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PDF(5669K - 東予産業創造センター
平成25年度 事業報告書 公益財団法人 えひめ東予産業創造センター ●総 論 厳しい経営環境の中、 「産業人たる自覚を持って地域を愛し、新産業の創造により地域経済の 発展・活性に寄与する」を経営理念とし、つぎの業務に取り組んだ。 1.法人業務 公益法人制度改革に伴い、平成25年4月1日から公益財団法人へ移行、名称も「えひめ東予産 業創造センター」に改称した。 2.企業活動支援のための業務 定款に定めたつぎの事業を進めた。 1 新産業創出及び地域産業革新の支援 2 地域企業の経営基盤強化の支援 3 産業技術の高度化の支援 4 地域産業支援のための施設の運営 5 自治体等の所有する施設の管理及び運営 6 地域経済の発展・活性に資する情報の収集、加工、創出及び提供 7 地域経済の発展・活性に資する団体及び組織等との交流及び支援 8 将来の地域経済・産業を担う人材の育成 9 その他この法人の目的を達成するために必要な事業 国の「四国地域炭素繊維加工高度人材養成事業」 、愛媛県の「ものづくり企業マッチング支 援事業」・「大型展示会への県ブース出展支援事業」・「TOYOものづくり産業支援事業」、 新居浜市からは「新居浜ものづくりブランド創出・支援等事業」・「中小企業新事業展開支援事 業」・「ものづくり人材育成推進事業」などの受託や補助事業。 また、自主事業として「プラントメンテナンス技術者育成講座」・「営業力強化セミナー」・「中堅 社員リーダー養成スクール」・「技能伝承のための動画教材作成」・「経営者支援事業」など、自立 化に資するものとして取り組んだ。 その結果、国と愛媛県との事業を連携させつつ次世代技術や先進加工技術研究会を産学連 携によるセミナー(一部実技)形式で進め2つの研究会(炭素繊維と溶接技術)を発足、個 別企業への具体的支援を実施。ビジネスマッチングや展示会出展支援では“成約”という実需 に貢献した。 新居浜ものづくりブランド創出・支援等事業ではブランド認定企業を選考し技術紹介冊子 を作成するとともに課題対応支援分科会で個別企業を支援。新事業展開支援事業ではマッチ ングによる技術や新規取引先を紹介、知財相談、訪問調査、さまざまな産業施策情報の提供、 若手経営者や女性起業スクールによる意識改革。将来の地域産業を担う小・中学生、工業高校 生、新居浜高専生に対するものづくり啓発教育も行った。 自主事業では人材育成や経営・技術コンサルタント、入居企業等支援などで売上げ(4,800 万円余)を確保しつつ地域経済の発展・活性化に寄与してきた。 しかしながら、資産の安全運用、売上げ確保の一方で人件費をはじめ経費圧縮を図ってき たが減価償却費、施設管理費等の固定費負担も大きく、指定正味財産の取り崩しで対応した が根本的な財務の脆弱体質は変わっていない。 引き続き、経営上の課題解決に向けた関係各機関との協議・調整が求められる。 (1) 新産業創出及び地域産業革新の支援をする事業 1-1.ものづくり企業マッチング支援事業 〔えひめ産業振興財団:補助〕 1.目的 東・中予地域を中心に集積しているものづくり企業が新たな事業の柱を見出し、足腰 の強い収益構造へ転換することを目的とし、新分野進出等の可能性を見出す機会を提供 するため、次世代技術、先進加工技術等に係わる第一人者を招へいし、セミナー形式で の研究会を開催するほか、系列を超えた新しい連携を促すとともに、先進技術を有する 企業・研究機関との連携等の取り組みを進めることにより、新規ビジネス機会の創出を目 指すもの。 2.実施内容 (1) 次世代技術研究会・先進加工技術研究会の開催 ①溶接技術高度化研究会の開催 愛媛大学部工学部から小原昌弘教授をリーダーに迎え、 愛媛県、他の支援機関と連携し9テーマでの勉強会や個別 企業の支援を実施。 「学会発表から見る最新の溶接・接合技術の動向」「愛媛大 学・材料接合工学研究室での溶接・接合研究活動について」 「AGレーザー加工機、ファイーレーザー」「レーザー溶接の基 愛媛大学 小原教授 礎と最新技術」「パルパルスマグ・ミグ溶接の基 礎および新パルス溶接電源」「抵抗溶接の基礎 知識と溶接機の紹介」「学会発表から見る最新 の溶接・接合技術の動向」「高エネルギービーム 加工と中小企業支援策」「溶接・接合等と応用 例」に延べ50社から77名が出席。 ②炭素繊維ものづくり研究会 「複合則を用いた簡易な強度・弾性率の予測 法」をテーマに1回開催。 2回目以後は、四国地域炭素繊維加工高度人 材養成事業にて実施中。 パルスマグ・ミグ溶接の実地試験 ③次世代技術研究会・先進加工技術研究会 「医療機器分野への参入 ~参入障壁とその対応~」 「医療機器へ参入したベンチャー の挑戦!」 「CFRP加工技術セミナー ~炭素繊維とは、用途加工方法等~」 「住友 重機械における材料技術の研究開発」をテーマに4回実施し、延べ65社・機関から88 名が出席。 (2) マッチング・交流促進の実施 愛媛県が主催するビジネスマッチング、四国経済産業局が主催するビジネスマッチン グ等との共同作業にて、三菱電機㈱福山製作所、三菱電機㈱受配電システム製作所、日 鉄住金ファインテック㈱、㈱セイサ、IHI建機、住友精密工業など、愛媛県内企業と 延べ26件のマッチングを実施(見積もり依頼含む)。 (1) 新産業創出及び地域産業革新の支援をする事業 1-2.四国地域炭素繊維加工高度人材養成事業 〔四国経済産業局・補助〕 1.目的 炭素繊維素材およびその複合材料は、鉄やアルミニウムなどの素材から置き換えら れるケースが多いと考えられるが、その加工方法は、金属の加工方法と大きく異なり、 オートクレーブ法や射出成型、フィラメントワイディング、RTMなど、用途や求め られる価格帯に応じて様々な加工方法が用いられている。その機械的加工や接合方法 も炭素繊維の特性に応じたやり方が求められることから、こうした様々な加工方法の メリットとデメリットを熟知する必要がある。 そこで、本事業では、企業の製造現場を支える工場長等の技術者を対象とし、炭素 繊維や複合材料の特性、先進成形技術、加工技術、接合技術等をテーマに、座学形式 の講座を開催することで、現場技術者の新事業展開に向かう知識の習得をおこなう。 2.事業内容 本事業はえひめ産業振興財団、愛媛県中小企業団体中央会、とくしま産業振興機構 と連携して実施するなかで、当センターは工場長や現場管理者など現場人材の養成を 受け持つ。 これまで実施した研究会(セミナー)は次の通り全6回で、延べ121社から160名 が出席。 (1) CFRPの特性と成形加工方法(基礎編) ①CFRPの用途事例と中小企業の参入手法 講師:近畿大学 理工学部 機械工学科 准教授 西籔和明 先生 ②CFRPの特性(機械的特性、電気的特性) 講師:愛媛大学 大学院理工学研究科 教授 黄木景二 先生 ③成形方法全般とその製品事例 講師:株式会社 ジーエイチクラフト 代表取締役社長 木村 學 (2) CFRPの加工・接合方法(応用編)について ①CFRP材及び樹脂加工用エンドミルの開発 講師:大同工機㈱ シニアアドバイザー三橋 繁 ②CFRPの加工と接合技術 ~航空機・自動車への適用に向けて~ 講師:岐阜大学 複合材料研究センター 深川 仁 (3) CFRP成形加工に関する体験講座 会場:ぎふ技術革新センター 講師:サンワトレーディング㈱ 代表取締役 馬場 俊一 他職員 愛媛大学大学院理工学研究科 教授 黄木景二先生 500tの成形機 (1) 新産業創出及び地域産業革新の支援をする事業 1-3.大型展示会への県ブース出展支援事業 〔愛媛県・委託〕 1.大型展示会への県ブース出展事業 大都市圏で開催される大型展示会へ愛媛県ブースを出展し、東予に集積する製造業をはじ めとする、県内ものづくり企業の優れた技術力や商品等をアピールするとともに、愛媛県の ものづくり力の知名度向上や商談への端緒を開く目的で事業を実施した。 (1) 関西機械要素技術展(インテックス大阪 2013年10月2日~4日) 出展企業の募集選定、ブースデザイン設営企業の選定、出展支援業務を実施。 出展企業は次の9社。 ①㈱飯尾電機(新居浜市/西条市)②㈲塩崎製作所(新居浜市) ③㈱ダイキアクシス(松山市)④竹中金網㈱(今治市)⑤㈱谷口金属熱処理工業所(西条市) ⑥萩尾機械工業㈱(新居浜市)⑦㈱フラスコ(西条市)⑧㈲ホリエ(松山市) ⑨㈱村上工業所(新居浜市) (2) ネプコンジャパン2014(東京ビッグサイト 2014年1月15日~17日) 出展企業の募集選定、ブースデザイン設営企業の選定、出展支援業務を実施。 出展選定企業は次の7社。 ①㈱コスにじゅういち(新居浜市/西条市)②㈱サイバー(新居浜市) ③システムエルエスアイ㈱(松山市)④㈱タケチ(松山市) ⑤田中技研㈱(西条市)⑥ツウテック㈱(東温市)⑦㈱フラスコ(西条市) 展示会終了後、フォローアップとして企業訪問を行い、収集したニーズを地元企業とマッチン グさせた。2012年度から継続している当事業の3ヶ年の合計売上は 146,393 千円となってい る(2014.3 月現在) (1) 新産業創出及び地域産業革新の支援をする事業 1-4.中小企業新事業展開支援事業 〔新居浜市・委託〕 1.中小企業訪問調査に関すること。 新居浜市内の企業訪問を行い、行政の支援施策、セミナー、研修等の情報提供を行ったほ か、今後の支援に繋げるために現状についてヒアリングを実施した(30社)。 2.新事業展開の支援に関すること。 新たな取引先や技術提携先の紹介、大手企業ニーズとの連携コーディネートなど、新事業 展開への支援を行った(20社) 。 3.知的財産の相談に関すること。 知的財産に関する相談業務を行った(3社) 。 4.セミナーの開催に関すること。 若手経営者(後継者)および中小企業の管理者を対象に実践的セミナーや勉強会を開催し た。実施したセミナーは以下の通り。 (1) 若手経営者向けセミナー ①プレゼンテーション力養成セミナー(1日目) 2013年9月11日 ②プレゼンテーション力養成セミナー(2日目) 2013年9月18日 ③会議の進め方研修 2013年10月8日 ④航空機参入セミナー 2013年11月1日 ⑤プレゼンテーションの実施と評価 2013年11月20日 ⑥資金繰りを安定させるためには 2014年1月15日 ⑦CFRP加工セミナー 2014年2月19日 (2) にいはま女性起業スクール ①オープンセミナー 2013年6月30日 ②女性起業家の実態談/参加者自己紹介 2013年7月17日 ③起業するため必要なこと/事業計画書の作成 2013年8月6日 ④お客さん目線の大切さ/販売促進 PR 2013年8月21日 ⑤女性らしさを活かした立ち居振る舞い/コミュニケーション 2013年9月20日 ⑥資金調達の仕方/創業時に活用できる融資等 2013年10月24日 ⑦ネットビジネスの最前線 2013年11月26日 (1) 新産業創出及び地域産業革新の支援をする事業 1-5.新居浜ものづくりブランド創出・支援等事業 〔新居浜市・委託〕 1.新居浜ものづくりブランド創出・認定委員会の開催 新居浜の企業が持つ優れた技術・製品に対してブランド認定を行うための「新居浜ものづく りブランド創出・認定委員会」を創設し、有識者による委員会委員11名を委嘱した。 当委員会を開催し応募のあった製品・技術から新居浜ものづくりブランドの選考を行った。 2. 「新居浜ものづくりブランド」の認定 認定品の募集を2回(6月、12月)実施し、選考の結果、30社38製品・技術が認定 された。 ㈱アイワ技研 ㈱飯尾電機 イズミ精機㈱ ㈱大石工作所 ㈱小野鐵工所 おべ工業㈱ ㈱コスにじゅういち ㈱近文 ㈱サイバー 三光機械工業㈱ ㈲サンテクノ久我 ㈱シーライブ ㈲塩崎製作所 ㈲神野工業 ㈱曽我部鐵工所 ㈱タステム ㈱続木鉄工所 東和工業㈱ 新居浜機械産業協同組合 西機電装㈱ 萩尾機械工業㈱ 萩尾高圧容器㈱ ピーシートレンド㈱ ピクセルソフトウエア㈱ ㈱ホクト ㈲松川工業 ㈱マルヤス ㈱村上工業所 ㈱妻鳥通信工業 ユースエンジニアリング㈱ 3.認定式の開催 (1) 第一回認定式 認定企業25社の紹介と認定証授与、認定企業によるプレゼンテーション、基調講演など を行った。 日時:2013年8月26日 13:30~15:30 場所:新居浜市役所 5階 大会議室 (2) 第二回認定式 認定企業3社の紹介と認定証授与、認定企業によるプレゼンテーション、基調講演などを 行った。 日時:2014年3月18日 16:00~17:55 場所:リーガロイヤルホテル新居浜 (2) 地域企業の経営基盤強化の支援をする事業 2-1.TOYOものづくり産業支援事業 〔愛媛県東予地方局・委託〕 1.ものづくり生産現場診断・指導事業 (1) 事業概要: 生産管理に係る多様なノウハウを有するコンサルタントや大手企業OB等を 活用し、生産現場に特化した診断を行い、生産工程等の効率化に向けた指導を実施する。 (2) 診断・指導方法: 企業コンサルタントと大手企業OB等が生産現場をチェック・診断、 問題点等を洗い出し、重点ポイントを定めて改善策を企業側と一緒に検討、実施中。 (3) 診断企業 ① 四国竹林塗装工業株式会社 〔塗装工事業〕 住所:新居浜市泉池3-24 〔改善提案・指導〕作業場の2S(「整理」・「整頓」)、3定(「定位置」・「定品」・「定量」)管理の推進 ② 株式会社谷口金属熱処理工業所 〔熱処理〕 住所:西条市喜多川853-36 〔改善提案・指導〕納期遅れの改善、生産管理の見える化(管理ボード設置、データ活用、等) ③ 株式会社愛媛海産 〔海産物卸・加工・販売業〕 住所:今治市天保山町5-2-2 〔改善提案・指導〕作業標準時間の設定(生産効率管理)、作業場レイアウト変更 2.次代を担うコア企業経営者育成事業 (1) 事業概要: 中小企業がステップアップするためには、経営者自身の意識から変える必要が あり、実践的ビジネススクールとして評価の高い かながわサイエンスパークが主催する 「KSPビジネス・イノベーション・スクール」の場を活用して、意欲のある若手経営者の集 中指導を行い、次代を担う経営者を育成する。 (2) 実施方法: 「KSPビジネス・イノベーション・スクール」 実施日前後の夜の時間を活用して、KSPとえひめ東予産業 創造センターのスタッフが、マンツーマンで経営全般に関 する議論(個別ミーティング)を行い、経営上の問題点等 を抽出した。具体的な課題と解決策を実行レベルまで検討 し、新市場の開拓や新製品の開発など、今後の企業の成長 戦略を組み込んだビジネスプランを一緒になって立案。 (3) 参加者 ① 大石 憲一 氏〔株式会社大石工作所 代表取締役副社長〕 (新居浜市) 大石 智隆 氏〔株式会社大石工作所 工事部菊本営業所〕 (新居浜市) ビジネスプラン 「大石工作所会社 経営革新プラン」 策定 ② 森 順平 氏〔森清タオル株式会社 有限会社オルネット営業部長〕 (今治市) ビジネスプラン 「オルネット 5ヶ年計画書」 策定 (4) 成果発表 平成26年2月27日(木)に「事業成果・経過報告セミナー」を 開催、当該事業参加者のビジネスプランを東予地域の経営 者に披露するとともに、地域経営者等に対して意識改革の 必要性を啓蒙、普及を図った。 (2) 地域企業の経営基盤強化の支援をする事業 2-2.経営者支援事業 〔自主事業(民間企業等からの委託・請負)〕 1.目的 戦略的な経営を担う人材を育成し、会社組織として自律的な成長を促進させるため、 地域中小企業者などを対象に経営計画作成、営業展開サポート、必要な情報の収集と加 工・提供などにより経営基盤強化を行ったもの。 2.概要 支援にあたっては、当センター職員やコーディネータと中業企業診断士等の専門家が 一体となり、必要に応じてアドバイザーの活用も行いながら実施した。 ・対 象 者:参加希望者(主に中小企業の経営者) ・支援内容:経営計画作成支援、マーケティング指導、経営診断、事業の進捗状況確認、 販路開拓のため営業先への同行、情報提供 等 3.成果目標・効果 当該企業の経営理念に沿った事業展開を支援することで、中長期的に安定した経営内 容に導くほか、販路開拓のための営業同行で新規受注に結びつけた。 併せて、自主事業収入を得ることにより、当センター経営に寄与した。 (2) 地域企業の経営基盤強化の支援をする事業 2-3.技術・技能伝承支援事業 〔自主事業(民間企業等からの委託・請負)〕 1.住友化学株式会社の協力企業に関する技能伝承取組 (1) 動画法による技能伝承マニュアル作成 住友化学株式会社の協力会社16社のうち以下の5社においては、自社で動画を用いた手 順書作成が困難であることから当センターがマニュアル作成を全面的に請負うこととし、年 1社1テーマの作成を実施している。 ① 大島応用株式会社(専門:土木・建築) ア. テーマ「住友化学㈱ スレート屋根カバー工法作業手順書」 イ. テーマ「住友化学㈱ 架構床補修工事作業手順書」 ② 株式会社菅工務店(専門:土木・建築) ア. テーマ「住友化学㈱ 埋設物近傍における掘削作業手順書」 (埋設物:電気、計装、機械、土建等の配線・配管) イ. テーマ「住友化学㈱ プラント内での足場・養生壁の施工・管理作業手順書」 ③ 有限会社広栄築炉(専門:築炉) テーマ「㈱セラテック 反射炉煉瓦・キャスター補修作業手順書」 ④ 有限会社手嶋組(専門:築炉) テーマ「住友化学㈱ F-901 流動床焼却炉 キャスター補修工事作業手順書」 →次年度に延期 ⑤ 有限会社橋本電機商会(専門:モーター整備) テーマ「住友化学㈱ 5K―201A サイクロMO整備作業手順書」 →次年度に延期 2.株式会社丸山タオルに関する技能伝承取組 (1) 動画法による技能伝承マニュアル作成 テーマ「技術・技能伝承ソフト 動画を活用したプリントタオル製造工程作業手順書」 ①スクリーン製版→②染料捺染用色糊の調製→③顔料捺染用色糊の調製→④ハケの製作→ ⑤捺染(プリント)→⑥加工→⑦検査・包装 (2) 地域企業の経営基盤強化の支援をする事業 2-4.研修事業 〔自主事業(受講料収入及び民間企業等からの委託・請負) 〕 1.公募研修 (98社/353名) 研修 日程 受講者数 社会人としての心構え 新人社員 研修 メンタルヘルスとコミュニケーション 新人ビジネスマナー 平成25年4月2日~5日 企業数 32名 17社 41名 18社 27名 11社 2名 1社 32名 6社 40名 6社 ビジネスパソコン 中堅社員リーダー養成スクール(全10回) ※ 10月末現在、6回開催 平成25年5月20日 ~8月5日 平成25年5月31日 ~平成26年5月16日 HPC営業入門セミナー 平成25年6月8日 72名 21社 HPC営業力強化プロジェクト(全5回) ※ 10月末現在、4回開催 平成25年7月23日 ~11月12日 36名 8社 管理職リーダーシップ研修 平成25年9月27日 7名 3社 メカトロニクス研修(全8回) 平成25年7月17日 ~8月21日 64名 7社 353名 98社 銀行対応力向上セミナー(全6回) ※ 「銀行対応力向上セミナー」・「中堅社員リーダー養成スクール」・「HPC営業力強化プロジェクト」・ 「メカトロニクス研修」の受講者数は延べ人数。 2.受託研修 (3社/159名) 企業 研修 受講 者数 日程 業務改善活動推進セミナー 〔監督社員向け〕 (3回) 平成25年8月7・19・28日 25名 昇格者研修 平成25年8月21・22日 22名 業務改善活動推進セミナー 〔一般社員向け〕 (8回) 平成25年9月4・11・18・25 日 平成25年10月2・9・23・30日 84名 西条市 新任管理職員リーダーシップ研修 平成25年8月8日 19名 住友化学㈱ EXCELスキルアップ研修 平成25年9月9日 9名 住友金属鉱山㈱ 快適職場づくりのための コミュニケーション能力開発研修 平成26年2月26日 新創研 銀行対応力向上セミナー 平成25年10月23日 住鉱物流㈱ (2日間) 120名 13名 292名/5社 (2) 地域企業の経営基盤強化の支援をする事業 2-5.技術開発支援(助成制度利用)事業 1. 目的 東予地域の中小企業者が技術開発や製品開発、あるいは販路開拓のための調査等への 取り組みに対して、リスク軽減のため助成制度を用いるサポートを行う。 2. 概要 対象企業が独自のテーマによる研究開発や設備投資など新たな経営の柱を構築しよう と企画し、実施しようとする事業計画に対して、助成制度の紹介や提案書の添削など 採択されることを目的に支援を行う。 3.成果目標・効果 ①ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援補助金事業計画書の作成支援 新居浜市・西条市内の企業に補助金事業計画書の作成支援を行い、4社が採択を受け、設 備投資等を実施。 ②愛媛県が実施するスゴ技データベース登録の推薦 スゴ技データベース登録に関する情報提供を行い、希望のあった6社の申請書作成を支 援し、推薦を行ったもの。当センター推薦により登録された企業は次の通り。 ㈱大石工作所、イズミ精機㈱、㈲森下工業、住友重機械プロセス機器㈱、 新和工業㈱、㈱ジェーエスティ (3) 産業技術の高度化の支援をする事業 3-1.プラントメンテナンス技術者育成事業 〔自主事業(受講料収入)〕 平成20年度から5年間実施した「プラントメンテナンス技術者育成講座 マスターコース」の 継続事業として、グローバル化に対応し、一層のレベルアップを図った「オーバーマスターコース」 を新設し本年度より実施した。 <前身講座における平成20年度分は経済産業省の委託事業による「実証講義」として実施> 1.対象者 ・大手製造プラントのメンテナンスを担う中小鉄工業の現場管理責任者等 2.期間 ・前期:平成25年6月15日~7月20日までの10日間 ・後期:平成25年12月6日~平成26年1月25日までの5日間 3.コース 全16教科 113.5時間 (オリエンテーション・クロージングミーティング、英会話レッスンを含む) ・プラントメンテナンス オーバーマスターコース ・教科別選択受講コース 4.参加企業および受講生 ・旭国際テクネイオン㈱、㈲泉電気商会、㈱一宮工務店エンジニアリング本部、 一宮運輸㈱、㈱大石工作所、大島応用㈱、㈱おべ工業、㈱菅工務店、興安計装㈱、 四国電気工業㈱、昭和アステック㈱、新興プランテック㈱、住共エンジニアリング㈱、 住友化学㈱、㈱高田工業所、㈱東新製作所、㈱三好鉄工所、山内工業㈱ ・オーバーマスターコース ・教科別選択受講コース 12社20名 7社22名 5.成果 ・オーバーマスターコース受講者20名のうち17名が当該講座の定める要件(試験成績・出席日 数等)をクリアし、センター理事長より「プラントメンテナンスオーバーマスター(PMOM) 称号」を付与された。なお、本年度、要件をクリアできなかった3名については、次年度、 該当教科を再受講をする意思があり、要件を満たした者に対しては、称号が授与される。 また、本コースより取り入れた参加型のグループ討議であるが、従来の一方通行になりや すい単純講座に比べ、受講生自らが考え意見・情報を出し合い議論することで相互研鑽を 図ることを狙いとするもので、実践的な内容であり受講生はもとより参加企業関係者から も好評であった。これも一つの成果と言える。 (4) 地域産業支援のための施設の運営をする事業 4-1.施設賃貸事業 〔自主事業(施設及び機器の使用料収入) 〕 1.技術開発室の提供 現在の入居企業は次の8社。12室を使用中。 入居企業 事業内容 ㈲永愛ヒューマンリソーシズ 代表取締役 難波江 任 人材派遣業、業務請負業(社員教育、各種調査など) 〔202号室・203号室〕 NPO法人e-ワーク愛媛会員、(協)テックスタイル会員 ※7/1 から3号室を追加使用 ㈱トップエフォート パソコン及び、簿記・会計スクール業 代表取締役 莖田 政克 人材育成及び職業能力開発のための教育事業 〔204号室〕 ※7/1 から新規入居 ソフトウェアの開発・販売、ホームページ制作・販売 ピーシートレンド㈱ 代表取締役 伊藤 政彦 〔205号室〕 OA・FA業務用ソフトウェアの受託開発や各種情報処理 サービス、自社オリジナルソフト「ポカノン」の開発、販売 ㈱シーライブ ハードウェア/ファームウェア/ソフトウェア等の開発・ 代表取締役 鈴木 康士 設計・製作 、コンピュータベース計測システムのシステム 〔207号室・208号室〕 インテグレーション、など ピクセルソフトウェア㈱ コンピュータの設計・開発・試作・研究、 代表取締役 矢吹 隆志 ソフトウェア設計・製作、WEBシステム設計・開発、 〔206号室・309号室・310号室〕 プロセス制御システム開発・設計・製造 など ㈱クリエイト設計 代表取締役 橋本 広志 〔311号室〕 ㈲ワイエムテック 代表取締役 山徳 昭則 〔312号室〕 リージョナルデザイン㈱ 代表取締役 安孫子 尚正 〔313号室〕 ※6/17 に204号室から移動 産業機械装置、産業用ロボットの設計開発・製図 産業機械装置の配管設計 ソフトウェア開発 電子機器開発(組込ソフトウェア設計・製作) 都市計画コンサルタント(市民参加型業務アシスト、 官公庁業務アシスト、民間開発企画、調査、設計)、 まちづくりコンサルタント、建設コンサルタント など ※ 201号室は「特定非営利活動法人日本レスキュー支援協会」が短期使用(1年)の予定で 愛媛県からの委託事業を実施するために施設利用中。 (実質、満室の状態) 2.施設・機器の提供 テクノホール、応接会議室、小会議室、一般研修室、情報研修室、開放試験室、 恒温恒湿室、クリーンブース、オシロスコープ、金属組織検査装置、振動計、 プロジェクター、スクリーン、等の提供。 (4) 地域産業支援のための施設の運営をする事業 3.入居審査専門委員会の開催 平成26年3月10日(月)に「入居審査専門委員会」を開催し、現入居企業8社に対して委員に よる審査・助言を行った。 〔入居審査専門委員会 委員〕 氏名 会社名 部署名 役職 山田 正史 新居浜工業高等専門学校 電気情報工学科 教授 都築 伸二 愛媛大学 大学院理工学研究科 准教授 横田 克英 住友重機械工業株式会社 愛媛製造所 新居浜工場 愛媛製造所長 向井 重樹 向井重樹経営事務所 所長 村上 哲也 えひめ東予産業創造センター 事務局長 【総評】 入居企業の研究開発、主要業務及び財務内容について状況を把握した。 財務内容等に不安を抱える入居企業についてはセンター事務局の注意が必要。 売上が減少した企業もあるが、全体的には売上が伸びており景気が上向きあることを 実感した。 えひめ東予産業創造センターにおいては、引き続き入居企業の状況等に注意しながら 可能な支援を継続するものとし、審議の8社について入居継続における疑義は出なかった ことから入居の継続を認めるものとした。 (6) 地域経済の発展・活性に資する情報の収集、加工、創出及び提供をする事業 6-1.広報事業 〔自主事業〕 1.ホームページの設置 ホームページを通じて、当センターのセミナー、研修等の案内、また施策、補助金などの 情報発信を行った。カウント数 10524。(2013 5/16~2014 5/1)。日平均 29。 今年度からFacebookページを活用してセミナー・イベントの開催報告を発信した。 2.愛媛県スゴ技データベースへの企業推薦 愛媛県が追加募集のあったスゴ技データベースへ、イズミ精機(新居浜市)、大石工 作所(新居浜市)、ジェーエスティ(松山市)、新和工業(松山市)、住友重機械プロセ ス機器(西条市) 、中央ステンレス(四国中央市)、森下工業所(西条市)の7社を推薦 し、追加登録された 3.メーリングリストによる情報提供 国や県の補助施策情報、セミナー、研修等の情報について、メーリングリストにて地元 企業へ情報提供を行った(随時) 。 (7) 地域経済の発展・活性に資する団体及び組織等との交流及び支援をする事業 7-1.交流事業 〔自主事業〕 1. 「にいはま6:30倶楽部」の開催支援 地域の交流、ネットワークづくりをより円滑に運ぶため、新居浜商工会議所、新居浜工業 高等専門学校、新居浜市、及び当センターが事務局として持ち回りで実施している。 今年度(2013.7.19(新居浜市)、2014.1.29(新居浜高専))は、同クラブを2回開催した。当セ ンターでは開催案内の周知や当日の運営等をサポートした。 2.介護工学研究会の支援 介護工学研究会の事務局として、産学官連携の強化による介護機器の開発及び修理・改善 等を支援した。毎月「新居浜まちづくり協働オフィス」 、「新居浜高専内リエゾンルーム」にお いて定例会を12回開催した。 毎月第3木曜日は新居浜市総合福祉センターにおける福祉用具改善相談を実施、その他、 地域の福祉関連行事にも積極的に参加した。 3.「東えひめ事業創造塾」の開催 平成14年より、ビジネスに関心を持つ生活者と企業経営者、支援機関等が交流を促進する場 を提供することにより活動している。今年度は定例会や交流会の開催、イオンでのイベント活 動などを行った。 (8) 将来の地域経済・産業を担う人材の育成をする事業 8-1.ものづくり人材育成推進事業 〔新居浜市・委託〕 将来の新居浜市ものづくり産業の担い手となる人材を育成するため、小・中学生、高校生、 新居浜高専生を対象に、各年代に応じたプログラムを実施。 1.小学生対象事業『ものづくり体験教室』 (1) 工場見学&ものづくり工作教室 平成25年8月21日(水) 9:00~12:00 ・㈱西岡鉄工所、西機電装㈱ 工場見学 ・ぷるぷるテントウムシをつくろう (2) ものづくり工作教室 ・電子オルゴールを作ろう、・オリジナルキーホルダーをつくろう 平成25年6月23日(日)・11月24日(日)・平成26年1月26日(日) 10:00~12:00 2.中学生対象事業『ものづくり体験講座』 (1) 講座実施校:新居浜市立新居浜北中学校(1年生・67名) 講座実施スケジュール表 月日 内容など 9月20日(水) 10月8日(火) 10月24日(木) 10月29日(火) 11月19日(火) 11月26日(火) 12月3日(火) 1月21日(火) 講話:「新居浜地域産業のあれこれ」 講話:「火力発電所での仕事について」 「環境にやさしい水力発電」・「再生エネルギー燃料 電池」・「ペットボトルロケット」・高専キャンパス見学 見学① 住友共同電力㈱ 壬生川火力発電所 講話:「愛媛小林製薬の仕事」 見学② ㈱曽我部鐵工所、愛媛小林製薬㈱ ワークショップ① 「創造力を豊かにする方法」 ワークショップ② 「発表会ワークシートの作成」 ものづくり体験発表会 (ポスターセッション等) 3.高校生対象事業『高校生地域産業担い手育成』 新居浜工業高等学校が取り組む「高校生地域産業担い手育成事業」をサポート。 実施内容は、「企業見学」・「インターンシップ」・「デュアルシステム」・「匠の技教室」。 4.高専生対象事業『課題解決型インターンシップ』 事業実施企業及び学生一覧 企業名等 学生氏名 企業内 研修期間 ㈱曽我部鐵工所 新居浜市阿島1-4-25 濱崎 秀人 7/22~8/9 ユースエンジニアリング㈱ 新居浜市阿島1-4-82 一柳 彰悟 7/29~8/23 ㈱谷口金属熱処理工業所 西条市喜多川 853-16-1 島田 貴史 7/22~8/9 課題テーマ ナイロンコーティング軸の耐久 試験機による高負荷状態に おける性能特性 ベルトコンベア設計 及び組立 剃刀の刃についての硬さ および組織の検証 (8) 将来の地域経済・産業を担う人材の育成をする事業 8-2.四国地区高校生溶接技術競技会事業 〔自主事業・四国地区高校生溶接技術競技会実行委員会の事務局〕 1.目的 溶接は、あらゆる工業製品・建物等の構造物・自動車・航空機・大型船舶・化学プラント等、 さらには、パソコン・携帯電話、家庭用電気製品に至るまで、人類の生活圏を広げ、人類の生活 を豊かにし、環境調和を目指した人類の生活に向けて不可欠です。このように人類の将来にお いても重要な基盤技術であり、ものづくりに必要な技術を若い技術者が継承していきます。そ こで、次世代を担う高校生を対象に溶接技術競技会を開催し、溶接技術の向上と溶接技術者の 育成を図り、我が国のものづくり産業の国際競争力を高めることを目的としています。 2.開催日時 平成25年7月31日(水曜日) 開会式・競技説明・競技・表彰式・閉会式 3.場所 競技会場 (一社)日本溶接協会 四国地区溶接技術検定委員会 実技試験場 新居浜市ものづくり産業振興センター 実習棟 4.競技内容 (1) 被覆アーク溶接の部 JIS Z3801に基づく被覆アーク溶接(A-2F)に準ずる。 (2) 炭酸ガスアーク溶接の部 JIS Z3841に基づく炭酸ガスアーク溶接(SA-2F)に準ずる。 5.対象 四国地区の高等学校等で溶接に興味・関心を持って取り組んでいる生徒・学生 6.競技結果 (1) 被覆アーク溶接の部・・・参加:8校・9チーム・27名 ① 団体 ・優 勝:香川県立志度高等学校 Bチーム ・準優勝:愛媛県立新居浜工業高等学校 ・3 位:高知県立高知東工業高等学校 ・KOBELCO賞:香川県立志度高等学校 Aチーム ② 個人・・・3名入賞 (2) 炭酸ガスアーク溶接の部・・・参加:6校・7チーム・21名 ① 団体 ・優 勝:愛媛県立八幡浜工業高等学校 ・準優勝:愛媛県立今治工業高等学校 ・3 位:愛媛県立新居浜工業高等学校 ・KOBELCO賞:高知県立高知工業高等学校 ② 個人・・・3名入賞 公益財団法人を経営・運営・管理する事業 法人事業 本法人を適正かつ健全に経営・運営・管理するために、理事会や評議員会を開催する他、法人 の経営・運営・管理に係る諸々の業務を行った。 1.理事会 回 開催日時 議案・その他 1.理事会運営規則について 2.基本財産の定めについて 第1回 (定時) 平成25年 6月7日(金) 9:00~10:10 3.平成24年度事業及び決算について 4.諸規定の改正及び制定について 5.定時評議委員会の招集及び提出議案について 6.理事長及び専務理事の職務執行状況報告 (平成25年度定時理事会開催時まで) 7.平成25年度収支予算の補正について(報告) 平成25年 第2回 11月12日(火) 15:00~16:30 平成26年 第3回 3月25日(火) 15:00~16:05 1.平成25年度第1次補正予算案について 2.理事長及び専務理事の職務執行状況報告 (平成25年度上半期) 1.平成25年度第2次補正予算案について 2.平成26年度事業計画(案)及び平成26年度予算(案) 3.理事長及び専務理事の職務執行状況報告 (平成25年度下半期) 2.評議員会 回 議案・その他 開催日時 1.評議員会運営規則について 2.平成24年度決算について (決算は「承認」事項、事業内容は「報告」事項) 第1回 (定時) 6月26日(水) 13:30~14:20 3.評議員の選任について〔山際雅幸氏〕 4.理事の選任について〔篠原実氏、曽我部謙一氏〕 5.理事の辞任について(報告)〔大石隆憲氏〕 6.平成24年度の事業報告について(報告) 7.評議員の辞任について(報告)〔石本祐子氏〕 1.理事の選任について〔野田厚氏〕 第2回 (臨時) 9月30日(火) 11:30~12:00 2.理事の辞任について(報告)〔明日賀廣氏〕 <みなし決議> 公益財団法人を経営・運営・管理する事業 3.事務局 (1) 構造的な赤字に対する法人運営の抜本対策を地域行政と協議 ※ 自助努力並びに現在の財産運用益だけでは、公益目的事業及び法人運営が極めて困難 〔抜本対策案〕 ① 地域行政からの運営補助 ② 財産の取崩し(基本財産以外の財産の一部で事業実施) ⇒ レアなケース(担当税理士談) <税理士からのアドバイス> 1. 財産を取崩しても法人及び事業継続に問題はないか、残った財産の処理(保全)等に ついて愛媛県への十分な説明責任が求められる 2. 財産の取崩しについては、毎年(恒常的に)行わないよう中・長期的な計画の下で一括 して取崩しておく方が望ましいのではないか <1.とも関連> ③ 地域行政からの運営補助をベースに不足が生じた場合は財産の取崩し(①+②併用) ④ 建屋を新居浜市の所有とし当センターが指定管理(業務委託) その上で、賃貸料・使用料収入は当センターの事業収入とする (2) 産業人材育成事業の「(一社)新居浜ものづくり人材育成協会」への移管・統合 ※ 地元産業界・自治体からの要望 ① プラントメンテナンス技術者育成事業を(一社)新居浜ものづくり人材育成協会へ移 管・統合し同協会が実施する ② 上記事業を主として実施している当センターの「産業人材室(従事者4名)」を平成26年 度から「新居浜ものづくり産業振興センター」内に配置する ③ 上記事業について平成26年度から「(一社)新居浜ものづくり人材育成協会」の主催とす るも実質は従来どおり当センターが行う <完全移管のための移行期と位置付け> ※ 受講料は同協会が請求・受領し当センターに委託費として支払う ④ 平成27年度からは、「産業人材室(従事者4名)」は同協会の職員及び嘱託となり、同協会 が名実ともに当該事業を主催・実施の予定。 <完全移管>