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平成27年4月14日随意契約「作品修復作業委託契約」業務

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平成27年4月14日随意契約「作品修復作業委託契約」業務
随意契約結果表(委託等契約)
所属名
美術館
契約締結年月日
平成 27 年 4 月 14 日
契約者名
株式会社山中絵画修復工房
契約名
作品修復作業委託契約
契約金額(税込み)
1,462,536円
随意契約理由
絵画の修復は専門的な技術及び実績に重点が置かれ、より熟練した業
者に依頼することが適当である。特に、今回修復する近藤浩一路《雨期》
《黄檗初夏》は、当館を代表する作品であり、業者の選定には十分配慮
しなければならない。こうした状況をふまえ、近藤浩一路《雨期》《黄
檗初夏》の修復は、次の理由により、株式会社山中絵画修復工房に依頼
する。
・小林古径、片岡珠子、東山魁夷など数多くの1級作品を修復した実績
がある。北海道立近代美術館や神奈川県立近代美術館といった日本を
代表する公立美術館が修復を依頼している。
・他の業者と比べて技術並びにこれまでの実績で次のとおり優位に立っ
ている。
1.株式会社山中絵画修復工房の修復士である山中和人は、2006 年に有
限会社修復研究所21から独立した日本絵画専門の修復業者であ
り、これまで日本の第1級作品の修復にあたってきた。(有限会社
修復研究所21では、山中和人の退社後、日本美術の修復を行うこ
とができない。)
2.作品の保存にたいへん意識が高く、それを仕事に反映させている。
具体的には6種10層の和紙による下張りによって作品を長期的
に安定させる処理を施すことである。他の工房や修復士で下地加工
にこれほど手をかけるところはない。
3.過去当館所蔵の望月春江作品のうち、修復が必要になった作品の全
てを修復した実績がある。また、他作家の非常に状態の悪い作品の
修復を依頼したところ、質の高い仕事をした実績があり、十分に信
頼できる。
単に価格の安い業者へ修復を依頼することは、県民の大切な財産を傷
つけられかねないリスクを背負うことになることから、「当該契約の内
容、目的並びに時機等諸般の事情から、ある程度の経済性を犠牲にして
も特定の者と契約すべき客観的な合理性がある」ものと判断し(財務規
則運用通知第 137 条関係4)、地方自治法第 167 条の 2 第 1 項第 2 号の
規定により、本契約を随意契約とし、山梨県財務規則第 137 条第 3 項の
規定により、見積り合わせを省略する。
随意契約の適用条項
地方自治法第 167 条の 2 第 1 項第 2 号
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