...

グローバルなビジネス展開に必要不可欠な 高精細で臨場感 れる

by user

on
Category: Documents
17

views

Report

Comments

Transcript

グローバルなビジネス展開に必要不可欠な 高精細で臨場感 れる
CUSTOMER SUCCESS STORY
株式会社スクウェア・エニックス
グローバルなビジネス展開に必要不可欠な
高精細で臨場感 れるコミュニケーション基盤
業種 ゲーム開発
Challenge
本社移転に際してコミュニケーション基盤の
刷新を計画。国内にある開発委託先やゲー
ム機を提供するプラットフォーマーとの接続
はもちろん、海外にある自社拠点や外注先、
パートナーも含めた、
グローバルな環境で臨
場感溢れるコミュニケーション基盤の整備を
希求。
Solution
国内のデータセンターに設置された多地点接
続サーバーを中心に、Polycom HDX 7000が
東京本社や大阪支社、東京都渋谷区初台に
ある品質管理部門にそれぞれ設置されてお
り、イギリスやアメリカ、
カナダ、中国など多く
の拠点にもビデオ会議システムを設置。高精
細な映像を用いたコミュニケーション基盤の
整備を実現。
【導入の背景】本社移転に際してコミュニケーション基盤の再構築を図る
「ドラゴンクエスト」
シリーズや「ファイナルファンタジー」
シリーズなどのビッグタイトルを、様々
なプラットフォーム向けに提供している株式会社スクウェア・エニックス。ゲームソフトやソーシャ
ルゲーム、オンラインゲームの開発や運営を行うデジタルエンタテインメント事業を中心に、業
Result
務用ゲームの企画・開発を行うアミューズメント事業、
コミックやゲーム攻略本などを手掛ける出
日常的な業務に関連した活用をはじめ、外部
版事業、
フィギュアやキャラクターグッズなどの二次的著作物の企画・制作及びライセンス許諾を
とやり取りする品質管理部門で積極的に活
行うライツ・プロパティ等事業など、
エンタテインメントに関わる幅広い領域に事業を展開している。
用。マネージャーミーティングや海外での面
近年では欧米のみならず、東南アジアや中南米など成長市場に向けてゲームを配信する機会
接活動、海外赴任のリスク講習など様々な用
も増えており、
「成長が見込める市場への展開はゲーム業界においては不可欠となっています」
と
途に活用されており、役員や従業員の様々な
を有効に使うことができ、移動時間などの無
駄を省くことに貢献。
用途
・ 海外拠点との会議
総務部長 岡田 大士郎氏は語る。
そんな状況の中、2012年に本社の移転計画が新たに持ち上がった。そこで岡田氏は、ビジネス
を強力に推進するためのコミュニケーション基盤の再構築に取り掛かることになる。
【導入決定のポイント】使い勝手の高さとグローバルで標準化できるデバイスが魅力
・ 管理部門など一般的な業務に関連した会議
以前から音声会議を利用していた同社だが、
「相手の顔を見たり資料を共有したりしながら、同
・ 経営トップの声を直接届けるマネージャー
じ目線で一つの議題について話し合えるメリットは大きい」
と環境作りのポイントを岡田氏は力
ミーティング
・ 取引先との品質管理部門に関する打ち合
わせ
・ 開発部門による委託先とのミーティング
・ 日本から行われる海外拠点の採用面接
・ 海外赴任に際してのリスク講習
説する。同時に、ゲーム制作現場においては専門性の高い外注先が世界中に存在しており、遠隔
地とのスムーズなコミュニケーション基盤の整備が早急に求められていた。
そこで同社の目に留まったのが、ポリコムが提供するビデオ会議システムだった。総務部 オ
フィスサービス/ファシリティ チーフの小谷 克仁氏は「以前から活用させていただいており、使
い勝手の良さは実感していました」
と語る。外部クリエイターとの打ち合わせに無料のインター
ネット電話サービスなどを利用する機会もあるというが、ネットワークの影響を差し引いてもポリ
コムのビデオ会議システムの音質が圧倒的に優れていると現場でも評判になっていた。
また、
グローバルで標準化できるデバイスが求められていただけでなく、長時間利用で安定し
た性能を発揮しながら社外とも柔軟に接続できるハードウェアという観点でも高く評価。結果とし
て、高精細な映像を用いたコミュニケーション基盤の中核にポリコムのビデオ会議システムが採
用されることになる。
株式会社スクウェア・エニックス
システム構成図
データセンター
RMX
多地点接続
サーバー
株式会社スクウェア・エニックス
総務部長
岡田大士郎 様
VBP
ファイアウォール
トラバーサル
ゲーム機開発会社
(プラットフォーマー)
インターネット
開発パートナー
デバッグ会社
イントラネット
(閉域網)
株式会社スクウェア・エニックス
総務部
オフィスサービス/ファシリティ
チーフ
国内拠点
小谷克仁 様
海外拠点
Polycom HDX 7000等のビデオ会議システム
Polycom SoundStation シリーズ 音声会議システム
【実際の運用状況】国内外及び社内外問わず接続、
活用用途は多岐にわたる
株式会社スクウェア・エニックス
総務部
井上 治 様
株式会社スクウェア・エニックス
総務部
オフィスサービス
鈴木宏之 様
現在は、データセンターに設置された多地点接続サーバーを中心に、Polycom HDX 7000 ビ
デオ会議システムが東京本社や大阪支社、品質管理部門のある初台にそれぞれ設置されており、
イギリスやアメリカ、
カナダ、中国など多くの拠点にもポリコムのビデオ会議システムが導入され
ている。
「現地調達が可能でサポートが受けられるのは非常に重要」
と小谷氏。なお、本社にある
多数の会議室にPolycom SoundStation 音声会議システムが設置されている。
用途については、現在は音声会議からビデオ会議に移行する過渡期にあり、一般的な業務に
関連した会議が主なものだ。
「法務・知財部門などでは、ホワイトボードに情報を書き出しながら
議論することも。
ズームアップしたらこんなにきれいに見えるのかと驚嘆の声があがったこともあ
ります」
(総務部 オフィスサービス 鈴木 宏之氏)。
中でも活用頻度が高まっているのが品質管理部門だ。
「プラットフォーマーや外部のデバッグ
会社などでは以前からビデオ会議端末が導入されており、社外とやり取りする機会が多い。まる
で スポンジが水を吸うよう に、活用頻度は飛躍的に高まっています」
(小谷氏)。同様に、開発を
外部に委託する機会の多い開発部門でも、取引先とのやり取りが増えつつあるという。
株式会社スクウェア・エニックス
設立:2008年10月1日
他にも、経営トップからの声を直接届けるマネージャーミーティングをはじめ、海外赴任に向け
たリスク講習、海外拠点の採用面接など様々な用途に活用されている。
「我々が意図していなかっ
本社所在地:〒160-8430 東京都新宿区新宿6-27-30
た様々な目的に利用してもらえているのはうれしい」
(総務部 井上 治氏)。
代表:代表取締役社長 松田 洋祐
また、2013年6月より外国人が初めて経営陣に加わることになり、ビデオ会議の重要性はさらに
活動内容:主にゲーム開発・運営を行うデジタルエンタテ
インメント事業をはじめ、業務用ゲームの企画・開発を行
うアミューズメント事業、
コミックやゲーム攻略本などを手
掛ける出版事業、フィギュアやキャラクターグッズなどの
高まっているという。
「役員クラスの海外からの移動時間などのロスを最小限におさえることが可
能となったことは大変メリットが大きい」
(小谷氏)。
二次的著作物の企画・制作及びライセンス許諾を行うラ
イツ・プロパティ等事業など、エンタテインメントに関わる
幅広い領域で事業を展開。
(導入時期:2012年10月/取材時期:2013年9月)
http://www.jp.square-enix.com/
【今後の展望】他システムとの連携を実現しながら遠隔地との空間共有を加速
今後について小谷氏は、
「ユニファイドコミュニケーションの一環としてMicrosoft Lyncなど他
システムとの連携をさらに加速していきたい」
と語る。
また、シーンごとの要件をカバーした操作
マニュアルの作成をはじめ、動画配信システムとの連携やグループ会社を含めたMCU活用など、
様々な施策を検討している状況だ。
さらに、ビデオ会議システムを用いた空間共有にも挑戦していきたいと岡田氏。
「遠隔地同士
を常時接続し、まるで隣で働いているかのような環境を作り出すことで生まれる、物理的な場に
おけるソーシャライゼーションを整備していきたい」。
2013年8月にはグローバルベースで「ファイナルファンタジーXIV」のサービスが開始されたが、
欧米を含めたコミュニティ&サポートを行う部隊の連携がこれまで以上に重要になってくる。今
後もコミュニケーション基盤としてビデオ会議システムが存在感を増してくるだろう。
ポリコムジャパン株式会社
東京都千代田区紀尾井町6-12 紀尾井町福田家ビル6階
www.polycom.co.jp
©2013 Polycom, Inc. All right reserved.
PolycomおよびPolycomのロゴは、Polycom,Incの米国 およびその他の国における商標または登録商標です。
その他の社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。仕様は予告なく変更する場合があります。
Fly UP