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大隅鹿屋病院開院20周年を記念して - 社会医療法人鹿児島愛心会 大隅

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大隅鹿屋病院開院20周年を記念して - 社会医療法人鹿児島愛心会 大隅
地域に根ざす医療 次世代につなげる安心
これからも皆様と一緒に歩み続けます
大隅鹿屋病院開院20周年を記念して
since 1988
Osumi Kanoya Hospital
大隅鹿屋病院
開院20周年記念
Osumi Kanoya Hospital
C O N T E N T S
目 次
式辞 医療法人鹿児島愛心会 大隅鹿屋病院 院長 井戸 弘毅… ……………………… 03
祝辞 医療法人徳洲会 理事長 徳田 虎雄… ……………………………………………… 04
祝辞 鹿屋市長 山下 栄… …………………………………………………………………… 05
祝辞 鹿屋市医師会 会長 池田 徹… ……………………………………………………… 06
祝辞 鹿屋市歯科医師会 会長 東 俊朗… ………………………………………………… 07
祝辞 大隅健康友の会 最高顧問 押領司 吉藏… ………………………………………… 08
祝辞 大隅健康友の会 会長 市森 鼎… …………………………………………………… 09
大隅鹿屋病院の理念・目標・基本方針……………………………………………………… 10
病院概要………………………………………………………………………………………… 11
開院20周年 記念式典…………………………………………………………………………… 12
大隅鹿屋病院20年のあゆみ……………………………………………………………………… 17
大隅健康友の会15年のあゆみ…………………………………………………………………… 21
開院20周年を迎えて……………………………………………………………………………… 25
目で見る統計…………………………………………………………………………………… 55
2 20th Anniversary
Osumi Kanoya Hospital
大隅鹿屋病院 院長
井戸 弘毅
[式 辞]
2
0 世紀における日本を代表する元号の一つ昭和。
に十分に応えられない分野もあり、専門医療、最先端医
戦争から終戦、高度成長期、そしてバブル崩壊と
療にも積極的に取り組み、大隅半島でも都会に負けない
まさしく激動と称する時代であり、医療界においても徳
医療を提供できるように人材の招致、育成、先端機器の
洲会という名の異端児が大きな変革をもたらした時代で
導入を行っていき、大隅半島の医療を守るために大隅鹿
もありました。そんな激動の時代に 23 番目の異端児とし
屋病院を発展させていきたいと考えています。
て鹿屋の地で産声を上げたのが大隅鹿屋病院です。
また、当院は大隅半島唯一の管理型臨床研修指定病
昭和 63 年 8 月 1 日に開院してから 20 年。開院して
院ですが、小児科、産婦人科がなく脳外科も常勤がおり
から今日に至るまでは幾多の困難や出来事がありました。
ません。そのため鹿屋医療センターで小児科、産婦人科
これらの難局を乗り越え当院がここまで成長できたのは、
を研修させていただき、徳田脳神経外科で脳外を研修さ
ひとえに健康友の会をはじめとする地域の皆様方の心温
せていただく予定になっています。このほかにも池田会
まるご支援、昼夜を問わず患者様のために一生懸命働い
長をはじめとする医師会の先生方には多岐にわたり大変
てくれた職員たち、また今日に至るまで当院の基礎を築
お世話になっており、大隅の限られた少ない医療資源を
き上げた歴代の院長先生、そして大隅半島の医療を常に
有効に活用できるよう、現在では当院を含めた大隅半島
身を粉にして守り続けた医師会の先生方のおかげだと感
の医療機関が綿密に協力し、大隅半島で完結する医療
謝致しています。
体制を構築しつつあります。
近年、地方の医師不足から地域医療の崩壊が危惧さ
いつしか平成という時代が終焉をむかえ、新たな元号
れており、主要な病院からの医師の引き上げが相次ぎ、
に移り変わり、時を経て当院をとり巻く環境が大きく変
大隅の医療も大変な時期を迎えようとしています。しか
わったとしても、
「生命だけは平等だ」の理念のもとに信
し、そういう時代においても当院では年々医師の数は着
念を貫き、地域の皆様から信頼され必要とされる医療を
実に増えてきており、地域の中核病院として役割を果た
提供し続けたいと願っています。
せるようになってきました。しかし、まだまだ地域の要望
Osumi Kanoya Hospital 3
Message
[祝 辞]
大
隅鹿屋病院開設 20 周年おめでとうございます。
昭和 63 年8月 1 日に、徳洲会グループ 23 番目
の病院として誕生した大隅鹿屋病院は、幾多の困難がご
ざいましたが、関係各位と地域の皆様の心温まるご支援
により今日に至りましたことを心より感謝申し上げます。
徳之島で育った私は小学 3 年生の時、3 歳の弟が夜
中に医者に診てもらえずに亡くなり「貧乏人でも、夜中で
も診る医者になろう」と決心し、大阪大学医学部卒業後、
昭和 48 年徳田病院を開設しました。
徳洲会グループは” いつでも、どこでも、誰でもが最
善の医療を受けられる社会を目指して"「生命だけは平
等だ」の理念のもと、急病救急医療から慢性医療、予
医療法人徳洲会 理事長
徳田 虎雄
防医療、高度先進医療をはじめ、農村離島医療まで全
力投球して参りました。
以来、現在まで 66 病院を含む 260 余の医療福祉施
設を開設、さらに一昨年は海外初の徳洲会ソフィア病院
をブルガリアのソフィア市にオープン致しました。
今後も、国内では大阪・吹田市、千葉・成田市、東京・
西東京市、奈良・生駒市で新規開設が控え、移転新築
でも八尾病院が工事中、湘南鎌倉病院、茅ヶ崎徳洲会
病院と続いています。海外でもチュニジア、ウガンダ、シ
リア、ブラジル、インドネシア等の国との病院設立が具体
的に進み、さらに東欧、ロシア、アジア、アフリカ、中近
東、中南米等から 77 カ国、1517 名の医療視察研修団を
受け入れ交流を深め、病院建設の準備を進めております。
また、私たちは未来医療に備えて、ゲノム(遺伝子情報)
によるオーダーメイド医療研究の国家プロジェクトに参加
し、日本のがんの治療法を確立するオンコロジーセンター
をグループ全国各病院に展開し、治験にも取り組み、ゲ
ノム研究の成果を活かしていこうと努力しています。
大隅鹿屋病院は大隅半島地域の皆様の病院です。今
後も皆様のご指導、ご支援を賜りながら住民参加・住民
監視・住民管理のもと〝生命を安心して預けられる病院、
健康と生活を守る病院〟として発展していくことを心より
お祈り申し上げます。
大隅鹿屋病院の益々の発展と、ご列席の皆様のご健
勝を祈念いたしまして、お祝いのご挨拶に代えさせて頂
きます。
4 20th Anniversary
Osumi Kanoya Hospital
[祝 辞]
本
日ここに、医療法人 愛心会 大隅鹿 屋病院二十
周年記念式典が、多数のご来賓のご列席のもと、
盛大に開催されますことを心からお祝い申し上げます。
大隅鹿屋病院は、昭和六三年に年中無休、二十四時
間オープンを標榜した病院として開設され、以来、
「生命
だけは平等だ」の基本理念のもと、総合病院として救急
病院の指定や診療科目の増設など、これまで積極的に診
療体制の充実を図ってこられ、鹿屋市をはじめ大隅地域
住民の生活の確保と健康の維持・向上に多大な貢献を
果たされてきております。
これもひとえに、徳田理事長や井戸院長をはじめ歴代
院長、並びに職員各位の並々ならぬ熱意とご努力の賜で
鹿屋市長
山下 栄
あり、深く敬意を表します。
さて、皆様ご承知のとおり、地方自治体におきまして
は、少子高齢化の急速な進行、地方分権の進展、国の
三位一体改革に伴う財政状況の悪化など厳しい状況の中、
後期高齢者医療制度や介護保険制度の問題、全国的な
医師不足、夜間救急における救急医療体制の維持等大
隅地域における医療体制においてもこれまでにない厳し
い状況にあります。
このような中、大隅鹿屋病院は、毎年一千五百件以上
の救急を受け入れてこられるとともに、最近では鹿屋市
医師会との連携のもとに夜間当番医制度に参加され、鹿
屋・肝属地区の夜間救急医療の大きな役割を担って頂い
ております。
また、平成十二年には、心臓血管外科を開設され、
大隅地域で心臓外科手術のできる医療機関となったほ
か、通所リハビリテーション・介護療養型医療施設など
の指定を受け、いち早く介護事業に取り組まれるなど、
常に地域に密着した医療・介護の提供に努められ、中
核的医療機関としてその使命を果たされております。
今後とも大隅鹿屋病院におかれましては地域医療の
リーダーとしてご尽力賜りますようよろしくお願い申し上げ
ます。
最後に開院二十周年を契機に、大隅鹿屋病院がます
ます発展されますことと、皆様方のご健勝を祈念いたしま
して、祝辞といたします。
Osumi Kanoya Hospital 5
Message
[祝 辞]
僭
越ですが医師会を代表して、一言ご挨拶申し上げ
ます。
まず、大隅鹿屋病院院長の井戸先生、並びにスタッフ
の皆様、本日開院二十周年おめでとうございます。また、
お招きいただきましてありがとうございます。
二十年前に大隅鹿屋病院がスタートした当時は、医
師会と必ずしもうまくいっていた訳ではありませんでした。
しかし二十四時間三百六十五日、常に患者様を受け入れ
るという大隅鹿屋病院の方針は、基幹病院の少ない当地
において時間外医療の大きな支えになっていました。
現在日本の医療は、非常に危機的状況に陥っています。
特に医師不足は大隅半島の医療に致命的なダメージを与
鹿屋市医師会 会長
池田 徹
えており産科、小児科医不足は著明であります。
井戸先生が院長になられてから、医師会と大隅鹿屋病
院との交流が非常にスムーズに行くようになりました。
現在、時間外救急については鹿屋市医師会の医療機関
と一緒にプログラムの中に入ってもらい、ネットワーク作
りに協力いただいております。
また、大隅鹿屋病院のもうひとつの根である心臓血管
外科は、大隅半島のみならず県内全ての地域から救急
を受入れてもらっています。
私は鹿児島県バドミントン協会の会長もしておりまして、
池田病院にも同好会を作っていますが、井戸先生もバド
ミントンがお好きで、昨年から病院同士の交流試合も行っ
ています。
先程申し上げましたように、大隅半島の医療は、医師
不足を中心に当分は厳しい時期が続くと思われます。今
後もお互いに協力し合って、この地域の医療を守ってい
きたいと思っています。井戸先生はじめ医局の先生方、
スタッフの皆様も連日にお忙しいと思いますが、体に充
分気をつけてご活躍いただきたいと思います。
6 20th Anniversary
Osumi Kanoya Hospital
[祝 辞]
大
隅鹿屋病院が 20 周年を迎えられ、記念誌を発行
することは、まことに喜ばしく、又、意義あること
で心より、お祝いを申し上げます。
20 年たって貴院が文字どおり大隅半島の中核を担う
病院の 1 つであることは、万人の認めるところであります。
とりわけ、歯科口腔外科は私ども歯科医師会にとって、
今や、必要不可欠な存在であるといっても過言ではあり
ません。
金本先生はじめ、優秀な先生方の迅速かつ丁寧な対
応が患者さんにはもちろん、紹介した我々にとっても非
常にありがたく、日々、感謝いたしております。
さて、現在、医療界全体は度重なる医療費抑制政策
鹿屋市歯科医師会 会長
東 俊朗
により、非常に厳しい経営状態に陥り、このままでは、
地域医療体制そのものが崩壊しかねない状況までなって
きております。
患者さんが望む最先端医療と医療界の現状、そして国
民皆保険制度との間で、先の見えない、この多様化した
医療環境の中、地域社会のニーズに応えるべく貴院がま
すます発展され、地域住民の健康維持・増進のため御
尽力されますようお願い申し上げ、お祝いの言葉といたし
ます。
Osumi Kanoya Hospital 7
Message
[祝 辞]
私
が徳田虎雄理事長と初めてお会いしたのは、今
から 22 年前のことです。昭和 61 年5月1日大隅
半島に初めてオープンした垂水徳洲会病院の祝賀会の席
でのことでした。当時は、新聞やテレビでしか知りえな
かった徳田理事長を目前にして、圧倒されんばかりでし
た。この世の中に、世界中を分単位で走り回っているこ
んな人が、おられたことを信じられませんでした。無謀に
もどこの誰かもわからない私が、初対面の徳田理事長に、
「鹿屋にも病院を造って下さい」などと、無理難題と思わ
れるご相談を申し上げたとき、理事長が 49 歳で私が 59
歳と、お互いにまだ若く元気いっぱいの頃でした。
昭和 62 年5月 17 日の地鎮祭をむかえるまで、今では
大隅健康友の会 最高顧問
押領司 吉藏
想像もできないような、いくつもの修羅場をくぐり、理想
の病院建設実現のために奔走の日々でした。昭和 63 年
8月1日、年中無休・24 時間の病院がオープンして、やっ
と多くの皆様に安心と喜びを感じてもらえました。昭和か
ら平成に移りよちよち歩きの大隅鹿屋病院も皆様のおか
げで、やっと成人式を迎えることができました。
この世に人類が生存するかぎり、医療福祉は永遠の
テーマです。今後とも大隅鹿屋病院は、井戸院長を先頭
にして、大隅半島の行政、医療機関との連携を密にされ、
大隅 27 万住民の医療福祉に寄与されることを希望いた
します。徳洲会の「生命だけは平等だ」の理念のもとに
ますますのご発展をお祈りし、私のあいさつといたします。
最後に私は、徳田虎雄理事長に出会えた事を誇りに
思っております。
8 20th Anniversary
Osumi Kanoya Hospital
[祝 辞]
色
々なこともありましたが、当時の院長先生、事務
長様、多くの方々と相談いたしました。その結果
が今日の栄であると思います。
何事も協力一致することが大切です。すべての人々が
感謝する友の会にしたいと思います。今後もよろしく。
大隅健康友の会 会長
市森 鼎
Osumi Kanoya Hospital 9
大隅鹿屋病院の理念・目標・基本方針
理 念
・生命を安心して預けられる病院
目 標
・大隅半島の方々が安心して暮らせる医療環境を
・健康と生活を守る病院
提供する
・医療を通じて大隅地域の発展に寄与する
基本方針
・年中無休24時間オープンで救急医療を提供する
・チーム医療を実践し、患者様の満足する医療・
看護に努める
・医療安全管理体制の維持に努め、安全で質の高
い医療の提供に努める
・患者様からの贈り物は一切受け取らない
・医療技術・診療態度の向上に絶えず努力する
学会認定施設
10 20th Anniversary
認 定 名
1
日本医療機能評価認定 2
厚生労働省指定管理型臨床研修病院
3
救急病院認定
4
日本内科学会教育関連施設認定
5
日本胸部外科学会認定医認定制度関連施設指定
6
日本プライマリ・ケア学会認定医研修施設
7
日本超音波医学会認定超波専門医制度研修施設認定
8
日本循環器学会研修施設
9
日本インターべーション学会研修施設
10
日本救急医学会専門医修練施設
11
麻酔科認定病院
12
日本外科学会専門医修練施設
13
日本消化器外科学会専門医修練関連施設
14
三学会構成心臓血管外科専門医認定機構基幹施設認定
大隅鹿屋病院の概要
Osumi Kanoya Hospital
■ 病院の名称
医療法人鹿児島愛心会 大隅鹿屋病院
■ 所在地
鹿児島県鹿屋市新川町 6081 番地 1
TEL 0994-40-1111
■ 標榜科目
■ 病床数
内科・循環器内科・リウマチ科・外科・整形外科・脳神経外科・
一般病床 275 床
心臓血管外科・泌尿器科・肛門外科・耳鼻咽喉科・リハビリテー
療養病床 38 床
ション科・放射線科・歯科口腔外科・麻酔科・救急科
医療ネットワーク
大隅鹿屋病院を中心とした
マルチ地域医療ネットワーク
地域に密着した医療・そして
予防医療の充実のため、患者
様の手となり足となり、更なる
病診連携の強化に努めます。
大根占クリニック
岩川クリニック
[平成9年7月開院]
[平成10年9月開院]
【院長】池田 卓也
【院長】太田 和博
〒893-2302
〒899-8106
鹿児島県肝属郡錦江町城元 513-1
鹿児島県曽於市大隅町下窪町 79番地
TEL:0994-28-3111
TEL:099-482-5122
FAX:0994-28-3115
FAX:099-482-5115
内科・外科・整形外科・循環器科
内科・外科・消化器内科・小児科・リハビリ
リハビリテーション科・鍼灸
テーション科・居宅介護支援事業所・通所リ
ハビリテーション
垂水徳洲会病院
吾平クリニック
[昭和61年5月開院]
[平成10年2月開院]
高山クリニック
[平成10年2月開院]
【院長】松瀨 悦朗
【院長】窪田 一隆
【院長】疋田 涼一
〒891-2104
〒893-1103
〒893-1207
鹿児島県垂水市田神字河崎12-2
鹿児島県鹿屋市吾平町麓 3322-1
鹿児島県肝属郡肝付町新富 818-1
TEL:0994-65-1111
TEL:0994-32-6100
TEL:0994-58-5555
FAX:0994-32-6018
FAX:0994-58-5678
FAX:0994-65-1600
内科・消化器内科・外科・整形外科
内科・外科・リハビリテーション科
内科・外科・リハビリテーション科
リハビリテーション科
※鍼・灸も行っております
介護サービス・訪問看護
通所リハビリ(定員40名)
Osumi Kanoya Hospital 11
大隅鹿屋病院開院20周年記念式典・祝賀会
大隅鹿屋病院 院長 井戸 弘毅
開院20周年記念式典・祝賀会
■ 開催日 平成 20 年8月3日㈰
■ 場 所 ホテルさつき苑
この度、大隅鹿屋病院は、20 周年を迎えることに
医師会の先生方も受け入れのために大変苦労されてい
なりました。
たと思います。しかし、何と言っても一番大変だった
大隅鹿屋病院はちょうど 20 年前の昭和 63 年 8 月に
のは大隅半島の患者さまたちだっただろうと思います。
開院しました。救急医療は現在でも搬送先の病院が見
そんな状況を改善しようと、理事長の熱い思いで大隅
つからずに社会問題となっていますが、20 年前は現
鹿屋病院は誕生しました。
在よりもっと深刻な状況で、いわゆる救急車のたらい
私は研修医 2 年目の立場でオープンに参加しました
回しと呼ばれる現象が各地で起きており、毎日のよう
が、開院するやいなや、救急車がひっきりなしに大隅
にマスコミに取り上げられていました。では、当時の
半島中から来て、かなり大変だったと記憶しています。
大隅半島はどうだったかというと、状況はさらに深刻
もちろん、救急車を断ることはほとんどなく、大隅半
で、搬送先決定まで数時間かかったり、薩摩半島まで
島の救急医療は当院の開院により格段に改善されたと
搬送することがあったと聞いています。搬送先を探す
自負しています。現在では鹿屋方式という鹿屋医療セ
救急隊員も大変だっただろうし、少ない医療資源の中、 ンターを中心とした医師会の当番医制も確立され、医
12 20th Anniversary
Osumi Kanoya Hospital
山下 栄
楯林 義寛
鹿屋市長
押領司 吉藏
鹿屋市医師会 副会長
徳田 秀子
大隅健康友の会 最高顧問
徳田 哲
医療法人徳洲会 副理事長
医療法人徳洲会 副理事長
師会当番医制と大隅鹿屋病院の両輪で大隅半島の救急
それからどんな苦しい状況でも昼夜を問わず患者さま
医療体制はほかの地域よりむしろいい状況になってい
のために一生懸命に働いてくれた職員、OBのおかげ
ると思います。
と感謝いたしております。今、大隅鹿屋病院があるの
開院してから 20 年、ここにくるまであまりにも大
はこういった方々のおかげだと思います。
変なことが多く、まさに激動だったと思います。開院
20 年の歳月を経て、大隅鹿屋病院も、大隅鹿屋病
当初こそ 20 数名の医師がいましたが、あっという間
院をとり巻く環境も大きく変わりました。地方の医師
に少なくなり、300 床を超える大きな病院にひどいと
不足が叫ばれる中、当院の医師数は年々増え、現在で
きは常勤医師が 4、
5 名というときもありました。はっ
は常勤医師数 25 名となり、まだまだ十分ではありま
きり言って、潰れるんじゃないかと思われていたとき
せんが、中核病院として機能を果たせるようになって
もありますが、そんな中でもここまでやってこれたの
来ました。
は、支援してくださった地域の方々や医師会の先生方、 また、専門医療、最先端医療にも積極的に取り組む
遠い鹿屋の地まで応援に来てくれたグループの先生方、 ようになり、大隅半島でも都会に負けない医療を提供
Osumi Kanoya Hospital 13
大隅鹿屋病院開院20周年記念式典・祝賀会
森山 𥙿
衆議院議員
佐藤 耕造
医療法人徳洲会 専務理事
池田 徹
鹿屋市医師会 会長
飯田 信也
鹿児島徳洲会 院長
安田 裕一
志布志中央クリニック 院長
ビリーバンバン
できるように人材の、育成、先端機器の導入を行って
隅の限られた少ない医療資源を有効に活用できるよう
います。学会活動も積極的に行っており、医療の質は
現在では当院を含めた大隅半島の医療機関が綿密に協
確実に向上したと思います。また、医師会との関係も
力し、大隅半島で完結する医療体制ができつつありま
大変良くなり、当院でできない医療は医師会や医療セ
す。
ンターの先生方に助けていただいております。当院は
われわれの目標は大隅の方々が安心して暮らせる医
大隅半島唯一の管理型臨床研修指定病院ですが、小児
療環境を提供することです。大隅の医療をどこの地域
科、産婦人科がありません。脳外科も常勤がいません。 にも負けないようにするために当院はこれからも発展
そのため研修医は小児科、産婦人科は医療センターで
をし続けます。発展していかなくてはなりません。今
研修をさせていただいていますし、脳外科は徳田脳神
後も医師会の先生方と協力し、大隅の医療が少しでも
経外科で研修をさせていただく予定です。これはほん
良くなるように努力していきたいと思います。
の一例ですが、このほかにも池田会長をはじめとする
二十歳になった大隅鹿屋病院をよろしくお願い申し
医師会の先生方には大変お世話になっております。大
上げます。
14 20th Anniversary
Osumi Kanoya Hospital
Osumi Kanoya Hospital 15
大隅鹿屋病院開院20周年記念式典・祝賀会
16 20th Anniversary
大隅鹿屋病院20年のあゆみ
1988 〜 2008
Osumi Kanoya Hospital
1988 〜 2008
大隅鹿屋病院20年のあゆみ
昭和63年(1988)
3月
病院開設許可(300床)
7月
病院使用許可
8月
開院盛岡康晃院長就任
3東(外科)4東(内科)開棟
手術室、透析室開設
9月
3西(整形外科)開棟
2階(産科・小児科)開棟
11月
4西(内科)開棟
平成元年(1989)
1月
ICU開棟
3月
5東(脳外科)開棟
宮路重和院長就任
平成2年(1990)
1月
基準看護、特1類承認
救急病院指定
平成3年(1991)
1月
基準看護、特2類承認
平成5年(1993)
11月
健康友の会発足
平成6年(1994)
7月
特別管理加算届出の受理
8月
高気圧酸素治療装置導入
9月
老人デイケア開設(2単位)
耳鼻科開設
10月
ヘリカルCT導入
平成7年(1995)
18 20th Anniversary
1月
フィリップス・シネアンギオ装置導入
4月
佐藤耕造院長就任
医療法人愛心会設立許可
8月
新看護3対1(B加算)
6対1看護補助加算の届出の受理
9月
老人デイケア3単位届出の受理
10月
病床313床届出の受理
11月
橋口良一院長就任
Osumi Kanoya Hospital
平成8年(1996)
1月
老人デイケア4単位届出の受理
5月
イマトロンCT導入
11月
新看護2.5対1(B加算)
10対1看護補助加算届出の受理
デイケア5単位届出の受理
12月
平成10年(1998)
1月
日帰り手術センター開設
3月
MRI(1.5テスラ)導入
平成11年(1999)
4月
歯科口腔外科開設
平成12年(2000)
4月通所リハビリテーション・介護療
養型医療施設・訪問看護の指定
5月
心臓血管外科開設
平成13年(2001)
4月
新井英和院長就任
平成15年(2003)
5月
5西(療養病棟)開棟
8月
井戸弘毅院長就任
11月
臨床研修病院指定
平成16年(2004)
4月
亜急性期病棟21床届出の受理
8月
新井英和院長就任
7月
特定集中治療室管理料6床届出の受理
平成17年(2005)
4月
井戸弘毅院長就任
マルチスライスCT導入
8月
特殊疾患療養病棟届出の受理
9月
障害者施設等入院基本料届出の受理
心疾患リハビリテーション届出の受理
10月介護療養病棟(26床)を医療療養病棟
(26床)へ変更 Osumi Kanoya Hospital 19
大隅鹿屋病院20年のあゆみ
1988 〜 2008
平成18年(2006)
4月
一般病棟入院基本料13対1届出の受理
栄養管理実施加算の届出の受理
救急医療管理加算・乳幼児救急医療管理加算の届出の受理
呼吸器リハビリテーション料Ⅰ届出の受理
運動器リハビリテーション料Ⅰ届出の受理
心大血管疾患リハビリテーション料Ⅱ届出の受理
脳血管疾患等リハビリテーション料Ⅱ届出の受理
薬剤管理指導料届出の受理
療養病棟入院基本料届出の受理
7月
療養病棟療養環境加算3届出の受理
佐多クリニック閉院
8月
平成19年(2007)
5月
特定集中治療室管理料(8床)の届出の受理
障害者施設等入院基本料13対1(47床)届出の受理
6月
麻酔管理料の届出の受理
7月
大崎介護センター閉鎖
一般病棟入院基本料10対1届出(180床)の受理
9月
障害者施設等入院基本料10対1届出(47床)の受理
11月
定款変更 救急救命士気管挿管実習受入開始
平成20年(2008)
2月
病床種別の変更 一般病棟275床 療養病棟38床
障害者施設等入院基本料10対1(87床)認可 療養病棟入院基本料(38床)認可
4月
医師事務作業補助体制加算(100対1)認可
5月
標榜診療科 救急科の届け出の受理、(21標榜診療科目)
6月
64列マルチスライスCT導入
心大血管疾患リハビリテーション料 Ⅰ 認可
日本医療機能評価認定
7月
治験事務局設置
8月
開院20周年記念式典・祝賀会
11月
通所(介護予防通所)リハビリテーション3単位(60名)へ変更
言語聴覚室設置
医療法人鹿児島愛心会設立
12月
20 20th Anniversary
大隅健康友の会15年のあゆみ
1993 〜 2008
Osumi Kanoya Hospital
1993 〜 2008
大隅健康友の会15年のあゆみ
平成5年(1993)
10月1日 大隅半島各地区役員25名により「大隅健康友の会」発足
大隅健康友の会パンフレット(申込書)作成
平成7年(1995)
5月20日 「大隅健康友の会会則」 第一条~第十条
本規約は平成7年5月20日より実施する
平成9年(1997)
4月1日 大隅健康友の会新役員24名
平成10年(1998)
6月20日 支部の区割 鹿屋支部(鹿屋市)
南隅支部(大根占町・根占町・田代町・佐多町)
東隅支部(吾平町・高山町・内之浦町・串良町・東串町)
南曽於支部(大崎町・輝北町・有明町・志布志町)
北曽於支部(財部町・末吉町・松山町・大隅町)
各支部に支部長を置く
【鹿屋支部としての活動開始】
平成11年(1999)
6月5日 大隅健康友の会鹿屋支部第五回定期総会 規約の改訂設
8月8日 第1回内之浦日帰り旅行
9月5日 第2回内之浦日帰り旅行
9月12日 第3回内之浦日帰り旅行
10月10日 第4回内之浦日帰り旅行
計199名参加
平成12年(2000)
1月24日 鹿屋中校区友の会新年会
1月25日 第一鹿屋中校区友の会新年会
1月26日 大姶良中校区友の会新年会
1月27日 鹿屋東中校区友の会新年会
1月28日 花岡・高須中校区新年会
1月29日 田崎中校区友の会新年会
4月15日 大隅健康友の会鹿屋支部第六回定期総会
6月12日 橋口院長を励ます会 大黒グランドホテル 100名参加
9月3日 第1回吾平山陵・吾平湯遊ランド旅行
9月10日 第2回吾平山陵・吾平湯遊ランド旅行
9月17日 第3回吾平山陵・吾平湯遊ランド旅行
10月15日 第4回吾平山陵・吾平湯遊ランド旅行 計 199名参加
11月3日 大隅鹿屋病院第5回健康祭
平成13年(2001)
117名出席
2月4日 大隅健康友の会新年会および徳田理事長国政報告会
22 20th Anniversary
計173名参加
さつき苑 370名参加
Osumi Kanoya Hospital
3月23日 「橋口院長送別会」 大隅健康友の会役員 永楽寿司 25名参加
4月21日 大隅健康友の会鹿屋支部第七回定期総会 92名出席
10月14日 第1回日帰り旅行「保養センターたるみず」
10月21日 第2回日帰り旅行「あすぱる大崎」
10月28日 第3回日帰り旅行「保養センターたるみず」
11月4日 第4回日帰り旅行「あすぱる大崎」 計 235名参加 11月25日 大隅鹿屋病院第6回健康祭
平成14年(2002)
4月20日 大隅健康友の会鹿屋支部第八回定期総会 125名参加
役員改選
10月13日 第1回日帰り旅行「保養センターたるみず」 10月20日 第2回日帰り旅行「保養センターたるみず」
10月28日 第3回日帰り旅行「あすぱる大崎」
11月10日 第4回日帰り旅行「あすぱる大崎」 計 196名参加
11月17日 大隅鹿屋病院第7回健康祭
平成15年(2003)
4月19日 大隅健康友の会鹿屋支部第九回定期総会 120名出席
9月21日 第1回日帰り旅行「大黒リゾートホテル」
9月28日 第2回日帰り旅行「大黒リゾートホテル」
10月5日 第3回日帰り旅行「大黒リゾートホテル」
10月12日 第4回日帰り旅行「大黒リゾートホテル」
計 365名参加 11月19日 大隅鹿屋病院第8回健康祭
平成16年(2004)
6月12日 大隅健康友の会第十回定期総会(5支部合同) 163名出席
役員改選 規約の改訂:平成16年6月12日より適用
10月6日 「新井総長・井戸院長就任祝い」 ホテル大蔵
11月7日 第1回日帰り旅行「大黒リゾートホテル」
11月8日 大隅鹿屋病院8回健康祭
11月14日 第2回日帰り旅行「大黒リゾートホテル」 11月21日 第3回日帰り旅行「大黒リゾートホテル」
11月28日 第4回日帰り旅行「大黒リゾートホテル」 計 523名参加
平成17年(2005)
6月2日 大隅健康友の会第11回定期総会(5支部合同) 157名出席
10月30日 大隅鹿屋病院第10回健康祭
11月6日 第1回日帰り旅行「大黒リゾートホテル」
11月13日 第2回日帰り旅行「大黒リゾートホテル」
11月13日 東隅支部 内之浦叶岳キャンプ村祭り(67名参加)
11月20日 第3回日帰り旅行「大黒リゾートホテル」 11月27日 第4回日帰り旅行「大黒リゾートホテル」
計 382名参加
Osumi Kanoya Hospital 23
1993 〜 2008
大隅健康友の会15年のあゆみ
平成18年(2006)
2月26日 佐多友の会会員旅行「大黒リゾートホテル」 52名参加
6月14日 大隅健康友の会第12回定期総会(5支部合同) 182名出席
役員改選
支部の区割り変更
鹿屋支部(鹿屋市)
南隅支部(南大隅町・錦江町)
東隅支部(肝付町・東串良町)
南曽於支部(大崎町・志布志市)
北曽於支部(曽於市)
TMAT(徳洲会医療救援隊)災害医療活動報告
11月5日 大隅鹿屋病院第11回健康祭
11月12日 第1回日帰り旅行「霧島神宮・霧島観光ホテル」
11月19日 第2回日帰り旅行「霧島神宮・霧島観光ホテル」
11月26日 第3回日帰り旅行「霧島神宮・霧島観光ホテル」
計 358名参加
平成19年(2007)
6月13日 大隅健康友の会鹿屋支部第13回定期総会 158名出席
医療講演 講師 中山 義博副院長
テーマ「心臓と血管の病気のお話」 10月17日 「三遊亭歌之介独演会」鹿屋市文化会館にて 947枚チケット販売(1枚500円)
平成20年(2008)
5月22日 大隅健康友の会鹿屋支部第14回定期総会 125名出席 役員改選
新役員
大隅健康友の会会長
市森 鼎
大隅健康友の会副会長
松原 一
大隅健康友の会最高顧問
押領司吉蔵 鹿屋支部長
松田 美俊
理 事
宮迫 治時・前田 正博・鳥越 藤一
桜木 務・宮園 健三・永山 勇人
中嶋十美喜・宇都健三郎
監 事
医療講演 講師 中山 義弘副院長
24 20th Anniversary
テーマ「狭心症の診断における64列CTの有用性」
9月17日 大隅鹿屋病院開院20周年記念祝賀会 303名参加
開院20周年を迎えて
Osumi Kanoya Hospital
◎ 開院20周年を迎えて
内 科
内科部長 田 村 幸 大
大隅鹿屋病院の開院当初から内科があった事を考えると、当院内科には 20 年の
歴史があるという事になります。残念ながらいつの時代に誰が在籍していたのか
記録が無いため、開院当初の様子などは全くわかりません。従いまして私が研修
医として入職した 10 周年の時から 20 周年までの 10 年間についてまとめさせて頂
きます。
私が研修として入職した平成 10 年は開院 10 周年に当たりました。当時のスタッ
フは橋口院長、剣田先生、徳永先生の 3 名で循環器を中心に内科系の診療を行っ
ておりました。平成 11 年になり剣田先生、徳永先生が退職、湘南鎌倉病院から野
村先生が入職。また、私が内科系を中心に研修を行いました。平成 12 年から平成
14 年までは野村先生が孤軍奮闘して内科を支えておられました。平成 15 年に私
が復帰し、それをきっかけに田村が内科を担当し、野村先生が循環器を担当する
体制に移行しました。以後、人の出入りがあるものの着実に人員が増え、常に5
~6名の人員で運営できる体制となりました。また、平成 18 年には念願だった内
科学会の認定関連施設に認定されました。
当院の特徴はより高次の医療機関へのアクセスが悪いため、風邪から ICU 管理
が必要な症例まで非常に幅広く診療している点につきます。私自身が幾つかの病
院で勤務してきてそのように感じますし、他院から転勤してきた医師も同様に感
じるようです。この事は医療の細分化が進む中で、貴重な経験を積む事が出来る
場所である事を示すと同時に、総合内科の力を付ける絶好の環境である事も示し
ます。周囲の基幹病院から内科医が減少する状況におかれ、当院の果たすべき役
割は年々大きくなってきておりますが、言い換えればより多くの症例を経験でき
る環境になりつつあるという事になります。この環境を生かしながら総合内科の
能力を持った医師が育つようこれからも努力していきます。
26 20th Anniversary
Osumi Kanoya Hospital
外 科
外科部長 城 間 伸 雄
おかげさまで当院も設立 20 周年をむかえることができました。ひとえに、地
域の皆様方のおかげと感謝いたしております。また、院内のスタッフのみなさん、
いつもありがとうございます。
平成 15 年に私が着任した際は 10 人ほどの医師数でした。現在は医師が 30 名と
なり、ずいぶんにぎやかな医局になりました。さらに来年は多くの研修医が入局
する予定です。
外科は院長の井戸・副院長の利光・私・奥田・前田・田口の 6 人で診療にあたっ
ています。対象疾患は急性疾患・救急疾患はもちろんのこと、がん・胆石・ソケ
イヘルニア・痔・下肢静脈瘤など多岐にわたっています。
現在行っていることとしては①医療講演を増やしていること②ジオン注やレー
ザー治療など新しい治療に取り組んでいること③学会発表や論文発表を積極的に
行っていることなどです。さらに、院長が中心になって行っている内視鏡手術、
肝臓がんに対するラジオ波などについても積極的に宣伝していきたいと考えてい
ます。
私自身は下肢静脈瘤の血管内レーザー治療を中心に行っています。120 例ほど
行いましたが、自信をもってお勧めできる治療です。当院のほかに山川病院でも
外来診療を始める予定です。
信頼される外科になるため、さらに研鑽して、25 周年が来たときには、
「手術
の予約が多くて困る」と書けるように一同でがんばりたいと思います(その頃に
は病院が新築されていることを願いつつ)。
Osumi Kanoya Hospital 27
◎ 開院20周年を迎えて
心臓血管外科
副院長 中 山 義 博
昭和 63 年に大隅鹿屋病院が開院して 20 年が経ちました。平成 15 年に佐賀大学
胸部外科よりの派遣にて心臓血管外科が開設されたわけですから、大隅鹿屋病院
の歴史の約 4 分の1に関与したことになります。我々が着任した平成 15 年当時
の医師数は 10 人ちょっと、現在を考えますと想像できない状況でした。そういう
苦しい時期を乗り越えて、今の大隅鹿屋病院があるわけです。しかしながら心臓
血管外科の場合は 4 人体制で業務を行っておりますが、大隅半島唯一の拠点であ
るため緊急症例も多くまだまだ人材が足りません。もっと医師数を増やし、大隅
半島の住民の方々の要求にこたえられるよう努力していきたいと考えております。
最後に昭和 63 年は私が医学部を卒業した年で、もうそんなに時が流れたのかと複
雑な心境です。
28 20th Anniversary
Osumi Kanoya Hospital
循環器内科
循環器内科部長 古 賀 敬 史
大隅鹿屋病院循環器内科は歴代、剣田昌伸先生(現藤元早鈴病院)
、野村勝政
先生(現宮崎市郡医師会病院)、新井英和先生(現鹿屋ハートセンター)
、田中省
三先生(現岸和田市民病院)が中心に診療にあたられ、大隅地区で多くの患者様、
地元の先生から信頼を得てきました。現在は古賀、辻、有馬、田村の 4 人体制で
循環器分野の治療を行っていますが、大隅地区にも都市部と変わらないレベルの
医療を提供できるように研鑽をつみたいと思います。
これまで冠動脈慢性閉塞の治療は斉藤滋先生(湘南鎌倉病院)
、中村淳先生(新
東京病院)
、ロータブレーターは白井和之(福岡白十字病院)、腎動脈狭窄は横井
良明先生(岸和田徳洲会病院)、頚動脈狭窄の治療は横井宏佳先生(小倉記念病院)
、
鎖骨下動脈は川崎友裕先生(新古賀病院)
、不整脈治療(アブレーション)は熊谷
浩一郎(福岡山王病院)、ペースメーカー植え込み:中隔ペーシングは白石隆吉(大
和成和病院)の応援を頂いてきました。この場を借りてあらためてお礼を言いた
いと思います。これまで以上に大隅地区の患者様と紹介の先生に信頼される循環
器治療を目指していきたいと考えています。
Osumi Kanoya Hospital 29
◎ 開院20周年を迎えて
整 形 外 科
整形外科部長 前 田 和 彦
当院も設立 20 周年をむかえることができました。ひとえに、地域の皆様
方のおかげと感謝いたしております。
私が当院の整形外科に着任してから 4 年が経ちます。当時の整形外科医は
私一人でしたので、外来患者様には待ち時間等でご不便をおかけしたことと
思いますが、現在は 3 名体制で外来診療にあたっていますので多少は改善で
きているものと考えます。
手術に関しては特にハイリスクの方を請け負う傾向にあります。予備校の
講師をしていた時期もありますので、患者様に納得いくまで説明するのは苦
にしませんが、何分かなりの人数の患者様を診ますので外来の待ち時間等は
長くなることもございます。予めご容赦いただきたく思います。循環器の含
併症や口腔外科領域を含む多発外傷の治療に関しても精一杯の治療をしてい
きますので今後とも末永くお付き合いくださいませ。
30 20th Anniversary
Osumi Kanoya Hospital
麻 酔 科
麻酔科部長 井 上 敏
私共がここ大隅鹿屋に常勤の麻酔科として神奈川の葉山ハートセンターから着任して
早いもので 2 年 10 ヶ月、まもなく 3 年が過ぎようとしています。約 3 年間で麻酔科とし
ての仕事(下記詳細参照)は、下野(現麻酔科医長)始め、東京から応援にきてくれた
清水(現佐久総合病院麻酔科部長)
、久留米から応援に来てくれていた三島(現大分三
愛病院麻酔科部長)等の力を借り、大隅半島では一番レベルが高い周術期麻酔を行って
きたという自負を持っています。しかしその自負と自信は、私共の手術室のスタッフ始め
当院の関連部署の様々な方に支えられて得られたものです。私も大学の麻酔科を出て九
州、大阪、関東と国立から民間まで幾つかの病院にて修行と経験を積んでまいりましたが、
病院スタッフの人間的な優しさはここが一番だとしみじみ感じています。私は、個人個人
がプロとしての誇りを持って仕事をし、お互いを尊敬し認め合うのが病院としての品を高
め、住民の方々からの信頼を高めるものと信じています。来年度は研修医の江口先生が
私共の麻酔科での後期研修を希望していらっしゃるそうです。ご縁があれば、仕事は厳
しく、夜のお酒等はもっと厳しく愛情を持って育てていきたいと考えています。
さて小難しい話はここまでとし、我々麻酔科の現況を報告させて頂きます。
私の右腕である下野は、こちらに来てまもなく麻酔科専門医試験に合格いたしました。
また来年度には心臓血管麻酔専門医にもなる予定です。プライベートでは念願の自動車
免許をとり、車を購入し活動範囲が大いに拡がりました。また趣味のダイビングでは屋久
島、石垣、沖縄方面、時には海外の海まで出かけております。ダイビングが趣味なため
年間を通じて日焼けしていますが、このごろは新たなヘアースタイルにチャレンジするな
ど、女らしいお洒落な格好もするようなりました。実にいい事であります。
私自身は来年の 2 月でついに 50 歳になります。
(やっぱり 50 というのは響きがわるい
なあ、俺もジイさんの仲間入りか~)など少しブルーになることもあります。幸い趣味と
酒を通じて実にたくさんの方々との知遇を得ることができました。現在では縁あってボク
シングジムの面倒をみています。私自身もサンドバック打ち、ミット打ち、さらにはヘッ
ドギアをつけてのマスボクシングと練習に励んでいます。またもうひとつの趣味である自
転車では総務の濱里等を連れ、大隅半島の峠、山、海岸を、移ろいゆく四季の、その折々
の空気を肌で感じながら走りまくりました。1 年前は京都で麻酔をかけた後に、自転車で
鹿屋まで帰った程です。
大隅地方の自然の豊穣さ、人々の心の豊かさは大都会にないものです。練習時、すれ
違う見知らぬ小学生がかけてくれるその「こんにちは」の一言と笑顔に私は大隅半島の
方たちの心の純朴さと美しさを感じます。人生は自転車の練習と同じく時に辛く厳しいも
のですが、上り詰めた坂のその先にある何かを見つけるべく頑張って行きたいと思ってい
ます。最後に今後とも病院職員はじめ住民の方々から、絶対的な信用と信頼を得られる
べく、その麻酔科医師としての技量はもちろんのこと、さらに義理と人情に満ち溢れた武
闘派の麻酔科でありたいと考えています。これからもよろしくお願いいたします。
Osumi Kanoya Hospital 31
◎ 開院20周年を迎えて
歯科口腔外科
副院長兼歯科口腔外科部長 金 本 政 樹
【概 要】
当科は平成 11 年4月に開設し今春で 10 周年を迎えることになりました。現在
常勤歯科医師3名(九州大学病院 顎顔面口腔外科より出向)、歯科衛生士 3 名、
歯科助手1名にて運営しています。
交通外傷や地域の歯科医院・病院からの紹介患者さまを中心に、大隅半島にお
ける歯科を含めた口腔領域、顔面領域の二次的医療機関としての役割を果たすべ
く、救急部や大隅半島の開業医の先生方と連携を密にとりあいながら診療をすす
めています。
2008 年 1 月~ 2008 年 12 月までの1年間における当科外来新患数(再初診を除く)
は 1941 名(昨年 1251 名)で、その内、他医療機関からの紹介患者数 664 名 / 年(紹
介率 34.2%、前年 609 名 / 年)
、1年間の当科入院患者数は 68 名(前年 57 名)で
その内、全身麻酔下での手術件数 38 件(前年 28 例)
、入院疾患による内訳は顎骨
骨折などの外傷 27 例、口腔腫瘍 10 例(悪性腫瘍 6 例、良性腫瘍 4 例)、炎症 16 例、
嚢胞性疾患 7 例、その他 8 例でした。
【活 動】
当科が果たす役割として、顎口腔領域における二次的医療機関としての地域社
会への貢献を掲げています。年々増加する他医療機関からの紹介患者様の治療や
交通事故などの外傷により顎顔面領域を受傷された患者さまの治療、他院で治療
困難な有病者・障害者の歯科治療等に重点を置いていますので、一般歯科診療(虫
歯・歯槽膿漏・入れ歯など)はなるべくお近くのかかりつけ歯科医院にて治療を行っ
て頂く様ご協力頂いています。
【今後の抱負】
平成6年の当科着任以来、外傷や急性炎症の患者様へ夜間・休日含め 24 時間対
応できる体制を作って参りました。年々、紹介患者数、手術件数ともに増加傾向
にあり、地域の開業医の先生方との病診連携も円滑に行えるようになって来ました。
今後、更なる病診連携を進め、口腔顎顔面領域の治療が大隅半島で完結できるよう
な施設作りを目指していきたいと考えています。
32 20th Anniversary
Osumi Kanoya Hospital
薬 剤 部
薬剤部長 後 迫 博 幸
この度、大隅鹿屋病院は開院 20 周年を迎えることになりました。その道程は、今
振り返っても平坦な道などなく山あり谷ありの連続でした。それは、地域の皆様の医
療に対する切実な要望が当院にありがたい程の試練を与え続けて下さったものと思い
ます。
さて、この 20 年間の出来事を振り返れば、平成4年の第二次医療法改正で薬剤師が、
医師、歯科医師と並んで医療の担い手として明記されたことが今でも心の支えとなっ
ています。更にその後、医療法が改正される度に医療提供施設は良質かつ適正な医
療を効率的に提供する体制確保が求められ続け、合わせて類別化も進みました。更
に最近は急性期、慢性期病院といった役割の明確化も進んでいます。
この変革に応じて病院薬剤師は患者志向型業務への転換が求められ、薬剤管理業
務の服薬指導等による患者個々に適した情報提供と指導、医療事故防止活動、院内
感染防止対策、抗ガン剤調製、血漿分画製剤管理などの多岐にわたる業務に携わる
こととなりました。これからの業務を円滑に遂行するための薬剤師配置基準は一般病
院においては依然として「入院患者 70 人につき1名、外来処方箋 75 枚につき1名」と
いった低い配置基準のままですが、求められる業務は目前に山積しており配置基準の
見直しを待っている余裕は既にありません。
今後も薬剤部業務全般おいて患者の不利益に十分に配慮し業務の合理化、見直し
に取り組まなければならないと考えています。さらに薬学教育6年制に関連した実務実
習の受け入れ対策、診断群別定額払い方式(DPC)導入準備、治験業務、クリティ
カルパスのメンテナンス、ジェネリック医薬品の選定業務など薬剤部に求められる業務
は確実その範囲を広げています。DPC病院はその地域の急性期医療の中核病院とな
ることを考えれば薬剤部スタッフは前述の業務に真剣に取り組み、合わせて医療人と
しての研鑽を積み続けなければならないと開院 20 周年を迎えて強く思います。
Osumi Kanoya Hospital 33
◎ 開院20周年を迎えて
20 年前検査科は検体検査4人、生理検査2人、計6人で
スタートしました。
臨床検査科は 2008 年9月現在、検体検査6人、生理検査
6 人、病理検査1人、計 13 人体制になっています。
検体検査室では主に血液検査、生化学検査、輸血検査、尿
検査、免疫、腫瘍マーカー等グラム染色などを行なっており、
迅速かつ正確なデータを臨床側へ提供できるようにスタッフ
一丸となり取り組んでいます。
昨年 4 月よりオーダリングシステムが導入されたことによ
り輸血以外の全ての検査データはPCに取り込まれ、リアル
タイムに院内のどこからでも結果が見られます。24 時間体
制で緊急の検査、輸血に対応しています。
生理検査室は、超音波検査、心電図検査、肺機能検査、心
臓カテーテル検査等 20 種類以上の生理機能検査業務を行っ
ており、また時間外においては呼び出し体制をとって、緊急
副技師長 福 永 良 文
の超音波検査に対応しています。医療の進歩により非常に高
い専門知識を要求されるため、勉強会、学会に参加し検査技
術や知識の習熟に努めています。
病理検査室は、病理組織学的検査と細胞診検査を行っています。
病理診断は病理医により診断され、細胞診は検査科の細胞検査士が診断しています。
正確かつ迅速にデータを提供することをモットーに、患者様に信頼される臨床
検査を目標としていきます。
20 周年を向かえ今後は、生化学自動分析、免疫分析装置等を更新し、大隅で最
新の医療が行えるようにスタッフ一同努力していきます。
臨床検査科
放 射 線 科
平成 19 年度に核医学から撤退し、現在は診断部のみです。
それでもMRI装置、CT装置、一般撮影装置、血管撮影
装置等を含めて、撮影装置だけでも 11 台あります。
毎日たくさんの患者様がいろいろな検査に来られますが、
10 名のスタッフ(男性9名、女性1名)で「目配り、気配
りで安全向上」
「患者様に笑顔」をモットーに頑張っています。
本年度 6 月中旬に 64 列CTが導入されました。最近のC
T装置は撮影するだけでなく、収集した多くの画像を再構成
して任意の断面像を作成したりします。しかし3D画像を
作成出来なければ診断や治療にあまり貢献できません。ま
た、患者様や御家族の方々にもわかりやすく、そして詳し
く説明できません。16 列CTでもいろいろな3D画像を作
成していますが、心臓は動きが速すぎて良い画像が撮れま
せんでした。64 列CTが導入されて、この動きの速い心臓
の検査も可能になってきました。8月 31 日までに、心臓の
技師長 斎 藤 勲
CT検査件数も 130 例を越えました。
『心臓が不安だ、心臓
のCT検査を受けてみたい』と思われる方は、当院の循環
器内科又は心臓外科を受診して相談していただければ、検査を受けられます。た
だし、まれに検査できない方もおられます。
今後は、MRI装置も更新して、皆様のいろいろな検診の要望及び Dr. の検査
要望に応えていきたいと思います。また、フィルムレス化して、CTでもMRI
でも撮影した画像は、すべて Dr. のところでモニターに映し出せるようになれば、
以前撮影した画像との比較もモニター上で簡単にでき、診断の向上になって、患
者様の為になると考えています。
34 20th Anniversary
Osumi Kanoya Hospital
臨 床 工 学 科
主任 前 原 寛 理
臨床工学科では、人工心肺業務、血液透析業務、心臓カテー
テル業務、ペースメーカ業務、高気圧酸素業務、人工呼吸器
業務、ME機器管理業務、外科治療機器業務、医療ガス設備
管理業務に関わっています。現在、臨床工学技士9名、医療
機器管理担当者1名が在籍しております。夜間などの緊急時
も 24 時間体制でサポートしています。
【モットー】
仲間を大切にする
常に限界に挑戦する
【目 標】
明るく活気がある楽しいチームであり続ける
チーム医療の一員として、生命維持をサポートする
各専門分野の知識・技術を高める
医療機器の安全を確保する
大隅半島で完結する医療を目指す
【20 周年を迎えて】
これからも、臨床工学技士として大隅の医療を支えることにベストを尽くします。
栄 養 科
栄養科では、
『安全でおいしく、治療の一環としての食事
を提供する』を合言葉とし、患者様方に安心して食べていた
だける食事作りを目指しています。幸いにも、病院のある大
隅半島は、農業や畜産が盛んな土地柄ですので、平成 14 年
からは、病院内で食べる米は 100%大隅産を、その他、野菜、
肉、魚等地元で採れる新鮮な旬の食材を使用した食事作りを
し、病院全体で地産地消に取り組んでいます。
栄養科は、入院中の患者様の食事だけでなく、通所リハビ
リテーションを利用される方や外来で透析を受けられる方、
病院併設の保育所の子供達や働いている職員の食事を提供し
ています。また、一般食のうち常食を食べている方々を対象
に週3回のセレクト食や毎月 1 回、全入院患者様に大隅の食
材をより意識した産直メニューの提供も行っています。
現在、職員は、管理栄養士4名(内1名育児休暇中)、栄
養士3名(内1名育児休暇中)
、調理師6名、非常勤調理補
副室長 隈 元 智 子
助員 12 名の合計 25 名で構成し、副診療部に位置付けされ、
病院直営で運営しています。
【モットー】安全でおいしい食事の提供・明るく、笑顔の耐えない職場
【目標】患者様の個々の状態や疾病に適した食事の提供
チーム医療の一員として全入院患者様への栄養管理の実践
食中毒防止の為、衛生管理の徹底と事故防止対策の強化
効果のある栄養食事指導の実践 職員の知識と意識の向上
【20 周年を迎えて】
近年、食を取り巻く環境が大きく変化し、食生活をめぐるさまざまな問題が指摘
されてきていますが、今後も、これまで以上に安全で質の高い食事の提供とチー
ム医療の一員として貢献出来るよう自己研磨し、患者様に満足していただけるよ
う努力していきます。
Osumi Kanoya Hospital 35
◎ 開院20周年を迎えて
リハビリテーション科
【特 色】
現在、理学療法士 11 名、作業療法士1名、言語聴覚士2
名(内1名非常勤)アシスタント1名にて業務を行っています。
平均年齢も比較的若く、その都度業務改善を行いながら患
者様に対してより良いリハビリテーションを提供できるよう
に試行錯誤しております。
【目 標】
急性期から在宅維持期まで幅広く対応できる大隅地域に根
ざしたリハビリテーション
【20 周年を迎えて】
現在開院当初のリハビリテーションスタッフは残っていま
せんが、8年前まではグループ病院からの応援を頂かないと
業務に支障をきたす程しかスタッフが在籍していませんでし
副室長 小 森 博 人
た。しかし現在では不定期ではありますが、他のグループ病
院に応援が出せるほどの組織となりました。
今ではリハビリテーションというとそれなりの認識・認知度があるかと思われ
ますが、20 年前では現在ほどの認識・認知度もなかったのではないかと思われま
す。その中で先輩方が各部署や患者様方と共に築いてきた土台があるから、現在
の当院でのリハビリテーション室があるのではないかと思います。20 周年を迎え
て、その礎を築いてくださった先輩方に感謝し、今後より良いリハビリテーショ
ンを提供できるようスタッフ一同前進していきたいと思います。
鍼 灸 室
副主任 白 坂 親 人
【部署の紹介】
平成 11、12 年ころは整形外科医が診察室で鍼灸を行っていた。
その後はしばらく現リハビリ室奥で鍼灸師が行っていた。当時
は介護保険導入前の「デイサービス」でも鍼灸の無料サービスを
行っていた。
現在の鍼灸室(耳鼻科前)は平成 13 年5月1日からである(部
署として発足時のスタッフはマッサージ師も含め常勤・非常勤4人)
。
最も多い平成 16 年頃には8人の技師(鍼灸師、マッサージ師)
と3名の助手がいた(関係クリニックの鍼灸師の欠員を補う目的の
養成だった)当時は鍼灸の医療講演を行っていた。またマッサー
ジ師も平成 17 年まで在籍していた。
業務内容は外来・入院患者様を対象に、医師の指示により「消
炎鎮痛処置」としての鍼灸を行っている。症状は腰痛、膝関節痛、
肩関節痛など運動器系の疾患が主であり、高齢化による変形性
の症状が多い。以前は関係クリニックの要請により応援に行くこと
もあった。
現在鍼灸室は鍼灸師1名、助手2名の体制である。
【モットー】
急性慢性を問わず痛みや動きの悪さを訴える方が多いので、それらから少しでも早く
解放されるように、優しさをもって接して行く。
【20 周年を迎えて】
大隅地域の人々は鍼灸に好意的である。現代ほど医療の発達していない時代から地
元の鍼灸師との間で培われたつながりであろう。当院は現在この地域になくてはなら
ない中核的病院である。先進の医療とともに東洋医学(鍼灸)の良さを合わせ、さら
に住民のみなさまに喜んでいただけるようこれからもスタッフ一同努力していきたい。
36 20th Anniversary
Osumi Kanoya Hospital
ゲ ノ ム 室
当院は、文部科学省が支援する第1期「個人の遺伝情報に
応じた医療の実現プロジェクト(オーダーメイド医療実現化
プロジェクト)
」の協力病院として、平成 15 年8月よりプロ
ジェクトに参加しております。このプロジェクトでは、バイ
オバンクへDNA及び血清試料を集め、それらを利用してS
NP(遺伝子の個人差)と薬剤の効果、副作用などの関係を
明らかにし、病気との関係を調べることによりオーダーメイ
ド医療実現化の基盤を整備するものです。
このプロジェクトの協力機関には、研究機関として東京大
学医科学研究所と理化学研究所が参加しており、協力医療機
関としては、当院が所属する徳洲会グループをはじめ、日本
大学、順天堂大学、大阪府立成人病センター、国立大阪医
療センター、麻生飯塚病院など、全国 12 医療機関が参加し、
プロジェクトを推進しております。
第1期プロジェクト5年間で全国約 20 万人(約 30 万症例)
メディカル・コーディネーター責任者 山 元 栄 二
のご協力を得ることができました。当院においても、約 1,690
名を超える患者様のご協力を頂き、
「バイオバンク・ジャパン」
の構築に貢献しております。
本年平成 20 年4月からは、第1期に引き続いて第2期プロジェクトが始まり、平
成 25 年3月末までのプロジェクト延長が決定いたしました。初年度インフォーム
ド・コンセントにつきましては、平成 20 年2月末で終了し、新規登録患者の受け
入れは終了しておりますが、第2期プロジェクトにおいては、これまでにご登録
頂いた患者様への追跡調査(血清採取、臨床情報更新)を中心に業務を行って参
ります。
オーダーメイド医療の実現を目指し、更にプロジェクトを推進して参りますの
で、引き続き、皆様の温かい応援をお願いします。
治験センター
2007 年 8 月 1 日に、初代センター長に坂口次長が任命さ
れ治験センターを開設しました。その後、徳洲会グループの
治験サポートを行う株式会社未来医療研究センター主催のC
RC研修に検査科・事務部・看護部から 4 名(2008 年4月現在)
受講し、兼任CRCとして業務を行っています。また、未来
医療研究センターから 1 名のCRCサポートをもらい、2008
年 8 月 28 日に、当院第 1 号となる治験(循環器領域)をスター
トアップすることが出来ました。
治験とは、聞きなれない言葉ですが、最近始まったもので
はなく、現代医学と共に歩み、歴史と実績のある、しっかり
と確立された制度です。国から「くすり」として承認を受け
るために、さまざまな試験を繰り返し、効き目の確認と安全
性の評価が行われますが、最後の段階で健康な人や患者さん
のご協力を得て行われる試験を「治験」といいます。治験は
病院で行われます。治験を行う病院は、
「医薬品の臨床試験
CRC 奥 松 陽 子
の実施の基準に関する省令」という規則に定められた要件を
満足する病院だけが選ばれます。
当院は、まだ始まったばかりですが、各部署と連携し、早期に症例登録し、安
全性と倫理性を保って治験を行っていきたいと思います。
Osumi Kanoya Hospital 37
◎ 開院20周年を迎えて
看 護 部
副院長兼看護部長 吉 﨑 和 子
『大隅半島の中心地 鹿屋に「年中無休」「24 時間体制」の病院建設を !』
地域の皆様の願いが結集し、昭和 63 年8月1日開院し、今年で 20 年目を迎えます。
この 20 年の間に世界、日本の政治・経済・文化・医療情勢は大きく様変わりし
てきました。幾多の困難や、ハードルを越えた今、大隅鹿屋病院は存在しています。
今日に至るまで、数え切れない地域の皆様のご支援と、病院の運営の原動力と
なってご尽力下さった諸先輩・仲間の方々の功績は、はかり知れないものがあり
ます。心から感謝申し上げます。
開院当初は無からの出発。来院される患者さまの対応に苦労しながらの毎日で
した。先輩病院からの指導や応援を頂き、外来・内科・外科の病棟からスタート
しました。手術や検査などの手順づくりや体制の整備等。さらに、次々に病棟を
開くための看護師対策・基準あげに悪戦苦闘しながらの連続でした。病院として
の基盤づくりに始まり、さまざまな工夫や努力を重ねて、地域の中核病院の役割
を担うまでになりました。
看護部では、
「心に届く看護」をキャッチフレーズに、地域住民の方々の健康を
援助することを理念に掲げ、救急・急性期から慢性期・在宅医療・看護の充実を
めざし日々、研鑽に努めております。
今年は念願でありました、病院機能評価の認定を頂くことができました。この
事を通してひとつの目標を達成することの重要性・チーム医療の必要性などを学
びました。
病院の組織の中で、最も多くを占める看護部の責任の重さを肝に銘じ、一人一
人の職員がそれぞれの能力を十分発揮し、満足していただける看護を提供するこ
とが使命です。
これから、医療を取り巻く環境はますます多様化・複雑化していき 医療・福
祉に関する課題は山積しております。これから、地域の方々の期待に応えられる
ように、医療・看護の原点を見つめ 地域医療の向上のため、医療従事者として
の役割を認識し、責任をもって、安全で安心できる医療・看護をめざして参ります。
どうぞ、今後とも今まで以上にご指導・ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
38 20th Anniversary
Osumi Kanoya Hospital
外 来
【特 色】
外来は大きく分けて、総合外来・ER・内視鏡に分かれます。
総合外来は 11 ブースの診察室を持ち曜日によっては、全診察室
を利用します。外来患者の平均は約 300 名です。
ERは、一時救急から三次救急まで大隅一円の救急患者を受
け入れ、循環器を中心に遠方は宮崎・奄美大島からも搬入され
ます。Dr カーの出動により、迅速に患者を受け入れる努力をして
います。救急搬入件数は、月平均約 150 件になります。その他、
総合外来からの重症患者も受け入れています。内視鏡は上・下部
内視鏡合わせて月平均、約 400 件です。緊急内視鏡や重複の
救急患者に対応するため 24 時間のオンコール体制をしています。
【モットー】
安全で確実に治療が受けられるように、事故防止に努めます。
笑顔を忘れず、来院された時よりも身体・こころが軽くなって帰
られるよ
うに努めます。
副看護部長 重 田 盟 子
【目 標】
病診連携を活用し地域とのネットワーク作りに努め、診察の待
ち時間が短くなるように努力していきます。
外来では ‘瞬間の看護’ が提供できるようにスタッフ全員が自己研鑽に勤め日々の業務に
反映させていきます。
救急搬入の受け入れが 100%出来るように入院患者の動向に気配りをします。
【20 周年を迎えて】
時の流れは早いもので、地域のたくさんの方に祝福され ‘成人式’ を迎えることが出来
ました。感謝の気持ちで一杯です。
「大隅半島の医療は大隅半島で完結する」と大きな目標を掲げ、当院にない診療科は
近医へ紹介し少しでも負担をかけない様に努力しています。今後も地域の皆様が安心し
て来ていただける病院作りを心がけていきたいと思います。
ICU
(集中治療室)
【特 色】
心臓血管外科の手術後、循環器内科の重症患者を受け入れ
る循環器センター。そして、診療科を問わず手術後や救急搬
入の患者様を受け入れる病棟として機能しています。
様々なME機器のアラーム音につつまれて患者様にとっては
ストレスの多い場所だと思います。わたしたちは、第一に患
者様の生命を守りつつ、患者様が不安にならないよう明るく
優しく、確実な看護の提供を心がけています。
【目指すところ】
根拠に基づき精神面、身体面への看護を提供する。
師長 大 西 ル ミ
【目 標】
患者様の安全を守るための知識・技術の向上を目指す。
コミュニケーションスキルの向上を心がけ、患者様、家族
とのかかわりを多く持ち、メンタルケアを充実する。
【20 周年を迎えて】
私自身は、大隅鹿屋病院での経験は短いのですが、今後、さらに歴史を重ねてい
く上で、患者様の信頼を得られるように、ICUの看護師として、日々向上できる
よう心がけたいと思います。
Osumi Kanoya Hospital 39
◎ 開院20周年を迎えて
手 術 室
【特 色】
当手術室では、年間に手術約 800 件、心臓カテーテル・
アンギオ検査約 1000 件を実施しております。
内訳は、心臓外科・外科・整形外科・口腔外科・循環器
内科の手術等があり、カテーテル検査・アンギオ検査では、
内科の受け入れも行っています。
また、患者様の人権に目を向け、術前訪問等を通して患
者様との信頼関係を築いています。手術室看護師は、術者
のパートナーとして充実した知識・技術を提供できるよう
に自己研鑽に努めております。
大隅半島の中核病院として、貢献できるように、さらな
る向上をめざしております。
【モットー】
「愛こそすべて!心に抱き、鋭い洞察力と瞬発力、的確な
判断を身に付ける」をモットーに「安全・安楽・安心の看護」
師長 伊 達 由 和
を提供していきたいと思います。
【目 標】
①患者様が、心身ともにリラックスした状態で、安心して手術・検査に臨める
ように援助します
②常に学習し、看護の質の向上に努めます
③事故防止・感染防止に努めます
④大隅半島だけではなく、離島・隣接する県まで多くの手術を必要とする患者
様を 24 時間体制で受け入れます
【20 周年を迎えて】
何年何十年経とうとも、看護師(OPスタッフ)である以上、地域の人々の為
に日々努力し、貢献していければと思っています。
2 階 病 棟
【特 色】
亜急性期病床(21 床)
、
一般病床(12 床)からなる病棟です。
亜急性期病床は、リハビリ回復期病床に近い形として、2
階病棟のリハビリ専従のセラピスト(PT・OT)と共に連携
をとり、ADL 拡大に努めています。
また、亜急性期病床に入棟した時点で、院内担当者会議を
開催し、患者、及び家族の今後の希望、方向性を確認し、医師、
看護師、セラピスト、ソーシャルワーカーが常に情報を共有
できるようにしています。
その後も院内担当者会議を開催し、病状、リハビリの状況
を確認し合い、退院前・後訪問を行うことで、在宅の環境を
把握し、状況に応じたリハビリの内容変更を行っていきます。
退院の日程の予定がたつと、退院前担当者会議(本人・家族・
看護師・セラピスト・MSW・ケアマネージャー・福祉用具の
業者など)で具体的なサービス調整を行い、不安なく在宅生
師長 木 下 徹 子
活へ移行できる援助を心がけています。
また一般病床は、日帰り手術も扱っています。下肢静脈瘤
(レーザー治療)をはじめ、腹腔鏡下胆嚢摘出術、腹腔鏡下虫垂摘出術、内痔核(ジ
オン注)
、また化学療法なども行っています。外来から退院まで、そしてご自宅に
帰られた時の不安、問題にも対応していきます。
【モットー】
明るく、やさしく、ときには厳しく、でもいつも私たちはそばにいます。
【目 標】
①入院生活、退院への不安を取り除く。
②退院前訪問、退院指導の充実をはかる。
③厳しく、楽しいリハビリ、心から元気になって、退院ができるようにする。
40 20th Anniversary
Osumi Kanoya Hospital
3 階 東 病 棟
【特 色】
HCU(ハイケアユニット)4 床を含む病床数 49 床の外科・
整形外科・口腔外科からなる急性期病棟です。1日に1件から
3件前後の手術が行われ、昼夜・休日を問わず緊急入院を受け
入れ、患者様の入退院が多い、アクティビティーの高い病棟です。
手術前後を含む急性期の看護には敏速な判断と行動が要求
されますが、その期待に応えられるよう、日々努力し、問題が
発生すれば、病棟スタッフ全員の問題として改善策を話し合い、
患者様・そのご家族に安心して入院生活を過ごして頂けるよう
努力しています。そして、手術後の疼痛コントロールを行いなが
ら、早期離床・退院へ向けての援助にも力を注いでいます。
手術や入院中の苦痛に耐えて元気に退院される患者様を見送
るときの喜びはなんとも言われぬ充足感と、
『よし頑張るぞ!』
という次への意欲につながる幸せのひとときであり、私たちス
タッフの活力の源になっています。
師長 藤 安 友 子
【目 標】
医師・リハビリ科・MSWなどとも、意見交換を積極的に行う
ようにして、回診やカンファレンスの参加など、協力しながら、日々「患者様を中心とし
た最善」を目標に、チームワークをフルに活用して患者個々のニーズに応えられるよう
全力投球しています。
【モットー】
専門職としての知識技術はもちろんのこと、元気とやさしさ・笑顔をお届けする。
【20 周年を迎えて】
開院時から、急性期外科系病棟として開棟され、20 年間常に患者様 ・ ご家族と苦
楽をともにして、現在を迎えることが出来ました。今後も地域における、模範となれる
ような外科系病棟を作っていきたいと思います。
3 階 西 病 棟
【特 色】
平成 17 年9月まで整形外科を中心とする混合病棟より平成
17 年 10 月より障害者病棟へ移行しました。
(現在病床数 47 床)
脊髄損傷や肢体不自由者など日常生活自立度 B・C ランク
の患者様が7割以上を占める病棟ですが平成 20 年の改正で脳
梗塞の患者様が障害者の対象から外されることになり、現在
入室患者様の9割が日常生活の援助を必要とし医療と介護の
両面の援助を行っています。主な診療科は、内科 50%・外科
20%・整形外科 20%・心臓外科、循環器内科 10%の割合で
入室し急性期病棟のように積極的な治療を必要とする患者さ
まは少ないですが、慢性の人工呼吸器の装着の必要な患者様
や在宅での治療介護に限界のある方、悪性腫瘍による終末期
の患者様、長期リハビリテーションの必要な患者様などが入
室の対象者となっています。
【モットー】
師長 大 野 緑
患者さまのQOLを高め患者・家族・職員の喜びのある病棟
【目 標】
①安心できる医療と看護の提供
②異常の早期発見・早期治療
③ケアの充実をはかり患者さまの自立度をあげる
【20 周年を迎えて】
障害者病棟の対象患者は医療依存度も高く尚日常生活援助を必要とする患者様が
多く、他職種との連携を最も必要とします。慢性疾患の高齢者看護は、症状の出現
の早期発見と正しい判断力が求められます。看護師一人ひとりの役割の重要性を知
り看護の質の向上につとめ患者様・家族が安心できる病棟であり続けたいです。
Osumi Kanoya Hospital 41
◎ 開院20周年を迎えて
4 階 東 病 棟
【特 色】
4 階東病棟は心臓血管外科と循環器内科を中心とした 49 床の
病棟です。心臓・大血管疾患、末梢血管疾患などの患者様が
内科的または外科的に治療を受けられています。私たちは患
者様がよりよい医療・看護を受けられますよう、医師、看護師、
PT、栄養士、MSW などチームで連携を図り、日々の業務を
行っています。
また当院は大隅半島で唯一、心臓血管外科を有する病院であ
るために、各地域の病院から紹介の患者様が多く来院されま
す。大隅で治療が完結できる、そのような患者様の健康回復
へのお手伝いができることを誇りに思います。
【モットー】
気配り、目配り、心配りができる温かい病棟。
【目 標】
①心疾患の患者様が検査・治療を低侵襲で安全に受けられ
師長 大 田 千 穂
るよう循環器内科・心臓血管外科が連絡をとり、患者中
心の医療・看護を提供する。
②質の高い医療・看護を提供するために日々の医療・看護を振り返り、自己研磨
する。
③他部署との円滑な関わり合いをもつよう心がけ、よりよい医療・看護を提供する。
【20 周年を迎えて】
今後もこれまで以上に安全で質の高い医療 ・ 看護が提供できますよう、自己研磨
し、患者様に満足していただけるよう努力いたします。
4 階 西 病 棟
師長 仮 重 喜代美
【特 色】
40 床の病棟で平成 19 年 12 月1日に、医療療養型病棟から
障害者病棟へ移行しました。障害者病棟とは重度の肢体不自
由・脊髄損傷等の重度障害。重度の意識障害を有する患者様
が 70%以上を占める病棟です。現在は積極的な治療を必要
とせず、しかし介護度の高い患者様が多く入院されています。
また、整形外科の手術後など回復期の患者様のリハビリを行
い在宅支援を行っています。
【モットー】
患者様お一人お一人を大切に、経験豊かな看護師が日々の
健康観察を行います。また、食事介助や排泄・入浴等におい
ても、自らの体調変化について訴えの少ない患者様の変化を
見過ごすことなく、医師と連携を図っていきます。
【目 標】
①患者様やご家族が満足できる日常を過ごしていただける
よう努力する。
②異常・合併症の早期発見に努める。
【20 周年を迎えて】
患者様の多くはご自身で体調の変化など訴えることが出来ません。したがって看
護師一人一人が自分の知識と経験、五感をフルに使って患者様に必要な看護が提供
できるようにしていきたいと思います。
42 20th Anniversary
Osumi Kanoya Hospital
5 階 東 病 棟
【特 色】
5階東病棟は、一般内科疾患からその急性期憎悪に対応する、
ハイケアユニットを含む 49 床の病棟です。主な入院病名としては
糖尿病ケトアシドーシス、慢性閉塞性肺疾患、慢性腎不全、その
他尿路感染症や肺炎各種、
慢性腎臓病に対する透析の導入やシャ
ント造設、慢性疾患特有の自己管理についての患者教育や、慢性
腎臓病に関しては他職種と共同して外来通院時からの腎臓病教室
を毎週木曜日に行っています。人工透析については血液透析と腹
膜透析と2種類から患者様の生活スタイルに合った治療方法を提
案し、選択していただいています。現代病として注目されている睡
眠時無呼吸症候群の検査や、NPPVも行っています。
【モットー】
思いやりの心を持ち、機敏に、笑顔で接する病棟。
【目 標】
①患者様の生活に寄り添い、慢性期における自己に対する葛藤を
受け止め患者様の気持ちを共有し個別性のある看護を展開する。
師長 永 山 ア キ
②患者様を取り巻く社会環境に合わせて、メディカルソーシャル
ワーカーと連携を密にし、適切な環境を調整する。
③各医療従事者と連携を図り、安全・安楽に努め、患者様のニーズにこたえる。
④日々学習し自己研鑽に努め看護の場面に実践する。
【20 周年を迎えて】
開院 20 周年の中でここ近年、当院では血液透析しか行うことが出来なかったのですが、
腹膜透析を導入し患者様のQOLを高める選択肢が出来ました。
大隅半島には透析を完備している病院は数えるほどしかなく、慢性腎不全で苦しんでい
た方々に新しい光をもたらしたと思っております。また、肺炎や慢性閉塞性肺疾患で一時的
に人工呼吸器使用を余儀なくされる患者様の紹介入院も増え、地域の医療機関と連携し、
地域に貢献できていると思います。これからも、地域の皆様の健康や、慢性疾患に対する
援助を行うことで、更なる貢献をしていくために、スタッフ一同協力してまいります。
5 階 西 病 棟
【特 色】
医療療養型病棟で病床数は 38 床です。当院で唯一の療養
型です。
在宅、または施設入所までの期間の入院を受け入れています。
適切な療養環境のもと患者さま、家族が安心できる療養と
看護を提供出来るよう日々努力しています。
患者様の特徴としましては、高齢者人口の増加に伴い脳血
管障害の後遺症を抱えた患者様が多く経管栄養を用いている
人がほとんどですが、その中で食事の自力摂取が可能な患者
様は極わずかです、意思の疎通ができ座位保持の可能な患者
様は車椅子に移乗させ食堂でテレビを見たり食事をしたりし
ています。又、天気の良い日は散歩に出かけたりして、気分
転換を図るようにしています。
【モットー】
師長 川 元 さとみ ①明るく・優しく・笑顔の耐えない職場 ②元気な挨拶
【目 標】
①患者様が安心して過ごせる環境作りに努める
②ケアの充実
【20 周年を迎えて】
高齢者人口が増加しているなか在宅での生活は、無理になっており高齢者が高齢
者を介護する現状で施設待ちをしていても、
2~3年以上かかるのが現状です。3ヶ
月に1回家族を交えて担当者会議を行い施設待ちの進捗状況を聞いたり今後の方向
性の確認を取りながら、他職種と連携をとり、より良い健康状態で施設への入所が
迎えられるよう看護していきたいと思っています。
Osumi Kanoya Hospital 43
◎ 開院20周年を迎えて
透 析 室
【特 色】
当院透析室では、血液透析以外にも腹膜透析の患者様の透
析も行っています。又、透析導入前の患者様を対象とした保
存期教室「腎臓長持ち教室」に参加し腎不全治療についての
講義も行っています。
【モットー】
患者様中心の透析看護の提供
【目 標】
①安全で安心できる透析治療、透析看護を提供する。
②質の高い透析治療、透析看護を提供する。
師長 桑 俣 修 一
訪 問 看 護
【20 周年を迎えて】
これからも急性期から保存期、維持期の腎不全患者様への
幅広い透析治療と安全で安心のできる透析看護を提供して行
けるようスタッフ一丸となって業務に取り組んで行きます。
【特 色】
「長年住み慣れた地域や我が家で家族と共に過ごしたい」と
願う方々のために「相手の心に届く看護」を提供します。 ① 24 時間・365 日対応します。
②在宅での療養を支援します。
(PEG・HOT・DIV・
人工呼吸器等の医療処置が必要な方)
③認知症の方への看護も行います。
④安らかな死・ターミナルケアを支えます。
⑤医療と介護の橋渡しをします。
⑥介護予防にも力をいれています。
⑦医療保険・介護保険の双方に対応できます。
【モットー】
利用者・家族に喜ばれるケアの提供
【目 標】
副看護部長 久保園 玉 美 ①予防も含めた医療的ケアの提供と自然治癒力回復への援
助。
②利用者・家族のセルフケア能力を向上させる支援。
③社会資源の活用のアドバイスなど、その人らしい生き方の援助。
④常に自己の看護を評価し、真摯な姿勢で看護を実践する。
【20 周年を迎えて】
在院日数の短縮化や高度医療の影響を受けた在宅での医療ニーズもますます増加
している状況で、訪問看護には安全で質の高い看護ケアの提供を始め、地域でのケ
アマネジメントや他職種との連携、利用者・家族の満足度を高める役割が課せられ
てきています。このような訪問看護に求められる実践能力の多様化に応じられるよ
う、今後もスタッフ一丸となり頑張っていきたいと思います。
44 20th Anniversary
Osumi Kanoya Hospital
通所リハビリテーション
【特 色】
介護認定で要支援1~要介護5の認定が降りた人達に、家
庭や地域で自立した生活を営む事が出来るようにリハビリや、
食事・入浴などの介護を行っています。リハビリについては、
チューブを使用した運動を中心に、マシーントレーニングも
行っています。
【モットー】
安心・安全の介護を提供する。
【目 標】
リハビリマネジメントに沿ったリハビリ・介護を行う。
尊厳を支える介護を提供する。
「できる活動」を「している活動」にする。
【20 周年を迎えて】
老人デイケアからスタートし、H12 年介護保険が導入され
てからは通所リハビリテーションとして、高齢者の自立支援
師長 命 苫 由 美
にむけて、リハビリ・介護を提供してきました。情報の多様
化により知識の高い利用者が増加し、集団ケア・画一的なケ
アから個別的な対応が必要になってきています。利用者のニーズに答えられるよう
に、今後もスタッフ一同頑張っていきたいと思います。
居宅介護 支援事業所
【特 色】
介護保険制度での通所サービス・訪問サービス・福祉用具・
ショートステイなどを在宅生活で利用される方々の在宅サー
ビス事業所との連絡や調整を行い、居宅サービス計画を作成
します。鹿屋市内はもとより肝属郡内を広範囲に活動してい
ます。
【目 標】
①自立支援に基づいたケアプランの作成を行います。
②法令を順守し適切なサービス提供をしていきます。
【モットー】
利用者様が望む生活が送れるように利用者様の思いに寄り
添い、声に応えられる事業所を目指します。
【20 周年を迎えて】
居宅介護支援事業所は、平成 12 年4月に介護保険制度が
施行され大隅鹿屋病院居宅支援事業所として開所されました。
副主任 山 本 利 明
現在は、パソコンを使いケアプランや記録等事務作業をして
いますが、開所当初は、居宅サービス計画書など書類作成を
手書きで行っていましたが徐々に介護ソフト導入がされました。誰もした事のない
仕事という事もあり利用者の方々を初め職員も戸惑いながら仕事をした記憶があり
ます。
これからも退院される患者様や在宅で生活されている利用者の方々が自宅で安心
して生活が出来るように病棟、MSWなど病院スタッフそして各サービス事業所と
連携しながら支援していきます。
Osumi Kanoya Hospital 45
◎ 開院20周年を迎えて
医療安全管理部
安全管理者 片 田 淑 子
【特 色】
安全で質の高い医療を提供するために病院内における医療安全に関わる業務全般
をマネージメントしています。医療安全管理委員会、リスクマネージメント委員会、
インシデントアクシデントカンファレンス、事故調査委員会の主催を務め、院内に
おけるリスクの把握、リスクの分析および事故防止対策の立案と査定、改善までを
行っています。また、医療安全に関する教育計画を立案し、研修会を行っています。
患者相談窓口業務においては、患者および家族の不安感や不信感などさまざまな
医療に対する心配事に対応を心がけています。
【目 標】
院内に医療安全文化を根付かせて患者様に安全と安心、質の高い医療の提供がで
きるように職員全員が安全を意識した医療の提供ができることを目指しています。
【モットー】
①インシデントアクシデント報告の報告数の促進
②事故防止対策の周知徹底
③アクシデントレベル7以上は発生させない
④患者相談窓口の機能を充実させ、患者と医療者との関係を良好に結びつけるた
めの架け橋となる
【20 周年を迎えて】
平成 11 年にリスクマネージメント委員会が発足して9年が経ちます。それまで
も医療を患者様に提供する中で医療従事者は常に安全で安心の医療を提供してきま
した。しかし、平成 11 年に委員会として活動をはじめ、ますます当院の安全に関
する意識は高くなっていきました。
平成 15 年医療安全管理部を立ち上げ、5年が経過。急性期から慢性期、在宅ま
で担う当院では医療を安全に提供することや職員の安全に留意することなど、多種
多彩な安全管理が必要となってきています。これから益々、複雑化する医療の中で
地域の皆様に安心してご利用いただける病院を目指して「縁の下の力持ち」として
医療安全管理部を位置づけ、職員のみならず、患者様、当院をご利用いただく皆様
に必要とされるように取り組んで参りたいと考えています。
46 20th Anniversary
Osumi Kanoya Hospital
事 務 部
事務部長 竹 中 学
大隅鹿屋病院は昭和 63 年8月の開院から、今年 20 周年を迎えました。
開院当時から当院を支えていただいた大隅健康友の会をはじめとする地域の皆
様、医師会の先生方、そして当院の開院から今日までの間、基礎を築かれた諸先
輩方に対し、心より御礼を申し上げます。
当院は徳洲会グループ 23 番目の病院として、「生命だけは平等だ」の基本理念
の基に、
「生命を安心して預けられる病院」
、
「健康と生活を守る病院」として今日
まで歩みを続けてまいりました。この間にわが国は世界的にも例を見ないほどの
急速な高齢化社会の到来と、医療制度の度重なる改正を経験しました。また、近
年では医療従事者の偏在化に伴う医師不足問題がより医療に深刻な社会問題を引
きおこしています。
このように大きな医療環境の変化を経験してきた私達ですが、その中でも当院
がこれまで発展を続けてきたのは、患者さん中心の医療の実践を合言葉に全職種
が一丸となって努力してきた結果だと感じています。
私達事務部においても、医療界の急激な変化に耐えうる改革と人材育成を主眼
として、業務標準化の推進、IT化の推進、教育・研修制度の充実に取り組んで
まいりました。
オーダリングシステムの導入や病院機能評価の認定取得等を通じて、少しずつ
ではありますが、目標とする意識改革や育成につながってきているのではないか
と考えています。
今後は、更に医療人として質の高い業務を遂行すべく、必要な知識の修得は勿
論のこと、知識を生かし智恵を生む人材育成に努めてまいりたいと考えています。
大隅地域の医療を担う中核病院としての大隅鹿屋病院を支える部門として、今
後も努力を続けてまいりますので、ご指導及びご鞭撻のほど、よろしくお願い申
し上げます。
Osumi Kanoya Hospital 47
◎ 開院20周年を迎えて
総 務 課
【体 制】
現在竹中部長、坂口次長、西次長のもと、総務係、経理係、
SE係、資材係、営繕係、医局秘書、車両係、医療福祉相談
室、保育室の9つの係から成り立っています。
現在総勢 38 名(管理職3名、総務係5名、経理係3名、
SE係1名、資材係3名、営繕係2名、医局秘書2名、車両
係5名、医療福祉相談室4名、保育室9名)です。
【業務内容】
総務係人事、給与、各種保険手続、労務管理、未収金
回収等
主任 濱 里 正 和
経理係
財務管理、各種契約等
SE係システムの導入、管理、IT機器のメンテナン
ス、レセプト請求、データ管理等
資材係物流管理、廃棄物管理、倉庫管理、備品作成修理等
営 繕
施設設備管理、備品作成修理等
医局秘書医師労務管理、図書管理、ペースメーカークリニック管理、秘
書業務等
車両係
車両管理等
医療福祉相談室
患者相談業務、亜急性期・障害者病棟・療養型患者数管理等
保育室
職員乳児日勤帯保育、職員幼児 24 時間保育 微力ながらそれぞれの業務を迅速に遂行し、病院の業務がスムーズに行われ、
職員が働きやすい環境を維持、構築できるよう日々取組んでおります。
【今後の抱負】
ここ数年の政府の急速な医療政策変革の為に、日本の医療、福祉を取り巻く環
境は大きく変化しています。当院も昨年のオーダリング導入、21 年度からのDP
Cへの移行と、時代の流れに置いていかれないように努めながら、大隅地区での
医療の完結を目指して、地域病院との連携強化と、当院の果たすべき責任を模索
し日々努力して来ました。その成果を目に見える形として表し、地域住民からの
期待に応えられる病院となる為にも、25 周年には新築移転を成し遂げて、今まで
一緒に努力してきた職員が出来る限り欠けることなく迎えたい。その為に成すべ
き事を出来るだけ早く感じ取り、対応出来る体制を作っていく。
48 20th Anniversary
Osumi Kanoya Hospital
資 材 係
主任 甲 斐 昭 彦
資材係では、安全・安心・低コストを合言葉とし、すべて
の患者様が安心して利用していただける病院を目指し、日々
の業務に取り組んでいます。
資材係は資材担当の3名と営繕担当の2名、計5名です。
資材担当では鉛筆やノートなどの文房具から治療の際に使用
されるガーゼや注射針など、患者様に身近な医療材料や普段
はあまり馴染みのない高額な医療機器まで病院内のほとんど
の物品や医療機器の購入から管理を行っています。また営繕
担当では建物の営繕、および付帯設備の日常点検・保守管理、
医療用施設設備の保守管理、防災・防犯設備、ボイラー等の
点検を毎日欠かさず行っています。どちらの業務も病院をご
利用される皆様に、快適で適切な医療サービスを提供するの
にとても重要な事として捉えて、日々アンテナを張り巡らせ
て、常に新しい情報を仕入れ、その情報を生かせる職場作り
を目指す。
【モットー】
入りを増やして出るを抑える
日々の業務の標準化を図る
常に問題意識を持つ
常に明るく笑顔で対応
【目標】
資材スペシャリストとしての知識の向上
経済合理性をふまえた計画的な設備や機器の導入
適正な在庫管理や物品供給システムの構築
【20 周年を迎えて】
近年、病院を取り巻く環境が大きく変化する中で 20 周年を迎えられたというこ
とは、大隅鹿屋病院を開院より今日まで支援していただいた方々、またOBや現
職員の努力の賜物だと思います。今後、厳しい医療情勢の中で大隅鹿屋病院の果
たす役割を、地域の皆様やOB・現職員でともに考え、ここに大隅鹿屋病院があっ
て良かったと全ての方々に言われるように私たち資材係スタッフも微力ながら努
力していきます。
S E 係
副主任 桐 野 浩 道
現在SE係は一人部署になり、総務課の他の部署の人々に協
力を頂いて何とか日々の業務を行っています。
SE係の主な業務は、
・オーダーリングシステムの管理(平成 19 年4月~本稼動)
・院内情報システムの管理
・インターネット及びメールシステムの管理
・院内のパソコンの管理
お手伝いしている業務としては、
・電算レセプトのデータ作成(医事課のお手伝い)
・DPC準備病院としての調査データの作成(医事課及び診
療情報管理室のお手伝い)
こうやって表記すると少ないように見えますが、実務となると
操作上のトラブル対応から、機器の故障の修理対応まで、忙し
い日々をすごしています。
私が休みの時は、総務課内の方に対応をお願いしていますが、
それでも病院内の人達に、ご迷惑をおかけすることが多いです。
早くSEを養成して、このようなご迷惑をおかけしないようにし
たいと考えています。
今後は、病院内の事務作業の向上のために、パソコンをいかに使っていくかを提案
できればと思っています。
また、これから導入されるであろう、電子カルテシステムやDPCシステムに十分に対
応できるように、技術の習得に努力いたします。
Osumi Kanoya Hospital 49
◎ 開院20周年を迎えて
保 育 室
当保育室は、1998 年 11 月当院の開設から3ヶ月程遅れ
て開所されました。当時は院内の6階に病室を保育用にリ
フォームして頂き、保育を行っておりましたが今から 13 年
前に現地の一戸建ての保育室へ移転しました。
振り返れば移転当時は、小規模ながらも園庭があり、砂場
も出来、室内では広々したプレイルームまで設けられ、戸外
の陽光・土に触れ子ども達も大喜びでした。
現在は、在籍児 23 名、一時預かり児 17 名の計 40 名の子
ども達が登所しております。開所当時は、週3回だった夜間
保育も、今では、当院と共に年中無休 24 時間体制で当院で
働く保護者の方々が、安心して子どもを預ける事が出来るよ
うに、又、そうすることにより業務に専念して頂ければ当院
としてもより良い医療が提供でき、地域の皆様にも信頼され
愛される大隅鹿屋病院として貢献出来るのではないかと思い
副主任 柏 原 小百合 ます。その為にも、私達保育士も、今、何をやるべきかを常
に念頭におき、病院・保護者の方々のニーズに応じられるよ
う、又、子ども達が日々快適に楽しく過ごすことが出来るよ
うに、笑顔の絶えない保育室づくりに努力していきたいと思っています。今後とも、
これまで同様、各部署の皆様の御協力・御理解また御指導の程よろしくお願いし
ます。
【保育目標】
①個々を尊重し、各年齢の発達段階に応じた基本的生活習慣を身につけていく。
②子ども達が日々心身ともに健康・安全に過ごせるよう、家庭との連携を密に
して保育を行う。
【特 色】
『年中無休 24 時間保育を実施しています。』
・保護者の方々の全ての勤務体制に対応出来るので、子育てと仕事を両立しな
がら働く保護者にとっては、安心して業務に専念して預けます。
・完全給食制なので、乳児期の離乳食等も個々の進み具合に応じて、個々の保
護者と連携をとりながら提供出来るので安心と喜ばれています。
(遠足等の行事や愛情弁当は除く)
・一時お預かり制度も導入しており、一時お預かりで登録しておきますと、普
段は保育園・幼稚園へ通園していても、保育園・幼稚園の休園時や、春・夏・
冬休み等の長期休み・夜間保育のみ等のお預かりも出来ます。
50 20th Anniversary
Osumi Kanoya Hospital
車 両 係
【体制・目標】
現在5名体制で下記に示す公用車の保守整備点検管理、大
隅半島全域にわたる車輌搬送(透析患者送迎・退院患者送迎・
転院送迎・外来送迎(条件付)
・関連施設間の病診連携送迎・
ドクターカーによる救急搬送)を中心に、医師及び応援職員
等の空港・フェリー港送迎(鹿児島空港・宮崎空港・垂水港・
桜島港・根占港)等、公共交通機関の手薄い地域での病院ま
での来院をスムーズにかつ円滑に進むよう業務しております。
車輌係の目標は、年間通して常に「安心な心遣い・安全な
気配り・安定した運転技術」の3つの『安』を柱とし、同乗
者に提供できるような高度なモラル・オンリーワンを目指し
努力しております。その地道な努力が実り、平成 16 年7月
2日には、鹿屋地区安全運転管理協議会より、表彰されました。
また、大隅健康友の会とも密接に連携をとり、友の会主催
峯 崎 恵 の行事(定期総会・日帰り旅行等)並びに大隅鹿屋病院主催
のゲートボール大会も協力・応援しております。
ここで現在車輌係が管理している車輌台数を紹介します。
8名乗りワゴン車…2台 5名乗りワゴン車…9台
軽及び軽ワゴン車…3台 リフト車……………1台
軽(車いす用)……2台 居宅支援車…………3台
訪問看護車…………7台
以上、計 27 台の公用車を日々の運行管理日誌を通じて、車検、修理、エンジン機
器の不具合等をチェックし、今後も「安心・安全・安定運転第一」に、大隅鹿屋
病院と皆様方のネットワークを側面的ではありますが、お手伝いで出来る様に洗
練されたマナーで接していきたいと思います。
M S W
現代社会は少子・高齢化の進展、疾病構造、生活水準の向
上や意識の変化に伴い国民の医療ニーズは高度化、多様化
し、また科学技術の進歩により、医療技術もますます高度化
し専門化してきています。このような医療をめぐる環境の変
化を踏まえ健康管理や健康増進から疾病予防、治療、リハビ
リテーションに至る包括的、継続的医療の必要性が指摘され
るとともに高度化し専門化する医療の中で患者や家族の抱え
る問題や不安感はより大きなものとなってきています。近
年、介護保険制度の設立や病床区分の見直し、病院施設の機
能分化、民法改正等による成年後見人制度の見直し、障害者
福祉制度が支援費制度、更には後期高齢者制度へ移行するな
どの下、高齢者や精神障害者、難病患者等が、疾病を持ちな
がら出来る限り地域や家庭において自立した生活を送る為に
医療・保健・福祉の分野から十分なサービスが供給される事
が重要となってきています。しかしこの複雑化した機能分化
係長 岩 切 孝一郎
の中で、在宅医療への移行をどれだけの人が適切に選択す
る事が出来ているのでしょうか。厚生労働省が定めた様々な
基準に対し、病院施設の各専門職もすべてを網羅出来ていないのが現状です。ま
た在宅医療への移行に関しても、介護保険制度や自立支援制度の活用、導入がよ
り一層複雑化している中で、患者様のニーズに合わせたケアプランが必要であり、
また適切な制度を受ける事が困難な時代になったと言えるのではないでしょうか。
私たち医療ソーシャルワーカー(MSW)はこのような複雑化した現代社会で適
切な医療、安心した療養生活を支援する事が出来る専門職であり、その果たす役
割はとても重要であると感じています。今後も患者様の視点に立ち、
「何が必要か」
、
「何が出来るか」を念頭に援助を行えるよう、日々精進していきたいと思います。
Osumi Kanoya Hospital 51
◎ 開院20周年を迎えて
医 事 課
係長 松 下 幸 吉
20 周年を迎えて、様々な事が変化し成長し構築されまし
た。2年前には大幅な診療報酬改定が行われ、病院や診療所
が潰れてしまうという現象が起こり、未収金問題や救急患者
のたらいまわし、医師・看護師不足と近年医療業界は戦国時
代となっております。
二十歳を迎えた大隅鹿屋病院もこれらの状況の中で多くの
方々のささえにより成長し続けることが出来ました。また、
徳洲会グループの一員として徳田虎雄理事長の理念・哲学の
もとで働けることを誇りにこれからも日々成長して生きたい
と思います。
平成 19 年4月、当院はオーダリングシステムを導入いた
しました。予約管理や受付・会計等の待ち時間が以前よりも
短縮されました。
平成 21 年4月、DPCがスタート予定となります。
今後も、大隅鹿屋病院は時代とともに成長し発展し続けて
まいります。医事課職員一同、個々のスキルアップを図り、患
者様の満足する医療を提供できるように頑張りたいと思います。
DPCとは・・・
従来の診療行為ごとに計算(会計)する『出来高払い』方式とは異なり、入院
患者さまの病名や症状をもとに手術などの診療行為の有無に応じて、厚生労働省
が定めた1日当りの診断群分類点数表をもとに医療費を計算する新しい『定額払
いの会計』方式です。平成 15 年4月より、大学病院・特定機能病院において試行
が開始され、平成 16 年4月より民間の医療機関の参加が広がっております。徳洲
会グループ病院も既に参加している施設があります。
診療情報管理室
主任 廻 智 子
52 20th Anniversary
昭和 63 年8月1日開院の2ヶ月後の 10 月1日より病歴室
として、入院情報・退院の診療録の保管管理を行っているよ
うに当初の管理台帳が残されています。
平成 14 年度の保険改正により診療録の管理体制が重要視
され、当院でもH 14 年4月より診療情報管理室として名称
を変更し、診療録の開示・ICD− 10 による疾病分類等を
開始し、医療情報の整理を行いました。
以降、病院機能評価受審・オーダリングシステムの導入・
DPC調査協力病院のデーター提出を経験し、業務内容も変
わりました。今後、包括支払い制度(DPC)が導入される
と、診療行為の正確な記録が求められます。
診療情報管理士として、診療記録の管理、正確な病名コー
ディングとまだまだ改善点が多いですが、多くの患者様に当
院の診療内容を理解していただくために、情報の提供に努め
ていこうと思います。
Osumi Kanoya Hospital
地 域 連 携 課
近年、診療所と病院が連携してお互いに専門分野を有機的
に結合させ、患者様に最善の医療を提供することが当たり前
になりつつある。従来、開業医の先生方と長きにわたり紹介
患者のやりとりがあり、そして信用を勝ち得るのが定石であ
る。しかし、当院の病診連携の歴史は以外にも浅いのが事実
だ。「病診連携」という言葉が厚労省で発せられ世に知れわ
たったのが十数年前であることに対し、私どもの「病診連携」
の歴史はその半分にも及ばない。時代の波に取り残されぬよ
うに慌てて開設した部署が地域連携課の原点となる「地域連
携室」である。当時他部署に所属する私は連携室と迎え合わ
せの部屋に居たが、対面の部屋のスタッフが毎日のんびりし
主任 山 元 大 作
ており、何をしているかまったく分からないほど不透明な部
署であったことは記憶に新しい。翌々年、その部署長が事務
部の長になったのは正直驚きであった。散々悪態をついた部
署に時を経て自分自身が室長として配属なろうとは夢にも思わなかったことも事
実である。
地域連携室の室長として、何から始めれば良いか分からないが、まずは気持ち
を切り替えて大隅半島の開業医の先生方に「ご挨拶を」と思い開業医訪問を開始
した。訪問を始めてから3ヶ月が経過し、挨拶回りも終盤に差し掛かり、今後の
連携室の展望を模索しながら「さあ、これから出発だ!」と、意気揚々としてい
たことが懐かしい。それも束の間、この月は本部の経営指導が入り、ご指導を元
に渉外課・地域連携室・健診室を統合する運びとなり、事務部で3つ目の課とな
る「地域連携課」の誕生した年でもあった。以後、紹介患者の分析、医療講演、
健診ドックを基本業務とし現在に至る。
冒頭より色々なことを述べたが、わずか6年間の出来事にすぎない。ちなみに
私が室長としての業務に従事したのは3ヶ月間である。
20 周年記念誌の原稿を書き上げた数日後に読み返してみると、当時は相当不満
があったことがうかがえる。誤解のないよう述べておくが、現在はこの限りでは
無い事をここに記録する。
最後に申し上げたい事は、10 年後に「地域連携課は何階にありますか?」など
と職員に聞かれないことを願い、30 周年記念誌には明るい原稿を残せればと思う。
【特 色】
大隅鹿屋病院の基本理念の一つである「地域連携」を主とした業務を行う部署。
私達が試みる「地域連携」とは以下の3点を考えており、医療連携の基本である「病
診連携」や「病病連携」だけを意識しているわけではない。地域に関わる3部門(健
診室・地域連携室・渉外課)を統合した部署である。
【目 標】
鹿屋市を中心とした2次医療圏内で、開業医の先生方から最も必要とされる病
院になることである。言い換えれば自他共に認める地域 No. 1の称号である「地
域医療支援病院」を獲得したいと考える。
Osumi Kanoya Hospital 53
◎ 開院20周年を迎えて
教 育 管 理 部
平成 16 年度より、新医師臨床研修制度になり初期研修2
年間の研修が義務化されました。
平成 17 年2月に、研修(学会)管理・研修医対策・医師
対策の窓口を一つにする為に、教育管理部が部署として活動
するようになりました。新設部署でしたのでまずは、病院内
から認知してもらう事から始まりました。それが、もう今年
で部署が設立して4年目になります。医学生の病院見学実習
生も増え、初期臨床研修医も毎年、少ないながらも採用する
ことが出来るようになりました。
尚、念願だった『 内科学会教育関連施設』を習得でき、そ
主任 臼 井 之 枝
の他の学会認定施設も増え、専門医取得が可能になりました。
【部署の特色】
医 学 生 各大学研修指定病院研修説明会へ参加・募集、病院実習、採用試験、
マッチング
初期研修医 研修プログラムの管理、厚生労働省届出書類、スケジュール管理
後期研修医 プログラムの管理・募集・説明会への参加、
学 会 関 係 認定施設申請・管理、指導医・専門医等の管理、学会出張等管理
【目 標】
臨床研修病院として、1年次5名、2年次5名の研修医をフルマッチ出来るよ
うになりたいと思います。学会施設認定も増え、多くの専門医・指導医取得に教
育に力を入れて行きたいと思います。
54 20th Anniversary
目で見る統計(Data)
Osumi Kanoya Hospital
Statistics document
◎ 統計資料
■ 患者累計 / 全科
外来延患者数
外来新患数
入院患者数
退院患者数
56 20th Anniversary
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
1月
10,958
10,535
9,724
8,009
7,538
7,391
475
482
528
385
377
410
308
285
342
310
324
395
268
231
287
270
284
366
2月
11,267
10,354
8,939
7,919
7,344
6,655
386
481
357
326
384
364
256
271
264
267
304
340
254
289
297
269
294
353
3月
11,334
11,557
9,759
9,179
7,881
7,325
424
563
371
426
435
348
273
266
308
300
345
330
275
272
316
307
350
338
4月
10,927
10,595
8,847
7,887
7,232
7,514
396
436
406
361
399
365
232
246
320
281
291
343
252
269
312
297
324
328
5月
10,591
10,417
8,959
8,185
7,247
7,363
446
395
441
362
399
392
236
254
301
313
330
366
214
222
296
311
304
365
6月
11,461
10,623
9,280
8,514
7,368
7,900
390
400
420
381
388
414
253
231
310
314
388
382
248
258
322
302
373
378
7月
11,515
10,346
9,041
8,221
7,836
8,152
394
397
380
379
416
388
242
264
295
354
409
385
259
250
272
350
415
383
8月
11,248
10,708
9,447
8,576
7,449
481
432
415
484
499
263
269
324
353
395
255
245
333
348
385
-
9月
10,583
8,999
9,041
7,437
7,435
369
426
394
404
410
258
226
322
317
335
262
245
318
323
348
-
10 月
10,997
9,453
9,087
8,118
7,998
377
447
378
437
411
252
271
280
347
365
235
273
286
346
358
-
11 月
11,410
9,903
8,656
7,991
7,150
443
459
333
370
345
250
288
297
323
361
239
273
307
312
360
-
12 月
11,185
9,575
8,667
7,815
7,871
458
444
338
398
440
234
300
293
307
369
270
333
305
360
392
-
合計
133,476
123,065
109,447
97,851
90,349
52,300
5,039
5,362
4,761
4,713
4,903
2,681
3,057
3,171
3,656
3,786
4,216
2,541
3,031
3,160
3,651
3,795
4,187
2,511
月間平均
11,123
10,255
9,121
8,154
7,529
7,471
420
447
397
393
409
383
255
264
305
316
351
363
253
263
304
316
349
359
Osumi Kanoya Hospital
■ 患者累計 / 内科
外来延患者数
外来新患数
入院患者数
退院患者数
1月
4,065
3,861
3,507
2,573
2,382
2,583
324
282
307
180
200
191
103
80
101
91
94
120
101
77
89
79
91
123
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
2月
4,287
3,953
2,636
2,440
2,261
1,957
226
301
181
167
192
157
102
103
71
78
95
89
79
81
80
81
81
93
3月
3,918
4,322
2,846
2,921
2,484
2,027
257
352
163
209
207
134
92
92
93
70
99
82
89
97
98
79
100
82
4月
3,788
3,520
2,452
2,278
2,032
2,100
196
220
159
187
152
135
84
53
74
86
89
95
83
76
86
79
93
86
5月
3,906
3,445
2,615
2,513
2,121
1,951
280
204
192
180
158
122
78
54
82
92
112
94
76
44
80
103
102
99
6月
3,909
3,352
2,499
2,186
1,979
1,981
211
170
289
152
161
124
79
69
85
94
109
104
82
78
86
87
113
107
7月
3,813
3,426
2,444
2,285
2,128
2,151
230
210
167
182
171
114
77
86
83
118
136
104
82
77
80
111
139
110
8月
3,759
3,676
2,475
2,476
2,057
253
222
175
224
186
81
70
97
130
109
90
65
100
127
113
-
ӱີѩՔࡣঝ$ఝҭ
9月
3,621
2,672
2,392
2,176
2,067
212
166
156
184
129
69
60
97
94
105
73
70
87
103
118
-
10 月
3,684
2,804
2,450
2,389
2,241
187
190
167
188
147
53
69
82
108
103
55
69
92
111
91
-
11 月
4,254
3,288
2,706
2,744
2,313
276
223
141
184
141
58
83
79
94
101
61
77
81
87
109
-
12 月
4,120
3,383
2,728
2,652
2,521
281
236
151
200
200
69
97
79
99
87
65
81
72
111
85
-
合計
47,124
41,702
31,750
29,633
26,586
14,750
2,933
2,776
2,248
2,237
2,044
977
945
916
1,023
1,154
1,239
688
936
892
1,031
1,158
1,235
700
月間平均
3,927
3,475
2,646
2,469
2,216
2,107
244
231
187
186
170
140
79
76
85
96
103
98
78
74
86
97
103
100
11 月
617
683
849
871
1,050
51
93
75
79
83
76
59
93
106
149
73
57
97
107
144
-
12 月
622
656
926
877
1,144
59
52
70
90
103
68
64
94
99
141
87
83
95
127
156
-
合計
7,450
8,121
10,799
11,199
13,145
7,862
678
824
878
986
1,136
671
761
788
1,079
1,224
1,505
871
766
790
1,078
1,263
1,499
864
月間平均
621
677
900
933
1,095
1,123
57
69
73
82
95
96
63
66
90
102
125
124
64
66
90
105
125
123
ӱີॠՔࡣঝ$ఝҭ
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*!%%%
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%
%
హЦՔࡣঝ$ఝҭ
ણЦՔࡣঝ$ఝҭ
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&*%
&%%
&%%
*%
*%
%
%
■ 患者累計 / 外科
外来延患者数
外来新患数
入院患者数
退院患者数
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
1月
630
567
656
808
844
1,069
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55
63
72
50
88
68
85
91
87
114
134
64
64
70
78
90
131
2月
542
481
603
866
924
970
42
44
34
49
71
62
52
63
58
84
78
128
41
75
72
90
92
134
3月
602
546
720
918
952
1,076
50
48
43
84
81
81
53
67
84
95
108
112
58
69
93
97
109
124
4月
647
670
768
924
1,127
1,120
59
71
78
58
103
95
59
61
90
79
98
107
59
60
76
98
107
104
5月
652
647
918
841
1,119
1,184
72
56
93
67
88
115
55
61
91
106
114
139
50
65
88
99
102
127
6月
588
674
1,046
986
1,159
1,182
48
58
49
83
91
118
61
44
101
97
138
120
61
56
99
98
141
122
7月
612
780
1,160
939
1,204
1,261
47
58
88
82
88
112
61
66
94
120
139
131
71
59
83
109
139
122
ӱີѩՔࡣঝ$ӱҭ
8月
632
800
1,132
1,065
1,250
73
75
85
113
149
67
80
107
107
158
64
61
107
116
155
-
9月
666
829
1,000
985
1,104
56
111
115
100
117
73
60
99
116
117
77
65
107
113
114
-
10 月
640
788
1,021
1,119
1,268
58
103
85
109
112
68
78
77
128
151
61
76
91
131
150
-
ӱີॠՔࡣঝ$ӱҭ
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%
%
హЦՔࡣঝ$ӱҭ
ણЦՔࡣঝ$ӱҭ
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&*%
&*%
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*%
*%
%
%
Osumi Kanoya Hospital 57
Statistics document
◎ 統計資料
■ 患者累計 / 循環器内科
外来延患者数
外来新患数
入院患者数
退院患者数
1月
915
637
743
724
777
779
11
16
12
11
11
10
71
57
101
96
80
94
51
38
83
75
67
79
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
2月
854
606
689
660
617
735
13
22
10
5
8
13
73
57
85
71
80
75
91
66
93
67
80
78
3月
921
665
670
725
717
837
14
18
12
8
12
10
82
55
84
82
87
92
70
50
79
81
78
83
4月
901
640
823
638
745
951
17
19
11
6
16
9
54
69
91
76
56
106
67
71
94
83
58
105
5月
824
716
728
686
671
901
7
10
19
9
12
13
64
81
80
65
45
97
56
65
64
65
44
101
6月
908
686
721
762
808
1,102
19
16
8
9
13
24
72
69
81
89
64
123
70
72
87
76
61
108
7月
765
744
707
819
883
1,119
17
16
13
6
12
22
62
70
73
78
80
113
58
64
62
86
73
122
8月
723
702
750
613
683
12
9
13
15
13
63
69
78
52
72
76
69
81
53
65
-
9月
708
698
705
708
752
5
20
10
8
11
73
65
71
64
65
63
60
71
66
65
-
ӱີѩՔࡣঝ$ࣈఝ
10 月
752
650
574
697
754
18
21
4
14
9
73
77
81
63
66
75
74
70
57
66
-
11 月
631
781
790
718
651
13
10
4
13
13
72
90
80
77
64
61
75
86
79
60
-
12 月
731
742
671
776
907
15
16
7
8
9
50
93
85
66
102
65
107
95
77
100
-
合計
9,633
8,267
8,571
8,526
8,965
6,424
161
193
123
112
139
101
809
852
990
879
861
700
803
811
965
865
817
676
月間平均
803
689
714
711
747
918
13
16
10
9
12
14
67
71
83
73
72
100
67
68
80
72
68
97
ӱີॠՔࡣঝ$ࣈఝ
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హЦՔࡣঝ$ࣈఝ
ણЦՔࡣঝ$ࣈఝ
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&*%
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&%%
*%
*%
%
%
■ 患者累計 / 心臓血管外科
1月
外来延患者数
外来新患数
入院患者数
退院患者数
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
91
116
175
198
151
146
1
2
1
4
3
0
23
24
24
24
21
31
19
21
25
20
22
24
2月
82
119
152
189
118
119
1
4
1
5
6
8
38
20
19
19
17
28
20
24
20
18
17
27
3月
4月
80
131
182
218
172
121
1
5
3
5
6
7
14
20
18
22
27
21
22
18
19
25
31
25
82
126
185
175
165
78
3
3
4
4
6
4
9
13
17
20
27
16
14
19
22
18
25
16
5月
100
121
186
147
172
59
2
3
4
1
9
2
15
16
24
30
32
17
13
20
25
19
33
19
6月
75
117
190
150
145
68
1
0
3
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6
3
16
15
16
25
36
14
13
18
20
25
33
16
7月
107
134
207
157
155
76
2
4
2
4
10
4
13
12
11
19
29
18
19
11
18
29
36
16
ӱີѩՔࡣঝ$ढ़ӱ
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97
129
223
167
154
-
1
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0
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10
-
32
19
15
41
30
-
12
20
19
17
24
-
14
17
17
30
28
-
21
27
17
23
25
-
10 月
106
169
206
164
152
3
2
2
3
5
14
23
19
25
29
10
27
16
20
27
-
ણЦՔࡣঝ$ढ़ӱ
)%
(%
(%
'%
'%
58 20th Anniversary
9月
94
159
220
181
116
ӱີॠՔࡣঝ$ढ़ӱ
'*%
*%
8月
&%
&%
%
%
11 月
100
150
201
151
158
3
4
5
5
5
12
21
23
25
32
15
24
20
19
29
-
12 月
115
182
192
158
150
6
3
4
2
1
22
19
17
19
23
17
30
22
23
31
-
合計
1,129
1,653
2,319
2,055
1,808
667
24
36
36
54
68
28
220
222
222
286
327
145
197
256
241
269
337
143
月間平均
94
138
193
171
151
95
2
3
3
5
6
4
18
19
19
24
27
21
16
21
20
22
28
20
Osumi Kanoya Hospital
■ 患者累計 / 整形外科
外来延患者数
外来新患数
入院患者数
退院患者数
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
1月
520
667
552
443
477
533
3
18
15
4
12
12
12
23
13
8
11
12
11
19
12
15
14
8
2月
542
621
503
450
501
498
13
11
6
4
8
13
17
17
14
8
29
14
18
27
12
8
19
14
3月
538
642
588
543
496
601
11
10
12
8
6
13
16
24
9
23
17
12
14
27
10
15
24
15
4月
613
685
517
556
495
551
16
12
8
9
11
16
17
21
25
13
17
15
22
22
15
13
36
13
5月
709
618
481
465
571
595
8
10
2
5
15
21
20
26
16
16
20
13
15
12
27
20
19
15
6月
655
613
603
558
594
663
22
15
7
4
14
17
14
16
16
8
18
17
16
19
16
14
17
17
7月
752
714
560
396
529
679
9
6
7
9
9
13
19
12
17
15
18
14
18
15
15
11
20
8
8月
704
526
587
569
580
25
15
10
7
22
23
19
14
19
16
17
18
13
18
17
-
ӱີѩՔࡣঝ$ষ‫ٺ‬
9月
629
619
643
535
497
16
24
8
9
10
25
12
19
20
18
21
15
19
15
23
-
10 月
708
656
553
556
579
12
13
9
8
11
31
12
13
16
12
21
11
7
20
18
-
11 月
744
608
477
546
550
19
12
6
8
8
21
12
16
18
11
16
14
17
15
11
-
12 月
668
500
495
550
585
15
9
3
10
6
17
22
18
18
13
28
24
21
17
18
-
合計
7,782
7,469
6,559
6,167
6,454
4,120
169
155
93
85
132
105
232
216
190
182
200
97
217
223
184
181
236
90
月間平均
649
622
547
514
538
589
14
13
8
7
11
15
19
18
16
15
17
14
18
19
15
15
20
13
11 月
209
297
83
68
137
8
11
1
1
2
0
13
0
0
0
0
9
0
0
0
-
12 月
306
290
94
75
121
11
20
0
0
3
2
3
0
0
0
2
6
0
0
0
-
合計
4,099
4,322
3,524
1,157
1,540
1,042
112
199
143
34
46
39
42
86
91
1
1
0
43
90
91
0
1
0
月間平均
342
360
294
96
128
149
9
17
12
3
4
6
4
7
8
0
0
0
4
8
8
0
0
0
ӱີॠՔࡣঝ$ষ‫ٺ‬
-%%
'*
+%%
'%
&*
)%%
&%
'%%
*
%
%
హЦՔࡣঝ$ষ‫ٺ‬
ણЦՔࡣঝ$ষ‫ٺ‬
)%
)%
(%
(%
'%
'%
&%
&%
%
%
■ 患者累計 / 耳鼻咽喉科
外来延患者数
外来新患数
入院患者数
退院患者数
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
1月
492
321
323
85
124
103
7
16
10
2
2
1
14
4
1
0
0
0
10
4
2
0
0
0
2月
509
386
368
101
134
146
15
18
13
1
6
7
14
8
11
0
0
0
18
8
10
0
0
0
3月
653
693
385
119
123
119
12
34
32
5
2
2
7
5
10
0
0
0
9
6
9
0
0
0
4月
370
414
357
101
126
118
9
11
22
1
2
1
2
7
15
0
0
0
2
8
12
0
0
0
5月
288
342
322
66
104
218
6
18
6
1
2
11
0
6
6
0
0
0
0
5
5
0
0
0
6月
272
390
328
164
131
198
8
19
10
10
5
12
0
10
8
0
0
0
0
8
12
0
0
0
7月
242
276
261
101
129
140
9
13
10
4
9
5
0
5
11
0
0
0
0
9
9
0
0
0
አᮮᘇᝀ⩽ᩐ⪝㰧⛁
8月
241
365
325
89
152
12
16
15
3
8
0
9
11
0
1
0
9
13
0
1
-
9月
201
285
322
93
121
5
12
17
4
3
1
7
16
1
0
0
5
14
0
0
-
10 月
316
263
356
95
138
10
11
7
2
2
2
9
2
0
0
2
13
5
0
0
-
አᮮ᩺ᝀ⩽ᩐ⪝㰧⛁
ථ㝌ᝀ⩽ᩐ⪝㰧⛁
㏝㝌ᝀ⩽ᩐ⪝㰧⛁
Osumi Kanoya Hospital 59
Statistics document
◎ 統計資料
■ 患者累計 / 泌尿器科
1月
外来延患者数
外来新患数
入院患者数
退院患者数
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
2月
97
69
60
105
154
89
1
0
0
1
0
0
0
0
0
0
1
0
0
0
0
0
0
0
91
98
65
40
66
106
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
3月
88
102
98
22
60
116
0
0
1
1
0
2
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
4月
135
97
77
46
110
76
0
0
2
0
1
0
0
0
0
1
0
0
0
0
0
0
0
0
5月
106
117
106
96
92
73
0
2
3
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
6月
80
107
118
90
96
130
0
2
0
0
0
1
0
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
7月
125
68
99
76
104
101
1
0
2
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
8月
99
128
70
66
84
0
1
0
1
2
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
-
9月
123
97
84
76
98
0
0
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
-
አᮮᘇᝀ⩽ᩐἢᑺჹ
10 月
83
87
75
96
100
0
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
-
11 月
65
72
123
90
68
0
0
0
1
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
-
12 月
127
76
80
95
113
2
1
1
1
0
0
0
0
2
0
0
0
0
0
0
-
合計
1,219
1,118
1,055
898
1,145
691
4
7
10
5
4
3
0
1
0
3
1
0
0
0
0
0
0
0
月間平均
102
93
88
75
95
99
0
1
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
12 月
96
79
88
68
62
0
2
1
2
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
-
合計
1,032
1,085
999
994
724
471
11
27
18
22
21
11
2
0
0
0
0
0
24
0
0
0
0
0
月間平均
86
90
83
83
60
67
1
2
2
2
2
2
0
0
0
0
0
0
2
0
0
0
0
0
አᮮ᩺ᝀ⩽ᩐἢᑺჹ
ථ㝌ᝀ⩽ᩐἢᑺჹ
㏝㝌ᝀ⩽ᩐἢᑺჹ
■ 患者累計 / 脳神経外科
1月
外来延患者数
外来新患数
入院患者数
退院患者数
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
2月
73
82
78
83
64
74
0
0
4
3
2
3
2
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
87
102
85
93
68
62
0
0
1
2
3
1
0
0
0
0
0
0
23
0
0
0
0
0
3月
91
80
97
120
60
58
0
3
4
1
1
1
0
0
0
0
0
0
1
0
0
0
0
0
4月
97
105
89
75
72
54
4
1
2
2
1
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
5月
6月
58
95
70
71
68
89
1
1
2
1
2
2
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
76
95
81
103
63
49
3
9
1
1
0
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
7月
100
81
77
101
52
85
0
0
0
1
1
2
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
አᮮᘇᝀ⩽ᩐ⬳አ
-
0
2
0
3
0
-
0
0
0
0
0
-
0
0
0
0
0
-
0
0
0
0
0
-
0
0
0
0
0
-
አᮮ᩺ᝀᩐ⬳አ
ථ㝌ᝀ⩽ᩐ⬳አ
㏝㝌ᝀ⩽ᩐ⬳አ
60 20th Anniversary
1
4
3
1
0
10 月
118
92
74
71
44
1
2
0
3
9
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
-
-
73
90
105
71
54
9月
72
93
84
68
52
8月
11 月
91
91
71
70
65
1
3
0
2
2
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
-
Osumi Kanoya Hospital
■ 年間患者累計 / 口腔外科
外来延患者数
外来新患数
入院患者数
退院患者数
1月
518
490
712
567
594
604
64
80
116
108
97
105
6
8
11
4
3
3
8
5
6
3
0
1
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
2月
515
461
683
539
566
633
71
76
111
93
90
103
9
1
6
7
5
5
9
4
10
5
5
7
3月
535
529
814
691
662
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75
87
101
105
120
98
6
1
9
8
7
11
9
2
8
10
8
9
4月
553
547
646
575
557
722
92
88
110
94
107
104
5
2
8
6
4
4
3
2
7
5
5
4
5月
462
530
683
572
557
710
70
88
116
98
113
106
2
6
2
5
7
6
4
6
7
5
4
4
6月
517
661
674
629
530
765
72
104
53
114
98
114
5
3
3
1
9
4
3
3
2
2
8
8
7月
564
556
610
624
643
818
67
87
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91
116
116
4
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6
4
6
5
5
1
5
4
8
5
8月
555
505
686
617
637
95
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113
114
118
7
4
2
4
6
4
4
2
4
6
-
9月
480
470
566
491
792
72
89
81
89
130
0
2
1
3
5
3
3
3
3
3
-
10 月
481
627
636
541
837
80
93
104
103
97
4
3
6
7
4
3
3
5
7
6
-
11 月
450
711
608
506
676
67
103
101
83
90
6
6
5
3
5
8
7
5
5
7
-
12 月
446
693
619
523
718
64
105
101
85
118
2
2
0
4
3
3
2
0
5
2
-
合計
6,076
6,780
7,937
6,875
7,769
4,992
889
1,084
1,198
1,177
1,294
746
56
40
59
56
64
38
62
42
60
58
62
38
月間平均
506
565
661
573
647
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74
90
100
98
108
107
5
3
5
5
5
5
5
4
5
5
5
5
11 月
3,966
3,222
2,748
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-
12 月
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-
合計
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40,751
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月間平均
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-
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■ 患者累計 / リハビリ
外来延患者数
外来新患数
入院患者数
退院患者数
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
1月
3,313
3,495
2,918
2,423
1,971
1,411
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2月
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3,258
3,155
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2,089
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0
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3月
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2,902
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4月
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5月
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3,584
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6月
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7月
4,187
3,441
2,916
2,723
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8月
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-
9月
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-
10 月
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3,142
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-
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Osumi Kanoya Hospital 61
Statistics document
◎ 統計資料
■ 手術累計
H16
H17
H18
手術
H19
H20
H21
H16
H17
H18
PCI
(再掲)
H19
H20
H21
H16
H17
H18
心外(再掲)
H19
H20
H21
H16
H17
H18
外科(再掲)
H19
H20
H21
1月
101
97
109
111
99
111
14
32
36
40
27
26
11
10
11
10
9
9
17
37
35
41
43
2月
89
86
124
108
107
119
18
31
56
39
37
32
12
8
14
9
9
11
16
30
35
31
33
3月
103
112
130
129
109
119
21
31
69
38
25
22
12
15
9
8
11
8
28
25
19
42
29
39
ᡥ⾙
ᡥ⾙
4月
71
94
133
133
123
126
15
30
44
46
28
29
11
8
13
12
9
8
19
22
41
40
36
45
5月
71
100
126
116
107
128
16
37
47
34
29
30
8
10
9
9
4
5
20
18
44
37
40
45
6月
97
127
132
113
120
151
19
48
46
41
29
38
10
13
8
7
10
13
24
22
41
30
37
43
7月
110
101
112
120
123
158
28
35
28
37
29
42
6
5
8
13
9
8
30
24
48
30
48
51
ᡥ⾙
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ᚨአ㸝්᥎㸞
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㹅㸸㸾
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ᚨአ㸝්᥎㸞
62 20th Anniversary
8月
89
115
135
125
118
18
29
48
24
21
10
16
5
12
10
18
41
55
39
47
-
9月
105
104
125
107
113
45
26
43
29
32
11
14
6
10
10
24
31
45
38
32
-
10 月
102
96
116
124
120
30
33
40
34
32
9
14
8
10
12
20
27
35
37
44
-
11 月
96
111
123
116
122
32
35
41
31
23
12
12
5
11
12
21
27
40
37
48
-
12 月
101
99
128
117
109
31
43
48
34
35
13
9
6
10
3
21
24
42
33
40
-
合計
1,135
1,242
1,493
1,419
1,370
912
287
410
546
427
347
219
125
134
102
121
108
62
225
294
477
433
473
299
月間平均
95
104
124
118
114
130
24
34
46
36
29
31
10
11
9
10
9
9
23
25
40
36
39
43
㹅㸸㸾
㹅㸸㸾
ᚨአ㸝්᥎
ᚨአ㸝්᥎
Osumi Kanoya Hospital
■ 手術累計 / 心臓血管外科
1月
開心術
虚血性心疾患症
先天性心疾患
弁膜症
大血管
その他
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
2月
11
8
10
10
9
9
9
6
6
5
6
4
0
0
0
0
0
1
1
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2
1
2
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2
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0
0
0
0
1
3月
12
6
13
9
7
10
8
2
3
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3
4
0
0
0
0
0
0
2
2
6
2
4
3
2
1
4
2
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3
0
1
0
0
0
0
4月
12
12
9
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7
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3
3
5
0
0
0
0
0
0
2
2
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2
6
1
3
6
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1
1
0
0
0
1
0
5月
11
8
13
11
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9
4
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10
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4
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0
0
0
0
0
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0
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2
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2
0
3
0
2
1
1
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0
0
0
6月
8
10
9
8
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5
2
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1
1
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0
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0
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0
0
0
1
7月
9
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8
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12
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2
1
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6
0
0
0
0
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1
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8月
5
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8
8
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1
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0
1
9月
10
15
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-
4
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3
6
5
-
-
-
-
-
-
4
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2
2
1
-
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-
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-
-
-
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-
-
-
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0
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0
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0
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5
1
5
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1
0
0
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-
-
-
9
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11
10
2
4
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3
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0
0
0
0
1
5
4
2
1
3
11 月
9
12
8
8
12
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3
5
0
0
0
0
0
-
10 月
11
13
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10
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-
0
1
0
0
1
-
0
1
1
1
1
-
12 月
12
9
6
8
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0
0
0
0
0
2
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1
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0
2
0
2
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0
1
0
-
合計
119
115
100
111
104
60
52
58
50
51
50
28
0
0
0
0
1
1
35
29
40
30
38
19
27
23
9
27
12
9
5
5
1
3
3
3
月間平均
10
10
8
9
9
9
4
5
4
4
4
4
0
0
0
0
0
0
3
2
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3
2
2
1
2
1
1
0
0
0
0
0
0
Osumi Kanoya Hospital 63
Statistics document
◎ 統計資料
■ 手術累計 / 循環器内科
1月
CAG
PCI
Pace Maker
Rotor Brator
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
66
69
108
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14
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2
2
2
2
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1
6
0
1
1
1
2月
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3
2
0
2
4
4
0
4
0
1
0
0
3月
4月
84
75
122
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21
31
69
38
25
22
5
3
1
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5
9
0
6
0
0
0
0
67
95
110
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70
82
15
30
44
46
28
29
2
5
7
3
7
5
0
6
0
0
0
1
5月
6月
53
94
95
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16
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34
29
30
2
4
2
5
1
5
0
2
0
0
0
0
7月
97
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3
2
15
1
3
0
2
1
1
&$*
&$*
-
96
78
91
64
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-
18
29
48
24
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-
45
26
43
29
32
-
2
2
3
7
0
-
1
9
4
5
6
-
1
5
0
0
0
-
4
1
0
0
0
-
10 月
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1
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3
1
2
3
1
0
0
-
3&,
3&,
3DFH0DNHU
64 20th Anniversary
9月
73
91
93
64
76
8月
89
94
72
92
93
91
28
35
28
37
29
42
4
8
2
8
4
13
0
4
0
2
0
0
3DFH0DNHU
5RWRU%UDWRU
5RWRU%UDWRU
11 月
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97
100
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35
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31
23
2
2
3
4
1
5
0
0
1
2
-
12 月
76
113
94
76
82
31
43
48
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35
3
1
5
3
4
8
0
1
1
0
-
合計
937
1,093
1,194
987
924
542
287
410
546
427
347
219
32
40
41
51
39
57
22
40
2
8
4
3
月間平均
78
91
100
82
77
77
24
34
46
36
29
31
2.7
3.3
3.4
4.3
3.3
8.1
1.8
3.3
0.2
0.7
0.3
0.4
Osumi Kanoya Hospital
■ 検査累計
■ 検査累計 / 内視鏡
GIF
CF
ポリペクトミー
ERCP
1月
164
173
179
186
165
216
47
52
76
74
76
86
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16
20
16
11
19
2
1
3
10
8
6
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
2月
161
151
188
193
174
219
69
49
76
73
80
94
18
17
19
19
27
22
1
1
4
7
8
10
3月
153
149
208
159
194
214
53
63
78
77
96
124
15
15
17
18
38
33
1
2
2
8
6
*,)
14
4月
184
178
200
160
170
219
71
53
73
72
93
110
19
12
12
15
23
26
1
1
2
5
8
16
5月
159
168
222
194
200
219
58
64
101
69
103
84
11
14
37
12
33
24
1
2
2
8
3
6
6月
190
207
245
257
239
281
87
80
115
100
102
133
16
18
31
26
28
41
5
1
8
13
7
6
7月
199
185
244
251
257
312
82
95
92
98
118
133
30
23
28
37
46
40
0
3
4
15
9
8
8月
193
211
225
246
276
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80
124
86
117
21
15
36
20
29
4
7
6
8
5
-
9月
197
204
213
213
206
54
59
105
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91
17
15
38
11
23
3
7
3
8
3
-
*,)
11 月
13
5
13
12
27
8
3
7
6
4
509
665
600
780
886
203
195
151
257
168
-
12 月
11
17
13
8
12
3
1
3
7
7
507
640
631
699
847
182
171
202
159
233
-
合計
月間平均
12
10
13
12
17
15
5
4
4
4
7
4
530
577
635
730
799
828
182
152
167
197
186
186
(5&3
࣎ࣛ࣋ࢠࢹ࣐࣭
■ 検査累計 / 放射線
1月
MRI
月間平均
178
184
217
215
222
240
67
67
89
80
102
109
18
17
25
19
30
29
2
3
4
8
8
9
(5&3
࣎ࣛ࣋ࢠࢹ࣐࣭
CT
合計
2,131
2,202
2,598
2,580
2,662
1,680
809
806
1,067
958
1,227
764
216
208
301
226
357
205
26
41
50
97
92
66
BE
12 月
174
199
257
192
265
71
57
63
75
121
18
18
21
17
35
2
4
11
4
10
-
&)
UGI
11 月
182
179
193
260
241
80
64
80
70
100
26
17
22
17
26
3
5
2
6
11
-
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
10 月
175
198
224
269
275
56
90
84
84
130
12
28
20
18
38
3
7
3
5
14
&) -
9
6
12
10
19
14
7
4
7
5
9
7
578
633
696
717
687
817
167
136
137
154
163
196
2月
3
7
9
16
16
9
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3
4
3
3
4
543
524
527
688
692
833
145
123
153
184
191
182
3月
6
7
5
10
5
10
3
4
3
3
1
2
535
526
592
715
715
777
174
171
175
151
178
214
4月
8
6
8
12
8
2
4
2
3
2
4
2
528
539
593
595
742
721
159
153
161
122
157
131
5月
8
2
12
11
17
24
1
5
3
2
10
2
525
531
658
641
773
841
178
143
167
172
159
189
6月
25
28
14
10
24
23
6
3
6
4
6
2
534
482
730
722
808
903
217
121
210
238
198
184
7月
19
15
16
7
20
21
2
5
2
3
2
8
552
528
651
754
845
905
228
144
153
224
216
208
8月
9月
11
13
19
15
10
-
10
7
6
12
9
-
11
7
5
1
26
-
4
4
5
3
3
-
541
623
641
843
819
-
509
596
673
805
902
-
192
172
167
254
177
-
194
128
157
212
198
-
10 月
17
9
23
17
37
3
2
4
4
7
496
639
632
805
874
146
169
173
242
188
-
140
122
150
140
204
103
56
43
52
43
82
27
6,357
6,926
7,624
8,764
9,590
5,797
2,185
1,826
2,006
2,369
2,226
1,304
Osumi Kanoya Hospital 65
Statistics document
◎ 統計資料
■ 検査累計 / 生理検査
心エコー
腹部エコー
肺機能
眼底カメラ
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
1月
268
300
376
388
319
347
315
460
487
569
531
541
45
79
60
60
67
78
18
44
28
32
49
43
2月
262
281
297
349
297
330
318
329
450
546
496
561
58
65
54
58
69
59
28
36
56
44
41
25
3月
303
285
342
388
342
349
398
381
447
483
506
585
44
59
42
39
51
57
24
25
25
23
32
32
4月
278
318
371
321
309
381
440
419
493
466
572
532
49
55
67
51
49
61
29
25
34
27
27
40
5月
248
289
351
322
296
314
381
376
552
543
616
620
67
74
79
80
97
98
40
39
59
52
65
66
6月
314
330
396
391
339
373
490
484
661
690
723
736
110
85
95
98
111
130
76
83
81
72
92
107
7月
245
301
339
325
371
360
530
512
601
628
687
754
108
96
75
94
122
137
99
73
68
70
93
122
8月
272
314
326
347
293
506
578
633
668
623
90
96
92
104
121
69
72
75
83
100
-
9月
244
313
303
291
322
482
484
605
605
548
65
75
78
71
88
53
51
58
58
62
-
ᚨ࢙ࢤ࣭
10 月
269
343
305
283
288
460
489
601
623
591
57
77
88
99
110
40
67
76
93
91
-
11 月
311
335
376
292
310
446
502
553
554
520
92
90
81
91
103
72
69
65
81
81
-
12 月
308
379
301
294
328
472
493
569
497
586
91
78
91
90
84
58
64
87
79
61
-
合計
3,322
3,788
4,083
3,991
3,814
2,454
5,238
5,507
6,652
6,872
6,999
4,329
876
929
902
935
1,072
620
606
648
712
714
794
435
月間平均
277
316
340
333
318
351
437
459
554
573
583
618
73
77
75
78
89
89
51
54
59
60
66
62
11 月
87
97
100
85
65
3
6
20
11
15
32
35
41
31
23
-
12 月
76
113
94
76
82
0
6
12
14
18
31
43
48
34
35
-
合計
月間平均
78
91
100
82
77
77
4
4
10
14
15
21
24
34
46
36
29
31
⭙㒂࢙ࢤ࣭
⫭ᶭ⬗
╉ᗇ࣒࢜ࣚ
■ 検査累計 / 心臓カテーテル
1月
CAG
その他AG
PCI
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
66
69
108
94
84
67
3
4
6
7
4
21
14
32
36
40
27
26
2月
73
82
118
89
81
73
3
1
5
13
14
19
18
31
56
39
37
32
3月
4月
84
75
122
88
87
69
6
4
7
13
9
21
21
31
69
38
25
22
67
95
110
89
70
82
3
5
8
5
10
20
15
30
44
46
28
29
5月
6月
53
94
95
80
69
73
1
1
13
6
10
16
16
37
47
34
29
30
97
111
106
89
76
87
9
6
7
15
17
25
19
48
46
41
29
38
7月
8月
89
94
72
92
93
91
6
1
7
22
29
26
28
35
28
37
29
42
&$*
3&,
66 20th Anniversary
-
96
78
91
64
71
-
6
1
8
25
21
-
2
4
12
13
19
-
18
29
48
24
21
-
45
26
43
29
32
-
10 月
76
94
85
77
70
1
5
16
21
18
30
33
40
34
32
-
ࡐࡡ௙$*
9月
73
91
93
64
76
937
1,093
1,194
987
924
542
43
44
121
165
184
148
287
410
546
427
347
219
Osumi Kanoya Hospital
■ 部門別累計
■ 救急搬入累計
救急搬入累計
入院累計
(救急搬入)
1月
148
146
123
123
181
106
76
78
86
97
145
78
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
2月
167
93
113
116
156
68
78
51
76
87
113
82
3月
184
122
120
141
131
67
85
75
74
106
88
79
4月
143
126
131
112
139
59
68
83
89
80
84
81
5月
127
119
116
133
132
60
63
66
9
105
81
-
6月
97
128
108
137
150
49
56
74
82
115
104
-
7月
112
130
133
148
161
57
59
83
102
107
100
-
8月
152
145
169
150
62
70
89
112
116
-
ᨾ᛬ᦑථ⣴゛
9月
124
140
138
138
64
56
85
101
107
-
10 月
146
128
152
151
69
75
71
106
114
-
11 月
123
142
130
160
68
66
85
103
117
-
12 月
161
143
133
156
70
93
93
110
110
-
合計
1,684
1,562
1,566
1,665
1,050
799
845
933
1,050
1,261
715
320
月間平均
140
130
131
139
150
67
70
78
88
105
102
80
11 月
12 月
合計
月間平均
ථ㝌⣴゛㸝ᨾ᛬ᦑථ㸞
■ 訪問看護累計
1月
医療保険
介護保険
訪問診療
登録数
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
47
42
76
71
74
194
196
216
220
236
64
64
73
75
69
61
64
71
76
78
2月
44
49
54
77
68
174
201
204
226
243
60
60
71
76
74
60
64
67
77
82
3月
54
50
51
82
87
182
229
244
228
248
55
61
74
72
69
57
61
71
77
79
4月
60
56
48
113
117
177
208
235
255
212
58
63
69
80
82
60
60
70
78
81
5月
81
37
63
146
174
229
258
319
65
64
86
75
59
61
76
84
-
6月
54
55
88
91
208
215
270
329
81
67
96
87
61
61
78
85
-
7月
8月
59
92
87
126
221
208
251
348
82
73
77
87
63
64
75
87
-
ල๓զ‫܅‬$Ќ໰
9月
54
84
79
122
-
201
221
257
293
-
-
-
-
62
58
87
105
197
219
230
272
74
71
73
85
-
-
-
-
-
-
207
223
244
240
-
64
74
84
72
-
62
73
77
84
-
59
54
90
121
193
252
280
232
59
72
84
73
62
72
75
90
-
59
56
77
105
190
240
263
280
61
74
82
77
65
68
75
90
-
10 月
51
71
90
119
63
75
76
71
-
62
73
78
82
-
63
71
78
77
-
0
684
704
890
1,278
346
0
2,318
2,641
2,952
3,242
939
0
786
818
945
930
294
0
735
792
891
987
320
0
57
59
74
107
87
0
193
220
246
270
235
0
66
68
79
78
74
0
61
66
74
82
80
ල๓զ‫܅‬$ӓ‫܅‬
&*%
&*%
&%%
&%%
*%
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%
%
ල๓॰໰
஭཈ঝ
&%%
&%%
-%
-%
+%
+%
)%
)%
'%
'%
%
%
Osumi Kanoya Hospital 67
Statistics document
◎ 統計資料
■ リハビリ累計
リハビリ
/ 外来
リハビリ
/ 入院
1月
3,313
3,495
2,918
2,423
1,971
1,411
2,226
1,948
2,043
1,891
1,925
2,339
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
2月
3,467
3,258
3,155
2,541
2,089
1,429
2,195
1,892
2,142
1,689
2,008
2,404
3月
3,795
3,552
3,359
2,902
2,155
1,630
2,403
2,076
2,165
1,817
2,079
2,751
4月
3,694
3,437
2,933
2,519
1,803
1,744
2,093
2,111
1,974
1,980
1,980
3,159
5月
3,434
3,584
2,850
2,728
1,772
1,583
2,062
2,001
2,041
2,181
2,008
3,037
6月
4,167
3,675
3,020
2,886
1,863
1,762
2,454
2,508
2,240
2,142
1,965
3,343
7月
4,187
3,441
2,916
2,723
2,009
1,722
2,484
2,185
2,035
2,144
2,098
3,489
8月
3,989
3,686
3,118
2,832
1,838
2,316
2,502
2,276
2,467
2,198
-
9月
3,749
3,110
3,001
2,135
1,796
2,079
1,930
1,906
1,957
2,202
-
ࣛࣀࣄࣛአᮮ
10 月
3,699
3,317
3,142
2,390
1,885
2,073
2,166
2,069
2,213
2,401
-
11 月
3,966
3,222
2,748
2,227
1,482
2,192
2,218
1,859
2,014
2,174
-
12 月
3,687
2,974
2,774
2,041
1,550
2,308
2,491
1,848
1,872
2,420
-
合計
45,147
40,751
35,934
30,347
22,213
11,281
26,885
26,028
24,598
24,367
25,458
20,522
月間平均
3,762
3,396
2,995
2,529
1,851
1,612
2,240
2,169
2,050
2,031
2,122
2,932
11 月
672
693
700
779
745
218
195
194
207
236
-
12 月
696
723
702
758
776
287
227
229
224
244
-
合計
8,526
8,263
8,764
9,086
9,306
60,884
2,344
2,207
2,448
2,308
3,106
1,380
月間平均
711
689
730
757
776
8,698
195
184
204
192
259
197
11 月
67
66
72
125
96
49
55
82
59
113
-
12 月
55
70
82
91
65
42
52
62
69
361
-
合計
月間平均
59
56
58
80
74
83
47
63
63
59
103
124
ࣛࣀࣄࣛථ㝌
ࣛࣀࣄࣛྙ゛
■ 人工透析累計
透析 / 外来
透析 / 入院
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
1月
692
711
684
752
763
8,469
214
277
195
231
270
245
2月
612
570
686
698
698
7,810
198
228
169
174
314
187
3月
720
700
778
801
764
8,573
166
210
182
242
297
178
4月
727
688
708
720
786
8,743
145
188
195
173
269
192
5月
724
677
764
790
807
8,624
178
154
213
177
263
173
6月
729
691
735
728
767
9,166
164
169
246
200
218
197
7月
744
674
763
726
811
9,499
236
166
216
185
233
208
8月
818
730
795
768
792
179
131
180
201
254
-
9月
691
698
741
757
783
207
136
230
116
296
-
㏩ᯊአᮮ
10 月
701
708
708
809
814
152
126
199
178
212
-
㏩ᯊථ㝌
㏩ᯊྙ゛
■ 健診・ドック累計
1 月
人間ドック
健康診断
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
22
57
32
43
61
43
93
25
54
28
19
151
2月
27
38
31
37
56
30
46
99
119
137
66
149
3月
4月
23
25
15
17
37
30
30
87
48
54
57
216
5月
41
25
28
26
21
52
43
29
59
19
39
55
52
42
58
55
67
103
44
72
66
68
46
73
6月
84
81
88
106
94
163
47
48
39
53
63
121
7月
114
70
68
105
101
159
37
74
70
50
102
105
ॶյȄǾǪ
68 20th Anniversary
8月
9月
88
76
69
125
105
-
76
65
74
95
70
-
51
53
65
61
53
-
50
56
55
40
83
-
10 月
62
62
83
130
115
36
107
36
67
239
-
‫ܤګ‬॰૨
'%%
)%%
&*%
(%%
&%%
'%%
*%
&%%
%
%
711
677
700
955
888
580
568
757
755
705
1,241
870
Osumi Kanoya Hospital
■ 病棟別患者累計
ICU
2階病棟
3階東病棟
4階東病棟
5階東病棟
一般病棟合計
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
1月
114
155
150
172
180
217
889
367
379
393
342
367
1,182
1,325
1,464
1,434
1,322
1,431
1,241
1,352
1,298
1,451
1,404
1,526
1,318
1,383
1,477
1,448
1,417
1,507
4,744
4,582
4,768
4,898
4,665
5,048
2月
99
141
148
138
177
193
891
321
318
335
334
329
1,102
1,203
1,241
1,254
1,319
1,335
1,206
1,203
1,110
1,362
1,339
1,320
1,276
1,236
1,307
1,228
1,385
1,307
4,574
4,104
4,124
4,317
4,554
4,484
3月
116
160
171
206
207
920
371
357
368
293
1,156
1,318
1,515
1,396
1,439
1,215
1,231
1,348
1,473
1,370
1,486
1,446
1,353
1,406
1,466
1,406
1,491
1,348
4,776
4,603
4,694
4,700
4,990
4,509
4月
98
149
137
166
188
212
317
346
330
343
315
319
1,068
1,258
1,388
1,280
1,261
1,244
1,109
1,293
1,355
1,301
1,424
1,345
1,234
1,345
1,266
1,307
1,321
1,347
3,826
4,391
4,476
4,397
4,509
4,467
5月
87
128
137
135
193
181
317
340
335
327
278
324
1,035
1,236
1,256
1,338
1,279
1,464
1,127
1,205
1,337
1,354
1,336
1,315
1,236
1,301
1,391
1,303
1,263
1,402
3,802
4,210
4,456
4,457
4,349
4,686
6月
115
129
136
126
202
195
348
368
322
327
283
315
1,170
1,252
1,327
1,317
1,306
1,363
1,246
1,203
1,325
1,274
1,373
1,400
1,376
1,316
1,307
1,333
1,285
1,342
4,255
4,268
4,417
4,377
4,449
4,615
7月
103
167
132
178
203
213
361
358
333
343
303
320
1,123
1,192
1,409
1,354
1,447
1,452
1,234
1,310
1,198
1,379
1,442
1,405
1,313
1,325
1,292
1,382
1,428
1,377
4,134
4,352
4,364
4,636
4,823
4,767
8月
91
170
115
193
204
363
357
372
364
314
1,131
1,359
1,461
1,501
1,469
1,068
1,323
1,372
1,352
1,388
1,296
1,366
1,404
1,509
1,393
3,949
4,547
4,724
4,919
4,768
-
9月
111
138
128
174
203
353
353
368
348
332
1,204
1,344
1,414
1,417
1,402
1,206
1,298
1,332
1,312
1,385
1,271
1,304
1,403
1,442
1,375
4,145
4,437
4,645
4,693
4,697
-
10 月
128
158
110
196
187
355
342
339
339
307
1,171
1,409
1,446
1,366
1,400
1,203
1,234
1,285
1,376
1,391
1,260
1,317
1,362
1,417
1,371
4,117
4,460
4,542
4,694
4,656
-
11 月
160
144
139
195
197
342
332
298
353
314
1,214
1,363
1,302
1,427
1,448
1,284
1,305
1,236
1,401
1,418
1,285
1,362
1,139
1,424
1,424
4,285
4,506
4,114
4,800
4,801
-
12 月
150
153
156
201
202
358
333
291
354
316
1,231
1,360
1,316
1,315
1,430
1,324
1,313
1,311
1,308
1,466
1,298
1,403
1,235
1,404
1,424
4,361
4,562
4,309
4,582
4,838
-
合計
1,372
1,792
1,488
2,045
2,342
1,418
5,814
4,188
3,685
4,183
3,806
2,267
13,787
15,619
16,539
16,399
16,522
9,504
14,479
15,387
15,632
16,240
16,852
9,757
15,516
16,064
16,049
16,603
16,577
9,630
50,968
53,022
53,633
55,470
56,099
32,576
月間平均
114
149
135
170
195
203
485
349
335
349
317
324
1,149
1,302
1,378
1,367
1,377
1,358
1,207
1,282
1,303
1,353
1,404
1,394
1,293
1,339
1,337
1,384
1,381
1,376
4,247
4,419
4,469
4,623
4,675
4,654
Osumi Kanoya Hospital 69
Statistics document
◎ 統計資料
■ 入院累計
ICU
2階病棟
3階東病棟
4階東病棟
5階東病棟
一般病棟合計
70 20th Anniversary
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
1月
18
28
20
24
25
31
22
5
25
11
17
24
83
95
112
96
127
135
73
54
130
96
82
101
52
40
55
82
73
104
248
187
342
309
324
395
2月
14
17
15
23
28
32
23
6
17
8
7
24
74
76
87
89
110
109
68
63
97
67
81
91
40
43
47
80
78
82
219
205
263
267
304
338
3月
14
13
16
23
34
24
22
1
8
8
18
19
63
83
123
115
127
132
79
67
89
82
90
85
41
41
72
72
76
70
219
205
308
300
345
330
4月
12
19
18
20
26
22
10
3
15
6
14
17
70
65
108
97
116
109
51
57
92
78
65
110
36
36
84
79
70
84
179
180
317
280
291
342
5月
12
23
14
13
31
23
13
1
7
13
31
30
61
73
118
115
114
122
65
78
98
77
66
104
40
32
64
94
88
87
191
207
301
312
330
366
6月
10
13
15
23
24
25
5
0
21
10
28
33
86
61
112
100
142
114
64
73
89
103
87
113
43
42
72
78
96
97
208
189
309
314
377
382
7月
13
12
13
27
29
31
3
0
16
19
47
30
70
75
106
126
133
111
58
67
88
73
94
110
41
49
70
109
106
101
189
203
293
354
409
383
8月
19
16
23
33
37
1
13
9
11
34
73
96
112
115
135
68
65
93
105
88
52
72
86
89
101
213
262
323
353
395
-
9月
18
19
23
25
34
0
10
3
14
28
68
76
109
114
111
62
62
97
85
72
50
57
88
79
89
198
224
320
317
334
-
10 月
18
21
10
34
27
0
12
5
15
33
67
86
91
136
133
65
81
98
71
83
44
70
76
91
89
194
270
280
347
365
-
11 月
17
24
16
32
31
1
12
17
12
29
78
88
76
109
112
61
87
92
81
86
41
76
96
88
102
198
287
297
322
360
-
12 月
22
26
22
32
22
1
16
21
12
26
67
100
84
110
135
49
88
87
79
96
48
69
79
73
90
197
299
293
306
369
-
合計
187
231
205
309
348
188
101
79
164
139
312
177
860
974
1,238
1,322
1,495
832
763
842
1,150
997
990
714
528
627
889
1,014
1,058
625
2,453
2,718
3,646
3,781
4,203
2,536
月間平均
16
19
17
26
29
27
8
7
14
12
26
25
72
81
103
110
125
119
64
70
96
83
83
102
44
52
74
85
88
89
204
227
304
315
350
362
Osumi Kanoya Hospital
■ 退院累計
1月
ICU
2階病棟
3階東病棟
4階東病棟
5階東病棟
一般病棟合計
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
3
3
7
8
8
4
24
10
9
9
15
24
78
71
77
77
88
116
59
47
96
80
75
86
45
34
39
66
67
85
209
165
228
240
253
315
2月
3
4
3
4
6
10
44
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15
5
7
23
66
84
76
73
94
104
62
71
111
76
81
85
33
40
40
77
66
62
208
204
245
235
254
284
3月
6
7
7
23
10
7
34
4
6
8
17
17
72
78
106
115
120
122
71
63
91
82
89
77
39
39
58
72
69
47
222
191
268
269
305
270
4月
3
9
6
3
5
6
10
6
10
10
14
16
67
61
82
101
112
98
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75
110
92
68
92
35
30
67
62
63
54
236
181
275
268
262
266
5月
3
5
5
7
3
5
14
4
9
16
26
24
57
65
99
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90
102
57
79
89
76
73
99
33
26
57
89
64
68
164
179
259
281
256
298
6月
3
3
5
4
6
6
10
3
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14
24
27
79
70
99
91
124
99
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82
97
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86
102
41
45
58
72
74
82
195
203
276
271
314
316
7月
3
5
4
8
5
8
3
2
15
15
39
28
81
65
76
100
116
102
66
68
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95
105
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47
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85
92
83
189
187
229
301
347
326
'*
*%
'%
)%
&*
(%
&%
'%
*
&%
%
%
&*%
&'%
8月
9月
3
5
2
9
8
-
4
13
9
13
32
-
-
-
-
-
-
63
72
74
125
125
-
64
69
91
93
92
-
46
54
75
82
83
-
5
12
8
21
26
82
65
96
92
94
64
70
103
101
87
-
6
6
4
6
5
4
12
4
19
27
71
72
90
100
128
66
85
88
76
82
-
47
54
68
71
81
-
188
214
279
305
338
-
10 月
6
4
7
6
2
32
61
70
66
61
-
203
204
266
281
296
-
172
236
244
294
299
-
11 月
17
3
5
12
6
1
10
15
12
27
78
66
74
85
107
58
83
98
92
82
34
66
78
67
80
176
228
270
268
302
-
12 月
合計
4
4
5
9
5
4
13
15
13
24
87
87
73
118
131
64
112
107
105
108
43
54
59
76
52
202
270
259
321
320
-
60
58
60
99
69
46
157
94
132
155
278
159
881
856
1,022
1,170
1,329
743
764
904
1,158
1,056
1,018
646
464
550
726
885
852
481
2,364
2,462
3,098
3,334
3,546
2,075
月間平均
5
5
5
8
6
7
13
8
11
13
23
23
73
71
85
98
111
106
64
75
97
88
85
92
39
46
61
74
71
69
197
205
258
278
296
296
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Osumi Kanoya Hospital 71
Statistics document
◎ 統計資料
■ 平均在院日数
ICU
2階病棟
3階東病棟
4階東病棟
5階東病棟
一般病棟合計
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H16
H17
H18
H19
H20
H21
1月
10.86
10.00
11.11
10.75
10.91
12.40
38.65
48.93
22.29
39.30
21.38
15.29
14.68
15.96
15.49
16.58
12.30
11.40
18.80
26.77
11.49
16.49
17.89
16.32
27.18
37.38
31.43
19.57
20.24
15.95
20.62
24.25
16.73
17.84
16.17
14.22
2月
11.65
13.43
16.44
10.22
10.41
9.19
26.60
58.36
19.88
51.54
47.71
14.00
15.74
15.04
15.23
15.48
12.93
12.54
18.55
17.96
10.67
19.05
16.53
15.00
34.96
29.78
30.05
15.64
19.24
18.15
22.30
19.87
16.24
17.20
16.32
14.42
3月
11.60
16.00
12.21
9.36
13.35
32.86
39.67
21.03
16.28
17.13
16.37
13.23
13.36
11.65
9.57
16.41
20.74
16.37
15.57
16.60
17.85
33.83
35.15
22.55
20.38
20.57
23.04
21.60
23.42
16.30
16.52
15.35
15.03
4月
13.07
10.64
11.42
14.43
12.13
15.14
31.70
76.89
26.40
42.88
22.50
19.33
15.59
19.97
14.61
12.93
11.06
12.02
18.18
19.59
13.42
15.31
21.41
13.32
34.76
40.76
16.77
18.54
19.86
19.52
20.70
23.49
15.12
16.05
16.31
14.69
5月
11.60
9.14
14.42
13.50
11.35
12.93
23.48
41.88
22.55
9.75
12.00
17.54
17.91
11.58
12.87
12.54
13.07
18.48
15.35
14.30
17.70
19.22
12.96
33.86
44.86
22.99
14.24
16.62
18.09
22.20
23.51
15.91
15.03
14.84
14.11
6月
17.69
16.13
13.60
9.33
13.47
12.58
46.40
16.95
27.25
10.88
10.50
14.18
19.11
12.58
13.79
9.82
12.80
19.78
15.52
14.25
13.20
15.87
13.02
32.76
30.25
20.11
17.77
15.12
14.99
21.78
23.28
15.10
14.96
12.88
13.22
7月
12.88
19.65
15.53
10.17
11.94
10.92
21.48
20.18
7.05
11.03
14.87
17.03
15.48
11.98
11.62
13.63
19.90
19.41
14.52
16.61
15.26
13.07
34.10
27.60
20.35
14.25
14.42
14.97
21.98
22.41
16.72
14.16
12.76
13.45
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72 20th Anniversary
8月
8.27
16.19
9.20
9.19
9.07
27.46
41.33
30.33
9.52
15.71
16.18
14.47
13.96
11.17
16.18
19.60
14.00
13.13
15.86
26.45
21.68
17.44
17.65
15.14
20.57
24.05
15.69
14.95
13.01
-
9月
9.25
12.00
8.53
11.23
11.28
32.09
21.09
12.07
16.05
19.06
13.80
13.76
13.68
19.14
19.82
14.17
14.74
16.89
26.21
23.50
17.99
19.23
16.18
20.78
20.73
15.85
15.70
14.91
-
10 月
10.67
11.70
15.71
9.80
11.69
28.50
52.15
18.83
10.41
18.02
17.84
17.53
10.47
10.85
18.37
14.87
13.82
18.72
16.86
33.16
20.11
18.66
18.05
18.28
22.69
17.63
17.34
14.65
14.02
-
11 月
16.84
10.67
13.24
8.86
10.65
85.50
30.18
18.63
29.42
11.21
15.87
17.70
17.36
14.71
13.22
21.58
15.35
13.01
16.20
16.88
34.27
19.18
13.09
18.37
15.65
23.97
17.50
14.51
16.27
14.50
-
12 月
11.54
10.20
11.56
9.80
14.96
22.97
16.17
28.32
12.64
15.99
14.55
16.76
11.54
10.75
23.43
13.13
13.52
14.22
14.37
28.53
22.81
17.90
18.85
20.06
23.79
16.04
15.61
14.62
14.04
-
月間平均
12.16
12.98
12.80
10.79
11.44
12.36
40.74
40.67
27.72
30.95
16.35
14.06
15.95
17.23
14.84
13.45
11.80
12.15
19.07
18.18
13.63
15.91
16.97
14.51
31.67
29.42
20.78
17.71
17.62
17.82
21.92
21.35
15.93
15.66
14.59
14.16
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