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「学び合う授業づくり」を 検証しました
相模原市立中央中学校 学校だより 第4号 宝石 H28.5.30 〒252-0236 相模原市中央区富士見1-3-17 TEL 042-755-0071 FAX 042-753-9056 http://www.sagamihara-chuo-j.ed.jp/ 「学び合う授業づくり」を 検証しました 践を行っておりますが、互いに その実践を公開し、検証し合う ことで、より精度の高い「学び 合い」に繋がるものと考えてい ます。 5月23日(月)、本年度第1回目 の授業研究会を行いました。 各学年ごとに1クラスを抽出 し、学年職員全員で1時間の授 業について検証し合いました。 研究会には市教育委員会学校 教育課の竹鼻指導主事と辻野指 導主事にも参加いただき、専門 的な立場からの鋭いご指摘を得 ることもできました。 「学び合う授業」を 推進するための方策 「学び合う授業」を効果的に 実践するためには、次の2点が たいへん重要であると捉えてお ります。 1 生徒一人ひとりが学習の 目標を具体的に把握し、目 標達成に向けて意欲的に取 り組むこと 2 自分の考えを言葉や文字 を用いて正しく相手に伝え ること、そして様々な価値 観を認めながら相手の考え を聞くこと そのため、中央中では全教職 員が日常の授業において共通で 取り組む方策を、次のように確 認しております。 学校だより第2号でもお知ら せしましたが、本年度、中央中 教職員は「学び合う授業づくり」 に力を入れて取り組みます。 「学び合う」ためには右欄の 2点が重要であると捉え、日頃 の授業の中で個々の教職員が実 学級 教科 授業者 単元名 1年6組 清水良一 教諭 理科 植物のくらしとなかま 2年3組 西浦大作 教諭 理科 動物の生活と進化 3年2組 鈴木達也 教諭 数学 多項式 ① 各単元のゴール(目標)を 一人ひとりの生徒にわかり やすく提示する。 ② 1時間の授業では「本時の目 標」を子どもたちの興味付 けを大切にしながら提示す る。 ③ 4人組のグループによる協働 学習の場面を活用する。 ④ 自分の考えや判断を文章で 表現する活動を大切にす る。 ⑤ 授業中の仲間同士による教 え合いを大切にする。 宝石 第4号 どの総会にも負けない 立派な「総会」を行いました 徒に理解を求めるための工夫を 随所に行い、それに呼応するよ うに、改善をめざす質問意見が 数多く出された様子が、記録か らもしっかり伝わってきます。 相模原の学校の 温かさを伝えました 5月5日(木)、来年度 の相模原市の教員採用を目 指す志願者を対象にした説 明会が、bono相模大野にあ るユニコムプラザで行われ ました。 5月26日(木)平成28年度生徒 総会が開かれました。 生徒会本部と各専門委員会か ら、昨年度の活動報告と本年度 の計画が提案され、熱心な議論 がかわされた後、採択されまし た。 そこに、中央中の齋藤教 諭が先輩教員の代表として 参加し、相模原の学校の良 さを、パネルディスカッ ション形式で、150人を超え 大勢の人々の前で自らの意見 を発表することは、たいへん勇 気のいる行為です。 しかし、学校や社会をより良 いものにしたいとの思いから、 勇気を振り絞って人前に立つこ とによってのみ、改善の道が開 かれることがあることも確かで す。 る参加者に伝えました。 齋藤教諭も数年前に相模 原に赴任した時に周囲の職 員の温かさに支えられたこ とを、具体的に中央中の職 4月から6月にかけては様々な 団体・組織が「年次総会」を行 います。私も数えてみると7つ の総会に出席していました。 員室の例を挙げて説明して くれました。 子どもたちのこの勇気に応え るためにも、私ども教職員が保 護者や地域の方々と共に、充実 した学校教育に力を注ぐことを 肝に銘じました。 参加者からは、 「教師とし てのやりがいや、相模原の 先生の温かさが、しっかり と伝わりました」等の感 想をもらいました。 生徒総会当日もまさに他の団 体の総会に出席するため学校を 留守にしており、校長は参加で きなかったのですが、この中央 中の生徒総会は、私が出席した どの総会よりも充実していたこ とは間違いありません。 提案する側が、より多くの生