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35m級伸縮水路管付先端屈折式はしご車の配備について
平成22年 1月 6日(水) 伊勢市消防署 連絡先 資 料 提 0596-25-1261 供 1.発表事項 35m級伸縮水路管付先端屈折式はしご車の配備について 2.発表内容 前はしご車の老朽化更新に伴い、新たに「35m級伸縮水路管付先端屈折式 はしご車」を配備します。 この車両には、はしごに「伸縮水路」を装備しており、はしごの動きに水路が連 動するため、消火活動がスムーズに行えます。 また、はしごの先端が屈折することで、電線や樹木など、障害物を避けて建物 に接 近 できるばかりでなく、特 に高 層 ビルのフェンスや手 すりに囲 まれた屋 上 で の救出活動も円滑に行うことができます。 (1)はしご車の概要 ①名 称 ②配備地 : 35m級伸縮水路管付先端屈折式はしご車 : 伊勢市消防署(伊勢市神田久志本町 1436 番地 1) ③購入価格 : 199,269,000円 ④購入先 : 株式会社 モリタ大阪支店(大阪市生野区) ⑤諸元・性能 : 別添資料のとおり 3.特記事項 (1)新たに配備した「はしご車」の披露を下記日程のとおり実施いたします。 ①日 時 : 平成22年1月6日(水) 午後1時30分~ ※雨天の場合は、1月7日(木)午前9時30分~ ②場 所 : 伊勢市消防本部・東駐車場 (伊勢市神田久志本町 1436 番地 1) ③出席者(予定) 伊勢市長、伊勢市議会議長・副議長、市議会総務政策委員会委員 玉城町長、度会町長 他 ④式 次 第(予定) 開式の辞 あいさつ (伊勢市長、伊勢市消防長) 概要説明(伊勢市消防署長) 展 示 (消防署員による) 閉式の辞 ※終了後、体験搭乗を予定しています。 【資 35m級伸縮水路管付先端屈折式はしご車の諸元・性能 先端屈折 伸縮水路管 バスケット 料】 全長 11,500mm 全幅 2,495mm 全高 3,700mm 乗車定員 6名 最大地上高 35.8m バスケット荷重 270kg リフター荷重 180kg 先端屈折装置 はしご先端部が屈折するこ と で 、架 梯 時 に お け る 障 害 物 回 避 能 力 の 向 上 、バ ス ケ ッ ト への乗り移りが容易で屋上 フェンスを回避しての架梯 が 可 能 と な り 、安 全 な 救 助 活 動が実施できます。 伸縮水路管 ア ル ミ 製 伸 縮 水 路 管 に よ り 、従 来 の 消防ホースに比べ大量放水するこ とができます。 伸縮水路管 リモートコントロー バスケットに装備された油圧 ル油圧放水銃 式放水銃は、バスケットに操 作員が搭乗することなく、は しご車操作部においてリモー トコントロール可能で、安全 に高所から大量放水ができま す。 放水銃 スーパーインポーズ はしご先端のバスケットに取 装置 り付けられたカメラにより、 その映像をはしご車操作部の モニターで確認でき、高所の 様子を監視することができま す。 操作部モニター 制振制御装置 制振制御装置は梯子に取り付けられたセンサーが揺 れを感知し、揺れを制御することで、はしごの動きを 安定させ、より迅速で安全な活動が可能となります。 照明装置 夜間活動において、はしご 車両上メタルハライ の架梯する場所及び周囲を ド ラ ン プ 250W ×2 照らすライトです。メタル 灯 ハライドランプは乗用車の ヘッドライトと同様の構造 で、太陽光に近い明るさを 放ちます。 リフター内操作 リフターに搭乗している 隊 員 が リ フ タ ー の 上 昇 、下 降ができます。 リフター バスケット担架取付 バスケットに担架を取り 装置 付けられ、動けない、動か すことができない負傷者 を安全に降ろすことがで きます。 バスケット担架 バスケットとリフタ 従 来 は 、バ ス ケ ッ ト と リ フ ーの併用使用 ターを併用して使用する ことはできませんでした が 、併 用 使 用 が 可 能 と な り ました。 感電防止装置 建物周辺には、空中には架線(送電線等)に対してバ スケットからの安全な保有距離をとらなければなり ません。この装置は、接近した場合、危険を回避する 警報を発します。 (2) はしご車の出場 4 階以上の中高層建物火災 管内の 4 階以上の共同住宅・ホテル・病院・学 校 等 の 建 物 は 367 棟 で す 。 35m 以 上 の 建 物 は 2 棟です。 高 所 か ら の 放 水 (中 高 層 建 消防隊が放水できない箇所 物火災だけでなく、一般の へ、はしご車の高い位置か 建物火災等においても活 ら放水します。 用) 夜間の災害活動 高い位置から照らすことで夜間の災害活動に効 果があります。 高所における救助事故 様々な高いところの救助事故に活用できます。 河川等への車両等の転落事 斜め下方向にはしごを伸 故 ばすことができ、河川に 転落した車両等に、はし ごを伸ばして救助隊員が 乗り移り救助します。 ※ 新 は し ご 車 は 、 平 成 21 年 12 月 29 日 か ら の 出 場 と し て い ま す 。 35m 級伸縮水路管付先端屈折式はしご車の配備 《はしご車の特徴》 先端屈折 伸縮水路管 屈 折 バスケット リフター 放水銃 水路管 バスケット ・はしごの先端部が屈折 ・電線や樹木などの障害物を避けて上から建物に接近 ・はしごに沿ってはわせていた従来の消防ホースから 金属製水路管に ・子供、高齢者でもバスケットへの乗り移りが容易 ・フェンスや手すりなどに囲まれた屋上でのスムーズ ・はしごの動きと連動して伸縮 ・大量放水が可能 な救助活動 35m 級伸縮水路管付先端屈折式はしご車の配備 《財源内訳》 購入金額 国補助金 (地域活性化・ 生活対策臨時交付金) 財源内訳 地方債 施設整備事業債 合併特例債 (一般財源化分) 市 (一般財源) 1 億 9,927 2,766 1 億 2,820 3,290 1,051 万円 万円 万円 万円 万円 ※財源内訳については、精算により変更する場合があります。