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H21公表例題 上級教養試験 ( PDFファイル / 551KB )

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H21公表例題 上級教養試験 ( PDFファイル / 551KB )
上級採用試験 教養問題
【例題1】 兵庫県の平成 20 年度当初予算に関する次の記述のうち、誤っているのはどれ
か。
1.平成 20 年度当初予算は,新行財政構造改革推進方策を具体化する初の予
算であり,スタートとなる平成 20 年度を「兵庫の再生元年」と位置づけ,
参画と協働を基本姿勢として,
「元気で安全・安心な兵庫づくり」をめざ
している。
2.一般会計の予算規模は,職員給与や行政経費,投資的経費の抑制を図っ
ていく中で,対前年度比 94.6%と,過去最大の減少率となったが,11 年
連続で 2 兆円を上回る予算を計上した。
3.県税収入は,個人県民税が増加するものの,原材料価格の高止まり等に
よる法人税関係税の減や,建築物新築着工の減による不動産取得税の減
等が見込まれることから,県税全体では,対前年度比 97.7%の 7,340 億
円を計上した。
4.投資事業を抑制したことにより,臨時財政対策債を除いた県債発行額が
平成 19 年度年間見込額に比べて減少したことから,プライマリーバラン
ス(基礎的財政収支)は,18 年ぶりに黒字となる見込みである。
5.阪神・淡路大震災からの復旧・復興を進めてきた結果,ようやく人口や
県内総生産が震災前の水準を超えたが,震災関連県債の残高は,平成 19
年度時点でも,県債残高全体の約 1/4 を占めており,その償還が大きな
負担となっている。
(正答)2
上級採用試験 教養問題
【例題2】
今年度,兵庫県が取り組む施策に関する次の記述のうち,誤っているのはど
れか。
1.豊富で多彩な観光ツーリズム資源の魅力を全国に発信することにより,観
光客誘致を図る「あいたい兵庫キャンペーン」を平成 20 年 10 月から 21 年6月ま
での9ヶ月間行い,
「感動を呼ぶツーリズムひょうご」の実現をめざしている。
2.人口が減少し,高齢化が進んだ小規模集落が兵庫県では 200 を超えるといわれて
おり,こうした小規模集落を対象に,集落住民による地域づくりの合意形成や都
市地域との交流を通じて活性化を図るため,アドバイザーの派遣,都市とのマッ
チングや交流事業,交流拠点の整備等を行うモデル事業を段階的に実施する。
3.少子化が進む中,子どもを育てながら働く人のために,事業所内に保育施設(定
員3∼9人)を設置する事業者に対し,設置に係る経費等の一部を補助する。
4.神戸に整備される世界最高性能の計算速度を有する次世代スーパーコンピュータ
ーの立地にともない,利用支援施設として「高度計算科学研究支援センター(仮
称)」の整備を進めるとともに,セミナーの開催や技術支援スタッフの育成など,
産業利用を支援する各種事業を実施する。
5.東南海・南海地震の災害発生時に,迅速かつ円滑な誘導避難を推進するため,災
害時要援護者支援モデル事業として,阪神地域の市において,災害時要援護者デ
ータベースや住民基本台帳カードを利用した避難状況確認システムを構築する。
(正答)5
上級採用試験 教養問題
【例題3】 平成19年12月に成立した「政治資金規正法の一部を改正する法律」に関す
るア∼ウの記述の正誤を正しく組み合わせてあるのはどれか。
ア.今回の改正法により規制の対象となる国会議員関係政治団体は,平成21年1月
1日から,1万円以上のすべての支出について領収書を徴収し,保存すること
が義務づけられた。
イ.国会議員関係政治団体の会計責任者は、収支報告書を提出するときは,あらか
じめ収支報告書等について,必要な研修を修了した登録政治資金監査人による
政治資金監査を受けなければならない。
ウ.平成20年4月1日から法務省に政治資金適正化委員会が設置され,5名の委員
は,国会の議決による指名に基づいて法務大臣が任命する。
ア
1.正
2.正
3.正
4.誤
5.誤
イ
正
誤
誤
正
正
ウ
誤
誤
正
誤
正
(正答)4
上級採用試験 教養問題
【例題4】 税に関する記述で,誤りのあるものの組み合わせとして正しいのはどれか。
ア
累進課税とは,課税標準が増えるほど高い税率を課する課税方法のことであり,
日本では所得税や贈与税などに採用されている。所得再分配の観点や,担税力の
公平等という考えから世界各国で採用されている。
イ
平成 15 年度税制改正で導入された法人事業税の外形標準課税は,資本金や人件
費など所得以外の一目でわかる基準をもとにして税額を決めるため、赤字であっ
ても税額が発生することから,不況時にも一定の税収を見込むことができる。こ
の課税方式は、これまで所得に課税されていた資本金が1億円を超える法人(公
益法人などを除く)を対象に、平成 16 年 4 月1日以降に開始する事業年度から
実施された。
ウ
直間比率とは,租税収入全体における直接税と間接税の割合のことである。どち
らに重点を置くかは,各国の社会経済事情などによって異なる。日本の場合,概
ね国税の直間比率は直接税6対間接税4,地方税の直間比率は直接税8対直接税
2である。以前は間接税の比率が高かったが,近年は直接税の比重が増しつつあ
る。
エ
消費税は,平成元年4月から導入された間接税で,取引の各段階で売上に課税す
る売上課税を行い,適用税率や税額など法定されている記載事項を記載した書類
により,前段階の税額を控除するインボイス方式を採っている。このインボイス
方式は,帳簿や請求書等の記録に基づいて前段階の税額を控除する方式よりも,
脱税監視に効果があるとされている。
オ
平成 11 年度税制改正により,当時著しく停滞していた経済活動を回復させるこ
とを目的として,所得税については,税額の 20%相当(上限 25 万円)
,個人住民
税では 15%相当(同4万円)を控除する定率減税が実施された。この定率減税は,
経済状況の改善等を踏まえ,平成 18 年分の所得税及び平成 18 年度分の個人住民
税から減税幅が2分の1に縮減され,平成 19 年分の所得税及び平成 19 年度分の
個人住民税からは全廃された。
1
(ア,イ)
2 (イ,オ)
3 (ウ,エ)
4 (エ,オ)
5 (ア,オ)
(正答)3
上級採用試験 教養問題
【例題5】 主要国首脳会議(サミット)について記載した次の文書のなかで,下線を
引いた①∼⑤のうち,誤っているのはどれか
主要国首脳会議(サミット)は,1975年にフランスの①ジスカールデスタン大統領
がフランスパリ郊外のランブイエにアメリカ,イギリス,西ドイツ,イタリア,日本
の首脳を招待して第1回会議が開催された。翌年の第2回目からは,アメリカの②ジ
ミー・カーター大統領の要請によりカナダが加わることになった。
イラク戦争後の2003年6月の③エビアン・サミット(フランス)から,ロシアが完
全にすべての日程に参加するとともに,同サミットには,④中国,インド,エジプト
など12カ国の首脳,さらには国際連合や世界銀行など国際機関の責任者も招待され,
意見交換が行なわれた。
2008年は⑤北海道洞爺湖町で開催の予定である。
(正答)2
上級採用試験 教養問題
【例題6】
本年3月小学校及び中学校の学習指導要領が改訂されているが,この改訂に
関連した次の記述ア∼ウの正誤をいずれも正しく示しているのはどれか。
ア.
「生きる力をはぐくむ」を新たな基本理念とし,確かな学力,豊かな心,健やかな
体の知・徳・体をバランスよく育てることが大切であるとした。
イ.積極的にコミュニケーションを図る態度を育成し,言語・文化に対する理解を深
めるために,小学校低学年から外国語活動を導入した。
ウ.つまづきやすい内容の確実な習得を図るための繰り返し学習や,観察・実験など
知識・技能を活用する学習の充実のため授業時数を増加した。
ア
イ
ウ
1.正
正
誤
2.正
誤
正
3.正
誤
誤
4.誤
正
誤
5.誤
誤
正
(正答)5
上級採用試験 教養問題
【例題7】
(正答)4
上級採用試験 教養問題
【例題 8】
(正答)2
上級採用試験 教養問題
【例題9】
(正答)5
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