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家 ー ヤマビルを見つけたら =

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家 ー ヤマビルを見つけたら =
が 中
妙内炒
☆☆☆☆ 農林 業従事 者 、地域 住 民 の 皆 さん へ ☆☆☆☆
ヤマ ビル を見 つ けたら
庭 先 や畑 な どでヤ マ ビル を見 つ けた ら、定着 して繁殖 しな い よ うに、す ぐに身近 な もの
を使 つて駆除 しておきま しょう。
(注 )ヤ マ ビルは、靴 で踏みつぶすだけでは死にません。
一
鴨の
タ
イ
ハ サ ミで 切 る
入れ て殺す
(火 傷 や 火災 に注意
)
吸 血 され た ら
ヤマビルを取り除 く。
吸盤 を剥す よ うに して、爪 で こそ げ る。
塩 や消毒用 エ タ ノー ル な どを ヒル にか けて除去 。
② 取り除いたヤマビルを殺す。(吸 血 したヒルは産卵をして増えてしまうから
)
塩 や消 毒 用 エ タ ノー ル な ど を か け る。
殺 ヒル ス プ レー や 虫 よ け ス プ レー を か け る。
,肖 毒 用
工,ノ ール
③ 傷 口を指でつまんでヒルの唾液成分を搾 り出 し、
消毒用エタノールや水で洗 う。 (治 りが早 い
)
④ 絆創膏を貼 つて、血が流れるの を抑 える。
(抗 ヒスタミン剤などの軟音をぬってお くと、かゆみが抑えられる。
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3Mご
い
か
と
よ
と
え
♪
働り
る
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※症状 が続 き発疹 や熱が 治 ま らな い 場合 は、皮 膚科 の 医師 に相談 しま しょう。
1・
′、
殺 ヒルス プ レー等 をか ける
焼
で
火
塩入容器 に ヒル を
ラ
C
や
こ証
2
消毒用 エ タ ノールや塩 、食酢、
,
′
3
周 辺 環境 の 手入れ (草 刈 り 落 ち葉 か き)
久ヽ一
春
ヤ マ ビル は乾 燥 した 環境 を嫌 う こ とか ら、日
「
当 りや風通 しを良 く し、ヤ マ ビルが 生息 しに く
秋
(6∼ 9月
い環境 にす る こ とが大切 です 。
)
落葉か き
、 (11∼ 3月
例 えば、家や畑 の 周 囲 な どの 草 刈 り、樹 木 の
伐 採 ・剪 定 、冬 の 落 ち葉 か きな どが 有効 です 。
Tyf
刈 つた 草 をその まま にせ ず に、その 場 か ら取 り除 き、数か所
に ま とめ て 乾 燥 させ る。
草 刈 りの 方
・刈 つた 草 を乾 燥 させ に くい場 合 は 、土 をか けるか 穴 に 埋め る、
堆肥 化す るな ど して確実 に処分 す る。
落 ち葉 か きの 方 法
地 面 が 見 え る程 度 に 落 葉 を除 去 す る。
<ヤ マ ビルの 生息 しやす い場所 >
・木 陰 や 物 陰
・草 地
4
・ 窪地 や谷筋 の湿 気 が 多 い 所
・ 野 生 動物 が 出現 す る所
・渓 流 や水域 の 周 辺
・ 人が 多 く通 る所
登 山道・林道
庭先・公園
キャンプ場
道の 端 (山 側 )
遊具やベ ンチ等の物陰
山際、炊事 場、 トイ レ周
辺、キャンプサイ ト周辺
野 生 動物 の 侵 入 防 止 柵
ヤ マ ビル に よ る吸 血 被 害 を拡 大 させ な いため に は、ヤ マ
ビル の運 搬 役 と され るニ ホ ンジカや イ ノシシ な どの 野 生動
物 を、生活圏 に近 づ けな い こ とが重要 です 。
農 地 や住 宅地周 辺 に 野 生動 物 が 多 く出現 して い る場 合 は、
山林 と生 活 圏 の 間 に獣 害防 止 柵 を設置 して動 物 の 侵 入 を防
ぎます 。
さ らに柵 周 辺 の 樹 木 の 伐 採 や草 刈 りな ど行 う こ とに よ り、
乾 燥 した見 通 しの よ い 空閑 地帯 を つ くつてヤ マ ビル や ニ ホ ン
ジカ 等 を近寄 らせ な い環境 整備 を行 う こ とも重要 です 。
)
5
薬剤 の使用
︺ ¨
ヤマ ビルが 多 く生息 している地域で、人が頻繁に出入 りす る場所
に防除効果の ある薬剤 を撒 くことによ り、吸血被害を軽減 させる こ
とができます 。
市販の薬剤 には、ディー トを有効成分 とするスプ レーや粉剤 ・液
剤が あ ります。
【
使用方法】
散 布前 にヤ マ ビル の 誘 引 を行 う ことが 重要 で す 。誘 引 して地 表 にヤ マ ビル を誘 い 出 し、
対 面散 布法 で 薬剤 をヤ マ ビル に直 接付着 す るよ うに散 布 します 。
手順 ①
②
③
④
吸血被害を防ぐ…吸血被害を予防する服装をして、忌避剤をスプレーする
除草…散布前に雑草を刈り、薬剤がヤマ ビルの体表にかか りやすくする
ヤマビル誘引…竹筆などを使い 2∼ 3名 でヤマビルを誘い出す
散布…散布量の目安は、地表がうつすらと白くなる程度 (10∼ 20g/市 )
服装 ・ 忌避却
l
ヤマ ビルの誘引】
【
熊手や棒な どで地表をかき回 した り振動を与えた りし、息 (二 酸化炭素や熱)を 吹き付
けることを約 3∼ 5分 続 けて行 います。
対面散布法の必要性】
【
ヤマ ビルは 2つ の吸盤 を使 ってシャク トリムシ状に歩 いて石や枯れ葉に隠れているので、
一旦ヤマ ビル をおびき出 し (誘 引)直 接体表 に薬剤 を散布す ることが必要です 。
薬剤 を空間 に噴霧 しても、ヤマ ビルは蚊やハエのよ うに飛ぶ ことはな く、薬剤が直接体
表 に付着 しないので、ヤマ ビルは死にません。
【
使用上の注意点】
薬剤を多量 に散布す る ことによ り自然環境へ影響が及ぶ恐れ もあるため、緊急的・局所
的な対策 として適切な散布 を行 う必要が あ ります。また水域 への流出 を防 ぐために沢や河
川周辺での散布は避けま しょう。
6
継続 した対策
ヤ マ ビル の生息 しに くい環 境 づ くりや野生動 物 の 侵 入防止柵 の 設置 、薬剤 の 使 用 な ど
に よ ってヤ マ ビル 数 を減 少 させ る こ とは で きて も、簡 単 に全滅 させ る こ とは 困難 で す 。
そ の ため 、効 果的 な対策 を根 気 よ く継続 して い くこ とが 、被 害 を防 ぐため に重 要 です 。
7
吸 血 予 防 のために
ヤマ ビルに吸血 されないためには、靴下や長靴を用意す るとともにヤマ ビルが も ぐり込む
服装のす き間をな くし、靴や靴下な どの足まわ りに忌避剤 を一面に塗布 しておけば、ヤマ ビ
ルの侵入を防 ぐことができます。
<活 動時期 >
吸血行動 が活発に見 られ るのは 4月 か ら10月 で 、特 に気温が25° c前 後で湿度70%程 度 の
6月 か ら9月 ごろには、地表にヤマ ビルが 多 く見 られ るので、注意が必要 です。
<服 装 >
①
②
③
④
長靴や地下足袋などを履 く (サ ンダル、運動靴な どは吸血 されやす い)。
靴下は、長 いもの、生地の目が細か いものを履 く。
ズボンの裾 を靴下の 中に入れる。上着の裾 をズボンの 中に入れ る。
首や肩周 りに、忌避剤 をつ けた手ぬ ぐい等 を巻 く。
<忌 避剤 >
塩水
(濃 度
20%)や 市販の忌避 スプレー な ど
忌避剤 の使 い方
軒ヒ
20%食 塩水 をつ けたサ ポーター 、
市 販 忌避 スプレー を付 けたサ ポ ー ターを
靴 の 上 に巻 〈
ボタンの つい た
シャツは避 ける
シャツの裾 は
焚耗 あ皐た入れる ヽ
_4
現場 で
その都 度
スプレー す る
足
ズボンの裾を靴 下の 中に入
足 釧t:
靴 下 は長 めて厚 手 の もの を
着 用する
してか ら使 用する
問 い合わせ先
神奈川県県央地域県政総合センター 環境部環境調整課
〒243-0004 厚木市水引
電話(046224-1lll 内線 2231、 2234
:
2-3-1
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