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仕様書 [PDFファイル/8.53MB]

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仕様書 [PDFファイル/8.53MB]
「グリーンプロジェクト普及拡大・人材育成モデル事業」
企画提案仕様書
1
事業名
グリーンプロジェクト普及拡大・人材育成モデル事業
2
事業期間
契約締結の日から平成29年3月31日(金)まで
3
事業の目的
とうほう・みんなのスタジアム(県営あづま陸上競技場。以下「あづま」という。)
のインフィールドの芝を常緑化するまでの取組みを行うモデルケースとして、常緑化に
関する施工手法や維持管理手法のノウハウを学び普及させる事業を行うことにより、県
内の公の施設や校庭・園庭の常緑化を更に促進させるとともに、グリーンキーパーを養
成し、技術の地産地消を図ることを目的とする。
4
業務内容
(1)人材育成及び実地研修
県内においてグリーンキーパーを養成し、芝の常緑化に関する施工手法や維持管理
手法のノウハウを普及させるため、県内の公園等の管理者や芝生管理者等を対象とし
て、あづまのインフィールドで、月1~2回程度、次に掲げる実地研修により技術習
得研修を実施する。
①
あづまのインフィールドの別紙「特記仕様書」に基づく改修と改修の施工手法に
関する研修。
②
芝の育成、常緑化の維持管理等の方法やあづまのインフィールドの上記改修後の
維持管理に関する研修。
(2)管理調整
ア
あづまの改修に係る調整
あづまのインフィールドの改修に当たっては、委託者、県及びあづまを管理する
公益財団法人福島県都市公園・緑化協会(以下「協会」という。)の各機関と調整
を行うとともにあづまが第一種公認陸上競技場であることから、公認基準を満たす
よう、福島陸上競技協会とも十分な調整を行う。
イ
研修実施に係る調整
研修実施に当たっては、協会と調整を行う。
5
成果品
次の書類及び電子データ(CD 2部)を提出すること。
(1)研修報告書
研修の実施状況等に関する報告書
(2)管理マニュアル
インフィールド改修後のあづまの芝管理(散水機含む)対応マニュアル
(3)図書
整備した散水機の配置等を定めた図面等図書
6
提案総額の上限額等
(1)提案上限は、90,000千円(消費税等込み)として、必要金額を見積もるこ
と。
(2)この金額は、企画提案のために設定した金額であり、実際の契約金額とは異なる。
7
提案にあたっての留意事項
(1)本仕様書に記載の業務内容は、企画提案のために設定したものであり、実際の委託
契約仕様書とは異なる場合がある。
(2)本仕様書記載の業務内容については、実施段階において、予算や諸事情により変更
することがある。
別紙
特記仕様書
本仕様書は、福島県(以下「甲」という。)と受注者(以下「乙」という。)との間で
締結する「グリーンプロジェクト普及拡大・人材育成モデル事業」における「とうほう・
みんなのスタジアム(県営あづま陸上競技場)インフィールドの改修」について適用する。
1
総 則
1-1 業務場所
とうほう・みんなのスタジアム(県営あづま陸上競技場)
福島県福島市佐原 地内
1-2
施工期間
施設設計及び資材調達期間を除く現場施工は、下記期間で行うこと。
平成28年11月14日(月)から平成29年3月10日(金)
1-3 業務概要
1)張芝、埋込み式スプリンクラーの実施設計(埋込み式スプリンクラー稼働に要す
る現有施設から受電設備、給水設備含む)
2)既存高麗芝の撤去、積込運搬、仮置き
3)埋込み式スプリンクラー、電気設備、給水設備の設置
4)張芝基盤面の不陸整正
5)張芝(3月末までの養生管理を含む)
1-4 業務上の留意点
1)実施設計において、乙は、企画提案書の内容に基づき甲が指定する監督員と協議
のうえ実施設計を行うこと。なお、公益財団法人 日本陸上競技連盟の指導の結果、
修正を要する場合があるが、乙の責任と負担によりこれに応じなければならない。
2)工事の施工においては、都市公園法第5条に基づき、都市公園管理者である福島
県県北建設事務所長(以下、「公園管理者」という。)の設置許可を得た後、これ
を施工すること。
2
工事に使用する資材に関する要求事項
2-1 埋込み式スプリンクラー
1)メインスタンド外壁部に設置する散水制御盤と給水管路に設置する電磁弁との連
動による散水制御が可能な構造であること。
2)スプリンクラーの配置は、インフィールド芝生の全面に均等、均一な水分量での
散水が可能な配置計画とすること。
2-2 散水制御盤(降雨感知機器含む)
下記要件を満たす機能を搭載したものでなければならない。
1)3本以上のプログラム設定による散水が実行可能であること。
2)散水日の設定は、曜日、偶数日、奇数日のほか、1~30日間隔で散水するイン
ターバル方式を備え、偶数日モードと奇数日モードでは任意の曜日を非散水日とす
ることが可能であること。
3)全部で12回以上のスタート時間を設置することが可能であること。
4)ランタイムは2時間まで1分間隔に、以後6時間まで10分間隔での設定が可能
であること。
5)0~200%まで、10%刻みで散水時間の季節調整が可能であること。
6)回路の異常を検知して離隔する自己診断ブレーカを登載のこと。
7)プログラムごとに、マスターバルブ/ポンプ作動を設定することが可能であるこ
と。
8)プログラム制御のほか、手動操作が可能であること。
9)降雨感知機器を装備又は接続し、降雨時の散水中止制御が可能であること。
10)スイッチ方式による散水中止機能の解除が可能であること。
2-3 芝生
芝種はティフトンを基本とし、施工完了時に緑化が確保されるようライグラスオー
バーシード等の対策を施した資材を用いること。
3
工事の施工に関する要求事項
3-1 基準等
1)建設業法、電気事業法、消防法、労働安全衛生規則、その他関係法令を遵守する
こと。
2)とうほう・みんなのスタジアム(県営あづま陸上競技場)は、公益財団法人 日
本陸上競技連盟公認の第1種陸上競技場であるため「競技場に関する規程、細則(公
益財団法人 日本陸上競技連盟)」に定める基準を満たす水準で施工管理を行うこ
と。
3)本特記仕様書以外の一般仕様は、下記仕様書による。
ア 共通仕様書 土木工事編【福島県土木部】
イ 福島県建築・設備工事共通仕様書
4)施工に必要な水・電力は既存施設のものを利用できるものとする。(有償)
5)本改修で発生する産業廃棄物処理は、すべて本事業に含まれるものとし、廃棄処
理計画に基づき適切にリサイクル廃棄処分を行うこと。
3-2 工事用仮設について
あづま総合運動公園内に搬入車両及び重機等を乗り入れ、移動または設置する場合
は、既存施設を破損しないように鉄板敷き等の養生を十分に行うこと。
仮設の不備等、乙の責めに帰す事由により、既存施設を損傷させた場合は、乙の責
任と負担において、原形復旧を行うこと。
4
施工内容
1)既設高麗芝の撤去、運搬、仮置き
ア ソッドカッター等を用いて、園内芝生広場への再利用を考慮した既存高麗芝の撤
去を行う。
イ 撤去後の芝生の寸法はt=3cm、w=300cm、L=100cm程度とし、運搬車両への積込、
園内仮置場までの運搬、運搬車両からの荷下ろしを行う。
園内仮置場:補助陸上競技場
2)埋込み式スプリンクラー、受電設備、給水設備の設置
ア 作業土工
ア)埋込み式スプリンクラー(給水管路、電線管路含む)の設置にあたり必要
となる床堀、埋戻し、残土処理を行う。
イ)残土処理は、公園外で任意の土捨場を乙の責任により確保した上で実施する
こと。また、残土処理にあたり発生した処分料については、乙の負担とする。
イ
機器設置
ア)散水制御盤、電磁弁、埋込み式スプリンクラー、給水管路及び電気設備の設
置・結線等を行った後、試験運転による不具合修正、調整を行うこと。
3)張芝基盤面の不陸整正
ア 不陸整正を行い、サッカー利用に支障とならないよう、基盤面の平坦性を確保す
る。この場合、公益財団法人日本陸上競技連盟の規程による許容傾斜度以内の傾斜
としなければならない。
4)張芝
ア 不陸整正完了後の基盤上に、張芝を行う。
イ 2017シーズンJ3公式戦の開幕に合わせた初期養生によりJリーグスタジア
ム要件を満たす品質を確保すること。
4
提出書類
1)乙は、本契約締結後、甲の指定する日までに、次に揚げる書類を甲に提出し、承諾
を受けるものとする。
ア 業務着手にあたっては、下記に示す業務の実施体制を記載した業務計画書を提
出し、監督員の承認を得ること。
ア)業務概要
イ)業務工程
ウ)業務組織計画
a 各技術者の指名、生年月日、会社名(所属)、役職、保有資格、実務経
験
b
協力会社の名称、代表者名、所在地、分担業務分野、協力理由及び具体
的内容。ただし、協力会社を加えない場合はこの限りでない。
エ)連絡体制(緊急時を含む)
オ)仮設計画
カ)その他
イ 張芝、埋込み式スプリンクラーの実施設計図
なお、実施設計図には原則として、資材の商品名、製造会社名を記入しないこ
と。
ウ 散水制御盤仕様書(機能仕様書含む)
エ その他必要書類
2)乙は改修の完了後、次の書類及びその電子データ(CD 2部)を提出するものとす
る。
ア 共通仕様書 土木工事編Ⅰ 第1編第1章1-1-25 2に示す完成図書
イ 埋込み式スプリンクラー取扱説明書
ウ 散水制御盤操作説明書
エ その他必要と認めた図書及び資料
5
特許に関する事項
改修に関する特許または実用新案については、全て乙の責任において処理するものと
する。
6
検査等
1)段階確認
共通仕様書 土木工事編Ⅰ 第1編第1章1-1-23「監督員による確認及び立
会等」に準じて、公園管理者が指定する確認者による段階確認を受けなければならな
い。段階確認の結果により修補を命じられた場合は、乙の責任と費用負担により速や
かにこれに応じなければならない。
改修完了後に不可視部となる工種については、必ず確認者の段階確認を受けるこ
と。乙の責めに帰す事由により、段階確認を怠った場合は破壊検査を行う場合がある
が、破壊検査に要する費用等は乙の負担とする。
2)引取検査
共通仕様書 土木工事編Ⅰ 第1編第1章1-1-25「工事完成検査」に準じて、
公園管理者が指定する検査員による引取検査を受けなければならない。
検査結果により修補を命じられた場合は、乙の責任と費用負担により速やかにこれ
に応じなければならない。
7
瑕 疵
埋込み式スプリンクラー設備に係る納入機器に対する瑕疵期間は、引渡完了後1年と
し、この期間中に生じた故障で、明らかに乙の責任と判断された場合は、無償で修復す
るものとする。
特に、重大な故障については、前記期間経過後にあっても、甲・乙協議のうえ、無償
修理を行わせることがある。
8
疑義等
施工に関して、本仕様書に定めのない事項及び定められた事項に疑義が報じた場合に
ついては、甲・乙協議して、これを定めるものとする。
9
資料
9-1
9-2
9-3
9-4
9-5
9-6
9-7
9-8
9-9
平面配置図
仕上高低図
(参考)排水設備現況平面図
(参考)排水構造図
(参考)電気設備現況平面図
(参考)電源設備現況系統図
(参考)弱電設備現況系統図
(参考)給水設備現況平面図(1)
(参考)給水設備現況平面図(2)
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