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グローバルな人材の育成をめざし、日常的な国際交流を可能にする
CUSTOMER SUCCESS STORY 東邦高等学校 グローバルな人材の育成をめざし、 日常的な国際交流を可能にする コミュニケーション環境づくりを推進 業種 高等学校 Challenge 2年に1度開催される姉妹校との国際交流会を 有 意 義 なもの に するた め に、事 前 準 備 の 段階から積極的に交流できる環境作りを模索。 教師による管理監督のもと、 遠隔地同士を繋ぐ ためのコミュニケーションインフラが必要に。 Solution Polycom HDX 7000ビデオ会議システムを 導入し、ニュージーランドとの接続を可能に。 視聴覚室や会議室など複数の場所でも活用 できるよう可動式の筐体を設置。 Result 事 前 交 流 が 功を 奏して、交 流 会 当日に は 打ち解けた関係があり、 これまで以上に濃密 な交流が可能になった。日本にいながらにし て姉妹校との国際交流が実現し、新たな可能 性の扉を開いた。 用途 【導入の背景】姉妹校との国際交流をより濃くするためのチャレンジ 1923年に「真に信頼して事を任せうる人格の育成」を建学の精神に掲げ、 「真面目」を校訓と して創立された東邦高等学校。学校法人東邦学園によって設置されている同校は、甲子園出場 など数多くの実績を持つ野球部をはじめとした全国レベルの部活動や企業へのインターンシップ などを通じて職業意識を学ぶキャリア教育に力を入れている。また、国際交流や平和教育を 旨とした国際理解教育を推進しており、 グローバル人材の育成にも積極的だ。 そんな同校では、ニュージーランドやオーストラリア、中国にある姉妹校とともに、特定の ・ 交流会に向けた進捗確認などの事前準備 テーマに沿ってプレゼンテーションを行いながら、答えが一つでなく、多様な答えが出され得る ・ 画面を通じて行う海外教育事情の視察 課題について一緒に考える 「4か国5校_姉妹校交流会」を2年に1度のペースで開催している。前 ・ 日常的に行われている英語授業の一環 回は2012年に開催されたが、その交流会の中で「2週間の貴重な交流会をより有意義なものに するために、事前準備の段階から交流できる環境を整備していくことが合意されました」 と国 際交流室長にして英語科教諭の伊藤 保憲氏は当時を振り返る。 【導入決定のポイント】高品質な映像と音声が魅力のポリコムを国際交流基盤に採用 これまでの交流会は、特定の時期にのみ開催されるイベント的なものだったが、自分の国に いながらにして日常的に国際交流できる環境を模索した伊藤氏。そこで注目したのがビデオ会議 システムだった。 「ニュージーランドでは教育におけるICTの活用が進んでおり、他の高校の 授業をビデオ会議システムで受講し単位取得できる制度などもあります。ぜひ我々も採用した いと考えました」。Skypeなどの選択肢もあったというが「生徒同士で直接やり取りしてしまうと 我々のほうで状況が把握できませんし、参加者全員が一緒になって交流できるインフラ作りが 必要でした」 と伊藤氏。 そこで、事前交流に適したコミュニケーション基盤として選ばれたのがポリコムだった。接続 先であるニュージーランドの姉妹校が既にポリコムを導入していたことも理由のひとつだが、 「事前にデモ環境でニュージーランドと接続したところ、相手の顔がはっきり映り、声も鮮明に 聞こえる。距離が離れていても自然なやり取りができ、私自身がとても楽しむことができたのです」 と 伊藤氏は評価する。その場に校長や教頭も同席していたが、新しい世界が広がる可能性を感じ られたという。 また、世界的に高いシェアを持っているポリコムに対する将来性についても選定の ポイントに挙げている。 東邦高等学校 学校法人東邦学園 東邦高等学校 国際交流室長/英語科教諭 伊藤 保憲 様 【実際の運用状況】国際交流の更なる環境作りに大きく貢献 現 在 は 可 動 式 のラックにP o l y c o m H D X 7 0 0 0 ビデオ会議システムが設置されており、国際交流室を はじめ、視聴覚室や会議室などのスペースでも接続 できるようLAN環境が整備されている。実際には 2014年4月に開催された交流会の事前準備として 2014年2月に初めてニュージーランドとの接続を 実施、それ以降は交流会に関する打ち合わせやプレ ゼン資料作成の進捗状況を確認するといった事前交流が行われていったという。 「生徒の顔が とても生き生きしていたのがとても印象的でした。普段体験したことのない環境の中で、鮮明な 映像とクリアな声で相手と会話するということにわくわくしたようです」。日本人はシャイで打ち 解けるまでに時間がかかる傾向があるが、事前交流していたことで交流会当日はすでに友達の 関係が築けており、 これまで以上に濃密な交流が可能になったと評価する。 他にも、ビデオ会議システムを使うなどICTの活用が進んでいるニュージーランドの授業 風景を東邦の教職員に見てもらったり、英語の授業の中で姉妹校に接続して生の英語を聞くこと で生徒が自分の発音を見直す気づきになったりと、日常的な国際交流の場を作り出す強力 東邦高等学校 なコミュニケーション基盤となっている。 創立:1923年3月 ポリコムの使い勝手について伊藤氏は「これまで大きなトラブルもなく安定稼働しており、 所在地: 〒465-8516 愛知県名古屋市名東区平和が丘3丁目11番地 校長:長沼 均俊 活動内容: 「真に信頼して事を任せうる人格の育成」を建 学の精神に掲げ、 「真面目」を校訓として1923年に創立。甲 実際の操作も迷うことなく使うことができます。国際交流の場を作る最適なツール」 と評価する。 「地球を教室に」をキーワードにした国際交流に、ポリコムのビデオ会議システムが欠かせない ものとなっている。 子園出場など数多くの実績を持つ野球部やサッカーなど 全国レベルの部活動やインターンシップをはじめとした キャリア教育に注力。また、姉妹校交流をはじめとした国 際交流や平和教育を通じた国際理解教育を推進してお り、 グローバル人材の育成にも積極的。 【今後の展望】国際交流を日常化するための活動に注力 現在はニュージーランドとの1対1の接続だが、将来的には他の姉妹校との接続も検討して いる。 また、美術科での共同作品作りや大学との連携を行うSPP※1、 スポーツ分野での活用など、 さまざまな 活 用アイデアがあるという。 「グローバ ル 教 育 推 進 委員会という活 動 の 中で、 グローバル人材をいかに育成していくのか議論が進められています。学校全体でのICT見直しも 含めて、 さらにビデオ会議システムを国際交流の場面で日常的に使える環境にしていきたい」 と伊藤氏。そのためにも、伊藤氏が率先して授業の中で活用していくとその意気込みについて 語っていただいた。 ※1:Science Partnership Project ポリコムジャパン株式会社 http://www.polycom.co.jp ©2014 Polycom, Inc. All right reserved. Polycom®、Polycomのロゴマーク、およびポリコム製品に関する名前およびマークは、Polycom,Inc. の米国 およびその他の国における商標または登録商標です。その他の社名および 製品名は、各社の商標または登録商標です。方法、形態の如何を問わず、本書のいかなる部分も私的使用の範囲を超えて、ポリコムの書面による明示的な許可無く複製または転送することを禁じます。仕様は予告なく変更する 場合があります。