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テント泊(キャンプ)
自然の家本館から歩いて15分のところにある「から まつキャンプ場」にテントをはり,自然を感じながら生 活します。非日常生活の中で,忍耐性や物を大切にする 心,創造性などを高めることができます。キャンプファ イヤーを囲んで語り合うのも良いでしょう。 【 時 期 】 6月~9月 【所要時間】 1時間程度(テント設営に要する時間) 【 対 象 】 小学校中学年以上 【 準 備 】 (個 人)防寒着(トレーナー・ウィンドブレ ーカー・長袖・長ズボン)、カッパ(セパレートタイプが望ましい)、帽子、 手袋(革手袋・軍手)、着替え、洗面道具、タオル、手ぬぐい、ゴミ袋、 新聞紙、ちり紙、懐中電灯、筆記用具、保険証(コピー可)、水筒、虫除け (団 体)救急用品、ビニール袋、ロープ、ガムテープ 、寝袋、毛布・ランタン、ヘッドライト、ポンチョ (自然の家)ドームテント(6 人 用) 【 展開例 】 1.天候および天気予報の確認、参加者の体調をしっかり把握する。 2.自然の家事務室に受け付けに来た後、キャンプ場に行き、管理人から説明を受ける。 3.自家用車・バスはキャンプ場の所定の位置に駐車する。 4.テントは、当日割り当てられた場所に設営する。 5.野外炊事をする場合には、キャンプ場の冷蔵庫を共同で利用することもできるが、食中毒には十分注意す る。 6.野外炊事のゴミ処理については、ゴミの分別を徹底し、可能な限り持ち帰る。 7.キャンプ場使用後は、責任を持って清掃・片づけ・物品返却をする。また、出発前に必ず管理人の点検を 受ける。 【指導上の留意点】 1.利用期間の1ヶ月前までに「利用申込書」および「キャンプ場用具利用申し込み用紙」に必要事項を記入 し、自然の家に提出する(FAX可)。 2.キャンプ場の下見を行い、本館からの距離、トイレやシャワー棟などの確認をする。 3.用具の貸出・返却等について自然の家職員やキャンプ場管理人と打ち合わせを行う。 4.食事は、本館レストランでとることができる。また、キャンプ場で野外炊事をすることもできる。 ・食材はレストランで買うこともできる。【要予約:料金表を参照】 ・レストランで買った食材と持ち込んだ食材をいっしょに調理することは、食中毒予防のため、禁止する。 5.参加者に持ち物などの事前指導をする等、準備を整えておく。 6.春、秋は防寒に配慮した服装を準備する。 7.キャンプ場付近の林にはダニが多く生息しているため、できるだけ活動中は肌を露出しない服装(長そで、 長ズボン、帽子等)を着用する。また、活動中は適宜、体にダニが付着していないかお互いに確認する。 8.周辺に住宅があるため、打ち上げ花火は禁止している。また、22時以降の実施も禁止している。活動後 は、消火確認と片付けを行い、翌朝、再度確認する(消火用のバケツの貸し出しも行っている)。 21 【テントのたて方】 1、管理棟倉庫からテント道具と寝袋、グランドシートを運ぶ。 ※すのこの上にテントを設営する場合がある。 2、テント道具の袋の中に入っているからパーツを確認する。 ・メインポール各2本 ・前室ホール各1本 ・ピンペク10本 ・フラグ6本 ・張り縄6本 ・かなづち1本 ・内幕 ・外幕(フライシート) 3、ブルーシートを広げる。 4、内幕を広げる。 ・テントサイトを選び整地する。内幕に空気が入りやすいよ うに、入口ファスナーを開け、グランドシートがシワにな らないように地面に広げる。 ・内幕はピン&リング(金属性の部分)が付いている箇所が グランドシート(地面に接する面)の四隅である。 5、フレームを固定する。 ・内幕四隅のピン&リングに2本のメインポールが交差する ようにそれぞれ固定する。ボール下端部にピンを差し込む。 次に前室ポールを内幕前全面の残ったピンに差し込む。 6、フックを固定する。 ・内部の吊り下げ用フックフレームに固定する。まず頂上部 に付いているフックを固定する(上側に交差しているフレ ームに固定する)。 ・フレームの肩部に固定するフックは一番テンション(張る 力)がかかる。一方の手でフレームを押さえ込んで、もう 一方の手でフックを固定すればラク! 7、外幕(フライシート)をかぶせる。 ・フライシートの前後を確認し本体にかぶせる。この際、前 室ポールは一時的に本体に立てかけておく。フライシート の縫い目とフレームが合うように整えた後、内幕四隅のリ ングにフライシート裾部についてるSフックを固定する。 ・裾部のフックはラダーロックにより長さの調節ができる。 フライシートに均等テンションがかかるように調整する。 8、フライシートを固定する。 9、ペグを固定する。 4 5 6 7 ※撤収は、逆の手順で行う。 ※撤収時にも、再度パーツがそろっていることを確認する。 ※テント設営・撤収に関して、ご不明な点があれば、キャンプ場 の管理人や自然の家職員に聞く。 【参 22 考】 ◎特別活動 ~ テント設営などの作業に協力して活動をすることを通して,役割を 分担して働く場面を作ることができる。 集団の一員としてより良い関係や人間関係を築こうとする態度を養 うことができる。 【キャンプ場の施設】 ○入口(入る前に、自然の家本館で受付をする。) ○管理棟(寝袋や野外炊事道具が置かれている。 ) ○シャワー棟(きれいに使いましょう。節電も!) ○トイレ(夜は暗いので気を付けましょう。) ○炊事場(右奥に見えるのは炊飯用かまど。 ) ○バンガロー(1棟4名程度。5棟ある。) ○ゴミ捨て場(持ち帰りに協力を!) キャンプ場の利用の 仕方で分からないこと があったら,自然の家 職員やキャンプ場の管 理人に聞いて下さい。 23 【自然の家本館からキャンプ場までの地図】 1、下の地図の赤色の線は、自然の家本館から歩いていく際の最短ルートになる。 2、下の地図の緑色の線は、自然の家本館から自家用車で移動する際の最短ルートになる。 みどり橋は車で渡れません 大型バスは入りづらいので 自然の家から徒歩移動する ことをお勧めします。 100m ランタン 夜,キャンプ場から本館に歩いて いく際には,とっても暗くなるので, ご自宅にある懐中電灯を持ってくる のがおすすめです!また,事務室で は,ランタンやヘッドライトの貸し 出しも行っています。 ヘッドライト 両手が使えて、活動に 便利! 24