l(火 平 56回 第 V金 ∫ 輝滉湯湿 ) ) 先生 参加者51名 講 「脳の病気 ―脳卒中の診断と治療 ― (仮 題)」 「千 の風になって 一心臓病のお話 し―(仮 題 )」 泰之 師 医療法人雄心会 函館新都市病院 理事長 伊藤 丈雄 先生 │ 国立病院機構北海道医療 センター 循環器内科診療部長 岡本 洋 先生 ヽ ロ くださし 鐵難峨轟鑢 鑢饉畿菫構 蝿滲鸞1簿 燎嘔略Ψ,ど なたでも参加できますのでお気軽にご参カ お問い合わせ先は地域医療連携室 lTEL 51-3876)ま でお願 いします。 6 Ⅲ2が ん薬物療法認定薬剤 ノフ 匡 ξ 5諷 亀 婁 [71≧ 層 蓄 霊 ⊆ 海 他 こ 就 いて 仕 事 を して い ます が、 そ の 免許 とは別 B雨 によ り幅広 く中身 の 濃 い 医療 を提供 す るた め に各種 の認 定や資格 を取得す る こ とが求め られて い ます。 当院で も各種 の認定 ・ 資格 を もったスタ ッフた ちが 日々活躍 して い ます。 この コー ナ ーで はそんな スタ ッフた ちを数 回 に渡 って 紹介 いた します。 第 二 回 目はがん 薬物療法認定薬剤師の紹介です。 が ん薬物 療 法 認 定 薬剤 師 につ いて 「 が ん 薬 物 療 法 認 定 薬 斉」師 」 と は 日本 病 院 薬 斉l師 会 が 認 定 す る が ん 薬 物 療 法 の 認 定 薬 剤 師 で す 。 日本 病 院 薬 斉l師 会 の 認 定 す る研 修 施 設 に お い て 、 3ヶ 月 の 講 義 を 含 む 実 務 研 修 を 行 い 、 師 認 定 試 験 に 合 格 、 が ん 領 域 の 講 習 会 の 所 定 の 単 位 数 取 得 等 そ の 他 条 件 を ク リア し、 認 定 審 査 に合 格 す る と資 格 が 与 え られ ま す 。 近 年 、 高 度 複 雑 化 す る が ん 化 学 療 法 を 安 全 か つ 有 効 に提 供 す る た め に 高 い 専 門 性 を 有 した 他 職 種 に よ る チ ー ム 医 療 が 推 進 さ れ 、 さ ま ざ ま な 職 種 が 連 携 して ,安 全 で 有 効 な 化 学 療 法 を 患 者 に提 供 廣 正 拓也 薬剤師 す る こ とが 求 め られ て い ま す 。 が ん 薬 物 療 法 認 定 薬 斉」師 の 主 な 役 害」は 、 安 全 に化 学 療 法 が 施 行 さ れ る た め の 適 切 な 抗 が ん 斉」 調 製 、 医 師 や 看 護 師 と共 に レ ジ メ ン (化 学 療 法 の 実 施 計 画 )の 内 容 を 精 査 し医 療 事 故 防 止 へ の 貢 献 、 患 者 へ の 薬 斉」の 副 作 用 や 治 療 ス ケ ジ ュー ル に つ い て 説 明 、 副 作 用 対 策 の マ ネ ジ メ ン ト、緩 和 ケ ア の 実 践 な ど が あ げ られ ま す 。 これ か らも がん 薬 物 治 療 の質 の 向上 に努 め 、患 者 さ ん が安 心 安全 に 治療 を受 けて いた だ ける よ う活動 して い き ますの で 、 よ ろ しくお 願 い しま す こ 第 64回 国立病院総含医学会で46題 発表 !! 平成 22年 11月 26日 (金 )・ 27日 (土 )の 両 日、福岡市で行われ ま した 第64回 国立病院総合医学会 において、 当院か ら46題 (口 演 5題 、 ポスタ ー41題 )を 発表 しま した。 内訳 は医師23題 、看護 師 12題 、 臨床検査技 師 5題 、診療放 射線技± 1題 、 臨床 工 学技± 1題 、管理 栄養 ± 1題 、 MSW l題 、事務 1題 、調理 師 1題 で、その うち ベ ス トロ演 賞 1題 、 ベ ス トポスタ ー 賞 4 題の受賞があ りま した。 来年度の国立病院総合医学会 は岡山を予定 して い ます。 さ らに多数の発表 を期待 します。 この 発 表 が 職 員 個 々 の ス キ ル ア ップ に繋 が り、 さ らに病 院 の発 展 に大 き く貢 献 して いた だ け る と 確信 してお ります。 (経 営企画 室長 ■ ¨ .. 饉理 ︱ 、 \ / rT 峯 訂 頂﹂ ﹂﹃ 轟 “ ﹁ 一 担 当看護師長 !︱ ﹂∵ インターンシップのご報告 . ' 1 一 ベ ス トポスタ ー賞受賞者】 【 ■ 2西 病棟看護師 山口 道代 ―次救 命処置講習会 における トレーニ ング前後の小テス ト結果報告 ■細菌主任技師 (臨 床検査技師)杉 本 隆幸 巨rySebthttx rhusbpathse(豚 丹毒)菌 による敗血症 (心 内膜炎併発)の ―例 ■R:検 査主任技師 (診 療放射線技士)越 智 隆浩 定位放射線照射法 における小照射野の諸検討 ■経営企画室長 (事 務 )曽 我 理 地域医療連携係長の役割 卜 . 一 一 ベ ス ト□演賞受賞者】 【 ■副臨床検査技師長 (臨 床検査技師)志 保 裕行 院内精度管理 における個別結果管理 の検証 と高次関数の導入 (第 2報 ) 理) 曽我 ヽ ` 水島成子 H22年 11月 11・ 12日 、函館商業高校の生徒 6名 がイ ンター ンシ ップ(職 業体験実習)に 参加 しま した。 白衣 に着替え、 田中看護部長か らの挨拶 を聞 いた 後、 お互 い患者 と看護 師 にな り、足浴や車 いすの移送な ど ゛ の演 習 を行 いま した。足浴で は、足が くす く った くな り、 力の入れ加減な どの大切 さがわか り、患者 さん の気持 ち に近づ く ことができ ま した。 演習後 は、 2名 ず つ、 3つ の病棟 に分かれて体験実習を行 いま した。 実際 に患 者 さんの手や足な どを洗 った り、車 いすで散歩を した り、色 々な看護体験 を行 い ま した。 患者さんの援助を通 していく中で、 次第 に笑顔がみ られるようになってきま した。 初めは緊張 していま したが、 実習終 了後 は、 「貴重な経験がで きた」 「患者 さん か らお礼 を言われ て うれ しか った」 「看護 師 にな りた い と思 った」な どの感想が寄せ られ ま した。 私た ち も2日 間で、 た くま しく成長 した生徒た ちをみ る ]旨 │こ 思 います。 また、 この企 画 に ご協 力 して いただ いた 患者 さん に 心よ りお礼を申 し上 げます。 ・ trマ 星堤ボ ?ぞ 騎 角じ 急 デ法死合 で∃ ?‐ ■ 塵喜姦と 曾こ 9碍 串 げ。 緩 一 本 地主 英世 吉田 佐藤 申彰 未来 若林 佑藤 地主 修 未来 英世 荒谷 吉田 史彰 交代で診察 します 第 1・ 2・ 4 大原 正範 正範 小室 ―輝 薫 米澤 一也 宮田 真 伊藤 一 輔 広 瀬 尚徳 伊藤 金 木 水 〓 我 循 環 器科 2診 3診 4診 5 1 午前 小室 0 3 1診 5 ” ” 大原 平成 23年 1月 1日 荒谷 義和 佐藤 未来 若林 修 修 2彩 地主 英世 1診 交代で診察 します 午前 3 午 0 0 0 0 午 若林 外来診療担当表 火 月 ロ ヨ一 午後 消 化 器科 0 0 時間 十 世 0乎 吸器科 0 3 ” 0 3 8 11 の4 ” 0 3 8 診療科 目 則一 剛 ユ 午午 〈受付時間 診療時間 〈 国立病院機構 函 館 病 院 午後 宮田 正範 真 宮田 真 伊藤 ―輔 広 瀬 尚徳 安在 伊藤 広瀬 貞祐 ―輔 尚徳 ―輔 尚徳 伊藤 ―輛 伊藤 広瀬 ―輔 大原 大原 正範 心不全外来 米澤 ―也 小室 薫 秋田 耕嗣 小室 薫 第 3金 曜 日 北海道医療センター 診 療援 助 医師 広瀬 尚徳 安在 米澤 貞祐 ―也 安在 貞祐 ―ア`一三―│千 1 小室 曇 睡眠時コ呼曖1ヽ 来 十澤 ―也 新 患 は午 前 中 のみ、午後 は紹 介 ・ 急 患 のみ の 受付 とな ります。 ノヽ 室 午前 中西 喜嗣 午後 手 術 ′ 紹 介 ・ 急患 は ヽ 小 室 、対 応 します ノ 一輝 小室 ―輝 一 割後 午午 午前 心臓血管外科 午後 佐藤 一義 皿菅外来 大蔦 公 隆 竹山 放 射 線科 病 I早 診 断 科 康 (手 術 日) 午前 第 3・ 5斉 藤 第2・ 4大 内 午後 (イ 1・ 木髭勿 午後 竹山 康 大内 敦 午後 村松 石坂 昌則 ]し 佐藤 ―義 佐藤 竹山 斉藤 (イ 康 明男 木髭勿 正範 寛充 が /1/本 貪言 ク 望 岩代 Lil■ 130‐ ヽ300 ′ 第 1小 室 第 2岩 代 第 3・ 5石 坂 第 4道 免 ―義 竹山 康 (手 術 日) 斉藤 大内 明男 敦 竹山 康 大内 敦 (休 診 ) 第 2・ 4水 曜 日 北海道医療センター 診 療援 助 医師 郁夫 第 2・ 第 4本 ]屋 日 小葉 松 洋 子 肛 一 女性総合外来 午後 (予 約のみ) 眼 科 (受 付 1:00∼ 3:00) 緩 禾0ケ ア科 (予 約 のみ ) 大原 道免 (手 術 日) 大内 敦 白子 木村 イ 午前 整 形外科 昌則 (手 術 日) 啜敦 午前 午後 泌 尿 器科 石坂 Itt lL弄 外科 呼吸器外 科 リンバ浮腫外来 (予 約のみ) ―恒 第 2・ 4火 躍 日 ]し 貯・甲状腺外来 身体症状 の緩禾] 身体症状 の緩和 身体症状の緩和 }体 症状の緩和 哲 本間 身体症状 の緩和 精ネ 申席 状 の緩 禾] 午後 ※ 禁煙外来・ セカ ン ドオ ピニ オ ン外来 ・ 緩和ケ ア外来 は医事外来係 へ お問 い合 せ願 い ます。 編 集 後 記 新年明けましておめでとうございます。 ななえスキー場から見た駒 ヶ岳 です。 天気が良く素E青 らしい眺めです。 松の緑に雪を被つた姿もきれいです。 昨年 6月 から週末駒 ヶ岳に登れる ようにな りま したが、 このまま噴 火しないで欲しいと思つています。 院 長 石 坂 昌貝」 今年は卯年です。 卵という字はもともと茂 (ぼ う)と いう字から変わ つたそうです。 茂 という字は「 しげる」と読み、若葉が生 い茂ることを指 して成長発展を意味するそうです。たくさん の枝葉が伸びて新たな活気が生まれて <る ので、新規事業に挑戦 した りするのに適 した時含いです。でも 一方では活性化に伴う日々の変化に柔軟に対応 していかなければな りません。 変イ じと言えば、昨年夏の猛暑から一転、 日本は年越 し寒波に襲われま した。東太平洋赤道上 で海水の温 度が低下する、ラニーニ ヤ現象が原因と言われています。(逆 に海水温度が上昇すればエルニーニ ∃現象、 日本では冷夏・ 暖冬の傾向)こ の海域が世界の気象に大きく影響するということで、遠く離れた日本からで も常に注目してお <必 要があります。 今年も国立函館病院は頑張ります。 )舌 性化の卯年を迎え、変化への柔軟な対応と広い視点ということを念頭に、 本年もどうぞよろし<お 願いいたします。 事 務 部 長 池 上 禾0孝