数理科学科 - 琉球大学

教
員
数
82
学
生
数
847
員
200
入
学
定
平成21年度
大学院進学者数
54
求 め る 学 生 像
理学部 数理科学科
社会の変化に対応できる
数理科学の世界を広く学ぶ
数理科学科
1
基礎的な数学の知識・思考力を備えている人
2
未知の数学に関する諸分野に対する好奇心が旺盛である人
3
強い勉学意欲を持ち、積極的に数学を学び、修得した知識や技術等を社会に
役立てたい志のある人
物質地球科学科／物理系
1
理学部
基礎学力を備え、科学的好奇心に富み、探究心や勉学意欲の強い人
2
科学的基礎知識と課題取り組みへの科学的思考法を学び、
それを社会人として活かしたい人
3
物理系の勉学を基に、広い意味での科学者として自らを磨く人
物質地球科学科／地学系
数理科学科
物質地球科学科
海洋自然科学科
地学系では、地球と海洋に関する自然現象に興味を持ち、意欲的に地球科学の知識を身につ
け、探究心に富む人を求めています。
特に熱帯・亜熱帯域の島弧や海洋で起きている自然現
象に興味のある人を求めます。
海洋自然科学科／化学系
琉球大学では、
琉球大学の理念を理解し、
琉球大学で学ぶ強い意志を持った人、
琉球大学で学ぶ
ための十分な基礎学力を持った人、外国語運用能力を高め、国際感覚を身につける意欲のある
人、自己実現意欲のある個性的な人を求めています。
化学系でも琉球大学の求める学生像に従
い、自然を化学の目を通してみることに興味を持ち、本系が提供する教育カリキュラムで修得
した知識や技術等を社会に還元し、学術研究の後継者、産業界をリードする技術者および化学
の教育を担う教師のみならず教育界のリーダー的存在となる人材を求めています。
従って、
化学系では、
次のような資質を持った人を求めています。
学 科 ガ イ ド
数理科学科は、数学と情報科学を学ぶ学科です。
あなたは今高校で「数学」の勉強
感じたことはありませんか。
数理科学科では、あなたの素朴な疑問点を厳密に見直すところから始めます。
そ
して、段階をおって、広く深い数学の世界を体系的に学んでいきます。
そのため
に、正確な論理の展開ができるよう思考力を鍛える訓練も行います（数学は公式
にあてはめて計算の答えがあえば良いだけではないのです）
。
一方、今まで人間の手ではとうてい不可能だった膨大な量の計算がコンピュータ
の発達で可能になりました。
つまり、数学は「純粋な美しい理論」を追求するだけ
ではなくて、具体的な数値実験を自分でどんどんできるようになったのです。
ま
ます。
情報、科学技術が発達した現代社会においては
「大学で数学を基礎からじっ
くりと学んだ人間」
が強く求められています。
数理科学科では、このような社会の要請に応えられるよう学生を教育していくと
同時に数学と情報科学の発展のために専門の研究を行っています。
教育としては
次のような内容の講義を行っています。
まず、1 年次では
「微分積分学」
「線形代数
3
積極的に化学を学び、修得した知識や技術等を社会に役立てたい人
年次になるとさらに発展した現代数学の理論を学びながら自分の興味のある数
多様な生命現象と生物を取り巻く自然環境に興味を持ち、
深く学びたいという意欲のある人
2
自らの目標に向かって主体的に物事を考え、積極的に行動できる人
3
生物学を学ぶために必要な基礎知識を備えている人
せなど、全体の総数については、公式により簡
単に求められるものであっても、もれなく順序
良くなおかつ効率よく、すべての要素を並べる
ための手順を記述するのは、意外に難しい問題
ラムを組んで、アルゴリズムの検証をしたり、
学」
とともに、少人数の基礎ゼミがあり、数学の本の読み方やその内容を正確に説
1
ズムについて研究しています。順列や組み合わ
数学理論が必要ですし、確率論の基本的な方程式は経済学の分野に応用されてい
化学を学ぶための基礎知識を備えた人
生物系では、豊かで多様な自然環境・生命現象の理解を目指し、琉球列島の地域特性を活か
した教育・研究を行っています。
そして、卒業後に様々な分野において真理の探究に積極的
に取り組み、
個性を発揮できる人材を育成したいと考えています。
こうした理念のもと生物系では、
次のような人を求めています。
卒業研究では、各種、数え上げ問題のアルゴリ
です。このような問題について、実際にプログ
基礎的な学力を持ち、物質や自然環境の成り立ちについて興味を持っている人
海洋自然科学科／生物系
小須田 雅 研究室
た、カオスやフラクタル、暗号、ゲームの理論などを本格的に研究するには高度な
2
1
message
をしていて「なんでこうなるの？」
「なにかよくわからないけどオモシロイ！」と
いくつかのアルゴリズムの計算量の比較を
行ったりしています。
卒業生の多くは、県内外のコンピュータ会社に
就職し、SE として活躍しています。大学院でさ
理
学
部
らに深く学ぶ学生もいます。
明する練習をします。
2 年次では代数学、幾何学、解析学の基礎理論を身につけ、3
学の分野を見つけます。4 年次ではその分野を研究している教員を選んで卒業研
究を行います。
その際、各研究室に 2 名前後の学生が所属し専門分野に関して指
導教員から深い内容の研究指導が行われます。
主 な 就 職 先 一 覧
〈数理科学科〉
沖縄県教員、国税専門官、裁判所職員、沖縄県職員、( 株 ) 琉球銀行、( 株 ) 沖縄銀行、沖縄電力
( 株 )、大同火災海上保険 ( 株 )、(株 ) 損保ジャパン、
ＮＴＴソフトウェア( 株 )、(株 ) システック沖縄、
NEC ソフト ( 株 )、( 株 ) 沖縄富士通システムエンジニアリング、沖縄日立ネットワークシステムズ
( 株 )、
フォーサイトシステム ( 株 )、
キャノンＩＴソリューションズ ( 株 ) 〈物質地球科学科／物理系〉
沖縄県職員、( 株 ) 琉球銀行、( 株 ) 沖縄銀行、( 株 ) 海邦銀行、( 株 ) コーナン商事、( 株 ) タカ
キュー、( 株 ) 日立超 LSI システムズ、( 株 ) 東芝、( 株 ) 豊物産、トヨタテクニカルディベロプメン
ト( 株 )、( 株 ) 大日本印刷、( 株 ) レオパレス２１
〈物質地球科学科／地学系〉
沖縄県警察、郵便事業 ( 株 )、原電事業 ( 株 )、EH( 株 )、( 株 ) 琉球ネットワークサービス、
ソラーレ
ホテルズアンドリゾーツ ( 株 )、( 株 ) ラウンドワン、管清工業、
カワサキモータースジャパン ( 株 )、
リク
ルートＲ＆Ｄスタッフイング、( 株 ) 日光自然博物館
〈海洋自然科学科／化学系〉
国税専門官、沖縄県職員、県警 ( 福岡・群馬）、大同火災海上保険 ( 株 )、( 財 ) 沖縄環境科学
センター、中部電力、( 株 )りゅうせき、南西石油 ( 株 )、( 株 ) 沖縄環境保全研究所、( 株 ) サンエー、
( 株 ) 那覇データ・センター、セントラル石油瓦斯 ( 株 )、富士フィルムメディカル ( 株 )、
クオリサイトテ
クノロジーズ ( 株 )
〈海洋自然科学科／生物系〉
中学校教員（名古屋）、林野庁、( 株 ) アウアウ、( 株 ) 第一水産、名古屋港水族館、
トヨタテクニカ
ルデベロプメント、三井住友海上保険 ( 株 )、稲取東海ホテル、動物病院 22 時、かごしま有機生産
組合、( 株 ) 三洋堂書店、
ホワイトベアーファミリー、社会福祉法人ゆたか福祉会 ゆたか保育園
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下地 玲加
主 な 授 業 科 目
■ 1 年次
基礎ゼミⅠ・Ⅱ、
数学序論Ⅰ・Ⅱ、
線形代数学Ⅰ・Ⅱ、
微分積分学ＡＤ
（アドバンストコース）
Ⅰ・Ⅱ
■ 2 年次
代数学序論Ⅰ・Ⅱ、
幾何学序論Ⅰ・Ⅱ、
解析学序論Ⅰ・Ⅱ
■ 3 年次
代数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ、
幾何学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ、
解析学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ 関数解析学Ⅰ・Ⅱ、
確率統計学Ⅰ・Ⅱ、
情報理論Ⅰ・Ⅱ 計算機言語Ⅰ、
計算機概論Ⅰ、
代数学特論Ⅰ・Ⅱ、
［宮古高校／沖縄県］
数理科学科／4年次
数理科学科では、高校数学の延長としてより深い
数学を学びます。
代数学、幾何学、解析学、確率・統
計学等の他にも、金融関係の保険数学や IT 企業向
けの計算機言語の授業が受けられます。卒業して
からの進路は数学教員や公務員、一般企業、大学院
への進学と様々で就職への道は幅広いです。
この学科は先輩と後輩や男女の仲がとても良いで
す。
また、４回の新入生歓迎会や研修等イベントが
多いので、とても楽しいキャンパスライフを送る
幾何学特論Ⅰ・Ⅱ、
解析学特論Ⅰ・Ⅱ、
関数解析学特論Ⅰ・Ⅱ、
数理統計学Ⅰ・Ⅱ、
事ができます。私も気の合う友達が沢山できたの
保険数学Ⅰ、
卒業研究Ⅰ・Ⅱ
で、数理科学科にきて本当に良かったと思ってい
ます。
感動に溢れた数学の世界を学びながら、充実
したキャンパスライフを送りませんか。
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