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毎日、 クラブ賞に百十万ーー

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毎日、 クラブ賞に百十万ーー
第145号
昭 和57年3月le日
毎 日 、ク ラ ブ 賞 に 百 十 万 円
創 刊 百 十 周 年 を 記 念 し て寄 贈
会 に 、毎 日 新 聞 東 京 本 社 取 締 役 主 筆 ・
にクラ ブ で 総務 委員会 が 開 か れ た機
百 十 周年 を 迎 え た が 、 これ を 記 念 し
編集局 長 の 上 田健
毎 日新 聞 社 は 二 刀 二十 一日 に 創 刊
て H本 記 者 ク ラ ブ 賞 基 金 に百 十 万 円
理 事 長 の 若 松 信 重 氏 に寄 付 金 が 手 渡
願“ 囮
顧印, . O '
■
1
`
発 行
◎梱
東 京 都 千 代 田区 内 幸 町 ニ ノ ニ ノ 一
プ レ ス セ γ タ ービ ル 9 F
◎ 社団法人 日本 記者 クラブ
う こ と と な って い る 。
さ ら に同 日 午 後 五 時 か ら は記 者 会
見 室 で慶応大 学 医 学 部 教 授渡辺格 氏
を 講 師 に﹁
新 し く ひ ら く 生 命 の科 学 ﹂
と 題 す る 記念 講 演 が 行 わ れ 、 つづ い
て 六 時 か ら は 会 員ハ
懇胡
親会 が 開 かれ る
弔
屯 話 五 つ 三- 二 七 二 一へ
代)
こと と な っ た。 この 予 算 案 は昭 和 五
総 会 日程 お よ び 議 題
三 月 十 七 日 (水 ) 午 後 三 時
︹第 十 八 回総 会 (56 年 度 ・臨 時 )︺
臼時
議 題 ① 役 員 の 交 代 に 関 す る 件 ② 57
年 度 事 業 計 画 に 関 す る 作 ③ 57 年 度 鯉
支 予 算 に関す る件
五月 二 十 一日 (
金 )午 後 四 畔
︹第 十 九 回総 会 (57 年 度 ・通 常 )︺
口時
議 題 ① 56 年 度 事 業 報 告 に 関 す る 件
②.
56 年 度 収 支 決 算 に 関 す る 件 ③ 名 挙
会 員 推 薦 に関 す る 件
(会 場 は両 総 会 と も 記 者 会 見 室 )
六 一六 人
茜 二社 一
三月 一日現 在 の会 貝状 況
法
員
基 本 会 員
会
七年 度 の 日本記者 ク ラブ 賞 選 考 につ
人
いて は、 理 事長が任 命 し た選 考委員
日経 ・鶴 田 卓 彦 理 事 )
予 定 の 理 事 会 で決 定 し 、 五 月 二 十 一
の答 申 を ま って、 四 月 に 開 催 さ れ る
会 (委 員 長
個 人 会 員
九 六七人 ⋮
法 人 ・個人賛助 会 員
五 六社 一六五人
六八人
特 別 賛 助 会員
= 人
名 誉 会 員
計
一九 八祉
一、 八 二七 人 }
議 事 日程 も 採択 され たが 、 昭和 五十
う に 第 十 八 回 お よ び 第 十 九 回 の総 会
ま た 五 日 の理 畜 会 で は 、 別 記 のよ
に済 ん で い る。
か で は特 別 の増 収 を は か る 必 要 な し
た た め 、 昭 和 五 十 七 年 度 予 算 案 のな
施 し た 際 、 す で に見 込 み 済 み で あ っ
つ い て は 昨 年 四 月 に 会 費 の改 定 を 実
な っ て い る が 、 こ の た め の支 出 増 に
室 料 が 九 二 % 値 上 げ さ れ る こと と
のあ る 日 本 プ レ ス セ ン タ ー ピ ル の借
な お 本 年 八月 か ら は ク ラ ブ 諸 施 設
る会 費 収 入 の増 加 分 で あ る 。
そ の 過 半 は 過 去 一年 間 の 会 員 増 に よ
円 (五 ・六 % )の増 と な っ て い る が 、
こ と と な って い る 。
1982年
十 六 年 度 予 算 に比 し て 約 一千 二 百 万
3月10日
口 の総 会 に ひき つづ い て 贈 賞 式 を 行
(1)
氏 か ら当 ク ラブ
を寄贈す る こと となり、 二月十 九 日
さ れ た 。 ︹写 真 左 か ら若 松 理 事 長 、
中 江 利 忠 、 常 盤 恭 一両 副 理 事 長 、 鶴
﹃
田卓 彦 総 務 委 員 長 、 右 端 上 田 氏 ︺
` ■
五月 に会 員懇 親 会
三月 五 日 に開 かれ た第 五十 八 回理
事会 で、 昭 和 五十七年度 事 業 計 画案
と、総額 お よそ 二億 二千 三 百 万 円 に
のぼ る 昭 和 五十 七年 度収支 均 衡 予 算
案 が採択 さ れ 、十 七日 に開 か れ る第
十 八回臨 時 総 会 の審議 にか け ら れ る
第145号
大 日 本 製 薬 の社 長 宮 武 徳 次 郎 さ ん
に 連 絡 し た。
当 の 竹 内 広 罫 (現 教 育 設 備 助 成 会 勤 務 )
(現 名 古 屋 本 社 編 集 局 長 ) が 、 厚 生 省 担
社 長 の 退 陣
が 、五 十 六 年 八 月 、社 長 の 座 を 退 い た。
二 人 の記 者 から 報 告 を 受 け た 社 会 部
三 十 一年 一月 の社 長 就 任 だ か ら 、 実 に
二十 五 年 の任 期 だ 。
いた 。 当 初 、 関 係 者 の ロ は 固
め て か ら ほ ぼ 三 か 月経 過 し て
記 事 の第 一号 で、 取 材 を は じ
あ った 。 そ の後 続 発 し た 薬 害
に申 し 入 れ た 、 と いう 内 容 で
薬 が 販 売 中 止 をす る旨 厚 生 省
です 。 フ ェ ア プ レ イ で堂 々と や り ま し
し い か、 大 い に や り ま し ょう ﹂ ﹁結 構
れ て帰 りな が ら 言 った D ﹁ど ち ら が 正
う 私 に、 宮 武 さ ん は役 員 た ち を 引 き 連
薬 に つ いて の 調 査 を 続 行 し ま す ﹂ と い
り消 し ま す 。 し か し 、 わ れ わ れ は こ の
そ れ から 、 永 い 年 月 の宮 武 さ ん と の
ょう ﹂。
の 確 認 を と る た め竹 内 記 者 は
電 話 で のや り と り が はじ ま った 。 記 事
く 、 こ の間 、 厚 生 省 製 薬 課 長
九 州 に 出 張 す る課 長 を 新 橋 ま
掲 職 の予 告 だ 。﹁あ す は こう いう 記 事 が
いて 下 さ い ﹂ こ う し た 形 の記 事 掲 載 の
載 り ます 。 反 論 が あ った ら 用 意 し て お
で追 いかけ 、寝台特急 の中 を
予 告 が 、 や が て顔 を 合 わ せ て の 会 談 と
探 し て歩 く 、 と い う 苦 心 も し て い る 。
そ の夜 から 、 私 た ち を 烈 風 のよ う な 衝
た 。 ﹁酒 も タ バ コも 止 め て し も た 。 え
撃 が 襲 った 9 読 者 か ら の問 い合 わ せ であ
ら い こ っち ゃ ﹂ と 巨 体 を す く め る と き
な り 、 つ い に は ﹁ど な いし た ら え え ん
最 も副 作 用 の少 な い夢 の薬 と し て 需 要 が
も あ った 。
り 、製 薬 会 社 側 か ら の抗 議 、 反 論 、 訂 正
騒 動 を まず調査す る こと にした9竹内 記
多 か った から で 、 大 手 の大 日 本 製 薬 を 筆
や ろ ナ﹂ と いう 相 談 にま で な っ て き
者 か ら は まず ボ ソ の佐 久 間 穆 特 派 員 に連
頭 と し て五 社 が 製 造 販 売 を し て いた 。
要 求 であ った 。こ の系 統 の睡 眠 薬 は 当 時 、
他 に も い る 。 し か し 、 宮 武 さ ん の場 合
絡 し て 、 こ の問 題 を 追 究 し て いる レ ソ ツ
長 だ った 私 は、 投 書 に あ る 西 ド イ ツで の
は 、 そ の う ち十 八年 間 は 戦 後 薬 害 第 一
教 授 と そ の グ ルー プ か ら 取 材 し て土 台 を
二 十 年 、 三十 年 の社 長 歴 を 持 つ人 は
号 の被 告 側代表者 とし て の渦 中 にいた
固 め 、 つ いで ヨー ロ ッ パ総 局 長 に頼 ん で
思 う り ふ つう こ う し た ケー スの 場 合 、
宮 武 さ ん の 態 度 は フ ェア であ った と
のだ か ら 、 心身 とも にく た く た であ っ
有 力 な広 告 主 で あ れ ば あ る ほど 、 あ ら
日 夕 刊 に第 一報 と し て 、 四 殺 五十 六行 の
対 応 に つ い て迫 った 。 そ し て 、 五 月 十 七
間 違 う と る 。 訂 正 し て も ら いた い ﹂ と 幹
ら に紅 潮 さ せ て ﹁あ ん た のと こ の記 事 は
宮 武 社 長 が 恰 幅 の い い、 あ か ら 顔 を さ
は と ら な か った 。
が 、宮 武 さ ん は い っさ いそ う いう 手 段
記 事 の掲 載 を 妨 害 し て く る 例 が 多 い
7 エア プ レ イ
た ろう 9
全 欧 の 実 態 を つか ん だ 。 そ れ から 、 そ の
記 事 を 掲 載 し た 。 西 ド イ ツで 三十 五年 か
マイ ド奇 形 と 思 わ れ る 子 供 た ち の 父 母
ゆ る スジ か ら あ ら ゆ る 手 段 で、 取 材 や
ら 奇 形 児 出 産 に影 響 が あ り と し て 大 き な
部 数 人 を従 え て 、 私 ら に迫 ってき た の は
デ ー タ を そ ろえ て厚 生 省 当 局 の口 本 で の
昭 和 三 十 七 年 三月 、 読 者 か ら 、 ヨー
翌 日 で あ った 。数 時 間 の 激 論 が つづ い た 。
な ど 二十 八 家 族 八 十 三 人 が 、 サ リ ド マ
一通 の 投 書
ロ ッ パ で 起 こ って いる サ リ ド マイ ド薬
そ の結 果 、 そ の 時 点 で は 若 干 の 誤 り が あ
イ ド系 睡 眠 薬 を 製 造 販売 し た 大 日 本 製
事 態 は ど ん ど ん 進 ん で行 き 、 サ リ ド
害 に つ い て の投 書 が 、 朝 目 新 聞 東 京 本
睡 眠 薬 と 同 系統 の睡 眠 薬 イ ソ ミ ソと 胃 腸
る こと が わ か った 。 ﹁そ の部 分 は 全 部 と
制
征会 問 題 とな って い る 、 サ リ ド マイ ド 系
薬 プ ロパ ソMを製 造 し て いる 、 大 日 本 製
社 の 社 会 部 にあ った 。 東 京 都 下 の婦 人
か ら で 、 そ れ を読 んだ 遊 軍 の 佐 伯 晋 君
(2)
第145号
昭 和57年3月10日
昭和57年3月 ね 日 第145号
社 長 )、生 盛化 学 会 社 (東 京 都 板 橋 区 志
と 認 定 さ れ た 。(注 )西 ド イ ツで は 四 千 人 c
@ サ リド マイ ド 障 害 児 (者 ) 三 百 三 人
であ ろう 災 害 を 他 の国 に比 べ 、 最 少 に食
と で、 放 っ て置 け ば ま だ ま だ 数 多 く 出 た
げ た い。 し か し 、 私 た ち はそ れ を や る こ
こ と に、 改 .
め て お 気 の毒 だ った と 申 し 上
き受け 、真 剣 にとりくみ、 非 を悟 る と
とら ず に 二十 年 間 こ の問 題 を 一手 に引
し か し 、 宮 武 さ ん は、 そ の いず れ も
円 (す で に支 払 った も の も ふく め て)
村 町 ・去 る 三十 六年 倒 産 、 清 算 人藤 田
英 国 四百 人 に つぐ 数 で あ る り
薬 会 社 (大 阪市 東 区 道 修 町 、宮 武 徳次 郎
義 判 氏 )、同薬 品 を 認 可 し た 国 (
厚生省 )
タ ネ を 自 ら の 手 で刈 った 。 そ し て 、 一
全 面 和 解 、 補 償 の道 を と った 。 播 いた
い止 め る こと が で ぎ た こと を お 互 い に 最
応 の終 末 が き て、 は じ め て 自 分 の苦 し
和 解 が でき た 五 十 一年 一月 当 時
大 の慰 め と し た い 、 と 思 いま す 。 永 い 闘
いイ スを 降 り た Q も っと も 、 サ リ ド マ
を 相 手 取 って、 四 十 年 一月 総 額 六億 三
いの果 て に 、 い ま は 友 人 と な った こ れ か
国 二十
億 門 、 大 日本 製 薬 三 十 億 円 、 そ れ 以 外 の
ら のあ な た の 人 生 が 意 義 あ る も の で あ る
の で は な く 、 こ ん後 も そ れ は 宮 武 さ ん
補 償 金 は六 十 億 円 で 、 内 訳 は
東 京 地 裁 に起 こ し た の を 軸 に、 京都 、
製 薬 四社 十 億 円
こと を祈 り ま す L と い った ふ う な 便 り で
千 百 九 十 九万 円 の損 害 賠 償 請 求 訴 訟 を
名 古 屋 、 大 阪 、 岡 山 、 岐 阜 でも そ れ ぞ
と な って いる が 、 最 終 的 には 大 日 本 製 薬
男 の 出 所 進 退 の むず か し さ 、哀 し さ 、
が。
と って 離 れ な い十 宇 架 と な る で あ ろ う
イド 児 の苦 難 が す べ て これ で 解 決 し た
れ 問 題 を法 廷 に持 ち 出 し て いた 9
と サ リ ド マイ ド 被 害 者 に、 一生 つぎ ま
が 鳴 った り
れ て行 く 空 を 眺 め て い ると 、 卓 上 の 電 話
翌 日 の 夕 方 一仕 事 済 ん で、 ぼ ん や り 暮
あ った り
当 時 生 ま れ 出 た 俗 に いう 手 のな い サ リ
さ れ る。
の 支 払 い は五 十 億 に 近 い額 にな る と 推 定
五 十 億 の支 払 い
ド マイド 児 は 既 に成 人 し て、 せ ん だ っ
が メ ガ ホ ンを と った 映 画 、 ﹁典 子 は い ま ﹂
た の速 達 の 手 紙 の中 味 を 知 ら せ てぎ た ん
に帰 る と ころ や が 、 大 阪 の秘 書 か ら あ ん
ゆ る 階 層 の 人 の出 所 進 退 を み て き た 。
四 十 一年 余 も 新 聞 記 者 で あ り 、 あ ら
き び し さ 、 と り わけ 哀 れ さ を 私 は 電 話
種 の事 件 と同様 に、 ま ず ﹁因 果 関 係 の
の 主 人 公 (熊 本 市 役 所 勤 務 ) に代 表 さ れ
や 。 ア リ ガ ト 。 ほ ん ま に永 い間 の つ き 合
大 事 な 場 所 で いさ ぎ よ い人 も あ り 、 反
一いま 羽 田 に い る ん や . これ か ら 大 阪
立 証 が な い﹂ ﹁ま だ 調 査 中 で専 門 学 者
る よ う に、 全 国 で そ れ ぞ れ 自 分 が 背 負 わ
い や った ナ ア 。 わ し も これ か ら 、 や っと
て 封 切 られ て 人 々 を 感 動 さ せた 松 山 善 三
が いな い﹂ など の応 酬 が く り返 さ れ 、
さ れ た 苦 難 に耐 え な が ら 、 必 死 に生 き よ
少 し は ヒ マ に な る り こ んど東 京 に出 て き
裁 判 の経 過 は そ の 後 に 起 こ った こ の
証 人 の申 請 、反 対 尋 問 な ど え んえ ん と
う と し て いる 。
を置 い て考 え 込 んだ u
つづ き 口頭 弁 論 も 五 十 同 以 上 開 か れ
ろ、 進 退 あ ざ や か と いう 人 は少 な か っ
た 、 と い っ て い いだ ろう 。
た ら久 し 振 り で 飯 で も食 いま ひ ょ か L
そ の声 に は 、 ほ っと し た よ う な 、 し み
おそ ら く 、 こ の 二十 年 間 に 、 宮 武 さ ん
年 の祉 長 の 座 に あ った こ と に つ い て 、
であ る、と 私 は 思 う Q社 内 的 に、二 十数
宮 武 さ ん は そ の数 少 な い方 の ひ と り
にと って は 、 私 の 存 在 が憎 悪 に満 ち た も
いろ ん な 見 方 が あ る かも 知 れ な い が
じ み し た 響 ぎ が こも って いた 。
宮 武 社 長、 社 長 退 任 ・会 長就 任 の 記 事
のと し か 映 ら な か った時 期 も あ っ た に ち
羽由 か ら の 電 話
対 にぶ ざ ま な 人 も あ った 。 い や 、 む し
た。
し か し 因果 関 係 に つ い て は 四十 六 年
秋 の 西 ド イ ツ の ﹁レ ソ ツ教 授 証 言 ﹂、
能 性 (過 失 責任 )に つ い て は ア メリ カ ・
を 新 聞 の 人事 往 来 の 中 に み つけ た 私 は 、
サ リ ド マイ ド に よ る 奇 形 発 生 の予 見 可
ワ シ ソト ン州 立 大 学 テ ィ エ ル シ ュ教 授
が いな い。 死 に た い、 と考 え た こ と も あ
大 正 六年 熊 本 県 牛 ま れ 。 昭 和
す ぐ に ペ ソを と って 大 阪 の宮 武 徳 次 郎 さ
役 東 京 本祉 代 次 。 現在 テ レ ビ 朝 日 醐 社 畏 9
本祉 入 社 。 祉 会 郁 長. 縦 築 局 畏 、 導 甥 取締
十 五 年 早 棚 田大 学 卒業 Ω 同 年 朝 日 新 聞 東京
田 代冨 久 雄 氏 賂 厘
,: .: o
の 証 言 な ど で ヤ マを 越 え た 9 最 終 的 に
思 った こと も あ った ろう 。
タ は他 の 若 い 人 に や っても ら い た い 、 と
った か も 知 れ な い 。 早 く 辞 め て 、 ゴ タ ゴ
貴 方 の後 半 生 を苦 渋 に み ち たも の に し た
﹁永 い間 ご 苦 労 さ ま 。 私 た ち の記 事 が
ん に 速達 を出 し た 。
九 十 八億 九千三百万
は イ ソ ミ ソ補 償 は 五 十 二年 十 ﹁月 十 四
日に
④補 償金総額
(3)
現 場 に は記者も カメラ も 、 ど ん
着 く こと だ。あ れは よ し 、 これはよ
執 念 のド ラ マだ っ た 。
ま 。 そ れ ぞ れ が 生 き 残 る こと へ の
で 早 い。 特 別 出 勤 し て き た 同 僚 デ
夕 刊 の締 め切 り 時 間 は 小 き ざ み
し ⋮ ⋮ 壁 に張 り出 さ れ た 記 者 の配 置
表 を 見 な が ら、 出 稿 メ ニ ュ ー を再 点
ど ん 駆 け つけ て いる ﹂
宿 直 明 け のデ ス ク は 、 大 き な
記 者 た ち が 、 ぞ く ぞ く 集 ま って
な が ら 、 テ キ パキ と 引 き 継 ぐ 。
に原 稿 が 入 り は じ め た 。 一面 、 中 面
の 動 き は よ い。 現 場 班 か ら は、 次 々
大 事 件 が起き たとき の社 会部記者
都 心 で史 上 最 大 の 惨 事 ﹂。一面 は
﹁ホ テ ル ・ ニ ュ ー ジ ャ パ ソ炎 上
検 する。
く る。
と も ぶ ち 抜 き で いく そ 。 見 開 き のグ
二 段 通 し の大 見 出 し 。 真 ん中 に 五
模 造 紙 に記 者 の配 置 を 書 き 込 み
﹁事 件 は出 足 が勝 負 だ ぞ ﹂。 い
ラ フ面 も と る ん だ 。 広 告 を はず す 交
段 の写 真 。 炎 が 噴 き 出 す 九 階 の窓
ス ク数 人 と 、 本 記 、 雑 観 、 関 連 も
つ の ま に かあ ら わ れ た 社 会 部 長
渉 を 角心
げ 。 ま だ、 ね む 気 の さ め な い
の と 振 り 分 け分 担 の 作 業 であ る。
が 大 声 を 張 り 上げ る 。﹁前 線 本 部
た。
が 降 り た。 初戦 は ひ と ま ず 終 わ っ
午 後 一時 三十 分 。 最 終 版 のゲ ラ
だ。
叫 び 声 が 伝 わ っ て く る よ うな 迫 力
わ く に、 表 情 を こ わ ば ら せ て へば
紀
は つく っ た か ﹂
正
り つ く 中 年 の男 性 。 助 け を 求 め る
ロ
事件 は ”
出 足 〃が 勝 負 ダ
樋
し く 、 三 階 編 集 局 への 階 段 を か け
朝、 私 は夕 刊 番 のデ スクだ った 。自
取 材 は 、 こう し て はじ ま っ た 。 こ の
めて いた。
社 会 部 に は 、 む んむ ん 熱 気 が た ち こ
だ だ っ 広 い編 集 局 フ ロア ー の
さ ら に は、 最 初 か ら ド カ ンと戦 力
警 視 庁 ク ラブ 記 者 の 素 早 い判 断 、
場 に 一番 のり だ っ た 、 と いう 。
だ った。新 聞社 で は 、 わが社が 現
各 紙 に比 べ 、 と く に 写 真 は圧 勝
上 る。
宅 で 第 一報 を 受 け た のが 午 前 四 時 五
﹁よ し 問 題 点 を い こ う o な ぜ 大 惨
を 投 入 し た 要員 作 戦 の 結 果 で はな
︹サ ゾ ゲイ 新 聞東 凧木 社
礼 食 離 次長 )
﹁臨 時 電 話 も手
配 し ろ ﹂。
二 月 八 日、死
者 三 十 二 人を出
し た 東 京 ・永 田
町 の ホ テ ル ・二
﹁死 者 は 五 人 に ふえ ま し た よ ﹂
分 。 ﹁い ま 死 者 は 一人 だ が 、 出 火 時
事 に な った の か、 だ 。 自 力 脱 出 し た
い か と 思 う。
ユ⋮ ジ ャ パ ン火 災 の
現 場 へ と ぶ 記 者 が 、 す れ ち が いざ
間 が 時 間 だ か ら ⋮ ⋮﹂。受 話 器 の 向 う
客 た ち の 証 言も 集 め よ う ﹂。 た ち ま
(
写真
エ レ ベ ー タ ーを 待 つ の も も ど か
ま ど な る よ う に叫 ぶ。 午 前 五 時 二
の声 は 張 り 詰 め て い た。 そ の い や な
ち に 、 ひ ど い欠 陥 ホ テ ル で あ る こ と
角、
十 分 。 社 会 部 で は、 す で に 何 人 か
予 感 が 、 い ま 現 実 にな り つ つ あ る 。
が わ か った 。 シー ツ や 毛 布 を 命 綱 に
サ γ ケイ新聞提供)
こ れ も 、 第 一報 を キ ャ ッ チし た
の記 者 が 電 話 にと り す が っ て い
テ レビ中 継 が、現場 の惨 状 を 映し
し た客 な ど、脱出 の模 様 も さ ま ざ
た。
出 す 。 私 は 深 呼 吸 し た。 ま ず 、 落 ち
﹁部 員 は 全 員 呼 び 出 し を か け た 。
(4)
第145号
昭 和57年3月10日
第145号
昭 和57年3月10日
へ
救 ム叩ボ ー ト の 中 に 見 た 時 、 初 め
ヘ
レ ン ズ を 望 遠 い っぱ い に ひ い ても 、
て 足 が ふ るえ た 。 宿 直 明 け の二
お
D C 8 は 鉛 筆 より 綱 い。 し か し 、 家
人 の 技 術 局 員 だ け を 乗 せ て かけ
﹂
﹁ど こ ヘー
庭 の ブ ラ ウ ソ管 で は 、 充 分 に 衝 撃 酌
つけ た 中 継 唯 が 、 そ の姿 を と ら
﹁ヘリ を 飛 ば せ ろ ー
﹁あ が れ ば わ か る 。は や く ーー ﹂
だ っ た o ヘリ は羽 田管 制 の 警尾ロを 無
﹂
日乱
肌 機 墜 落 の 第 一報 が 入 っ た
X
え る。
貞
ー ス絹 染 碁
良
ニ ュ ー ス ルー ム に
。 夜 の街
が 走 る 。 西新宿
E N Gが、 記者
に、 中 継車 が、
落ー
ータ i 機 が 墜
客 を 乗 せ たチ山
、
ンで 日本 人観光
A P の 至 急報 が 鳴 る 。 ソ f リ ピ
.
が 炉石千
†同 った
}段 落 つ い た 夜 、 ア ル コ ー ル
X
視 し て 、 事 故 機 の頭 上 に 入 り 、 救 助
夕 方 の ロー カ ル 一
一ユ ー ス の 堰 材 チ
ニ
は や き 者 〃の 不 安 と 胱 惚
椿
.T
・.・ピ朝 B
×
時 、 社 会 部 デ ス クと .
取材 部 デ スク
へ
の模 様 を 最 初 から 最 後 ま で 記 録 し
ヘ
×
た。
の間 で 、 ま ず 交 わ さ れ た 会 話 だ 。
な に し ろ 、前 日 の ニ ュ ージ ャ パ
ソ の 火 事 で ヘリ 中 継 は 大 変 な 威 力
﹃お は よ
﹃モ ー 一
一ン グ ﹄ と 午 前 七 時 か
を 発 揮 し た o ﹃セ ブ ン ﹄
う﹄
ら 九 時 半 ま で ブ チ 抜 い て 、 へ -- の
カ メラ は燃 え るホテ ルの 上 空 か ら
X
一瞬 の 休 み も な く 、 映 像 を 送 り つ
づけた。
×
そ の 頃 、 東 雲 の東 京 ヘ リ ポ ー ト
の高 層 ビ ル にあ
る 旅 行 代 理 店 に か け つけ た 記 者
﹃モ ー ニ ソ グ ﹄ の 頭 で 、 一
ー ム は 、 高 速 道 路 の.
平和 島 付 近 を走
か ら電 話。
で は、
夜 明 け た ニュ ージ ャ パ ソ の 残 骸 を
っ て い た 。 突 然 、無 線 か ら デ ス ク の
﹁誰 も い ま せ ん 。 建 物 に は シ 哨 ー
ソ タ ! も 下 り て い る し 、 た だ ま っ済
ためらう こ と なく 、K
カ メ ラ マ ンと S ア ナ ウ ン サ ー は羽 田
目 の 前 に ポ ッ カ リと 静 か に浮 かぶ
ス ル ー ムに、 動 物 本 能 の よ う に、 ニ
一度 は ア ル コ ! ル の 入 っ た ニ ュ ー
い ま に 、 み ん な 隼{
で す 。﹂
﹁待 っ て ろ !
。女 性 ア ナ で あ る S は 、油
ま る から!﹂
事故 機 ー
ュ ー スを 追 う 目 が 再 び 輝 く 。
と 点 呼 を と って い た。
路 の 先 端 に。 救 助 隊 員 は 、 の ん び り
に下 り た 。 バ ト カ ! に つ い て C 滑 走
どなり声ー
送 り 終 え た ヘリ が .
灰 った ば か り だ
った 。 デ ス ク か ら の電 話 で 、 朝 食
を パ タ つ いて いた カ メ ラ の T と 技
術 の s 、 そ れ にT パ イ ロ ッ トが 走
る。
川 崎 の 臨 海 工業 地 帯 か ら 羽 田 沖
航機 を と らえ たのは、九 時 十 分。
と 泥 に ま み れ た ま っ黒 に 光 る 顔 を 、
に 回 り こ ん だ ヘリ の カ メ ラ が 、 日
現 場 か ら 七 キ ロ離 れ た 地 点 で は 、
1
カ
へ
を
へ
ま た 、 早 く 着 き すぎ た ー
時事通信提 供 )
本 番 デ ス クが 不 遜 にも っ ぶ や い
た。
(
写真
(5)
シ リ ーズ 研 究 会 ﹃新 技 術 ﹄ M
材料 革命 を担 う
盛
和
ニ ュー セ ラ ミ ッ ク
稲
夫
で す 。 フ ェラ イ ト は 鉄 です か ら、 鉄 の 二 つ の 原 子 と 酸
を つく って高 温 で 焼 き ま す と 、 フ ェラ イ ト に な る わ け
と 、 非 常 に誘 電 率 が 高 いも の が得 られ た わ け です 、
末 を 混 ぜ て (チ タ ン酸 .バリ ウ ム) 焼 き 固 め て み ま す
使 え そ う だ と いう の で 、 そ れ にバ リ ウ ム の 酸 化 物 の粉
て い ま す 。 絶 縁 が あ る と 同 時 に誘 電 率 が 大 き いも の で
ん 。 最 近 は、 あ いだ に 有 機 の フ ィ ル ムを は さ ん で や っ
し た 。 あ あ いう 大 き な も の は い ま は使 っ て お り ま せ
サ i ) が あ り ま し て 、 金 属 の 板 が い っぱ い 並 ん で いま
戦 時 中 の ラ ジ オ は パ リ コ ン (.
ハリ ア ブ ル ・コ ンデ ン
素 の 四 つ の原 子 が付 い た も の が酸 化 鉄 で 、 こ れ に いろ
い ろ な も のが付 き ま す 。 マ ンガ ンと か 、 ニ ッ ケ ル、 亜
鉛 の酸 化 物 が付 き ま す と 、 テ レビ や ラジ オ に 使 う ソ フ
ト フ ェライ ト (マグ ネ ッ ト ) が 出 来 ま す 。 こ の フ ェラ
す から。
イ ト を 作 る 技 術 で 一番 進 ん で いる のが T D K (東 京 電
気 化 学 ) さ んで す 。 同 じ よ う に酸 化 鉄 の 中 に コパ ルト
け です 。
れ ま す 。 これ ら は電 子 機 器 に たく さ ん使 わ れ て いる わ
か ら 、 小 さ い コ ンデ ン サ ー でた く さ ん の 電 気 が た め ら
リ コ ソ酸 、 鉛 ) です と 、 大 ぎ い誘 電 率 を 持 っ て います
物 と シ リ コ ニウ ム の 酸 化 物 と 鉛 の酸 化 物 (チ タ ン、 シ
な り ま す が 、 チ タ ソ酸 .バリ ウ ム、 ま た は チ タ ソ の酸 化
従 来 の 空 気 コ ンデ ン サ ー で は 、 非常 に 大 き な も の に
の 酸 化 物 と か、 バ リ ウ ム の酸 化 物 を 混 ぜ て 焼 き 固 め る
と 、 ハー ド 7 エラ イ ト (永 久 磁 石 の よ う な も の) が 出
来 ます。
と 、 い ろ いろ な 性 質 を 持 った も のが 出来 ま す 。 そ し て
(蘇 都 セ ラ 、
ミ , ク社 畏 )
工業製品 を形づ く る材 料 には、鉄、銅 、 ア ル、
.
、な ど
そ れ を 追 究 し て行 っ た と こ ろ に新 し い焼 物 の 世 界 が 現
と も かく金 属 の酸 化 物 を 精 製 し て 焼 き 固 め て み る
の金 属 材 料 、 プ ラ ス チ ッ ク、 木 材 な ど の有 機 材 料 、 そ
わ れ てき た わけ です 。 金 属 の酸 化物 を 焼 き 固 め ま す
と が 判 り 、 これ を ど ん ど ん 追 究 し て いき 、ま た 、そ れ に
て 焼 き 固 め ます と 、 い ろ い ろ な物 性 を 持 っ て く る わけ
し て セ ラ ミ ック な ど の無 機 材 料 が あ り ま す 。 こ れ ら を
い ろ い ろ な も の を 混 ぜ ま す と 、 また 物 性 が 変 わ ってく
で す 。 あ るも の は コ ンデ ン サー にな り ま す し 、 あ るも
こ う し たも の は す べ て 金 属 の酸 化 物 で す 。 地 中 にあ
窯 業 製 品 と よば れ 、 天 然 の 原 料 を成 形 し 高 温 で 焼 ぎ 固
る こ と が 判 って き ま し た 。 こう し たも の が 現 在 の電 子
と 、 マグ ネ ット の 性 質 を 持 った も のが 出 来 る と いう こ
め た も の です 。 身 近 な も の で は陶 磁 器 、 レ ソ ガ 、 セ メ
工 業 関 係 のも の に使 わ れ る よ う にな った わ け です 。
三 大 工業 材 料 と い い ま す 。 セ ラ ミ ッ ク は 、 一般 的 には
ン ト な ど が あ り ま す 。 フ ァ イ ン セ ラ ミ ッ クと か ニ ュー
セ ラ ミ ック は 、 天 然 の材 料 を そ の ま ま 使 う の で は な
の セ ラ ミ ック と は き わ だ った 相 違 が あ り ま す 。 二 議ー
料 の 性 質 、 製 造 方 法 、 製 品 の特 性 な ど に お いて 、 一般
ま ん 中 の絶 縁 材 料 に誘 電 率 の高 いも の を 使 え ば 、 幾 ら
ー と いう )。 た く さ ん の電 気 を た め よ う と 思 い ま す と 、
発 生 し て、 間 に電 気 が た ま り ま す (これ を コ ソデ ンサ
の 電 気 を かけ ま す と 、 他 方 に 一 (マイ ナ ス) が 自 然 に
あ い だ にギ ャ ップ を 置 き ま し て、 }方 に + (プ ラ ス)
率 が 非 常 に高 い、 と いう 特 性 を持 って い ま す 。 空 気 の
一方 、 同 じ金 属 酸 化 物 で も 、 チ タ ン の 酸 化 物 は誘 電
ル ス テ ライ ト は、 非 常 に 高 周 波 絶 縁 性 能 が い いも ので
分 子 の 酸 化 マグ ネ シ ウ ム と 酸 化 シ リ コ ソを 使 った フ ォ
ー の 発 信 のと ころ に は 、 これ が 入 っ て お り ま し た 。 二
つ付 い た ステ ア タ イ ト が そ う で、 戦 時 中 米 軍 の レー ダ
古 く は 酸 化 マグ ネ シ ウ ムと 酸 化 シリ コ ンが 一分 子ず
の は 磁 性 体 と いう 特 性 を 発 揮 す る わ け で す 。
る も のを 精 製 し純 粋 な も の に し て、 そ れ を 混 ぜ 合 わ せ
セ ラ ミ ッ クと よば れ て い る も のも 窯 業 製 品 で す が 、 原
く 、 科 学 的 に 合 成 ま た は 精 製 し た 高 純 度 の非 金 属 、 無
で も 高 い亀 気 が た め ら れ る わ け です 。 チ タ ソ酸 化 物 の
す か ら 、 B1 29 の 電 波 探 知 器 の絶 縁 に は 、 全 部 これ が
思 いま す 。
た と えば 酸 化 物 の粉 末 を 焼 い て高 温 で 固 め る と 、 い
い と い う 性質 を 持 った も の が あ り ま す 。
ま た 、 金属 の 酸 化 物 の 中 には絶 縁 体 、 電 気 を 通 さ な
機 材 料 を 原 料 にし て つく ら れ ます 。
物 性 を 調 べ て み ま す と 、 実 は誘 電 率 が高 い と い う こと
入 っ て いま し た。 撃 墜 し ま し た B1 29 を パ ラ し ま す
そ れ で は 七 ペ ー ジ の 表 に 従 って 説 明 し て いき た いと
が 判 って ま い り ま し た Q これ はど う も コ ンデ ソ サ ー に
わ ゆ る 磁 性 体 と いわ れ る フ ェ ライ ト (鉄 属 の 元 素 の酸
化 物 ) が 出 てき ま す 。 茶 色 の鉄 の さ び を 粉 末 に し て形
(6)
第145号
昭 和57年3月10日
第145号
昭 和57年3月10日
の が 出 来 な いま ま に 終 わ っ て し ま った 。
と い う 指 令 が 出 た の で す が 、 終 戦 ま で に あ ま り い いも
大 学 と か東 北 大 学 に 持 ち 込 み ま し て 、 同 じ も の を 作 れ
と 、 色 の変 わ った 焼 物 が 入 って いる の で 、 これ を 京 都
ラ イ ト と いう 鉱 物 を 焼 き 固 め たも の 。 これ ら は いず れ
り ま す が 、 ジ ル コ ン と いう 粉 末 を 焼 き 固 め た も の。 ム
も の で す 。 酸 化 ジ ル コ ニウ ム と シリ コ ン、 宝 石 にも あ
れ ど も 、 あ のボ ロボ ロに な った 自 いや つ を 焼 き 固 め た
て お き ま す と 、 弁 当 箱 が 腐 ってき て 穴 が あ き ま し た け
酸化 アル、
ミニウ ム。 戦 時 中 、 梅 干 し を ま ん 中 に 入 れ
こ の酸 素 を 追 い出 し て、 窒 素 を付 け て や り ます と 、 窒
す いも の で す か ら 、 す べ てが 酸 化 物 であ る ん で す が 、
し ま す よ り は 、 酸 素 と 金 属 の ほ う が は る か に 反応 し や
っ て いま す 。 窒 素 も 多 い ん です が 、 窒 素 と 金 属 が 反 応
に 多 いた め 、 す べ て 金 属 は酸 化 物 の状 態 で地 中 に埋 ま
に は 天 然 に はな い わ け で す 。 地 球 の上 に は酸 素 が 非 常
い ま す が 、 そ う い う も のが 出 来 ま す 。 こ の鉱 物 は実 際
が 進 ん でき 始 めた わ け で す 。
戦 後 、 電 子 工業 の 発 達 に つれ ま し て、 こ う いう も の
も 絶 縁 体 が 出 来 ま す 9 いわ ゆ る メガ サ イ ク ル か ら ギ ガ
化 物 が出来 ます Q窒 化珪素 と か、ポ ロγナイトライド
(窒 化 ボ ロ ン) な ど 、 こ の ほ か た く さ ん あ り ます が 、
サ イ ク ルと いう 高 い 周 波 の電 波 、 電 気 の 領 域 でも 絶 縁
性 があ るわけです。
ト と 高 いん で す が 、 こ れ は 普 通 の焼 物 で 持 つ わ け で
非 常 に周波数が高 く、 電 圧も何万ボ ルト、 何 十万ボ ル
ま た 、 金 属 に炭 素 を 付 け た も の (金 属 の炭 化 物 ) を
います。
関 用 構 造 部 材 、 高 周 波 熱 処 理 用 の 冶 具 な ど に使 わ れ て
窒 化 珪 素 セ ラ ミ ッ ク は 耐 熱 衝 撃 惟 にす ぐ れ 、 内 燃 機
人 τ的 に天 然 に な いも の を つく った わ け で す 。
す 。 と ころ が 、 メ ガ サ イ ク ル (10 と か 、 01 ) と いう よ
ー
う な 高 周波 、 いわ ゆ る テ レビ の電 波 と か 、 宇 宙 通 信 に
焼 き 固 め ま す と 、 ボ ロ ソ カ ー バ イ ド (瑚 索 と カ ーボ ノ
一般 の送 電 線 は 五 〇 サ イ ク ルと か 、 六 〇 サ イ ク ルと
使 っ て い る よ う な 電 波 を 絶 縁 しま す 場 合 は 、 送 電線 用
が 付 い た も の)、 チ タ ンカ ーパ イ ド
属 の タ ソ グ ステ ソと 炭 素 が 付 い た も の )、 シリ コ ンカ
と 炭 素 が 付 い た も の)、 タ ング ス テ ン カ ー バ イ ド
(チ タ ニウ ム金 属
に 使 って いる絶 縁 体 を 使 っ ても絶 縁 性 は な く 、 スポ ン
スポ ソと 通 って し ま い ま す 。 つま り 、 高 周 波 の領 域 で
(金
は 、 何 十 万ボ ルト も の 電 気 を絶 縁 し て い る 碍 子 も 絶 縁
q パ イ ド ま た は 炭 化 珪 素 (シ リ コ ンと 炭 素 が付 いた も
炭 化 物 と いう も の で 、 み な さ ん の ご 記 憶 にあ る と し
性 が な く な る わけ で す 。で す から 、そ う い う 高 湖 波 のと
こ の グ ル ープ の 酸 化 物 は絶 縁 であ り ま す と 同 時 に、
ま す と ア セ チ レ ン ガ ス灯 で す 。 カ ル シウ ム カ ー パ イ ド
の) などが出 来 ます。
非 常 に 硬 い。 中 で も 、 酸 化 ア ルミ ニウ ム、ジ ル コン、ム
を 入 れ て 水 を さ す と 、 ア セ チ レ ンが 発 生 し て ラ ンプ に
こ ろ で は、特 殊 な セ ラ ミ ソ ク の絶 縁 体 が 要 る わ け です 。
ラ イ ト は 非 常 に硬 く 、 熱 にも 強 く 、 薬 品 に 侵 さ れ な い
な る 。 昔 、 夜 店 で 使 っ て いま し た け れ ど も 、 あ れ は カ
ル シウ ムと 炭 素 が 付 いた も の です り あ の へん が 最 初 で
と いう 性質 を持 っ て い ま す 。
た い な も の を た く さ ん 入れ ま し て 、 電 気 炉 の中 で電 極
し て 、 そ の次 に 出 て き た の が シ リ コ ソ カ ー パ イ ド で
二 〇 年 く ら い前 ま で は 、 以 上 の よう な 金 属 酸 化 物 の
と こ ろが 、 こ ん ど は そ の金 域 に 窒素 を つけ ま す (金
で ア ー ク を 飛 ば し ま す と融 け て し ま い ま す が 、 そ の と
ピ ュア : な 、科 学 的 に精 製 し た も の の 粉 末 を 固 め て 焼
(N ) を付 け
す 。 珪 砂 、 つ ま り 海 岸 の砂 です が 、 あ れ に コー ク スみ
属 の窒 化 物 ). た と え ば シ リ コソに 窒 素
き に酸 素 が 飛 ん で 炭 素 が 付 く と シ リ コ ソカ ーパ イ ド が
い た も のを 、 ニ ュー セ ラ ミ ックと い って い ま し た。
ま す と 、 窒化 珪 素 、 ま た は シ リ コ ンナ イ ト ラ イ ド と い
(7)
昭和57隼3月 佃 日 第 届5号
硬 合 金 を し の ぐ も の と し て 注 目 さ れ 、 水 中 ポ ンプ 、 ケ
熱 伝 導 が よ い な ど の特 性 を 持 ち 、 従 来 の炭 化 珪 素 や 超
固 め た も のが 炭 化 物 の セ ラ ミ ッ ク で す 。 摩 耗 が 少 な く
不 透 明 な の で す 。 そ の粒 塊 の と こ ろ に、 そ う いう 空 域
ず つ空 気 を 含 ん で お り ま す 。 そ の た め に 一般 に 焼 物 は
す から 、 粒 塊 と い いま す が 、 そ の粒 塊 のあ いだ に 少 し
多 結 晶 体 は 、 結 晶 が た く さ ん 重 な っ て出 来 て お り ま
ソと 振 れ て あ の 音 が す る わ け で す 。 従 来 の スピ ー カ ー
ま す か ら 、 そ の 歪 みを 交 互 に か け て や り ま す と 、 ビ ー
お り ま し て 、 そ こ に電 気 が ち ょ っと か かり ま す と 歪 み
り ま す の は 、 全 部 一枚 の薄 い セ ラ ミ ック の板 が 入 って
い う性 質 も あ り ま す 。 いま 電 卓 で ピ ッピ ッと 鳴 っ て お
鷹 気 を か け ま す と 、体 積 が 伸 び た り縮 ん だ り す る と
花 が 出 る、 つま り 、 電 気 が 発 生 す る よう に な って いた
ミ カ ルポ ンプ の シー ル部 材 と し て普 及 し て いま す 。
が な いよ う な も の を つく る わ け で す 。 真 蜜 中 で 焼 き ま
み た い に は つく り ま せ ん で 、 セ ラ ミ ッ ク板 が 一枚 あ り
わ け です 。
次 に 、 金 属 が ボ μン (醐 素 ) と 付 いた も のを 瑚 化 物
す と か 、 う ん と 高 温 高 圧 で気 泡 を 抜 く と いう 方 法 を と
さ え す れ ば 、 いろ いろ な メ ロデ ィ ー が 出 せ ます 。 周 波
ア に な り ま す 。.
酸 化 ア ルミ ニウ ム の 一つ の結 晶 で出 来
と い い ま す が 、 これ には 、 チ タ ソ と ボ ロソ の付 い た も
り ま す と、 多 結 晶 であ って も 透 明 な セ ラ ミ ヅ クが 出 来
数 を変 え れ ば 歪 み が変 わ り ま す か ら 、 ど ん な音 で も 出
出 来 ま す 。 こ れ を ガ ラ ス で固 め て 研 削 や研 磨 を す る と
の、 ジ ル コ ニウ ムと ボ ロソ の 付 い た も のがあ り ま す 。
カ ロ ック ス、 ま た は P L Z T (
鉛 、 ラ ンタ ソ、 ジ ル コ
ま す 。代 表 的 な も の が 酸化 ア ル ミ ニウ ム の透 明 体 の ル
る と い う 、 そ う いう 面 白 い性 質 を 持 っ て いま す 。
た も のが サ フ ァ イ ア です 。
サ ー メ ソト (セ ラ ミ ック 。メ タ ル ・コソボ ジ ッ ト ・
ニウ ム、 チ タ ンな ど の透 明 な も の ) で す 。
き に使 っ て い た ので す が 、 も っと 緻 密 にき っち り 焼 き
マテ リ ア ル) は 、 セ ラ ミ ッ ク の 粉 末 と 金 属 の粉 末 と を
を混 ぜ 成 形 し 、 高 温 で焼 いた も の が あ り ます 。 超 硬 合
タ ング ス テ ン カ ーバ イ ド の 粉 末 の中 に金 属 の コバ ル ト
って いる も の で す か ら 、 そ れ を 応 用 す る と い う の が 、
一つの結 晶 に な って いる も の が 、 い ろ いろ な特 性 を 持
う な も の の粉 末 を 固 め た も の か 、 も し く はそ れ だ け で
金 晟 の 酸 化 物 、 炭 化 物 、 ま た は 窒 化 物 、 そ う いう よ
ヅ クと ト ラ ソ ジ ス タ から 始 ま っ た I Cが あ った か ら 、
荷 金 額 に な り ま す 。 現 在 の 電 子 工 業 の発 展 は、 セ ラ ミ
部 品 と し て 使 わ れ て おり ま し て 、 年 間 何 千 億 と いう 出
磁 性 体 も 誘 電 体 も エレ ク ト ロ ニク ス の中 に は 必 須 の
混 ぜ て 固 め た 復 合 材 料 です 。 代 表 的 な も のと し て は 、
金 で し て 、 金 属 を削 る と き の パ イ ト の刃 先 など に 使 わ
と い って も い いく ら い です 。
最 近 、 通 産 省 が 中 心 に な り フ ァ イ ソ セ ラ ミ ッ ク技 術
研 究 開 発 組 合 が 出 来 ま し た 。 そ こ で 次 世 代 の新 し い先
(多 結 品 )、 圧 電 性 が あ り ま し て 、 直 流 で高 い冠 圧 を
鉛 と チ タ ソ と ジ ル コ ニウ ム の酸 化 物 を固 め ま す と
き 固 め ま す と 、 非 常 に強 度 も あ り 、 高 温 に お い ても そ
は コンデ ンサ ー で す .
にば フ ェラ イ ト と いわ れ る磁 性 体 D そ れ か ら誘 電 体 で
最 初 に陀 に 出 ま し た のが 金 属 の酸 化 物 です が 、 一般
現 在 の ニ ュー セ ラ ミ ック の状 況 で あ り ます 9
れ ま す 。 最 近 は チ タ ンカ ー パ イ ド の粉 末 に ニ ッ ケ ル を
入 れ た も の が 、 ㌘ ング ステ ソ カ ー パ イ ド の切 削 工 具 に
代 わ る も の と し て注 目 さ れ て いま す 。
ご く 最 近 いわ れ て いま す フ ァ イ ン セ ラ・
ミッ クと か ニ
て いる わ け で す 。 酸 化 物 に し て も 、 窒化 物 にし て も 、
の強 度 が 劣 化 し な い物 性 が 得 ら れ る と いう 点 で す 。 高
ュー セ ラ ミ ヅ ク と いう のは 、 こう い う も の を全 部 指 し
炭 化 物 に し て も 、 瑚 化 物 に し て も 、 全 部細 か い結 晶 の
か け ま す と 、 中 の 粒 同 士が 械 を 持 っ て お り ま し て 、 電
温 度 のと こ ろ に 使 う金 属 に代 わ る 材 料 にな り得 る の で
一般 に 金 属 は温 度 が 一、O O O 度 以 上 にな り ま す と 、
縁 体 で あ る 酸 化 ア ル、
三 一ウ ム と か 、窒 化 物 、炭 化 物 を 焼
粉 末 を 固 め た も の で し て 、 顕 微 鏡 で見 ます と 、 中 は ち
圧 のと こ ろ に 並 ぶ 性 質 を持 っ て い ま す 。 これ を 分 極 と
は な い か と い う の で、 いま 騒 が れ て い る わ け で す 。
端 技 術 と し て 注 目 さ れ て いま す の は 、 酸 化 物 の中 で 絶
エう ど 石 垣 の よ う に な って い て 、 小 さ い結 晶 が い っぱ
い いま す 。 従 っ て 一度 強 い電 圧 を か け て分 極 し て お き
ま す と 、 力 が か か り ま す と分 極 が 崩 れ ます の で 、 そ の
いく っ つ い て い ます 。 これ を 多 結 晶 体 と い いま す 。
一つ の結 晶 で物 を つく ろ う と いう の が、 次 に出 て き
以 前 に カ チ ッ カ チ ッと いう ラ イ タ ー が流 行 し ま し た
る と いう こ と が な いわ け で 、 温 度 が 高 く な って も 使 え
ど も 、 こ う し た も の はも と も と が 酸 化 物 です か ら さ び
鉄 でも な ん で も 酸 化 物 に な っ て ボ ロボ ロさ び ま す け れ
いま 一番 使 わ れ て いま す の は 、 酸 化 ア ルミ ニウ ム の
が 、あ れ に は こ う し た 焼 物 の小 さ い チ ュー ブ が 入 っ て
ま す 。 炭 化 物 も 窒 化 物 も 、 融 点 が 高 いも の にな り ま す
ときに電気 を発 生 します。
多 結 晶 の粉 末 で つく り ま し た ア ル ミ ナ磁 器 と よ ば れ て
お り ま し て 、 そ れ を 手 で押 し て 圧 力 を か け ま す と 、 火
ます単結 晶 です。
いる も の で す が 、 これ を 単 結 晶 に し ま す と、 サ フ ァ イ
(8)
第145号
昭 和57年3月10目
と 、 三 、 ○ ○ ○ 度 以 上 に耐 え る も の があ り ま す 。
以 上 申 し あ げ たよ う な も の を 使 って 、現 在 、 私 ど も
のと こ ろ で はど う いう こ と が 進 ん で いる の か 、 次 の ス
テ ップ は ど う いう ふう にな っ て い く のか、 と いう こ と
のに、 こ の セ ラ.
・
・ックを 多 用 し て いま す 。 従 来 の 切 削
を利用 し たも のについてで す。
を 含 め 、 摩 耗 し な い (ダ イ ヤ モ ンド に次 ぐ 硬 さ ) 特 性
ィ スク の ヘ ッド 、最 近 の マイ コ ソの フ ロッピ ーデ ィ ス
コ ソピ ュー タ ー関 係 で は デ ィ ス ク メ モリ ー の 磁 気 デ
工 具 に く ら べ て 、 約 十 倍 く ら い の スピ ー ド で削 れ ま す
し 、 非 常 に コ ス トも 安 く 出 来 ま す 。
シ リ コ ン カ ー バ イ ド (シ リ コ ソ と炭 素 が つ い た も
か い わ れ て おり ま すも の は 、 こ の セ ラ ミ ック で 出 来 た
を固 め た も の か ら出来 て い ま し て 、 現 在 の超 L S I と
で、 全 部 酸 化 ア ルミ ニウ ム の多 結 晶 体。 つま り 、 粉 末
まず I C パ ッケ ージ で す 。 絶 縁 性 を利 用 し た も の
エー タ ー の 水 が な く な って エソ ジ ンが 焼 け る と いう こ
す と、す ぐ 液 が漏 れて、戦時 中 から終戦後 、 よく ラ ジ
ど も 、 従 来 の ゴ ム のパ ッ キ ング み た い なも の で や り ま
ジ エー タ ー の と ころ 、 ポ ンプ で 水 を 回 し て いま す け れ
た も の) は 、 主 に シ ー ル リ ング に 使 わ れ ま す・
。 車 のラ
テ ー プ が 滑 っ て いま す と 、 キ ズ が テ ープ を壊 し て し ま
に 一ぺ ん に キ ズ が つき ま す 。 キ ズ の つ いた と こ ろ を 、
ー パ ー と 同 じ よ うな 状 態 に な っ て い る た め 、 金 属 部 分
磁 性 体 の 酸 化 鉄 の粉 末 が 塗 っ て あ り 、表 面 が サ ソド ペ
ープが金 属 のところを滑 って いき ますと、 テープ に は
ビ デ オ テ ープ レ コ! ダ ー に も 使 用 さ れ て い ま す 。 テ
ク の 先 端 に も セラ ミ ッ クが 使 わ れ て いま す 。
も の の 中 に 入 っ て使 われ る わ け で す 。
と が あ り ま し た 。 し か し 、 最 近 の車 はま った く そ れ が
う の で 、 V T R の テ !ブ が 滑 る と こ ろ に は 全 部 セ ラ ミ
(シ リ コ ンと 窒 素 が つ い
ど う し て つく る か と い い ま す と 、 ま ず 酸 化 ア ル ミ ニ
あ り ま せ ん 。 ラ ジ エー タ ー の ふ た は滅 多 に取 ら な く て
ヅ ク が 使 わ れ て いま す 。
の)、 シ リ コ ン ナ イ ト ラ イ ド
ウ ム の 粉 末 を 、 チ ュー イ ソ ガ ム の 薄 い板 み た い な も の
い い 、 と い う こと にな って い ま す 。 セ ラ ミ ッ クが 使 わ
に つ い て 多 少 説 明 いた し ま す 。
にし て 連 続 し て つくり ま す 。 そ の 上 に主 にタ ン グ ステ
れ始 めた か ら です。
る セ ラ ミ ッ ク の板 に、 印 刷 を 全 部 し ま し て、 そ れ を 何
リ ー ン で 、 薄 いチ ューイ ン ガ ム の フ レキ シブ ルな 曲 が
も も つも の で す から 、そ れ を 印 刷 し ます 。 つま り 、ス ク
の で す か ら 、 車 の水 が漏 れ な く な った わけ です 。 これ
ら かな 上 に 、 ガ スも 水も 通 さ な い 。 これ が始 ま った も
わ せ ま す と 、 ピ タ ッと く っ つ い て 、 同 転 が 非 常 に な め
セ ラ ミ ッ ク の焼 き 物 と カ ー ボ ン の面 と で研 磨 し て 合
も 、 セ ラ ミ ッ ク は終 戦 後 間 も な く 使 わ れ 始 め ま し た 9
ー ド で 緩 っ た り 織 った り す る 合 繊 関 係 の紡 織 機 械 に
同 様 に 摩 耗 に強 いと い う 特 性 を い かし て、 ハイ スピ
ンの粉 末 で 出 来 た回 路 、 タ ン グ ステ ンは 非常 な 高 温 で
十 層 も 重 ね ま し て 一べ ん に 焼 い て し ま う わけ で す 。 い
を シ ー ル リ ング と い いま す 。
品 と し て も 使 え る と いう こ と が 、 いま 話 題 に な っ て い
ま た 、 焼 き 物 であ る ユ ユー セ ラ ミ ックが 、機 械 の 部
ま す 。 も ち ろ ん 、 線 を引 っ張 る ノ ズ ル、 ダ イ ス の と こ
ミ ニウ ム で つく った コー ンを 使 っ て 、線 を 走 ら せ て い
そ の と き 非 常 な 摩 耗 が 生 じ る の で 、 現 在 で は酸 化 ア ル
ぎ を し ま す 。 引 っ張 って線 を 細 く し て いく の です が 、
電 線 を つく って いる会 社 で は 、 銅 線 と か鉄 線 の線 引
ます。
ー 、 プ ラ ン ジ ャ ーポ ソブ は 全 部 セ ラ ミ ック を 使 っ て い
用 のポ ンプ 、 イ ンペ ラ ー み た い な ポ ンプ 、 シ リ ン ダ
耐 蝕 性 が い いと い う の で 、 薬 品 用 ポ ソプ 、 農 薬 撒 布
れず 高 温 に 強 いと いう特 徴 が あ り ま す 。
酸 化 物 で も 、 窄化 物 で も 、 炭 化 物 で も 、薬 品 に 侵 さ
わゆ る 超 L S 1 を保護 す る も の で し て、 これ が 半 導 体
るわけ です 。金属を削り ます 高 速 切削用にセ ラミ ック
ろ も セ ラ ミ ッ ク に替 って いま す 。 線 を つく って いき ま
れ てき ま し た が、 例 の お 湯 と 水 が 一つの蛇 口 か ら 出 る
の発 展 に 伴 っ て、 絶縁 体 と し て 使 われ る よう に な っ て
は使 わ れ て い ます 。 チタ ン カ ー パ イ ド と ニッケ ル の 粉
す と 、 表 面 が 酸 化 し ま す か ら 、 最 終 工程 で酸 処 理 を し
と いう、 あ れ も実 はセ一
フミ ッ クが ポ イ ソ ト に な って い
ぎま し た 。
末 と を 一緒 に混 ぜ て焼き 固 め た も の で、 サ ー メ ット 切
て、 酸 化 膜 を 塩 酸 と か硝 酸 で洗 っ て と る わ け で す が 、
品 、 血 液 分 析 用 のポ ソプ な ど に も 使 わ れ て い ま す 。 金
特 殊 な も の と し ては 、 人 工 腎 臓 のた め のポ ン プ の 部
最 初 、 欧 米 で使 われ 、 最 近 よ う や く 日本 で も 使 用 さ
ブ が た く さ ん使 わ れ て いま す 。
薬 品 関 係 の化 学 工 場 で は 、 セ ラ ミ ック のボ ー ルパ ル
削 工具 と い わ れ る も の で す 。
るのです 。
いま 説 明 し て いま す の は、 酸 化 物 、 窒 化 物 、 炭 化 物
った ホ イ ル を 使 用 し 、 酸 洗 い を し て いま す Q
そ の と き も 金 属 で は腐 蝕 す る の で 、 セ ラ ミ ッ ク で つく
酸化 ア ル.
・
二 一ウ ムは、 こ れ ま で 一般 には絶 縁 に 使 わ
れ て い た ん です が、現 在 、 自 動 車 産 業 では、 ブ レ ー キ
シ ュー と か 、 ク ラ ッチ の ホ イ ル と か、 鋳 物 を 削 り ま す
(9)
属 です と 、 摩 耗 の際 の 粉 が 入 った り 、 薬 品 に 侵 さ れ た
以 上 、多 結 晶 の セ ラ ミ ック に つ い て話 し ま し た が 、
な ど で 、 後 でと る こと が 困 難 な 部 分 に は 、 い ま で も ど
ド ロド ロの水 で す か ら 、 金 属 で は 一ぺ ん に参 っ てし ま
突 の根 元 で す か ら 高 温 で 、 し か も 亜 硫 酸 ガ スを 含 ん だ
ー ッと噴 き 出 さ せ、 亜 硫 酸 ガ スを 止 め る わ け で す 。煙
ま せ ん。 煙 道 のと こ ろ で 、 消 石 灰 の混 ざ っ た 水 を ワ ァ
や 石 炭 を燃 や し た ら 、 亜硫 酸 ガ スを と ら な け れば いけ
大 が かりなも のでは排煙 脱硫装置 が あ り ます。重油
イ ア の結 晶 を持 って い き ま す と、 ち ょ う ど 種 の結 晶 の
し て 上 へ引 き 上 げ る わ け です 。溶 け た と こ ろ ヘサ フ ァ
化 ア ル、
ミ ニウ ムが 溶 け ま す 。 これ を毛 細 管 現 象 を 利 用
二 、 二8
を 上 げ ま す と 、酸
入 れ 、 主 に ヘリ ウ ム ガ ス、 不 活 性 ガ ス気 流 中 で、 約
ア ル ミ ニウ ム の サ ッ シ が 腐 ったも のを 粉 末 に し て中 に
フ ァ イ ア です 。 酸 化 ア ル ミ ニウ ムが 原 料 で す 。 つま り
単 結 晶 で代 表 的 な も の は、 私 ど も が つ く って いる サ
し て 熱 を と っ て いく と いう の に使 わ れ 、 あ と の 三 〇 %
三〇 % が 駆 動 に使 わ れ 、 三〇 % が ラ ジ エ ー タ ー で 冷 や
す 。 ジ ーゼ ル エン ジ ン の 場 合 、 燃 焼 し た エネ ルギ ー の
そ の 中 で最 も 代 表 的 な も の は 、 エソ ジ ソ の 部 材 で
ケ ー シ ョ ンが 可 能 で は な い か と 思 いま す 。
ま 私 が 説 明 し た よ う な こ と よ り、 も っと 多 様 な アプ リ
炭 化 珪 素 、 窒 化 珪 素 な ど の材 料 を 改 良 し ま す と 、 い
ます 。
サ イ ド ラ イ ト、 エメ ラ ル ド 、 パ パ ラ チ ア を つ く って い
も う 一つは人 工 宝 石 の 分 野 で す 。 オ パ ー ル、 ア レ キ
ん ど ん使用され て います 。
いま す 。
結 晶 軸 に沿 って 結 品 が 出 来 てき ま す の で 、 そ れ を引 き
一個 の結 晶 にす れ ば 特 性 が ま た変 わ っ て き ま す 。
逆 に小 さ いも の で は薬 品噴 霧 用 の ノ ズ ルと か、 日常
上 げ るわ け で す 。 こ れ は E E G法 と いう 製 法 で す 。
りす るわけ です。
品 で は ボ ー ル ペ ン の先 な ど にも セ ラ ミ ッ ク は 使 用 さ れ
自 動 車 関 係 で は 、 キ ャ ブ レ タ ー のと こ ろ の気 化 器 用
が あ る の に対 し て 、 同 じ 成 分 のも の を 一本 の 単 結 晶 に
三 〇 陶 /㎡ 、直 径 一㎡ あ り ます と 三〇 キ μ程 度 の強 度
酸 化 ア ルミ ニウ ム の 多 結 晶 体 で は、 曲 げ 強 度 が大 体
ま す 。 気 体 の爆 発 は 、 温 度 が 高 け れば 高 い ほ ど 体 積 が
ま せ ん から 、 エンジ ンが 真 赤 に焼 け た 状 態 で も 走 れ
の ジ ー ゼ ル エンジ ソ に し ま す と 、 ラ ジ エー タ ー が 要 り
が 排 気 ガ スで外 へ逃 げ て し ま っ て い ま す 。 セ ラ .
ミ ック
- 二、 三 〇 Q 度 ま で漫
て いま す 。
に セ ラ ミ ック の ヒ ー タ ー (ホ ンダ ・シ ビ ッ ク) が使 わ
し ま す と、 七 〇 キ ロ か ら 八 〇 キ ・に な り ま す 。 ステ ソ
エ ンジ ンで 、 いす y の ジ ェミ ニを 走 ら せ ま し た 。 三気
ご 承 知 の よ う に 、 私 ど も は 先 日 オ ー ル セ ラ ミ ック の
そ の金 属 を と ら な く て は いけ な い。 生 体 内 に 入 れ た ま
す 。 手 術 をし て 骨 が 接 な が る と、 も う 一回 手 術 し て、
ク ロ ムイ ォ ン、 い わ ゆ る 六 価 の ク ロム イ オ ン が 出 ま
ス テ ン レ スは金 属 ク ロ ム が 入 って いる た め 、 生 体 内 で
を さ せ て 、 エネ ルギ ー を 回 収 す る わ け で す 。 そ う し ま
の ま ま 外 に出 す の で は な く 、途 中 で 二 段 、 三 段 と 仕事
こ の よ う に排 気 ガ ス の温 度 が 上 が る の で、 こ れ を そ
で エ ンジ ンに送 っ て や る 。
き た 次 のと ころ で 、 タ ー ボ で過 給 器 、 つま り 圧 縮 空 気
し 、 そ れ を も う 一回 車 軸 にも って いく g これ で冷 え て
ス が 出 ま す 。 そ の排 ガ スで 窒 化 珪 素 の ロー タ ー を 回 わ
が 動 き ま す。 真 赤 に焼 け て いま す か ら 、 高 温 の排 気 ガ
ふ く れ る ので 、 セ ラ ミ ッ クな ら 少 な い燃 料 で エ ンジ γ
セ ラ ミ ック板 (酸 化 ア ル ミ ニウ ム の基 盤 に、 タ ソグ ス
ス ク リ ュー に使 い ま す 。 従 来 、 ステ ン レ ス で や って い
そ の栄 結 晶 に ネ ジ を 切 り ま し て 、骨 を 接 な ぐ と き の
レ スと同 じ く ら い の 強 度 にな り ます 。
れ て います 。 従 来 、 ニク ロム線 で や って いた も のを 、
テ ン の べ ー スで 出 来 た 回 路 があ り 、 そ の 上 に ま た セ ラ
ミ ッ ク で コー テ ィ ング ) で加 熱 す る わ け です 。
排 気 ガ ス浄 化 の た め の、 ハ ニカ ム(浄 化 用 触 媒 担 体 )
筒 の ジ ー ゼ ル エ ンジ ン で、 水 で冷 や す 必 要 が な い の
ま で 害 のな いも の と いう の で、 サ フ ァ イ ア が 登 場 した
す と 、 最 高 六 〇 % く ら い の エネ ルギ ー 効 率 が 得 ら れ る
ま し た が、 骨 の中 に 入 る と 、 や は り 腐 蝕 し ま す 。 特 に
で 、 ラ ジ エー タ ー を 取 っ払 いま し て 、 窒 化 珪 素 の シリ
わ け です。 薬 品 に 侵 さ れ ま せ んし 、 強 度 も 充 分 で す
の で は な いかと 思 い 、 実 際 に試 験 し て いま す 。
も セ ラ ミ ッ ク です Q
三 気 筒 直 列 で、 空 冷 用 の フプ ンも 不 要 な の で、 の っ
し 、 非 常 に人 間 の 細 胞 と く っ つぎ が よ い わ け で す 。 生
ング ー が丸 見 え の も の です 。
ぺ らぼ う の セ ラ ミ ッ ク の筒 にし ま し て 、 中 のピ スト ン
体 親 和 性 と い っ て い ま す が 、 生 ぎ た 細 胞 と ぎ わ め て親
出 て 、 G M、 フ ォ ー ド を 中 心 に、 セ ラ ミ ッ ク の ロー タ
ン ジ ソを や って いま す が 、 ア メリ カ で は 政 府 の お 金 が
現 在 、 私 ど も で は ジ ー ゼ ル エ ンジ ソ と か ガ ソ リ ン エ
も む ろ ん セ ラ ミ ヅ ク で す 。 タ ー ベ ット の と こ ろも セラ
和 性 が よ いと いう こ と も わ か りま し た 。
いま のと こ ろ ま だ コ ス トが 高 い の で す が 、 複 雑 骨 折
ミ ヅ ク に し ま し た 。 タ ー ボ チ ャ ー ジ ャ ー も 全 部 セラ ・
ミ
ック です g
(10)
『
第.145号
昭 和57年3月10目
第145号
昭 和57年3月10日
ー を 使 って ガ ス タ ー ビ ン エγジ ンを つく る 、 と いう 動
し て、 大 き な 鉄 の 容 器 の 中 に水 を 入 れ て 、 く ず 水晶 を
す 。 これ を つく り ま す のは 、 オ i ト ク レ ー プ と い いま
ム と か、 酸 化 ア ル ミ ニウ ムと か 、 い ろ いろ な も の を 少
ろ は 、 シ リ コ ン ナ イ ト ラ イ ド の中 に 、 酸 化 イ ット リウ
い う と こ ろ な の で す 。 も と 41と は シ リ コ ン ナ イ ト ラ イ
し 爆 薬 み た い に 入 れ ま す と 、特 性 が ガ ラ ッと変 わ る と
ガ スタ ー ビ ン エ ソジ ンで す と 、 重 油 で も 微 粉 炭 み た
ん です が 、 水 の中 に く ず の水 晶 が 溶 け て 、 そ れ が も う
ド 、 シ リ コ ン カ ー パ イ ド な ん です が 、 そ こ へど う いう
入 れ て 種 を 置 い て 温 度 を 上 げ ま す と 、 水 熱 合 成 と いう
いな も の で も 使 え ま す 。 高 純 度 の 石 汕 が な く な った と
一回 結 晶 に な っ て 出 て く る 、 と い う 方 法 で つ く っ て い
鄭 薬 を 入 れ る と 、 ど の よ う に物 性 が 変 わ る か と いう の
き にな って いま す 。
き 、 ガ スタ ! ビ ン エ γジ ンが 交 通機 関 用 に 一番 で はな
ます。
へ
く るのには、ろ く ろ でひね っており ま した が、それ で
ヘ
シ リ コ ソ の 麦 面 で I C を つく り ま す と 、 全 部 シ リ コ ン
は 精 度 が 出 ま せ ん か ら 、機 械 にな ら な いわ け です 。 や
ヘ
と い う こと が 非 常 にむ ず か し い わ け で す g お 茶 碗 を つ
そ れ と 焼 物 で す か ら 、 精 密 な 形 状 の も の を つく る 、
が 一 つ の戦 い で す り
い いも の が 出 来 た と い う ので 、 特 許 を 押 え る と いう の
駆 け 回 し て お り 、 こ う いう 界 薬 を 入 れ た ら 、 こう い う
が あ り ま し て 、 そ れ を 日来 、 ヨー ロ ッ パ も 含 め て 追 い
い か と いう の で 、 ア メ リ カ は 一般 乗 用 車 用 の ガ ス タ ー
り ま し て、 いま 申 し あ げ た の は溶 融 し た 状 態 か ら 引 き
こ の 単 結 晶 を つ く る 方 法 は 、 大 体 一〇 種 類 く ら い あ
に は完 成 さ せ て 量 産 に 入 り た い と い っ て い た の で す
上 げ て いく と い う 方 法 で す 。
ビ ソ エンジ ソ の關 発 に力 を 入 れ て い ま す 。 ㎝九 九 〇 年
が 、 レー ガ ソ大 統 領 に な っ て か ら 、 予 算 を 大 部 削 ら れ
シ ャ ル の 結 品 を つ け て 上 げ 、 シ ーー コ ン ・オ ン ・サ フ ァ
サ フ ァ イ ア の 丸 い 板 の 表 面 に、 シ リ コ ン の エピ タ キ
て お り 、 研 究.
4・遅 れ が ち の よ う で す 9
また、摩耗 し ま せんから、精 度 を要す る工作機械、
N C測 定 器 等 にも 広 く 使 用 さ れ て い く も の と 思 い ま
の ウ エ ハー で つ く っ た I C に く ら べ て 、 電 力 消 費 が 非
イ ア (S O S ) と い う ん で す が 、 薄 く 上 に つけ ま し た
問 題 は設 計 、 製 作 段階 で いか に精 度 を 出 す か だ ろ う
常 に少 なく て ハイ スピ ード の メ モ リ ー I C が 出 来 ま
すり
と 思 いま す 。 設 計 庵 さ ん が 非 常 に戸 惑 って い る の が 現
す 。 従 来 、 シ ーー コ ン で つく っ て い た I C を 、 素 材 か ら
う か。
稲盛
二,
[ー セ ラ 、
・
・ッ ク の 業 界 は 、 日本 、
で 除 き ます 。 酸 化 物 の中 で 、 絶 縁 体 か ら 入 った わ け で
磁 性 体 、 誘 電 体 の ほう は 、 日 本 が 断 然 強 い の
欧 米 含 め て 大 雑 把 にど ん な 規 況 に な って い る の で し エ
本島 (
朝 口)
う 技 術 、 以 上 三 つ の戦 い です 。
術 。 焼 き ま す 温 度 が 非 常 に高 い か ら 、 う ま く 焼 く と い
に 安 く 形状 の い いも の が つく れ る か と いう 成 形 の 技
る と いう 製造 方 法 、 こ れ が 一つの 戦 い の場 で す り い か
は り 、 焼 く と 縮 み ま す か ら 、 縮 ん で ピ チ ッと 精 度 が 出
状 です が 、 設 計 の経 験 を 増 す こと に よ り 、 加 速 度 的 に
変 え て い って 、 サ フ ァ イ アで I C を つく ろ う と いう
こ と で 、 R C A と か ヒ 3ー レ ッ ト ・ パ ッ カ ー ド と か 、
使 用 さ れ て いく も の と 考 え て いま す 。
いま ま で は 鉄 の時 代 で し た が 、 あ る 人 は “新 石 器 時
新 し い コ ソピ ュー タ ー メー カ ーが これ を 使 って、 非 常
す 。
村野
一番 よ く て 、 戦 前 、 ド イ ツが これ を 開 発 し ま し て 一番
す が 、 酸 化 ア ル ミ ニウ ム で つく った も のが 絶 縁 体 で は
進 ん で お り ま し た 。 戦 後 ア メ リ カ に渡 り ま し て、 ア メ
シ リ コ ソ カ ー パ イ ド と か シ リ コ ソ ナ イ ト ライ
ド と い う 、 こ の へ ん の と こ ろ で 、 い ま 一番 国 際 的 に競
に後 塵 を 拝 し て い た の で す が 、 お か げ さ ま で 電 子 工業
ら かあ り ま し た け れ ど も 、 進 んだ の は 戦 後 で す 。 非 常
リ カ の ほ う が 進 ん で ま いり ま し た 。 日 本 は 戦 前 か ら幾
争 を し て いま し て 、 電 子 工業 に使 っ て い る も の に つ い
稲盛
ろ が }番 問 題 な の で す か。
い ま 、 国 際 競 争 の中 で 、 披 術 的 に ど こ の と こ
ますが 、サ ブ .
'イ ア は 、 そ う いう も の にも 使 わ れ ま
ま せ ん。
答
単 結 晶 で引 っ張 って い き 、 人 工 の サ
応
代 ウ と い って いま す が 、 そ う いう 時 代 が く る か も し れ
疑
に演 算 スピ ー ド の 速 い コ ンピ ュー タ ー を つく って お り
質
村 野 (司 会 )
フ ァイ ア と か ルビ ー と か ま で つく る わ け で す が 、 そ の
原 理 は人 工 水 晶 も 同 じ と 考 え て よ ろ し いん で し ょ う
か。
人 工水 晶 は 、 私 ど も も つく っ て 使 って いま す
て は 、 ヨ ー ロ ッ パ や ア メ リ カ よ り は は る か に日本 の ほ
稲盛
が 、 最 近 の振 動 子 、 つま り み な さ ん が 使 って いる 電 子
う が進 ん で いま す か ら 、 問 題 あ り ま せ ん。
高 温 で 使 う も の に つ い て は 、 い ま 一番 ぎ わ ど い と こ
ウ ォ ッチ、 ク オ ー ツと い っ て い ま す が 、 この 種 の時
計 は水 晶 で 周 波 数 を 出 し て 時 間 を 刻 ん で い る わ け で
(11)
同 じ よ う な 考 え方 を 持 っ て い ま し て 、 日 本 で も そ う い
う と いう 動 き は 、 英 国 が 実 用 化 し た ん で す が 、 米 国 も
ッキ を つく っ て い ま し た 。 前 と 後 ろ と シ ー ト の底
ー で は 、 ヘリ コプ タ ー の パ イ ロ ッ ト の た め の 防 弾 チ ョ
ベ ト ナ ム 戦 争 の とき 、 ア メ リ カ の セ ラ ミ ッ ク メ ー カ
の発 達 に伴 い ま し て、 酸 化 ア ル ミ ニウ ムを 使 っ た 絶 縁
体 の領 域 で は、 日本 で は 三 社 、 私 ども と名 古 屋 の 日 本
う動き は少 しあ ります。
が 、 一二 、 三年 前 に大 半 が つ ぶ れ て し ま い ま し て 、 現
す 。 ア ズ リ カ で は、 以 前 は 一〇 社 く ら いあ っ た ん で す
一社 、 こ の 三社 が世 界 中 で 一番 技 術 が進 ん で お り ま
ま し ても 、 ポ ンと ヒ ルみ た い に 弾 が く っ つき ま し て 、
入 っ て いく 。 特 殊 鋼 の装 甲 板 が 三Q セ ンチく ら いあ り
あ と 、 溶 接 機 み た い に炎 を 出 し て鉄 板 を 溶 か し て 中 へ
最 近 の対 戦 車 砲 弾 は 貫 通 力 だ け で な く 、 当 た っ た
よ う には聞 いておりま せん。
が 乗 っ て お り ま し た が 、 これ は そ の後 、 あ ま り 進 ん だ
う と 、 全 部 セ ラ ミ ヅク の ア ー マ ー を つけ た パ イ ロ ッ ト
空 飛 行 を や る と 下 か ら機 関 銃 で 撃 た れ ま す か ら ) の ほ
(低
特 殊 陶 業 さ ん (スバ ー クプ ラ グ な ど を製 造 ) と 、 も う
在 は 一、 二社 し か残 って い ま せ ん で 、全 然 競 争 に も な
す 。 ス リ ー エム と か、 カ ー ボ ラ ンダ ムと か、 ノ ル ト ン
ま し て 、 米 国 で、 こ の へ ん が や れ る会 社 が 三 つあ り ま
窒 化 物 や 炭 化 物 で は、 現 在 、 非 常 に し のぎ を 削 っ て い
新 し く いま 起 こ ってき て い る ニ ュー セ ラ ミ ッ ク の
ム、 セ ラ ミ ッ クと ず っと サ ソド イ ッチ に し て いき ま す
と いう こ と が起 こ って い ま す 。 金 属 の板 、 特 殊 な ゴ
そ のた め に セ ラ ・
こッ クを サ ンド イ ッチ に し て 入 れ よ う
な く な る の で 、 行 動 が 非 常 に 制 限 さ れ る と いう の で 、
ら厚 く し ても グ メな ん です 。 あ ま り 厚 くす る と 馬 力 が
そ う いう 二 ーズ はあ り ま せ ん 。 い つそ う いう こ と が あ
と いう よ う な こと を や っ て い ま す が 、 あ ま り 日 本 で は
て い ま す 。 ど のく ら い の貫 通 に対 し て 耐 え ら れ る か 、
チ ュ ッ キ 用 の アー マー な ど に つ い て は いろ い ろ 試 験 し
お た く の会 社 で は 、 ま った く 研 究 な さ っ て な
と いう 巨 大 企 業 です 。 ド イ ツ の ほう は焼 物 屋 が あ ま り
と、 弾 が途中 で セラ ミ ックに当 たります と、 セラ ミ ッ
って も い い よう に 、 と いう 試 験 は 研 究
日野
あ り ま せ ん で、 自 動 庫 メ ー カ ー が 直 接 つく ろ う と し て
ク が パ ンと 割 れ る 。 そ う す る と 、 破 壊 の応 力 で エネ ル
ます が。
溶 接 み た い に溶 か し て 入 っ て く る も の で す か ら 、 い く
いま す 。 日本 で は、 こ の へん が 出 来 る メー カ ー が 四 社
ギ ーを吸収 す るも のです から 、あ とが止 ま っ て し ま
ら な い と いう 状 況 です 。
くら いあ り ます。窒化物 と炭 化 物 だけは、最初 か ら ア
う 。 そ う いう こと が あ り ま し て、 ﹁つ の流 行 に な り つ
軍 需 関 係 では 、 いま の と こ ろ装 甲 板 と か 防 弾
.
所 でや ってお り
将 来 の見 通 し と し て、 現 在 の有 機 材
料 、 金 属 材 料 に ど の程 度 ま で セ ラ ミ ック等 の 無 機 材 料
小 針 (個 人 )
稲盛
いんです か。
メ リ カ に 勝 ち た いと いう の で 一生 懸命 や っ て い ま す
つあ る と思 い ま す 。
が と ってか わり得 るのだろ う か。
で 、 何 に使 う の か と き き ま し た ら 、 特 殊 な ゴ ム と 練 り
いま す 。 つま り 、 これ の持 っ て い る特 性 を 使 い ま す
す る の は 、 か え って ミ スリ ー ド す る の では な い か と 思
的 確 に答 え る こと が 出 来 ま せ んが 、 い ま 予 測
込 み ま し て 、 要 人 の車 の内 側 に 貼 り ま し て 、 つま り ラ
と 、 工 作 機 械 と か、 測 定 器 と か 、 最 近 で は コ ンピ ュー
稲盛
ば 、 ど う いう 方 法 があ る か 。 将 来 の見 通 し は ど う か 。
イ フ ルを 受 け ても 抜 け ま せ ん し 、 同 時 に テ ロ の手 榴 弾
タ ー を 使 った 製 図 器 が あ り ま す が 、 ま さ にあ あ い う も
い っぽ い出 ま す が 、 そ れ が 欲 し い と い っ て き ま す の
ヨー ロ ッ パ か ら 、 私 ど も で 硬 い セ ラ ミ ック の く ず が
が 、 い ま の状 態 は互 角 だ と み て お り ます 。 業 界 の 生 産
量 と か シ ェア は 、 ほ ぼ 技 術 水 準 と イ コー ルと 見 て い い
と思 いま す。
イ ギ リ ス で は戦 車 の装 甲 板 に 、 特 殊 鋼 と セ ラ ミ ッ ク を
に対 し て も 非 常 に い いと いう わ け です 。 金 庫 の 内 張 り
の の上 板 と か ア ー ムと か、 動 く と こ ろ を セ ラ ミ ッ ク で
セラ ミ ッ ク を 武 器 に利 用 す る と す れ
サ ンド イ ッ チ状 に交 互 に 重 ね た も のが 一応 完 成 し て 、
に、 鉄 の 次 に セ ラ ミ ッ ク と ゴ ム で 混 ぜ たも のを 貼 り ま
やり ます と 、熱膨脹 が小さ いです から、非常 に精 度 が
(日 経 )
す で に 実 用 化 さ れ て い る と 聞 い て います が 、 そ う い う
す と 、 ド リ ルで あ け よ う と し ても ド リ ル が参 って し ま
日野
こ と に 限 ら ず 、 陸 海 空 各 種 の分 野 にわ た っ て、 い ろ い
っ て 入 ら な い。 (笑 )そ う い う よ う な 応 用 も あ り ま す 。
今 後 は お そ ら く レ ー ザ ー の時 代 が き ま す か ら 、 レ ー
プ ラ ス チ ッ クと はま った く 正 反 対 の極 にあ り ま す か
と 、 非 常 に 用 途 は広 く な って い く だ ろ う と 思 い ま す 。
高 く な る わ け です 。 こう い う 特 性 を 使 って い き ま す
ろ な 応 用 が あ ると 思 いま す が ⋮ ⋮。
ザ ー の発 信 用 の と こ ろあ た り に、 いろ い ろ使 わ れ る だ
ら、 プ ラ ス チ ック、 メ タ ル の と こ ろ を リプ レ イ スし て
幸 か 不 幸 か し り ま せ ん が 、 日本 は軍 需 産 業 が
あ ま り な い も の です か ら 、 そ う いう ニーズ が な い の で
ろ う と 思 いま す 。
稲盛
す け れ ど も 、 いま お っし ゃ い ま し た 戦 車 の装 甲 板 に 使
(12)
第145号
昭 和57年3月10目
第145号
昭 和57年3月10日
N T8 の改善は評 価
在 日 米 商 工会 議 所 会 頭 に就 任 し た、 ロー レ ン
ス ・F ・ ス ノ ー デ ソ 氏 、 一月 末 に 出 き れ た 日 本
政 府 の非 関 税 障 壁 改 善 策 に つ い て の各 社 か ら の
イ ソ 架 ビ ュー要 請 を 受 け 、 当 ク ラブ で の会 見 を
希 望 し て き た 。 N T B 改 蕎 は 第 一歩 と 評 価 し つ
・3H
水 .記者会見
司へ
(・石丸和 人委 員
出席 ・ヒ 一名
つも 、 こ の後 の フ ォ ロー ア ップ が 問 題 とり
風 の如 く 空 気 の 如 く
入 江 柑 政 侍 従 長 は、 半 匿 紀 近 く 風 の如 く つ か
える 両 陛 下 のこ 口常 を 、軽 妙 、洒 脱 に紐 命 し た り
親 r 二代 の
侍 従 長 . ご 先
祉 に は、 か の
藤 原 道 長 4、。
夕
跳 断 ・.瓦
司 会 ・渡 辺
.八 目 .月 ・
彙会
修理 賀
、
化呂
光 7 ア イ パ ー 、生 み の 親 〃
数 年 前 ま で 光 通 信 は モ ノ にな ら な い と い われ て
いた。 電 々茨 城 通 研 が 新 材 料 で光 フ , イ パ ーを 開
発 し て 以 来 、 角心速 に 実 用 化 の 方 向 へ 。 開 発 に あ た
W
司'
、
ム・村 野賢 醸わ.
員 出鴨
っ た 新 関 暢 一所 長 か ら 、 現 状 と 今 後 の 課 顕 .
に つい
て 話 を 聞 いた ∪
.旨阿 ﹁
月 ・ 研究、ハ 漸技幽
・ぺし唱 一
レ ー ガ ノ ミ ック ス の 行 方
斎 藤 精 一郎 就
大教 授 に よ れ
いく と いう 形 にな って いく と思 い ま す 。 ど のく ら い コ
小針
い い え 、 精 密 に作 機 械 は 、 台 か ら 、 回 転 部 分
や は り 、 部 品 の範 闘 に と ど ま る ⋮ ⋮ 冒
プ レイ スさ れ る か は 、 私 にも ⊥ く 判 り ま せ ん り
稲盛
か ら 、 セ ラ ー ッ ク の ベ ア リ ンゲ も 出 来 上 が っ て い ま す
し、旋.
盤 を 送 って いく 送 り 台 か ら な に か ら 全 部 セ ラ ミ
ック で可 能 な の で 、 す べ て セ ラ ミ ヅ ク で 出 来 た も の が
使 わ れ る だ ろ う と 思 いま す 9
ヨ ー ρ ヅ パ で ﹁番 高 く て よ い 旋 .
盤 は 、 天 然 の石 を 削
っ て つく っ た 旋 盤 だ と いわ れ て い ま す が 、 こ れ は 全 部
セ ソー・” ク に な っ て い く だ ろ う と 思 い ま す 。 高 級 な も
の にな り ま す け れ ど 畜 。
海 洋 で の 掘 削 、 特 に こ の頃 は深 海 を や り ま す が 、 海
41 油 堀 削 用 の ヒ , ト は 、 ∵ ッ ド と
求 に ま った く 侵 さ れ ま せ ん し 、 摩 耗 に 強 い の '
.
﹂セ ラ ミ
ッ クが 使 わ れ ま す 9
い う ド ロド ロ の 液 を 噴 射 し な が ら 掘 っ て い く ん で す け
れ ど も 、 マ ノド を 噴 き 出 す ノ ズ パ は んL部 セ ラ ⋮ , ク に
な ってき て い ま す し
燃 費 と か エネ 嘘ギ ー の
点 で、 セ ラ .
・
・ソ ク エ ン シ ンが 活 躍 す る だ ろ う と い う こ
相 沢 (ジ セ パ ン 々 イ ・
∵ 、)
ーヴ ノ ミ
と です が 、 七 ラ ・
: ノ ク 自 鉢 を つく る 過 梶 で エ ・
不 几ギ ー
、
X、 レ
, ク スは 米 国 再
ば いけ な い と い う こと で、 日本 に お け る セ ラ ミ ヅク産
を た く さ ん 使 い ま す ね い チ 賢 ンも 輸 入 し な け れ ば い け
ド 派 、予 算 均 衡
業 と いう の は ど う な ん で し ょ う か。 ア ル ミ産 業 の よ う
な いと か、 い ろ い ろ 混 ぜ 合 わ せ るも の を楠 入 しな け れ
派 の妥 協 の産 物 。 サ
てし て 、 い ま や 供 給 サ イ ド 派 は
に 、 エネ ル ギ ー の 安 い 国 に も っ て 行 か れ る の か 、 大 変
スト、 供 給 サ イ
レ ー ガ ンた だ 一人 と も い わ れ る ︾ 七 〇 年 に 始 ま る
高 度 な テ ク ノ ロ ジ ! と し て、 口本 で ら 存 在 出 来 る の
小 への{
、・
不 タ ーー
経 済 破 綻 か ら 、 供 給 サ イ ド 派 の 台 頭 、 レ ー・ガ ノ ミ
出 来 た エ ン ジ ン は 省 工・
不か も し れ な いが 、 つ
く る の に エ・
不 ルギ ーが 要 る ん で は な い か と いう のは 、
稲盛
か .
4 会 ・広 勲 .
郎憂
ッ ク ス、減 税 の行 方 ま で の話 を 聞 い た 。
研 究会 コ米欧経済と日本 一︻
出席 ・ハセ}
名・
踊日 (金4
員
(13)
確 か にそ う で す 。 し か し 、 金 属 、 た と えば 鉄 を つく る
から 、 輸 入 し て も 問 題 な いと 思 い ま す 9
ド に 、 セ ラ ミ ックを 使 う と い う 具 体 的 な 動 き はあ り ま
の に は、 鉄 を つく る総 エネ ルギ ー と そ う 変 わ ら な い と
す ね 。 窒 化 珪 素 、 炭 化 珪 素 、 こ の へん のも の を つく る
い い の か。 仮 に地 方 で よ ろ し いと いう 場 合 、 情 報 は 国
都 市 で な け れ ば な ら な い の か 、 あ る い は地 方 都 市 で も
は、 頭 脳 部 分 が 非 常 に重 要 で す が 、 研 究 所 の立 地 は 大
こと で す 。 地 上 を 走 って い る ガ ス タ ービ ソ エソ ジ ソ で
用 の ガ ス タ ー ビ ソ エ γジ ン を 、 ま ず 完 成 し よう と い う
わ れ わ れ 含 め て 抜 術 屋 が 考 え て い ま す のは 、 陸 上 運 送
スタ ー ビ ソ エソジ ンの研 究 が 先 に走 ってお り ま し て 、
せ ん 。 ト ラ ッ クや パ スな ど の 一般 の 小 さ い乗 用 車 の ガ
思 っ て いま す 。 鉄 は 一度 出 来 ま し た も の を、 も う 一回
際 、 国 内 の流 動 面 で ど う い う や り 方 を と っ て い く の
信 頼 性 を 確 か め て い って、 先 ざ ぎ は 必 ず 航 空 機 に の る
セラ ミック のよ うな先端技術 開 発 で
溶 融 し て 、 た と えば 銭 鉄 か ら 鋼 を つく る とき は 、 も う
か。 合 わ せ て 、 塞 港 立 地 型 研 究 所 な の か、 そ う で は な
だ ろ う と 思 って いま す が 、 ガ ス タ ービ ン エ ソジ γ の 車
佐 貫 (個 人 )
一回 溶 か し て 、 酸 素 や 炭 素 を 取 った りす る わ け で す
い のか 。
の にも 、 鉄 鉱 石 から 、 燃 料 を 使 って 鉄 を つく る わ け で
が 、 そ う いう 作 業 で ま た エネ ルギ ー を 必 要 と し ま す
分 野 で し て 、 従 来 、 そ う た く さ ん 研 究 者 が いな か っ た
ジ ェ ッ ト エ ンジ ソに、 も し これ を 使 う と し ま す と 、
ら 、 当 然 、 ジ ェ ット エンジ ン に な って いき ます 。
用化 さ れ て 、 リ ラ イ アビ リ テ ィ ー が 証 明 さ れ ま し た
が 一九 九 〇 年 代 の初 期 に走 り ま す の で、 そ の へん が 実
稲盛
も って ケ ! ジ を つく った り し ま す が 、 こ のよ う に何 回
し ても 、 数 が 決 ま っ て お り ま す の で問 題あ り ま せ ん
分 野 です 。 で す の で、 現 在 は 地 方 に研 究 所 を つく り ま
セラ 、
ミッ ク の研 究 と いう の は、 非 常 に特 殊 な
し 、 ま た 加 工 す る と き に、 も う 一同 温 度 を 上 げ て 熱 で
も 熱 が か か り ま す か ら 、 そ う い う も のを 総 合 し ま す
く 、 周 辺 の と こ ろ ま です べ て を 変 え て いか な け れ ば な
も っと 温 度 が 上 げ られ ます の で 、 ブ レード だ け で は な
ても 技 術 屋 を 採 り ま す の に 、 都 会 地 が 採 り 易 い と い う
ら な い と 思 いま す 。
が 、 一般 の電 子 工 業 関 係 み た いな も の で す と 、 ど う し
有 利 性 が あ り ま す 。 セ ラ ミ ッ ク の場 合 には 、 も と も と
久 保 田 (日 経 )
京 都 セ ラ ミ ック は大 変 業 績 が よ
そ う い う ベ テ ラ ソが いな い新 し い分 野 で す か ら 、 地 方
と、 大 体 同 じ く ら い の エネ ルギ ー 消 費 で は な い か と 思
います。
つま り 、 ア ル ミ産 業 が 日 本 で存 続 し な か った の と 同
じ よ う な こ と に な ら な い 、 と 思 って いま す 。
材 料 に つ い て は 、 い ま 一番 使 わ れ て い る酸 化 ア ル ミ
構 報 は 、 先 端 を 走 って いま す の で 、 ど う し て も 海 外
く 、 ユ ニー クな 経 営 を さ れ て ま す が 、 経 営 上 の ノ ウ ・
ミ ニウ ム に な る 一つ手 前 の酸 化 ア ル ミ ニウ ム で す が
と の競 争 な も の です か ら 、 東 京 か ら 海 外 へ走 って い き
都 市 でも い い と いう わ け で す 。
ボ ー キ サ イ トを 輸 入 し て 、 金 属 ア ルミ ニ ウ ム を
ま す の と 、 鹿 児 島 の研 究 所 か ら 海 外 へ走 っ て い く の と
な る か な ら な いか判 ら ん よ う な こと を、 ど ん ど ん 追 い
日 本 が 非 常 に苫 境 に 陥 って い る金 属 ア ル
ー
あ ま り変 わ り が な いわ け で す 。 最 近 で は フ ァ ク シ ミ リ
駆 け 回 し て い る会 社 で し て 、 あ ま り人 が や っ て い な い
ニウ ム は 1
つく って いく 一つ手 前 の材 料 を 焙⋮
製 し たも の で 、 こ の
な ど を使 い ま し て、 海 外 の 出 先 か ら ダ イ レ ク ト に情 報
ハウ を 多 少 お 聞 かせ いた だ け れ ば あ り が た いと 思 い ま
へん は特 殊 な 材 料 です し 、 確 か に 日 本 の ほう が コ ス ト
と こ ろ を や ろ う と いう 会 社 で す 。 あ り ふれ た こ と を し
稲盛
す。
が 高 く つき ま す が 、 出 来 た 品 物 の 付 加 価 値 が高 いも の
が フ ァ ク シ ミ リ で 入 って ま い り ま す の で、 ま ず 問 題 あ
た く な い と い った と こ ろ が 、 う ち の会 社 に はあ り ま し
な いわ け で す 。 つま り、 少 し 知 識 が 多 いか少 な い か だ
ー を ロジ カ ル に追 究 し て い っ て も 、 常 識 の範 囲 で し か
て 、 私 は 技 術 醗 で研 究 を や り ま す け れ ど 、 テ ク ノ ロ ジ
何 と 返 嘉 を し た ら い い の か ⋮ ⋮ (笑 )。 物 に
で す か ら 、 競 争 力 は十 分 あ り ま す 。 ア ルミ ニウ ム み た
りま せ ん 。
術 屋 が 出 入 り し ま す の で、 重 要 な 気 が いた し ま す 。
空 港 に近 い と いう ア ク セ ス の問 題 で す が 、 確 か に技
い にボ リ ュ! ム で売 る と い う も の でな く 、 セ ラ ミ ッ ク
は あ る 種 の機 能 を 含 ん だ も の にな っ て います の で 、 競
争 力は十 分 あ ります。
旅 客 機 そ の他 大 型 ジ ェ ット エソ ジ ソ
け の違 い で し て、 ほ か の人 か ら は 偉 そ う に見 え る だ け
富 璽 (個 人 )
で 、 何 も 新 し いも のが 出 て こ な い。
九 割 以 上 を 占 め る 窒 化 珪 素 と か 炭 化 珪 素 、 つま り 、
に対 す る セ ラ ミ ッ ク の利 用 の 可 能 性 は ど う で し ょ う
こう い う 言 葉 はど う で し ょ う か 。 京 都 大 学 の ギ リ シ
珪 素 と いう の は 目 本 の山 にも い っば いあ る 珪 砂 で し
現 在 、 航 空 機 用 の ジ ェ ッ ト エンジ ン の プ レ ー
か。
租盛
て、 九 七 、 八 % が そ の成 分 で す か ら 、 材 料 は問 題 が な
い と思 いま す 。 あ と の混 ぜ も の は ご く 少 量 のも の で す
(14)
第145号
昭 和57年3月10日
鰭145号
嘲 和57年3月10日
る ん で し ょう かね。 技 術 屋 で も 何 かそ う い う も の が 非
も 哲 学 が あ る かのご と く い っ て い る哲 学 と い う の は あ
し ゃ る 本 当 の哲学 の ほ か に 、 わ れ わ れ 商 売 人 が あ た か
いう こ と を い って いま す か ら 、 ﹁先 生 のや っ て い ら っ
っ て お り ま し たとき に、 私 ど も 、 よ く経 営 哲 学 な ど と
ア 哲 学 の名 営 教授 の 田 中 美 知 太 郎 さ ん と、 こ の 前 だ べ
お っち ょ こ ち ょ いば か り で 、 ま ず 企画 を す る 。 計 画 を
出 し ま せ ん で 、 ﹁いけ そ う だ 、 いけ そ う だ ﹂ と いう 、
か と い う 証 明 を始 め ま す の で 、 そ う い う の は な る べ く
が い ま す と 、 いか に む ず か し い か、 い か に ナ ン セ ン ス
知 識 が な い から や れ そ う に 見 え る ん で、 学 問 のあ る 奴
白 い、 面 白 い。 やれ そ う や 、 や れ そ う や ﹂ と 、 あ ま り
せ る 。 陽 性 な 連 中 です か ら 、 誰 かが い い ま す と 、 ﹁面
し れ ま せ ん が 、 そ う し た 連 中 に プ ラ ン ニ ング を や ら
緒 に 試 験 を し ま し ょう と 、 こ ち ら の ほう が 積 極 的 で、
い き ま し て 、 そ れ ま で つく って差 し上 げ て 、 何 と か 一
に 、 開 発 し た材 料 を お 客 さ ん の マー ケ ット ま で 持 って
ら 、 お 客 さ ん に い わ れ て 材 料 を開 発 す る の で は な し
っ て や っ て いく と い う 、 そ う いう 癖 が あ り ま す g だ か
て は タ ダ でも い い で す か ら 一緒 にや り ま し ょ う 、 と い
て 、 相 手 の お客 さ ん の 尻 を ひ っば た い て 、 場 合 に よ っ
新 し い 材 料 を開発 し ま す と 、 そ れ の応 用 を 先 ま で い っ
う ち の場 合 は 、材 料 屋 に廿 んず る の が い や で 、
常 に 不 可 欠 の よう な 気 が す る ん です が ﹂ と いう 話 を し
し て 、 や れ る かも し れ な い と 思 い込 ん で し ま う ま で練
稲盛
ま し た 。 す ると 、先 生 は ﹁発 明 、 発 見 と いう 領 域 は哲
﹃鉄 の 男 ﹄
・
57 ・ー ・認 文責 縦築部、
学 の 領 域 で し ょう な あ ﹂ と い っ て お り ま し た 。 発 明 や
んo
会
一般 の 材 料 瞳 と 、 そ の 点 ち ょ っと 違 う か も し れ ま せ
とき に少 し頭がよく て批 判 的 な奴も仲間 に入 れ てやり
写
り ま す 。 そ れ から 始 め る わ け で す。
で す か ら 、 クリ エイ テ ィ ブ な 世 界 は 、 ま さ に 哲 学 の
ま す と 、 ﹁おれ が いう た や な いか ﹂ と い う よ う な こと
ポ ー ラ γド の ア ンジ ヱ イ ・ワイダ 監 督 の 最 新 作 で、
試
発 見 が 終 わ って証 明 が 行 わ れ た と ぎ に 、 は じ め て サ イ
世 界 だ と 思 う ん です 9 経 営 で も ユ ニー クな 経 営 を し よ
を い い ま す ん で、 そ のパ リ ア を 一つず つ こ わ し て い
始 め ま す と 、 いろ い ろ 壁 にぶ つか り ま す か ら 、 そ の
う と 思 い ま す と、 ロジ カ ルな サ イ エン スと か 、 エ コノ
く 、 と い う 手 法 を 使 っ て いま す 。
エ ン ス にな って いく り
ミ ー と い う カテ ゴ リ ! で は な し に、 哲 学 の カ テ ゴ リ ー
映 さ れ ま し た が 、 今 回 、 公 開 さ れ る の は 、 カ γ ヌ睡
ポ ー ラ ンド で は い く つ か の シ ー ンが カ ッ ト さ れ ト
81 年 力 γ ヌ映 画 祭 グ ラ ンプ リ受 賞 作 品 で す 。
う や っ て い ら っし ゃる か ら 、 こう いう こ と を し よ う と
画 祭 で 上 映 さ れ た オ ーー ジ ナ ル版 です 。
で す か ら 、 商 いを し ま す 場 合 で も 、 あ ち ら さ ん が こ
始 ま る 。 我 思 う故 に我 あ り 、 な ん です か ら 、 技 術 的 な
か っ て いう よう な こと を し ま せ ん で、 自 分 た ち の置 か
だ と 思 い ま す 9 つま り ど う あ り た い か、 と い う こ と で
い中 で 、 これ は や れ そ う だ と 思 え る の か、 思 え な い の
も の を 開 発 し て突 破 し て い ぎ ま す 場 合 に、 誰 も 信 じ な
す9
い ず れ も 午 後 三時 十 五 分 ∼ 五時
三月 三十 一日 (水 ) 四月 六 日 (火 ) 四 月 +
り 、 現 在 、 軟 禁 中 の ワ レ サ 議 長 も 特 別 出 演 し て い窪
多 く の生 々し い ニ ュー ス フ ィ ル ムが 使 用 さ れ て お
れ た 状 況 の中 で、 自 分 た ち の発 想 で商 売 し て き た こと
前 の東 洋 工業 の社 長 の松 田さ ん が よ く い って
が 、 な に か高 収 益 に つな が った の かも し れ ま せ ん り
村野
か。 こ う し た 点 が ポ イ ソ ト に な りそ う です 。
普 通 、 技 術 屋 が集 ま っ て デ ィ スカ ッシ ョ ン を す る
日時
二 日(月 )
た ん で す け れ ども 、 材 料 屋 さ ん は大 体 、 大 学 の研 究 室
る か と いう ほう へあ ま り 関 心 を 向 け な いり 自 分 の と こ
み た い に 研 究 を楽 し ん で し ま っ て、 そ れ を ど う 応 用 す
と 、 ネ ガ テ ィブ な議 論 ぽ か り に な る ん です 。 現 在 の テ
ク ノ ロジ ー を 全部 集 め て き ま す と 、 ﹁そ れ は 無 茶 だ ﹂
七 一二 で事 務 局 へお 申 し 込 み く ださ い り
試 写 券 (各 30 枚 ) ご 希 望 の方 は電 話 (五 〇 三) 一
東 宝 東 和 第 二 試 写 室 (銀 座 和 光 裏 )
四十 七 分
だ んだ と いっておられた ん ですが、材料 メー カーが、
場所
ろ で は 、 ロー タリ ー エン ジ ソを つく る と ぎ は 、 最 初 か
ら 材 料 屋 を プ ロジ ェク ト チ ー ム に 入れ 込 ん だ が 、 そ
と い っ て 、 出 来 な い こと を 証 明 す る ほう が 早 い わ け で
す 。 い か にむ ず か し い か 、 困 難 であ る か立 論 す る ほ う
が 容 易 で す 。 そ う いう 議 論 で い つも 終 わ って し ま う も
そ う い う こ と はな る べ く 議 論 し な い で、 そ う いう 奴 は
そ う い う 新 し いも の を 開 発 し た り 二! ズ を 開 拓 す る と
れ で あ の ロー タ リ ー エン ジ ン はた く さ ん の 材 料 を 生 ん
入 れ ず に 、 ち ょ っと 前 向 き で 明 る い奴 ば か り 集 め て 、
いう 点 で、 京 セ ラ方 式 と い う も の があ り ま し た ら.
⋮。
の です か ら 、私 ども で は 商 売 でも 技 術開 発 の こ と で も 、
ち ょ っ と お っち ょ こち ょ い で 、 頭 は ち ょ っと 悪 い か も
(15)
員・
個 人D会
し て いた 。
の 事 業 で あ った り彼 は こ の 棋 戦 の生 み の
総司令 官 寺 内 寿 一大 将
結 婚 披 露 式 に 列 席 し た こ と が あ った u棋
二、 三 年 前 、 ,
兀法 相 稲 葉 修 氏 の令 息 の
親 と し て 、 大 い に自 ら の妓 衛 向 上 に も励
の闘 碁指 南 番 を 仰 せ つ
聖 藤 沢 秀 行 君 も 同席 し て い た 、 例 によ っ
当時 、 私 の 上 司 に現
か り、私 も 専 ら 昭 南 市
て 酩 酊 状 態 に な って し ま っ た 秀 行棋 聖 を
ん だ よ う だ った り 王 座 戦 も い ま 第 三 十⋮
期
(の ち の
衆 議 院議 長 の福 田 一氏
長大達 茂 雄 氏
つ か ま え 、 大 軒 さ ん は そ の健 康 を 気 づ か
の予 選 が 進 ん で お り 、 同 一新 聞 社 の棋 戦
占 田内 閣 文 相 ) の 相 手
っ て い か に も 親 身 に意 見 し て い た も の
が同盟 ・南 方 総 局 次 長
役 を つと め て い た り そ
だ uそ の 秀 行 君 が第 六 期 の棋 聖 位 を か け
と し て は 毎 日 の本 因 坊 戦 に つぐ 歴史 を誇
んな わけ で 、 戦 時 中 、
て 元 気 に 戦 って い る さ な か 、 大 軒 さ ん は
と し て在 任 し て い た り
昭南 での私 の碁 の 相 予
亡 く な ら れ た り秀 行 棋 聖 の胸 中 い かば か
って いる。
は大達 氏 、 福 田 さ ん と
り で あ ろ う か。
この福 田 さ ん が 南 方 軍
大軒 さ ん であ った り 大
への賞 品 の寄 贈 に つ いて お 礼 を 申 し あ
元農相 平野力 三氏 の死去を電 話 で し ら
本 当 に驚 いた 一人 で あ る 。旧 ろ う 下 旬 、
ん の腕 は 大 い にあ が り、手 合 い は 逆 転 、
ぶ り に碁 盤 を 囲 む機 会 が あ った ワ 大 軒 さ
年 だ と 思 う が 、 た ま たま 大 軒 さ ん と 久 し
働 大 臣 の 秘 書 官 の ころ、 昭 和 三 十 五 、 六
戦 後 、 同 盟 か ら読売 新 聞 を 縄 て 石 田 労
出 席 は 滅 多 にな か った が 、 そ れ でも 年 に
た 。 近 年 、 多 忙 だ った と み え て 例 会 への
の都 度 す す ん で賞 品 を 寄 贈 し て いた だ い
い て い た 9 年 に 一、 二度 の 大 会 には 、 そ
年 以 来 、 こ の会 の会 長 を つと め て い ただ
を 開 い て い る り 大 軒 さ ん に は 昭 和 五十 一
日 本 記 者 ク ラブ の囲 碁 の 会 は 毎 月 例会
げ た 時 は 、 元 気 そ う な声 で あ った 。
こ の時 遂 に私 は 定 先 にま で 追 い 込 ま れ て
軒 さ ん は 私 に 二 子 置 いて いた り
そ れ が最 後 と な った り
し ま った の だ った 9
せ、 同 時 に 日 本 記 者 ク ラブ の忘 年 碁 会
大 軒 さ ん と の交 友 は 四十 年 近 く に な
盟通信特 派員 兼陸 軍報 道班員 と し て昭
・
大東 亜 戦 争 ⋮
囲戦 の 翌 年 三日〃、 私 は 同
座 戦 が 創 設 さ れ た 9整 理部 長 の や る 仕 事
心 にな って 日 経 主催 の タイ ト ル棋 戦 、 王
さ んは 整 理 部 長 の 職 にあ った が 、 彼 が 中
し か し 、 も う 二度 と 大 軒 さ ん と 碁 を打
から 碁 を 愛 し て いた人 であ る 。
飲 ま な い 。 碁 が唯 一の 趣 味 で あ った u 心
大 軒 さ ん は麻 雀 も ゴ ル フも や ら ず 酒 も
してく れ た り
南 (現 シ ン ガ ポ ー ル)に派 遣 さ れ た 9 同
で はな か っ た の だ が、 囲碁 に傾 倒 し 、 人
っ こと は で き な い。 ま った く 寂 し い限 り
るり
じ 頃 、 大 軒 さ ん は 日 経 の前 身 で あ る 中
一倍 そ の 普 及 を 願 って いた 人 な れ ば こそ
これ よ り 少 し 前 、 昭和 二十 八 年 、 大 軒
一、 二 度 は 顔 を 見 せ て 、 私 た ち の相 手 を
大 軒 順 三 さ ん の突 然 の計 報 に 接 し て
大 軒 さん との碁
外 商 業 新 報 の特 派 員 と し て、 既 に着 任
であ る .
心 か ら ご 冥福 を 祈 る し だ い であ る .
大軒 さ んをし の
︹
写 真 提 供 11棋 道 懇 談 会 )
磯囲 碁同好会 幾
ん で 次 の要 領 で追 悼 碁 会 を催 し ま
すり
二 千 円 Ω箕"川
三 月 二 十 七 日 (土 ) 午 後
一時 か ら/ 会 費
口時
代 、 夕 食 代 込 み ) / 最 初 の 四局
口 本 棋 院 藤 沢 朋斎
の 成 績 に よ り順 位 を 決 め 表彰 し
ま す/指導
九段
碁 会 終 ∼ 後 、 ク 食 を と りな が ら
懇 親 総 会 と し ま す 。初 め て の方 も
ご 遠 慮 な く参.
加 く だ さ いり ご 希 望
の 方 は事 務 局 あ て お 巾 し 込 み願 い
ます り
二 月 二十 七 日 の 例 会 に は 初 め て
の 会 員 二人 を含 め て 十 八 人 が 参 加
し 、 総 対 局 数 二十 八 局 、 お も な 成
績 は 次 のと おり で し た 。
安 原和雄 三段 (
毎 日 )、 相 川 誠 一
初 段 (A B C) 各 四 勝 、 高 井 明 昌
四 段 (協 会 O B )、 大 日 向 }郎 三
段 (日 経 映画 )、 内 川 芳 美 初 段 (D )
各 三 勝 一敗 り
(16)
也
正
沢
吉
第145号
昭 和57年3月10日
第145号
昭 和57年3月10日
ビ ジ ョ ン ボ ック ス
▽先 日 の ホ テ ル ・ ニュ ージ ャ パ
昭 和 57年 2 月 10 日 (水 )
第 56 回 会 員資格委 員会
昭 和 57年 2 月 10 日 (水 )
日 本 記 者 ク ラ ブ 小 ム酋議 内
血
第 87 回 企 画委 員会
日本 記 者 ク ラブ 大 ム罫議 室占
三 月 一日 付 の 入退 会 を 審 議 。
出席
事 務 局 か ら 行 事 報 告 の後 、 ミ ッ テ ラ ン
仏 大 統 領 の記 者 会 見 の運 営 に つ い て 協 議
越 智 、 藤 井 、 山 田 の各 委 員 p
ンの火 災 で 、 私 た ち の事 務 所 も
被害 を受 け ま した。 二月 二十 四
し た 。 十 階 の ホ ー ルが 当 日 使 用 で き な い
連 営 す る方 針 を か た め た り
平 田 委 員 か ら 、 研 究 会 ﹃米 欧 経 済 と 日
日本 記 者 ク ラブ賞 推 薦委 員会
昭 和 57年 2 月 12 日 (金 )
日本 記 者 ク ラ ブ 大 △罫議 山
主
出席
内 田、浅野、 野 崎 、 殿 木 、 大 森 、
藤 精 一郎 立 教 大 教 授 を 講 師 に招 き 、 二月
出席
鶴 田委 員 長 9 若 松 理事 長 、 中 江 副
理 事 長 、 常 盤 副 理 事 長 9 上 田、 田 中 の 各
委員9
第 58 回 理 事 会
昭 和 57 年 3月 5 日 (金 )
日 本 記 者 ク ラ ブ 大 ム軍謙脳虚寵
昭 和 57 年 度 の事 業 計 画 ・収 支 予 算 総 務
一、 昭 和 57 年 度 事 業 計 画 ・収 支 予 算 案
委 鼓 会 案 を凍 案 ど お り 承 認 し た 。
一、 昭 和 7 年 度 日 本 記 者 ク ラブ 賞 選 考 委
員会 の設置
選 考 委 員 長 に鶴 田 理 事 (日経 ) を 選 出
し 、 読 売 、 共 同 、 フ ジ テ レビ 、 テ レビ 東
京 、 新 聞 協 会 、 民 放 連 の各 社 へ選 考 委 口
貝
を 委 嘱 す る こと を 決 め た 。
毎 口新聞社 から百 十 万円、故 大軒順 三
一、 日本 記 者 ク ラ ブ 賞 基 金 への 寄 託
を ク ラ ブ 賞.
基 金 へ繰 り 入 れ る こ と を 決 定
氏 遺 族 から 二 百 万 円 の 寄 付 があ り 、 これ
(議 題 )
した り
一、 第 18 回 (臨 時 )、 第 19 回 (通 常 ) 総
一ペ ー ジ 総 会 日 程 の と おり 、
会 の開催
出席
若 松 理 事 長 。 中 江 、常 盤 副 理 事 長 。
(報 告 )
各 理 事 及 び 谷 田 監 事℃
岡 、深谷 、岡本 、 米 加 田、杉山、前 田 の
藤 、友上 、橋井 、 宮 田、 永山、渡辺 、 吉
上 田、鶴 田、酒 井 、 小林 、岡、鈴木 、 斎
の件
一、 ゲ ス ト カ ー ド 発 行 に 関 す る内 規 作 成
基 金 へ の寄 託 に関 す る 件
一、 毎 日 新 聞 社 から の 日本 記 者 ク ラ ブ 賞
一、 総 会 の議 事 及 び 日 程 に関 す る 件
一、 会 員 資 格 に関 す る 件
び に予 算 の編 成 方 針 に 関 す る 件
一、 五 十 七 年 度 事 業 計 画 案 作 定 方 針 な ら
日本記者 ク ラブ小 会議室
照 和 57年 2 月 19 日 (金 )
第 21 回 総務委員 会
占 谷 の各 委 員 。
本 島 、 石 丸 、 太 田 、 広 瀬 、 平 田、
小林 委員 長 り斎藤、 東郷 、中 沢 の
各委員。
出席
通信 と決定 。
四月 号 の ﹃東 京 支.
社訪 問﹄ は、 AF P
四月 号 会 報 の編 集 に つ いて 協 議 し た 。
二 月 号 会 報 に つ い て意 見 交 換 の後 、三 、
日本 記 者 ク ラブ 小 会 議 室
昭 和 57年 2 月 10 日 (水 )
第 27回会 報 委 員会
ヒ ル シ セ ー 、 村 野 の各 委 員 。
米 、 高 野 、 梅 本 、 佐 久 間 (水 野 代 理 )、
出席
二 十 六 口 (金 ) に行 う こと に し た 。
本 ﹄ の進 め 方 に つ い て 説 明 、 第 一回 は斎
加 藤委 員長。伊 藤 、赤 松 、 滝 沢 、
日 (水 ) に は ﹁ホ テ ル ・ニ ュ ー
た め 、 九 階 の レ ス ト ラ ソと 宴 会 場 を 利 用
泰男
一夫
し、 ワ ー キ ング プ レ スを優 先 す る 形 で、
ジ ャ パ ン住 人 被 害 者 の会 ﹂ (世
話 人代 表 醒 戸 川 猪 佐 武 ) の 発 足
記者 会 見 を ク ラ ブ 宴 会 場 で 行 い
ました 。
鳶ロ
戸川猪 佐 武
五 八 一ー 四 五 一 一(代 )
ヒ ル ト ン ホ テ ル四 二 六 号
三
千 代 田区永 田町ニー 十 ー
連絡 先 は左 記 とな ります 。
Ψ㎜
TE L
個 人 D会 員
〃
▽ 一九 七 三 年 に 日 本 政 府 が 誓 約
し た、 国 連 大 学 あ て拠 出 金 総 額
一億 ド ル の 一部 と し て、 こ の ほ
ど 一〇 〇 万 ド ルが 払 い込 ま れ ま
し た。
日本 政 府 か ら の拠 出 額 は 、 こ
津島
れ で九 、 二 〇 〇 万 ド ルに達 し ま
し た。
国連 大学
(17)
今 年 の山 陰 中 央 新 報 は創 刊 百
の 四半 世紀はそ こを拠 点 と し て 活 動 し
目 の 全 国 燃 料 会 館 に移 り 、 昨 年 十 月 ま で
党 幹 事 長 代 理 が 島 根 出 身 の大 物 だ が 、 東
政 界 で は、 桜 内 義 雄 外 相 、 竹 下 登 屠 民
ヤ
周 年 と、 地 元 で 附 催 さ れ る国 体
た。
ん です ﹂
と 五十 嵐 さ ん は こ う し た 〃出 会 い "
着 を 持 って い て 、 毎 年 本 社 事 業 部 が 主
県 出 身 の著 名 人 た ちも 故 郷 に強 い愛
が 楽 しく て 仕 方 が な いと い った 様 子 だ 。
﹁彼 ら が 海 外 へ出 かけ た り す る 時 は 、
催 す る サ イ ン即 売 会 (
売 り上げ は福 祉
ヘ
と いう ふた つ の ビ ッグ イ ベ ソト
京支 社とし ては特 別 な取 材活動 はし な い
一人 、 そ し て 五十 嵐 支 社 長 の 合計 六 人 g
そ の 前 後 に雑 観 記 事 を 送 り ま す 。 普 段
事 業 に寄 付 ) にも 心 よく 協 力 し て く れ
現 在 の支 社 は営 業 三 人 、編 集 一人 、庶 務
正 式 に は 五 月 一日 が 創刊 記念
﹁少 人 数 だ け ど か え っ て お 互 い の気 心
は、 そ の折 々 の 地 元 関 連 の ニ ュー ス、 特
で にぎ わ い そ う だ 。
日 だ が、 ゴ ー ルデ ン ウ ィー ク の
を よ く 知 り合 え て 、 仕 事 は や り や す いで
そ うだ。
真 っ只中 。 山 陰 に は 出 雲 ・津 和
るそうだ り
ね﹂
し か し 、 そ う し た 人 た ち の愛 .
す る故
郷 の自 然 破 壊 が 、 最 近 と み に著 し い と
別 プ ロジ ェク ト の取 材 が 中 心 にな り ま す
東 京 支 社 は営 業 活 動 の重 要 靖 地 であ る
地 元 出 身 の園 会 議 員 の 動 向 は、 毎 日 曜
す よ﹂
の で、 この 時 期 に式 典 を開 催 し
と 同 時 に、 人 と の つ な が り を つく り 、 地
いう 。 中 海 、 宍 道 湖 を臨 む 水 の都 ・松
野 な ど全 国 有 数 の 観 光 地 があ る
た く ても 足 の 便 、 宿 泊 の確保 が
日 の 紙 面 で、 東 京 支 社 が 送 る ス ケジ ュー
江 の "水 ケ が 瀕 死 の状 態 だ と 五 十 嵐 さ
元 と 在 京 県 人 の ウ渡 し 船 ケ に な る のが 大
ル 表 を も と に ﹃来 週 の 予
困 難 りそ こ で 遠 方 か ら の来 賓 の
人 た ち のた め に も と 、 記 念 祝典
ん は嘆 く 。
人 を取 り上げ 、人物紹 介 や
と 冗 談 ま じ り に 笑 った が、 内 心 は 郷
﹁山 陰 へ行 った こと な い ん で す か !
郷 土 の思 い 出 を 語 って も ら
里 を 愛 す る 一人 と し て危 倶 の念 で い っ
こ の ほ か 、 月 に三 回 ﹃頑
定 ﹄ とし て掲載され る 。
創刊百年 と国体
う 欄 だ 。 年 配 の 人 た ち は これ ま で に も 何
ぱ いだ った の か も し れ な い。
一、 二年 の 間 にぜ ひ行 って み て く だ さ
回 か 紙 面 で取 り 上 げ た の で 、 いま は 主 に
山 陰 中 央 新 報 は 、 こ こ数 年 来 紙 面 で
帳 って います﹄を東 京 か ら
は七 月 二十 六 目 に 予 定 さ れ た 。
そ し て九 月 に は ウく にび ぎ 国
体ウ をむかえ る こと になる。
﹁松 江 は や っぱ り 遠 い です よ 9 新 幹 線
中 堅 ク ラ スの人 た ち に登 場 し ても ら っ て
﹃グ リ ー ンキ ャ ン ペ ー ン﹄ を 繰 り 広 げ 、
い。 そ う し な いと 本 当 の山 陰 は 見 ら れ
乗 り 継 ぎ でも 七 時 間 半 か か り ます から ね
い る 。 こう し た 人 た ち は 県 人 会 の存 在 も
自 然保 護 を 訴 え て いる のだ そ う だ 。
送 っ て い る 9 一般 の在 京 県
く て は いけ な い、 と いう 使命 が
エ⋮ ⋮﹂
知 ら な か った り す る が 、 取 材 を 機 に郷 里
﹁開 催 県 が 天 皇 杯 を 獲 得 し な
あ り ます か ら ね 。 地 元 紙 と し て
昨 年 から 全 日 空 、 東 亜 と も にジ ェ ット
を 軸 に 人 の輪 が 広 が っ て いく のが 実 感 さ
ち合 わせで大忙 し です ﹂
と取 締 役 東 京 支 社 長 の五十 嵐
﹁そ れ でも 最 近 は 、 在 県 の画 家 が東 京
いて く れ て 、 し ま い に は ﹃こ こ に こ う い
ー 、 あ い つも 東 京 に い た の か﹄ と 心 を 開
よ 9 そ れ が 話 を し て いる う ち に 、 ﹃ヘ ェ
﹁最 初 は う さ ん臭 い顔 され る ん で す
て いた。
の確 か な 歩 み が 、 東 京 支 社 にも 鼓 動 し
刷 も 可 能 にな る o 新 し い世 紀 へ向 け て
局も改築 され 、 九月 からはそ こで の印
一雄 会 員 は大 き な 体 を 揺 す る。
所 へと いう こ と で 、 銀 座 一丁目
で 偶 展 を や る と か、 音 楽 家 が 上 京 す る と
う ヤ ツが いる よ ﹄ と 教 え てく れ た り す る
騰 が七 月 末 に完 成 す る 。 ま た 、 益 田 支
と ころ で、 百 年 を機 に、 本 社 新 社
な く な っち ゃ いま す よ ⋮ ⋮ ﹂
こ う した 大 き な 事 業 の た め、
化 さ れ 、 東 京 から は }時 間 に な った が 、
れ 、充実感 を覚 える と言う 9
支 社 に も 新 し い鼓 動 が
東 京 支 社 も 人 の 出 入 り が激 しく
米 子 空 港 行 (全 日 空 )、 出 雲 究 港 行 (東 亜 )
スポ ニチビ ル七 階 に移 転 し た 。
かが 多 くなりまし てね。 こうした人 たち
き な 役 目 だ、 と 五 十 嵐 さ ん 嬬 .
⋮
自う り
な り 、 会 議 も 多 く な った 。 こ の
合 わ せ て 日 に五 便 し か な い。
も ムー ドづ く り や 紙 .
面 企 画 の打
た め 、 昨 年 十 月 、 も う 少 し広 い
東 京 支社 が 開 設 さ れ た の は昭 和
の 活 動 を 追う の も 大 変 で す よ ﹂
(長 谷 川 )
二 十 四年 で 、 二十 九 年 銀 座 八 丁
(18)
弟145号
昭 和57年3月10日
第145号
昭 和57年3月10日
一
1日▽民 放 経 理責任者
一
会議 (テ レビ 東 星 深
一
慧
一会 員 )
2 日▽
婦人欄投
小松 原 久夫 会 員) 6 日
孝 会 員 ) ▽ メデ ィ ア ・ア セ ス メ ント研 究
グ ル ー プ (協 会
▽ よ み う り 〃こだ ま の 会 ウ ー
稿 者 有 志 の会 (
読売
保 科 昭彦会貝)
在京祉 会 部 長会 小委員
吉 川勇 一元
く 子 T B Sプ ロデ 4ー サ ー、 笹 谷 清 子 元
高階 玲 子
η 日 ▽ スポ ー ツ 山
ハ社 ム累 (納
励ム苫
N H K ア ナ ウ ソサ ー (T B S
ム實昌凪)
曲
縛 北ハ
猛 会 員 ) ▽ ﹁ブ ラ ジ ルの 口本 語 学 校
に愛 唱 歌 を﹂ 作 詞 コ ソ ク ー ル 入 選 発 表
島 地純 会 員) ▽FBク ラブ
総田大 造 会員 )
19 日 ▽ 第 16 回 青 梅 マ ラ ソ
ン レ セプ シ ョ ン (報 知
岡俊夫会員)
林 利隆 会
本 村 捷 一会 員 )
西村
25 日
23 日 ▽ 青 森 県 ジ ャ ー ナ リ ス ト の会
22 日 ▽ 在 京 社 会 部 長 会 (協 会
(デ ー リ ー 東 北
(テ レビ 神 奈 川
員)
▽関東 U四局会 議
(文 化 放 送
朝 倉宥会員)
べ 立-浦起蜜甲務 鳳測長 (時 事
相
孝 昭 会 員 ) ▽ し も く 会 (A B C 協 会
アブ
古 田安 伸 会員)
﹁新 春 の集 い﹂ (P L O 駐 日代 表
15 日
会 (日経
9 日 ▽ フ ジ サ ソ ケイ ク ラ シ ック 記者 発 表
8 日 ▽ 時 事 イ ン タビ ュー 1
関根望
木 村繁会員)
川 誠 一会 員 ) ▽ 内 冊 英 夫 氏 を お 祝 いす る
諏 訪正
受 賞 祝 賀 会 (朝 日
(毎 日
水野 文 雄 会 員 ) ▽幸 田 弘
片
鰭 田大 造 会 員 )
16 日 ▽放 送 通信 制 度 研 究 会 (N 11 K
子 氏 芸 術 祭 受 賞 を祝 う 会
延瓦賞 者 ・石 玲刈ふ
▽ 報 知 釣 り講 座 (報 知
J哨
買哺
鰐い
賞 パ ー テ ィ ー1
人 会 員 ) 10 日 ▽口 本 婦 人 放 送 者 懇 談 会 S
(フ ジ テ レビ
ド ル ・ハミド 会 員 ) 13 日 ▽光 岡氏 直 木 賞
⋮
会 (
協 会 林 利 隆会
⋮
員) ▽春 の豪華 本 企画
説明会 (
矩日
3 日▽
4日
奥 山亮
林利 隆 会員 )
山上貞 会 員)
会 員) ▽全 国独立 U11社 番 組 宣 伝 会 議
(テ レビ神 奈川
科 学部 長 会 (
協会
▽民 報協 記 者研修会 (
秋田放送
(19)
新 し い会 員 名簿 を つくり ま す
事 務 局 で は、 現 在 、 会 員 名 簿 を つく る た め の準 備 を
進 め て いま す 。
会見室 が新 装 オ ープ ン﹂ま し た
二 月 + 三 日 か ら 冷 房 強 化 工事 のた め 、 一時 使 用 を 停
止 し て いた記 者 会 見 室 は 、 予 定 より 早 く 同 二十 五 日 工
4 日
三
月
の
行
事
シリ ーズ 研究会
=≡≡ ≡ ≡≡ 一
}
≡ =ニ≡ ;≡;=■
≡ ≡≡ ≡≡≡︻
[
(木 )午後 3時 ∼ 4時 30分
原 田 和 明三和
記者会見 室
﹃
米 欧 経 済 と 日本﹄H
銀 行調 査 部 長
﹂
畢が 完 了、 翌 二十 六 日 の立 教 大 斎 藤 精 一郎 教 授 の溝 演
理事 記 者 会 見
富 塚 三夫総
記 者 会 見室
佐々木 産 男同 盟政策
島 野 直爾 学習
シリ ーズ 研究会
記者会見 室
(火 一午後 2時 ∼ 3時
記者会見室
﹃
米 欧 経 済 と 日本﹄皿
顧問 記 者 会 見
9日
(木 一午後 2時 30分∼ 4時
院大 教 授
記者会見室
(水 一午後 2時 ∼ 3時 30分 ウ ィリ ア ム ・
G・
バラ ク ロ フ米大使館経済 担 当公 使 ブリ
ー フ ィ ング
シり ーズ 研究 会
﹂ ・ケ ックE
記者 会 見 室
﹃
米 欧 経 済 と日本﹄配
0分
(月 一午後 3時 ∼ 4時3
C委 員会 一等 書記官
シリーズ 研 究 会 ﹃
新
記者会 見室
中 沢道 明
内 野憲二民 間輪 送 機 開発協
(火 )午 後 2時 ∼ 4時
技 術﹄ 顎
会 副 理事 長
東郷茂 彦
連 緒11長谷川 (
事 務 局) 五〇 三ー 二七 一=
委員 開桂敬 一 斎 藤 吉史
会報委員長 11小 林 淳 宏
30 日
29 日
24 日
18 日
評事 務 局 長 記者会見
記者会見 室
松崎 芳紳 日 経 連卑務
住 所 、 役 職 変 更 な ど お 気 づ き の点 が あ り ま し た ら 、
か ら 新 装 オ ー プ ソ し ま し た 。 冷 房 強 化 と と も に天 井 、
(ア フ
ッ ト / スウ ニー
8 日 (月 午後 3時 ∼ 4時
(五 〇 三 - 二七 一= ) ま で お 知 ら せ
至急事務 局 の岡崎
午後 4時 30分∼ 5時鉤 分
筆 、 改訂したも のです 。
岩 永信 古 会 員
ソ ド ネ シ ア.
)
添報
さ れ ま し た 。 つ つ し ん で ご 冥福 を お 祈 り い た し ま す。
通 信 祉 顧 問) が 、 三 月 四 日 (
木)直 腸 が ん のため逝去
(新 聞 通 信 調 査 会 専 務 理 事 、 共 同
ア ・カ ラ ス (ア ジ ア 新 聞 財 ⋮
川)/ モ ク タ ー ・ ル .
ヒ ス (イ
デ ソ) ア ンデ ル ス ・ ク ジ 浩 ロ ッ ト (同 ) / ダ ル マ シ
ト ンパ ル デ
カ リ ソ ・マ テ f ソ ソ
新 聞 学 芸 欄 に百 五 回 に わ た り連 載 し た 同 名 評 論 を 、補
五 十 三年 九 月 十 七 日 か ら 同 十 二月 三十 一日 ま で、 高 知
受 賞 対象 と な った ﹃寺 田 寅 彦 覚 書 ﹄ (山石波 雷 店) は、
業 績 を上げ た 人 た ち に贈 ら れ る も の。
画 、 文 学 、 大 衆 芸 能 な ど 芸 術 の分 野 で 、 咋 年 す ぐ れ た
選奨 文部大臣新 人賞 を受 賞しました。 同賞 は演劇、映
山 田 一郎 会 員 (共 同 通 信 O B ) が 、 五 十 六 年 度 芸 術
山 田会 員 に 芸術 選奨新人賞
壁 面 な ど も 五年 ぶ り に 一新 さ れ ま し た 。
く だ さ い。
と く に個 人 D 会 員 の方 が た で、 連 絡 先 等 に変 更 のあ
次
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16
13
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田代 喜 久雄
東良
4
鮮
樋 口正紀
1
る 方 は 必ず ご 連 絡 く だ さ いま す よう 、 お 願 い申 しあ げ
ます 9
目
毎 日 、 ク ラブ 賞 に }
臼十 万 円寄 贈叩
﹃と って お き の 話 ﹄
事 件 は "出 尼 ウ が 勝 負 ダ
"は やき 者 9 の 不 安 と 胱 惚
技 術 革 命 を 担 う ニ ュ: セ.
了 ・ック
(講 演 記 録 )
稲盛 和 夫
占沢 正也
山陰 中 央新 報社
会 議 報 翫ロ
先 月 のクラブゲ スト
大 軒 さ ん と の碁
ピ ジ コ ソボ ック ス
ゾ ロ フ ィ ー-ル
﹃東 京 支 社 訪 間 ﹄
会合紹 介
事 務局 から
(20)
第145号
昭 和57年3月10日
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