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平成23年度 事業報告書
平成23年度 事業報告書 財団法人 東予産業創造センター -1- ●総 論 ・経営理念 「産業人たる自覚を持って地域を愛し、新産業の創造によ る地域経済の発展・活性に 寄与する」 ・基本方針. “ものづくり”“ひとづくり”“ネットワークづくり”の推進 として企業支援活動をつぎのとおり進めた。 事業開始20年を迎える節目となった23年度は 、新たに四国中央市が運営に参画、 公益法人制度改革にも取り組み25年度からの公益財団をめざすことに機関決定し た。 ものづくりの推進では、最終年度となった戦略的基盤技術高度化支援事業(経済産 業省)や地域ブランド商品の開発・販路開拓業務(新居浜市)において取り組み企業 の高度化や新事業展開に資する成果を収めた。 ひとづくりの推進では、新産業創造を目指すものとして次世代技術や先進加工技術 研究会をセミナー形式で開催。プラントメンテナンス人材や担い手人材育成も進めつ つ企業体質の強化につながる現場改善指導スキル習得セミナーにも取り組んできた。 また、これまでの長年の早期工学人材育成の取り組みが評価され、「 ものづくり日 本大賞優秀賞」(経済産業省)を受賞。 ネットワークづくりの推進では、愛媛県のすご技データベースへの掲載企業を推薦 し大型展示会愛媛県ブース出展事業(愛媛県)による 技術マッチングやそのフォロー アップを行い新規な商談にも貢献。同時に中小企業支援ネットワーク強化事業(四国 経済産業局)では様々な課題に対する相談に応じた。 以上のとおり当センターが持つ地域内外の関係機関や企業OB人材などのネットワ ークを活用し地域活性化に貢献した。 -1- Ⅰ.”ものづくり”の推進 1.高靱性・耐摩耗性鋳鉄を金型材料に適応させるための切削加工技術の開発 (戦略的基盤技術高度化支援事業/経済産業省) (1) 鋳鉄材に最適な熱処理技術の確立 本鋳鉄材は、非常に靭性の高いオーステナイト組織である。しかし、熱伝導率がS KD61等の約1/2と小さいため、内部の冷却速度が遅く、カーバイドあるいはパ ーライトの析出するおそれがあること、また熱処理の昇温時での割れを発生させる可 能性がある。他、金型材料に適用させるためには、結晶の微細化が必要であり、結晶 粒界上の炭化物の析出を防ぐことが重要である。そこで、熱処理テストを実施した。 結果、結晶の微細化が確認された上、微細炭化物の増加などの効果が確認できた。 また、懸念事項であった結晶粒界上の炭化物の析出を抑えることが出来た 。 (2) 難削材加工技術の確立 工具を被削材に対して傾けて加工することにより工具寿命が延びることが確認出来 た。被削材の C 含有量が高いほど加工は困難であり、工具寿命が短い。 加工面の加工硬化による硬さは Hv800 程度になり、その深さは1mm 以上に達する。 C 含有量が高いほど加工硬化が起こり易いこと等が確認出来た。 (3) 耐摩耗性金型製造技術の構築 KSH-W材金型の耐摩耗性評価について 耐摩耗性評価のため、アルミダイカストの実作業にて耐久性を評価した。 テスト終了後、ダイカスト製品及び金型表面を観察。 ・金型表面に割れは発生していない。 ・欠け部を起点とした亀裂進展及び微小鋳巣部からの亀裂進展はなかった。 ・SKD61と比較して、離型性がよい。 よって、KSH-Wはアルミダイカスト用金型として十分可能性が高いことが確認 された。 【試験中のダイカスト金型】 2 2.地域ブランド商品の開発・販路開拓業務(新居浜市) 〔26,888千円〕 (1) 「配管工事統合管理システム」の開発 配管の溶接点に着目し、溶接作業及び非破壊検査の情報を基に、配管工事の進捗状 況を定量的に把握し、配管工事を管理するためのシステムを開発した。 (システム内容) EYECADから出力されるデータを元に配管データを作成し、工事 管理会社が施工会社へ配管データを送信し、施工会社から工事管理会社へ作業進捗デ ータを送り返す事で工事管理会社・施工会社ともにより 精確な作業進捗・作業実績を 把握する事が出来るシステム。 EYECADより取得した溶接点データを取り込み、現地出荷までの作業状況等をバー コードハンディ端末とバーコードリーダーのシールを使って取得。そのデータを元に、 配管進捗表及びグラフを作成し作業の進捗状況を管理する。 (システムの作業流れについて) 工事管理会社 施工会社 ①工事管理会社 ②施工会社 (①-1) マスタ登録 (②-1) マスタ登録 (①-2) CADデータ取込 (②-2) 配管データ取込 ① 工事管理会社がEYECADを持ち、 EYECADで作成したスプール図 とスプール図毎の吐き出しQRコー ド(印刷物)及びデータを施工会社 に送る。 ② 施工会社は、送られたデータを元に (①-3) 配管QRコード 印刷 配管工事統合管理システムに必要事 デ ー タ 送 信 項を入力、進捗管理する為の QR コー ③QRコード (①-4) 送信用配管 データ作成 ドを吐き出し、コードリーダーで読 (③-1) QRコード 読み込み み込みながら配管工事進捗管理を行 う。読み込んだデータを管理会社へ ④帳票出力 及び作業実績 ⑤作業実績 データ取込 送り返して進捗状況を報告する。 (⑤-1) 作業実績 データ取込 (⑤-2) 進捗データ確認 3 (②-3) 工事における 進捗計画設定 デ ー タ 送 信 (④-1) 各帳票出力 (④-2) 送信用作業実績 データ作成 (2) 「新居浜ご当地グルメ」の開発 新居浜市の産品や地域資源等を活用した商品、新居浜に因んだ商品を開発し、新居 浜市のブランドとして定着させる事を目的に 試作した。 「マチピチュピッツァ」 <居酒屋 たくろうちゃん> 「つくね芋と鰆の蒸しもの」 <葵寿司> 「七福芋飴(仮称)」 <株式会社 別子飴本舗> 「七福干し芋(仮称)」 <株式会社 別子飴本舗> 「七福バウムクーヘン」 <有限会社 永久堂> 「七福サブレ」 <有限会社 永久堂> 今回試作した商品については、各店舗に おいて更なる研究・改良等を加え、一日も 早く正式な商品として提供いただく。 特に、「白いも(にいはま七福芋)」関連商品 は、これまでに開発・販売している商品群 とともに「にいはま七福芋」のブランド化に 寄与いただけるよう、商品改良や販路開拓 等を引き続きサポートしていく。 4 「七福芋きんつば」 <菓舗 蛭子堂> (3) 「新居浜ゆかりのアーティスト作品を活用した商品」の開発 開発コンセプト ブランド名:近代産業遺産「新居浜別子銅山」の記憶の継承 新居浜ゆかりの写真家やアーティストの『絵はがき』 <写真家の寺尾国義氏の作品73点、画家の篠原信二氏の作品31点> 作成した『絵はがき』は、まち づくり協働オフィスやJR新居浜 駅等で展示し、市民や観光客等の 評価・反応を調査した。 また、24年度には、松山市の ロープウェー街にあるゲストハウ スで特に外国人向けに展示を行う 他、テスト販売を行う予定。 (4) 「立体パネル(ディスプレイ)」の開発 展示会やイベント等で使用する“安価、軽量、持ち運び・組み立てが容易、 インパクトがある”ディスプレイとして開発した。 商品のパネルやポスター等印刷物では平面的で臨場感が伝わりづらく、のぼりや 一般的な看板ではインパクトに欠ける。また、大掛かりなディスプレイは費用が かかる上、一回一回の使い切り的なものが多く、仮に使い回しが出来たとしても 組み立て・解体・移動等に多大な時間と経費がかかってしまう。 それらを解消する手段・商品として、この『立体パネル(ディスプレイ)』を開発した。 特に、観光や物産系の販売促進ツールとしての効果が期待できる。 5 Ⅱ.”ひとづくり”の推進 1.次世代技術セミナーの開催(えひめ産業振興財団) 〔7,000千円〕 (1) 趣旨 県内のものづくり企業が、新分野進出等の可能性を見出すための機会を提供するた め、次世代技術、先進加工技術などに係わる第一人者を招へいし、セミナー形式での 研究会を開催した。 (2) 次世代技術研究会 平成21年度22年度に実施した研究会のうち県内企業の関心が高かったテーマや今 後の有望分野をテーマとして選定するほか、他の支援機関などの協力を得て探索する 技術シーズ等により新たなテーマを設定した。 具体的には、「高性能光触媒(iLUMiO)の商品展開」・「日本のスマートグリッド」・ 「炭素繊維複合材料と近年のトピックス」・「住友重機械の医療への取り組み」をテー マに実施。 (3) 先進加工技術研究会 平成21年度22年度に実施した研究会のうち県内企業の関心が高かったテーマや今 後の有望分野をテーマとして選定するほか、他の支援機関などの協力も受け開催した。 具体的には、「『5つの超』と独創の商品開発」・「溶接施工技術の見える化」・「ここ まで来た炭素繊維複合材料の加工と応用」をテーマに実施。 (4) これからの会社経営勉強会 これまでに実施してきた技術セミナーに加えて、経営者の中長期的な取組や新事業 展開に向けた取組など経営力向上に向けた勉強会を開催した。 具体的には、住友化学㈱ 羽多野専務を迎えての「新潮流 歴史的時代の転換期」、 ㈱ケイエスピーに強力いただいた「企業革新セミナー」をテーマに実施した。 【住友化学㈱羽多野専務の講演】 【東レ㈱CFRP専門・土谷主任研究員の講演】 6 2.プラントメンテナンス技術者育成講座(自主事業) 〔5,900千円〕 平成21年 度から の継 続 事業と して 「プ ラント メ ンテナ ンス 技術 者育 成 講座」を実 施 した。<平成20年度に経済産業省の委託事業として「実証講義」を実施> ①対象者 ・大手製造プラントのメンテナンスを担う中小鉄工業の現場管理責任者等 ②期間 ・前期:平成23年6月11日~7月16日までの9日間 ・後期:平成23年12月3日~平成24年1月21日までの7日間 ③コース 全29教科 90.5時間(オリエンテーション・クロージングミーティング含む) ・PMM資格取得コース「Mコース」(機械鉄工事業者向け) ・PMM-E資格取得コース「Eコース」(電気計装事業者向け) ・「教科別選択受講コース」 ④受講生人数 ・Mコース18名、Eコース6名、教科別選択受講コース5名、の計29名 ⑤成果 ・Mコース、Eコース受講者のうちMコースの1名を除く修了者23名全員、当該 講座の定める要件(試験成績・出席日数等)をクリアし、当センター理事長名に よる「プラントメンテナンスマスター(PMM及びPMM-E)称号」を付与。 ⑥第2期生のPMM更新について ・1 5 名 全 員 (Mコース: 11名 、Eコース:4名 ) が 更 新 認 定 第2期生(平成22年1月修了)に対し、P M M 取 得 か ら 今 日 ま で の 業 務 遂 行 状 況 や継続教育等への参加、後進指導、各種改善活動など所定様式による報告、 及 び 所 属 企 業 の 推 薦 に 基 づ き PMM更 新 認 定 委 員 会 (2 月 14日 開 催 )が 認 定 。 ⑦成果 修了者は、各プラントの日常保全や定期修理等において多数の作業員の先頭に立 ち管理・監督者として作業を指揮しているほか、業務の改善活動を積極的に行い後 進の育成・指導にも注力している。 7 3.技能伝承マニュアル作成事業(自主事業) 〔2,400千円〕 (1) 「地元大手企業協力会技能伝承」及び「人材育成教育講習会」 ①講座概要 団塊世代のベテラン技能者の大量退職による 保有技能の伝承が緊急の課題となっている。 特に、東予地域は、それに関連した製造業が集 積しており、メンテナンス会社の技能伝承がプ ラントの安全・工事品質確保上不可欠であると の認識 から 、平成 22年 度より14社 に対 し、 技 能伝承及び人材育成教育を実施している。 ②対象企業 ・大手協力企業14社 ③対象者 ・協力会社社員:動画法作成推進者及び管理責任者、他 ・大手企業工務部員:動画法作成担当推進者、他 ④講習会詳細 ・第1回講習会 平成23年12月14日(水) 13:30~16:00 「作業手順書作成ブラッシュアップ教育(第一回)」 ・第2回講習会 平成23年12月21日(水) 平成24年1月18日(水) 平成24年1月25日(水) 平成24年2月15日(水) 平成24年2月22日(水) 参加企業17社 参加者38名 参加企業14社 参加者33名 13:30~15:30 「高田工業における人材育成技能伝承取組み」 ・第6回講習会 参加者34名 13:00~16:00 「動画マニュアル作成システムの紹介」 ・第5回講習会 参加企業16社 13:30~15:30 「技能伝承の取組みと動画マニュアル活用」 ・第4回講習会 参加者37名 13:30~16:00 「作業手順書作成ブラッシュアップ教育(第二回)」 ・第3回講習会 参加企業16社 参加企業17社 参加者38名 13:30~16:00 「教育体系・研修プランの見直しを考える」 参加企業17社 参加者31名 (2) 動画法による技能伝承マニュアル作成 協力会社14社のうち以下の3社においては、自社で動画を用いた手順書作成が 困難であることから当センターがマニュアル作成を全面的に請負うこととし、年1社 1テーマの作成を実施している。 8 4.公募研修(自主事業) (1) 経営・管理研修/新入社員研修 講座数:10種類 / 受講者数: 194名 新入社員研修(社会人の心構え、コミュニケーションとメンタルヘルス、 新人ビジネスマナー研修、技能職電気一般、技能職機械一般) 中堅社員研修、メンタルヘルス研修①~③、ビジネスマナー研修、 HPC営業セミナー、コーチングスキル研修(オリエンテーション) (2) パソコン研修 講座数:11種類 / 受講者数:123名 ワード基本操作、ワード実務操作、エクセル基本操作、エクセル実務操作、 アクセス実務操作、VBA を学ぶアクセス応用操作、パワーポイント、 ホームページビルダー、デジカメ撮影のコツ&画像編集、イラストレーター、 AUTO-CAD LT基本、検定実施 (日商PC検定・コンピュータサービス技能評価試験 資格取得 34 名/48 名) 5.受託研修 (1) オーダーメイド研修 講座数:15種類 / 受講者数:432名 1)新居浜市内 S(1)社 中堅社員研修 2)新居浜市内 N社 若手社員スキルアップ研修① 3)新居浜市内 N社 若手社員スキルアップ研修② 4)新居浜市内 S(2)社 メンタルヘルスセルフケア研修① 5)新居浜市内 S(2)社 メンタルヘルスセルフケア研修② 6)新居浜市内 S(2)社 メンタルヘルスラインケア研修 7)新居浜市内 S(3)社 安全教育① 8)新居浜市内 S(3)社 安全教育② 9)新居浜市内 S(4)社 2S教育① 10) 新居浜市内 S(5)社 2S教育② 11) 新居浜市内 S(5)社 べからず教育 12) 新居浜市内 P社 接遇・コミュニケーション研修① 13) 新居浜市内 P社 接遇・コミュニケーション研修② 14) 新居浜市内 P社 接遇・コミュニケーション研修③ 15) 西条市内 S(6) 管理職員リーダーシップ研修 16) 伊丹市内 R社 コーチング研修 (2) 公共職業訓練 講座数:2種類 / 受講者数:30名 ① OAビジネスレベルアップコース① 3ヶ月コース 1 講座 (15 名) ② OAビジネスレベルアップコース② 3ヶ月コース 1 講座 (15 名) (12 名) (23 名) (23 名) (80 名) (80 名) (20 名) (25 名) (25 名) (25 名) (25 名) (25 名) (9 名) (9 名) (9 名) (27 名) (15 名) ※ 上記専門課程と並行し、キャリア開発支援を実施しており訓練の最終目的 である再就職促進に努めている(H23年度就職者 12 名、2012 年 3 月末現在) OAビジネスレベルアップコース②は継続中の為、現時点での就職者数に カウント無し。 9 6.ものづくり人材育成推進事業(新居浜市) 〔3,891千円〕 将来の新居浜市ものづくり産業の担い手となる人材を育成するため、小・中学生、 高校生、新居浜高専生を対象に、各年代に応じたプログラムを実施した。 (1) 小学生対象事業『ものづくり体験教室』 ①工場見学&ものづくり工作教室 1日目 平成23年8月24日(水) 9:30~12:00 ・オリエンテーション ・西岡鉄工所、西機電装 2日目 工場見学 平成23年8月25日(木) 9:30~12:00 ・レーザーと見えない光の実験と工作 ②ものづくり工作教室 1回目 平成23年11年27日(日) 10:00~14:00 ・光で音が鳴る電子草笛をつくろう! ・オリジナルキーホルダーをつくろう! 2回目 平成23年12月25日(日) 11:00~12:00 ・ぷるぷるテントウムシをつくろう (2) 中学生対象事業『ものづくり体験講座』 ①講座実施校:新居浜市大生院中学校(1年生・56名) 講座実施スケジュール表 月日 9月27日 (火) 時間・場所 13:50~15:40 5・6 時限目 大生院中学校 講座名 ものづくり 講座① 13:50~14:40 5 時限目 大生院中学校 ものづくり 講座② 14:50~15:40 6 時限目 大生院中学校 ものづくり 講座③ 10月26日 (水) 13:05~16:00 新居浜高専 不思議発見 ものづくり 体験講座 10月31日 (月) 9:00~16:00 工場見学 ものづくり企業 見る・聞く・知る 講座 1月24日 (火) 13:50~15:40 5・6 時限目 TICC 10月14日 (金) ものづくり 講座④ 10 内容など 「新居浜地域産業を知る」 愛媛県総合科学博物館産業研究科 安永 由浩 主任学芸員 「火力発電所での仕事について」 住友共同電力㈱ 発電部西火力運転課 野口 武 講師 「宇宙機器開発を支える地元企業 ~「はやぶさ」、「かぐや」、 「あかつき」~」 住友重機械工業㈱量子機器事業部 金尾 憲一 課長 「ストローで斜塔」実験 & キャンパス見学 新居浜高専 機械工学科 谷脇 充浩 講師 住友共同電力㈱ 住友重機械工業㈱ 「ものづくり国際化・社長になって 考えてみよう!!」 財団法人東予産業創造センター 阿部 悦司 専門員 ②中学生向け「ものづくり工作教室」 ・日 時 平成23年年12月3日(土) ・場 所 新居浜市立西中学校(新居浜市江口町7番1号) ・参加者 10:10~12:00 技術室 15名 (内訳 1年生 4名 、 2年生 1名 、 3年生 10名) ※ 希望者は50名くらいあり、学校側が選考 ・内 容 「電子楽器を作って調律しよう」 (3) 高校生対象事業『高校生地域産業担い手育成』 新居浜工業高等学校が取り組む「高校生地域産業担い手育成事業」をサポートした。 実施内容は、「企業見学」・「インターンシップ」・「デュアルシステム」・「匠の技教室」。 ま た 、 当 該 事 業 で 実 施 し た 「小 学 生 向 け 工 作 教 室 」の 講 師 と し て 新 居 浜 工 業 高 校 の 生徒に参画してもらい、小学生への基本原理説明や工作指導を行った。 ①企業見学 機械科7回、情報機械科7回、電気科6回、情報電子科6回、環境科学科6回 参加者数:延べ1,082名(1年生728名、2年生182名、3年生172名)、 受入企業数:延べ67社 ②インターンシップ 2年生対象(6月と11月の2回、各5日間実施) 機 械 科 参加者数:延べ76名 受入企業数:延べ54社 電子機械科 参加者数:延べ78名 受入企業数:延べ52社 電 科 参加者数:延べ74名 受入企業数:延べ48社 情報電子科 参加者数:延べ67名 受入企業数:延べ37社 環境科学科 参加者数:延べ64名 受入企業数:延べ36社 気 11 ③デュアルシステム〔就職内定者を対象とした現場での実地研修〕 学科名 実施時期 期間 学年 参加者数 受入企業数 機 械 科 1月 4日 2年 2名 1社 機 械 科 1月 6日 3年 1名 1社 電子機械科 1月 4日 2年 2名 1社 電子機械科 6月 20日 3年 2名 1社 科 12月 5日 3年 1名 1社 情報電子科 12月 7日 3年 1名 1社 環境科学科 9月 10日 3年 3名 1社 電 気 ④匠の技教室 学科名 内 容 時期 学年 人数 機 械 科 実技指導 普通旋盤作業① 6月 2・3年 6名 機 械 科 実技指導 普通旋盤作業② 7月 2・3年 6名 電子機械科 実技指導 電子機器組立て作業① 6月 2・3年 4名 電子機械科 実技指導 電子機器組立て作業② 7月 2・3年 4名 電子機械科 実技指導 アーク溶接実習 2月 2年 9名 電 実技指導 機械保全電気系保全作業 7月 2年 2名 12月 1・2年 63名 6月 2年 2名 10月 3年 31名 気 科 情報電子科 講演 環境科学科 実技指導 環境科学科 講演 シーケンス制御とは キレート滴定について 「古着が宝の山になる日」 ~発想力と行動力~ 12 (4) 高専生対象事業『課題解決型インターンシップ』 ○事業実施企業及び学生一覧 企業名等 企業内 課題テーマ 研修期間 ㈱アイワ技研 7/25~ 構造解析ソフトを用いた 新居浜市新須賀町4‐2‐33 8/12 機械架台の解析 ㈱コス21 8/1~ CAD(AutoCAD)、 西条市西ひうち8-18 8/26 CAM(ファストorマスター)研修 ㈱曽我部鐵工所 7/25~ 新居浜市阿島1-4-25 8/12 ㈱谷口金属熱処理工業所 7/25~ 西条市喜多川853-16-1 8/12 萩尾高圧容器㈱ 8/1~ 新型ベルトコンベアローラの 新居浜市多喜浜3-5-50 8/26 フランジ溶接条件の選定 ユースエンジニアリング㈱ 8/1~ アルミフレーム組立・ 新居浜市阿島1-4-82 8/12 カーボンアーム組立 ナイロンコーティングピンの PV試験 熱処理工程及び品質管理 7.ものづくり体験プログラム開発・実証事業 (愛媛県紙パルプ工業会) 愛媛県紙パルプ工業会が愛媛県東予地方局の委託を受け実施する同事業において、 プログラム実施の主要部分を当センターが実施した。 その背景として、当該プログラムは21年度に当センターが愛媛県東予地方局の委託 13 を受け開発、新居浜市立角野中学校をモデル校に実証講義を実施した。 22年度は(財)今 治地 域 地場産 業振 興セ ンタ ー からの 再委 託に より 今 治市立 大西 中 学校で、23年度は愛媛県紙パルプ工業会からの再委託により四国中央市立三島西中学 校で実施・開講し、東予地域での当該プログラム普及に尽力した。 ■事業実施スケジュール表 モデル校 四国中央市立三島西中学校 1 年生 月日 9 月 26 日 10 月 3 日 95 名(男 47 名女 48 名)12 班 内容 「四国中央市地域産業を知る」 愛媛県総合科学博物館産業研究科 安永由浩 主任学芸員 「愛媛の紙づくり産業とその技術」 愛媛県産業技術研究所 紙産業技術センター 菅忠明 主任研究員 10 月 18 日 工場見学(2 社) 製紙:大王製紙㈱ 加工:協和紙工㈱ 10 月 25 日 「紙をつくる仕事」 11 月 15 日 「水引細工を作ろう」 11 月 22 日 「面白い紙を発明しよう!」 愛媛大学大学院農学研究科 修士紙産業特別コース 12 月 5 日 「想像力を豊かにする方法」 ㈶東予産業創造センター 安孫子尚正 12 月 9 日 「発表会ワークシート作り」 ㈶東予産業創造センター 安孫子尚正 12 月 13 日 三島西中学校体育館 関係者一同 大王製紙㈱ 技術部技術教育課 大川淳也 氏 伊予水引金封協同組合・美結会 内村浩美 教授 なお、愛媛県東予地方局の委託事業終了後は、当センター(新居浜市委託事業)はじめ、 今治地域地場産業振興センター・愛媛県紙パルプ工業会で、地元中学校に対する継続事業 として実施されており、24年度も各地で実施予定。 ◇ 「ものづくり日本大賞」優秀賞受賞 ~小学生から高専・専攻科まで 一貫した体系的プログラム~ 工場見学、工作教室、長期実践型 インターシップなど多彩なメニュー 東予を中心に全県下で 7 年以上継続して実施 これまで延べ人数3,465名が受講 学校や教育委員会はもとより経済団体、 企業等と密接に連携 企業0B、入居企業、TICC職員が講師 長年の取り組みが評価され、 「ものづくり日本大賞」優秀賞を受賞しました。 14 8.ものづくり担い手育成事業(全国中小企業団体中央会) 〔9,984,千円〕 東予地域内の中小鉄工業者(中堅業者を含む)が業界全体の問題である「若手技能者 の育成・技能伝承」を実施し、技能工のスキルアップを図り、併せて「若手技能者の育成・ 技能伝承教育システム」を構築することを目的に取り組んだ。 研修コースは、地元産業の基盤技術・技能である「メカトロニクス」・「溶接」・「鋳物」・ 「機械加工」の4コースを実施した。 なお、「ものづくり担い手育成事業」で得た成果 (研修テキスト・ノウハウ等)は、 新居浜市ものづくり人材育成協会と共有し広域展開を図っている。 (1) メカトロニクスコース〔10日間〕 実 施 日:平成23年6月10日(金) 実 施 日: ~8月19日(金) 実 施 場 所:新居浜高等技術専門校、 実 施 場 所:東予産業創造センター 参 加 者:地元企業10社から10名(定員10名) 講 師:新居浜高等技術専門校教官、 講 師:住友化学㈱ 愛媛工場 社員、 講 師:TICC コーディネーター、 (2) 溶接コース〔10日間〕 実 施 日:平成23年7月11日(月) 実 施 日: ~7月25日(月) 実 施 場 所:(社)日本溶接 協会四 国地区 実 施 場 所:溶接技術検定 委員会 実技試験場 参 加 者:地元企業9社から10名(定員10名) 講 師:(社)日本溶接 協会、 香川高専、 講 師:四国溶材㈱、 住友化 学㈱、 三浦精機㈱ (3) 鋳物コース〔10日間〕 実 施 日:平成23年7月16日(土) 実 施 日: ~9月28日(水) 実 施 場 所:愛媛鋳物団地 会館 、 実 施 場 所:鋳物関連企業 4社の 現場 参 加 者:地元企業6社から13名(定員10名) 参 加 者:※ 3名は座学(5日間)のみ参加 講 講 師: 住友重機械工業㈱OB、 師: 住友重機械ハイマテックス㈱ 、 講 師:㈱クリタ、㈱ 越智鋳 造所、㈱藤田製作所 15 (4) 機械加工コース〔10日間〕 実 施 日:平成23年8月23日(火) 実 施 日: ~9月15日(木) 実 施 場 所:東予産業創造センター、 実 施 場 所:新居浜工業高等専門学校、 実 施 場 所:新居浜高等技術専門校、 実 施 場 所:㈱長曽鉄工所 、㈱フ ラスコ 参 加 者:地元企業5社から8名(定員10名) 講 師:新居浜高専及び専門校の教官、 訪問先企業関係者、他 9.ものづくり指導者養成支援事業(全国中小企業団体中央会) 〔9,984,千円〕 生産現場の改善を指導できる人材、改善リーダーを養成することを目的として、演習・ 実習を中心とした実践的な指導カリキュラムを構築し、実際に企業OBや現役中堅社 員層を対象に研修講座を実施した。 職業訓練指導法の基本等を学んだ上で、実際の製造現場を使用して具体的な教え 方・指導法を学び、現場で応用・実践できるようなカリキュラムとした。 【受講者】 企業OB:9名、中堅社員:8名(6社) 【講師陣】 ㈱技術・技能教育研究所 代表取締役 森 和夫 ㈱JIPMソリューション チーフTPM コンサルタント (社)日本監督士協会 常務理事 和泉 高雄 佐藤 方俊 ㈱JIPMソリューション エキスパート 河村 泉 【研修内容】 開催日 8/26(金)・27(土) 9/2(金)・3(土) 研修内容 Ⅰ 職業訓練指導法 、Ⅱ 上手な教え方 Ⅲ 小集団活動の進め方 9/9(金)・10(土) Ⅳ 現場の課題発見指導法:改善① 9/16(金)・17(土) Ⅴ リーダーシップ・仕事の基本 10/7(金)・8(土) Ⅵ 現場の課題発見指導法:改善② 11/5(土) 11/11(金)・12(土) 12/14(水)・1/13(金) Ⅶ 技術・技能伝承指導法 Ⅷ 現場の課題発見指導法:改善③ Ⅸ 生産現場の改善取り組み・指導 <企業現場訪問> 16 10.地域ブランド商品の開発・販路開拓業務(新居浜市) 〔26,888千円〕 (1) セミナー開催「iCAD V7 紹介セミナー」 近年、最新3D‐CADソフトをいろいろと紹介している中、今回は富士通㈱製の 「iCAD V7」を地域の設計関係者等を 主たる対象者として案内した。 開催日時 平成23年6月21日(火) 13:00~ 場 所 東予産業創造センター 1階 テクノホール 参 加 者 5社 8名 内 プレゼンテーション 容 「iCAD V7 開発元技術者による紹介」 3次元設計 体験操作 ※ 実現可能な世界最速の超高速レスポンス環境で、機械設計のプロセス(構想設計 ~詳細設計)に適した3次元設計を体験 ・2次元図面からの3次元化、・3次元モデルの図面化、・機構シミュレーション、 ・3次元/2次元両用設計、・トップダウン設計、・2次元製図(寸法線作成)、 ・設計変更~図面反映 (2) セミナー開催「保全技術者に役立つ圧力設備の溶接補修技術」講演会 新居浜市のブランド力とも言える“ものづくり”の基盤技術‣技能の向上のため、 「溶接技術講演会」を開催した。 今年度、新居浜市阿島に「社団法人日本溶接協会 四国地区溶接技術検定委員会」の 試験場がオープンしたこともあり、今後、新居浜市が四国地区の溶接の中心として、 また、ものづくりの中心として発展していくことを祈念し、 (社)日本溶接協会 化学 機械溶接研究委員会等の協力を得て開催した。 開催日時 平成23年7月11日(月) 9:00~17:10 場 リーガロイヤルホテル新居浜 2階 所 参 加 者 伊予の間 41社 77名(講師・関係者は除く) 1. 圧力設備の溶接補修技術について 2. 各種溶接補修方法 3. 炭素鋼の溶接補修 4. ステンレス鋼、異材溶接の溶接補修と留意点 5. Ni合金、銅合金、Tiの溶接補修と留意点 6. 劣化・損傷と溶接補修における留意点 17 Ⅲ.”ネットワークづくり”の推進 1.大型展示会への県ブース出展事業 大都市で開催される大型展示会へ愛媛県ブースを出展し、東予に集積する製造業を はじめとする、県内のものづくり企業の優れた技術力や商品等をアピールするととも に、愛媛県のものづくり力の知名度向上や商談への端緒を開くために事業を実施した。 ① 関西機械要素技術展(インテックス大阪、2011 年 10 月 5 日~7 日) 出展企業:9社 ㈱コスにじゅういち(新居浜市/西条市)、曽我部鐵工所(新居浜市)、 田中技研㈱(西条市)、㈱谷口金属熱処理工業所(西条市)、 ツウテック㈱(東温市)、道前工業㈱(西条市)、日本ジスク工業㈱(西条市) 、 ㈱西岡鉄工所・西機電装㈱グループ(新居浜市)、㈱フラスコ(西条市) ② ネプコンジャパン2012(東京ビッグサイト、 2012 年 1 月 18 日~20 日) 出展企業:10社 ㈱アドバンテック(西条市)、㈱田窪工業所(西条市)、㈱タケチ(松山市)、 ㈱ツヅキ・㈱続木鉄工所グループ(新居浜市)、田中技研(西条市)、 ツウテック㈱(東温市)、ピーシートレンド㈱(新居浜市)、㈱ユタカ(松山市) 、 三木特種製紙㈱(四国中央市)、ユースエンジニアリング㈱(新居浜市) 18 2.上級アドバイザーの設置(中小企業支援ネットワーク強化事業/四国経済産業局) 中小企業からの高度・専門的な課題に対応するために「巡回対応アドバイザー」を設置した。 中小企業からの相談はアドバイザーと対応を行うとともに、課題の内容に応じて最適 な専門家派遣等を実施した。 企業からの新事業展開、商品開発などの相談件数139件、専門家派遣を9回実施した。 3.企業訪問(中小企業新事業展開支援業務/新居浜市) (1) 中小企業訪問調査に関すること。 新居浜市内の企業訪問を行い、行政の支援施策、セミナー、研修等の情報提供を行っ たほか、今後の支援に繋げるために現状についてヒアリングを実施した(30社)。 (2) 新事業展開の支援に関すること。 新たな取引先や技術提携先の紹介、大手企業ニーズとの連携コーディネートなど、 新事業展開への支援を行った(20社)。 (3) 知的財産の相談に関すること。 知的財産に関する相談業務を行った。 (4) セミナーの開催に関すること。 若手経営者(後継者)および中小企業の管理者を対象に実践的セミナーや勉強会を 開催した。 4.地域ブランド商品の開発・販路開拓業務(新居浜市) 〔26,888千円〕 (1) 販路開拓「新居浜物産&幻の白いも(にいはま七福芋)フェア in せとうち旬彩」 日時:平成24年1月18日(水) ~20日(金) 10:00~17:00 場所:せとうち旬彩館 東京都港区新橋2-19-10 新橋マリンビル1F 概要:株式会社別子飴本舗の新商品 「伊予柑アパレイユ」 「伊予柑フロランタン」 試食・アンケート調査を実施。 また、その他商品の試食、販売をサポートした。 (2) 販路開拓「スーパーマーケット トレードショー in 東京ビッグサイト」 日時:平成24年2月1日(水)~3日(金) 9:30~17:00 場所: 東京ビッグサイト 東2ホール 場所: 東京都江東区有明3-11-1 概要:白いも商品(にいはま七福芋) 関連商品14品目の出展。 内、12品目については、試食・ アンケートを実施した。 19 (3) 販路開拓「七福芋(白いも)まっぷ」の作成 新居浜の新しい特産品“七福芋(白いも)”を使ったスイーツ等を新居浜市民や 近隣住民に紹介するため『NIIHAMA 七福芋まっぷ』を作成した。 掲載企業が市内外のイベントで来場者に配布するほか、新居浜観光協会も新居 浜市のPRに活用している。 20 5.「東えひめ事業創造塾」の開催 平成14年より、ビジネスに関心を持つ生活者と企業経営者、支援機関等が交流を促進 する場を提供することにより、企業経営者が一般消費者の知恵をいかにとらえ商品開発 に結びつけるか、更なる発展事業に結びつかないか等、異業種交流会として設立され 9 年を迎える。 本年度は次のとおり活動した。 (1) 総会 2010年度事業報告および決算報告と、 2011年度事業計画について承認された。 (2) 台湾視察 2011 年 6 月 25 日~28 日 飲食店経営者の案内による台北市内、 Panasonic台湾視察などを行った。 (3) 定例会 台湾視察について参加者による報告や 情報交換を実施した。 【台湾視察】 6.介護工学研究会の支援 介護工学研究会の事務局として、産学官連携の強化による介護機器の開発及び 修理・改善等を支援した。毎月1回「新居浜市まちづくり協働オフィス」や「新居浜 高専内リエゾンルーム」において定例会を開催。 毎月第3木曜日は新居浜市総合福祉センターにおける福祉用具改善相談を実施、 その他、地域の福祉関連行事にも積極的に参加した。 7.フロンティア企業クラブの支援 えひめ産業振興財団が主催する同クラブの幹事として運営をサポート。 えひめビジネスプランコンテスト、ジュニアドベンチャー選手権、幹事会、及び 交流会等に参加し産学官の交流促進を図っている。 8.新居浜6:30クラブの開催支援 地域の交流、ネットワークづくりをより円滑に運ぶため、新居浜商工会議所、 新居浜工業高等専門学校、新居浜市、及び東予産業創造センターが事務局として 持ち回りで実施、今年度は同クラブを2回 (H23.5.30、H23.8.23)開催・運営した。 9.企業OB人材データベース作成事業(新居浜市) 〔7,627千円〕 経営戦略の見直しや新事業展開、また、技術・技能指導等のために人材を必要として いる中小企業・ベンチャー企業等と、退職後も自らの知識・経験・ノウハウを活かしたい という意欲をもつ企業等OB(OB人材)とのマッチング(出会い)を推進するために、ま ず、この地域にどのような知識・経験・ノウハウ等を有する企業OBの方がいらっしゃる か調査しデータベース化を行った。 【登録者総数 122名】 21 Ⅳ.その他 1.技術開発室の提供 (1) 技術開発室の提供 現在の入居企業は次の7社。 入居企業 事業内容 ㈲永愛ヒューマンリソーシズ 人材派遣業、業務請負業(社員教育、各種調査など) 代表取締役 NPO法人e-ワーク愛媛会員、(協)テックスタイル会員 難波江 任 ㈱クリエイト設計 産業機械装置、産業用ロボットの設計開発・製図 代表取締役 産業機械装置の配管設計 橋本 広志 ハードウェア/ファームウェア/ソフトウェア等の開発・ ㈱シーライブ 代表取締役 鈴木 康士 設計・製作 、コンピュータベース計測システムのシステム インテグレーション、など ピーシートレンド㈱ OA・FA業務用ソフトウェアの受託開発や各種情報処理 代表取締役 サービス、自社オリジナルソフト「ポカノン」の開発、販売 伊藤 政彦 ピクセルソフトウェア㈱ 代表取締役 矢吹 隆志 リージョナルデザイン㈱ 代表取締役 安孫子 尚正 コンピュータの設計・開発・試作・研究、 ソフトウェア設計・製作、WEBシステム設計・開発 、 プロセス制御システム開発・設計・製造 など 都市計画コンサルタント(市民参加型業務アシスト、 官公庁業務アシスト、民間開発企画、調査、設計)、 まちづくりコンサルタント、建設コンサルタント など ㈲ワイエムテック ソフトウェア開発 代表取締役 電子機器開発(組込ソフトウェア設計・製作) 山徳 昭則 (2) 技術審査専門委員会の開催 現入居企業の専門家による審査委員会を3月21日開催し、助言を受けた。 2.東予産業創造センターだよりの発行 東予産業創造センター「てくてく」の発行を通じて、当センターの活動や事業の紹介 などを行うことにより情報発信を行った。 ① 2011年春号 平成23年4月22日 ② 2011年夏号 平成23年7月29日 ③ 2011年秋号 平成23年10月24日 ④ 2012年新春号 平成24年1月19日 22 3.ホームページの開設 ホームページの運用を通じて、当センターの活動や事業の紹介、セミナー、施策 などの情報発信を行った。 4.新居浜市立工業試験場の運営(新居浜市) 新居浜市から運営を受託した同試験場の試験業務及びコンサルティング業務を実施。 試験業務の結果は下表のとおり。 引張試験 曲げ試験 圧縮試験 焼鈍試験 硬度試験 破断試験 3,368 1,028 1,626 51 24 56 合計 6,153 (件) 5.県すご技データベース掲載企業の推薦と採択結果 愛媛県が知事のトップセールスで活用する「すご技データベース」への掲載企業を 推薦し、提案資料作成の支援を行った結果次の企業が選定され掲載が決まった。 四国中央市の企業11社、新居浜市の企業14社、西条市の企業3社の合計28社。 23