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平成26年度新潟県の歯・口腔の健康づくり施策の実施状況(PDF形式

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平成26年度新潟県の歯・口腔の健康づくり施策の実施状況(PDF形式
平成 26 年度
新潟県の歯・口腔の健康づくり施策の
実施状況
平成 28 年2月
新
潟
県
新潟県歯科保健推進条例(平成 20 年 7 月 22 日新潟県
条例第 32 号)第 14 条の規定に基づき、平成 26 年度の歯・
口腔の健康づくりの推進に関し講じた施策等の実施状況
について公表します。
平成 28 年2月
新 潟 県 知 事 泉田裕彦
新潟県教育長 高井盛雄
目
Ⅰ
次
総論
1
根拠等
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
2
現状と課題
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
3
取組の方向性
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
4
県歯科保健事業の体系(平成 26 年度)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
Ⅱ
1
各論(ライフステージ毎の現状と取組)
幼児・学童期
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
【現状と課題】
(1) 歯科疾患の状況
(2) 市町村、学校等における取組状況
【県の取組状況】
(1) 学校等におけるフッ化物洗口の推進
(2) 学校等における歯科保健教育等の充実
2
成人・高齢期
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
【現状と課題】
(1) 歯科疾患等の状況
(2) 市町村の取組状況
【県の取組状況】
(1) 市町村等における成人歯科健診の取組促進
(2) 介護予防事業における口腔機能向上の取組促進
3
要介護者・障害者
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20
【現状と課題】
【県の取組状況】
(1) 在宅歯科診療、口腔ケアの推進
(2) 障害者の歯科保健医療の推進
4
基盤整備
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24
【県の取組状況】
(1) 推進体制
(2) 調査研究
(3) 市町村支援
(4) 普及啓発等
新潟県歯科保健推進条例
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28
1
Ⅰ
1
総論
根拠等
○ 歯科口腔保健の推進に関する法律(平成 23 年法律第 95 号)及び新潟県歯
科保健推進条例(平成 20 年 7 月 22 日新潟県条例第 32 号)に基づき、県は、
歯科保健計画を定め、生涯切れ目のない歯科保健対策を推進する。
○ 県は、条例に基づき、市町村歯科保健計画の策定を支援し、県民への歯科
保健サービスの充実を図る。
<計画>
・県歯科保健医療計画(法第 13 条、条例第 9 条)
第一次:むし歯半減 10 か年運動(昭和 56 年度~)
第二次:ヘルシースマイル 2000 プラン(平成 3 年度~)
第三次:ヘルシースマイル 21(平成 13 年度~)
・市町村歯科保健計画(条例第 10 条、歯科口腔保健の推進に関する基本的事項
(法第 12 条))
2
現状と課題
・ 12 歳児の平均むし歯数は全国最少だが、地域較差が大きい。
・ 8020 達成者は約 3 割であり、高齢者で多くの歯が失われている。
・ 事業所や市町村における成人歯科健診の取組が進んでいない。
・ 定期的に歯科医院を受診している県民は1割程度である。
・ 要介護高齢者や障害者が必要な歯科治療や口腔ケアを受けておらず、歯・
口腔に問題を抱えていることが多い。
生涯を通じた歯の健康度の変化(イメージ)
28本(親知らずを除く)
理 想
歯
の
健
康
度
現 状
(
歯
が
抜
け
る
20本ライン(イメージ)
)
本
数
だ
け
で
な
い
歯
周
病
の
増
加
地域・学校において
個人の取組を組織的
に支援
(歯みがき指導、フッ
化物利用など)
0歳
12歳
ほとんど個人の努力に任されている
(検診等の制度は一部年齢のみ対象)
40歳
2
50歳
80歳
<県民の歯科保健の現状(抜粋)>
目標
全国値
(H28)
(H23)
29.3%
35%
38.3%
0.88 本
0.48 本
(H26)
0.5 本
1.00 本
(H26)
35.5%
41.7%
(H26)
37%
20.3%
(H22)
H11
H16
H20
H23
80 歳で 20 本以上の歯
を保つ人の割合
23.0%
26.6%
34.4%
12 歳児(中学1年)の
一人平均むし歯数
1.8 本
1.14 本
歯間部清掃用具(歯間
ブラシ等)を使用して
いる人の割合
19%
学校等で集団フッ化物
洗口を行っている子ど
もの割合
28%
32.0%
36.8%
51.3%
(H26)
50%
8.3%
(H26)
定期的に歯石除去や歯
面清掃を受けている人
の割合
4%
7.8%
13.8%
13.5%
18%
-
3
35.6%
※15 歳以上
※20 歳以上
※歯間ブラシのみ
取組の方向性
ア
幼児・学童期
・ 学校等におけるフッ化物洗口の推進
・ 学校における歯科保健教育等の充実
イ
成人期・高齢期
・ 市町村等における成人歯科健診の取組促進
・ 介護予防事業における口腔機能向上の取組促進
ウ
要介護者・障害者
・ 在宅歯科診療、口腔ケアの推進
・ 障害者の歯科保健医療の推進
エ
基盤整備
・ 市町村歯科保健計画の策定を支援
・ 「にいがた健口文化推進月間」の推進
<市町村歯科保健計画の策定状況(策定済は 28 市町村/30
策定済 (5)
H27.3 末現在)>
新発田 市、阿賀野市 、五泉市、 長岡市、新潟 市
見附市 、聖籠町、関 川村、胎内 市、佐渡市、 出雲崎町、 粟島浦村、
条例制 定後に
策定 (23)
十日町 市、小千谷市 、南魚沼市 、津南町、弥 彦村、加茂 市、
三条市 、柏崎市、上 越市、妙高 市、湯沢町、 魚沼市、村 上市、
糸魚川 市、刈羽村、 田上町
策定中 (2)
燕市、 阿賀町
3
4
県歯科保健事業の体系(平成 26 年度)
●むし歯予防事業補助金[11,158千円]
市町村が行うフッ化物応用事業への補助金(1/3)
●フッ化物洗口推進事業[1,422千円]
フッ化物洗口マニュアルの作成
むし歯予防
歯周病予防
●県立中学校、中等教育学校(前期課程)のフッ化物洗口[896千円
(特別支援学校含む)]
学校健診後の予防勧奨(県・県歯)
●健やか歯ぐき指導者研修会[691千円]
養護教諭対象の歯周病予防研修
幼児・
学童期
咀しゃく
習慣
歯・口腔の
外傷防止
●健康・食育・噛むカム推進事業[141千円]
私立幼稚園職員対象の研修会
●マウスガード調査研究事業[620千円]
歯・口腔の外傷防止普及のための調査研究
特定健康診査における
歯の健康に関する検査の推進
歯周疾患検診の推進
予防・健診
●成人歯科ポピュレーションストラテジー普及事業[1,360千円]
保健指導重視の成人歯科健診普及のための研修会
成人・
高齢期
●事業所における健口づくり調査事業[662千円]
事業所対象のアンケート調査・分析
・口腔機能向上の取組推進
・健康ビジネスとの連携
口腔機能
向上
●介護予防市町村支援事業
●要介護者等歯科保健推進事業[18,154千円]
訪問歯科健診・施設関係者研修会の実施
●障害児(者)歯科保健推進事業[3,770千円]
障害児(者)対象の歯科健診及び継続したフォローアップ事業
障害者・
要介護者
予防・健診
●特別支援学校のフッ化物洗口[896千円(県立中学校、中等教育学
校含む)]
●高齢者・障害者等歯科保健の推進[1,730千円]
・歯科衛生士等対象の研修会
・施設におけるむし歯予防対策の推進
●寝たきり者歯科保健推進事業補助金[2,275千円]
訪問歯科診療機器の整備
在宅医療
●在宅歯科医療連携室整備事業[14,629千円]
・在宅歯科医療基幹連携室の整備
・在宅歯科医療連携室の整備・拡大
●在宅歯科医療支援事業[1,025千円]
在宅歯科医療を担う歯科医師等を対象とした研修
4
●歯科保健医療対策委員会[867千円]
●医科歯科連携事業[1,080千円]
医科歯科連携を整備するための協議会や研修会
の開催
推進体制
●がん患者に対する歯科医療連携推進事業[249千円]
がん患者の周術期口腔管理を促進するための
協議会の開催
●歯科衛生士・歯科技工士確保推進事業[2,940千円]
・歯科衛生士・歯科技工士を確保するための協議会
の開催
・潜在歯科衛生士・歯科技工士の実態調査
調査研究
市町村
支援
●小児歯科疾患実態調査[670千円]
小児のむし歯や歯肉炎等の状況を毎年調査
●歯科保健調査企画連携協議会[264千円]
保健所単位で市町村等の関係者協議会等を開催
基盤整備
●歯科保健協会事業活動費等補助金[4,248千円]
●「にいがた健口文化」醸成事業[4,159千円]
・にいがた健口文化フォーラム
・にいがた健口文化推進月間の普及啓発
普及
啓発等
●住民参加型健口づくり支援事業[1,237千円]
住民の主体的な取組を促進するための担い手育成
を支援するモデル事業
●地域活動歯科衛生士登録事業[1,152千円]
ボランティア歯科衛生士が地域で活動するための
基盤整備等
5
Ⅱ
各論(ライフステージ毎の現状と取組)
1
幼児・学童期
現状と課題
(1) 歯科疾患の状況
① 子どものむし歯の状況
【3歳児(乳歯)】
毎年、一人平均むし歯数は減少し、むし歯のない児の割合は増加しており、
平成 26 年度は、それぞれ 0.46 本、86.1%であった。
H17
一人平 均
むし歯 数
1.04
むし 歯のな い
者 の割合
73.9
H18
0.98
74.2
H19
0.95
75.7
H20
0.84
77.2
H21
0.76
79.4
H22
0.69
80.8
H23
0.61
82.8
H24
0.57
83.8
H25
0.50
85.4
H26
0.46
86.1
年度
3歳児のむし歯の経年推移
( 本)
1.5
86.1
( %)
100
1.04
一
人
平
均
む
し
歯
数
90
80
70
1.0
60
73.9
50
0.46
0.5
40
30
20
む
し
歯
の
な
い
者
の
割
合
10
0.0
0
H17
H18
H19
※ 3歳児歯 科健康診 査結果 (母子保 健事業報 告)
H20
H21
H22
一 人平均
む し歯数
H23
H24
H25
H26
む し歯の ない
者 の割合
【5歳児(乳歯)】
毎年、一人平均むし歯数は減少し、むし歯のない児の割合は増加しており、
平成 26 年度は、それぞれ 1.59 本、65.0%であった。
3 歳児に比べ平均むし歯数が3倍以上であり、この間のむし歯の増加が課
題である。
( 本)
H17
一人平 均
むし歯 数
3.17
むし 歯のな い
者 の割合
43.1
H18
2.95
45.1
H19
2.75
47.9
H20
2.54
51.0
H21
2.31
53.9
H22
2.24
55.1
H23
2.05
58.1
H24
1.97
58.9
0.5
H25
1.73
62.0
0.0
H26
1.59
65.0
年度
( %)
5歳児のむし歯の経年推移
3.5
100
3.17
90
3.0
一
人
平
均
む
し
歯
数
80
65.0
2.5
2.0
70
60
43.1
1.59
1.5
50
40
30
1.0
20
10
0
H17
H18
H19
H20
H21
一 人平均
む し歯数
6
H22
H23
H24
H25
む し歯の ない
者 の割合
H26
む
し
歯
の
な
い
者
の
割
合
【12 歳児(永久歯)
】
毎年、一人平均むし歯数は減少し、むし歯のない児の割合は増加しており、
平成 26 年度は、それぞれ 0.48 本、78.3%であった。
本県の 12 歳児の一人平均むし歯数は全国最少であり大きな成果をあげて
いるが、市町村較差が大きいことが課題である。
H17
一人平均
むし歯数
1.05
むし歯のない
者の割合
59.8
H18
0.99
62.1
H19
0.91
64.6
H20
0.88
65.6
年度
H21
0.80
67.5
12歳児のむし歯の経年推移
( 本)
1.5
( %)
100
90
78.3
一
人
平
均
む
し
歯
数
80
1.05
70
1.0
60
59.8
50
0.48
40
H22
0.75
69.4
H23
0.68
71.2
H24
0.62
73.6
20
H25
0.55
76.2
10
H26
0.48
78.3
0.5
30
0.0
む
し
歯
の
な
い
者
の
割
合
0
H17
H18
H19
H20
H21
H22
一 人平均
む し歯数
H23
H24
H25
H26
む し歯の ない
者 の割合
【17 歳(永久歯)】
毎年、一人平均むし歯数は減少し、むし歯のない児の割合は増加している。
しかし、12 歳児と比べ平均むし歯数は約 3.5 倍であり、この間のむし歯の増
加が課題である。
17歳のむし歯の経年推移
H17
一人平 均
むし歯 数
2.98
むし 歯のな い
者 の割合
33.0
H18
2.79
35.7
H19
2.53
38.7
年度
H20
2.37
42.0
H21
2.22
45.5
H22
2.01
46.3
H23
1.94
49.5
H24
1.92
51.0
H25
1.77
54.3
H26
1.70
54.1
( 本)
( %)
3.5
100
3.0
一
人
平
均
む
し
歯
数
90
2.98
80
2.5
70
54.1
2.0
60
50
1.70
1.5
1.0
40
30
33.0
20
0.5
10
0.0
0
H17
H18
H19
H20
H21
一 人平均
む し歯数
7
H22
H23
H24
H25
む し歯の ない
者 の割合
H26
む
し
歯
の
な
い
者
の
割
合
(本)
都道府県別の12歳児一人平均むし歯数(平成26年)
2.5
新潟県:0.5本
2.0
全国平均:1.00本
1.5
1.0
0.5
0.0
全 新 岐 愛 広 長 愛 山 埼 東 神 静 滋 京 奈 佐 岩 群 千 富 兵 岡 山 香 高 秋 山 和 鳥 島 長 茨 栃 三 大 青 宮 福 石 徳 福 熊 宮 鹿 福 大 北 沖
国 潟 阜 知 島 野 媛 形 玉 京 奈 岡 賀 都 良 賀 手 馬 葉 山 庫 山 口 川 知 田 梨 歌 取 根 崎 城 木 重 阪 森 城 島 川 島 岡 本 崎 児 井 分 海 縄
平 県 県 県 県 県 県 県 県 都 川 県 県 府 県 県 県 県 県 県 県 県 県 県 県 県 県 山 県 県 県 県 県 県 府 県 県 県 県 県 県 県 県 島 県 県 道 県
均
県
県
県
(学校保健統計調査:文部科学省)より
市町村別の 12 歳児一人平均むし歯数(平成 26 年)
(本)
2.00
1.34
1.50
1.00
0.50
0.50 0.48
0
0.08
(平成 26 年歯科疾患実態調査:新潟県)より
② 児童・生徒の歯肉炎の状況
学年が上がるにしたがい、歯肉炎(GOまたはG)有病者率が高くなり、
中学生の頃から明らかな歯肉炎(G)を有する割合が高くなる。
また、経年的には、有病率はほぼ横ばいに推移している。
歯肉炎(GO または G)有病者率
(%)
(平成26年度)
30.0
25.0
20.0
15.0
1.8
0.0
2.2
0.6
3.7
小1
7.9
小2
3.8
4.1
4.3
2.9
3.1
16.0
16.6
17.8
18.7
19.8
19.1
中1
中2
中3
高1
高2
高3
2.6
1.2
10.0
5.0
1.9
3.4
10.9
11.5
12.7
12.2
小3
小4
小5
小6
GO者率
G者率
8
聖籠町
柏崎市
三条市
阿賀町
刈羽村
佐渡市
加茂市
五泉市
新潟市
見附市
阿賀野市
新発田市
胎内市
田上町
糸魚川市
村上市
長岡市
湯沢町
上越市
十日町市
燕市
魚沼市
南魚沼市
妙高市
出雲崎町
弥彦村
小千谷市
津南町
関川村
県平均
県目標値
0.00
(%)
歯肉炎(GOまたはG)有病者率の推移
(平成26年度)
40.0
30.0
小6
20.0
中3
高3
10.0
0.0
H21
H22
H23
H24
H25
※ GO(ジーオー):歯肉炎要観察者
歯肉に軽度の炎症症状があり、定期的に観察が必要な者
G:歯肉炎要治療者
歯科医師による精密検査、診断、治療が必要な者
9
H26
(2) 市町村、学校等における取組状況
① フッ化物歯面塗布事業
乳幼児に対するフッ化物歯面塗布事業は 28 市町村で実施されている。そ
のうち、効果的な実施体制があるのは 15 市町村である。
フッ化物歯面塗布
未実施,
2市町村
実施(不定期)
5市町村
実施(1歳以下
かつ定期)
15市町村
実施(1歳以下
又は定期)
8市町村
※効果的な実施には、開始年齢 1 歳以下かつ少なくと
も 6 か月毎に塗布を受けられる実施体制が望ましい。
② 学校等における取組状況
○ フッ化物洗口
施設実施率は、小学校(73.0%)で最も高く、次いで保育所・幼稚園
(67.1%)、中学校(38.5%)である。全体で約 110,300 人(全児童等の
51.4%)が実施している。経年推移をみると、長期にわたり実施施設が徐々
に広がってきた。
フッ化物洗口実施状況(平成26年度)
施 設
区分
対象施設
施設
注)
保育所・幼稚園
小 学 校
中 学 校
特別支援学校
合 計
実施施設
836
496
244
28
1,604
561
362
94
6
1,023
人 数
実施率
(%)
67.1
73.0
38.5
21.4
63.8
対象
児童数
35,700
114,873
62,929
993
214,495
実施施設
全児童数
22,752
69,921
20,230
213
113,116
フッ化物洗口施設実施率の経年推移
80.0
70.0
60.0
保・幼
小学校
中学校
50.0
40.0
30.0
20.0
10.0
0.0
10
実施
児童数
22,178
68,564
19,418
146
110,306
実施率
(%)
62.1
59.7
30.9
14.7
51.4
参加率
(%)
97.5
98.1
96.0
68.5
97.5
○ 給食後等の歯磨き
ほとんどの保育所や小学校にて、給食後の歯磨きが組織的に行われてい
る。一方、中学校で 66%にとどまっている。
(%)
歯みがき 注)
保育所・幼稚園
95.5
小 学 校
中 学 校
94.1
注) 学校等の施設内で給食後等に組織的に実施しているもの
66.2
(平成26年度)
給食後等の歯磨き実施率の経年推移
100.0
90.0
80.0
70.0
60.0
50.0
40.0
30.0
保・幼
20.0
小学校
10.0
中学校
0.0
○ 歯科保健教育
学級活動等における保健指導等
フッ化物配合(フッ素入り)歯磨剤の使用の指導
歯のみがき方の評価 注)
デンタルフロスを用いた歯の磨き方の指導
注) 歯垢染色剤を用いて評価しているもの
保育所・幼稚園
86.3
7.5
36.3
8.6
小 学 校
99.1
47.9
96.0
76.9
(%)
中 学 校
93.4
47.4
80.5
81.3
(平成26年度)
○ 保護者に対する歯科保健啓発
保育所・幼稚園
37.1
79.2
16.0
12.1
講演会・講習会
保健だより等による広報活動
フッ化物配合歯磨剤の使用の推奨
デンタルフロスの使用の推奨
小 学 校
19.5
99.8
40.3
67.6
(%)
中 学 校
7.7
98.5
34.6
63.6
(平成26年度)
11
○ 早期発見・治療勧告等
保育所・幼稚園
定期歯科健診
99.8
臨時歯科健診
61.7
治療勧告
98.2
CO(要観察歯)に対する精査・予防処置の勧奨 注)
82.3
注) 勧奨実施施設/(全体の施設数-対象者がいない施設)
小 学 校
100.0
41.8
100.0
99.8
(%)
中 学 校
99.6
30.9
100.0
99.6
(平成26年度)
CO(要観察歯)に対する予防勧奨対象者の割合は、小学校 7.7%、中学
校 17.4%であった。そのうち歯科医院を受診した者の割合は、小学校 54.1%、
中学校 36.0%であり、受診率向上が課題である。
CO(要観察歯)に対する予防勧奨の状況(平成 26 年度)
学校健診受診者
(人)
小学校
中学校
115,239
63,435
勧奨対象
人数
歯科医院受診状況
割合(%)
8,901
11,042
人数
7.7
17.4
割合(%)
4,816
3,974
54.1
36.0
歯科医院での処置内容(CO)(平成 26 年度)
50.0
40.0
41.2
35.9
37.7
30.0
26.6
22.7 21.2
20.0
小学校
中学校
10.0
0.0
(%)
シーラント
その他の
予防処置
12
修復処置
県の取組状況
(1) 学校等におけるフッ化物洗口の推進
○ むし歯予防事業補助金
市町村が行う次の事業に要する経費の 1/3 を補助した。
① フッ化物歯面塗布を行う乳歯う蝕予防事業
② フッ化物洗口事業
※事業名:市町村う蝕予防事業補助金
【実績】補助額
11,158 千円(27 市町村に補助)
○ 県立学校におけるフッ化物洗口の推進
県立中学校及び中等教育学校(前期課程)におけるフッ化物応用事業を推
進し、歯質の強化によるむし歯予防を行った。
【実績】対象 7 校(全学校)にてフッ化物洗口実施
○ フッ化物洗口実施状況調査・指導
保育所及び学校等における薬剤管理や実施方法等を調査し、フッ化物洗口
が適正に行われるよう、指導・助言を行った。
※事業名:フッ化物洗口実施状況調査・指導
(県地域機関及び教育事務所等が実施)
【実績】実施施設数
計 296 施設
※毎年、全実施施設の 3 分の1ずつを調査
県立中学校・
保育所・幼稚園
小学校
中学校
中等教育学校
特別支援学校
(前期課程)
146 施設
120 施設
26 施設
3施設
1施設
・調査内容
薬剤の管理、洗口液の管理、実施方法等(チェックリスト活用)
○
フッ化物洗口マニュアル(改定版)の作成
学校等におけるフッ化物洗口の一層の推進を図るため、フッ化物洗口マニ
ュアルを改定した。
(2) 学校等における歯科保健教育等の充実
○ 学校職員等に対する研修
歯肉炎予防における指導者養成のための講習会や管理職、養護教諭等を対
象とした研修会における意識啓発を行い、歯科保健教育の充実を図った。
13
【実績】
・ 健やか歯ぐき指導者研修(対象:養護教諭等)
県内 4 か所、受講者数 72 名
(内容)歯肉炎予防等に関する講義
学校現場で活かせる歯科保健指導実習
・ 学校保健、給食管理運営研修会(対象:管理職)
県内 5 か所、受講者数 591 名
・ 養護教諭新採用研修及び 12 年経験者研修における歯科保健の講
義実施
○ 私立幼稚園長等への歯科保健研修
食べ方を通じた食育を一層推進するため、私立幼稚園長を対象に研修会を
実施した。
※事業名:健康・食育・噛むカム推進事業
【実績】
・第2回私立幼稚園経営者研修会(対象:私立幼稚園長)
県内 1 か所
受講者数
60 名
○ 歯・口腔領域の外傷防止
運動部活動時にマウスガードを活用することにより、口腔事故の軽減を図
るとともに外傷予防の意識啓発を図るための調査研究事業を実施した。
※事業名:マウスガード調査研究事業(県歯科医師会委託)
【実績】
・
私立高等学校生徒 25 名にマウスガード装着及びアンケート調
査実施
・
事業実施のための説明、研修会
マウスガード作製を行う歯科医師5名
・
学校内における学校安全教室
①県立吉田高等学校
受講者 12 名(管理職・教諭等)
「けがの発生とその予防」
②燕市立燕西小学校
受講者 26 名(管理職・教諭等)
「けがの発生とその予防」
③開志国際高等学校
受講者 26 名(生徒 23 名、指導者2名、
養護教諭1名)
「むし歯にならないための話」
14
2
成人・高齢期
現状と課題
(1) 歯科疾患等の状況
① 歯周病の状況
・ 成人の約8割は、軽度も含め歯周病に罹患している。
・ 進行した歯周病(歯周ポケットあり)に罹患している人の割合
30 歳(25~34 歳):22.2%
40 歳(35~44 歳):23.8%
50 歳(45~54 歳):42.1%
60 歳(55~64 歳):55.1%
図.歯周病の状況(平成23年)
5~14歳
80.7
15~24歳
7.2
40.3
25~34歳
25.0
35~44歳
24.8
45~54歳
13.8
65~74歳
14.0
75歳以上
13.0
0%
35.5
9.7
7.1
41.3
12.7
13.8
40.0
16.5
20%
17.3
39.1
40%
歯肉出血
2.0
34.9
19.4
20.0
1.4
21.8
29.4
16.0
所見のない者
20.8
34.7
5.6
11.7
8.1
43.1
16.8
23.0
55~64歳
16.1
12.0
60%
歯石
11.3
80%
浅い歯周ポケット
100%
深い歯周ポケット
(平成 23 年県民健康・栄養実態調査)
② 歯の残存状況
・ 年齢が上がるにつれ歯が失われ、一人平均現在歯数は減少してくる。一方、
推移をみると各年代とも増加傾向にある。
図.一人平均現在歯数の年次推移(永久歯、男女計)
(本)
30
28.4 27.9 28.1 28.3
28.9
28.8 29.0
28.3 28.0
28.2
27.5 27.4
25
20
15
25.625.026.2 25.8
22.6
22.1
21.4
23.2
18.3 18.0
16.6
15.5
17.3
15.2
14.8
13.8
13.0
11.6
11.0
9.9
8.8
10
5.5
5
6.9
4.1
0
5~14歳
15~24歳
25~34歳
平成11年
35~44歳
45~54歳
平成16年
15
平成20年
55~64歳
平成23年
65~74歳
75~84歳
85歳~
(県民健康・栄養実態調査)
・ 本県の8020(ハチマルニイマル:80 歳で 20 本以上の歯をもつ)達成
者の割合は 29.3%(H23)である。
図.8020の達成者率(男女計)
50%
38.3%
40%
30%
34.4%
29.3%
26.6%
25.0%
23.0%
20%
15.3%
新潟県:県民健康・栄養実態調査
全 国:歯科疾患実態調査(厚労省)
10%
0%
平成11年 平成17年
平成11年 平成16年 平成20年 平成23年
新潟県
平成23年
全国
③ 口腔衛生習慣の状況
・ 定期的に歯石除去を受けている人の割合は増加傾向にあるが、全体で
13.5%(H23)と少ない。
図.定期的に歯石除去や歯面清掃を受けている人の割合(年次推移)
(%)
(県民健康・栄養実態調査)
30
20.9
18.7
20
13.8 13.5
10
12.4
8.9
8.7
7.8
5.4
3.9
20.0
18.0
15.7
15.2
4.9
2.1
9.5
9.2
8.3 9.1
8.2 9.0
5.9
6.5
5.5
4.5
14.8
11.9 11.0
10.4
8.5
4.2
7.1
4.2
1.6
0.3
0
総数
1~14歳
15~24歳
25~34歳
平成11年
35~44歳
45~54歳
平成16年
55~64歳
平成20年
65~74歳
75歳~
平成23年
・ 歯間部清掃用器具を使用している人の割合は 41.7%であり、年齢別でみ
ると 20 歳代でその割合が低い。経年的には増加傾向である。
図.歯間部清掃用器具を使用している者の割合(年次推移)
80%
60%
42.4
40%
41.7
37.0
40.2
30.9
33.8 34.6
16.3
20%
20.0
27.6
20.6
42.8
42.3
33.5
45.2
33.3
42.1
40.2
45.8
46.3 47.6
38.8
42.5
46.1
32.3
26.7
29.2
18.3
0%
総数
20-29歳
30-39歳
平成20年
40-49歳
平成24年
50-59歳
平成25年
60-69歳
70歳以上
平成26年
(県民健康・栄養実態調査)
16
・ 過去1年間に歯科健診を受けた者の割合は 49.4%であり、年齢別でみる
と 60~70 歳代でその割合が高い。経年的には増加傾向である。
過去1年間に歯科健診を受けた者の割合(年次推移)
80%
60%
49.4
49.3
40%
34.3
45.7
43.6
41.3
42.0
28.5
25.2
37.4
36.9
31.8
40.5
27.9
48.6
44.6
44.8
37.2
30.1
58.5 56.8
55.6
52.8
47.5
44.9
44.1
35.8
31.8
20%
0%
総数
20~29歳
30~39歳
平成20年
40~49歳
平成24年
50~59歳
平成25年
60~69歳
70歳以上
平成26年
(県民健康・栄養実態調査)
(2) 市町村の取組状況
・ 成人歯科健診は市町村の任意で実施されており、県内では、乳幼児健診を
活用した保護者歯科健診や、節目年齢の歯周疾患検診、特定健康診査と連携
した歯・口腔の検査等、様々な機会を活用して実施されている。
・ しかし、未実施市町村が多く、また受診率が低いなどの課題もあり、小児
期に比べてその取組が遅れている現状にある。
市町村における成人歯科健診、介護予防事業の取組状況(平成 26 年度)
実施市町村数
(割合)
概ね 20
~30 歳代
妊産婦歯科健診
乳幼児健診に併設した
保護者歯科健診
歯周疾患検診(40、50、
40 歳
60、70 歳の節目検診)
以上
特定健診・特定保健指導
における歯・口腔の検査
65 歳
地域支援事業における
以上
二次予防事業
備
考
25(83.3%)
16(53.3%)
21(70.0%)
19(63.3%)
26(86.7%)
17
根拠法:健康増進法
受診率 7.8%(県平均)
唾液潜血検査等
口腔機能向上の取組
(通所・訪問)
県の取組状況
(1) 市町村等における成人歯科健診の取組促進
○ 指導重視の新たな成人歯科健診モデルの体制整備
働く世代の歯の健康づくりを推進することを目的に、保健指導を重視した
成人歯科健診のモデル事業の普及を推進するため、指導従事者の育成を行っ
た。
※事業名:働く人のための歯の健康づくり支援モデル事業(県歯会委託)
【実績】養成者数:28 名
○ 健診ガイドライン等の整備
「健(検)診ガイドライン」において、特定健康診査における歯の健康に
関する検査(咀嚼能力判定試験、唾液潜血検査)や歯周疾患検診の方法等を
掲載し、取組の促進を図った。
(2) 介護予防事業における口腔機能向上の取組促進
○ 介護予防関連事業従事者の資質向上
介護予防従事者等の資質向上等を図るため、地域における高齢者の栄養改
善、口腔機能向上の課題及び改善の取組等に関する研修会を実施した。
※事業名:介護予防従事者研修
【実績】・ 受講者数
116 名
行政
35 名
事業所
42 名
開業歯科医
16 名
その他
23 名
・ 内容
説明:地域支援事業の制度改正について
ワークショップ:高齢者の口腔機能の向上・栄養改善について
18
○ 県健康ビジネス連峰政策と連携した口腔機能向上の取組促進
県健康ビジネス連峰政策と連携し、県内企業が開発した口腔機能測定機器
「健口くん」や舌ブラシ「W-1」を地域における研修会等で周知し、口腔機
能向上の取組を促した。
また、県地域機関にて「健口くん」の貸し出しを行った。
※事業名:口腔ケア研修会(県地域機関が実施)
【実績】
・ 口腔ケア研修会:県内5か所実施
・ 健口くん貸出実績:12 地域機関
受講者数
計
93 件
(貸出先:市町村、保育所等)
〔参考〕
「高齢者向け口腔機能測定器の開発〔健口くん〕」
(公財)新潟県歯科保健協会、竹井機器工業株式会社
○ 高齢者の介護予防事業のひとつである口腔機能測定の嚥下・
オーラルディアドコキネシス測定器を開発
○ これまでの測定方法に比べ、正確性の向上と測定者の負担軽
減が確認された全国初の口腔機能測定器
※H21~22健康関連ビジネスモデル推進事業(新潟県)、
三つ星ビジネスモデル選定
新潟発!健康ビジネス∞ベストプラクティス
「高機能舌ブラシの普及〔W-1〕」
SHIKIEN(株)、新潟大学医歯学総合研究科
○ 新潟大学との共同研究により、手軽に口腔ケアができる高機
能舌ブラシ「W-1」を開発
○ 各媒体の活用やセミナー等での紹介により、口腔ケアの重要
性と舌磨きの習慣を啓発
※H21健康連携ビジネスモデル推進事業(新潟県)
新潟発!健康ビジネス∞ベストプラクティス選定
19
286 名
3
要介護者・障害者
現状と課題
・ 要介護高齢者等が必要な歯科治療や口腔ケアを受けておらず、歯・口腔
に問題を抱えていることが多い。
歯科治療や専門的な口腔
実際に歯科治療等を受け
ケアが必要な要介護者
た要介護者
89.4%
26.9%
(平成 14 年厚生労働科学研究:新発田市等で調査)
・ 入院中の口腔ケアが、退院後も在宅で継続されないことが多い。
・ 要介護者を取り巻く関係者の連携体制の整備が課題である。
・ 介護保険制度や要介護者等の対応について理解し、在宅診療及び口腔ケア
を担う歯科衛生士等が不足している。
・
障害児(者)は自力で十分なセルフケアができずリスクが高い。また、十
分な歯科治療を受けておらず、未処置のむし歯数が県平均の 2 倍程度と高い。
年齢別一人平均むし歯数の比較
(本)
年齢別一人平均未処置むし歯数の比較
(本)
20
2.5
2
15
1.5
障害者
10
県民全体
障害者
県民全体
1
5
0.5
0
0
15-19
20-29
30-39
40-49
50-59
15-19
年齢
20-29
30-39
40-49
50-59
年齢
(小規模障害者施設の調査(H19、新潟市))
20
県の取組状況
(1) 在宅歯科診療、口腔ケアの推進
○ 在宅要介護者の訪問歯科健診
歯科保健サービスを受けることが困難な在宅要介護者等の歯科疾患の予
防・治療を促進するため、希望者に対して訪問歯科健診を行った。
※事業名:要介護者等歯科保健推進事業(県歯科医師会委託)
【実績】訪問健診受診者
368 名
口腔清掃の総合的な評価
不良
20.8%
良好
37.5%
やや不良
41.7%
訪問歯科
通院
入院
居宅療養
診療
治療
治療
管理指導
256 名
23 名
0名
43 名
事後の対応
人 数
なし
64 名
健診受診者のうち 256 名(69.6%)がその後の訪問歯科診療につながった。
○ 介護施設職員等に対する口腔ケア実地研修
希望する施設に対し歯科医師及び歯科衛生士を派遣し、施設入所者等への
口腔ケアの方法等について、職員対象の実地研修会を行った。
※事業名:要介護者等歯科保健推進事業(県歯科医師会委託)
【実績】研修会
49 か所(施設)
受講者数 959 名
対象施設
施設数
指定通所介護事業所
1
指定通所リハビリテーション事業所
1
指定認知症対応型通所介護事業所
1
指定小規模多機能型居宅介護事業所
8
指定認知症対応型共同生活介護事業所
4
短期入所生活介護事業所
2
20
介護保険施設
養護老人ホーム
9
軽費老人ホーム
1
その他
2
49
計
21
○ 介護関係職員等を対象とした口腔ケア研修会
要介護者等の口腔機能の向上を図るため、介護関係職員等を対象に口腔ケ
アの方法や「要介護者等歯科保健推進事業」の周知に関する研修会を行った。
※事業名:口腔ケア研修会(県地域機関が実施)
【実績】県内5か所
受講者数
地域
329 名
講義・実習内容等
受講者数
要介護者等への口腔ケアの実践
89 名
在宅要介護者等歯科保健推進事業の活用促進
45 名
要介護者等への口腔ケア支援等
69 名
上越
要介護者等の誤嚥性肺炎予防
37 名
佐渡
要介護早期のケアプランへの口腔ケア導入
89 名
下越
中越
○ 訪問歯科診療機器の整備補助
県歯科医師会が行う訪問歯科診療に必要な機器(歯科診療用ポータブルユ
ニット等)の整備に対し補助した。
※事業名:寝たきり者歯科保健推進事業補助金
【実績】ポータブルユニット
新規購入 2 台、維持管理 16 台
○ 歯科診療所と病院等との連携体制の構築
在宅歯科医療や口腔ケアが必要な要介護者等に迅速かつ円滑に医療
が提供 されるよ う、「在宅歯科医療連携室」を中心とした病院、介護福
祉施設 等との連 携体制を構築した。
※事業名:在宅歯科医療連携室整備事業(県歯科医師会委託)
【実績】
・ 県歯科医師会に、在宅歯科医療基幹連携室を設置・運営
・ 上越地域及び佐渡地域に在宅歯科医療連携室を設置・運営
(5 つの地域(新発田市、新潟市、燕市、長岡市、
十日町中魚沼郡)に設置を拡大)
H26 年度
上越圏域
佐渡圏域
問い合わせ件数
238 件
54 件
・相談窓口業務
・相談窓口業務
・研修会の開催(歯科医師等) ・研修会の開催(介護職員等)
取組状況
・地域ケア会議への参画
・住民等への広報(ホームペー
ジ、連携室通信発行、広告掲
載等)
・佐渡地域医療連携ネットワー
クシステムへの「歯科連携」
機能の追加
・住民等への広報
22
○ 要介護高齢者等の訪問口腔ケアを担う歯科衛生士等の養成
在宅要介護者等への訪問歯科診療・口腔ケアを一層促進するため、歯科衛
生士等に対し、要介護者等に対する口腔ケアの手技や体位変換等に関する研
修及び現場研修を実施した。
※事業名:在宅歯科医療推進研修事業(県歯科保健協会委託)
【実績】受講者数
24 名
内容:講義:安全安心の訪問歯科診療、口腔ケア等
実習:ベッド上での体位交換、車椅子への移乗、口腔ケア等
(2) 障害者の歯科保健医療の推進
○ 小規模障害者施設等の歯科健診・保健指導
健常者に比べ歯科的問題が多い障害児(者)の歯科疾患の予防・治療を促
進するため、地域活動支援センター等において、歯科健診、歯科保健指導及
び健康教育を行った。
※事業名:障害児(者)歯科保健推進事業(県歯科医師会委託)
【実績】実施施設数
○
42 か所
受診者総数
506 名
障害者施設等への継続支援
歯科衛生士等が障害者施設に訪問し、利用者及び職員に対して歯科保健指
導を行った。
※事業名:歯科健診後のフォローアップ指導モデル事業
【実績】実施施設数 7 か所
対象者 390 名
○ 特別支援学校におけるフッ化物洗口の推進
県立特別支援学校におけるフッ化物応用事業を推進し、実施可能な学校か
ら順次実施し、歯質の強化によるむし歯予防を行った。
【実績】県立特別支援学校対象 18 校中 8 校にてフッ化物洗口等実施
○ 認定障害者診療医の養成
身近な地域で障害児(者)の歯科保健環境を整備するため、地域の障害児
(者)の歯科保健医療サービスの提供を行うことができる歯科医師を養成した。
※事業名:新潟県歯科医師会認定障害者診療医養成事業
(実施主体:県歯科医師会委託)
【実績】認定障害者診療医 78 名を養成
以下の研修を終了した歯科医師に対し、認定証を交付
・講義:障害者福祉、障害者歯科治療、摂食・嚥下リハビリテーシ
ョン等について
・実習:障害児歯科診療、全身麻酔下の歯科診療、摂食・嚥下リハ
ビリテーションの見学等
23
4
基盤整備
県の取組状況
(1) 推進体制
○ 歯科保健医療対策委員会
県内の歯科保健医療事業の総合的かつ効果的な実施及び今後の歯科保健医
療対策のあり方について協議した。
※事業名:新潟県歯科保健医療対策委員会
【実績】
・新潟県歯科保健医療対策委員会(委員 12 名)
平成 26 年 7 月 30 日開催
平成 27 年2月 16 日開催
○ 医科歯科連携の推進
医科歯科連携を推進するための協議会や研修会を開催した。
※事業名:医科歯科連携事業
【実績】・医科歯科連携研修会の開催(3回)受講者数 98 名
対象:歯科医師、歯科衛生士等
内容:がん治療の流れ、口腔ケアの役割、医科との連携体制
等について
○ がん患者に対する歯科医療連携の推進
がん患者の周術期口腔管理を促進するための協議会を開催した。
※事業名:がん患者に対する歯科医療連携推進事業
【実績】平成 27 年3月6日開催(出席者 31 名)
○ 歯科衛生士・歯科技工士確保の推進
県内の歯科衛生士・歯科技工士の確保を図るため、課題解決に向けた協
議会の開催や離職者の実態、ニーズ等に関する調査を実施した。
※事業名:歯科衛生士・歯科技工士確保推進事業
【実績】
・関係者会議
平成 27 年1月 16 日開催(出席者 11 名)
平成 27 年2月6日開催(出席者 16 名)
平成 27 年3月 18 日開催(出席者 16 名)
・意識調査
対象:県内歯科衛生士・歯科技工士養成校卒業生
回収率:歯科衛生士 38.7%(1,222 人/3,155 人)
歯科技工士 30.5%(490 人/1,608 人)
24
(2) 調査研究
○ 小児歯科疾患実態調査
本県における小児の歯科疾患の実態や学校等における歯科保健対策の取組
状況を調査し、歯科保健施策の評価、検討を行うための基礎資料とした。
※事業名:歯科疾患実態調査
【実績】・県内のすべての保育所、学校等を対象に実施
保育所 684 施設、幼稚園 156 施設
小学校 524 施設、中学校 272 施設、高等学校 145 施設
(特別支援学校含む)
・調査内容
学校・園における歯科保健活動の状況
むし歯数、歯肉炎の有病者数
等
(3)市町村支援
○ 県地域機関毎の歯科保健調査企画連携協議会の開催
医療機関等との連携強化を図るとともに、市町村等の歯科保健事業実施状
況等を踏まえながら、地域の課題解決に向けた協議会を開催した。
※事業名:歯科保健調査企画連携協議会
【実績】地域機関ごとに協議会を開催
○ 地域の実情に応じた研修会等の実施
地域の実情に応じたテーマを設定し、研修会、検討会、調査研究のいずれ
かを実施した。
※事業名:地域連携推進事業
【実績】県内4か所
地域
テーマ等
開催回数又
は出席者数
下越
検討会
需要に応じた口腔ケア研修プログラムの構築
3回
中越
研修会
障害児(者)の歯科保健水準の向上
42 名
上越
研修会
効果的なむし歯予防法
14 名
佐渡
研修会
口腔ケア実習等
43 名
(4) 普及啓発等
○ 「にいがた健口文化推進月間」における県民への普及啓発
歯や口の健康を入り口とした健康づくり全般を推進し、地域の健口文化の
機運醸成を図るため、フォーラムを開催した。
※事業名:「にいがた健口文化」醸成事業(県歯科医師会委託)
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【実績】 にいがた健口文化フォーラム 2014in 佐渡
開催日
平成26年10月25日(土)
テーマ
ガッテン!健康で長生きする秘訣お伝えします!
参加者
317名
内
① 特別講演
容
元NHK科学・環境番組部専任ディレクター
「ためしてガッテン」演出担当デスク
北折 一 氏
②歯の健康や食に関するブース出展
③よい歯の図画ポスター・標語展示等
○ 地域における「にいがた健口文化推進月間」の普及啓発
県地域機関が主体となり、郡市歯科医師会や市町村等と連携しながら、人
の集まる関連イベントへの相乗り等により、効果的な普及啓発を行った。
取組例
市町村主催の健康まつり等の相乗りによるブース出展
病院での病院際、糖尿病フェア等を活用したブース出展
薬局の窓口でパンフレットを配布
等
○ 学校における「にいがた健口文化推進月間」の普及啓発
全小・中学校、特別支援学校へ普及のためのポスターを配布した。
○ 新潟県歯科保健協会が行う普及啓発等の推進
(公財)新潟県歯科保健協会が行う普及啓発等、本県の歯科保健の推進に
資する事業に要する経費の一部を補助した。
※事業名:公益財団法人新潟県歯科保健協会事業活動費等補助金
【実績】補助金の額
2,740,000 円
26
○ 地域組織と連携した住民主体の歯科保健活動の促進
地域組織や市町村が行う住民主体の地域歯科啓発活動を促進するため、県地
域機関が2か年にわたり支援するモデル事業を実施した。
※事業名:住民参加型健口づくり支援事業
【実績】実施地域機関【モデル市町村】平成 25 年度~26 年度
実施主体
【モデル
市町】
南魚沼地域振興局健康福祉環 柏崎地域振興局健康福祉部
境部【湯沢町】
【柏崎市】
主 な 住 民 食推、母推
障害者自立支援協議会
組織
食推等が担い手となり、成人 歯科専門職と関わりながら、障害
目的
期に重点をおいた定期歯科受 者が気軽に定期歯科受診等でき
診等の向上を図る。
る体制づくりを整備する。
1意見交換会の開催
1 関係者意見交換会
計画の進捗状況の意見交換
2各種イベントでの活動
主な内容
による意見交換会
健康まつりで、口腔ケア等 2障害者施設の利用者へのイン
の重要性を周知
タビューを実施
3担い手育成研修会
3各種イベントでの活動
担い手となるための研修会
を開催
○
障がい関係者及び歯科関係者
健康まつり等で、口腔の健康に
関する啓発活動を実施
地域歯科保健活動を推進するための基盤整備
歯科衛生士が、地域活動を効果的に実施するための連携方法等について会
議を開催するとともに、歯科衛生士を対象とした地域歯科保健活動に関する
調査を実施した。
※事業名:地域活動歯科衛生士登録事業
【実績】
・関係者会議
平成 26 年 10 月 23 日開催
平成 27 年3月 26 日開催
・意識調査
対象:県内歯科診療所、病院歯科及び地域活動歯科衛生士
回収率:46.5%(1,138/2,446 名)
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新潟県歯科保健推進条例
平成 20 年 7 月 22 日
新潟県条例第 32 号
新潟県歯科保健推進条例をここに公布する。
新潟県歯科保健推進条例
(目的)
第1条
くう
この条例は、歯・口腔の健康づくりが糖尿病等の生活習慣病対策をはじめとする県
くう
民の健康づくりに果たす役割の重要性に鑑み、県民の生涯にわたる歯・口腔の健康づくり
に関する施策を総合的かつ効果的に推進することにより、他の疾患に比べて高い県民の歯
くう
科疾患の有病率の低下及び県民の歯・口腔の健康に関する格差の解消等を図り、もって県
民の健康づくりに寄与し、県民の健康水準を向上させることを目的とする。
(平 24 条例 46・一部改正)
(基本理念)
第2条
くう
くう
歯・口腔の健康づくりは、県民が自らむし歯や歯周病等の歯・口腔疾患の予防に取
くう
り組むとともに、歯科疾患が重症化しやすく、かつ、口腔の機能に問題を抱えることが多
くう
い障害を有する者、介護を必要とする者等をはじめ、県民が適切な時期に必要な口腔保健
サービスと医療を受けられるよう、保健、医療、社会福祉、労働衛生、教育その他の関連
くう
施策の有機的な連携を図りながら、生涯にわたり歯・口腔の健康を維持増進できる環境が
整備されることを旨として行われなければならない。
2
くう
歯・口腔 の健康づくりは、県民一人ひとりがその日常生活の中で関心と理解を深め、積
極的に取り組むことが日常生活の中で習慣化され、将来の世代に伝えられることを旨とし
て行われなければならない。
(平 24 条例 46・一部改正)
(県の責務)
第3条
くう
県は、前条に定める基本理念にのっとり、歯・口腔の健康づくりに資する総合的な
施策を策定し、及び実施する責務を有する。
(市町村の役割)
第4条
市町村は、第 2 条に規定する基本理念を踏まえ、歯科口腔保健の推進に関する法律
(平成 23 年法律第 95 号。以下「歯科口腔保健法」という。)、健康増進法(平成 14 年法律
くう
第 103 号)、母子保健法(昭和 40 年法律第 141 号)等の歯・口腔の健康づくりに関する法令
くう
に基づき、歯・口腔の健康づくりに関する施策を継続的かつ効果的に推進するよう努める
ものとする。
(平 24 条例 46・一部改正)
(教育関係者及び保健医療福祉関係者等の責務)
第5条
教育関係者及び保健医療福祉関係者等は、第 2 条に規定する基本理念にのっとり、
くう
くう
県民の歯・口腔の健康づくりの推進並びに他の者が行う歯・口腔の健康づくりに関する活
動との連携及び協力を図るよう努めるものとする。
28
(事業者及び医療保険者の役割)
第6条
事業者は、第 2 条に規定する基本理念にのっとり、県内の事業所で雇用する従業員
くう
くう
が、歯・口腔の健康づくりに関する正しい知識を持つとともに、生涯にわたって歯・口腔
疾患の予防に向けた取組を行うことを促進するため、歯科保健に関する教育及び歯科健診
くう
等の歯・口腔の健康づくりの機会の確保に努めるものとする。
2
医療保険者(介護保険法(平成 9 年法律第 123 号)第 7 条第 7 項に規定する医療保険者をい
くう
う。)は、第 2 条に規定する基本理念にのっとり、県内の被保険者が、歯・口腔の健康づく
くう
りに関する正しい知識を持つとともに、生涯にわたって歯・口腔疾患の予防に向けた取組
くう
を行うことを促進するため、歯科保健に関する教育及び歯科健診等の歯・口腔の健康づく
りの機会の確保に努めるものとする。
(平 24 条例 46・追加)
(県民の役割)
第7条
くう
県民は、歯・口腔の健康づくりに関する知識及び理解を深めるよう努めるものとす
る。
2
くう
県民は、県及び市町村が実施する歯・口腔 の健康づくりに関する施策を活用すること、
くう
かかりつけ歯科医の支援を受けること等により、自ら歯・口腔の健康づくりに取り組むよ
う努めるものとする。
(平 24 条例 46・旧第 6 条繰下)
(財政上の措置)
第8条
くう
県は、歯・口腔の健康づくりに関する施策を推進するため、必要な財政上の措置を
講ずるよう努めるものとする。
(平 24 条例 46・旧第 7 条繰下・一部改正)
(県歯科保健計画)
第9条
くう
知事は、生涯にわたる県民の歯・口腔の健康づくりに関する施策を総合的かつ計画
くう
的に推進するため、歯・口腔の健康づくりに関する基本的な計画(以下「県歯科保健計画」
という。)を定めるものとする。
2
3
県歯科保健計画は、次に掲げる事項について定めるものとする。
くう
(1)
歯・口腔の健康づくりに関する基本方針
(2)
歯・口腔の健康づくりに関する目標
(3)
前号の目標の達成に向け県が実施する施策の展開方針
(4)
計画の位置付け及び期間
(5)
計画の進行管理及び評価方法
くう
知事は、県歯科保健計画を定めようとするときには、あらかじめ歯科保健に関する学識
くう
経験者の意見を聴くとともに、県民、市町村その他歯・口腔の健康づくりに関する活動に
関わる者(以下「関係者」という。)の意見を反映させるために必要な措置を講じなければ
ならない。
4
くう
県歯科保健計画の策定に当たっては、歯科口腔保健法第 12 条に規定する歯科口腔保健の
推進に関する基本的事項を勘案するとともに、健康増進法に基づく健康増進計画、医療法
29
(昭和 23 年法律第 205 号)に基づく医療計画その他の県が策定する保健、医療又は社会福祉
に関する計画との調和及び連携に配慮するものとする。
5
知事は、県歯科保健計画を定めたときは、広報、インターネットその他の適切な手段を
用いて、速やかに、これを県民に公表しなければならない。
6
くう
県歯科保健計画は、歯・口腔 の健康づくりに関する施策の進捗状況等を踏まえ、少なく
とも 5 年ごとに見直しを行うものとする。
7
第 3 項から第 5 項までの規定は、県歯科保健計画の変更について準用する。
(平 24 条例 46・旧第 8 条繰下・一部改正)
(市町村歯科保健計画)
第 10 条
くう
市町村長は、当該市町村の実情に応じた歯・口腔の健康づくりに関する施策をよ
り継続的かつ効果的に推進するため、県歯科保健計画の内容を踏まえ、当該区域における
くう
歯・口腔 の健康づくりに関する基本的な計画(以下「市町村歯科保健計画」という。)を定
めることができるものとする。
2
県は、市町村が市町村歯科保健計画を定めようとする場合には、当該市町村の求めに応
じ、情報の提供及び専門的な又は技術的な助言を行うものとする。
3
県は、前項に定めるもののほか、市町村歯科保健計画の策定状況等市町村における歯・
くう
口腔の健康づくりに関する施策の実施状況を勘案した上で、市町村に対して必要な支援を
行うものとする。
(平 24 条例 46・旧第 9 条繰下)
(基本的施策の実施)
第 11 条
くう
知事及び県教育委員会は、県民の歯・口腔の健康づくりを推進するための基本的
施策として、次に掲げる事項を実施するものとする。
(1)
くう
県民の歯・口腔の健康づくりの推進に資する情報の収集及び提供並びに関係者の連携
くう
体制の構築並びに歯・口腔の健康づくりに関する知識等の普及啓発に関すること。
(2)
県民が定期的に歯科健診を受けること等の勧奨その他の必要な施策に関すること。
(3)
市町村長、市町村教育委員会及び関係者が行うフッ化物応用等のむし歯の予防対策の
効果的な実施の推進に関すること。
(4)
市町村長、市町村教育委員会及び関係者が行う母子保健、学校保健、成人保健、産業
くう
保健、高齢者保健等を通じた生涯にわたる効果的な歯・口腔の健康づくりの推進に関す
ること。
(5)
市町村長、市町村教育委員会及び関係者が行う学校保健安全法(昭和 33 年法律第 56
号)、スポーツ基本法(平成 23 年法律第 78 号)、労働安全衛生法(昭和 47 年法律第 57 号)
くう
等に基づく歯・口腔に関する外傷及び障害等の防止及びこれらの軽減を図るための対策
等の推進に関すること。
(6)
障害を有する者、介護を必要とする者等に対する定期的な歯科健診又は歯科診療等の
くう
適切な歯・口腔の健康づくりの確保及び推進に関すること。
(7)
児童虐待及び高齢者虐待の早期発見に資する歯科医療機関等との連携及び関係者の
資質向上に関すること。
30
くう
(8)
歯・口腔の健康づくりに携わる者の確保及び資質の向上に関すること。
(9)
歯・口腔の健康づくりの効果的な実施に資する調査研究の推進に関すること。
くう
くう
(10)
歯科口腔保健法第 15 条に規定する口腔保健支援センターの設置の推進に関するこ
と。
くう
(11)
前各号に掲げるもののほか、歯・口腔の健康づくりを推進するために必要な施策の
推進に関すること。
2
県は、前項各号に掲げる基本的施策を実施するため、市町村、医療保険者、学校等が行
くう
う歯・口腔の健康づくりに関する活動に対し、その設置する保健所による広域的な又は専
門的な見地からの情報の提供、助言等を行うものとする。
(平 24 条例 46・旧第 10 条繰下・一部改正)
(県民歯科疾患実態調査等)
第 12 条
くう
知事は、県民の歯・口腔の健康づくりの総合的な推進を図るための基礎資料とす
るため、少なくとも 5 年ごとに、県民の歯科疾患等の実態についての調査(以下「県民歯科
疾患実態調査」という。)を行うものとする。
2
くう
知事及び県教育委員会は、幼児期からの県民の歯・口腔 の健康づくりを効果的に推進す
るため、県民歯科疾患実態調査のほか、幼児、児童及び生徒のむし歯及び歯肉炎の罹り患
状況等について、毎年調査を実施するものとする。
(平 24 条例 46・旧第 11 条繰下)
(にいがた健口文化推進月間)
第 13 条
くう
第 2 条の基本理念にのっとり、歯・口腔の健康づくりの習慣化を図り、これを将
来の世代に伝えていくため、にいがた健口文化推進月間を設ける。
2
にいがた健口文化推進月間は、11 月 1 日から 11 月 30 日までとする。
(平 24 条例 46・追加)
(公表)
第 14 条
知事及び県教育委員会は、毎年度、第 11 条に規定する基本的施策その他の歯・口
くう
腔の健康づくりの推進に関し講じた施策の状況を取りまとめ、公表するものとする。
(平 24 条例 46・追加)
附
則
この条例は、公布の日から施行する。
附
則(平成 24 年条例第 46 号)
この条例は、公布の日から施行する。
31
平成 26 年度
新潟県の歯・口腔の健康づくり施策の
実施状況
〒950-8570
新潟市中央区新光町4番地1
新潟県福祉保健部健康対策課
新潟県教育庁保健体育課
電話 025-280-5934
電話 025-280-5622
FAX 025-285-8757
FAX 025-284-9396
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