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株式会社ディーベックスの株式取得(子会社化)及び自己株式の処分

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株式会社ディーベックスの株式取得(子会社化)及び自己株式の処分
平 成 15年 9月 16日
各
位
会社名
データベース・コミュニケーションズ株式会社
本社所在地 東京都渋谷区桜丘町22番地14号
代表者名
代表取締役社長 島 津 英 樹
(コード番号4845 大証ヘラクレス市場)
問合せ先
取締役経営企画室長
木下朝太郎
TEL
(03)5459−1860
株式会社ディーベックスの株式取得(子会社化)及び自己株式の処分
に関するお知らせ
当社は、平成 15 年 9 月 16 日開催の取締役会において、株式会社ディーベックスを完全子会
社とするため、同社の発行済株式の全てを取得すること及び同社発行済株式の取得対価の一部
として自己株式の処分を行うことを決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
Ⅰ 株式会社ディーベックスの株式取得(子会社化)
1.
株式の取得理由(異動の理由)
当社は、ビジネスインテリジェンス事業の展開の強化を経営戦略としていますが、
このたび顧客関係管理 (CRM)ソフトウエア/サービス市場へ本格参入するため、株式
会社ディーベックスの買収を行い、子会社化することを決定いたしました。
わが国の CRM システムの普及率は、未だ 10%に達していない状況(2002 年 8 月ガ
ートナ社調査)ですが、顧客志向の高まりや顧客関連業務の抜本的な効率向上の必要
性から、欧米と同様にわが国の CRM 市場も今後大きく拡大すると期待されます。
CRM とインターネットの出現により、コールセンターは従来の機能を拡張しており、
コンタクトセンターとしての役割を担うようになってきております。コンタクトセン
ターは、電話だけでなく、電子メールや Web フォーム、FAX といったマルチチャネル
を通じた顧客からの問い合わせに対応いたします。e-CRM は、顧客データベースの一
元的ビューをサポートすることで、顧客と企業の関係の全体像を提供して、販売/マ
ーケティング/顧客サービス部門の担当者が適切かつ配慮の行き届いた対応を行うこ
とを可能にいたします。株式会社ディーベックス社ソフトウエア製品は、コンタクト
センターに焦点をあてた初めての CRM 製品で、運用が容易でオペレータが使い易い
システムとして、株式会社イー・ステート・オンライン(東京建物株式会社子会社)
やビーウィズ株式会社(三菱商事子会社)
・コールセンターなどで実績も挙げつつあり
ます。
1
当社は、企業の顧客コンタクトセンターをサポートする CRM データベース関連事
業を新たな成長機会と考え、Web ベースの CRM アーキテクチャーである e-CRM 技術
で優れた技術を有する株式会社ディーベックスを完全子会社化することにより、新規
事業として経営資源の投入を図ります。
2. 異動する子会社(株式会社ディーベックス)の概要
(1) 商号
株式会社ディーベックス
(2) 代表者
代表取締役社長
(3) 所在地
東京都渋谷区渋谷一丁目 8 番 3 号
(4) 設立年月日
平成 10 年 4 月 17 日
(5) 主な事業内容
顧客サポート・マーケティングに関するシステム
小池 隆司
の開発・販売および当該システムの利用を支援す
る各種サービスの提供
(6) 決算期
3 月 31 日
(7) 従業員数
8 名(平成 15 年 9 月 1 日現在)
(8) 事務所
東京
(9) 資本の額
5,030 万円
(10) 発行済株式総数
716 株
(11) 業績
平成 15 年 3 月期
売
上
平成 14 年 3 月期
高
100,467 千円
80,794 千円
営業利益(損失)
△126 千円
△31,736 千円
経常利益(損失)
2,094 千円
△18,214 千円
当期利益(損失)
1,393 千円
△16,189 千円
産
87,509 千円
92,932 千円
本
57,666 千円
56,273 千円
総
株
資
主
資
2
3. 株式の取得先
氏
名
株
数
割
合
金
額
小池隆司
336
47%
37,683,000 円
相澤貞夫
120
17%
11,215,000 円
内海康生
20
3%
2,243,000 円
内海美佳子
20
3%
2,243,000 円
内海友里
20
3%
2,243,000 円
内海江美
20
3%
2,243,000 円
北村完十
40
6%
4,486,000 円
梛野憲克
100
14%
13,458,000 円
小田康雄
20
3%
2,243,000 円
小池俊一
20
3%
2,243,000 円
4. 取得株式数、取得金額及び取得前後の所有株式数の状況
(1)
異動前の所有株式数
−株
(所有割合
−%)
(2)
取得株式数
716 株
(取得金額
80,300 千円)
(3)
異動後の所有株式数
716 株
(所有割合
100%)
5. 異動の日程
平成 15 年 9 月 16 日
取締役会決議
平成 15 年 9 月 16 日
株式譲渡契約書締結
平成 15 年 10 月 2 日
株式譲渡実行(予定)
6. 今後の事業見通し
IT 専門調査会社の IDC ジャパンによると、1999 年の国内 CRM サービス市場規模は
1144 億円を超え,今後 5 年間は年間平均成長率 15.8%で伸び,2004 年までには 2382 億
円に達すると予測されております。米国での最新状況によれば、このうち約 10%前後が
ASP による CRM サービスの形態になると期待できます。
今後の事業展開に関しては、株式会社ディーベックスが引き続き dbecs4M 製品を中心
3
として、顧客コンタクトセンター向けの展開を行います。さらに当社の大規模データベ
ース管理や高品質サポート技術と連携を行うなど次世代のスケーラブルなビジネスイン
テリジェンス製品の提供や販売パートナとの提携強化などを計画しており、ユーザ単価
で圧倒的な低価格を実現することで、とくに中堅企業を対象にした e-CRM ASP サービス
分野でトップシェアをめざします。
なお、当社は連結業績の見通しを公表しておりません。
Ⅱ 自己株式の処分
1.
処分の目的(資金の使途)
当社が発行済株式全部を取得する予定の株式会社ディーベックスの株主2名に対して同社
株式取得の対価として譲渡するものであります。
2.
処分する株式の内容
(1) 株式の種類
普通株式
(2) 株式の総数
230 株
(3) 処分価額の総額
金 29,900,000 円(1 株につき金 130,000 円)
平成 15 年 9 月 12 日の株式会社大阪証券取引所ニッポン・ニュー・マーケット−「ヘ
ラクレス」における当社普通株式の普通取引の終値としております。
(4) 株式の処分先
小池隆司及び梛野憲克
3.
今後の見通し
(1) 日程
平成 15 年 9 月 16 日(火)自己株式の処分に関する取締役会決議
平成 15 年 9 月 17 日(水)自己株式の処分に関する取締役会決議公告
平成 15 年 10 月 2 日(木)払込期日
(2) 今回の処分後の保有自己株式数
1,325 株
以
4
上
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