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ラベンダーの花被の形態及びそれに関係する諸形質の系統間変異と精油
Title Author(s) Citation Issue Date ラベンダーの花被の形態及びそれに関係する諸形質の系 統間変異と精油含量との関係について 細川, 定治; 津田, 周弥 北海道大学農学部附属農場報告, 12: 106-116 1964-02-28 DOI Doc URL http://hdl.handle.net/2115/13270 Right Type bulletin Additional Information File Information 12_p106-116.pdf Instructions for use Hokkaido University Collection of Scholarly and Academic Papers : HUSCAP ラベンダーの花被の形態及びそれに関係する諸形質の 系統間変異と精油含量との関係について 細川定治・津田周弥 か 1パーセント前後であるため,収量,収油率等 I.緒論 ラベンダ~ に関して調査し,又選抜育種を正確に行なうには ( R a v e n d e r )は「しそ科 J( L a b i a t a e ), L αvandula属の多年生小濯木である。 PARRY, E . 長い年月を要する。 乙述べたように,ラベンダー油は主として花 前l ] .( 1 9 2 1 )の記すところによれば, Lamotheは本属 被ζ l含まれているものであるから,とれに関連す を 2つの穫に分け, る形態学的諸形質の系統聞の差の有無と,それら 1 . Lavandulal a t i f o l i aVIL L . , L .ψi c av a r .L . の収泊量,乃至収油率との関係を見出すととがで 2 . L .o f f i c i n a l i sCHAIX,L .ver α ,DC. , L .s p i c a きれば,非常に有用な選抜指標として役立ちうる var .L であろう。 としたが, JORDANは後者を更に次の 2つの s u b . d i v i s i o nに分類している。即ち L .jトagrans これらの立場から,著者らは花について形態学 l関連した諸形質の系 的観察を行ない,日くに花被ζ 統聞の変異の程度を調査し,これらと精油の収量 L .De か んinensisJORDAN 乙のほかに L .Hybrida俗に Lavandin といわれている L .j 向g ransと L .l a t i f o l i aとの雑 である。 に最も関係の深い形質を見出す ζ とを試み,興味 ある結果を得たので,乙こに報告する乙ととした。 1 1 . 観察結果及び論議 種と考えられているものも広く見出されている。 ・ .o/ f ic i n a l i sCHAIX であっ 栽培ラベンダーは L 1 花の形態 て,香料用の作物として利用され,その精油は花 材料と方法:曽田香料K.K.南沢岡場に定植中 を蒸溜して採集する。ラベンダーはスイスに源を の系統中,中咲 2 -2を主として用いたが,他の系 発し,その栽培はイギリス,フランスにおいて盛 統も比較のため時に供用した。観察は肉眼と,顕 である。本邦では,北海道にその栽培が集中し, 微鏡を用いて行なった。顕微鏡観察は,ナワツシ 1962年度の栽培面積は 1, 9 9 4 . 7haで , 4, 058kgの ン液にて固定,パラフイン切片誌にて厚さ 1 5 μ内 精油を産している。栽培面積は年々増加の傾向に 外のプレパラートを作り,デラフィーノレドヘマト 962年度は 40, 400kgを輸入しており,栽 あるが, 1 キリンによって染色したものによった。 培面積の増加はもとより,収量,品質の向上が強 く望まれている。 然しながら,ラベンダーについての研究は植物 観察結果:花序は穂状輪撒花序を呈し 1本の 花茎 l とは平均 6~ 1lの花輪生体 (Verticil) がある。 1つの花輪生体は 2つの輪轍花序からなり 1つ 学的にも農学的にも殆んど未開拓の分野であって の輪轍花序には 5~10 前後の花がある(第 1 図 A 著者らの知る限りにおいては,前述のような分類 1及び 2 ) 。 と,牧野 ( 1 9 4 9,1 9 5 1 )が染色体数を確定し (2n= 花はがく筒,花冠,雄ずい,及び雌ずいの各花 5 0 ),又その開花習性ζ l関して観察を行なっている ),がく筒の下 菜から形成され(第 1図 A 2及び 3 にすぎない。文ラベンダーは,多年性であり,品 部末端から,花冠先端まで, 1.3~ 1.5 cmの長さを 種または系統が栄養系であることと,収油率が僅 有し,がく筒の最大直径は 3~4mm ,花冠開口部 1 0 7 先端の最大直径は約 1cm前後である。 がく筒(第 1図 A-5,B及びc)は長さ 5-7mm る 1個の基底細胞,これよりやや直径の小さな, 円筒形の 1個の柄細胞,その上 l 乙原形質 l こ富む 1 で , 1 3本の維管束が縦に走り,その外側 ζ厚膜組 i 個の盃状の冠細胞からなる。乙の盃状細胞は球形 織が発達する。外面の表皮組織はクチクラの層に をなすクチクラの薄膜により覆われている。 より取囲まれ,個々の表皮細胞は他の柔組織細胞 4 ) 腺毛(第 2図 , D 及び E): しそ科植物に特 ' ;至 5 に比して小型且つ扇平である。柔組織は 31 有な腺毛は,がく筒脈問の凹部,花冠外面 l こ主と 層の細胞からなり,密に充実している場合と海綿 して発達するが,雄ずいにもみられる。基底細胞 状を呈して,細胞間隙が認められる場合とがある。 柄細胞,その上の 8細胞からなるほぽ局平な球型 個々の細胞には葉緑体が含まれている。最内層は をなす冠細胞群から構成される。冠細胞群はさら 内面表皮で,これは小型の細胞からなり,がく筒 に共通な 1枚 の ク チ ク ラ の 薄 膜 に よ り 覆 わ れ る / 3までの聞には厚膜構造が発 の長さの下部より 1 ( 第 2図 , D 及び E の矢印)。 達するが,乙れらはもろく,鉱物質の沈積がある 5 ) 短針状毛茸(第 2図 , F ) : がく筒,花冠の先 ものと考えられる。外面表皮,先端部の内面表皮 端部,花柱,雄ずい等にみられる 3細胞からなる ζ lは後述の多くの種類の毛茸が発達する。 毛茸である。 花冠は上唇と下唇とからなる(第 1図 A 3 )が , 6 ) 乳頭状毛茸(第 l図 C の矢印):花被の表皮 その分化はあまり判然としたものではない。上唇 殆ど至るところにみられる 3細胞からなる毛茸で は 2裂,下唇は 3裂する。花冠は内面及び外面表 あるが,これは他の毛茸の未分化の状態のものと , D) 。外面 皮 , 2-3層の柔組織とからなる(第 1図 考えられる。 内面表皮細胞は山型の突起を有し,クチクラの層 精油は花被の柔組織細胞に万遍なく小滴をなし は薄い。表皮からはやはり多種類の毛茸が発達 て含まれるが,毛茸と気孔細胞には,とくに大型 する。 の油滴が認められる。 J ζ は気孔が散在する。 以上の花被の外面表皮I: 雄ずい(第 1図 A-4及び 5 )は 4本あり各雄ずい の蔚は 4室からなる。その結合組織の部分からも 含有量に対する関係 材料と方法.曽田香料K.K.,南沢圃場の優良系 統選抜試験圃場の第 1集区に収められていた次の 毛茸が発達する。 雌ずい(第 2 花に関係する形質の系統間差とその精油 1図 A 6 )は梶棒状を呈し,柱頭は分 裂しない。子房は 4室からなり,子房上位である ( 第 1図 , A-4) 。 1 1系統の除外株の内,任志:の株をサンプノレ個体と した。 早咲 2-1(E 2-1と略す) 花被上ζ l発達する毛茸は種々の形態的分化を示 中咲 2-2(M2-2 / / ) 中咲 2-1(M2-1 / / ) 1 ) 星状多細胞毛茸(第 2図 , A): がく筒を走 遅 咲 1-5( L 1-5 / / ) る脈の部分の外面表皮,及び花冠外面表皮より発 遅 咲 1-4(L 1-4 / / ) 達するもので,これら器管のほぼ全面を覆ってい 遅 咲 1-3(L 1-3 / / ) る。基底細胞,柄細胞,その上ζ l表皮にほぼ平行 遅 咲 1-1(L 1-1 / / ) に,四方 ζ発達する細長い冠細胞群からなり,先 l 遅 咲 2-1(L 2-1 / / ) 端の冠細胞は尖っている。 早咲 1-3(E 1-3 / / ) 早咲 2-3(E 2-3 / / ) し,次のように分類する ζ とができる。 2 ) 長針状毛茸(第 2図 ,B ) :花冠咽喉部内外表 皮上に発達し 3つの細胞から成る。 3 ) 長根棒状毛茸(第 2図 , C):花冠咽喉部上方 在来種 0本 乙れら個体より株別にランダムに採った 1 乙密生する(第 1図 , A-5) 多細胞毛茸であ の内面 l の花茎をサンプルとして,輪生体数(花階数),花 る。長く伸長し,不規則に敏曲する細胞膜を有す 数,花茎上の 1輪生体内の平均花数を調査し,分 1 0 8 分散分析の結果(第 1表),系統聞に有志な差の 散分析した。次に株を無視して各系統停に開花当 日の花 10個をとり,トーションバランスで重量を あるととが確認された。同一系統の株間にも差が m g単位で測定し,又別にとった花をがくと花冠 認められるが,一株内での変異は 1乃至 4であっ とに分けて同じく重量を測定した。 て,比較的少ない。 2 . 1花茎あたり花数 i欠 lζ 以 l二の諸 5~質と,収油量その他の諸形質の 関係を,相関係数を求めることによって倹討した。 I I I . 平均は 60花から 97花までの変異があり,分散 分析の結果(第 2表)系統聞の差は有意である。同 結 果 一系統の株聞にも有意な変異がある。株内では変 1 . 花輪生体数(花階数) 異の少ないもの多いものがあり,平均値の大小と Table 1 . S t r a i n 寸 ヘ Sumo f 1 Dom. 1 のむつ Numbero fv e r t i c i l sp e rf l o w e rs t a lk . iJ1 iIE5 L 1-4 M 2-2 L 2-1 63 6 9 56 9 0 M 2-1 L 1-1 9 1 8 3 7 4 5 1 65 72 58 8 5 5 9 1 0 5 68 92 7 8 7 3 57 63 7 0 57 9 0 64 1 1 2 7 1 95 7 9 6 4 56 63 75 58 8 9 62 1 0 1 7 0 Sumo f4p l a n t sI 368 3 2 1 2 7 9 2 2 4 254 2 8 6 3 5 4 2 4 3 8 . 0 7 . 0 5 . 6 6. 4 7 . 2 1 0s t a l k s p e rp l a n t Average 9 . 2 1 2 2 9 5 . 7 1 1 1 4 1 8 I 2 7 4 . 1 I1 0 . 5 8 . 9 I 6 A n a l y s i so fv a r i a n c e Sourceo fv a r i a t i o n D. F. S. S . M. S 9 7 . 9 3 Betweens t r a i n s 1 0 9 7 9 . 3 Betweenp l a n t s 3 3 31 .2 0 . 9 4 5 3 9 6 1 9 7 . 8 49 9 0. 4 3 9 1 2 0 8 . 3 Withinp l a n t s T o t a l F 1 0 3 . 6 * ' : ' 1 .8 9 4 引ミ L .S . D .( P 0 . 0 5 ) = 0ムL. S . D .(P=0.0l) = 0 . 6 二 S t r a i n t 1 .4 中主 3 . 3 * * 2.4** 1 .6 * * 3 . 5 キ* 3 . 2 * ' : ' 1 .3 " * 2 . 8 * * 2 . 3 " " ' ' 1 .9 本* 1 .5 * * 3 . 1 * * 1 .1 * * 0 . 9 * * 2 . 5同 1 .6 ネ ネ 0 . 8 料' 0 . 6同 0 . 5 * 2 . 0 ネ ネ 0 . 1 E 2-1 5 . 6 4 . 9 *主 3 . 6 林 瓦 1 :2-2 5 . 7 M 2-1 6 . 1 4 . 8 * * 4. 4 * ネ L 1-5 6. 4 4 . 1 計三 E 1-3 6 . 9 3 . 6 ' : " : ' 2 . 8 * * 2 . 3料、 1 .1 * * 0 . 3 E 2-3 7 . 0 3 . 5 下 : ミ 2 . 2 * * 1 .9 * * 1 .0 ** 0 . 2 L 1-4 7 . 2 3 . 3 ポ ポ 2 . 0 ' : ' * 1 .7 ネ 本 0 . 8・ヰ Dom. 8 . 0 ケド 2 . 5 1 .2 * * 0 . 9 * * L 2-1 8 . 9 1 .6 ポ* 0 . 3 L 1-3 9 . 2 1 .3 * キ L 1-1 1 0 . 5 1 .3 料 0 . 8 ' : ' 0 . 5 ' : ' 1 . 2 * * 0 . 7 * 0. 4 ' " 0 . 8榊 0 . 3 0 . 1 1 0 9 第 4表に示したように,開花した花の重量につ 平行しているもののようである。 3 . 1輪生体内花数 い て は l Om gから 14mgまで,平均値聞の変異 花茎毎 l 乙 1花茎上の花数を輪生体数で割った値 があり,分散分析の結果,系統聞に有意の差のあ ることが示された。 即ち 1輪生体内の平均花数についても系統聞に有 意な差が認められる(第 3表)。系統間では平均値 又花を花冠とがくとに分離して重量を測定した で 9乃至 13の変異を示し,株内では 2-10の変 結果,第 5表及び第 6表の結果を得た。即ち花冠 異がある。この変異も平均が大きくなければ大と は 6mg から 9mg まで,がくは 4mgから 7mg なる。 までの変異があり,いずれも系統聞に有意な差の 4 . 1花の重量 あるととを示している。 Table2 . S t r a i n │ ι 1 Sumo f1 0 s t a l k s perp l a n t Average Dom.l !owers per f !owers t a l k Numbero ff ム1 2~1 1 ム│ム 8 3 8 6 5 1 6 9 7 5 8 8 999 988 5 9 4 5 0 5 6 3 6 9 6 2 1 0 6 6 6 2 0 6 4 3 7 4 3 9 4 2 9 7 2 5 5 3 6 5 9 628 3 8 6 4 2 4 1 8 2 5 0 4 9 6 . 6 6 0 . 5 6 2 . 6 8 9 . 2 巴│ム I2 l l M L 2 -1 I 1 1 I 1E -3 6 2 6 873 3 9 4 6 0 6 5 9 1 835 413 8 1 3 1 0 8 3 928 6 1 6 564 8 5 0 8 0 2 673 4 9 4 2608 2 6 8 6 3 0 1 0 3 1 0 2 3 3 0 9 1 9 1 7 6 5 . 2 6 8 . 3 7 5 . 3 7 7 . 3 8 2 . 7 I 47.9 478 668 7 4 1 5 7 1 7 4 1 678 713 8 8 1 2 5 9 5 6 4 . 9 A n a l y s i so fv a r i a n c e D. F . Sourceo fv a r i a t i o n S .S . F 乱 1 : .S . Betweens t r a i n s 1 0 7 9 1 1 4. 4 7 9 11 .44 5.24Fネ Betweenp l a n t s 3 3 4 9 8 1 6 . 3 1 5 0 9 . 5 8 3 . 5 5 2 * * 3 9 6 1 6 8 2 7 6 . 6 4 2 4 . 9 4 4 3 9 2 9 7 2 0 7 . 3 Withinp l a n t T o t a l L .S . D .(P=0.05)=18,L .S . D . (P=0.01)=24 S t r a i n r E 1-3 4 7 . 9 .7 * * 3 5 . 2 * * 2 4 9 . 1 * * 41 4 * 9 . 8 * * 2 9. 7 . 5 * * 1 1 7. 4 1 7 . 1 1 4 . 6 2 . 1 E 2.-3 6 0 . 5 キ 2 . 6 9 . 7 * * 2 3 6 . 5 * * 2 1 7 . 2 1 4 . 9 6 . 7 4 . 7 4 4. E 2-1 6 2 . 6 本 0 . 1 6 . 6 * ' : ' 2 3 4 . 0 * * 2 1 5 . 0 1 2 . 7 4 . 6 2 . 6 2 . 3 L 1-5 6 4 . 9 3 2 . 7沖 1 2 . 7 4 1 0. 2 . 3 0 . 3 1 2. 4 1 0 . 1 2 . 0 1 5 . 5 1 0. 4 8 . 1 2 . 3 2 4 . 3 * * 1 7 . 8 L 1-4 6 5 . 2 4 . 0 合 * 1 3 2. 4 * * 2 7 . 5 M 2-2 6 8 . 3 本 * 2 2 9 . 5 2 . 1 * L 2-1 7 5 . 3 21 .3 * 1 3 . 9 4 7. M 2-1 7 7 . 3 1 9. 4 * 1 2 . 0 5 . 1 L1 1 8 2 . 7 1 3 . 9 6 . 5 L 1-3 8 9 . 2 7. 4 Domestic 9 6 . 6 1 2 . 6 110 5 . 形質問の相関関係 と対し た。花の諸形質のうち,収油量及び収油率 l 南沢圃場で得られた 1区あたりの収油量,収油 高い相関関係を示すのは,がくの重さである。が くの重さは 3区の平均の収油率に対しては 率,及び株あたりの花茎重と今迄調査した諸形質 +0.835柿 の系統毎の平均値を表示すると第 7表のようにな 3カ年の平均収油率に対しては る。乙れら諸形質問の相関係数を計算したところ +0.829附 第 8表の通りである。本観察 l 乙関する限り区あた という,やはり高い相関関係のあることが示され りの収油量と収油率との聞には極めて高い有意な 正の相関関係が認められるに対し,株あたりの花 た 。 1株花茎重ζ l対しては花の形質は何の関係も 茎重と収油量には何等の関係も認められなかっ 認められなかった。 Table3 . Numbero ff l o w e r sp e rv e r t i c i lonaf l o w e rs t a l k L S t r a i n E 1 . 3 1-3 6 0 . 5 Sumo f 6 0 . 6 1 0s t a l k s 8 6 . 6 perp l a n t s .9 71 I I I I Iω│ 0 4p l a n t s 3 8 4 . 5 e 4 8 0 . 3 I I I 3 61 .2 山 制 1 0 . 3 I 9o I 9 . 6 7 山[ . 9I 7 . 0 ] 2 . 7I 7 A n a l y s i so fv a r i a n c e D. F. Sourceo fv a r i a t i o n F M. S. S. S. BetweenS t r a i n s 1 0 1 3 7 7 . 3 2 1 3 7 . 7 3 2 5 . 6 6 * ' : ' Betweenp l a n t s 3 3 8 0 3 . 5 4 2 4 . 3 5 1 .8 9 * * 3 9 6 5 0 9 6 . 2 3 1 2 . 8 7 4 3 9 7 2 7 7 . 2 0 羽l i t h i np l a n t T o t a l L .S.D. (P=0.05)=2ムL.S.D. (P=O.01)ニ 3 . 0 S t r a i n 3ヲ E 1-3 7 . 0 5 . 7 * * 5 . 0 *ネ 4.7'~* 4.2'~':' 3 . 3 ネ* 2 . 6 ' : ε 2 . 0 1 .7 1 .5 L 1-1 7 . 9 4 . 8同 4 . 1 * * 3 . 8 和信 3 . 3 *お 2. 4 お 1 . 7 1 . 1 0 . 8 0 . 6 L2 1 8 . 5 2 * ' : ' 4. 3 . 5 ' : 咋 3 . 2 *ポ 2 . 7 * 1 .8 1 . 1 0 . 5 0 . 2 E 2-3 8 . 7 ゃ : 三 4 . 0 3 . 3 * * 者主 3 . 0 2 . 5 * 1 .6 0 . 9 0 . 3 L 1-4 9 . 0 3 .7 ' : " : ' 3.0':"~ 2 .7 ' : ' 2 . 2 * 1 .3 0 . 6 L 1-3 9 . 6 3 . F ' : ' 2. 4 ホ 2 . 1 * 1 .6 0 . 7 L 1-5 1 0 . 3 4 ' : ' 2. 1 . 7 1 .4 0 . 9 0 . 5 E 2-1 11 .2 1 .5 0 . 8 M 2-2 1 1 . 7 1 .0 0 . 3 Dom 1 2 . 0 0 . 7 M 2-1 1 2 . 7 0 . 9 1 1 1 一般ζ l ラベンダーの収獲は株全体の約 3分の l あろうということは容易に推察される。 の花が開花した時ζ l行なわれる。このような時期 3 . がく上の腺毛数と収油率との関係 には,がくは殆んど全て生育しきっていても,花冠 材料と方法 は生育を終っておらず,従って精油収量や収油率 上記の材料を用い,がくの横断切片をパラフィ が,がくの重量等に対して至大の関係を有するで ン法にてっくり,連続切片につき腺鱗数を調査し Table4 . S t r a i n Weighto faf l o w e r( m g ) |ム|ム[ム F12~1 12~31ιiL11L|2型2 L 1 4 1 1 1 1 1 2 1 2 1 2 1 2 1 3 1 4 1 5 1 5 1 5 1 1 1 1 1 1 1 2 1 2 1 2 1 3 1 4 14 1 4 1 5 1 1 1 2 1 2 1 2 1 3 1 4 1 4 1 5 1 1 1 1 1 0 1 1 1 1 1 2 12 12 1 2 1 3 1 4 1 4 1 4 1 0 1 1 1 1 1 1 1 2 1 2 1 2 1 3 1 3 1 4 1 4 1 0 1 1 1 0 1 1 1 2 1 2 1 2 1 3 1 3 1 4 1 4 1 0 1 0 1 0 1 2 1 2 1 2 1 3 1 3 1 4 1 4 1 0 1 0 1 0 1 0 1 2 1 2 1 2 1 2 1 3 1 4 1 3 1 0 1 0 9 1 1 1 1 1 1 1 2 1 3 1 3 1 3 1 0 1 0 9 1 1 1 1 1 0 1 1 1 3 1 3 1 3 ハ リ 4 ti U 唱EA 9d n可 司自ム にd ο q 00 1ム ︼ れ つ 市 ハり “ つEA 1 1 8 Sum 1 3 A n a l y s i so fv a r i a n c e Sourceo fv a r i a t i o n D. F. S. S . M. S . F 3 2 . 7 7 * * Betweens t r a i n s 1 0 1 9 4 . 3 1 9. 43 Withins t r a i n 9 9 5 8 . 7 0 . 5 9 1 0 9 2 5 3 . 0 T o t a l L .S . D .(P=0.05)=0.7mg,L .S . D .( P 0 . 0 1 )=0 . 9mg. 二 S t r a i n I A V e r a g e l L1 5 1 0 . 3 ネ* 3 . 7 3 . 6 *水 3 . 2 * * ネ* 2 . 5 1 .7判 t 1 .5 * * 1 .5 * * 0 . 5 0 . 3 4 ネ . ' 2. 1 .6会: 1 .4 * * 1 .4 * * 0. 4 0 . 2 0 . 2 L2 1 1 0. 4 3 . 6 ネ* E2 1 1 0 . 6 3. 4 ネ 本 3 . 3 ' : " : ' 2 . 9 * * 2 . 2 * * 1 .4沖 1 .2 本* 1 .2沖 Dom. 1 0 . 8 3 . 2 * * 3 . 1 * * 2. 7 ' 同 2 . 0 ' : ' * 1 .2 : " : ' 1 .0 本* * ' : ' 1 .0 M 2 1 11 .8 料 2 . 2 2 . 1 * * 1 .7 宇k 1 .0不 本 0 . 2 0 . 0 E2 3 11 .8 2 . 2 * * 1.7'~* 1 .0ポ* 0 . 2 L 1 3 1 .5 水* 0 . 8 ヤ 0 . 7 * 3 . 5 * * 1 2 . 0 2 . 0 ネ 2 . 1 * * 1 .9 ネ E1 3 1 2 . 8 1 .2 *ネ 1 . 1 * * L 1 1 1 3 . 5 0 . 5 0. 4 M 2--2 1 3 . 9 0 . 1 L 1 4 1 4 . 0 ← 3 . 1 * ' : ' 0 . 1 1 1 2 乙れらの系統間差,及び精油含有量との関係を予 表の通りであり,がく上の腺毛数の分布密度が異 備的 l 乙調査した。 なっていることがわかる。 観察結果:厚さ 15μ の連続切片につき, 10切 片の腺毛数を測定した。この場合 2切 片 次l 乙,合油率につき高,中,低の 3系統につき 3切片 上,中,下の 3部分における腺毛数を測定したと にわたるものも,各切片内の腺毛数ζ l算入した。 乙ろ第 10表の結果を得,分散分析の結果では系統 今 10切 片 お き に こ れ ら の 結 果 を 表 示 す れ ば 第 9 聞に有意な差のある事が示され,収油率の高いも Table5 . Weighto fac o r o l l a( m g ) S t r a i n │ ムI 2~1 I ι │ム 6 . 0 6 . 0 6 . 0 5 . 5 5 . 5 5 . 5 5 . 5 5 . 5 5 . 5 5 . 5 Sum 7 . 0 7 . 0 7 . 0 6 . 5 6 . 5 6 . 0 6 . 0 5 . 5 5 . 5 5 . 5 5 6 . 5 ¥6 3 . 0 7 . 0 7 . 0 6 . 5 6 . 5 6 . 5 6 . 0 6 . 0 6 . 0 6 . 0 6 . 0 ¥ ω ¥ 8 . 0 7 . 5 7 . 0 7 . 0 7 . 0 6 . 0 6 . 0 6 . 0 6 . 0 6 . 0 Dom.1 8 . 0 7 . 5 7 . 5 7 . 5 7 . 0 6 . 5 6 . 0 6 . 0 6 . 0 6 . 0 6 7 . 5 ¥6 8 . 5 2~1 ム 8 . 0 8 . 0 8 . 0 7 . 5 7 . 5 7 . 0 7 . 0 7 . 0 7 . 0 7 . 0 8 . 5 8 . 0 8 . 0 8 .0 8 . 0 。 目 8 7 . 5 7 . 5 7 . 0 7 . 0 1~3 I 望 9 . 0 9 . 0 8 . 5 8 . 5 8 . 0 8 . 0 8 . 0 8 . 0 8 . 0 8 . 0 2 21 1 0 . 0 9 . 5 8 . 5 9 . 0 8 . 5 8 . 0 7 . 0 7 . 0 7 . 0 7 . 0 ム│ム 9 . 5 9 . 5 9 . 5 9 . 0 8 .5 。 目 8 8 . 0 8 . 0 7 . 5 7 . 5 1 0 . 0 9 . 0 9 . 0 9 . 0 8 . 5 8 . 5 8 . 5 8 . 5 8 . 5 8 . 5 ¥山¥ 78.5 ¥制│削¥85.0 ¥ 88.5 A n a l y s i so fv a r a i n c e D. F . Sourceo fv a r i a t i o n Betweens t r a i n s 1 0 1 1 4. 28 11 .4 2 8 Withins t r a i n 9 9 3 6 . 7 7 0 . 3 7 1 1 0 9 1 51 .0 5 T o t a l F M.M. S .S 3 0 . 8 0 か.' L .S . D .(P=0.05)=0.5mg,L .S . D .( P = 0 . 0 1 ) = 0 . 7mg. S t r a i n ! A v e r a g e ! E 2-1 5 . 7 3 . 2 " ' : ' 2 . 9 ' : ' * 水求 2 . 8 2 . 7 キ* 2.2本~ 2 . 8 、沖 1 .2 * * 1 .1 * * 0 . 8同 L 2-1 6 . 3 2 . 6 * ' : ' ネネ 2 . 2 2 . 2 * * 1 .6 * * 1 .2同 0 . 6本 0 . 5 " 0 . 1 L 1-5 6. 4 2 . 5 * * 2 . 1~,ボ 2 . 1ネ = 2 . 0 " " * 1 .9件 1. 5~'* 1. 1'~* 0 . 5 * 0. 4 L 1-3 6 . 8 2.F* 1 .8 ' : ヰ 1 .7 * ネ 1 .6 * * 1 .1 *本 0 . 7沖 0 . 1 Dom. 6 . 9 2 . 0 平* 1 .7 "咋 1 .6に 1 .5 キ* 1 .0 * ネ 0 . 6 * M 2-1 7 . 5 1 .4 * ネ 1 .1 ' : " : ' 1 .0吋 0 . 9体 0. 4 0 . 5 : ' E 2-3 7 . 9 1 .0同 0 . 7同 0 . 6 ' : ' E 2-3 83 0 . 6本 0 . 2 0 . 2 M 2-2 8 . 5 0. 4 0 . 1 L 1-1 8 . 5 0. 4 L 1-4 8 . 9 目 0 . 7 キ 1 1 3 のは腺毛数が多い傾向を示した。しかし系統×位 を行なっているといわれるが,方法的には比較的 置の相互作用が有意である乙とは,系統によって 面倒な操作を要し,又分布密度 lζ1個のがく内の 腺毛の分布密度 l 乙差異のあるととを示唆するもの 変異があることと,系統聞に位置による分布密度 と考えられる。 ζ l差があることは,選抜の指標としては尚検討を 要する問題を含むといえよう。 ソ連邦においてはがく上の腺毛数によって選抜 Table6 . S t r a i n Weight o fc a l y x( m g ) ~5 I 2~: IDom. I ι │ 之1 I ム I 2~1 I ム i ι │ I E 1 M 2-2 I1 4 . 5 4 . 5 5 . 0 5 . 5 5 . 0 5 . 0 5 . 5 5 . 5 6 . 0 6 . 0 7 . 5 4 . 0 4 . 5 5 . 0 5 . 5 5 . 0 5 . 0 5 . 0 5 . 5 6 . 0 6 . 0 7 . 0 4 . 0 4 . 0 5 . 0 5 . 0 5 . 0 5 . 0 5 . 0 5 . 0 5 . 5 6 . 0 7 . 0 4 . 0 4 . 0 5 . 0 5 . 0 5 . 0 5 . 0 5 . 0 5 . 0 5 . 5 5 . 5 7 . 0 4 . 0 4 . 0 5 . 0 5 . 0 5 . 0 5 . 0 5 . 0 5 . 0 5 . 5 5 . 5 6 . 5 4 . 0 4 . 0 4 . 5 5 . 0 5 . 0 5 . 0 5 . 0 5 . 0 5 . 0 5 . 5 6 . 5 4 . 0 4 . 0 4 . 5 4 . 5 4 . 5 5 . 0 5 . 0 5 . 0 5 . 0 5 . 5 6 . 0 4 . 0 4 . 0 4 . 5 4 . 0 4 . 5 5 . 0 5 . 0 5 . 0 5 . 0 5 . 5 6 . 0 4 . 0 4 . 0 4 . 0 4 . 0 4 . 5 4 . 5 5 . 0 5 . 0 5 . 0 5 . 0 6 . 0 3 . 0 4 . 0 4 . 0 4 . 0 4 . 5 4 . 0 4 . 5 5 . 0 5 . 0 5 . 0 5 . 0 I39.5 I而 4 6 . 5 I47.5 I48.0 I48.5 I50.0 I51.0 I53.5 I55.5 I ω A n a l y s i so fv a r i a n c e D. F. Sourceo fv a r i a t i o n M. S. S. S Betweens t r a i n s 1 0 4 6 . 8 0 4 . 6 8 0 Withins t r a i n 9 9 1 6 . 2 7 0 . 1 6 4 1 0 9 6 3 . 0 7 Total F 和主 2 8 . 5 4 士 S t r a i n J L .S.D. ( Pニ 0 . 0 5 ) = 0. 4mg,L .S.D. (P=0.01)=0.5mg. │AVe1" 1 .7 おま 1 .5 *本 1 .2 ' : ' * 1 . 1 オ ネ 0 . 9 ' ; 坤 0 . 9 * ' : 0 . 8 * ' : ' 0.7*'~ 1 .5 水* 1 .3 * * 1 .0 * * 0 . 9 キ 水 0 . 8 ネ ド 0.7*~' 0 . 7 * ネ 0 . 6 * * 1. 8':"~ 目 。9 * * 0 . 7 *ネ 0 . 5 ' : ' * 0.4* 0 . 2 0 . 2 0 . 1 4 . 8 1 . 7 ホ ネ 0.8ネ* 0 . 6 * * 0.4* 0. 2 0 . 1 0 . 1 4 . 8 1 .7 ' 片 0.8ホ* 0 . 6 ボ ネ 0 . 3 0 . 2 0 . 1 4 . 9 1 .6 * * 目 。7 * * 0 . 5 * * 0 . 3 0 . 2 M 2-1 5 . 0 1 .5 * ネ 0 . 6 * ' : ' 0 .4'~ 0 . 1 L 1-4 5 . 1 1 .4 ' :ネ 0 . 5 * ' : ' 0 . 3 E 1-3 0 . 2 L 1-5 L 2-2 4 . 1 2 . 5 * * 2.4** Dom. 4 . 7 L 1-3 E 2-1 E 2-3 5. 4 1 . 1 * * L 1-1 5 . 6 0 . 9 ' : ' * M 2-2 6 . 5 0 . 2 1 1 4 Table7 . S t r a i n M 2-2 E 1-3 E 2-1 同 誠 f Weighto f 1lt 1t料 lflowe~ t a l k um ber flNumber o f lvve~gnt:0I Weighto l OI oi w es g MIN o t iol o r o l l a ac a l y x 判 v e r t i c i l s If l o w e r s Ianower ac per conen perp ( g l a n t ( m g ) ほ ( % ) ( g ) ( m g ) ( m g ) 7 2 . 7 0 . 7 6( 0 . 7 3 )'1< 0 . 6 6( 0 . 6 0 ) 678 5 3 3 0 . 6 0( 0 . 6 0 ) 0 . 6 0( 0 . 6 1 ) 0 . 5 4( 0 . 5 4 ) 7 6 3 4 1 8 0. 49( 0 . 5 3 ) 0 . 5 5( 0 . 5 3 ) 7 3 0 7 0 5 7 7 5 4 4 3 9 6 8 6 5 5 6 0 . 5 6 5 . 2 7 7 . 2 7 5 . 2 1 4 . 0 11 .8 4 1 0. 8 . 9 7 . 5 6,3 9 6 . 6 6 4 . 9 .8 11 1 0 . 3 8 9 . 2 1 2 . 0 7 . 9 6. 4 6 . 8 7 . 0 4 6. 9 . 2 6 . 5 4 5. 4 . 8 5 . 6 4 . 7 5 . 1 8 . 5 6 . 9 5 . 0 4 . 1 4 . 9 4 . 0 4 . 8 Aq y 内 ny qtu Aせ 門/ JV • 8 . 5 8 . 3 5 . 7 白河︾ 凸刈 i マ 'i AUJ • 'EA 1 8 . 8 'EA 0 . 5 4( 0 . 5 4 ) 8 . 0 7 . 2 6 . 1 1 0 . 6 1 3 . 5 1 0 . 8 巧 ,z 1 6 2 . 5 8 2 . 1 ヴ, 5 2 . 2 1 3 . 9 1 2 . 8 ヴ d qJ Average 巧i 0 . 3 6( 0. 4 0 ) 0 . 3 5( 0 . 3 6 ) 6 7,1 4 7 . 9 n b 4 3 . 3 3 6 . 3 3 3 . 3 c o E 2-3 L 1-5 L 1-3 0. 46( 0. 4 6 ) 0 . 5 2( 0 . 5 4 ) 5 . 7 6 . 7 5 . 5 1 0 . 5 6 7 5 n i o L 1-1 Domestic L 1-4 M 2-1 L 2-1 6 6 . 0 5 8 . 0 5 7 . 0 5 3 . 7 4 9 . 0 4 7 . 7 4 5 . 7 * In1 s tblock * * A f t e rt h ep e r s o n e lcommunicationfromMr.Funamo,SodaKoryoCo.,L t d . Table8 . Y i e l do fo i lperp l o t : Averageo i lc o n t e : 1 ti n 3p l o t s Y i e l do fo i lperp l o t:Weighto ff l o w e rs t a l kperp l a n t Y i e l do fo i lp e rp l o t : Numbero fv e r t i c i l s Y i e l do fo i lp e rp l o t : Numbero ff l o w e r sp e rv e r t i c i l Y i e l do fo i lperp l o t : Weighto ff l o w e r Y i e l do fo i lperp l o t : Weighto fc a l y x Averageo i lc o n t e n ti n3p l o t s : Weighto faf l o w e rs t a l kperp l a n t O i lc o n t e n ti n1 s tB lock: v V e i g h to faf l o w e r O i lc o n t e n ti n1 s tBlock: Weighto fac o r o l l a O i lc o n t e n ti n1 s tBlock: Weighto fac a l y x . 3 . O i lc o n t e n ti n1 s tb l o c k : Otherc h a r a c t e r smentioned i nTable7 werebelow 士0 Table9 . D i s t r i b u t i o no fo i lg l a n d s onc a l y x . upperp o s i t i o n 1 6 8 1 4 8 8 1 1 1 4 1 4 1 4 1 0 1 3 1 0 1 5 1 3 3 1 4 1 3 1 2 9 9 7 1 1 8 5 1 3 8 8 1 6 8 8 1 5 1 3 7 1 0 1 0 8 1 5 1 2 1 5 1 5 1 1 1 3 ρL Ub avA ρ i w v A 78 1 1 1 1 0 9 山│ 山卜下八 =0 . 1 4 9 =+ 0.326 =十 0 . 42 3 =+ 0 . 7 7 3 *ネ =0 . 3 7 2 =+ 0.540 =+ 0 . 4 9 9 ニ +0.827 本記 1 、 - Lowerp o s i t i o n 5 2 8 4 ・ ・ 田 ・ 田 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ =+ 0.966 料 =0 . 2 6 4 7 8 9 1 1 6 8 3 3 1 2 9 5 7 7 1 2 2 1 2 7 9 3 ο 1 1 4 6 7 1 3 1 4 7 7 6 3 2 2 1 0 1 3 1 2 1 2 1 2 1 1 5 1 1 4 3 O ω1 9 . 6 1 6. 4 4 1 1 2 . 5 1 1 1 1 5 A n a l y s i so fv a r i a n c e D. F . Sourceo fv a r i a t i o n Between p o s i t i o n Withinp o s i t i o n T o t a l S. S. 8 1 4 7 4 . 6 1 8 4 . 3 2 5 8 1 3 0 8 . 3 3 . 8 0 6 8 9 1 7 8 2 . 9 Table 10. S t r a i n P o s i t i o n Middle Lower 1 5 1 6 1 7 1 8 1 9 1 6 1 5 1 2 1 1 2 0 1 9 1 6 1 4 1 3 1 5 1 2 1 0 9 9 1 7 1 9 1 5 1 4 9 1 5 9 1 3 4 1 5 4 1 4 7 1 3 1 6 1 6 1 4 1 5 1 3 1 5 1 2 1 4 1 4 2 0 1 4 1 3 1 3 1 2 1 2 1 3 1 3 1 7 1 5 1 4 1 3 1 2 1 4 1 4 1 3 9 1 3 3 1 3 7 1 4 8 L 1-3 1 2 9 8 8 1 0 1 0 1 2 1 5 1 5 1 3 1 1 8 1 2 9 7 7 7 1 3 1 4 1 1 6 5 7 7 9 9 7 7 6 4 Sum 1 1 2 9 6 T o t a l 404 3 6 7 1 0 L 1-1 Average 48. 43 0 ネ* Number o fo i lg i a n d s on c a l y x Upper 乱 i . l2-2 F M. S 1 3 . 5 1 2 . 2 Sum Average 1 0 1 5 1 8 1 8 1 7 1 9 4 4 7 1 4 . 9 404 1 3 . 6 9 4 2 7 2 9 . 1 352 1 1 2 3 1 1 .7 116 A n a l y s i so fv a r i a n c e S o u r c eo fv a r i a t i o n D. F. S .S . M. S . F B e t w e e ns t r a i n s 2 5 5 4 . 4 2 7 7 .2 3 0 . 8 * * B e t w e e np o s i t i o n s S t r a i nx p o s i t i o n W i t h i np o s i t i o n 2 4 7 . 8 2 3 . 9 2 . 6 6 4 1 0 7 . 6 2 6 . 9 2 . 9 9 * 8 1 7 2 9 . 3 9 . 0 T o t a l 89 1 3 31 .5 3 . 単位面積あたり収油量と最も高い Eの相闘 4 . 結 論 以上によって,本観察ζ l関する限り精油の収油 があるのは,収油率であり,一方収油率と有意な 量文は収油率と深い関係を有する花の形質は,が 正の相関を有するのは等の重さであることが見出 くの重量と,腺毛の数であることが示されたが, された。乙の事から,今後の研究の発展により専 今後さらに研究を進めることによって,乙の関係 の重さが収油率についての選抜の指標となるべき が一層確実に裏付けられるならば, ことが示唆された。 ラベンダーの 合油量についての選抜の良い指標となりうるであ 引用文献 ろう。乙のような比較的観察容易な形質で,収油 量l 乙対し高い相関関係をもっ形質を探索すること 1 ) 北海道農務部,北海道ラベンダー技術協議会・ 2 ) 牧野岩男 ( 1 9 4 9 ): ラベンダーの花序と開花に関する 要 I V . 摘 2,3の 観 察 札 幌 農 林 学 会 報 , 38( 2 ) :6 1 3 . 3 ) 1 ラベンダーの花について形態学的記載を行 乙花被とに発達する毛茸の種類について ない,特 l 記載した。 2 花に関係する形質,即ち 1花茎上の花輪生 体(花階)数,花数 1花輪生体内の平均花数 1花 1 の重さ,考及び花冠の重さについて,観察した 1 系統聞に,統計的に有意な変異を認めた。 昭和 37年度ラベンダー試験成績. は育種上極めて有用であると考えられる。 ( 1 9 5 1 ): ラベンダーの染色体数.染色体, 8・3 1 8 3 1 9 . 4 ) PARRY ,ERNEST, J .( 1 9 2 9 ) : Thec h e m i s t r yo fe s - 五c i a lp e r f u m e s . Vo . l1 .p p s549, s e n t i a lo i l sa n da r t i S c o t t,Greenwooda n dSon,L o n d o n . 5 ) 富永保人 ( 1 9 5 9 ): クラムヨモギの油腺及び分泌腺に 2 3 ): 9 7 1 0 0 . ついて. 日育雑, 9 ( 6 ) 津田周弥 ( 1 9 5 4 ): 薄荷の精油分泌腺(腺鱗)の発達過 程について 1 )・1 1 1 7 . 北大農邦文紀要, 2 ( Morphological observations on the flower of lavender ( Lavandulao f f i c i n a l i ・ 5 C h a i x )and the di旺erence in i t sc h a r a c t e r s between s t r a i n s,with s p e c i a l r e f e r e n c et ot h e i rr e l a t i o n s h i p with the content of e s s e n t i a lo i . l SADA]IHOSOKA WA and CHIKAHIROTSUf J A Sumamry e s p e c i a l l yont h esevenk i n d so f 1 . D e s c r i p t i o nont h emorphologyo ft h el a v e n d e rf l o w e r, h a i r s was made. 2 . S i g n i f i c a n td i 妊 巴r e n c e si nnumberso fv e r t i c i l s,f l o w e r sonaf l o w e rs t a l kandf l o w e r sp e r v e r t i c i lwere observedbetween 1 1s t r a i n s . 3 . Highlyp o s i t i v ec o r r e l a t i o nwasfoundbetween o i lc o t e n tandweighto fac a l y x . 4 . Densityo fo i lg l a n d s ona c a l y xwasobservedt o changalongt h elonga x i so fc a l y x, 旦n dt h enumbero fo i lg l a n d sonac a l y xappearedt ohavep o s i t i v ec o r r e l a t i o nwitht h eo i lc o n t e n t . 細川・津田 図 版 1 1 ‘ F i g .1 A l . Af i o w e rs t a l k A2 . Ap a r to fv e r t i c i l A3 .Af i o w e r a i r sborna tc o r o l l at u b e A4 . L o n g i t u d i n a ls e c t i o no fc o r o l l a,showingtwostamensandh A5 . Stamens A6 . Ap i s t i l a s c u l a rb u n d l e s( C a :Calyx,Co:C o r o l l a )( 8x5 ) B . T r a n s i t i o n a ls e c t i o no faf i o w e r,showingv i lg l a n d, V:V a s c u l a rbundle, S:C o l l e n c h y m a ) ( 8X 1 0 ) C . Collenchymac o v e r i n gv a s c u l a rb u n d l e .(0:O D . T r a n s i t i o n a ls e c t i o no fac o r o l l a( 8 x 4 0 ) 図 版 2 細川・津田 F i g .2 A. B . C . D . E . F . H a i r sonc a l y x( 8x4 0 ) S t e l l a t eh a i r Needler o u l t i c e l l u l a rh a i r R o d l i k er o u l t i c e l l u l a rh a i r o l a rview( a l l o wr o a r kshowst h ec u t i c u l a rm e r o b r a n e ) O i lg l a n d,p i d eview( a l l o wmarkshowst h ec u t i c u l a r membrane) O i lg l a n d,s Shortn e e d l er o u l t i c eJ lu l a rh a i r