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GEC仮訳
GEC 仮訳
単一の CDM プロジェクト活動としての活動プログラム(PoA)の登録、及び PoA にかかる認定排
出削減量(CERs)の発行のための手続(Ver.03)(EB47, Annex29)
A. 背景
1. 京都議定書締約国会合決定 7/CMP.1 の段落 20 にしたがい、活動プログラム(PoA)の下のプ
ロジェクト活動は、単一の CDM プロジェクト活動として登録することができる。この場合、承認
済みのベースライン・モニタリング方法論を用いて、とりわけ、適切なバウンダリーの定義、ダブ
ルカウンティングの回避、並びにリーケージの算定を行い、承認方法論によって、排出削減あ
るいは吸収源による人為的除去が現実に発生し、測定・検証が可能であり、且つそのプロジェ
クトが無ければ起こっていたであろうことに対して追加的であることを確保することが必要であ
る。
2. 本手続、CPA の誤追加のレビューのための手続、及び複数方法論の PoA への適用の承認の
ための手続は、PoA の評価の枠組を提供する。本手続は、「活動プログラムの下でのプロジェ
クト活動を単一の CDM プロジェクトとして登録することに関するガイダンス(Guidance on the
registration of project activities under a programme of activities as a single CDM project
activity)」(EB32, Annex38)を代替し、旧版を代替する。
3. 活動プログラム(PoA)とは、政策・手段又は明示の目標(即ち奨励制度や自主計画)を調整・
実施する民間組織又は公的組織によって調整される自主的な行動であり、数的制限の無い
CDMプログラム活動(CPA)を通して、そのPoAが無ければ起こっていたであろう排出又は吸
収に対して追加的な人為的GHG排出削減量の又は吸収源による人為的純GHG除去量に繋
がるものである。
B. 活動プログラムの準備
CDM-POA-DD の準備
4. 調整管理組織は、PoA の実施枠組みを設定し、その PoA 下の CDM プログラム活動(CPA)を
明確に定義する活動プログラム設計書(CDM-POA-DD)を作成しなければならない。この
CDM-POA-DD には、以下の情報を含めなければならない。
(a) 調整管理組織、ホスト締約国、及び PoA 参加者の特定。
(b) 当該 PoA に含まれる全 CPA が実施される地理的範囲(例えば、市域・国内の地域・国
域・複数国など)にかかる PoA のバウンダリーの定義。ベースラインの決定に当たっては、
選定したバウンダリー内におけるすべての適用可能な国家的・分野別の政策及び規制
を反映する点を考慮に入れる。
(c) 当該 PoA が促進を図る政策・手法又は明示的目標の記述。
(d) 提案される当該 PoA が調整管理組織による自主的な行動であることの確認。
(e) CDM が無ければ、(i)提案された自主的な手法が実施されないであろうこと、(ii)当該
国・地域において強制的な政策・規制が体系的に履行されておらず、広範囲にその義
務が遵守されていないこと、又は(iii)当該 PoA によって既存の強制的な政策・規制の
履行レベルの向上に資することの内いずれかの証明。これは、当該 PoA 全体の追加性
の証明となる。
(f) 当該PoAに含まれることとなる典型的なCPAの記述。利用する技術・手法、承認ベースラ
-1-
GEC 仮訳
イン・モニタリング方法論(又は複数の承認方法論の組合せ 1 )の選択の根拠、承認ベー
スライン・モニタリング方法論の適用について、言及する。
(g) CPA としてプロジェクト活動を当該 PoA 下に追加するための適格性基準の定義。これに
は、必要に応じて、当該 CPA の追加性証明の基準、及びその適格性を確保するための
各 CPA が提供しなければならない情報の種類・範囲(例えば、基準、指標、変数、パラメ
ーター、計測結果など)を含めなければならない。
(h) 当該 PoA の開始日及び期間。28 年(A/R の場合は 60 年)を超えてはならない。
(i) 当該 PoA 実施のために調整管理組織が定める運用管理規定の記述。これには、当該
PoA 下の各 CPA の記録保存システム、既に CDM プロジェクトとして登録されているか
別の PoA の CPA として登録されているものを新規の CPA として追加することを回避する
ための二重算入回避のシステム・手順、及びその CPA の運営者がその活動が PoA に
組み込まれることを認識し、同意していることを確認する規定を含むものとする。
(j) 承認モニタリング方法論にしたがって作成される各 CPA のモニタリング計画の記述、並
びに各 CPA が適用・モニタリングしなければならないモニタリング規定及びデータパラメ
ーターの特定。
(k) 調整管理組織が全CPAの検証を望まない場合、当該PoA下のCPAによる温室効果ガス
(GHG)の人為的排出削減量又は吸収除去量を検証するためにDOEが用いることとな
る、提案されている統計的に適切なサンプリング手法・手順の記述 2 。
(l) CDM 実施手順(CDM modalities and procedures)の要件にしたがった、当該 PoA の環
境分析。この分析が当該 PoA のために実施されたのではなく、CPA レベルで行われた
のであれば、その旨を CDM-POA-DD 及び CDM-CPA-DD に記述し、反映しておかね
ばならない。
(m) 現地利害関係者によるコメントを当該 PoA 全体に関して受け付けた場合、必要に応じて、
現地利害関係者によるコメントをいかに受け付けたか、その受け付けたコメントの要約、
及びその受け付けたコメントへの適切な配慮をいかに行ったかに関する情報。このよう
なコメントが CPA レベルで求められる場合には、その旨を CDM-POA-DD 及び
CDM-CPA-DD に記述し、反映しなければならない。
(n) 公的資金が用いられる場合、当該 PoA の実施は、政府開発援助(ODA)の流用でない
ことの確認。
CDM-CPA-DD の準備
5. 調整管理組織は、提案するPoAの規定を用い、当該PoA固有のCDMプログラム活動設計書
(CDM-CPA-DD) 3 を準備しなければならない。この定型CDM-CPA-DDは、以下の情報提出
に供される。
(i) 特定するための地理的表現情報あるいは他の手段 4 、当該CPAの運営に責任を有する
組織・個人の名前及び連絡先詳細。
(ii) ホスト締約国。
(iii)
当該 CPA のクレジット獲得期間の開始日、タイプ(固定か更新可能か)、及び長
1
複数方法論の組合せは、
「複数方法論の PoA への適用の承認のための手続」にしたがって承認される場合のみ、認めら
れる。承認方法論の組合せを適用する場合は、この組合せをすべての CPA に対して、矛盾のない形で適用しなければな
らない。
2
CDM 理事会は、統計的に適切な検証技術・手法にかかる基準を含むガイドラインを策定する予定である。このガイドラ
インが採択する前に単一 CDM プロジェクト活動として登録する可能性のあるプログラムが、検証の時点でこの基準を
満たす必要があることを、プロジェクト開発者は留意しておくことが求められる。
3
CDM-CPA-DD の様式(最新版)は、UNFCCC CDM ウェブサイトの reference/document セクションで入手できる。
4
例えば、物理的に固定された CPA の場合は地理的表現情報を、物理的に移動する複数の CPA の場合は登録数や GPS 装
置等により算出される平均値を利用する。
-2-
GEC 仮訳
さ。CPA クレジット獲得期間の開始日は登録済み PoA への追加日かそれ以降でなけれ
ばならないこと、並びにクレジット獲得期間の長さは当該 PoA の終了日を越えてはなら
ないことを考慮する。
(iv) い ず れ の CPA の 開 始 日 も 、 当 該 PoA の 有 効 化 審 査 の 開 始 ( す な わ ち 、 当 該
CDM-POA-DD が世界中の利害関係者協議のために初めて公表される日)以前とはな
らないことの確認。
(v) 各 CPA が以下の点に関する要件を満たす方法を示すことに利用するために当該 PoA
で要求されている情報。
(i) CDM-POA-DD で特定されている適格性基準(必要に応じて、当該 CPA の追加
性の証明も含む)を満たすこと。
(ii) ベースライン排出量、及び排出源における温室効果ガスの排出削減推計量ある
いは吸収源における温室効果ガスの除去量の計算。
(vi) CDM-POA-DD に反映されるべき当該 PoA 全体に対する環境分析が実施されない場
合、CDM 実施手順の要件に基づいた環境分析。
(vii)
CDM-POA-DD に反映されるべき当該 PoA 全体に対する利害関係者コメントが
収集されない場合、規定通りに、現地利害関係者からのコメントをどのように募集したか、
それにより受領したコメントの要旨、及び受領したコメントをどのようにして適切に考慮し
たかに関する情報。
(viii)
当該 CPA が CDM プロジェクト活動として登録されていないこと、且つ他の登録
済み PoA に含まれていないことの確認。
PoA への参加に関する要件
6. 個別 CPA の運営者はプロジェクト参加者になる必要は無い。CDM プログラム参加者は、PoA
レベルで記録されるのみである。
7. 調整管理組織は、当該 PoA に参加する各ホスト締約国及び附属書 I 締約国から、当該 PoA
実施について、承認状を取得しなければならない。承認状は、CDM 理事会(EB)が提供する
ガイダンス(EB16, Annex 6)にしたがって発行されなければならない。
8. 調整管理組織は、各ホスト締約国から、当該 PoA の調整についての認可状を取得しなければ
ならない。
9. 「プロジェクト参加者と CDM 理事会の間の連絡手順のための手続(Procedures for modalities
of communication between project participants and the CDM Executive Board)」の最新版を、
当該調整管理組織は連絡の各分野に関する単一又は共同の担当窓口のいずれかでなけれ
ばならないことを除き、適用しなければならない。
C. PoA の有効化審査
10. 調整管理組織は、以下の文書類を指定運営組織(DOE)に提出しなければならない。
(a) 完成した CDM-POA-DD。
(b) 全 CPA に関する一般的情報を伴う、当該 PoA 固有 CDM-CPA-DD。
(c) 当該 PoA の 1 件の実事例への適用の基礎となるべき完成版 CDM-CPA-DD。
11. 当該 DOE は、「CDM プロジェクト活動の有効化審査に関する処理及び報告に関する手続
-3-
GEC 仮訳
(procedures for processing and reporting on validation of CDM project activities)」の最新版に
したがい、上記の文書類を UNFCCC CDM ウェブサイト上に公開しなければならない。
12. CDM 実施手順で示される有効要件に加え、DOE による有効化審査は以下の事項に対処しな
ければならない。
(a) PoA の追加性(上記段落 4(e)参照)。
(b) 提案されている CPA の登録済み PoA への追加にかかる適格性基準(CPA の追加性証
明に用いられる基準を含む)。
(c) 当該 PoA 実施(とりわけ、上記段落 4(i)で認められる事項)のために調整管理組織が構
築した運営管理手順。
(d) CDM-POA-DD と当該登録済み PoA への CPA の追加に当たって用いられる当該 PoA
固有 CDM-CPA-DD との整合性。
(e) 各 CPA に二以上の承認方法論が適用される場合、「PoA への複数の方法論の適用の
承認に関する手続」にしたがって複数の方法論の適用が承認されたことの確認。
D. PoA の登録申請
13. DOE が当該 PoA が有効要件に合致すると考える場合は、当該 DOE は、有効化審査報告書
及び補足文書類を付して、「PoA 登録申請フォーム(F-CDM-POA-REG)」を用いて提案 PoA
の登録の申請を提案しなければならない。
14. 決定 3/CMP.1 の段落 40 に規定されている CDM プロジェクト活動の登録に関する手続、及び
決定 4/CMP.1 の付属文書 III に記載されているレビューに関する手続は、PoA にも適用されな
ければならない。
E. 承認方法論が利用一時停止又は抹消された際の影響
15. 統合方法論への組み込みを目的とする以外の理由により、承認方法論が利用一時停止され、
又は抹消された場合、「EB による承認ベースライン・モニタリング方法論の改訂に関する手続
(Procedures for the revision of an approved baseline and monitoring methodology by the
Executive Board)」の最新版に示される時系列にしたがい、当該 PoA に新たな CPA を追加し
てはならない。
16. 利用一時停止又は抹消後に、当該方法論が改訂され、あるいは統合方法論への組み込みに
よって置換された場合、当該 PoA はその方法論改訂・置換にしたがって改定されなければな
らない。その変更は PoA の新版(例えば、Version 1.1)として事後的に文書化し、DOE の有効
化審査を合格し、EB に承認されなければならない。
17. 一 旦 EB に よ っ て 変 更 が 承 認 さ れ れ ば 、 新 規 CPA の 追加すべては当該 PoA 固 有
CDM-CPA-DD の最新版にしたがわなければならない。
18. 方法論が利用一時停止になる前に追加された CPA は、そのクレジット獲得期間の更新時に、
当該 PoA 固有 CDM-CPA-DD の最新版を適用しなければならない。
F. 登録済み PoA 下の CPA の追加、又はクレジット獲得期間の更新
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GEC 仮訳
追加
19. CPA は、PoA 期間中いつでも、登録済み PoA に追加することができる。登録済み PoA に CPA
を追加するためには、調整管理組織は、当該 PoA 及びその固有 CDM-CPA-DD で規定され
ている全要件を満たしていることを確認した後に、整合性の確認のために完成版
CDM-CPA-DD をいずれかの DOE に転送しなければならない。
20. 当該 DOE は、CDM-CPA-DD 上の情報を、当該 PoA 及び文書類の要件に照らして、精査し
なければならない。整合性・統一性が確認されれば、当該 DOE は、UNFCCC CDM ウェブサイ
ト上の専用インターフェースを通じて当該 CDM-CPA-DD を掲載することにより、CDM EB に転
送して、登録済み PoA に提案 CPA を追加しなければならない。この掲載は一まとめで行われ
なければならず、1 ヶ月に 2 回以上の頻度で行うことはできない。
21. DOE によって掲載された CDM-CPA-DD は、自動的に登録済み PoA に追加され、当該 PoA
の閲覧ページに表示される。当該 DOE、調整管理組織、及び指定国家機関は、当該 PoA の
状況変化について、自動通知を受ける。
誤った追加の確認及び帰結
22. 当該 PoA に参加する DNA 又は EB メンバーが、CPA の登録済み PoA への追加後又は当該
CPA のクレジット獲得期間更新後の 1 年以内、あるいは当該 CPA の CER 発行後の 6 ヶ月以
内のいずれか遅い時点までに、当該 PoA への追加又はクレジット獲得期間の更新が不適格
であるとの誤りを確認した場合、「CPA の誤った追加のレビューに関する手続(Procedures for
review of erroneous inclusion of a CPA)」にしたがって、EB の事務担当者に通知しなければな
らない。このレビュー要請は、CDM-POA-DD で特定される適格性基準に照らした当該 CPA の
遵守に付随する事項に関するものでなければならない。
23. EB は、「CPA の誤った追加のレビューに関する手続」にしたがって、当該レビュー要請を検討
しなければならない。
G. PoA 下の CPA のクレジット獲得期間の更新
PoA のクレジット獲得期間更新の決定
24. 「登録済 CDM プロジェクト活動のクレジット獲得期間の更新にかかる手続(Procedures for
Renewal of a Crediting Period of a Registered CDM project activity)」の最新版を、PoA のクレ
ジット獲得期間開始日から 7 年毎(A/R プロジェクト活動の場合は 20 年毎)に、PoA 準用しな
ければならない。ただし、以下については、例外とする。
(a) CDM-PDD の改定版準備に代えて、調整管理組織は、以下(i)(ii)を準備しなければな
らない。
(i) 新たな完成版 CDM-POA-DD
(ii) 当該 PoA 固有 CDM-CPA-DD の新版
(b) 当該 PoA のバージョンが段落 16 に基づいて改定されている場合は、クレジット獲得期
間の更新は改定版の承認後 7 年(あるいは A/R プロジェクト活動の場合 20 年)で行わ
なければならない。
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25. この手続の結果は、当該 PoA 及び当該 PoA 固有 CDM-CPA-DD の新版を定義する。
CPA のクレジット獲得期間の更新
26. CPA のクレジット獲得期間を更新するために、調整管理組織は、当該 CPA が全要件を満たし
ていることを確認した後、完成版 CDM-CPA-DD の最新版を DOE に送付しなければならない。
27. 当該 DOE は、CDM-CPA-DD 上の情報を、当該 PoA 及び文書類の要件に照らして、精査し
なければならない。整合性・統一性が確認されれば、当該 DOE は、UNFCCC CDM ウェブサイ
ト上の専用インターフェースを通じて当該 CDM-CPA-DD を掲載することにより、CDM EB に転
送して、既存 CPA のクレジット獲得期間を更新しなければならない。この掲載は一まとめで行
われなければならず、1 ヶ月に 2 回以上の頻度で行うことはできない。
28. DOE によって掲載された CDM-CPA-DD は、自動的にそのクレジット獲得期間が更新され、当
該 PoA の閲覧ページに表示される。当該 DOE、調整管理組織、及び指定国家機関は、当該
PoA の状況変化について、自動通知を受ける。
H. PoA の認証排出削減量(CER)の発行申請
29. 下記規定を通じて修正されない限り、決定 3/CMP.1 の段落 62、63、及び 64 が規定する CER
の検証・認証及び発行申請にかかる手続、決定 4/CMP.1 付属文書 IV に含まれる CER 発行
申請のレビュー手続、並びに EB の関連決定は適用しなければならない。
30. 調整管理組織は、以下を行わなければならない。
(a) CDM-POA-DD で確定される記録保存システムにしたが、全 CPA のすべてのモニタリン
グ報告を保存する。
(b) 検証の目的で行われる DOE の要請により、すべてのモニタリング報告を入手可能にす
る。
31. EB の承認が無い限り、当該 PoA の有効化審査、CPA の追加、及びクレジット獲得期間の更新
を実施しなかった DOE は、以下を行わなければならない。
(a) 当該 PoA 下の CPA で達成される人為的 GHG 排出の削減量又は GHG 吸収量の検証
に利用され、当該 CDM-POA-DD で決定されている手法・手続にしたがって、検証対象
としなければならない CPA を確定する。
(b) 当該 PoA の各版から統計的に適正な CPA のサンプルを検証することを確保するために、
当該 PoA の異なる版の存在する可能性、及びサンプリングアプローチにおいてそれを
説明する必要性を考慮する。
(c) 調整管理組織から受け取ったすべてのモニタリング報告を、速やかに UNFCCC CDM
ウェブサイトに公表する。
(d) 記録保存システムの適正な実施・運用を、系統的に検証し、認証する。
32. 検証を行う当該 DOE は、当該登録済 CDM-POA-DD に記載されている検証の目的に沿った
手法・手続をどのように適用しているかに関する記述を、その検証報告に含めなければならな
い。当該 DOE は、実施したサイト訪問に関する記述・根拠を、その検証報告に含めなければ
ならない。
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GEC 仮訳
33. DOE は、UNFCCC CDM ウェブサイト上の専用インターフェースを通じて「PoA の検証・認証報
告及び発行申請の提出のためのフォーム(F-CDM-POA-REQCERS)」を提出して、PoA の
CER 発行を申請しなければならない。当該申請は、特定のモニタリング期間と重なるクレジット
期間を設定している、当該 PoA に含まれている全 CPA に関するものでなければならない。当
該モニタリング期間は、保守的でなければならない。発行申請は、上記の通り検証された CER
に関するものでなければならない。
34. 一参加締約国又は EB メンバー3 名からのレビュー要請期間は、発行申請の受領日から 6 週
間としなければならない。
35. DOE は、前回の発行申請から 3 ヶ月以内に、PoA の CER 発行を申請してはならない。
36. 調整管理組織は、プロジェクト参加者間で合意した意思疎通様式にしたがい、CER 移転の申
請を提出しなければならない。
当該文書の履歴
版
03
日付
EB47, Annex 29
2009 年 5 月 28 日
02
EB35(段落 63)
01
EB32, Annex 39
2007 年 6 月 22 日
改訂の内容
EB41 で開始された一般意見交換期間中に挙げられた問題点に対応した改訂。特に、方
法論の複合適用を認める変更、CPA 開始日に適用されるルールを改訂する変更、及び
CPA 追加の手続適用とその追加のレビューを明確化する変更を導入した。
EB35 での明確化(小規模 PoA、又は小規模 A/R PoA に関して、DOE は業務(決定
3/CMP.1 付属文書に従っての有効化審査、又は検証・認証)の一を行わなければならな
い)を導入した。
初採択。
-7-
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