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フォ - 小鹿野町
広報 おがの 町の文 化 財 フォト ニ ュ−ス フォト ニ ュ−ス 広報 おがの 小鹿野 フォトニュース 陸上競技「やり投げ 新井涼平選手」講演会と実演 12/17(小鹿野文化センター・小鹿野高校グランド) 小鹿野高校地域恊働プロジェクト推進委員会の 働きかけで、 やり投げの日本のトップ選手として、世 界で活躍している新井涼平選手が来町し、講演会と やり投げの実演を行いました。講演では目標を持つ 事の大事さを実演で は具体的なトレーニ ング方法などを含め、 地域の後輩達にエー ルを送っていただき ました。 町の文化財 小鹿野町消防団出初式 1/10 法養寺薬師尊縁日 1/8 (両神薄薬師堂) 終 始 和やかな 良 い 雰 囲気で、生徒達は熱心 に新 井 選 手 の 言 動に 注目していました。 問合せ◆教育委員会社会教育課☎75-0063 No.125 屋根瓦が葺き替えられた加藤家住宅 加藤家住宅修理事業 ◆ ◆ 加藤家住宅(平成7年3 理工事を実施することになりました。 月30日町指定有形文化財) 修理工事では、建物全体に工事足場を組み立て、1 は、上二丁目十輪寺門前 階北側庇屋根、 2階屋根、 3階屋根全体の古い瓦と瓦の に位置し、土蔵造り町家で 下地に塗られた土をすべて取り除きました。 その後、 野地 瓦葺き、切妻造りの3階建 下地(屋根の下地板)を修理・清掃し、 ルーフィング(繊維 ての建造物です。 桁行12.6 品にアスファルト加工した長尺で紙状の防水材料。 瓦の m、 梁間13.5mを測り、 街並みの中で群を抜いて大きく威 下地)を貼り、 新しい瓦が葺かれました。瓦は「三州瓦本 容を誇っています。明治13年(1880)加藤恒吉翁によって いぶし瓦」が使われました。三州瓦は、江戸時代から日 建てられ、1階を日用品・食料品などの店舗、2階を養蚕 本の瓦の三大産地(三州=三河・愛知県東部、石州= 飼育に使用していました。 中3階までの吹き抜け部分が 石見・島根県西部、 淡路=兵庫県) のひとつとして知られ あり、 滑車で荷物の昇降を行っていました。 また、 3階は階 ています。瓦産業は大都市の発展とともに栄え、 中でも 下で使う火の煙出しとして設けられたといいます。 また、 三州は、重量物運搬に敵した海運の便に恵まれ、江戸 広大な敷地の中に建造当初からの門、 玄関、 母屋、 蔵な に販路を求めて発展し、 現在も国内最高の瓦生産量を どの建物がよく残っています。県内でも明治初期の木造 誇っています。本いぶし瓦は、 良質の粘土を高温で焼き 商家建造物は数少なく、 たいへん貴重な文化財といえま 上げ、焼成の最終段階で瓦をいぶし、表面に炭素を主 す。 成分とする銀色の皮膜を作っています。耐火・耐水はも きりつま たけゆき はりま しゅおく 10 さんしゅうがわら 馬上のクダゲエ 1/14・15 (藤倉) せきしゅう 今年度の文化財保存事業として加藤家住宅主屋の ちろんですが、 耐寒性や耐震性、 断熱性、 耐久性にすぐ 屋根葺き替え修理事業が行われました。 加藤家住宅は、 れたものです。 建造後130年以上が経過し、 損耗や老朽した部分が各 古い建物のため、屋根にひずみがあり、下が狭く、上 部に見られます。特に屋根は瓦の葺きの乱れや不陸(不 が広がっている部分もあり、 四角とはいえない屋根を葺く 揃いで平らでないこと)が目立ち、 特に2階棟瓦の建物中 には困難もありましたが、 全体のバランスを見て見事に葺 央に向けての傾斜が著しくなっていました。 小屋裏(屋根 き替えられました。約3,700枚の平瓦と1,200枚の丸瓦が と天井との間の部分)には瓦の破損によると思われる雨 使われ、重量は以前の半分になったということです。屋 漏りが生じていました。 また、 建物全体が屋根瓦とその下 根の最上部にあたる棟は瓦を何枚も重ねて高さを誇っ 地として使われた土の重量に耐えられず、構造部材が ていましたが、 今回は重量を考慮して低く葺かれました。 破損しているものが見られました。 鬼瓦も130年前のものは威容を誇っていましたが、 これも そこで、 屋根瓦全体の葺き替えを行うことが計画され、 小型化して取り付けられました。北側の棟には「常盤 町文化財保護審議委員会などの指導・助言を受け、 修 屋」 と名入りの飾りが復原されました。 ふりく 山田大久保の道陸神焼き 1/14 (両神小森) お焚き上げの中心で焼いたご神体の石を、 30m程先の社に素手で戻します。 橋詰のドウロク神焼き 1/16 (河原沢) ◆占い結果◆ 天候/降り照りが半々で大荒れは無い、3月(新暦)に降り があるので雪の可能性がある。 大世(おおよ・社会情勢)/前半はあまり芳しくないが後半 はまずまずのお示し。 年末年始は比較的暖かい日が続きました ロウバイ ▲今年の氷柱オープン 暮れには両神荘の付 近にあるロウバイが、年 明けには各 所で白 梅が 咲き始めたという情報が 寄せられました。 また、冬の寒さがもた ▲昨年の氷柱オープン らす壮大なアート『 尾ノ 内百景氷柱』を始めとする秩父地域の氷柱の名所(大滝 の三十槌や横瀬あしがくぼ)も、例年の同時期と比較する と氷の成長が遅い状況が続きました。 11