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大隅鹿屋病院開院20周年を記念して - 社会医療法人鹿児島愛心会 大隅
地域に根ざす医療 次世代につなげる安心 これからも皆様と一緒に歩み続けます 大隅鹿屋病院開院20周年を記念して since 1988 Osumi Kanoya Hospital 大隅鹿屋病院 開院20周年記念 Osumi Kanoya Hospital C O N T E N T S 目 次 式辞 医療法人鹿児島愛心会 大隅鹿屋病院 院長 井戸 弘毅… ……………………… 03 祝辞 医療法人徳洲会 理事長 徳田 虎雄… ……………………………………………… 04 祝辞 鹿屋市長 山下 栄… …………………………………………………………………… 05 祝辞 鹿屋市医師会 会長 池田 徹… ……………………………………………………… 06 祝辞 鹿屋市歯科医師会 会長 東 俊朗… ………………………………………………… 07 祝辞 大隅健康友の会 最高顧問 押領司 吉藏… ………………………………………… 08 祝辞 大隅健康友の会 会長 市森 鼎… …………………………………………………… 09 大隅鹿屋病院の理念・目標・基本方針……………………………………………………… 10 病院概要………………………………………………………………………………………… 11 開院20周年 記念式典…………………………………………………………………………… 12 大隅鹿屋病院20年のあゆみ……………………………………………………………………… 17 大隅健康友の会15年のあゆみ…………………………………………………………………… 21 開院20周年を迎えて……………………………………………………………………………… 25 目で見る統計…………………………………………………………………………………… 55 2 20th Anniversary Osumi Kanoya Hospital 大隅鹿屋病院 院長 井戸 弘毅 [式 辞] 2 0 世紀における日本を代表する元号の一つ昭和。 に十分に応えられない分野もあり、専門医療、最先端医 戦争から終戦、高度成長期、そしてバブル崩壊と 療にも積極的に取り組み、大隅半島でも都会に負けない まさしく激動と称する時代であり、医療界においても徳 医療を提供できるように人材の招致、育成、先端機器の 洲会という名の異端児が大きな変革をもたらした時代で 導入を行っていき、大隅半島の医療を守るために大隅鹿 もありました。そんな激動の時代に 23 番目の異端児とし 屋病院を発展させていきたいと考えています。 て鹿屋の地で産声を上げたのが大隅鹿屋病院です。 また、当院は大隅半島唯一の管理型臨床研修指定病 昭和 63 年 8 月 1 日に開院してから 20 年。開院して 院ですが、小児科、産婦人科がなく脳外科も常勤がおり から今日に至るまでは幾多の困難や出来事がありました。 ません。そのため鹿屋医療センターで小児科、産婦人科 これらの難局を乗り越え当院がここまで成長できたのは、 を研修させていただき、徳田脳神経外科で脳外を研修さ ひとえに健康友の会をはじめとする地域の皆様方の心温 せていただく予定になっています。このほかにも池田会 まるご支援、昼夜を問わず患者様のために一生懸命働い 長をはじめとする医師会の先生方には多岐にわたり大変 てくれた職員たち、また今日に至るまで当院の基礎を築 お世話になっており、大隅の限られた少ない医療資源を き上げた歴代の院長先生、そして大隅半島の医療を常に 有効に活用できるよう、現在では当院を含めた大隅半島 身を粉にして守り続けた医師会の先生方のおかげだと感 の医療機関が綿密に協力し、大隅半島で完結する医療 謝致しています。 体制を構築しつつあります。 近年、地方の医師不足から地域医療の崩壊が危惧さ いつしか平成という時代が終焉をむかえ、新たな元号 れており、主要な病院からの医師の引き上げが相次ぎ、 に移り変わり、時を経て当院をとり巻く環境が大きく変 大隅の医療も大変な時期を迎えようとしています。しか わったとしても、 「生命だけは平等だ」の理念のもとに信 し、そういう時代においても当院では年々医師の数は着 念を貫き、地域の皆様から信頼され必要とされる医療を 実に増えてきており、地域の中核病院として役割を果た 提供し続けたいと願っています。 せるようになってきました。しかし、まだまだ地域の要望 Osumi Kanoya Hospital 3 Message [祝 辞] 大 隅鹿屋病院開設 20 周年おめでとうございます。 昭和 63 年8月 1 日に、徳洲会グループ 23 番目 の病院として誕生した大隅鹿屋病院は、幾多の困難がご ざいましたが、関係各位と地域の皆様の心温まるご支援 により今日に至りましたことを心より感謝申し上げます。 徳之島で育った私は小学 3 年生の時、3 歳の弟が夜 中に医者に診てもらえずに亡くなり「貧乏人でも、夜中で も診る医者になろう」と決心し、大阪大学医学部卒業後、 昭和 48 年徳田病院を開設しました。 徳洲会グループは” いつでも、どこでも、誰でもが最 善の医療を受けられる社会を目指して"「生命だけは平 等だ」の理念のもと、急病救急医療から慢性医療、予 医療法人徳洲会 理事長 徳田 虎雄 防医療、高度先進医療をはじめ、農村離島医療まで全 力投球して参りました。 以来、現在まで 66 病院を含む 260 余の医療福祉施 設を開設、さらに一昨年は海外初の徳洲会ソフィア病院 をブルガリアのソフィア市にオープン致しました。 今後も、国内では大阪・吹田市、千葉・成田市、東京・ 西東京市、奈良・生駒市で新規開設が控え、移転新築 でも八尾病院が工事中、湘南鎌倉病院、茅ヶ崎徳洲会 病院と続いています。海外でもチュニジア、ウガンダ、シ リア、ブラジル、インドネシア等の国との病院設立が具体 的に進み、さらに東欧、ロシア、アジア、アフリカ、中近 東、中南米等から 77 カ国、1517 名の医療視察研修団を 受け入れ交流を深め、病院建設の準備を進めております。 また、私たちは未来医療に備えて、ゲノム(遺伝子情報) によるオーダーメイド医療研究の国家プロジェクトに参加 し、日本のがんの治療法を確立するオンコロジーセンター をグループ全国各病院に展開し、治験にも取り組み、ゲ ノム研究の成果を活かしていこうと努力しています。 大隅鹿屋病院は大隅半島地域の皆様の病院です。今 後も皆様のご指導、ご支援を賜りながら住民参加・住民 監視・住民管理のもと〝生命を安心して預けられる病院、 健康と生活を守る病院〟として発展していくことを心より お祈り申し上げます。 大隅鹿屋病院の益々の発展と、ご列席の皆様のご健 勝を祈念いたしまして、お祝いのご挨拶に代えさせて頂 きます。 4 20th Anniversary Osumi Kanoya Hospital [祝 辞] 本 日ここに、医療法人 愛心会 大隅鹿 屋病院二十 周年記念式典が、多数のご来賓のご列席のもと、 盛大に開催されますことを心からお祝い申し上げます。 大隅鹿屋病院は、昭和六三年に年中無休、二十四時 間オープンを標榜した病院として開設され、以来、 「生命 だけは平等だ」の基本理念のもと、総合病院として救急 病院の指定や診療科目の増設など、これまで積極的に診 療体制の充実を図ってこられ、鹿屋市をはじめ大隅地域 住民の生活の確保と健康の維持・向上に多大な貢献を 果たされてきております。 これもひとえに、徳田理事長や井戸院長をはじめ歴代 院長、並びに職員各位の並々ならぬ熱意とご努力の賜で 鹿屋市長 山下 栄 あり、深く敬意を表します。 さて、皆様ご承知のとおり、地方自治体におきまして は、少子高齢化の急速な進行、地方分権の進展、国の 三位一体改革に伴う財政状況の悪化など厳しい状況の中、 後期高齢者医療制度や介護保険制度の問題、全国的な 医師不足、夜間救急における救急医療体制の維持等大 隅地域における医療体制においてもこれまでにない厳し い状況にあります。 このような中、大隅鹿屋病院は、毎年一千五百件以上 の救急を受け入れてこられるとともに、最近では鹿屋市 医師会との連携のもとに夜間当番医制度に参加され、鹿 屋・肝属地区の夜間救急医療の大きな役割を担って頂い ております。 また、平成十二年には、心臓血管外科を開設され、 大隅地域で心臓外科手術のできる医療機関となったほ か、通所リハビリテーション・介護療養型医療施設など の指定を受け、いち早く介護事業に取り組まれるなど、 常に地域に密着した医療・介護の提供に努められ、中 核的医療機関としてその使命を果たされております。 今後とも大隅鹿屋病院におかれましては地域医療の リーダーとしてご尽力賜りますようよろしくお願い申し上げ ます。 最後に開院二十周年を契機に、大隅鹿屋病院がます ます発展されますことと、皆様方のご健勝を祈念いたしま して、祝辞といたします。 Osumi Kanoya Hospital 5 Message [祝 辞] 僭 越ですが医師会を代表して、一言ご挨拶申し上げ ます。 まず、大隅鹿屋病院院長の井戸先生、並びにスタッフ の皆様、本日開院二十周年おめでとうございます。また、 お招きいただきましてありがとうございます。 二十年前に大隅鹿屋病院がスタートした当時は、医 師会と必ずしもうまくいっていた訳ではありませんでした。 しかし二十四時間三百六十五日、常に患者様を受け入れ るという大隅鹿屋病院の方針は、基幹病院の少ない当地 において時間外医療の大きな支えになっていました。 現在日本の医療は、非常に危機的状況に陥っています。 特に医師不足は大隅半島の医療に致命的なダメージを与 鹿屋市医師会 会長 池田 徹 えており産科、小児科医不足は著明であります。 井戸先生が院長になられてから、医師会と大隅鹿屋病 院との交流が非常にスムーズに行くようになりました。 現在、時間外救急については鹿屋市医師会の医療機関 と一緒にプログラムの中に入ってもらい、ネットワーク作 りに協力いただいております。 また、大隅鹿屋病院のもうひとつの根である心臓血管 外科は、大隅半島のみならず県内全ての地域から救急 を受入れてもらっています。 私は鹿児島県バドミントン協会の会長もしておりまして、 池田病院にも同好会を作っていますが、井戸先生もバド ミントンがお好きで、昨年から病院同士の交流試合も行っ ています。 先程申し上げましたように、大隅半島の医療は、医師 不足を中心に当分は厳しい時期が続くと思われます。今 後もお互いに協力し合って、この地域の医療を守ってい きたいと思っています。井戸先生はじめ医局の先生方、 スタッフの皆様も連日にお忙しいと思いますが、体に充 分気をつけてご活躍いただきたいと思います。 6 20th Anniversary Osumi Kanoya Hospital [祝 辞] 大 隅鹿屋病院が 20 周年を迎えられ、記念誌を発行 することは、まことに喜ばしく、又、意義あること で心より、お祝いを申し上げます。 20 年たって貴院が文字どおり大隅半島の中核を担う 病院の 1 つであることは、万人の認めるところであります。 とりわけ、歯科口腔外科は私ども歯科医師会にとって、 今や、必要不可欠な存在であるといっても過言ではあり ません。 金本先生はじめ、優秀な先生方の迅速かつ丁寧な対 応が患者さんにはもちろん、紹介した我々にとっても非 常にありがたく、日々、感謝いたしております。 さて、現在、医療界全体は度重なる医療費抑制政策 鹿屋市歯科医師会 会長 東 俊朗 により、非常に厳しい経営状態に陥り、このままでは、 地域医療体制そのものが崩壊しかねない状況までなって きております。 患者さんが望む最先端医療と医療界の現状、そして国 民皆保険制度との間で、先の見えない、この多様化した 医療環境の中、地域社会のニーズに応えるべく貴院がま すます発展され、地域住民の健康維持・増進のため御 尽力されますようお願い申し上げ、お祝いの言葉といたし ます。 Osumi Kanoya Hospital 7 Message [祝 辞] 私 が徳田虎雄理事長と初めてお会いしたのは、今 から 22 年前のことです。昭和 61 年5月1日大隅 半島に初めてオープンした垂水徳洲会病院の祝賀会の席 でのことでした。当時は、新聞やテレビでしか知りえな かった徳田理事長を目前にして、圧倒されんばかりでし た。この世の中に、世界中を分単位で走り回っているこ んな人が、おられたことを信じられませんでした。無謀に もどこの誰かもわからない私が、初対面の徳田理事長に、 「鹿屋にも病院を造って下さい」などと、無理難題と思わ れるご相談を申し上げたとき、理事長が 49 歳で私が 59 歳と、お互いにまだ若く元気いっぱいの頃でした。 昭和 62 年5月 17 日の地鎮祭をむかえるまで、今では 大隅健康友の会 最高顧問 押領司 吉藏 想像もできないような、いくつもの修羅場をくぐり、理想 の病院建設実現のために奔走の日々でした。昭和 63 年 8月1日、年中無休・24 時間の病院がオープンして、やっ と多くの皆様に安心と喜びを感じてもらえました。昭和か ら平成に移りよちよち歩きの大隅鹿屋病院も皆様のおか げで、やっと成人式を迎えることができました。 この世に人類が生存するかぎり、医療福祉は永遠の テーマです。今後とも大隅鹿屋病院は、井戸院長を先頭 にして、大隅半島の行政、医療機関との連携を密にされ、 大隅 27 万住民の医療福祉に寄与されることを希望いた します。徳洲会の「生命だけは平等だ」の理念のもとに ますますのご発展をお祈りし、私のあいさつといたします。 最後に私は、徳田虎雄理事長に出会えた事を誇りに 思っております。 8 20th Anniversary Osumi Kanoya Hospital [祝 辞] 色 々なこともありましたが、当時の院長先生、事務 長様、多くの方々と相談いたしました。その結果 が今日の栄であると思います。 何事も協力一致することが大切です。すべての人々が 感謝する友の会にしたいと思います。今後もよろしく。 大隅健康友の会 会長 市森 鼎 Osumi Kanoya Hospital 9 大隅鹿屋病院の理念・目標・基本方針 理 念 ・生命を安心して預けられる病院 目 標 ・大隅半島の方々が安心して暮らせる医療環境を ・健康と生活を守る病院 提供する ・医療を通じて大隅地域の発展に寄与する 基本方針 ・年中無休24時間オープンで救急医療を提供する ・チーム医療を実践し、患者様の満足する医療・ 看護に努める ・医療安全管理体制の維持に努め、安全で質の高 い医療の提供に努める ・患者様からの贈り物は一切受け取らない ・医療技術・診療態度の向上に絶えず努力する 学会認定施設 10 20th Anniversary 認 定 名 1 日本医療機能評価認定 2 厚生労働省指定管理型臨床研修病院 3 救急病院認定 4 日本内科学会教育関連施設認定 5 日本胸部外科学会認定医認定制度関連施設指定 6 日本プライマリ・ケア学会認定医研修施設 7 日本超音波医学会認定超波専門医制度研修施設認定 8 日本循環器学会研修施設 9 日本インターべーション学会研修施設 10 日本救急医学会専門医修練施設 11 麻酔科認定病院 12 日本外科学会専門医修練施設 13 日本消化器外科学会専門医修練関連施設 14 三学会構成心臓血管外科専門医認定機構基幹施設認定 大隅鹿屋病院の概要 Osumi Kanoya Hospital ■ 病院の名称 医療法人鹿児島愛心会 大隅鹿屋病院 ■ 所在地 鹿児島県鹿屋市新川町 6081 番地 1 TEL 0994-40-1111 ■ 標榜科目 ■ 病床数 内科・循環器内科・リウマチ科・外科・整形外科・脳神経外科・ 一般病床 275 床 心臓血管外科・泌尿器科・肛門外科・耳鼻咽喉科・リハビリテー 療養病床 38 床 ション科・放射線科・歯科口腔外科・麻酔科・救急科 医療ネットワーク 大隅鹿屋病院を中心とした マルチ地域医療ネットワーク 地域に密着した医療・そして 予防医療の充実のため、患者 様の手となり足となり、更なる 病診連携の強化に努めます。 大根占クリニック 岩川クリニック [平成9年7月開院] [平成10年9月開院] 【院長】池田 卓也 【院長】太田 和博 〒893-2302 〒899-8106 鹿児島県肝属郡錦江町城元 513-1 鹿児島県曽於市大隅町下窪町 79番地 TEL:0994-28-3111 TEL:099-482-5122 FAX:0994-28-3115 FAX:099-482-5115 内科・外科・整形外科・循環器科 内科・外科・消化器内科・小児科・リハビリ リハビリテーション科・鍼灸 テーション科・居宅介護支援事業所・通所リ ハビリテーション 垂水徳洲会病院 吾平クリニック [昭和61年5月開院] [平成10年2月開院] 高山クリニック [平成10年2月開院] 【院長】松瀨 悦朗 【院長】窪田 一隆 【院長】疋田 涼一 〒891-2104 〒893-1103 〒893-1207 鹿児島県垂水市田神字河崎12-2 鹿児島県鹿屋市吾平町麓 3322-1 鹿児島県肝属郡肝付町新富 818-1 TEL:0994-65-1111 TEL:0994-32-6100 TEL:0994-58-5555 FAX:0994-32-6018 FAX:0994-58-5678 FAX:0994-65-1600 内科・消化器内科・外科・整形外科 内科・外科・リハビリテーション科 内科・外科・リハビリテーション科 リハビリテーション科 ※鍼・灸も行っております 介護サービス・訪問看護 通所リハビリ(定員40名) Osumi Kanoya Hospital 11 大隅鹿屋病院開院20周年記念式典・祝賀会 大隅鹿屋病院 院長 井戸 弘毅 開院20周年記念式典・祝賀会 ■ 開催日 平成 20 年8月3日㈰ ■ 場 所 ホテルさつき苑 この度、大隅鹿屋病院は、20 周年を迎えることに 医師会の先生方も受け入れのために大変苦労されてい なりました。 たと思います。しかし、何と言っても一番大変だった 大隅鹿屋病院はちょうど 20 年前の昭和 63 年 8 月に のは大隅半島の患者さまたちだっただろうと思います。 開院しました。救急医療は現在でも搬送先の病院が見 そんな状況を改善しようと、理事長の熱い思いで大隅 つからずに社会問題となっていますが、20 年前は現 鹿屋病院は誕生しました。 在よりもっと深刻な状況で、いわゆる救急車のたらい 私は研修医 2 年目の立場でオープンに参加しました 回しと呼ばれる現象が各地で起きており、毎日のよう が、開院するやいなや、救急車がひっきりなしに大隅 にマスコミに取り上げられていました。では、当時の 半島中から来て、かなり大変だったと記憶しています。 大隅半島はどうだったかというと、状況はさらに深刻 もちろん、救急車を断ることはほとんどなく、大隅半 で、搬送先決定まで数時間かかったり、薩摩半島まで 島の救急医療は当院の開院により格段に改善されたと 搬送することがあったと聞いています。搬送先を探す 自負しています。現在では鹿屋方式という鹿屋医療セ 救急隊員も大変だっただろうし、少ない医療資源の中、 ンターを中心とした医師会の当番医制も確立され、医 12 20th Anniversary Osumi Kanoya Hospital 山下 栄 楯林 義寛 鹿屋市長 押領司 吉藏 鹿屋市医師会 副会長 徳田 秀子 大隅健康友の会 最高顧問 徳田 哲 医療法人徳洲会 副理事長 医療法人徳洲会 副理事長 師会当番医制と大隅鹿屋病院の両輪で大隅半島の救急 それからどんな苦しい状況でも昼夜を問わず患者さま 医療体制はほかの地域よりむしろいい状況になってい のために一生懸命に働いてくれた職員、OBのおかげ ると思います。 と感謝いたしております。今、大隅鹿屋病院があるの 開院してから 20 年、ここにくるまであまりにも大 はこういった方々のおかげだと思います。 変なことが多く、まさに激動だったと思います。開院 20 年の歳月を経て、大隅鹿屋病院も、大隅鹿屋病 当初こそ 20 数名の医師がいましたが、あっという間 院をとり巻く環境も大きく変わりました。地方の医師 に少なくなり、300 床を超える大きな病院にひどいと 不足が叫ばれる中、当院の医師数は年々増え、現在で きは常勤医師が 4、 5 名というときもありました。はっ は常勤医師数 25 名となり、まだまだ十分ではありま きり言って、潰れるんじゃないかと思われていたとき せんが、中核病院として機能を果たせるようになって もありますが、そんな中でもここまでやってこれたの 来ました。 は、支援してくださった地域の方々や医師会の先生方、 また、専門医療、最先端医療にも積極的に取り組む 遠い鹿屋の地まで応援に来てくれたグループの先生方、 ようになり、大隅半島でも都会に負けない医療を提供 Osumi Kanoya Hospital 13 大隅鹿屋病院開院20周年記念式典・祝賀会 森山 𥙿 衆議院議員 佐藤 耕造 医療法人徳洲会 専務理事 池田 徹 鹿屋市医師会 会長 飯田 信也 鹿児島徳洲会 院長 安田 裕一 志布志中央クリニック 院長 ビリーバンバン できるように人材の、育成、先端機器の導入を行って 隅の限られた少ない医療資源を有効に活用できるよう います。学会活動も積極的に行っており、医療の質は 現在では当院を含めた大隅半島の医療機関が綿密に協 確実に向上したと思います。また、医師会との関係も 力し、大隅半島で完結する医療体制ができつつありま 大変良くなり、当院でできない医療は医師会や医療セ す。 ンターの先生方に助けていただいております。当院は われわれの目標は大隅の方々が安心して暮らせる医 大隅半島唯一の管理型臨床研修指定病院ですが、小児 療環境を提供することです。大隅の医療をどこの地域 科、産婦人科がありません。脳外科も常勤がいません。 にも負けないようにするために当院はこれからも発展 そのため研修医は小児科、産婦人科は医療センターで をし続けます。発展していかなくてはなりません。今 研修をさせていただいていますし、脳外科は徳田脳神 後も医師会の先生方と協力し、大隅の医療が少しでも 経外科で研修をさせていただく予定です。これはほん 良くなるように努力していきたいと思います。 の一例ですが、このほかにも池田会長をはじめとする 二十歳になった大隅鹿屋病院をよろしくお願い申し 医師会の先生方には大変お世話になっております。大 上げます。 14 20th Anniversary Osumi Kanoya Hospital Osumi Kanoya Hospital 15 大隅鹿屋病院開院20周年記念式典・祝賀会 16 20th Anniversary 大隅鹿屋病院20年のあゆみ 1988 〜 2008 Osumi Kanoya Hospital 1988 〜 2008 大隅鹿屋病院20年のあゆみ 昭和63年(1988) 3月 病院開設許可(300床) 7月 病院使用許可 8月 開院盛岡康晃院長就任 3東(外科)4東(内科)開棟 手術室、透析室開設 9月 3西(整形外科)開棟 2階(産科・小児科)開棟 11月 4西(内科)開棟 平成元年(1989) 1月 ICU開棟 3月 5東(脳外科)開棟 宮路重和院長就任 平成2年(1990) 1月 基準看護、特1類承認 救急病院指定 平成3年(1991) 1月 基準看護、特2類承認 平成5年(1993) 11月 健康友の会発足 平成6年(1994) 7月 特別管理加算届出の受理 8月 高気圧酸素治療装置導入 9月 老人デイケア開設(2単位) 耳鼻科開設 10月 ヘリカルCT導入 平成7年(1995) 18 20th Anniversary 1月 フィリップス・シネアンギオ装置導入 4月 佐藤耕造院長就任 医療法人愛心会設立許可 8月 新看護3対1(B加算) 6対1看護補助加算の届出の受理 9月 老人デイケア3単位届出の受理 10月 病床313床届出の受理 11月 橋口良一院長就任 Osumi Kanoya Hospital 平成8年(1996) 1月 老人デイケア4単位届出の受理 5月 イマトロンCT導入 11月 新看護2.5対1(B加算) 10対1看護補助加算届出の受理 デイケア5単位届出の受理 12月 平成10年(1998) 1月 日帰り手術センター開設 3月 MRI(1.5テスラ)導入 平成11年(1999) 4月 歯科口腔外科開設 平成12年(2000) 4月通所リハビリテーション・介護療 養型医療施設・訪問看護の指定 5月 心臓血管外科開設 平成13年(2001) 4月 新井英和院長就任 平成15年(2003) 5月 5西(療養病棟)開棟 8月 井戸弘毅院長就任 11月 臨床研修病院指定 平成16年(2004) 4月 亜急性期病棟21床届出の受理 8月 新井英和院長就任 7月 特定集中治療室管理料6床届出の受理 平成17年(2005) 4月 井戸弘毅院長就任 マルチスライスCT導入 8月 特殊疾患療養病棟届出の受理 9月 障害者施設等入院基本料届出の受理 心疾患リハビリテーション届出の受理 10月介護療養病棟(26床)を医療療養病棟 (26床)へ変更 Osumi Kanoya Hospital 19 大隅鹿屋病院20年のあゆみ 1988 〜 2008 平成18年(2006) 4月 一般病棟入院基本料13対1届出の受理 栄養管理実施加算の届出の受理 救急医療管理加算・乳幼児救急医療管理加算の届出の受理 呼吸器リハビリテーション料Ⅰ届出の受理 運動器リハビリテーション料Ⅰ届出の受理 心大血管疾患リハビリテーション料Ⅱ届出の受理 脳血管疾患等リハビリテーション料Ⅱ届出の受理 薬剤管理指導料届出の受理 療養病棟入院基本料届出の受理 7月 療養病棟療養環境加算3届出の受理 佐多クリニック閉院 8月 平成19年(2007) 5月 特定集中治療室管理料(8床)の届出の受理 障害者施設等入院基本料13対1(47床)届出の受理 6月 麻酔管理料の届出の受理 7月 大崎介護センター閉鎖 一般病棟入院基本料10対1届出(180床)の受理 9月 障害者施設等入院基本料10対1届出(47床)の受理 11月 定款変更 救急救命士気管挿管実習受入開始 平成20年(2008) 2月 病床種別の変更 一般病棟275床 療養病棟38床 障害者施設等入院基本料10対1(87床)認可 療養病棟入院基本料(38床)認可 4月 医師事務作業補助体制加算(100対1)認可 5月 標榜診療科 救急科の届け出の受理、(21標榜診療科目) 6月 64列マルチスライスCT導入 心大血管疾患リハビリテーション料 Ⅰ 認可 日本医療機能評価認定 7月 治験事務局設置 8月 開院20周年記念式典・祝賀会 11月 通所(介護予防通所)リハビリテーション3単位(60名)へ変更 言語聴覚室設置 医療法人鹿児島愛心会設立 12月 20 20th Anniversary 大隅健康友の会15年のあゆみ 1993 〜 2008 Osumi Kanoya Hospital 1993 〜 2008 大隅健康友の会15年のあゆみ 平成5年(1993) 10月1日 大隅半島各地区役員25名により「大隅健康友の会」発足 大隅健康友の会パンフレット(申込書)作成 平成7年(1995) 5月20日 「大隅健康友の会会則」 第一条~第十条 本規約は平成7年5月20日より実施する 平成9年(1997) 4月1日 大隅健康友の会新役員24名 平成10年(1998) 6月20日 支部の区割 鹿屋支部(鹿屋市) 南隅支部(大根占町・根占町・田代町・佐多町) 東隅支部(吾平町・高山町・内之浦町・串良町・東串町) 南曽於支部(大崎町・輝北町・有明町・志布志町) 北曽於支部(財部町・末吉町・松山町・大隅町) 各支部に支部長を置く 【鹿屋支部としての活動開始】 平成11年(1999) 6月5日 大隅健康友の会鹿屋支部第五回定期総会 規約の改訂設 8月8日 第1回内之浦日帰り旅行 9月5日 第2回内之浦日帰り旅行 9月12日 第3回内之浦日帰り旅行 10月10日 第4回内之浦日帰り旅行 計199名参加 平成12年(2000) 1月24日 鹿屋中校区友の会新年会 1月25日 第一鹿屋中校区友の会新年会 1月26日 大姶良中校区友の会新年会 1月27日 鹿屋東中校区友の会新年会 1月28日 花岡・高須中校区新年会 1月29日 田崎中校区友の会新年会 4月15日 大隅健康友の会鹿屋支部第六回定期総会 6月12日 橋口院長を励ます会 大黒グランドホテル 100名参加 9月3日 第1回吾平山陵・吾平湯遊ランド旅行 9月10日 第2回吾平山陵・吾平湯遊ランド旅行 9月17日 第3回吾平山陵・吾平湯遊ランド旅行 10月15日 第4回吾平山陵・吾平湯遊ランド旅行 計 199名参加 11月3日 大隅鹿屋病院第5回健康祭 平成13年(2001) 117名出席 2月4日 大隅健康友の会新年会および徳田理事長国政報告会 22 20th Anniversary 計173名参加 さつき苑 370名参加 Osumi Kanoya Hospital 3月23日 「橋口院長送別会」 大隅健康友の会役員 永楽寿司 25名参加 4月21日 大隅健康友の会鹿屋支部第七回定期総会 92名出席 10月14日 第1回日帰り旅行「保養センターたるみず」 10月21日 第2回日帰り旅行「あすぱる大崎」 10月28日 第3回日帰り旅行「保養センターたるみず」 11月4日 第4回日帰り旅行「あすぱる大崎」 計 235名参加 11月25日 大隅鹿屋病院第6回健康祭 平成14年(2002) 4月20日 大隅健康友の会鹿屋支部第八回定期総会 125名参加 役員改選 10月13日 第1回日帰り旅行「保養センターたるみず」 10月20日 第2回日帰り旅行「保養センターたるみず」 10月28日 第3回日帰り旅行「あすぱる大崎」 11月10日 第4回日帰り旅行「あすぱる大崎」 計 196名参加 11月17日 大隅鹿屋病院第7回健康祭 平成15年(2003) 4月19日 大隅健康友の会鹿屋支部第九回定期総会 120名出席 9月21日 第1回日帰り旅行「大黒リゾートホテル」 9月28日 第2回日帰り旅行「大黒リゾートホテル」 10月5日 第3回日帰り旅行「大黒リゾートホテル」 10月12日 第4回日帰り旅行「大黒リゾートホテル」 計 365名参加 11月19日 大隅鹿屋病院第8回健康祭 平成16年(2004) 6月12日 大隅健康友の会第十回定期総会(5支部合同) 163名出席 役員改選 規約の改訂:平成16年6月12日より適用 10月6日 「新井総長・井戸院長就任祝い」 ホテル大蔵 11月7日 第1回日帰り旅行「大黒リゾートホテル」 11月8日 大隅鹿屋病院8回健康祭 11月14日 第2回日帰り旅行「大黒リゾートホテル」 11月21日 第3回日帰り旅行「大黒リゾートホテル」 11月28日 第4回日帰り旅行「大黒リゾートホテル」 計 523名参加 平成17年(2005) 6月2日 大隅健康友の会第11回定期総会(5支部合同) 157名出席 10月30日 大隅鹿屋病院第10回健康祭 11月6日 第1回日帰り旅行「大黒リゾートホテル」 11月13日 第2回日帰り旅行「大黒リゾートホテル」 11月13日 東隅支部 内之浦叶岳キャンプ村祭り(67名参加) 11月20日 第3回日帰り旅行「大黒リゾートホテル」 11月27日 第4回日帰り旅行「大黒リゾートホテル」 計 382名参加 Osumi Kanoya Hospital 23 1993 〜 2008 大隅健康友の会15年のあゆみ 平成18年(2006) 2月26日 佐多友の会会員旅行「大黒リゾートホテル」 52名参加 6月14日 大隅健康友の会第12回定期総会(5支部合同) 182名出席 役員改選 支部の区割り変更 鹿屋支部(鹿屋市) 南隅支部(南大隅町・錦江町) 東隅支部(肝付町・東串良町) 南曽於支部(大崎町・志布志市) 北曽於支部(曽於市) TMAT(徳洲会医療救援隊)災害医療活動報告 11月5日 大隅鹿屋病院第11回健康祭 11月12日 第1回日帰り旅行「霧島神宮・霧島観光ホテル」 11月19日 第2回日帰り旅行「霧島神宮・霧島観光ホテル」 11月26日 第3回日帰り旅行「霧島神宮・霧島観光ホテル」 計 358名参加 平成19年(2007) 6月13日 大隅健康友の会鹿屋支部第13回定期総会 158名出席 医療講演 講師 中山 義博副院長 テーマ「心臓と血管の病気のお話」 10月17日 「三遊亭歌之介独演会」鹿屋市文化会館にて 947枚チケット販売(1枚500円) 平成20年(2008) 5月22日 大隅健康友の会鹿屋支部第14回定期総会 125名出席 役員改選 新役員 大隅健康友の会会長 市森 鼎 大隅健康友の会副会長 松原 一 大隅健康友の会最高顧問 押領司吉蔵 鹿屋支部長 松田 美俊 理 事 宮迫 治時・前田 正博・鳥越 藤一 桜木 務・宮園 健三・永山 勇人 中嶋十美喜・宇都健三郎 監 事 医療講演 講師 中山 義弘副院長 24 20th Anniversary テーマ「狭心症の診断における64列CTの有用性」 9月17日 大隅鹿屋病院開院20周年記念祝賀会 303名参加 開院20周年を迎えて Osumi Kanoya Hospital ◎ 開院20周年を迎えて 内 科 内科部長 田 村 幸 大 大隅鹿屋病院の開院当初から内科があった事を考えると、当院内科には 20 年の 歴史があるという事になります。残念ながらいつの時代に誰が在籍していたのか 記録が無いため、開院当初の様子などは全くわかりません。従いまして私が研修 医として入職した 10 周年の時から 20 周年までの 10 年間についてまとめさせて頂 きます。 私が研修として入職した平成 10 年は開院 10 周年に当たりました。当時のスタッ フは橋口院長、剣田先生、徳永先生の 3 名で循環器を中心に内科系の診療を行っ ておりました。平成 11 年になり剣田先生、徳永先生が退職、湘南鎌倉病院から野 村先生が入職。また、私が内科系を中心に研修を行いました。平成 12 年から平成 14 年までは野村先生が孤軍奮闘して内科を支えておられました。平成 15 年に私 が復帰し、それをきっかけに田村が内科を担当し、野村先生が循環器を担当する 体制に移行しました。以後、人の出入りがあるものの着実に人員が増え、常に5 ~6名の人員で運営できる体制となりました。また、平成 18 年には念願だった内 科学会の認定関連施設に認定されました。 当院の特徴はより高次の医療機関へのアクセスが悪いため、風邪から ICU 管理 が必要な症例まで非常に幅広く診療している点につきます。私自身が幾つかの病 院で勤務してきてそのように感じますし、他院から転勤してきた医師も同様に感 じるようです。この事は医療の細分化が進む中で、貴重な経験を積む事が出来る 場所である事を示すと同時に、総合内科の力を付ける絶好の環境である事も示し ます。周囲の基幹病院から内科医が減少する状況におかれ、当院の果たすべき役 割は年々大きくなってきておりますが、言い換えればより多くの症例を経験でき る環境になりつつあるという事になります。この環境を生かしながら総合内科の 能力を持った医師が育つようこれからも努力していきます。 26 20th Anniversary Osumi Kanoya Hospital 外 科 外科部長 城 間 伸 雄 おかげさまで当院も設立 20 周年をむかえることができました。ひとえに、地 域の皆様方のおかげと感謝いたしております。また、院内のスタッフのみなさん、 いつもありがとうございます。 平成 15 年に私が着任した際は 10 人ほどの医師数でした。現在は医師が 30 名と なり、ずいぶんにぎやかな医局になりました。さらに来年は多くの研修医が入局 する予定です。 外科は院長の井戸・副院長の利光・私・奥田・前田・田口の 6 人で診療にあたっ ています。対象疾患は急性疾患・救急疾患はもちろんのこと、がん・胆石・ソケ イヘルニア・痔・下肢静脈瘤など多岐にわたっています。 現在行っていることとしては①医療講演を増やしていること②ジオン注やレー ザー治療など新しい治療に取り組んでいること③学会発表や論文発表を積極的に 行っていることなどです。さらに、院長が中心になって行っている内視鏡手術、 肝臓がんに対するラジオ波などについても積極的に宣伝していきたいと考えてい ます。 私自身は下肢静脈瘤の血管内レーザー治療を中心に行っています。120 例ほど 行いましたが、自信をもってお勧めできる治療です。当院のほかに山川病院でも 外来診療を始める予定です。 信頼される外科になるため、さらに研鑽して、25 周年が来たときには、 「手術 の予約が多くて困る」と書けるように一同でがんばりたいと思います(その頃に は病院が新築されていることを願いつつ)。 Osumi Kanoya Hospital 27 ◎ 開院20周年を迎えて 心臓血管外科 副院長 中 山 義 博 昭和 63 年に大隅鹿屋病院が開院して 20 年が経ちました。平成 15 年に佐賀大学 胸部外科よりの派遣にて心臓血管外科が開設されたわけですから、大隅鹿屋病院 の歴史の約 4 分の1に関与したことになります。我々が着任した平成 15 年当時 の医師数は 10 人ちょっと、現在を考えますと想像できない状況でした。そういう 苦しい時期を乗り越えて、今の大隅鹿屋病院があるわけです。しかしながら心臓 血管外科の場合は 4 人体制で業務を行っておりますが、大隅半島唯一の拠点であ るため緊急症例も多くまだまだ人材が足りません。もっと医師数を増やし、大隅 半島の住民の方々の要求にこたえられるよう努力していきたいと考えております。 最後に昭和 63 年は私が医学部を卒業した年で、もうそんなに時が流れたのかと複 雑な心境です。 28 20th Anniversary Osumi Kanoya Hospital 循環器内科 循環器内科部長 古 賀 敬 史 大隅鹿屋病院循環器内科は歴代、剣田昌伸先生(現藤元早鈴病院) 、野村勝政 先生(現宮崎市郡医師会病院)、新井英和先生(現鹿屋ハートセンター) 、田中省 三先生(現岸和田市民病院)が中心に診療にあたられ、大隅地区で多くの患者様、 地元の先生から信頼を得てきました。現在は古賀、辻、有馬、田村の 4 人体制で 循環器分野の治療を行っていますが、大隅地区にも都市部と変わらないレベルの 医療を提供できるように研鑽をつみたいと思います。 これまで冠動脈慢性閉塞の治療は斉藤滋先生(湘南鎌倉病院) 、中村淳先生(新 東京病院) 、ロータブレーターは白井和之(福岡白十字病院)、腎動脈狭窄は横井 良明先生(岸和田徳洲会病院)、頚動脈狭窄の治療は横井宏佳先生(小倉記念病院) 、 鎖骨下動脈は川崎友裕先生(新古賀病院) 、不整脈治療(アブレーション)は熊谷 浩一郎(福岡山王病院)、ペースメーカー植え込み:中隔ペーシングは白石隆吉(大 和成和病院)の応援を頂いてきました。この場を借りてあらためてお礼を言いた いと思います。これまで以上に大隅地区の患者様と紹介の先生に信頼される循環 器治療を目指していきたいと考えています。 Osumi Kanoya Hospital 29 ◎ 開院20周年を迎えて 整 形 外 科 整形外科部長 前 田 和 彦 当院も設立 20 周年をむかえることができました。ひとえに、地域の皆様 方のおかげと感謝いたしております。 私が当院の整形外科に着任してから 4 年が経ちます。当時の整形外科医は 私一人でしたので、外来患者様には待ち時間等でご不便をおかけしたことと 思いますが、現在は 3 名体制で外来診療にあたっていますので多少は改善で きているものと考えます。 手術に関しては特にハイリスクの方を請け負う傾向にあります。予備校の 講師をしていた時期もありますので、患者様に納得いくまで説明するのは苦 にしませんが、何分かなりの人数の患者様を診ますので外来の待ち時間等は 長くなることもございます。予めご容赦いただきたく思います。循環器の含 併症や口腔外科領域を含む多発外傷の治療に関しても精一杯の治療をしてい きますので今後とも末永くお付き合いくださいませ。 30 20th Anniversary Osumi Kanoya Hospital 麻 酔 科 麻酔科部長 井 上 敏 私共がここ大隅鹿屋に常勤の麻酔科として神奈川の葉山ハートセンターから着任して 早いもので 2 年 10 ヶ月、まもなく 3 年が過ぎようとしています。約 3 年間で麻酔科とし ての仕事(下記詳細参照)は、下野(現麻酔科医長)始め、東京から応援にきてくれた 清水(現佐久総合病院麻酔科部長) 、久留米から応援に来てくれていた三島(現大分三 愛病院麻酔科部長)等の力を借り、大隅半島では一番レベルが高い周術期麻酔を行って きたという自負を持っています。しかしその自負と自信は、私共の手術室のスタッフ始め 当院の関連部署の様々な方に支えられて得られたものです。私も大学の麻酔科を出て九 州、大阪、関東と国立から民間まで幾つかの病院にて修行と経験を積んでまいりましたが、 病院スタッフの人間的な優しさはここが一番だとしみじみ感じています。私は、個人個人 がプロとしての誇りを持って仕事をし、お互いを尊敬し認め合うのが病院としての品を高 め、住民の方々からの信頼を高めるものと信じています。来年度は研修医の江口先生が 私共の麻酔科での後期研修を希望していらっしゃるそうです。ご縁があれば、仕事は厳 しく、夜のお酒等はもっと厳しく愛情を持って育てていきたいと考えています。 さて小難しい話はここまでとし、我々麻酔科の現況を報告させて頂きます。 私の右腕である下野は、こちらに来てまもなく麻酔科専門医試験に合格いたしました。 また来年度には心臓血管麻酔専門医にもなる予定です。プライベートでは念願の自動車 免許をとり、車を購入し活動範囲が大いに拡がりました。また趣味のダイビングでは屋久 島、石垣、沖縄方面、時には海外の海まで出かけております。ダイビングが趣味なため 年間を通じて日焼けしていますが、このごろは新たなヘアースタイルにチャレンジするな ど、女らしいお洒落な格好もするようなりました。実にいい事であります。 私自身は来年の 2 月でついに 50 歳になります。 (やっぱり 50 というのは響きがわるい なあ、俺もジイさんの仲間入りか~)など少しブルーになることもあります。幸い趣味と 酒を通じて実にたくさんの方々との知遇を得ることができました。現在では縁あってボク シングジムの面倒をみています。私自身もサンドバック打ち、ミット打ち、さらにはヘッ ドギアをつけてのマスボクシングと練習に励んでいます。またもうひとつの趣味である自 転車では総務の濱里等を連れ、大隅半島の峠、山、海岸を、移ろいゆく四季の、その折々 の空気を肌で感じながら走りまくりました。1 年前は京都で麻酔をかけた後に、自転車で 鹿屋まで帰った程です。 大隅地方の自然の豊穣さ、人々の心の豊かさは大都会にないものです。練習時、すれ 違う見知らぬ小学生がかけてくれるその「こんにちは」の一言と笑顔に私は大隅半島の 方たちの心の純朴さと美しさを感じます。人生は自転車の練習と同じく時に辛く厳しいも のですが、上り詰めた坂のその先にある何かを見つけるべく頑張って行きたいと思ってい ます。最後に今後とも病院職員はじめ住民の方々から、絶対的な信用と信頼を得られる べく、その麻酔科医師としての技量はもちろんのこと、さらに義理と人情に満ち溢れた武 闘派の麻酔科でありたいと考えています。これからもよろしくお願いいたします。 Osumi Kanoya Hospital 31 ◎ 開院20周年を迎えて 歯科口腔外科 副院長兼歯科口腔外科部長 金 本 政 樹 【概 要】 当科は平成 11 年4月に開設し今春で 10 周年を迎えることになりました。現在 常勤歯科医師3名(九州大学病院 顎顔面口腔外科より出向)、歯科衛生士 3 名、 歯科助手1名にて運営しています。 交通外傷や地域の歯科医院・病院からの紹介患者さまを中心に、大隅半島にお ける歯科を含めた口腔領域、顔面領域の二次的医療機関としての役割を果たすべ く、救急部や大隅半島の開業医の先生方と連携を密にとりあいながら診療をすす めています。 2008 年 1 月~ 2008 年 12 月までの1年間における当科外来新患数(再初診を除く) は 1941 名(昨年 1251 名)で、その内、他医療機関からの紹介患者数 664 名 / 年(紹 介率 34.2%、前年 609 名 / 年) 、1年間の当科入院患者数は 68 名(前年 57 名)で その内、全身麻酔下での手術件数 38 件(前年 28 例) 、入院疾患による内訳は顎骨 骨折などの外傷 27 例、口腔腫瘍 10 例(悪性腫瘍 6 例、良性腫瘍 4 例)、炎症 16 例、 嚢胞性疾患 7 例、その他 8 例でした。 【活 動】 当科が果たす役割として、顎口腔領域における二次的医療機関としての地域社 会への貢献を掲げています。年々増加する他医療機関からの紹介患者様の治療や 交通事故などの外傷により顎顔面領域を受傷された患者さまの治療、他院で治療 困難な有病者・障害者の歯科治療等に重点を置いていますので、一般歯科診療(虫 歯・歯槽膿漏・入れ歯など)はなるべくお近くのかかりつけ歯科医院にて治療を行っ て頂く様ご協力頂いています。 【今後の抱負】 平成6年の当科着任以来、外傷や急性炎症の患者様へ夜間・休日含め 24 時間対 応できる体制を作って参りました。年々、紹介患者数、手術件数ともに増加傾向 にあり、地域の開業医の先生方との病診連携も円滑に行えるようになって来ました。 今後、更なる病診連携を進め、口腔顎顔面領域の治療が大隅半島で完結できるよう な施設作りを目指していきたいと考えています。 32 20th Anniversary Osumi Kanoya Hospital 薬 剤 部 薬剤部長 後 迫 博 幸 この度、大隅鹿屋病院は開院 20 周年を迎えることになりました。その道程は、今 振り返っても平坦な道などなく山あり谷ありの連続でした。それは、地域の皆様の医 療に対する切実な要望が当院にありがたい程の試練を与え続けて下さったものと思い ます。 さて、この 20 年間の出来事を振り返れば、平成4年の第二次医療法改正で薬剤師が、 医師、歯科医師と並んで医療の担い手として明記されたことが今でも心の支えとなっ ています。更にその後、医療法が改正される度に医療提供施設は良質かつ適正な医 療を効率的に提供する体制確保が求められ続け、合わせて類別化も進みました。更 に最近は急性期、慢性期病院といった役割の明確化も進んでいます。 この変革に応じて病院薬剤師は患者志向型業務への転換が求められ、薬剤管理業 務の服薬指導等による患者個々に適した情報提供と指導、医療事故防止活動、院内 感染防止対策、抗ガン剤調製、血漿分画製剤管理などの多岐にわたる業務に携わる こととなりました。これからの業務を円滑に遂行するための薬剤師配置基準は一般病 院においては依然として「入院患者 70 人につき1名、外来処方箋 75 枚につき1名」と いった低い配置基準のままですが、求められる業務は目前に山積しており配置基準の 見直しを待っている余裕は既にありません。 今後も薬剤部業務全般おいて患者の不利益に十分に配慮し業務の合理化、見直し に取り組まなければならないと考えています。さらに薬学教育6年制に関連した実務実 習の受け入れ対策、診断群別定額払い方式(DPC)導入準備、治験業務、クリティ カルパスのメンテナンス、ジェネリック医薬品の選定業務など薬剤部に求められる業務 は確実その範囲を広げています。DPC病院はその地域の急性期医療の中核病院とな ることを考えれば薬剤部スタッフは前述の業務に真剣に取り組み、合わせて医療人と しての研鑽を積み続けなければならないと開院 20 周年を迎えて強く思います。 Osumi Kanoya Hospital 33 ◎ 開院20周年を迎えて 20 年前検査科は検体検査4人、生理検査2人、計6人で スタートしました。 臨床検査科は 2008 年9月現在、検体検査6人、生理検査 6 人、病理検査1人、計 13 人体制になっています。 検体検査室では主に血液検査、生化学検査、輸血検査、尿 検査、免疫、腫瘍マーカー等グラム染色などを行なっており、 迅速かつ正確なデータを臨床側へ提供できるようにスタッフ 一丸となり取り組んでいます。 昨年 4 月よりオーダリングシステムが導入されたことによ り輸血以外の全ての検査データはPCに取り込まれ、リアル タイムに院内のどこからでも結果が見られます。24 時間体 制で緊急の検査、輸血に対応しています。 生理検査室は、超音波検査、心電図検査、肺機能検査、心 臓カテーテル検査等 20 種類以上の生理機能検査業務を行っ ており、また時間外においては呼び出し体制をとって、緊急 副技師長 福 永 良 文 の超音波検査に対応しています。医療の進歩により非常に高 い専門知識を要求されるため、勉強会、学会に参加し検査技 術や知識の習熟に努めています。 病理検査室は、病理組織学的検査と細胞診検査を行っています。 病理診断は病理医により診断され、細胞診は検査科の細胞検査士が診断しています。 正確かつ迅速にデータを提供することをモットーに、患者様に信頼される臨床 検査を目標としていきます。 20 周年を向かえ今後は、生化学自動分析、免疫分析装置等を更新し、大隅で最 新の医療が行えるようにスタッフ一同努力していきます。 臨床検査科 放 射 線 科 平成 19 年度に核医学から撤退し、現在は診断部のみです。 それでもMRI装置、CT装置、一般撮影装置、血管撮影 装置等を含めて、撮影装置だけでも 11 台あります。 毎日たくさんの患者様がいろいろな検査に来られますが、 10 名のスタッフ(男性9名、女性1名)で「目配り、気配 りで安全向上」 「患者様に笑顔」をモットーに頑張っています。 本年度 6 月中旬に 64 列CTが導入されました。最近のC T装置は撮影するだけでなく、収集した多くの画像を再構成 して任意の断面像を作成したりします。しかし3D画像を 作成出来なければ診断や治療にあまり貢献できません。ま た、患者様や御家族の方々にもわかりやすく、そして詳し く説明できません。16 列CTでもいろいろな3D画像を作 成していますが、心臓は動きが速すぎて良い画像が撮れま せんでした。64 列CTが導入されて、この動きの速い心臓 の検査も可能になってきました。8月 31 日までに、心臓の 技師長 斎 藤 勲 CT検査件数も 130 例を越えました。 『心臓が不安だ、心臓 のCT検査を受けてみたい』と思われる方は、当院の循環 器内科又は心臓外科を受診して相談していただければ、検査を受けられます。た だし、まれに検査できない方もおられます。 今後は、MRI装置も更新して、皆様のいろいろな検診の要望及び Dr. の検査 要望に応えていきたいと思います。また、フィルムレス化して、CTでもMRI でも撮影した画像は、すべて Dr. のところでモニターに映し出せるようになれば、 以前撮影した画像との比較もモニター上で簡単にでき、診断の向上になって、患 者様の為になると考えています。 34 20th Anniversary Osumi Kanoya Hospital 臨 床 工 学 科 主任 前 原 寛 理 臨床工学科では、人工心肺業務、血液透析業務、心臓カテー テル業務、ペースメーカ業務、高気圧酸素業務、人工呼吸器 業務、ME機器管理業務、外科治療機器業務、医療ガス設備 管理業務に関わっています。現在、臨床工学技士9名、医療 機器管理担当者1名が在籍しております。夜間などの緊急時 も 24 時間体制でサポートしています。 【モットー】 仲間を大切にする 常に限界に挑戦する 【目 標】 明るく活気がある楽しいチームであり続ける チーム医療の一員として、生命維持をサポートする 各専門分野の知識・技術を高める 医療機器の安全を確保する 大隅半島で完結する医療を目指す 【20 周年を迎えて】 これからも、臨床工学技士として大隅の医療を支えることにベストを尽くします。 栄 養 科 栄養科では、 『安全でおいしく、治療の一環としての食事 を提供する』を合言葉とし、患者様方に安心して食べていた だける食事作りを目指しています。幸いにも、病院のある大 隅半島は、農業や畜産が盛んな土地柄ですので、平成 14 年 からは、病院内で食べる米は 100%大隅産を、その他、野菜、 肉、魚等地元で採れる新鮮な旬の食材を使用した食事作りを し、病院全体で地産地消に取り組んでいます。 栄養科は、入院中の患者様の食事だけでなく、通所リハビ リテーションを利用される方や外来で透析を受けられる方、 病院併設の保育所の子供達や働いている職員の食事を提供し ています。また、一般食のうち常食を食べている方々を対象 に週3回のセレクト食や毎月 1 回、全入院患者様に大隅の食 材をより意識した産直メニューの提供も行っています。 現在、職員は、管理栄養士4名(内1名育児休暇中)、栄 養士3名(内1名育児休暇中) 、調理師6名、非常勤調理補 副室長 隈 元 智 子 助員 12 名の合計 25 名で構成し、副診療部に位置付けされ、 病院直営で運営しています。 【モットー】安全でおいしい食事の提供・明るく、笑顔の耐えない職場 【目標】患者様の個々の状態や疾病に適した食事の提供 チーム医療の一員として全入院患者様への栄養管理の実践 食中毒防止の為、衛生管理の徹底と事故防止対策の強化 効果のある栄養食事指導の実践 職員の知識と意識の向上 【20 周年を迎えて】 近年、食を取り巻く環境が大きく変化し、食生活をめぐるさまざまな問題が指摘 されてきていますが、今後も、これまで以上に安全で質の高い食事の提供とチー ム医療の一員として貢献出来るよう自己研磨し、患者様に満足していただけるよ う努力していきます。 Osumi Kanoya Hospital 35 ◎ 開院20周年を迎えて リハビリテーション科 【特 色】 現在、理学療法士 11 名、作業療法士1名、言語聴覚士2 名(内1名非常勤)アシスタント1名にて業務を行っています。 平均年齢も比較的若く、その都度業務改善を行いながら患 者様に対してより良いリハビリテーションを提供できるよう に試行錯誤しております。 【目 標】 急性期から在宅維持期まで幅広く対応できる大隅地域に根 ざしたリハビリテーション 【20 周年を迎えて】 現在開院当初のリハビリテーションスタッフは残っていま せんが、8年前まではグループ病院からの応援を頂かないと 業務に支障をきたす程しかスタッフが在籍していませんでし 副室長 小 森 博 人 た。しかし現在では不定期ではありますが、他のグループ病 院に応援が出せるほどの組織となりました。 今ではリハビリテーションというとそれなりの認識・認知度があるかと思われ ますが、20 年前では現在ほどの認識・認知度もなかったのではないかと思われま す。その中で先輩方が各部署や患者様方と共に築いてきた土台があるから、現在 の当院でのリハビリテーション室があるのではないかと思います。20 周年を迎え て、その礎を築いてくださった先輩方に感謝し、今後より良いリハビリテーショ ンを提供できるようスタッフ一同前進していきたいと思います。 鍼 灸 室 副主任 白 坂 親 人 【部署の紹介】 平成 11、12 年ころは整形外科医が診察室で鍼灸を行っていた。 その後はしばらく現リハビリ室奥で鍼灸師が行っていた。当時 は介護保険導入前の「デイサービス」でも鍼灸の無料サービスを 行っていた。 現在の鍼灸室(耳鼻科前)は平成 13 年5月1日からである(部 署として発足時のスタッフはマッサージ師も含め常勤・非常勤4人) 。 最も多い平成 16 年頃には8人の技師(鍼灸師、マッサージ師) と3名の助手がいた(関係クリニックの鍼灸師の欠員を補う目的の 養成だった)当時は鍼灸の医療講演を行っていた。またマッサー ジ師も平成 17 年まで在籍していた。 業務内容は外来・入院患者様を対象に、医師の指示により「消 炎鎮痛処置」としての鍼灸を行っている。症状は腰痛、膝関節痛、 肩関節痛など運動器系の疾患が主であり、高齢化による変形性 の症状が多い。以前は関係クリニックの要請により応援に行くこと もあった。 現在鍼灸室は鍼灸師1名、助手2名の体制である。 【モットー】 急性慢性を問わず痛みや動きの悪さを訴える方が多いので、それらから少しでも早く 解放されるように、優しさをもって接して行く。 【20 周年を迎えて】 大隅地域の人々は鍼灸に好意的である。現代ほど医療の発達していない時代から地 元の鍼灸師との間で培われたつながりであろう。当院は現在この地域になくてはなら ない中核的病院である。先進の医療とともに東洋医学(鍼灸)の良さを合わせ、さら に住民のみなさまに喜んでいただけるようこれからもスタッフ一同努力していきたい。 36 20th Anniversary Osumi Kanoya Hospital ゲ ノ ム 室 当院は、文部科学省が支援する第1期「個人の遺伝情報に 応じた医療の実現プロジェクト(オーダーメイド医療実現化 プロジェクト) 」の協力病院として、平成 15 年8月よりプロ ジェクトに参加しております。このプロジェクトでは、バイ オバンクへDNA及び血清試料を集め、それらを利用してS NP(遺伝子の個人差)と薬剤の効果、副作用などの関係を 明らかにし、病気との関係を調べることによりオーダーメイ ド医療実現化の基盤を整備するものです。 このプロジェクトの協力機関には、研究機関として東京大 学医科学研究所と理化学研究所が参加しており、協力医療機 関としては、当院が所属する徳洲会グループをはじめ、日本 大学、順天堂大学、大阪府立成人病センター、国立大阪医 療センター、麻生飯塚病院など、全国 12 医療機関が参加し、 プロジェクトを推進しております。 第1期プロジェクト5年間で全国約 20 万人(約 30 万症例) メディカル・コーディネーター責任者 山 元 栄 二 のご協力を得ることができました。当院においても、約 1,690 名を超える患者様のご協力を頂き、 「バイオバンク・ジャパン」 の構築に貢献しております。 本年平成 20 年4月からは、第1期に引き続いて第2期プロジェクトが始まり、平 成 25 年3月末までのプロジェクト延長が決定いたしました。初年度インフォーム ド・コンセントにつきましては、平成 20 年2月末で終了し、新規登録患者の受け 入れは終了しておりますが、第2期プロジェクトにおいては、これまでにご登録 頂いた患者様への追跡調査(血清採取、臨床情報更新)を中心に業務を行って参 ります。 オーダーメイド医療の実現を目指し、更にプロジェクトを推進して参りますの で、引き続き、皆様の温かい応援をお願いします。 治験センター 2007 年 8 月 1 日に、初代センター長に坂口次長が任命さ れ治験センターを開設しました。その後、徳洲会グループの 治験サポートを行う株式会社未来医療研究センター主催のC RC研修に検査科・事務部・看護部から 4 名(2008 年4月現在) 受講し、兼任CRCとして業務を行っています。また、未来 医療研究センターから 1 名のCRCサポートをもらい、2008 年 8 月 28 日に、当院第 1 号となる治験(循環器領域)をスター トアップすることが出来ました。 治験とは、聞きなれない言葉ですが、最近始まったもので はなく、現代医学と共に歩み、歴史と実績のある、しっかり と確立された制度です。国から「くすり」として承認を受け るために、さまざまな試験を繰り返し、効き目の確認と安全 性の評価が行われますが、最後の段階で健康な人や患者さん のご協力を得て行われる試験を「治験」といいます。治験は 病院で行われます。治験を行う病院は、 「医薬品の臨床試験 CRC 奥 松 陽 子 の実施の基準に関する省令」という規則に定められた要件を 満足する病院だけが選ばれます。 当院は、まだ始まったばかりですが、各部署と連携し、早期に症例登録し、安 全性と倫理性を保って治験を行っていきたいと思います。 Osumi Kanoya Hospital 37 ◎ 開院20周年を迎えて 看 護 部 副院長兼看護部長 吉 﨑 和 子 『大隅半島の中心地 鹿屋に「年中無休」「24 時間体制」の病院建設を !』 地域の皆様の願いが結集し、昭和 63 年8月1日開院し、今年で 20 年目を迎えます。 この 20 年の間に世界、日本の政治・経済・文化・医療情勢は大きく様変わりし てきました。幾多の困難や、ハードルを越えた今、大隅鹿屋病院は存在しています。 今日に至るまで、数え切れない地域の皆様のご支援と、病院の運営の原動力と なってご尽力下さった諸先輩・仲間の方々の功績は、はかり知れないものがあり ます。心から感謝申し上げます。 開院当初は無からの出発。来院される患者さまの対応に苦労しながらの毎日で した。先輩病院からの指導や応援を頂き、外来・内科・外科の病棟からスタート しました。手術や検査などの手順づくりや体制の整備等。さらに、次々に病棟を 開くための看護師対策・基準あげに悪戦苦闘しながらの連続でした。病院として の基盤づくりに始まり、さまざまな工夫や努力を重ねて、地域の中核病院の役割 を担うまでになりました。 看護部では、 「心に届く看護」をキャッチフレーズに、地域住民の方々の健康を 援助することを理念に掲げ、救急・急性期から慢性期・在宅医療・看護の充実を めざし日々、研鑽に努めております。 今年は念願でありました、病院機能評価の認定を頂くことができました。この 事を通してひとつの目標を達成することの重要性・チーム医療の必要性などを学 びました。 病院の組織の中で、最も多くを占める看護部の責任の重さを肝に銘じ、一人一 人の職員がそれぞれの能力を十分発揮し、満足していただける看護を提供するこ とが使命です。 これから、医療を取り巻く環境はますます多様化・複雑化していき 医療・福 祉に関する課題は山積しております。これから、地域の方々の期待に応えられる ように、医療・看護の原点を見つめ 地域医療の向上のため、医療従事者として の役割を認識し、責任をもって、安全で安心できる医療・看護をめざして参ります。 どうぞ、今後とも今まで以上にご指導・ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。 38 20th Anniversary Osumi Kanoya Hospital 外 来 【特 色】 外来は大きく分けて、総合外来・ER・内視鏡に分かれます。 総合外来は 11 ブースの診察室を持ち曜日によっては、全診察室 を利用します。外来患者の平均は約 300 名です。 ERは、一時救急から三次救急まで大隅一円の救急患者を受 け入れ、循環器を中心に遠方は宮崎・奄美大島からも搬入され ます。Dr カーの出動により、迅速に患者を受け入れる努力をして います。救急搬入件数は、月平均約 150 件になります。その他、 総合外来からの重症患者も受け入れています。内視鏡は上・下部 内視鏡合わせて月平均、約 400 件です。緊急内視鏡や重複の 救急患者に対応するため 24 時間のオンコール体制をしています。 【モットー】 安全で確実に治療が受けられるように、事故防止に努めます。 笑顔を忘れず、来院された時よりも身体・こころが軽くなって帰 られるよ うに努めます。 副看護部長 重 田 盟 子 【目 標】 病診連携を活用し地域とのネットワーク作りに努め、診察の待 ち時間が短くなるように努力していきます。 外来では ‘瞬間の看護’ が提供できるようにスタッフ全員が自己研鑽に勤め日々の業務に 反映させていきます。 救急搬入の受け入れが 100%出来るように入院患者の動向に気配りをします。 【20 周年を迎えて】 時の流れは早いもので、地域のたくさんの方に祝福され ‘成人式’ を迎えることが出来 ました。感謝の気持ちで一杯です。 「大隅半島の医療は大隅半島で完結する」と大きな目標を掲げ、当院にない診療科は 近医へ紹介し少しでも負担をかけない様に努力しています。今後も地域の皆様が安心し て来ていただける病院作りを心がけていきたいと思います。 ICU (集中治療室) 【特 色】 心臓血管外科の手術後、循環器内科の重症患者を受け入れ る循環器センター。そして、診療科を問わず手術後や救急搬 入の患者様を受け入れる病棟として機能しています。 様々なME機器のアラーム音につつまれて患者様にとっては ストレスの多い場所だと思います。わたしたちは、第一に患 者様の生命を守りつつ、患者様が不安にならないよう明るく 優しく、確実な看護の提供を心がけています。 【目指すところ】 根拠に基づき精神面、身体面への看護を提供する。 師長 大 西 ル ミ 【目 標】 患者様の安全を守るための知識・技術の向上を目指す。 コミュニケーションスキルの向上を心がけ、患者様、家族 とのかかわりを多く持ち、メンタルケアを充実する。 【20 周年を迎えて】 私自身は、大隅鹿屋病院での経験は短いのですが、今後、さらに歴史を重ねてい く上で、患者様の信頼を得られるように、ICUの看護師として、日々向上できる よう心がけたいと思います。 Osumi Kanoya Hospital 39 ◎ 開院20周年を迎えて 手 術 室 【特 色】 当手術室では、年間に手術約 800 件、心臓カテーテル・ アンギオ検査約 1000 件を実施しております。 内訳は、心臓外科・外科・整形外科・口腔外科・循環器 内科の手術等があり、カテーテル検査・アンギオ検査では、 内科の受け入れも行っています。 また、患者様の人権に目を向け、術前訪問等を通して患 者様との信頼関係を築いています。手術室看護師は、術者 のパートナーとして充実した知識・技術を提供できるよう に自己研鑽に努めております。 大隅半島の中核病院として、貢献できるように、さらな る向上をめざしております。 【モットー】 「愛こそすべて!心に抱き、鋭い洞察力と瞬発力、的確な 判断を身に付ける」をモットーに「安全・安楽・安心の看護」 師長 伊 達 由 和 を提供していきたいと思います。 【目 標】 ①患者様が、心身ともにリラックスした状態で、安心して手術・検査に臨める ように援助します ②常に学習し、看護の質の向上に努めます ③事故防止・感染防止に努めます ④大隅半島だけではなく、離島・隣接する県まで多くの手術を必要とする患者 様を 24 時間体制で受け入れます 【20 周年を迎えて】 何年何十年経とうとも、看護師(OPスタッフ)である以上、地域の人々の為 に日々努力し、貢献していければと思っています。 2 階 病 棟 【特 色】 亜急性期病床(21 床) 、 一般病床(12 床)からなる病棟です。 亜急性期病床は、リハビリ回復期病床に近い形として、2 階病棟のリハビリ専従のセラピスト(PT・OT)と共に連携 をとり、ADL 拡大に努めています。 また、亜急性期病床に入棟した時点で、院内担当者会議を 開催し、患者、及び家族の今後の希望、方向性を確認し、医師、 看護師、セラピスト、ソーシャルワーカーが常に情報を共有 できるようにしています。 その後も院内担当者会議を開催し、病状、リハビリの状況 を確認し合い、退院前・後訪問を行うことで、在宅の環境を 把握し、状況に応じたリハビリの内容変更を行っていきます。 退院の日程の予定がたつと、退院前担当者会議(本人・家族・ 看護師・セラピスト・MSW・ケアマネージャー・福祉用具の 業者など)で具体的なサービス調整を行い、不安なく在宅生 師長 木 下 徹 子 活へ移行できる援助を心がけています。 また一般病床は、日帰り手術も扱っています。下肢静脈瘤 (レーザー治療)をはじめ、腹腔鏡下胆嚢摘出術、腹腔鏡下虫垂摘出術、内痔核(ジ オン注) 、また化学療法なども行っています。外来から退院まで、そしてご自宅に 帰られた時の不安、問題にも対応していきます。 【モットー】 明るく、やさしく、ときには厳しく、でもいつも私たちはそばにいます。 【目 標】 ①入院生活、退院への不安を取り除く。 ②退院前訪問、退院指導の充実をはかる。 ③厳しく、楽しいリハビリ、心から元気になって、退院ができるようにする。 40 20th Anniversary Osumi Kanoya Hospital 3 階 東 病 棟 【特 色】 HCU(ハイケアユニット)4 床を含む病床数 49 床の外科・ 整形外科・口腔外科からなる急性期病棟です。1日に1件から 3件前後の手術が行われ、昼夜・休日を問わず緊急入院を受け 入れ、患者様の入退院が多い、アクティビティーの高い病棟です。 手術前後を含む急性期の看護には敏速な判断と行動が要求 されますが、その期待に応えられるよう、日々努力し、問題が 発生すれば、病棟スタッフ全員の問題として改善策を話し合い、 患者様・そのご家族に安心して入院生活を過ごして頂けるよう 努力しています。そして、手術後の疼痛コントロールを行いなが ら、早期離床・退院へ向けての援助にも力を注いでいます。 手術や入院中の苦痛に耐えて元気に退院される患者様を見送 るときの喜びはなんとも言われぬ充足感と、 『よし頑張るぞ!』 という次への意欲につながる幸せのひとときであり、私たちス タッフの活力の源になっています。 師長 藤 安 友 子 【目 標】 医師・リハビリ科・MSWなどとも、意見交換を積極的に行う ようにして、回診やカンファレンスの参加など、協力しながら、日々「患者様を中心とし た最善」を目標に、チームワークをフルに活用して患者個々のニーズに応えられるよう 全力投球しています。 【モットー】 専門職としての知識技術はもちろんのこと、元気とやさしさ・笑顔をお届けする。 【20 周年を迎えて】 開院時から、急性期外科系病棟として開棟され、20 年間常に患者様 ・ ご家族と苦 楽をともにして、現在を迎えることが出来ました。今後も地域における、模範となれる ような外科系病棟を作っていきたいと思います。 3 階 西 病 棟 【特 色】 平成 17 年9月まで整形外科を中心とする混合病棟より平成 17 年 10 月より障害者病棟へ移行しました。 (現在病床数 47 床) 脊髄損傷や肢体不自由者など日常生活自立度 B・C ランク の患者様が7割以上を占める病棟ですが平成 20 年の改正で脳 梗塞の患者様が障害者の対象から外されることになり、現在 入室患者様の9割が日常生活の援助を必要とし医療と介護の 両面の援助を行っています。主な診療科は、内科 50%・外科 20%・整形外科 20%・心臓外科、循環器内科 10%の割合で 入室し急性期病棟のように積極的な治療を必要とする患者さ まは少ないですが、慢性の人工呼吸器の装着の必要な患者様 や在宅での治療介護に限界のある方、悪性腫瘍による終末期 の患者様、長期リハビリテーションの必要な患者様などが入 室の対象者となっています。 【モットー】 師長 大 野 緑 患者さまのQOLを高め患者・家族・職員の喜びのある病棟 【目 標】 ①安心できる医療と看護の提供 ②異常の早期発見・早期治療 ③ケアの充実をはかり患者さまの自立度をあげる 【20 周年を迎えて】 障害者病棟の対象患者は医療依存度も高く尚日常生活援助を必要とする患者様が 多く、他職種との連携を最も必要とします。慢性疾患の高齢者看護は、症状の出現 の早期発見と正しい判断力が求められます。看護師一人ひとりの役割の重要性を知 り看護の質の向上につとめ患者様・家族が安心できる病棟であり続けたいです。 Osumi Kanoya Hospital 41 ◎ 開院20周年を迎えて 4 階 東 病 棟 【特 色】 4 階東病棟は心臓血管外科と循環器内科を中心とした 49 床の 病棟です。心臓・大血管疾患、末梢血管疾患などの患者様が 内科的または外科的に治療を受けられています。私たちは患 者様がよりよい医療・看護を受けられますよう、医師、看護師、 PT、栄養士、MSW などチームで連携を図り、日々の業務を 行っています。 また当院は大隅半島で唯一、心臓血管外科を有する病院であ るために、各地域の病院から紹介の患者様が多く来院されま す。大隅で治療が完結できる、そのような患者様の健康回復 へのお手伝いができることを誇りに思います。 【モットー】 気配り、目配り、心配りができる温かい病棟。 【目 標】 ①心疾患の患者様が検査・治療を低侵襲で安全に受けられ 師長 大 田 千 穂 るよう循環器内科・心臓血管外科が連絡をとり、患者中 心の医療・看護を提供する。 ②質の高い医療・看護を提供するために日々の医療・看護を振り返り、自己研磨 する。 ③他部署との円滑な関わり合いをもつよう心がけ、よりよい医療・看護を提供する。 【20 周年を迎えて】 今後もこれまで以上に安全で質の高い医療 ・ 看護が提供できますよう、自己研磨 し、患者様に満足していただけるよう努力いたします。 4 階 西 病 棟 師長 仮 重 喜代美 【特 色】 40 床の病棟で平成 19 年 12 月1日に、医療療養型病棟から 障害者病棟へ移行しました。障害者病棟とは重度の肢体不自 由・脊髄損傷等の重度障害。重度の意識障害を有する患者様 が 70%以上を占める病棟です。現在は積極的な治療を必要 とせず、しかし介護度の高い患者様が多く入院されています。 また、整形外科の手術後など回復期の患者様のリハビリを行 い在宅支援を行っています。 【モットー】 患者様お一人お一人を大切に、経験豊かな看護師が日々の 健康観察を行います。また、食事介助や排泄・入浴等におい ても、自らの体調変化について訴えの少ない患者様の変化を 見過ごすことなく、医師と連携を図っていきます。 【目 標】 ①患者様やご家族が満足できる日常を過ごしていただける よう努力する。 ②異常・合併症の早期発見に努める。 【20 周年を迎えて】 患者様の多くはご自身で体調の変化など訴えることが出来ません。したがって看 護師一人一人が自分の知識と経験、五感をフルに使って患者様に必要な看護が提供 できるようにしていきたいと思います。 42 20th Anniversary Osumi Kanoya Hospital 5 階 東 病 棟 【特 色】 5階東病棟は、一般内科疾患からその急性期憎悪に対応する、 ハイケアユニットを含む 49 床の病棟です。主な入院病名としては 糖尿病ケトアシドーシス、慢性閉塞性肺疾患、慢性腎不全、その 他尿路感染症や肺炎各種、 慢性腎臓病に対する透析の導入やシャ ント造設、慢性疾患特有の自己管理についての患者教育や、慢性 腎臓病に関しては他職種と共同して外来通院時からの腎臓病教室 を毎週木曜日に行っています。人工透析については血液透析と腹 膜透析と2種類から患者様の生活スタイルに合った治療方法を提 案し、選択していただいています。現代病として注目されている睡 眠時無呼吸症候群の検査や、NPPVも行っています。 【モットー】 思いやりの心を持ち、機敏に、笑顔で接する病棟。 【目 標】 ①患者様の生活に寄り添い、慢性期における自己に対する葛藤を 受け止め患者様の気持ちを共有し個別性のある看護を展開する。 師長 永 山 ア キ ②患者様を取り巻く社会環境に合わせて、メディカルソーシャル ワーカーと連携を密にし、適切な環境を調整する。 ③各医療従事者と連携を図り、安全・安楽に努め、患者様のニーズにこたえる。 ④日々学習し自己研鑽に努め看護の場面に実践する。 【20 周年を迎えて】 開院 20 周年の中でここ近年、当院では血液透析しか行うことが出来なかったのですが、 腹膜透析を導入し患者様のQOLを高める選択肢が出来ました。 大隅半島には透析を完備している病院は数えるほどしかなく、慢性腎不全で苦しんでい た方々に新しい光をもたらしたと思っております。また、肺炎や慢性閉塞性肺疾患で一時的 に人工呼吸器使用を余儀なくされる患者様の紹介入院も増え、地域の医療機関と連携し、 地域に貢献できていると思います。これからも、地域の皆様の健康や、慢性疾患に対する 援助を行うことで、更なる貢献をしていくために、スタッフ一同協力してまいります。 5 階 西 病 棟 【特 色】 医療療養型病棟で病床数は 38 床です。当院で唯一の療養 型です。 在宅、または施設入所までの期間の入院を受け入れています。 適切な療養環境のもと患者さま、家族が安心できる療養と 看護を提供出来るよう日々努力しています。 患者様の特徴としましては、高齢者人口の増加に伴い脳血 管障害の後遺症を抱えた患者様が多く経管栄養を用いている 人がほとんどですが、その中で食事の自力摂取が可能な患者 様は極わずかです、意思の疎通ができ座位保持の可能な患者 様は車椅子に移乗させ食堂でテレビを見たり食事をしたりし ています。又、天気の良い日は散歩に出かけたりして、気分 転換を図るようにしています。 【モットー】 師長 川 元 さとみ ①明るく・優しく・笑顔の耐えない職場 ②元気な挨拶 【目 標】 ①患者様が安心して過ごせる環境作りに努める ②ケアの充実 【20 周年を迎えて】 高齢者人口が増加しているなか在宅での生活は、無理になっており高齢者が高齢 者を介護する現状で施設待ちをしていても、 2~3年以上かかるのが現状です。3ヶ 月に1回家族を交えて担当者会議を行い施設待ちの進捗状況を聞いたり今後の方向 性の確認を取りながら、他職種と連携をとり、より良い健康状態で施設への入所が 迎えられるよう看護していきたいと思っています。 Osumi Kanoya Hospital 43 ◎ 開院20周年を迎えて 透 析 室 【特 色】 当院透析室では、血液透析以外にも腹膜透析の患者様の透 析も行っています。又、透析導入前の患者様を対象とした保 存期教室「腎臓長持ち教室」に参加し腎不全治療についての 講義も行っています。 【モットー】 患者様中心の透析看護の提供 【目 標】 ①安全で安心できる透析治療、透析看護を提供する。 ②質の高い透析治療、透析看護を提供する。 師長 桑 俣 修 一 訪 問 看 護 【20 周年を迎えて】 これからも急性期から保存期、維持期の腎不全患者様への 幅広い透析治療と安全で安心のできる透析看護を提供して行 けるようスタッフ一丸となって業務に取り組んで行きます。 【特 色】 「長年住み慣れた地域や我が家で家族と共に過ごしたい」と 願う方々のために「相手の心に届く看護」を提供します。 ① 24 時間・365 日対応します。 ②在宅での療養を支援します。 (PEG・HOT・DIV・ 人工呼吸器等の医療処置が必要な方) ③認知症の方への看護も行います。 ④安らかな死・ターミナルケアを支えます。 ⑤医療と介護の橋渡しをします。 ⑥介護予防にも力をいれています。 ⑦医療保険・介護保険の双方に対応できます。 【モットー】 利用者・家族に喜ばれるケアの提供 【目 標】 副看護部長 久保園 玉 美 ①予防も含めた医療的ケアの提供と自然治癒力回復への援 助。 ②利用者・家族のセルフケア能力を向上させる支援。 ③社会資源の活用のアドバイスなど、その人らしい生き方の援助。 ④常に自己の看護を評価し、真摯な姿勢で看護を実践する。 【20 周年を迎えて】 在院日数の短縮化や高度医療の影響を受けた在宅での医療ニーズもますます増加 している状況で、訪問看護には安全で質の高い看護ケアの提供を始め、地域でのケ アマネジメントや他職種との連携、利用者・家族の満足度を高める役割が課せられ てきています。このような訪問看護に求められる実践能力の多様化に応じられるよ う、今後もスタッフ一丸となり頑張っていきたいと思います。 44 20th Anniversary Osumi Kanoya Hospital 通所リハビリテーション 【特 色】 介護認定で要支援1~要介護5の認定が降りた人達に、家 庭や地域で自立した生活を営む事が出来るようにリハビリや、 食事・入浴などの介護を行っています。リハビリについては、 チューブを使用した運動を中心に、マシーントレーニングも 行っています。 【モットー】 安心・安全の介護を提供する。 【目 標】 リハビリマネジメントに沿ったリハビリ・介護を行う。 尊厳を支える介護を提供する。 「できる活動」を「している活動」にする。 【20 周年を迎えて】 老人デイケアからスタートし、H12 年介護保険が導入され てからは通所リハビリテーションとして、高齢者の自立支援 師長 命 苫 由 美 にむけて、リハビリ・介護を提供してきました。情報の多様 化により知識の高い利用者が増加し、集団ケア・画一的なケ アから個別的な対応が必要になってきています。利用者のニーズに答えられるよう に、今後もスタッフ一同頑張っていきたいと思います。 居宅介護 支援事業所 【特 色】 介護保険制度での通所サービス・訪問サービス・福祉用具・ ショートステイなどを在宅生活で利用される方々の在宅サー ビス事業所との連絡や調整を行い、居宅サービス計画を作成 します。鹿屋市内はもとより肝属郡内を広範囲に活動してい ます。 【目 標】 ①自立支援に基づいたケアプランの作成を行います。 ②法令を順守し適切なサービス提供をしていきます。 【モットー】 利用者様が望む生活が送れるように利用者様の思いに寄り 添い、声に応えられる事業所を目指します。 【20 周年を迎えて】 居宅介護支援事業所は、平成 12 年4月に介護保険制度が 施行され大隅鹿屋病院居宅支援事業所として開所されました。 副主任 山 本 利 明 現在は、パソコンを使いケアプランや記録等事務作業をして いますが、開所当初は、居宅サービス計画書など書類作成を 手書きで行っていましたが徐々に介護ソフト導入がされました。誰もした事のない 仕事という事もあり利用者の方々を初め職員も戸惑いながら仕事をした記憶があり ます。 これからも退院される患者様や在宅で生活されている利用者の方々が自宅で安心 して生活が出来るように病棟、MSWなど病院スタッフそして各サービス事業所と 連携しながら支援していきます。 Osumi Kanoya Hospital 45 ◎ 開院20周年を迎えて 医療安全管理部 安全管理者 片 田 淑 子 【特 色】 安全で質の高い医療を提供するために病院内における医療安全に関わる業務全般 をマネージメントしています。医療安全管理委員会、リスクマネージメント委員会、 インシデントアクシデントカンファレンス、事故調査委員会の主催を務め、院内に おけるリスクの把握、リスクの分析および事故防止対策の立案と査定、改善までを 行っています。また、医療安全に関する教育計画を立案し、研修会を行っています。 患者相談窓口業務においては、患者および家族の不安感や不信感などさまざまな 医療に対する心配事に対応を心がけています。 【目 標】 院内に医療安全文化を根付かせて患者様に安全と安心、質の高い医療の提供がで きるように職員全員が安全を意識した医療の提供ができることを目指しています。 【モットー】 ①インシデントアクシデント報告の報告数の促進 ②事故防止対策の周知徹底 ③アクシデントレベル7以上は発生させない ④患者相談窓口の機能を充実させ、患者と医療者との関係を良好に結びつけるた めの架け橋となる 【20 周年を迎えて】 平成 11 年にリスクマネージメント委員会が発足して9年が経ちます。それまで も医療を患者様に提供する中で医療従事者は常に安全で安心の医療を提供してきま した。しかし、平成 11 年に委員会として活動をはじめ、ますます当院の安全に関 する意識は高くなっていきました。 平成 15 年医療安全管理部を立ち上げ、5年が経過。急性期から慢性期、在宅ま で担う当院では医療を安全に提供することや職員の安全に留意することなど、多種 多彩な安全管理が必要となってきています。これから益々、複雑化する医療の中で 地域の皆様に安心してご利用いただける病院を目指して「縁の下の力持ち」として 医療安全管理部を位置づけ、職員のみならず、患者様、当院をご利用いただく皆様 に必要とされるように取り組んで参りたいと考えています。 46 20th Anniversary Osumi Kanoya Hospital 事 務 部 事務部長 竹 中 学 大隅鹿屋病院は昭和 63 年8月の開院から、今年 20 周年を迎えました。 開院当時から当院を支えていただいた大隅健康友の会をはじめとする地域の皆 様、医師会の先生方、そして当院の開院から今日までの間、基礎を築かれた諸先 輩方に対し、心より御礼を申し上げます。 当院は徳洲会グループ 23 番目の病院として、「生命だけは平等だ」の基本理念 の基に、 「生命を安心して預けられる病院」 、 「健康と生活を守る病院」として今日 まで歩みを続けてまいりました。この間にわが国は世界的にも例を見ないほどの 急速な高齢化社会の到来と、医療制度の度重なる改正を経験しました。また、近 年では医療従事者の偏在化に伴う医師不足問題がより医療に深刻な社会問題を引 きおこしています。 このように大きな医療環境の変化を経験してきた私達ですが、その中でも当院 がこれまで発展を続けてきたのは、患者さん中心の医療の実践を合言葉に全職種 が一丸となって努力してきた結果だと感じています。 私達事務部においても、医療界の急激な変化に耐えうる改革と人材育成を主眼 として、業務標準化の推進、IT化の推進、教育・研修制度の充実に取り組んで まいりました。 オーダリングシステムの導入や病院機能評価の認定取得等を通じて、少しずつ ではありますが、目標とする意識改革や育成につながってきているのではないか と考えています。 今後は、更に医療人として質の高い業務を遂行すべく、必要な知識の修得は勿 論のこと、知識を生かし智恵を生む人材育成に努めてまいりたいと考えています。 大隅地域の医療を担う中核病院としての大隅鹿屋病院を支える部門として、今 後も努力を続けてまいりますので、ご指導及びご鞭撻のほど、よろしくお願い申 し上げます。 Osumi Kanoya Hospital 47 ◎ 開院20周年を迎えて 総 務 課 【体 制】 現在竹中部長、坂口次長、西次長のもと、総務係、経理係、 SE係、資材係、営繕係、医局秘書、車両係、医療福祉相談 室、保育室の9つの係から成り立っています。 現在総勢 38 名(管理職3名、総務係5名、経理係3名、 SE係1名、資材係3名、営繕係2名、医局秘書2名、車両 係5名、医療福祉相談室4名、保育室9名)です。 【業務内容】 総務係人事、給与、各種保険手続、労務管理、未収金 回収等 主任 濱 里 正 和 経理係 財務管理、各種契約等 SE係システムの導入、管理、IT機器のメンテナン ス、レセプト請求、データ管理等 資材係物流管理、廃棄物管理、倉庫管理、備品作成修理等 営 繕 施設設備管理、備品作成修理等 医局秘書医師労務管理、図書管理、ペースメーカークリニック管理、秘 書業務等 車両係 車両管理等 医療福祉相談室 患者相談業務、亜急性期・障害者病棟・療養型患者数管理等 保育室 職員乳児日勤帯保育、職員幼児 24 時間保育 微力ながらそれぞれの業務を迅速に遂行し、病院の業務がスムーズに行われ、 職員が働きやすい環境を維持、構築できるよう日々取組んでおります。 【今後の抱負】 ここ数年の政府の急速な医療政策変革の為に、日本の医療、福祉を取り巻く環 境は大きく変化しています。当院も昨年のオーダリング導入、21 年度からのDP Cへの移行と、時代の流れに置いていかれないように努めながら、大隅地区での 医療の完結を目指して、地域病院との連携強化と、当院の果たすべき責任を模索 し日々努力して来ました。その成果を目に見える形として表し、地域住民からの 期待に応えられる病院となる為にも、25 周年には新築移転を成し遂げて、今まで 一緒に努力してきた職員が出来る限り欠けることなく迎えたい。その為に成すべ き事を出来るだけ早く感じ取り、対応出来る体制を作っていく。 48 20th Anniversary Osumi Kanoya Hospital 資 材 係 主任 甲 斐 昭 彦 資材係では、安全・安心・低コストを合言葉とし、すべて の患者様が安心して利用していただける病院を目指し、日々 の業務に取り組んでいます。 資材係は資材担当の3名と営繕担当の2名、計5名です。 資材担当では鉛筆やノートなどの文房具から治療の際に使用 されるガーゼや注射針など、患者様に身近な医療材料や普段 はあまり馴染みのない高額な医療機器まで病院内のほとんど の物品や医療機器の購入から管理を行っています。また営繕 担当では建物の営繕、および付帯設備の日常点検・保守管理、 医療用施設設備の保守管理、防災・防犯設備、ボイラー等の 点検を毎日欠かさず行っています。どちらの業務も病院をご 利用される皆様に、快適で適切な医療サービスを提供するの にとても重要な事として捉えて、日々アンテナを張り巡らせ て、常に新しい情報を仕入れ、その情報を生かせる職場作り を目指す。 【モットー】 入りを増やして出るを抑える 日々の業務の標準化を図る 常に問題意識を持つ 常に明るく笑顔で対応 【目標】 資材スペシャリストとしての知識の向上 経済合理性をふまえた計画的な設備や機器の導入 適正な在庫管理や物品供給システムの構築 【20 周年を迎えて】 近年、病院を取り巻く環境が大きく変化する中で 20 周年を迎えられたというこ とは、大隅鹿屋病院を開院より今日まで支援していただいた方々、またOBや現 職員の努力の賜物だと思います。今後、厳しい医療情勢の中で大隅鹿屋病院の果 たす役割を、地域の皆様やOB・現職員でともに考え、ここに大隅鹿屋病院があっ て良かったと全ての方々に言われるように私たち資材係スタッフも微力ながら努 力していきます。 S E 係 副主任 桐 野 浩 道 現在SE係は一人部署になり、総務課の他の部署の人々に協 力を頂いて何とか日々の業務を行っています。 SE係の主な業務は、 ・オーダーリングシステムの管理(平成 19 年4月~本稼動) ・院内情報システムの管理 ・インターネット及びメールシステムの管理 ・院内のパソコンの管理 お手伝いしている業務としては、 ・電算レセプトのデータ作成(医事課のお手伝い) ・DPC準備病院としての調査データの作成(医事課及び診 療情報管理室のお手伝い) こうやって表記すると少ないように見えますが、実務となると 操作上のトラブル対応から、機器の故障の修理対応まで、忙し い日々をすごしています。 私が休みの時は、総務課内の方に対応をお願いしていますが、 それでも病院内の人達に、ご迷惑をおかけすることが多いです。 早くSEを養成して、このようなご迷惑をおかけしないようにし たいと考えています。 今後は、病院内の事務作業の向上のために、パソコンをいかに使っていくかを提案 できればと思っています。 また、これから導入されるであろう、電子カルテシステムやDPCシステムに十分に対 応できるように、技術の習得に努力いたします。 Osumi Kanoya Hospital 49 ◎ 開院20周年を迎えて 保 育 室 当保育室は、1998 年 11 月当院の開設から3ヶ月程遅れ て開所されました。当時は院内の6階に病室を保育用にリ フォームして頂き、保育を行っておりましたが今から 13 年 前に現地の一戸建ての保育室へ移転しました。 振り返れば移転当時は、小規模ながらも園庭があり、砂場 も出来、室内では広々したプレイルームまで設けられ、戸外 の陽光・土に触れ子ども達も大喜びでした。 現在は、在籍児 23 名、一時預かり児 17 名の計 40 名の子 ども達が登所しております。開所当時は、週3回だった夜間 保育も、今では、当院と共に年中無休 24 時間体制で当院で 働く保護者の方々が、安心して子どもを預ける事が出来るよ うに、又、そうすることにより業務に専念して頂ければ当院 としてもより良い医療が提供でき、地域の皆様にも信頼され 愛される大隅鹿屋病院として貢献出来るのではないかと思い 副主任 柏 原 小百合 ます。その為にも、私達保育士も、今、何をやるべきかを常 に念頭におき、病院・保護者の方々のニーズに応じられるよ う、又、子ども達が日々快適に楽しく過ごすことが出来るよ うに、笑顔の絶えない保育室づくりに努力していきたいと思っています。今後とも、 これまで同様、各部署の皆様の御協力・御理解また御指導の程よろしくお願いし ます。 【保育目標】 ①個々を尊重し、各年齢の発達段階に応じた基本的生活習慣を身につけていく。 ②子ども達が日々心身ともに健康・安全に過ごせるよう、家庭との連携を密に して保育を行う。 【特 色】 『年中無休 24 時間保育を実施しています。』 ・保護者の方々の全ての勤務体制に対応出来るので、子育てと仕事を両立しな がら働く保護者にとっては、安心して業務に専念して預けます。 ・完全給食制なので、乳児期の離乳食等も個々の進み具合に応じて、個々の保 護者と連携をとりながら提供出来るので安心と喜ばれています。 (遠足等の行事や愛情弁当は除く) ・一時お預かり制度も導入しており、一時お預かりで登録しておきますと、普 段は保育園・幼稚園へ通園していても、保育園・幼稚園の休園時や、春・夏・ 冬休み等の長期休み・夜間保育のみ等のお預かりも出来ます。 50 20th Anniversary Osumi Kanoya Hospital 車 両 係 【体制・目標】 現在5名体制で下記に示す公用車の保守整備点検管理、大 隅半島全域にわたる車輌搬送(透析患者送迎・退院患者送迎・ 転院送迎・外来送迎(条件付) ・関連施設間の病診連携送迎・ ドクターカーによる救急搬送)を中心に、医師及び応援職員 等の空港・フェリー港送迎(鹿児島空港・宮崎空港・垂水港・ 桜島港・根占港)等、公共交通機関の手薄い地域での病院ま での来院をスムーズにかつ円滑に進むよう業務しております。 車輌係の目標は、年間通して常に「安心な心遣い・安全な 気配り・安定した運転技術」の3つの『安』を柱とし、同乗 者に提供できるような高度なモラル・オンリーワンを目指し 努力しております。その地道な努力が実り、平成 16 年7月 2日には、鹿屋地区安全運転管理協議会より、表彰されました。 また、大隅健康友の会とも密接に連携をとり、友の会主催 峯 崎 恵 の行事(定期総会・日帰り旅行等)並びに大隅鹿屋病院主催 のゲートボール大会も協力・応援しております。 ここで現在車輌係が管理している車輌台数を紹介します。 8名乗りワゴン車…2台 5名乗りワゴン車…9台 軽及び軽ワゴン車…3台 リフト車……………1台 軽(車いす用)……2台 居宅支援車…………3台 訪問看護車…………7台 以上、計 27 台の公用車を日々の運行管理日誌を通じて、車検、修理、エンジン機 器の不具合等をチェックし、今後も「安心・安全・安定運転第一」に、大隅鹿屋 病院と皆様方のネットワークを側面的ではありますが、お手伝いで出来る様に洗 練されたマナーで接していきたいと思います。 M S W 現代社会は少子・高齢化の進展、疾病構造、生活水準の向 上や意識の変化に伴い国民の医療ニーズは高度化、多様化 し、また科学技術の進歩により、医療技術もますます高度化 し専門化してきています。このような医療をめぐる環境の変 化を踏まえ健康管理や健康増進から疾病予防、治療、リハビ リテーションに至る包括的、継続的医療の必要性が指摘され るとともに高度化し専門化する医療の中で患者や家族の抱え る問題や不安感はより大きなものとなってきています。近 年、介護保険制度の設立や病床区分の見直し、病院施設の機 能分化、民法改正等による成年後見人制度の見直し、障害者 福祉制度が支援費制度、更には後期高齢者制度へ移行するな どの下、高齢者や精神障害者、難病患者等が、疾病を持ちな がら出来る限り地域や家庭において自立した生活を送る為に 医療・保健・福祉の分野から十分なサービスが供給される事 が重要となってきています。しかしこの複雑化した機能分化 係長 岩 切 孝一郎 の中で、在宅医療への移行をどれだけの人が適切に選択す る事が出来ているのでしょうか。厚生労働省が定めた様々な 基準に対し、病院施設の各専門職もすべてを網羅出来ていないのが現状です。ま た在宅医療への移行に関しても、介護保険制度や自立支援制度の活用、導入がよ り一層複雑化している中で、患者様のニーズに合わせたケアプランが必要であり、 また適切な制度を受ける事が困難な時代になったと言えるのではないでしょうか。 私たち医療ソーシャルワーカー(MSW)はこのような複雑化した現代社会で適 切な医療、安心した療養生活を支援する事が出来る専門職であり、その果たす役 割はとても重要であると感じています。今後も患者様の視点に立ち、 「何が必要か」 、 「何が出来るか」を念頭に援助を行えるよう、日々精進していきたいと思います。 Osumi Kanoya Hospital 51 ◎ 開院20周年を迎えて 医 事 課 係長 松 下 幸 吉 20 周年を迎えて、様々な事が変化し成長し構築されまし た。2年前には大幅な診療報酬改定が行われ、病院や診療所 が潰れてしまうという現象が起こり、未収金問題や救急患者 のたらいまわし、医師・看護師不足と近年医療業界は戦国時 代となっております。 二十歳を迎えた大隅鹿屋病院もこれらの状況の中で多くの 方々のささえにより成長し続けることが出来ました。また、 徳洲会グループの一員として徳田虎雄理事長の理念・哲学の もとで働けることを誇りにこれからも日々成長して生きたい と思います。 平成 19 年4月、当院はオーダリングシステムを導入いた しました。予約管理や受付・会計等の待ち時間が以前よりも 短縮されました。 平成 21 年4月、DPCがスタート予定となります。 今後も、大隅鹿屋病院は時代とともに成長し発展し続けて まいります。医事課職員一同、個々のスキルアップを図り、患 者様の満足する医療を提供できるように頑張りたいと思います。 DPCとは・・・ 従来の診療行為ごとに計算(会計)する『出来高払い』方式とは異なり、入院 患者さまの病名や症状をもとに手術などの診療行為の有無に応じて、厚生労働省 が定めた1日当りの診断群分類点数表をもとに医療費を計算する新しい『定額払 いの会計』方式です。平成 15 年4月より、大学病院・特定機能病院において試行 が開始され、平成 16 年4月より民間の医療機関の参加が広がっております。徳洲 会グループ病院も既に参加している施設があります。 診療情報管理室 主任 廻 智 子 52 20th Anniversary 昭和 63 年8月1日開院の2ヶ月後の 10 月1日より病歴室 として、入院情報・退院の診療録の保管管理を行っているよ うに当初の管理台帳が残されています。 平成 14 年度の保険改正により診療録の管理体制が重要視 され、当院でもH 14 年4月より診療情報管理室として名称 を変更し、診療録の開示・ICD− 10 による疾病分類等を 開始し、医療情報の整理を行いました。 以降、病院機能評価受審・オーダリングシステムの導入・ DPC調査協力病院のデーター提出を経験し、業務内容も変 わりました。今後、包括支払い制度(DPC)が導入される と、診療行為の正確な記録が求められます。 診療情報管理士として、診療記録の管理、正確な病名コー ディングとまだまだ改善点が多いですが、多くの患者様に当 院の診療内容を理解していただくために、情報の提供に努め ていこうと思います。 Osumi Kanoya Hospital 地 域 連 携 課 近年、診療所と病院が連携してお互いに専門分野を有機的 に結合させ、患者様に最善の医療を提供することが当たり前 になりつつある。従来、開業医の先生方と長きにわたり紹介 患者のやりとりがあり、そして信用を勝ち得るのが定石であ る。しかし、当院の病診連携の歴史は以外にも浅いのが事実 だ。「病診連携」という言葉が厚労省で発せられ世に知れわ たったのが十数年前であることに対し、私どもの「病診連携」 の歴史はその半分にも及ばない。時代の波に取り残されぬよ うに慌てて開設した部署が地域連携課の原点となる「地域連 携室」である。当時他部署に所属する私は連携室と迎え合わ せの部屋に居たが、対面の部屋のスタッフが毎日のんびりし 主任 山 元 大 作 ており、何をしているかまったく分からないほど不透明な部 署であったことは記憶に新しい。翌々年、その部署長が事務 部の長になったのは正直驚きであった。散々悪態をついた部 署に時を経て自分自身が室長として配属なろうとは夢にも思わなかったことも事 実である。 地域連携室の室長として、何から始めれば良いか分からないが、まずは気持ち を切り替えて大隅半島の開業医の先生方に「ご挨拶を」と思い開業医訪問を開始 した。訪問を始めてから3ヶ月が経過し、挨拶回りも終盤に差し掛かり、今後の 連携室の展望を模索しながら「さあ、これから出発だ!」と、意気揚々としてい たことが懐かしい。それも束の間、この月は本部の経営指導が入り、ご指導を元 に渉外課・地域連携室・健診室を統合する運びとなり、事務部で3つ目の課とな る「地域連携課」の誕生した年でもあった。以後、紹介患者の分析、医療講演、 健診ドックを基本業務とし現在に至る。 冒頭より色々なことを述べたが、わずか6年間の出来事にすぎない。ちなみに 私が室長としての業務に従事したのは3ヶ月間である。 20 周年記念誌の原稿を書き上げた数日後に読み返してみると、当時は相当不満 があったことがうかがえる。誤解のないよう述べておくが、現在はこの限りでは 無い事をここに記録する。 最後に申し上げたい事は、10 年後に「地域連携課は何階にありますか?」など と職員に聞かれないことを願い、30 周年記念誌には明るい原稿を残せればと思う。 【特 色】 大隅鹿屋病院の基本理念の一つである「地域連携」を主とした業務を行う部署。 私達が試みる「地域連携」とは以下の3点を考えており、医療連携の基本である「病 診連携」や「病病連携」だけを意識しているわけではない。地域に関わる3部門(健 診室・地域連携室・渉外課)を統合した部署である。 【目 標】 鹿屋市を中心とした2次医療圏内で、開業医の先生方から最も必要とされる病 院になることである。言い換えれば自他共に認める地域 No. 1の称号である「地 域医療支援病院」を獲得したいと考える。 Osumi Kanoya Hospital 53 ◎ 開院20周年を迎えて 教 育 管 理 部 平成 16 年度より、新医師臨床研修制度になり初期研修2 年間の研修が義務化されました。 平成 17 年2月に、研修(学会)管理・研修医対策・医師 対策の窓口を一つにする為に、教育管理部が部署として活動 するようになりました。新設部署でしたのでまずは、病院内 から認知してもらう事から始まりました。それが、もう今年 で部署が設立して4年目になります。医学生の病院見学実習 生も増え、初期臨床研修医も毎年、少ないながらも採用する ことが出来るようになりました。 尚、念願だった『 内科学会教育関連施設』を習得でき、そ 主任 臼 井 之 枝 の他の学会認定施設も増え、専門医取得が可能になりました。 【部署の特色】 医 学 生 各大学研修指定病院研修説明会へ参加・募集、病院実習、採用試験、 マッチング 初期研修医 研修プログラムの管理、厚生労働省届出書類、スケジュール管理 後期研修医 プログラムの管理・募集・説明会への参加、 学 会 関 係 認定施設申請・管理、指導医・専門医等の管理、学会出張等管理 【目 標】 臨床研修病院として、1年次5名、2年次5名の研修医をフルマッチ出来るよ うになりたいと思います。学会施設認定も増え、多くの専門医・指導医取得に教 育に力を入れて行きたいと思います。 54 20th Anniversary 目で見る統計(Data) Osumi Kanoya Hospital Statistics document ◎ 統計資料 ■ 患者累計 / 全科 外来延患者数 外来新患数 入院患者数 退院患者数 56 20th Anniversary H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 1月 10,958 10,535 9,724 8,009 7,538 7,391 475 482 528 385 377 410 308 285 342 310 324 395 268 231 287 270 284 366 2月 11,267 10,354 8,939 7,919 7,344 6,655 386 481 357 326 384 364 256 271 264 267 304 340 254 289 297 269 294 353 3月 11,334 11,557 9,759 9,179 7,881 7,325 424 563 371 426 435 348 273 266 308 300 345 330 275 272 316 307 350 338 4月 10,927 10,595 8,847 7,887 7,232 7,514 396 436 406 361 399 365 232 246 320 281 291 343 252 269 312 297 324 328 5月 10,591 10,417 8,959 8,185 7,247 7,363 446 395 441 362 399 392 236 254 301 313 330 366 214 222 296 311 304 365 6月 11,461 10,623 9,280 8,514 7,368 7,900 390 400 420 381 388 414 253 231 310 314 388 382 248 258 322 302 373 378 7月 11,515 10,346 9,041 8,221 7,836 8,152 394 397 380 379 416 388 242 264 295 354 409 385 259 250 272 350 415 383 8月 11,248 10,708 9,447 8,576 7,449 481 432 415 484 499 263 269 324 353 395 255 245 333 348 385 - 9月 10,583 8,999 9,041 7,437 7,435 369 426 394 404 410 258 226 322 317 335 262 245 318 323 348 - 10 月 10,997 9,453 9,087 8,118 7,998 377 447 378 437 411 252 271 280 347 365 235 273 286 346 358 - 11 月 11,410 9,903 8,656 7,991 7,150 443 459 333 370 345 250 288 297 323 361 239 273 307 312 360 - 12 月 11,185 9,575 8,667 7,815 7,871 458 444 338 398 440 234 300 293 307 369 270 333 305 360 392 - 合計 133,476 123,065 109,447 97,851 90,349 52,300 5,039 5,362 4,761 4,713 4,903 2,681 3,057 3,171 3,656 3,786 4,216 2,541 3,031 3,160 3,651 3,795 4,187 2,511 月間平均 11,123 10,255 9,121 8,154 7,529 7,471 420 447 397 393 409 383 255 264 305 316 351 363 253 263 304 316 349 359 Osumi Kanoya Hospital ■ 患者累計 / 内科 外来延患者数 外来新患数 入院患者数 退院患者数 1月 4,065 3,861 3,507 2,573 2,382 2,583 324 282 307 180 200 191 103 80 101 91 94 120 101 77 89 79 91 123 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 2月 4,287 3,953 2,636 2,440 2,261 1,957 226 301 181 167 192 157 102 103 71 78 95 89 79 81 80 81 81 93 3月 3,918 4,322 2,846 2,921 2,484 2,027 257 352 163 209 207 134 92 92 93 70 99 82 89 97 98 79 100 82 4月 3,788 3,520 2,452 2,278 2,032 2,100 196 220 159 187 152 135 84 53 74 86 89 95 83 76 86 79 93 86 5月 3,906 3,445 2,615 2,513 2,121 1,951 280 204 192 180 158 122 78 54 82 92 112 94 76 44 80 103 102 99 6月 3,909 3,352 2,499 2,186 1,979 1,981 211 170 289 152 161 124 79 69 85 94 109 104 82 78 86 87 113 107 7月 3,813 3,426 2,444 2,285 2,128 2,151 230 210 167 182 171 114 77 86 83 118 136 104 82 77 80 111 139 110 8月 3,759 3,676 2,475 2,476 2,057 253 222 175 224 186 81 70 97 130 109 90 65 100 127 113 - ӱີѩՔࡣঝ$ఝҭ 9月 3,621 2,672 2,392 2,176 2,067 212 166 156 184 129 69 60 97 94 105 73 70 87 103 118 - 10 月 3,684 2,804 2,450 2,389 2,241 187 190 167 188 147 53 69 82 108 103 55 69 92 111 91 - 11 月 4,254 3,288 2,706 2,744 2,313 276 223 141 184 141 58 83 79 94 101 61 77 81 87 109 - 12 月 4,120 3,383 2,728 2,652 2,521 281 236 151 200 200 69 97 79 99 87 65 81 72 111 85 - 合計 47,124 41,702 31,750 29,633 26,586 14,750 2,933 2,776 2,248 2,237 2,044 977 945 916 1,023 1,154 1,239 688 936 892 1,031 1,158 1,235 700 月間平均 3,927 3,475 2,646 2,469 2,216 2,107 244 231 187 186 170 140 79 76 85 96 103 98 78 74 86 97 103 100 11 月 617 683 849 871 1,050 51 93 75 79 83 76 59 93 106 149 73 57 97 107 144 - 12 月 622 656 926 877 1,144 59 52 70 90 103 68 64 94 99 141 87 83 95 127 156 - 合計 7,450 8,121 10,799 11,199 13,145 7,862 678 824 878 986 1,136 671 761 788 1,079 1,224 1,505 871 766 790 1,078 1,263 1,499 864 月間平均 621 677 900 933 1,095 1,123 57 69 73 82 95 96 63 66 90 102 125 124 64 66 90 105 125 123 ӱີॠՔࡣঝ$ఝҭ )%% *!%%% )!%%% (%% (!%%% '%% '!%%% &!%%% &%% % % హЦՔࡣঝ$ఝҭ ણЦՔࡣঝ$ఝҭ &*% &*% &%% &%% *% *% % % ■ 患者累計 / 外科 外来延患者数 外来新患数 入院患者数 退院患者数 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 1月 630 567 656 808 844 1,069 63 55 63 72 50 88 68 85 91 87 114 134 64 64 70 78 90 131 2月 542 481 603 866 924 970 42 44 34 49 71 62 52 63 58 84 78 128 41 75 72 90 92 134 3月 602 546 720 918 952 1,076 50 48 43 84 81 81 53 67 84 95 108 112 58 69 93 97 109 124 4月 647 670 768 924 1,127 1,120 59 71 78 58 103 95 59 61 90 79 98 107 59 60 76 98 107 104 5月 652 647 918 841 1,119 1,184 72 56 93 67 88 115 55 61 91 106 114 139 50 65 88 99 102 127 6月 588 674 1,046 986 1,159 1,182 48 58 49 83 91 118 61 44 101 97 138 120 61 56 99 98 141 122 7月 612 780 1,160 939 1,204 1,261 47 58 88 82 88 112 61 66 94 120 139 131 71 59 83 109 139 122 ӱີѩՔࡣঝ$ӱҭ 8月 632 800 1,132 1,065 1,250 73 75 85 113 149 67 80 107 107 158 64 61 107 116 155 - 9月 666 829 1,000 985 1,104 56 111 115 100 117 73 60 99 116 117 77 65 107 113 114 - 10 月 640 788 1,021 1,119 1,268 58 103 85 109 112 68 78 77 128 151 61 76 91 131 150 - ӱີॠՔࡣঝ$ӱҭ &!*%% &*% &!%%% &%% *%% *% % % హЦՔࡣঝ$ӱҭ ણЦՔࡣঝ$ӱҭ '%% '%% &*% &*% &%% &%% *% *% % % Osumi Kanoya Hospital 57 Statistics document ◎ 統計資料 ■ 患者累計 / 循環器内科 外来延患者数 外来新患数 入院患者数 退院患者数 1月 915 637 743 724 777 779 11 16 12 11 11 10 71 57 101 96 80 94 51 38 83 75 67 79 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 2月 854 606 689 660 617 735 13 22 10 5 8 13 73 57 85 71 80 75 91 66 93 67 80 78 3月 921 665 670 725 717 837 14 18 12 8 12 10 82 55 84 82 87 92 70 50 79 81 78 83 4月 901 640 823 638 745 951 17 19 11 6 16 9 54 69 91 76 56 106 67 71 94 83 58 105 5月 824 716 728 686 671 901 7 10 19 9 12 13 64 81 80 65 45 97 56 65 64 65 44 101 6月 908 686 721 762 808 1,102 19 16 8 9 13 24 72 69 81 89 64 123 70 72 87 76 61 108 7月 765 744 707 819 883 1,119 17 16 13 6 12 22 62 70 73 78 80 113 58 64 62 86 73 122 8月 723 702 750 613 683 12 9 13 15 13 63 69 78 52 72 76 69 81 53 65 - 9月 708 698 705 708 752 5 20 10 8 11 73 65 71 64 65 63 60 71 66 65 - ӱີѩՔࡣঝ$ࣈఝ 10 月 752 650 574 697 754 18 21 4 14 9 73 77 81 63 66 75 74 70 57 66 - 11 月 631 781 790 718 651 13 10 4 13 13 72 90 80 77 64 61 75 86 79 60 - 12 月 731 742 671 776 907 15 16 7 8 9 50 93 85 66 102 65 107 95 77 100 - 合計 9,633 8,267 8,571 8,526 8,965 6,424 161 193 123 112 139 101 809 852 990 879 861 700 803 811 965 865 817 676 月間平均 803 689 714 711 747 918 13 16 10 9 12 14 67 71 83 73 72 100 67 68 80 72 68 97 ӱີॠՔࡣঝ$ࣈఝ &!'%% '* &!%%% '% -%% &* +%% &% )%% '%% * % % హЦՔࡣঝ$ࣈఝ ણЦՔࡣঝ$ࣈఝ &*% &*% &%% &%% *% *% % % ■ 患者累計 / 心臓血管外科 1月 外来延患者数 外来新患数 入院患者数 退院患者数 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 91 116 175 198 151 146 1 2 1 4 3 0 23 24 24 24 21 31 19 21 25 20 22 24 2月 82 119 152 189 118 119 1 4 1 5 6 8 38 20 19 19 17 28 20 24 20 18 17 27 3月 4月 80 131 182 218 172 121 1 5 3 5 6 7 14 20 18 22 27 21 22 18 19 25 31 25 82 126 185 175 165 78 3 3 4 4 6 4 9 13 17 20 27 16 14 19 22 18 25 16 5月 100 121 186 147 172 59 2 3 4 1 9 2 15 16 24 30 32 17 13 20 25 19 33 19 6月 75 117 190 150 145 68 1 0 3 8 6 3 16 15 16 25 36 14 13 18 20 25 33 16 7月 107 134 207 157 155 76 2 4 2 4 10 4 13 12 11 19 29 18 19 11 18 29 36 16 ӱີѩՔࡣঝ$ढ़ӱ &% '%% - &*% + &%% ) *% ' % % హЦՔࡣঝ$ढ़ӱ )% - 97 129 223 167 154 - 1 4 1 6 1 - 0 2 6 7 10 - 32 19 15 41 30 - 12 20 19 17 24 - 14 17 17 30 28 - 21 27 17 23 25 - 10 月 106 169 206 164 152 3 2 2 3 5 14 23 19 25 29 10 27 16 20 27 - ણЦՔࡣঝ$ढ़ӱ )% (% (% '% '% 58 20th Anniversary 9月 94 159 220 181 116 ӱີॠՔࡣঝ$ढ़ӱ '*% *% 8月 &% &% % % 11 月 100 150 201 151 158 3 4 5 5 5 12 21 23 25 32 15 24 20 19 29 - 12 月 115 182 192 158 150 6 3 4 2 1 22 19 17 19 23 17 30 22 23 31 - 合計 1,129 1,653 2,319 2,055 1,808 667 24 36 36 54 68 28 220 222 222 286 327 145 197 256 241 269 337 143 月間平均 94 138 193 171 151 95 2 3 3 5 6 4 18 19 19 24 27 21 16 21 20 22 28 20 Osumi Kanoya Hospital ■ 患者累計 / 整形外科 外来延患者数 外来新患数 入院患者数 退院患者数 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 1月 520 667 552 443 477 533 3 18 15 4 12 12 12 23 13 8 11 12 11 19 12 15 14 8 2月 542 621 503 450 501 498 13 11 6 4 8 13 17 17 14 8 29 14 18 27 12 8 19 14 3月 538 642 588 543 496 601 11 10 12 8 6 13 16 24 9 23 17 12 14 27 10 15 24 15 4月 613 685 517 556 495 551 16 12 8 9 11 16 17 21 25 13 17 15 22 22 15 13 36 13 5月 709 618 481 465 571 595 8 10 2 5 15 21 20 26 16 16 20 13 15 12 27 20 19 15 6月 655 613 603 558 594 663 22 15 7 4 14 17 14 16 16 8 18 17 16 19 16 14 17 17 7月 752 714 560 396 529 679 9 6 7 9 9 13 19 12 17 15 18 14 18 15 15 11 20 8 8月 704 526 587 569 580 25 15 10 7 22 23 19 14 19 16 17 18 13 18 17 - ӱີѩՔࡣঝ$ষٺ 9月 629 619 643 535 497 16 24 8 9 10 25 12 19 20 18 21 15 19 15 23 - 10 月 708 656 553 556 579 12 13 9 8 11 31 12 13 16 12 21 11 7 20 18 - 11 月 744 608 477 546 550 19 12 6 8 8 21 12 16 18 11 16 14 17 15 11 - 12 月 668 500 495 550 585 15 9 3 10 6 17 22 18 18 13 28 24 21 17 18 - 合計 7,782 7,469 6,559 6,167 6,454 4,120 169 155 93 85 132 105 232 216 190 182 200 97 217 223 184 181 236 90 月間平均 649 622 547 514 538 589 14 13 8 7 11 15 19 18 16 15 17 14 18 19 15 15 20 13 11 月 209 297 83 68 137 8 11 1 1 2 0 13 0 0 0 0 9 0 0 0 - 12 月 306 290 94 75 121 11 20 0 0 3 2 3 0 0 0 2 6 0 0 0 - 合計 4,099 4,322 3,524 1,157 1,540 1,042 112 199 143 34 46 39 42 86 91 1 1 0 43 90 91 0 1 0 月間平均 342 360 294 96 128 149 9 17 12 3 4 6 4 7 8 0 0 0 4 8 8 0 0 0 ӱີॠՔࡣঝ$ষٺ -%% '* +%% '% &* )%% &% '%% * % % హЦՔࡣঝ$ষٺ ણЦՔࡣঝ$ষٺ )% )% (% (% '% '% &% &% % % ■ 患者累計 / 耳鼻咽喉科 外来延患者数 外来新患数 入院患者数 退院患者数 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 1月 492 321 323 85 124 103 7 16 10 2 2 1 14 4 1 0 0 0 10 4 2 0 0 0 2月 509 386 368 101 134 146 15 18 13 1 6 7 14 8 11 0 0 0 18 8 10 0 0 0 3月 653 693 385 119 123 119 12 34 32 5 2 2 7 5 10 0 0 0 9 6 9 0 0 0 4月 370 414 357 101 126 118 9 11 22 1 2 1 2 7 15 0 0 0 2 8 12 0 0 0 5月 288 342 322 66 104 218 6 18 6 1 2 11 0 6 6 0 0 0 0 5 5 0 0 0 6月 272 390 328 164 131 198 8 19 10 10 5 12 0 10 8 0 0 0 0 8 12 0 0 0 7月 242 276 261 101 129 140 9 13 10 4 9 5 0 5 11 0 0 0 0 9 9 0 0 0 አᮮᘇᝀ⩽ᩐ⪝㰧⛁ 8月 241 365 325 89 152 12 16 15 3 8 0 9 11 0 1 0 9 13 0 1 - 9月 201 285 322 93 121 5 12 17 4 3 1 7 16 1 0 0 5 14 0 0 - 10 月 316 263 356 95 138 10 11 7 2 2 2 9 2 0 0 2 13 5 0 0 - አᮮ᩺ᝀ⩽ᩐ⪝㰧⛁ ථ㝌ᝀ⩽ᩐ⪝㰧⛁ ㏝㝌ᝀ⩽ᩐ⪝㰧⛁ Osumi Kanoya Hospital 59 Statistics document ◎ 統計資料 ■ 患者累計 / 泌尿器科 1月 外来延患者数 外来新患数 入院患者数 退院患者数 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 2月 97 69 60 105 154 89 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 91 98 65 40 66 106 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3月 88 102 98 22 60 116 0 0 1 1 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4月 135 97 77 46 110 76 0 0 2 0 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 5月 106 117 106 96 92 73 0 2 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6月 80 107 118 90 96 130 0 2 0 0 0 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 7月 125 68 99 76 104 101 1 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 8月 99 128 70 66 84 0 1 0 1 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 - 9月 123 97 84 76 98 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 - አᮮᘇᝀ⩽ᩐἢᑺჹ 10 月 83 87 75 96 100 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 - 11 月 65 72 123 90 68 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 - 12 月 127 76 80 95 113 2 1 1 1 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 - 合計 1,219 1,118 1,055 898 1,145 691 4 7 10 5 4 3 0 1 0 3 1 0 0 0 0 0 0 0 月間平均 102 93 88 75 95 99 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 12 月 96 79 88 68 62 0 2 1 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 - 合計 1,032 1,085 999 994 724 471 11 27 18 22 21 11 2 0 0 0 0 0 24 0 0 0 0 0 月間平均 86 90 83 83 60 67 1 2 2 2 2 2 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 አᮮ᩺ᝀ⩽ᩐἢᑺჹ ථ㝌ᝀ⩽ᩐἢᑺჹ ㏝㝌ᝀ⩽ᩐἢᑺჹ ■ 患者累計 / 脳神経外科 1月 外来延患者数 外来新患数 入院患者数 退院患者数 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 2月 73 82 78 83 64 74 0 0 4 3 2 3 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 87 102 85 93 68 62 0 0 1 2 3 1 0 0 0 0 0 0 23 0 0 0 0 0 3月 91 80 97 120 60 58 0 3 4 1 1 1 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 4月 97 105 89 75 72 54 4 1 2 2 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5月 6月 58 95 70 71 68 89 1 1 2 1 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 76 95 81 103 63 49 3 9 1 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 7月 100 81 77 101 52 85 0 0 0 1 1 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 አᮮᘇᝀ⩽ᩐ⬳አ - 0 2 0 3 0 - 0 0 0 0 0 - 0 0 0 0 0 - 0 0 0 0 0 - 0 0 0 0 0 - አᮮ᩺ᝀᩐ⬳አ ථ㝌ᝀ⩽ᩐ⬳አ ㏝㝌ᝀ⩽ᩐ⬳አ 60 20th Anniversary 1 4 3 1 0 10 月 118 92 74 71 44 1 2 0 3 9 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 - - 73 90 105 71 54 9月 72 93 84 68 52 8月 11 月 91 91 71 70 65 1 3 0 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 - Osumi Kanoya Hospital ■ 年間患者累計 / 口腔外科 外来延患者数 外来新患数 入院患者数 退院患者数 1月 518 490 712 567 594 604 64 80 116 108 97 105 6 8 11 4 3 3 8 5 6 3 0 1 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 2月 515 461 683 539 566 633 71 76 111 93 90 103 9 1 6 7 5 5 9 4 10 5 5 7 3月 535 529 814 691 662 740 75 87 101 105 120 98 6 1 9 8 7 11 9 2 8 10 8 9 4月 553 547 646 575 557 722 92 88 110 94 107 104 5 2 8 6 4 4 3 2 7 5 5 4 5月 462 530 683 572 557 710 70 88 116 98 113 106 2 6 2 5 7 6 4 6 7 5 4 4 6月 517 661 674 629 530 765 72 104 53 114 98 114 5 3 3 1 9 4 3 3 2 2 8 8 7月 564 556 610 624 643 818 67 87 91 91 116 116 4 2 6 4 6 5 5 1 5 4 8 5 8月 555 505 686 617 637 95 84 113 114 118 7 4 2 4 6 4 4 2 4 6 - 9月 480 470 566 491 792 72 89 81 89 130 0 2 1 3 5 3 3 3 3 3 - 10 月 481 627 636 541 837 80 93 104 103 97 4 3 6 7 4 3 3 5 7 6 - 11 月 450 711 608 506 676 67 103 101 83 90 6 6 5 3 5 8 7 5 5 7 - 12 月 446 693 619 523 718 64 105 101 85 118 2 2 0 4 3 3 2 0 5 2 - 合計 6,076 6,780 7,937 6,875 7,769 4,992 889 1,084 1,198 1,177 1,294 746 56 40 59 56 64 38 62 42 60 58 62 38 月間平均 506 565 661 573 647 713 74 90 100 98 108 107 5 3 5 5 5 5 5 4 5 5 5 5 11 月 3,966 3,222 2,748 2,227 1,482 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 - 12 月 3,687 2,974 2,774 2,041 1,550 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 - 合計 45,147 40,751 35,934 28,212 20,350 9,519 0 11 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 月間平均 3,762 3,396 2,995 2,351 1,696 1,360 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ӱີॠՔঝ$ܔӱ ӱີѩՔࡣঝ$ܔӱ &*% &!%%% -%% &%% +%% )%% *% '%% % % ણЦՔࡣঝ$ܔӱ హЦՔࡣঝ$ܔӱ &' &% &% - - + + ) ) ' ' ■ 患者累計 / リハビリ 外来延患者数 外来新患数 入院患者数 退院患者数 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 1月 3,313 3,495 2,918 2,423 1,971 1,411 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2月 3,467 3,258 3,155 2,541 2,089 1,429 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3月 3,795 3,552 3,359 2,902 2,155 1,630 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4月 3,694 3,437 2,933 2,519 1,803 1,744 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5月 3,434 3,584 2,850 2,728 1,772 1,583 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6月 4,167 3,675 3,020 2,886 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 7月 4,187 3,441 2,916 2,723 2,009 1,722 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 8月 3,989 3,686 3,118 2,832 1,838 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 - 9月 3,749 3,110 3,001 0 1,796 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 - 10 月 3,699 3,317 3,142 2,390 1,885 0 11 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 - አᮮ᩺ᝀᩐࣛࣀࣄࣛ አᮮᘇᝀ⩽ᩐࣛࣀࣄࣛ ථ㝌ᝀ⩽ᩐࣛࣀࣄࣛ ㏝㝌ᝀ⩽ᩐࣛࣀࣄࣛ Osumi Kanoya Hospital 61 Statistics document ◎ 統計資料 ■ 手術累計 H16 H17 H18 手術 H19 H20 H21 H16 H17 H18 PCI (再掲) H19 H20 H21 H16 H17 H18 心外(再掲) H19 H20 H21 H16 H17 H18 外科(再掲) H19 H20 H21 1月 101 97 109 111 99 111 14 32 36 40 27 26 11 10 11 10 9 9 17 37 35 41 43 2月 89 86 124 108 107 119 18 31 56 39 37 32 12 8 14 9 9 11 16 30 35 31 33 3月 103 112 130 129 109 119 21 31 69 38 25 22 12 15 9 8 11 8 28 25 19 42 29 39 ᡥ⾙ ᡥ⾙ 4月 71 94 133 133 123 126 15 30 44 46 28 29 11 8 13 12 9 8 19 22 41 40 36 45 5月 71 100 126 116 107 128 16 37 47 34 29 30 8 10 9 9 4 5 20 18 44 37 40 45 6月 97 127 132 113 120 151 19 48 46 41 29 38 10 13 8 7 10 13 24 22 41 30 37 43 7月 110 101 112 120 123 158 28 35 28 37 29 42 6 5 8 13 9 8 30 24 48 30 48 51 ᡥ⾙ ᡥ⾙ ᚨአ㸝්᥎㸞 ᚨአ㸝්᥎㸞 㹅㸸㸾 㹅㸸㸾 ᚨአ㸝්᥎㸞 ᚨአ㸝්᥎㸞 ᚨአ㸝්᥎㸞 ᚨአ㸝්᥎㸞 62 20th Anniversary 8月 89 115 135 125 118 18 29 48 24 21 10 16 5 12 10 18 41 55 39 47 - 9月 105 104 125 107 113 45 26 43 29 32 11 14 6 10 10 24 31 45 38 32 - 10 月 102 96 116 124 120 30 33 40 34 32 9 14 8 10 12 20 27 35 37 44 - 11 月 96 111 123 116 122 32 35 41 31 23 12 12 5 11 12 21 27 40 37 48 - 12 月 101 99 128 117 109 31 43 48 34 35 13 9 6 10 3 21 24 42 33 40 - 合計 1,135 1,242 1,493 1,419 1,370 912 287 410 546 427 347 219 125 134 102 121 108 62 225 294 477 433 473 299 月間平均 95 104 124 118 114 130 24 34 46 36 29 31 10 11 9 10 9 9 23 25 40 36 39 43 㹅㸸㸾 㹅㸸㸾 ᚨአ㸝්᥎ ᚨአ㸝්᥎ Osumi Kanoya Hospital ■ 手術累計 / 心臓血管外科 1月 開心術 虚血性心疾患症 先天性心疾患 弁膜症 大血管 その他 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 2月 11 8 10 10 9 9 9 6 6 5 6 4 0 0 0 0 0 1 1 0 4 3 2 2 1 2 0 2 1 1 0 0 0 0 0 1 3月 12 6 13 9 7 10 8 2 3 5 3 4 0 0 0 0 0 0 2 2 6 2 4 3 2 1 4 2 0 3 0 1 0 0 0 0 4月 12 12 9 8 11 7 6 4 5 3 3 5 0 0 0 0 0 0 2 2 3 2 6 1 3 6 1 3 1 1 1 0 0 0 1 0 5月 11 8 13 11 9 9 4 5 10 6 4 4 0 0 0 0 0 0 3 0 3 2 5 3 3 2 0 3 0 2 1 1 0 0 0 0 6月 8 10 9 8 5 5 2 7 5 4 1 1 0 0 0 0 0 0 2 2 4 4 4 3 4 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 7月 9 8 8 6 10 12 3 2 2 1 4 6 0 0 0 0 0 0 6 3 5 4 4 4 0 3 1 0 2 2 0 0 0 1 0 0 8月 5 3 8 11 8 8 2 1 3 7 6 4 0 0 0 0 0 0 3 2 5 3 2 3 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 9月 10 15 5 11 9 - 4 11 3 6 5 - - - - - - 4 2 2 2 1 - 4 3 1 3 1 - 1 1 0 0 0 - - - - 0 0 0 0 0 3 4 2 2 4 4 1 2 2 2 0 0 0 0 0 - - - 3 6 2 3 4 0 0 0 0 0 2 5 1 5 2 1 0 0 4 1 - - - 9 11 5 11 10 2 4 5 3 6 0 0 0 0 1 5 4 2 1 3 11 月 9 12 8 8 12 4 6 3 3 5 0 0 0 0 0 - 10 月 11 13 6 10 10 2 2 0 5 4 - 0 1 0 0 1 - 0 1 1 1 1 - 12 月 12 9 6 8 4 5 4 3 5 3 0 0 0 0 0 2 3 3 0 1 3 2 0 2 0 2 0 0 1 0 - 合計 119 115 100 111 104 60 52 58 50 51 50 28 0 0 0 0 1 1 35 29 40 30 38 19 27 23 9 27 12 9 5 5 1 3 3 3 月間平均 10 10 8 9 9 9 4 5 4 4 4 4 0 0 0 0 0 0 3 2 3 3 3 3 2 2 1 2 1 1 0 0 0 0 0 0 Osumi Kanoya Hospital 63 Statistics document ◎ 統計資料 ■ 手術累計 / 循環器内科 1月 CAG PCI Pace Maker Rotor Brator H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 66 69 108 94 84 67 14 32 36 40 27 26 2 2 2 2 4 6 1 6 0 1 1 1 2月 73 82 118 89 81 73 18 31 56 39 37 32 3 2 0 2 4 4 0 4 0 1 0 0 3月 4月 84 75 122 88 87 69 21 31 69 38 25 22 5 3 1 6 5 9 0 6 0 0 0 0 67 95 110 89 70 82 15 30 44 46 28 29 2 5 7 3 7 5 0 6 0 0 0 1 5月 6月 53 94 95 80 69 73 16 37 47 34 29 30 2 4 2 5 1 5 0 2 0 0 0 0 7月 97 111 106 89 76 87 19 48 46 41 29 38 5 1 8 3 2 15 1 3 0 2 1 1 &$* &$* - 96 78 91 64 71 - 18 29 48 24 21 - 45 26 43 29 32 - 2 2 3 7 0 - 1 9 4 5 6 - 1 5 0 0 0 - 4 1 0 0 0 - 10 月 76 94 85 77 70 30 33 40 34 32 1 1 4 3 1 2 3 1 0 0 - 3&, 3&, 3DFH0DNHU 64 20th Anniversary 9月 73 91 93 64 76 8月 89 94 72 92 93 91 28 35 28 37 29 42 4 8 2 8 4 13 0 4 0 2 0 0 3DFH0DNHU 5RWRU%UDWRU 5RWRU%UDWRU 11 月 87 97 100 85 65 32 35 41 31 23 2 2 3 4 1 5 0 0 1 2 - 12 月 76 113 94 76 82 31 43 48 34 35 3 1 5 3 4 8 0 1 1 0 - 合計 937 1,093 1,194 987 924 542 287 410 546 427 347 219 32 40 41 51 39 57 22 40 2 8 4 3 月間平均 78 91 100 82 77 77 24 34 46 36 29 31 2.7 3.3 3.4 4.3 3.3 8.1 1.8 3.3 0.2 0.7 0.3 0.4 Osumi Kanoya Hospital ■ 検査累計 ■ 検査累計 / 内視鏡 GIF CF ポリペクトミー ERCP 1月 164 173 179 186 165 216 47 52 76 74 76 86 13 16 20 16 11 19 2 1 3 10 8 6 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 2月 161 151 188 193 174 219 69 49 76 73 80 94 18 17 19 19 27 22 1 1 4 7 8 10 3月 153 149 208 159 194 214 53 63 78 77 96 124 15 15 17 18 38 33 1 2 2 8 6 *,) 14 4月 184 178 200 160 170 219 71 53 73 72 93 110 19 12 12 15 23 26 1 1 2 5 8 16 5月 159 168 222 194 200 219 58 64 101 69 103 84 11 14 37 12 33 24 1 2 2 8 3 6 6月 190 207 245 257 239 281 87 80 115 100 102 133 16 18 31 26 28 41 5 1 8 13 7 6 7月 199 185 244 251 257 312 82 95 92 98 118 133 30 23 28 37 46 40 0 3 4 15 9 8 8月 193 211 225 246 276 81 80 124 86 117 21 15 36 20 29 4 7 6 8 5 - 9月 197 204 213 213 206 54 59 105 80 91 17 15 38 11 23 3 7 3 8 3 - *,) 11 月 13 5 13 12 27 8 3 7 6 4 509 665 600 780 886 203 195 151 257 168 - 12 月 11 17 13 8 12 3 1 3 7 7 507 640 631 699 847 182 171 202 159 233 - 合計 月間平均 12 10 13 12 17 15 5 4 4 4 7 4 530 577 635 730 799 828 182 152 167 197 186 186 (5&3 ࣎ࣛ࣋ࢠࢹ࣐࣭ ■ 検査累計 / 放射線 1月 MRI 月間平均 178 184 217 215 222 240 67 67 89 80 102 109 18 17 25 19 30 29 2 3 4 8 8 9 (5&3 ࣎ࣛ࣋ࢠࢹ࣐࣭ CT 合計 2,131 2,202 2,598 2,580 2,662 1,680 809 806 1,067 958 1,227 764 216 208 301 226 357 205 26 41 50 97 92 66 BE 12 月 174 199 257 192 265 71 57 63 75 121 18 18 21 17 35 2 4 11 4 10 - &) UGI 11 月 182 179 193 260 241 80 64 80 70 100 26 17 22 17 26 3 5 2 6 11 - H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 10 月 175 198 224 269 275 56 90 84 84 130 12 28 20 18 38 3 7 3 5 14 &) - 9 6 12 10 19 14 7 4 7 5 9 7 578 633 696 717 687 817 167 136 137 154 163 196 2月 3 7 9 16 16 9 4 3 4 3 3 4 543 524 527 688 692 833 145 123 153 184 191 182 3月 6 7 5 10 5 10 3 4 3 3 1 2 535 526 592 715 715 777 174 171 175 151 178 214 4月 8 6 8 12 8 2 4 2 3 2 4 2 528 539 593 595 742 721 159 153 161 122 157 131 5月 8 2 12 11 17 24 1 5 3 2 10 2 525 531 658 641 773 841 178 143 167 172 159 189 6月 25 28 14 10 24 23 6 3 6 4 6 2 534 482 730 722 808 903 217 121 210 238 198 184 7月 19 15 16 7 20 21 2 5 2 3 2 8 552 528 651 754 845 905 228 144 153 224 216 208 8月 9月 11 13 19 15 10 - 10 7 6 12 9 - 11 7 5 1 26 - 4 4 5 3 3 - 541 623 641 843 819 - 509 596 673 805 902 - 192 172 167 254 177 - 194 128 157 212 198 - 10 月 17 9 23 17 37 3 2 4 4 7 496 639 632 805 874 146 169 173 242 188 - 140 122 150 140 204 103 56 43 52 43 82 27 6,357 6,926 7,624 8,764 9,590 5,797 2,185 1,826 2,006 2,369 2,226 1,304 Osumi Kanoya Hospital 65 Statistics document ◎ 統計資料 ■ 検査累計 / 生理検査 心エコー 腹部エコー 肺機能 眼底カメラ H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 1月 268 300 376 388 319 347 315 460 487 569 531 541 45 79 60 60 67 78 18 44 28 32 49 43 2月 262 281 297 349 297 330 318 329 450 546 496 561 58 65 54 58 69 59 28 36 56 44 41 25 3月 303 285 342 388 342 349 398 381 447 483 506 585 44 59 42 39 51 57 24 25 25 23 32 32 4月 278 318 371 321 309 381 440 419 493 466 572 532 49 55 67 51 49 61 29 25 34 27 27 40 5月 248 289 351 322 296 314 381 376 552 543 616 620 67 74 79 80 97 98 40 39 59 52 65 66 6月 314 330 396 391 339 373 490 484 661 690 723 736 110 85 95 98 111 130 76 83 81 72 92 107 7月 245 301 339 325 371 360 530 512 601 628 687 754 108 96 75 94 122 137 99 73 68 70 93 122 8月 272 314 326 347 293 506 578 633 668 623 90 96 92 104 121 69 72 75 83 100 - 9月 244 313 303 291 322 482 484 605 605 548 65 75 78 71 88 53 51 58 58 62 - ᚨ࢙ࢤ࣭ 10 月 269 343 305 283 288 460 489 601 623 591 57 77 88 99 110 40 67 76 93 91 - 11 月 311 335 376 292 310 446 502 553 554 520 92 90 81 91 103 72 69 65 81 81 - 12 月 308 379 301 294 328 472 493 569 497 586 91 78 91 90 84 58 64 87 79 61 - 合計 3,322 3,788 4,083 3,991 3,814 2,454 5,238 5,507 6,652 6,872 6,999 4,329 876 929 902 935 1,072 620 606 648 712 714 794 435 月間平均 277 316 340 333 318 351 437 459 554 573 583 618 73 77 75 78 89 89 51 54 59 60 66 62 11 月 87 97 100 85 65 3 6 20 11 15 32 35 41 31 23 - 12 月 76 113 94 76 82 0 6 12 14 18 31 43 48 34 35 - 合計 月間平均 78 91 100 82 77 77 4 4 10 14 15 21 24 34 46 36 29 31 ⭙㒂࢙ࢤ࣭ ⫭ᶭ⬗ ╉ᗇ࣒࢜ࣚ ■ 検査累計 / 心臓カテーテル 1月 CAG その他AG PCI H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 66 69 108 94 84 67 3 4 6 7 4 21 14 32 36 40 27 26 2月 73 82 118 89 81 73 3 1 5 13 14 19 18 31 56 39 37 32 3月 4月 84 75 122 88 87 69 6 4 7 13 9 21 21 31 69 38 25 22 67 95 110 89 70 82 3 5 8 5 10 20 15 30 44 46 28 29 5月 6月 53 94 95 80 69 73 1 1 13 6 10 16 16 37 47 34 29 30 97 111 106 89 76 87 9 6 7 15 17 25 19 48 46 41 29 38 7月 8月 89 94 72 92 93 91 6 1 7 22 29 26 28 35 28 37 29 42 &$* 3&, 66 20th Anniversary - 96 78 91 64 71 - 6 1 8 25 21 - 2 4 12 13 19 - 18 29 48 24 21 - 45 26 43 29 32 - 10 月 76 94 85 77 70 1 5 16 21 18 30 33 40 34 32 - ࡐࡡ$* 9月 73 91 93 64 76 937 1,093 1,194 987 924 542 43 44 121 165 184 148 287 410 546 427 347 219 Osumi Kanoya Hospital ■ 部門別累計 ■ 救急搬入累計 救急搬入累計 入院累計 (救急搬入) 1月 148 146 123 123 181 106 76 78 86 97 145 78 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 2月 167 93 113 116 156 68 78 51 76 87 113 82 3月 184 122 120 141 131 67 85 75 74 106 88 79 4月 143 126 131 112 139 59 68 83 89 80 84 81 5月 127 119 116 133 132 60 63 66 9 105 81 - 6月 97 128 108 137 150 49 56 74 82 115 104 - 7月 112 130 133 148 161 57 59 83 102 107 100 - 8月 152 145 169 150 62 70 89 112 116 - ᨾ᛬ᦑථ⣴゛ 9月 124 140 138 138 64 56 85 101 107 - 10 月 146 128 152 151 69 75 71 106 114 - 11 月 123 142 130 160 68 66 85 103 117 - 12 月 161 143 133 156 70 93 93 110 110 - 合計 1,684 1,562 1,566 1,665 1,050 799 845 933 1,050 1,261 715 320 月間平均 140 130 131 139 150 67 70 78 88 105 102 80 11 月 12 月 合計 月間平均 ථ㝌⣴゛㸝ᨾ᛬ᦑථ㸞 ■ 訪問看護累計 1月 医療保険 介護保険 訪問診療 登録数 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 47 42 76 71 74 194 196 216 220 236 64 64 73 75 69 61 64 71 76 78 2月 44 49 54 77 68 174 201 204 226 243 60 60 71 76 74 60 64 67 77 82 3月 54 50 51 82 87 182 229 244 228 248 55 61 74 72 69 57 61 71 77 79 4月 60 56 48 113 117 177 208 235 255 212 58 63 69 80 82 60 60 70 78 81 5月 81 37 63 146 174 229 258 319 65 64 86 75 59 61 76 84 - 6月 54 55 88 91 208 215 270 329 81 67 96 87 61 61 78 85 - 7月 8月 59 92 87 126 221 208 251 348 82 73 77 87 63 64 75 87 - ල๓զ܅$Ќ 9月 54 84 79 122 - 201 221 257 293 - - - - 62 58 87 105 197 219 230 272 74 71 73 85 - - - - - - 207 223 244 240 - 64 74 84 72 - 62 73 77 84 - 59 54 90 121 193 252 280 232 59 72 84 73 62 72 75 90 - 59 56 77 105 190 240 263 280 61 74 82 77 65 68 75 90 - 10 月 51 71 90 119 63 75 76 71 - 62 73 78 82 - 63 71 78 77 - 0 684 704 890 1,278 346 0 2,318 2,641 2,952 3,242 939 0 786 818 945 930 294 0 735 792 891 987 320 0 57 59 74 107 87 0 193 220 246 270 235 0 66 68 79 78 74 0 61 66 74 82 80 ල๓զ܅$ӓ܅ &*% &*% &%% &%% *% *% % % ල๓॰ ঝ &%% &%% -% -% +% +% )% )% '% '% % % Osumi Kanoya Hospital 67 Statistics document ◎ 統計資料 ■ リハビリ累計 リハビリ / 外来 リハビリ / 入院 1月 3,313 3,495 2,918 2,423 1,971 1,411 2,226 1,948 2,043 1,891 1,925 2,339 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 2月 3,467 3,258 3,155 2,541 2,089 1,429 2,195 1,892 2,142 1,689 2,008 2,404 3月 3,795 3,552 3,359 2,902 2,155 1,630 2,403 2,076 2,165 1,817 2,079 2,751 4月 3,694 3,437 2,933 2,519 1,803 1,744 2,093 2,111 1,974 1,980 1,980 3,159 5月 3,434 3,584 2,850 2,728 1,772 1,583 2,062 2,001 2,041 2,181 2,008 3,037 6月 4,167 3,675 3,020 2,886 1,863 1,762 2,454 2,508 2,240 2,142 1,965 3,343 7月 4,187 3,441 2,916 2,723 2,009 1,722 2,484 2,185 2,035 2,144 2,098 3,489 8月 3,989 3,686 3,118 2,832 1,838 2,316 2,502 2,276 2,467 2,198 - 9月 3,749 3,110 3,001 2,135 1,796 2,079 1,930 1,906 1,957 2,202 - ࣛࣀࣄࣛአᮮ 10 月 3,699 3,317 3,142 2,390 1,885 2,073 2,166 2,069 2,213 2,401 - 11 月 3,966 3,222 2,748 2,227 1,482 2,192 2,218 1,859 2,014 2,174 - 12 月 3,687 2,974 2,774 2,041 1,550 2,308 2,491 1,848 1,872 2,420 - 合計 45,147 40,751 35,934 30,347 22,213 11,281 26,885 26,028 24,598 24,367 25,458 20,522 月間平均 3,762 3,396 2,995 2,529 1,851 1,612 2,240 2,169 2,050 2,031 2,122 2,932 11 月 672 693 700 779 745 218 195 194 207 236 - 12 月 696 723 702 758 776 287 227 229 224 244 - 合計 8,526 8,263 8,764 9,086 9,306 60,884 2,344 2,207 2,448 2,308 3,106 1,380 月間平均 711 689 730 757 776 8,698 195 184 204 192 259 197 11 月 67 66 72 125 96 49 55 82 59 113 - 12 月 55 70 82 91 65 42 52 62 69 361 - 合計 月間平均 59 56 58 80 74 83 47 63 63 59 103 124 ࣛࣀࣄࣛථ㝌 ࣛࣀࣄࣛྙ゛ ■ 人工透析累計 透析 / 外来 透析 / 入院 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 1月 692 711 684 752 763 8,469 214 277 195 231 270 245 2月 612 570 686 698 698 7,810 198 228 169 174 314 187 3月 720 700 778 801 764 8,573 166 210 182 242 297 178 4月 727 688 708 720 786 8,743 145 188 195 173 269 192 5月 724 677 764 790 807 8,624 178 154 213 177 263 173 6月 729 691 735 728 767 9,166 164 169 246 200 218 197 7月 744 674 763 726 811 9,499 236 166 216 185 233 208 8月 818 730 795 768 792 179 131 180 201 254 - 9月 691 698 741 757 783 207 136 230 116 296 - ㏩ᯊአᮮ 10 月 701 708 708 809 814 152 126 199 178 212 - ㏩ᯊථ㝌 ㏩ᯊྙ゛ ■ 健診・ドック累計 1 月 人間ドック 健康診断 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 22 57 32 43 61 43 93 25 54 28 19 151 2月 27 38 31 37 56 30 46 99 119 137 66 149 3月 4月 23 25 15 17 37 30 30 87 48 54 57 216 5月 41 25 28 26 21 52 43 29 59 19 39 55 52 42 58 55 67 103 44 72 66 68 46 73 6月 84 81 88 106 94 163 47 48 39 53 63 121 7月 114 70 68 105 101 159 37 74 70 50 102 105 ॶյȄǾǪ 68 20th Anniversary 8月 9月 88 76 69 125 105 - 76 65 74 95 70 - 51 53 65 61 53 - 50 56 55 40 83 - 10 月 62 62 83 130 115 36 107 36 67 239 - ܤګ॰૨ '%% )%% &*% (%% &%% '%% *% &%% % % 711 677 700 955 888 580 568 757 755 705 1,241 870 Osumi Kanoya Hospital ■ 病棟別患者累計 ICU 2階病棟 3階東病棟 4階東病棟 5階東病棟 一般病棟合計 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 1月 114 155 150 172 180 217 889 367 379 393 342 367 1,182 1,325 1,464 1,434 1,322 1,431 1,241 1,352 1,298 1,451 1,404 1,526 1,318 1,383 1,477 1,448 1,417 1,507 4,744 4,582 4,768 4,898 4,665 5,048 2月 99 141 148 138 177 193 891 321 318 335 334 329 1,102 1,203 1,241 1,254 1,319 1,335 1,206 1,203 1,110 1,362 1,339 1,320 1,276 1,236 1,307 1,228 1,385 1,307 4,574 4,104 4,124 4,317 4,554 4,484 3月 116 160 171 206 207 920 371 357 368 293 1,156 1,318 1,515 1,396 1,439 1,215 1,231 1,348 1,473 1,370 1,486 1,446 1,353 1,406 1,466 1,406 1,491 1,348 4,776 4,603 4,694 4,700 4,990 4,509 4月 98 149 137 166 188 212 317 346 330 343 315 319 1,068 1,258 1,388 1,280 1,261 1,244 1,109 1,293 1,355 1,301 1,424 1,345 1,234 1,345 1,266 1,307 1,321 1,347 3,826 4,391 4,476 4,397 4,509 4,467 5月 87 128 137 135 193 181 317 340 335 327 278 324 1,035 1,236 1,256 1,338 1,279 1,464 1,127 1,205 1,337 1,354 1,336 1,315 1,236 1,301 1,391 1,303 1,263 1,402 3,802 4,210 4,456 4,457 4,349 4,686 6月 115 129 136 126 202 195 348 368 322 327 283 315 1,170 1,252 1,327 1,317 1,306 1,363 1,246 1,203 1,325 1,274 1,373 1,400 1,376 1,316 1,307 1,333 1,285 1,342 4,255 4,268 4,417 4,377 4,449 4,615 7月 103 167 132 178 203 213 361 358 333 343 303 320 1,123 1,192 1,409 1,354 1,447 1,452 1,234 1,310 1,198 1,379 1,442 1,405 1,313 1,325 1,292 1,382 1,428 1,377 4,134 4,352 4,364 4,636 4,823 4,767 8月 91 170 115 193 204 363 357 372 364 314 1,131 1,359 1,461 1,501 1,469 1,068 1,323 1,372 1,352 1,388 1,296 1,366 1,404 1,509 1,393 3,949 4,547 4,724 4,919 4,768 - 9月 111 138 128 174 203 353 353 368 348 332 1,204 1,344 1,414 1,417 1,402 1,206 1,298 1,332 1,312 1,385 1,271 1,304 1,403 1,442 1,375 4,145 4,437 4,645 4,693 4,697 - 10 月 128 158 110 196 187 355 342 339 339 307 1,171 1,409 1,446 1,366 1,400 1,203 1,234 1,285 1,376 1,391 1,260 1,317 1,362 1,417 1,371 4,117 4,460 4,542 4,694 4,656 - 11 月 160 144 139 195 197 342 332 298 353 314 1,214 1,363 1,302 1,427 1,448 1,284 1,305 1,236 1,401 1,418 1,285 1,362 1,139 1,424 1,424 4,285 4,506 4,114 4,800 4,801 - 12 月 150 153 156 201 202 358 333 291 354 316 1,231 1,360 1,316 1,315 1,430 1,324 1,313 1,311 1,308 1,466 1,298 1,403 1,235 1,404 1,424 4,361 4,562 4,309 4,582 4,838 - 合計 1,372 1,792 1,488 2,045 2,342 1,418 5,814 4,188 3,685 4,183 3,806 2,267 13,787 15,619 16,539 16,399 16,522 9,504 14,479 15,387 15,632 16,240 16,852 9,757 15,516 16,064 16,049 16,603 16,577 9,630 50,968 53,022 53,633 55,470 56,099 32,576 月間平均 114 149 135 170 195 203 485 349 335 349 317 324 1,149 1,302 1,378 1,367 1,377 1,358 1,207 1,282 1,303 1,353 1,404 1,394 1,293 1,339 1,337 1,384 1,381 1,376 4,247 4,419 4,469 4,623 4,675 4,654 Osumi Kanoya Hospital 69 Statistics document ◎ 統計資料 ■ 入院累計 ICU 2階病棟 3階東病棟 4階東病棟 5階東病棟 一般病棟合計 70 20th Anniversary H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 1月 18 28 20 24 25 31 22 5 25 11 17 24 83 95 112 96 127 135 73 54 130 96 82 101 52 40 55 82 73 104 248 187 342 309 324 395 2月 14 17 15 23 28 32 23 6 17 8 7 24 74 76 87 89 110 109 68 63 97 67 81 91 40 43 47 80 78 82 219 205 263 267 304 338 3月 14 13 16 23 34 24 22 1 8 8 18 19 63 83 123 115 127 132 79 67 89 82 90 85 41 41 72 72 76 70 219 205 308 300 345 330 4月 12 19 18 20 26 22 10 3 15 6 14 17 70 65 108 97 116 109 51 57 92 78 65 110 36 36 84 79 70 84 179 180 317 280 291 342 5月 12 23 14 13 31 23 13 1 7 13 31 30 61 73 118 115 114 122 65 78 98 77 66 104 40 32 64 94 88 87 191 207 301 312 330 366 6月 10 13 15 23 24 25 5 0 21 10 28 33 86 61 112 100 142 114 64 73 89 103 87 113 43 42 72 78 96 97 208 189 309 314 377 382 7月 13 12 13 27 29 31 3 0 16 19 47 30 70 75 106 126 133 111 58 67 88 73 94 110 41 49 70 109 106 101 189 203 293 354 409 383 8月 19 16 23 33 37 1 13 9 11 34 73 96 112 115 135 68 65 93 105 88 52 72 86 89 101 213 262 323 353 395 - 9月 18 19 23 25 34 0 10 3 14 28 68 76 109 114 111 62 62 97 85 72 50 57 88 79 89 198 224 320 317 334 - 10 月 18 21 10 34 27 0 12 5 15 33 67 86 91 136 133 65 81 98 71 83 44 70 76 91 89 194 270 280 347 365 - 11 月 17 24 16 32 31 1 12 17 12 29 78 88 76 109 112 61 87 92 81 86 41 76 96 88 102 198 287 297 322 360 - 12 月 22 26 22 32 22 1 16 21 12 26 67 100 84 110 135 49 88 87 79 96 48 69 79 73 90 197 299 293 306 369 - 合計 187 231 205 309 348 188 101 79 164 139 312 177 860 974 1,238 1,322 1,495 832 763 842 1,150 997 990 714 528 627 889 1,014 1,058 625 2,453 2,718 3,646 3,781 4,203 2,536 月間平均 16 19 17 26 29 27 8 7 14 12 26 25 72 81 103 110 125 119 64 70 96 83 83 102 44 52 74 85 88 89 204 227 304 315 350 362 Osumi Kanoya Hospital ■ 退院累計 1月 ICU 2階病棟 3階東病棟 4階東病棟 5階東病棟 一般病棟合計 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 3 3 7 8 8 4 24 10 9 9 15 24 78 71 77 77 88 116 59 47 96 80 75 86 45 34 39 66 67 85 209 165 228 240 253 315 2月 3 4 3 4 6 10 44 5 15 5 7 23 66 84 76 73 94 104 62 71 111 76 81 85 33 40 40 77 66 62 208 204 245 235 254 284 3月 6 7 7 23 10 7 34 4 6 8 17 17 72 78 106 115 120 122 71 63 91 82 89 77 39 39 58 72 69 47 222 191 268 269 305 270 4月 3 9 6 3 5 6 10 6 10 10 14 16 67 61 82 101 112 98 71 75 110 92 68 92 35 30 67 62 63 54 236 181 275 268 262 266 5月 3 5 5 7 3 5 14 4 9 16 26 24 57 65 99 93 90 102 57 79 89 76 73 99 33 26 57 89 64 68 164 179 259 281 256 298 6月 3 3 5 4 6 6 10 3 17 14 24 27 79 70 99 91 124 99 62 82 97 90 86 102 41 45 58 72 74 82 195 203 276 271 314 316 7月 3 5 4 8 5 8 3 2 15 15 39 28 81 65 76 100 116 102 66 68 77 93 95 105 36 47 57 85 92 83 189 187 229 301 347 326 '* *% '% )% &* (% &% '% * &% % % &*% &'% 8月 9月 3 5 2 9 8 - 4 13 9 13 32 - - - - - - 63 72 74 125 125 - 64 69 91 93 92 - 46 54 75 82 83 - 5 12 8 21 26 82 65 96 92 94 64 70 103 101 87 - 6 6 4 6 5 4 12 4 19 27 71 72 90 100 128 66 85 88 76 82 - 47 54 68 71 81 - 188 214 279 305 338 - 10 月 6 4 7 6 2 32 61 70 66 61 - 203 204 266 281 296 - 172 236 244 294 299 - 11 月 17 3 5 12 6 1 10 15 12 27 78 66 74 85 107 58 83 98 92 82 34 66 78 67 80 176 228 270 268 302 - 12 月 合計 4 4 5 9 5 4 13 15 13 24 87 87 73 118 131 64 112 107 105 108 43 54 59 76 52 202 270 259 321 320 - 60 58 60 99 69 46 157 94 132 155 278 159 881 856 1,022 1,170 1,329 743 764 904 1,158 1,056 1,018 646 464 550 726 885 852 481 2,364 2,462 3,098 3,334 3,546 2,075 月間平均 5 5 5 8 6 7 13 8 11 13 23 23 73 71 85 98 111 106 64 75 97 88 85 92 39 46 61 74 71 69 197 205 258 278 296 296 &%% &%% -% +% )% '% % *% % &%% -% )%% (%% +% )% '%% '% &%% % % Osumi Kanoya Hospital 71 Statistics document ◎ 統計資料 ■ 平均在院日数 ICU 2階病棟 3階東病棟 4階東病棟 5階東病棟 一般病棟合計 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 1月 10.86 10.00 11.11 10.75 10.91 12.40 38.65 48.93 22.29 39.30 21.38 15.29 14.68 15.96 15.49 16.58 12.30 11.40 18.80 26.77 11.49 16.49 17.89 16.32 27.18 37.38 31.43 19.57 20.24 15.95 20.62 24.25 16.73 17.84 16.17 14.22 2月 11.65 13.43 16.44 10.22 10.41 9.19 26.60 58.36 19.88 51.54 47.71 14.00 15.74 15.04 15.23 15.48 12.93 12.54 18.55 17.96 10.67 19.05 16.53 15.00 34.96 29.78 30.05 15.64 19.24 18.15 22.30 19.87 16.24 17.20 16.32 14.42 3月 11.60 16.00 12.21 9.36 13.35 32.86 39.67 21.03 16.28 17.13 16.37 13.23 13.36 11.65 9.57 16.41 20.74 16.37 15.57 16.60 17.85 33.83 35.15 22.55 20.38 20.57 23.04 21.60 23.42 16.30 16.52 15.35 15.03 4月 13.07 10.64 11.42 14.43 12.13 15.14 31.70 76.89 26.40 42.88 22.50 19.33 15.59 19.97 14.61 12.93 11.06 12.02 18.18 19.59 13.42 15.31 21.41 13.32 34.76 40.76 16.77 18.54 19.86 19.52 20.70 23.49 15.12 16.05 16.31 14.69 5月 11.60 9.14 14.42 13.50 11.35 12.93 23.48 41.88 22.55 9.75 12.00 17.54 17.91 11.58 12.87 12.54 13.07 18.48 15.35 14.30 17.70 19.22 12.96 33.86 44.86 22.99 14.24 16.62 18.09 22.20 23.51 15.91 15.03 14.84 14.11 6月 17.69 16.13 13.60 9.33 13.47 12.58 46.40 16.95 27.25 10.88 10.50 14.18 19.11 12.58 13.79 9.82 12.80 19.78 15.52 14.25 13.20 15.87 13.02 32.76 30.25 20.11 17.77 15.12 14.99 21.78 23.28 15.10 14.96 12.88 13.22 7月 12.88 19.65 15.53 10.17 11.94 10.92 21.48 20.18 7.05 11.03 14.87 17.03 15.48 11.98 11.62 13.63 19.90 19.41 14.52 16.61 15.26 13.07 34.10 27.60 20.35 14.25 14.42 14.97 21.98 22.41 16.72 14.16 12.76 13.45 '%#%% &%%#%% &*#%% -%#%% +%#%% &%#%% )%#%% *#%% '%#%% %#%% %#%% '%#%% (%#%% '*#%% &*#%% '%#%% &*#%% &%#%% &%#%% *#%% *#%% %#%% %#%% *%#%% '*#%% )%#%% '%#%% (%#%% &*#%% '%#%% &%#%% &%#%% *#%% %#%% %#%% 72 20th Anniversary 8月 8.27 16.19 9.20 9.19 9.07 27.46 41.33 30.33 9.52 15.71 16.18 14.47 13.96 11.17 16.18 19.60 14.00 13.13 15.86 26.45 21.68 17.44 17.65 15.14 20.57 24.05 15.69 14.95 13.01 - 9月 9.25 12.00 8.53 11.23 11.28 32.09 21.09 12.07 16.05 19.06 13.80 13.76 13.68 19.14 19.82 14.17 14.74 16.89 26.21 23.50 17.99 19.23 16.18 20.78 20.73 15.85 15.70 14.91 - 10 月 10.67 11.70 15.71 9.80 11.69 28.50 52.15 18.83 10.41 18.02 17.84 17.53 10.47 10.85 18.37 14.87 13.82 18.72 16.86 33.16 20.11 18.66 18.05 18.28 22.69 17.63 17.34 14.65 14.02 - 11 月 16.84 10.67 13.24 8.86 10.65 85.50 30.18 18.63 29.42 11.21 15.87 17.70 17.36 14.71 13.22 21.58 15.35 13.01 16.20 16.88 34.27 19.18 13.09 18.37 15.65 23.97 17.50 14.51 16.27 14.50 - 12 月 11.54 10.20 11.56 9.80 14.96 22.97 16.17 28.32 12.64 15.99 14.55 16.76 11.54 10.75 23.43 13.13 13.52 14.22 14.37 28.53 22.81 17.90 18.85 20.06 23.79 16.04 15.61 14.62 14.04 - 月間平均 12.16 12.98 12.80 10.79 11.44 12.36 40.74 40.67 27.72 30.95 16.35 14.06 15.95 17.23 14.84 13.45 11.80 12.15 19.07 18.18 13.63 15.91 16.97 14.51 31.67 29.42 20.78 17.71 17.62 17.82 21.92 21.35 15.93 15.66 14.59 14.16