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【西三河版】 消費生活相談の概要
【西三河版】 消費生活相談の概要 平成26年5月13 日(火) 愛知県西三河県民事務所県民安全課 西三河県民生活プラザ 平成 26 年3 月分 担当 石塚、近藤 ダイヤルイン 西三河県民事務所県民安全課の所属である西三河県民生活プラ ザおよび豊田加茂県民生活プラザで受け付けました消費生活相談 をご案内しております。今後の消費生活の参考としてください。 0564-27-2778 豊田加茂県民生活プラザ ダイヤルイン 0565-34-6151 ~最近の消費生活相談から~ これって、あり!? 「中古自動車の販売店で口頭で買うと申し出たが、翌 日に電話でキャンセルしたところ、高額なキャンセル料を 請求された。」 相談事例 事前にキャンセル料の説明もなく、車体価格の20%相当分を請求された。 ◎ 中古自動車の販売店で見た中古車を「買います」と口約束したが、翌日、お金の工面が つかないため、電話でキャンセルを申し出たところ、後日キャンセル料を請求すると言わ れた。 後日、 「車体価格の20%分をキャンセル料として請求する。」と連絡があった。 事前にキャンセル料の説明はなく納得できない。 今後の対応を教えてほしい。 【40 歳代 男性】 アドバイス ・一般的に契約は口頭でも合意があれば成立すると考えられています。 ・中古車の購入の契約成立時期は、契約書等がなければ注文書にサインした時と 考えられます。サインする前に確認しましょう。 ・今回のケースでは、注文書等の交付がなされておらず、解約時のキャンセル料に ついても事前に説明がなかったため販売店がキャンセル料を請求する根拠がなく、 これ以上対処する必要はないと思われます。 ・自動車の取引におけるトラブルについては、自動車公正取引協議会に相談、助言を 受けるのも有効な手立てです。 困ったときは、ひとりで悩まずお近くの消費生活相談窓口へ相談しましょう。 西三河県民生活プラザ 0564-27-0999 月~金 9:00~16:30 豊田加茂県民生活プラザ 0565-34-1700 月~金 10:00~16:00 平成26年3月 消費生活相談の特徴 西三河県民事務所 ★平成26年3月の相談件数は280件で、前年同期(273件)と比較すると2.6%増加しました。3か 月ぶりで前年度より相談件数が増えたことになります。契約当事者の属性でみると、年代別では 依然として30代~40代が多く、特に40代が70件と前月より29.6%、前年同期より42.9%の増加と なっています。この件数は、今月の相談件数の25%となっています。(棒グラフ・表1) ★相談内容を品目別にみると、携帯やパソコン等のサイト料金、インターネット接続回線などの 「運輸・通信サービス」が104件と最多で、次いでパソコン、DVDなどの「教養娯楽品」が29 件、「金融・保険サービス」が23件となっています。(表2) ★さらに細かく商品別の上位ランキングでみると、サイト料金等の「デジタルコンテンツ」が80 件で最も多く、全体の28.6%を占めています。また、2位の「四輪自動車」(17件)は、前年同 期(7件)と比べ大幅に増えています。これは、自動車購入におけるトラブルの相談が急増した ことが要因です。 相談件数の推移(過去3年間) 400 300 件数 200 25年度 24年度 23年度 100 0 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 表1 契約当事者の年代別相談件数の推移 (単位:件) 区分 26年3月 25年3月 前年同時期比(%) 未成年 18 13 138.5 20代 31 30 103.3 30代 54 54 100.0 40代 70 49 142.9 50代 31 32 96.9 60代 32 33 97.0 70歳以上 37 55 67.3 その他 7 7 100.0 計 280 273 102.6 年代別(26年3月) その他 3% 未成年 70歳以上 7% 20代 13% 11% 60代 11% 30代 19% 50代 11% 40代 25% 年代別(25年3月) 未成 その他 年 20代 2% 5% 11% 70歳以上 20% 30代 20% 60代 12% 40代が増加 P2 50代 12% 40代 18% 表2 品目別件数 区 分 品 目 商 品 一 般 食 料 品 住 居 品 光 熱 水 品 被 服 品 保 健 衛 生 品 教 養 娯 楽 品 車 両 ・ 乗 り 物 土 地 ・ 建 物 ・ 設 備 他 の 商 品 商 品 計 ク リ ー ニ ン グ レンタル・リース・貸借 工 事 ・ 建 築 ・ 加 工 修 理 ・ 補 修 管 理 ・ 保 管 役 務 一 般 金融・保険サービス 運輸・通信サービス 教 育 サ ー ビ ス 教養・娯楽サービス 保健・福祉サービス 他 の 役 務 内職・副業・ねずみ講 他 の 行 政 サ ー ビ ス 役 務 計 他 の 相 談 総 計 26年3月 件数 7 16 8 2 6 1 29 20 12 0 101 0 10 9 6 0 1 23 104 3 4 6 9 0 1 176 3 280 25年3月 件数 10 29 16 1 11 10 18 8 20 0 123 1 5 7 0 1 0 20 83 3 11 6 8 3 0 148 2 273 表3 内容別件数(重複計上) 区 分 内 容 安 全 ・ 衛 生 品 質 ・ 機 能 ・ 役 務 品 質 法 規 ・ 基 準 価 格 ・ 料 金 計 量 ・ 量 目 表 示 ・ 広 告 販 売 方 法 契 約 ( 解 約 ) 接 客 対 応 包 装 ・ 容 器 施 設 ・ 設 備 買 物 相 談 生 活 知 識 そ の 他 26年3月 件数 6 28 13 101 1 27 213 257 39 0 0 0 0 0 25年3月 件数 3 29 6 76 0 30 198 238 24 0 0 0 0 0 P3 件数の増減 △ 3 △ 13 △ 8 1 △ 5 △ 9 11 12 △ 8 0 △ 22 △ 1 5 2 6 △ 1 1 3 21 0 △ 7 0 1 △ 3 1 28 1 7 件数の増減 3 △ 1 7 25 1 △ 3 15 19 15 0 0 0 0 0 前年同期比 (%) 70.0 55.2 50.0 200.0 54.5 10.0 161.1 250.0 60.0 82.1 200.0 128.6 0.0 115.0 125.3 100.0 36.4 100.0 112.5 0.0 118.9 102.6 前年同期比 (%) 200.0 96.6 216.7 132.9 90.0 107.6 108.0 162.5 - 表4 商品等別件数(上位10)の推移 商品等別相談件数(26年3月) 2位:四輪自動車 3位:工事・建築 4位:インターネット接続回 線 4位:ファンド型投資商品 4位:商品一般@ 4位:不動産賃貸借 8位:公社債 9位:音響・映像ソフト 9位:修理サービス 0 1位:デジタルコンテンツ 20 40 60 (件) 80 商品等別相談件数(25年3月) 1位:デジタルコンテンツ 2位:健康食品@ 3位:商品一般@ 4位:ファンド型投資商品 4位:工事・建築 4位:四輪自動車 7位:他の健康食品 8位:インターネット接続回線 8位:新築建売住宅 0 20 40 (件) 60 80 表5 販売購入形態別件数 区 分 販売購入形態 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 26年3月 件数 店 舗 購 入 訪 問 販 売 通 信 販 売 マルチ(まがい)取引 電 話 勧 誘 販 売 ネガティブ・オプション 訪 問 購 入 そ の 他 無 店 舗 販 売 不 明 ・ 無 関 係 総 計 25年3月 件数 65 37 121 2 34 0 3 2 16 280 件数の増減 53 30 108 5 48 3 6 4 16 273 前年同期比(%) 12 7 13 △ 3 △ 14 △ 3 0 △ 2 0 7 122.6 123.3 112.0 40.0 70.8 0.0 50.0 50.0 100.0 102.6 ※訪問購入とは、突然訪問した業者が貴金属等を買い取る商取引。特商法の改正(平成25年2月21日施行)により追加されました。 表6 金融商品の年度・月別相談件数 (ここでの金融商品は株・未公開株・商品先物取引・ デリバティブ取引・ファンド投資・預貯金に関する相談件数を対象としました) 年度・年間件数 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 23年度 241件 17 20 20 14 40 11 33 30 15 15 9 17 24年度 176件 14 21 16 15 15 15 17 14 11 10 11 17 25年度 178件 15 21 15 25 12 17 10 10 10 10 13 20 表7 架空請求(架空請求・不当請求・ワンクリック請求)の年度・月別相談件数 年度 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 23年度 781件 71 74 61 76 61 67 69 69 59 56 55 63 24年度 780件 58 75 69 60 57 50 75 56 66 74 75 65 25年度 903件 76 62 75 84 81 69 85 88 66 63 74 80 P4