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スマートシティ岐阜実証事業設計業務委託仕様書
設計業務委託仕様書 1 業 2 業 務 務 名 場 所 スマートシティ岐阜実証事業設計業務委託 岐阜市本郷町 3 丁目 1 番地 明郷小学校 本郷公民館 3 設計概要 下記の省エネ対策やシステム機器等を的確に配置し、小学校・公民館の効率的なエネル ギー供給を構築する。また災害時(系統電力の寸断時)にも本システムが効果的に働き、 地域の防災拠点として機能できるとともに環境学習等に役立つ設計とする。なお本業務は、 平成 23 年度「スマートシティ岐阜実証事業予備調査報告書」を参考に、提案に基づいた 実施設計をおこなうこと。 【参考】 (1)照明機器の更新(体育館及び小学校一般教室の LED 化はおこなわない) (2)公民館空調熱源の更新 (3)太陽光発電システム(自立運転機能付) (4)蓄電池 (5)マイクロコージェネレーション (6)地中熱利用 (7)エネルギー管理を効率的に運用するための制御機能を持つシステム (8)その他の再生可能エネルギーの利用 *明郷小学校南舎に設置する太陽光発電設置工事の設計業務は別途発注の為、十分に打 ち合わせをおこない全体のシステムを構築すること。 4 設計完了期日 5 設計委託範囲 (1)配 置 平成25年 1月31日 図 (2)総合システムフロー図 (3)電気設備設計図 1 (4)機械設備設計図 (5)公民館太陽光発電パネル設置設計図(設置する場合) (6)省エネルギー関係計算書 (7)コスト縮減検討報告書 (8)CO2 削減率・省エネ率・再生可能エネルギーの利用率等の報告書 (9)設計内訳書(建築工事・電気設備工事・機械設備工事等各工事別) (10)成果品の提出 各設計図 : 原図一式、製本、A3判縮小2折り、A2判4折り 図面データ : CAD,PDF(それぞれ別のCD-R等で提出) 設計内訳書 : 1部(数量明細書、単価根拠等共) 各1部 (11)CAD図面データは、下記の仕様にて作成すること。 ア ファイル形式 JWW、DXF、SXFを原則とする。 DXF、SXF形式は、部品解除等の処理後、変換したファイルとする。 イ 使用レイヤ ・レイヤ0 通り芯 ・レイヤ8 その他1 ・レイヤ1 躯体 ・レイヤ9 その他2 ・レイヤ2 建具 ・レイヤ 10 電気設備 ・レイヤ3 間仕切り ・レイヤ 11 給排水設備 ・レイヤ4 仕上げ ・レイヤ 12 空調設備 ・レイヤ5 インテリア ・レイヤ 13 (指定無し) ・レイヤ6 補助線 ・レイヤ 14 寸法線 ・レイヤ7 文字 ・レイヤ 15 ハッチ ウ 図面サイズ A2サイズを原則とする。 エ 図面の書式は公共建築課指定による。 (12)PDF図面データは、設計者及び設計事務所記入欄を空欄にしたものを、各図面 1 ページごと、原図サイズ、解像度 300dpi で作成する。 (13)その他調査職員の指示による 第1節 一般的事項 (業務の開始) 1 受注者は、業務の開始に当たってこの仕様書を熟読し、調査職員と打合わせを十分に 行い、その趣旨を業務に的確に反映させること。 2 なお、設計開始後は、委託設計業務に専心従事し、自ら意欲的に行動すること。 2 受注者は、実施設計に先立ち現地電力負荷等各条件を調査・検討のうえ実施すること。 また、調査職員と各設備等について十分打合わせ、本市の意向を聴き設計に着手するも のとする。 3 本業務において協力設計事務所として市内設計事務所を活用するよう努めること。 (法令の遵守) 4 設計に当たっては、建築基準法、都市計画法、消防法、水道法、下水道法、河川法、 電気事業法、ガス事業法、公衆電気通信法及び公害関係法、岐阜市各種条例、その他関 係法令を遵守すること。また、必要に応じ電力供給業者・ガス供給業者・水道事業者・ 消防署等との打ち合わせをおこない議事録を作成すること。 (秘密の厳守) 5 業務上知り得た秘密は、絶対に他に漏らしてはならない。特に、設計内訳書について は慎重に取扱うこと。 (提出書類) 6 受注者は、契約後直ちに着手届(管理技術者届を兼ねる)、設計担当者届、協力設計 事務所届及び工程表、その他必要な書類を提出し、調査職員から書類上の訂正の指示が 有った場合は、速やかに訂正すること。 (設計担当者、協力設計事務所等の変更) 7 設計担当者、協力設計事務所等を変更するときは、事前に変更届を提出し、承認を得 ること。 (設計図書の帰属) 8 業務完了後の原図、その他設計図書は市に帰属する。 (調査、打合せ) 9 調査職員の指示により随時調査あるいは打合せを行うものとして、打ち合わせに必要 な資料の作成は原則として受注者が行うこと。打合せ後はすみやかに議事録を作成し、 調査職員の承認を得ること。 (事前調査) 10 設計に当たっては、敷地並びに既設建物調査を行うものとする。 なお、敷地内の設計建物に対する障害物(地中埋設物を含む。)公害関係等について も十分注意して調査し、調査図面等を作成の上、調査職員と協議してその指示に従うこ と。 また、排水関係(勾配等)についても十分考慮すること。 3 (貸与図面等) 11 市が貸与した参考図その他の資料は利用後、速やかに返還すること。 (その他) 12 この設計要領に明記されていない事項については、必要に応じてその都度受注者は調 査職員と協議して定めるものとする。 13 成果品に関する質疑等については業務委託期間終了後も速やかに対応するものとする。 第2節 設 計 (標準仕様書等) 1 設計は、この設計要領、本市標準仕様書に基づき、国土交通省大臣官房官庁営繕部監 修「公共建築工事標準仕様書(建築、電気設備、機械設備各工事編)」、「建築設計基準 及び同解説」及び「建築設備設計基準」、岐阜市役所公共建築課「設備工事設計要綱」 を参考とする。特記仕様書は本市の利用可能なものは、その使用を認めるものとする。 (基本案の作成) 2 図面作成に先立って、設備概要(系統図、システム図及びレイアウト図)等の基本図 を作成し、調査職員の承認を受けたのち設計作業を進めること。 (設計要件の決定) 3 設計に関する諸要件の決定については、その都度調査職員と打合わせの上その指示に 従うこと。 なお、設計段階で設計の完成した図面ごとに調査職員に設計図を提出し審査を受けた のち設計を進めること。 (材料、機器等の指定) 4 材料、機器等の指定については、受注者が使用材料、機器及び使用メーカー等の案を 作成し、調査職員の承認によって決定する。 (設計図チェックリスト) 5 図面、設計内訳書等を作成するについては、設計条件等の内容を十分吟味し、誤記、 訂正漏れのないよう十分検討すること。 (積算) 6 設計内訳書作成についての積算基準は、建設工事建築数量積算研究会制定「建築数量 積算基準・同解説」及び調査職員の指示によるものとし、設計内訳書提出の際には、数 量明細書、単価根拠等も合わせて、提出すること。 7 設計内訳書は公共建築課指定の建築積算システムにて作成する。なお、使用ソフトは 4 Microsoft Access 2000 である。 (提出) 8 設計図書は、十分その内容を精査したのち提出すること。設計を完了したときは、設 計図の写しを提出して調査職員の検査を受けること。また、構造計算書、設備計算書、 設計内訳書についても同様とする。 なお、工事金額は、市の予定する予算金額内におさめ、概算工事費を平成 24 年 10 月 31 日までに提出すること。 第3節 設計図書等の作成基準 (一般的事項) 1 設計製図の一般的要領は次の各号によること。 (1) ライフサイクルコストを縮減するために、機器類はできる限り一般汎用品を使用 すること。 (2) 図面に記載する材料は、一般的呼称を用い、原則として商品名を記入しないこと。 (3) 図面記入事項は必要最小限とし、書き込み事項の重複を避けること。 (4) 構造設計については、岐阜市構造設計指針を熟読し業務に的確に反映させること。 (5) 構造設計については、構造設計一級建築士が自ら設計を行い、調査職員等の質疑 等に対して速やかに対応すること。 第4節 委 託 料 (委託料の支払) 1 委託料の支払いは、設計図書の調査職員による検査完了をおこなった後とする。 5