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腰椎椎間板ヘルニアとは? 内視鏡下ヘルニア摘出術
腰椎椎間板ヘルニアとは? 椎間板は線維輪という丈夫な軟骨の中に、 髄核という粘性の物質が入っています。 線維輪が破れ、髄核の圧力によって椎間 板が突出します。それをヘルニアと呼び ます。ヘルニアが神経を圧迫すると神経 痛がでます。 MRI ヘルニア 神経根 線維輪 ヘルニア 髄核 内視鏡下ヘルニア摘出術 内視鏡を用いて術野を観察しながら、特 殊な道具を用いて腰椎椎間板ヘルニアの 手術を行います。内視鏡を用いることで 細部まで観察ができ、また小さな傷で手 術を行うことが可能であり、術後の痛み も軽く、早期退院・早期社会復帰が可能 です。 1 内視鏡 チューブを 挿入し、そ こに内視鏡 を装着し観 察します。 チューブ 内視鏡画像を見ながら 専用の道具を用いて チューブ内で操作をし ます。 ヘルニアを摘出してい るところです。 ヘルニア 2 術後の傷は約1.6cm程度です。 術後は創部に血腫予防の管を 入れ、術後2日目には管を抜去 し、歩行訓練などリハビリを開 始します。 約1週間で退院可能です。(痛 みによってはより早く退院する こともできます) 1.6cm 当院でも腰椎椎間板ヘルニアの摘出術には可能な 限り内視鏡を用いた手術を行っています。 ヘルニアによる神経痛でお困りの方は是非ご相談く ださい。 3