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『打楽器を使った音楽づくり』 -対話・創作・表現活動等を取り入れた人間

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『打楽器を使った音楽づくり』 -対話・創作・表現活動等を取り入れた人間
『打楽器を使った音楽づくり』
-対話・創作・表現活動等を取り入れた人間関係形成能力等の育成に資する教育活動に
関する実践研究(専門家派遣)〈学校申請方式〉」文部科学省採択事業-
2015 年 11 月 16 日,(月)25 日(水),30 日(月)の 3 日間、打楽器演奏家の可児麗子さんに中
学部の音楽授業に来ていただき、打楽器を使った音楽づくりを行いました。
1 回目は、学習机を使った『机の音楽』(テリードゥメイ作曲)を聴いた後、自分たちの机でもト
ライ。手のひらや指先で叩いたり、手のひらでこすったり、肘を使ったり、アイデアあふれる素敵
な音楽ができました。次に、自分の好きな楽器を使って音楽づくり。コンガやボンゴ、ティンパニ
ーやシンバル等 の大 打楽器 グループと、タンブリンやウッドブロック等 の小 物打 楽器 グループ
に分かれて大合奏。友だちの音との響き合いを楽しみました。最後に、音がない沈黙の状態を
作るために、一枚の紙を絶対に音がしないように隣の友だちに回しました。最後まで回り 終 わ
ったときには大拍手でした。
2 回目は、グループでの曲づくり。自分たちで考えた曲を再現できるように楽譜も作りまし
た。いつも見慣れている五線譜ではなく、自分が演奏するパートに自分の付箋を貼って、強弱
や速さを指定した図形譜ができました。
3 回目は、発表会。一人ずつの演奏の後、グループ発表。自分の演奏を楽しむだけでなく友
だちの演奏も真剣に聴き入っていました。最後に、可児さんとロンド形式での掛け合い。大きく
したり速くしたり、そしてティンパニーの優しい音でフィナーレ。大演奏会が終わりました。
自分たちで音を選び、音をつなぎ、音で楽しんだ 3 日間でした。
中学部
岡ひろみ
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