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情報コミュニケーション研究科

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情報コミュニケーション研究科
Graduate School of Information and Communication
情報コミュニケーション研究科
既存の学問の枠組みを超え、
情報社会における
新たな「教養」を創造
求む!「学際」を目指し、
「いま」と向き合う者
情報コミュニケーション研究科が目指すのは二つのことです。
21 世紀に入り、高度情報社会は急速に発展を遂げつつあります。
その有用性は否定すべくもありませんが、それと同時に新たな社会
問題や喫緊の課題も生じており、広範で高度な判断や対応が求め
られています。情報コミュニケーション研究科では、高度情報社会
における人間とコミュニケーションの態様を、学際的に探求すること
を目指しています。
学際的あるいは領域横断的という考え方は、言うのは簡単です
が実現するのはなかなか難しい理念です。単に、
「さまざまな分野
の専門家」が寄り集まっているだけでは真の学際性は成立しませ
ん。一人ひとりが特定の学問の核を持ちつつ、関連分野にも精通
することによって初めて学際的になることが出来るのです。
学問は現実と遊離しては意味をなしません。現実あるいは世界・
社会の「今」としっかり向き合ってそれに立ち向かう姿勢が求められ
事務取扱時間(グローバルフロント 5F)
ます。単なる机上の空論や先人の思想の追従に終わってはなりま
平 日▶ 9:00 ~ 11:30 / 12:30 ~ 18:30
土曜日▶ 9:00 ~ 15:00
電 話▶ 03 - 3296 - 4285
U R L ▶ http://www.meiji.ac.jp/dai_in/infocom/
そ、こうした状況を打破する新しい視点、いわゆる「科学革命」が
せん。政治的・経済的にも思想的・学問的にも閉塞感が漂う今こ
求められています。
情報コミュニケーション研究科では、
「学際」を目指し、
「いま」と
向き合う人材を求めています。
情報コミュニケーション研究科の人材養成その他教育研究上の目的
情報コミュニケーション学専攻の人材養成その他教育研究上の目的
高度情報社会の進展に伴い社会や社会が抱える問題は複雑化の一
高度情報社会の諸課題に取り組むために、情報コミュニケーション
途をたどっているにもかかわらず、アカデミズムは、それに対する十分
学専攻では、既存の専門研究によっては全体像がとらえきれなかった
に有効な処方箋を提示するには至っていない。情報コミュニケーショ
21世紀の諸問題を、学際的・領域横断的に把握 ・定式化し、有効な学
ン研究科では、各分野の専門家が問題意識や提案を持ち寄り、
「情報
問的・政策的ポートフォリオを自ら案出できる確固たる判断基準を持っ
コミュニケーション」という視座から、複雑化した高度情報社会を様々
た研究者や実務家の養成・輩出を目指す。そのために、専門的なディ
な角度から検討した後に再び自己の専門領域にフィードバックできる
シプリンの習得と並行して、早い段階から学生を研究プロジェクトに参
「場」を創設することを目的とする。すなわち、教育の面においても研
究の面においても
「パラダイム転換型」又は
「パラダイム創出型」の研究
科となることを目指す。
080 │ MEIJI UNIVERSITY GRADUATE SCHOOL * GUIDE BOOK 2016
画させ具体的な問題への学際的アプローチを体験させる。
カリキュラム
情報コミュニケーション研究科は新しい「学際」のあり方に基づいて、教育課
程を編成しています。その特色は、学際研究への参加、学際的な教育・研究
成果の発信、そのために必要な研究技法の修得、という3 つの柱です。
学際研究への参加
『学際空間』
としての専門領域研究(アカデミック・カテゴリー)
「学際」研究は、過去の学問的な蓄積をきちんと踏まえることなしに
『学際空間』
情報コミュニケーションの理論
は実践出来ません。従って情報コミュニケーション研究科では、まず大
学院学生に、
「社会」
「人間」
「文化」
「自然」のいずれかの領域に拠点を置
き、自らの核となる知識や研究手法を身に付けてもらいます。その上で
情報コミュニケーション学
「社会」
「人間」
「文化」
「自然」の 4つの専門領域を底辺に、そして
「理論」
人間
れぞれが興味と問題関心を抱くテーマについて、他領域の知的資源も
文化
社会
と
「実践」を縦軸に構成されるピラミッド型の
「学際空間」の内部で、そ
自然
情報コミュニケーションの実践
活用しながら自由に、そしてアカデミックに研究することが出来ます。
学際的な教育・研究成果の発信
学際研究のための技法の習得
学際的な教育・研究の成果を広く発信するために、大学以外の諸機
以上のような学際研究や活動に必要な研究技法を教授する、
「集約
関とも連携を図り、開かれたアカデミズムを学際共同研究プロジェク
型外国文献講読」
(英語)
(ドイツ語)
(フランス語)、
「フィールド・アプ
トとして設置します。大学院学生はこのプロジェクトのいずれかに参加
ローチ」
「アカデミック・ライティング」
「専門社会調査」といった研究サ
することができ、そこで今日的な課題の解決に学問的に取り組み、研
ポート科目を設置します。
究成果を発信する場を持つことになります。
博士前期課程 科目一覧
テーマ・カテゴリー
社会
情報コミュニケーションの理論
アプローチ・
カテゴリー
情報コミュニケーションの実践
人間
文化
自然
社会システム論、行動経済学
現代思想論、社会的人間論、
人権と法、ジェンダー論
談話構造論
認知情報論、情報と進化
国際関係論、公共政策、
知的財産法
家族社会学、
公共圏・親密圏コミュニケーション
比較文学・比較文化、
社会文化史
メディア論、生命論、
人類学と意識科学
金融システム論、情報法、
現代型犯罪と刑法、
社会ネットワーク論
応用倫理、
組織コミュニケーション論、
情報社会教育論
表象文化論、
異文化間コミュニケーション、
マルチ・カルチャリズム、
説得コミュニケーション論
科学史・科学哲学、
心理学の哲学、情報科学、
ジャーナリズム論
*テーマ・カテゴリーは、各科目を<社会><人間><文化><自然>の 4 つのいずれかに離散的・縦割り的に区分する従来型カテゴリーのように見えますが、
実際には連続的・横断的なカテゴリーとして機能します。アプローチ・カテゴリーも同様に連続的・横断的なものとなります。
※ 2015 年 4 月 1 日時点のものです。今後変更や見直しを行う場合があります。
博士後期課程 科目一覧
博士後期課程設置科目(
「社会」
「人間」
「文化」
「自然」系列共通)
年 次
1 年次
2 年次
3 年次
必修科目
共通必修科目
研究論文指導Ⅰ
春学期 2 単位
情報コミュニケーション学学際研究Ⅰ
春学期 2 単位
研究論文指導Ⅱ
秋学期 2 単位
情報コミュニケーション学学際研究Ⅱ
秋学期 2 単位
研究論文指導Ⅰ
春学期 2 単位
情報コミュニケーション学学際研究Ⅰ
春学期 2 単位
研究論文指導Ⅱ
秋学期 2 単位
情報コミュニケーション学学際研究Ⅱ
秋学期 2 単位
研究論文指導Ⅰ
春学期 2 単位
情報コミュニケーション学学際研究Ⅰ
春学期 2 単位
研究論文指導Ⅱ
秋学期 2 単位
情報コミュニケーション学学際研究Ⅱ
秋学期 2 単位
※ 2015 年 4 月 1 日時点のものです。今後変更や見直しを行う場合があります。
MEIJI UNIVERSITY GRADUATE SCHOOL * GUIDE BOOK 2016 │ 081
情 報 コ ミュニ ケ ー ショ ン 研 究 科
■
情報コミュニケーション研究科
■
Graduate School of Information and Communication
履修モデル紹介、院生・修了生メッセージ
真の「学際」研究をシミュレーション
具体的な課題に対して、情報コミュニケーション研究科が用意する
4 つのカテゴリーからどのような科目を選び、どのように多面的なアプ
ローチを行いながら、
「学際」研究を実践していくのかシミュレーション
してみましょう。
【事例 1】
「メディアの機能」
【事例 2】
「コミュニケーションの諸相」
「メディア」とは本来ラテン語の
「medium」
(中間にあるもの)が原義
私たちはふつう
「コミュニケーション」というと言語を介した意思の
です。現在では多くの場合、マスメディアやメディア技術の意味で用い
疎通をイメージします。ですがコミュニケーションは必ずしも言語を媒
られることが多いようです。ですが
「メディア」の本来の意味に立ち戻
介としたものばかりではありません。
「コミュニケーション」を学際的な
りながら、この概念を掘り下げていく時、さまざまなことが見えてきま
研究対象に据えることでその多様な諸相が浮き彫りになります。人間
す。自然カテゴリーの
「メディア論」を中心にしながら、社会カテゴリー
カテゴリーの
「組織コミュニケーション論」ではコミュニケーションが、
の
「社会システム論」で社会とメディアの関係を掘り下げ、また文化カテ
組織が目的を達成するにあたっての調整原理として主題化されます
ゴリーの
「談話構造論」では
「言語」という格別なメディアの特性を考え
し、文化カテゴリーの
「異文化間コミュニケーション」ではコンフリクト
ることも出来るでしょう。同じく文化カテゴリーの
「表象文化論」では芸
の側面が強調されます。そして自然カテゴリーの
「生命論」では、コミュ
術とメディアの関係を探ることも可能です。そうした研究から情報社会
ニケーションが人間以外の動物はもとより植物においても重要な役割
において
「メディア」が果たす多様な機能が浮かび上がってくるのです。
を果たしていることが明らかになります。学際研究によって事象を多面
的・多角的に考察する視座が開けてくるのです。
自然カテゴリー
社会カテゴリー
人間カテゴリー
社会
システム論
メディア論
組織コミュニ
ケーション論
文化カテゴリー
文化カテゴリー
文化カテゴリー
談話構造論
表象文化論
メディア論が果たす
多様な機能への理解
課題達成
自然カテゴリー
異文化間
コミュニ
ケーション
生命論
コミュニケーションの
多様な諸相の把握
課題達成
院生からのメッセージ
M e s s ag e
博士前期課程
情報コミュニケーション学専攻
2年
山口 達男
YAMAGUCHI Tatsuo
知的好奇心が全ての始まり
今日、iTunes や電子書籍などコンテンツがネット上
私の研究テーマです。
で流通される事例が増えています。その際、我々の閲
もともと私は大学卒業後、印刷会社に就職していま
覧情報や購入情報を基にオススメ商品を提示してくれ
した。そこでの経験から、コンテンツの流通に興味を
るのが当たり前のようになっています。オススメ機能は
持ち始め、より高度な勉強をするために大学院進学を
便利ですが、果たしてユーザーの趣味嗜好を正確に反
決めました。入学後は毎日が新鮮で、楽しんでいます。
映出来ているのか。
「この商品を買った人はこんな商品
大学時代には出会いもしなかった考え方を、授業や先
も買っています」といった定番フレーズは、結局ディスト
生に薦められた本から吸収出来ます。大学院進学を目
リビューター側が購買意欲を我々に喚起するための道
指す皆さんにあたっては、とにかく
「これを研究したい」
具でしかなく、我々が自発的に持ち合わせた欲求では
というテーマを確立して下さい。そうすれば自ずと、自
ないからです。ではユーザーが潜在的に
「出会いたい」
分に足りない知識、準備しなくてはならないことが見え
と思っているコンテンツを、どうすればユーザーに届け
てきて、どんどん洗練されたバックボーンを手に入れる
ることが出来るのか。それをメディア論や社会学、経
ことが出来ます。入試対策はその後からでも良いので
済、法律など広い視野から観察し、考察していくのが
はないでしょうか。
082 │ MEIJI UNIVERSITY GRADUATE SCHOOL * GUIDE BOOK 2016
■
ピックアップ研究室・論文テーマ・博士学位授与
テーマ ・ カテゴリー
社会
行動経済学
人間
テーマ ・ カテゴリー
教授 友野
典男
人権と法
教授 中村
TOMONO Norio
標準的経済学が、合理的で私益追求的というフィクションとしての
義幸
NAKAMURA Yoshiyuki
20 世紀前半は、2 度にわたる世界規模の大戦争が勃発したために、
人間像から出発して理論を構築するのに対して、行動経済学は、完全
「戦争の世紀」と特徴付けられますが、その反省に立った後半の国際
に合理的ではないが、かといって非合理的でもなく、また自分のこと
的な規模での
「人権」意識の高まりと、ベルリンの壁崩壊に象徴され
だけでなく他者にも配慮するようなファクトとしての人間像から出発し
る東欧諸国の
「憲法革命」を動因として、最近では、21世紀は
「人権の
ます。現実の人間の経済行動の特徴と原因を探り、それが組織や市場
世紀」とまで言われるほどになっています。
に及ぼす影響、さらにその政策的含意を探っていきます。
しかし、
「ヒューマンライツ」は多義的な概念で、道徳哲学や自然権
経済学のみならず心理学、社会学、生物学、脳科学などの知見を広
思想に基づく基礎付けから、実定憲法上の権利に至るまで、多様な議
く援用する学際的な学問領域であり、学生は広い知的好奇心と積極
論が存在します。この研究室では、人権と法の関係を、原理論的レベ
的な探求心が求められます。
ルから法解釈学・政策学的レベルまでトータルな把握を目指していま
す。
テーマ ・ カテゴリー
文化
自然
テーマ ・ カテゴリー
異文化間コミュニケーション
メディア論
教授 根橋
玲子
教授 大黒
NEBASHI Reiko
岳彦
DAIKOKU Takehiko
人々のコミュニケーション活動は、その人々が所属する
「文化」によっ
本研究室の研究テーマは
「メディア」です。ただしこの場合の
〈メディ
て大きく規定されているといっても過言ではありません。そして、私た
ア〉は普通考えられるより、相当に広い範囲をカバーします。テレビや
ちには、自文化で学ぶ適切なこと、正しいことを文化普遍なものと錯
インターネットといったコミュニケーションを実現するメディア
「技術」
覚してしまう傾向があります。
「文化」を共有する人々の間でさえ、問
はもちろん、マスメディアなどの
「制度」や
「組織」、声を含めた身体も
題が生じることがありますが、ましてや異なる文化的背景を持つ者同
また歴とした
〈メディア〉です。重要なことは、
「社会」の中に
〈メディア〉
士の間ではなおさらです。
があるのではなく、
「社会」をそもそも成り立たせているものこそ
〈メ
本研究室では、主に日本社会や日本人に関わる諸問題に焦点を当
ディア〉であるという認識です。現在まさに私たちは
〈メディア〉による
て、比較的視座から、現代社会におけるコミュニケーション現象に文
社会変動の真っ只中に身を置いています。
〈メディア〉というアングル
化的諸要因がどのような影響を与えているのか、個人、集団、組織、
から社会の
「現在」をトータルに
「概念的に把握」
(begreifen)したい
国家の各レベルで研究します。
と思っています。
2014 年度 修士論文テーマ
▶アンカリング効果の生起過程に関する研究 ―知識レベルと歪み値の観点から―
▶中国民族主義とは何か
▶中国進出日系外食企業の事例研究 ―サイゼリアのサービスを中心に―
▶規範としての健康に収斂する身体 ―現代の医療における「包摂」と「排除」―
▶相対主義からの脱却を目指す社会運動
―アラン・トゥレーヌの「新しい社会運動」論を超えて―
▶仮想現実から拡張現実へ ―「私」とTwitter の現象学―
▶描画行為とインターネットコミュニケーション ―その特徴と社会的意義―
▶表記とコンテンツから見る中国インターネットの現状
▶<主体>のアイデンティティ構築
―連合赤軍における総括要求とあさま山荘事件を通して―
▶インターネットの発達より文字のメディアの変化
―声の文化から文字の文化を経たインターネットメディアまで―
▶「悪」としてのインターネット芸術
▶文化的自己観が返報行動に与える影響に関する研究
近年の博士学位授与
課程博士
学位の種類
論文タイトル
博士(情報コミュニ
ゲーム状況における協力行動に関する研究:カタストロフゲーム・アプローチ
ケーション学)
授与年度
2014 年度
MEIJI UNIVERSITY GRADUATE SCHOOL * GUIDE BOOK 2016 │ 083
情 報 コ ミュニ ケ ー ショ ン 研 究 科
「学際」研究を実践
情報コミュニケーション研究科
■
Graduate School of Information and Communication
教員一覧
※ 2015 年 4 月 1 日時点のものです。今後変更や見直しを行う場合があります。
●
1社会系列 ●
2人間系列 ●
3文化系列 ●
4自然系列
●
1社会系列
今村 哲也
IMAMURA Tetsuya
情報コミュニケーション学専攻
●
1社会系列
友野 典男
教授
TOMONO Norio
研究
分野
行動経済学/ミクロ経済学
【最終学歴】早稲田大学大学院【担当授業科目】行動経済学【研究
テーマ】経済行動に関する、心理的・社会的・生物的要因の理論的・
実証的研究【主な著書・論文】
『行動経済学−経済は「感情」で動い
ている』
(光文社新書・2006 年)
●
1社会系列
塚原 康博
TSUKAHARA Yasuhiro
博士(経済学) 研 究
教授
分野
高齢社会の公共政策/
人間行動の経済学
【最終学歴】一橋大学大学院【担当授業科目】公共政策【研究テーマ】
年金・医療・介護の実証分析【主な著書・論文】
『人間行動の経済学』
(日本評論社・2003 年)/『高齢社会と医療・福祉政策』
(東京大学
出版会・2005 年)/『医師と患者の情報コミュニケーション』
(薬事
日報社・2010 年)
●
1社会系列
金子 邦彦
KANEKO Kunihiko
博士(商学)
教授
研究
分野
金融システム論/金融経済論
【最終学歴】明治大学大学院【担当授業科目】金融システム論【研究
テーマ】現代マネーの理論的・実態的研究【主な著書・論文】
『現代
マネタリズムの二つの潮流』
(東洋経済新報社・1989 年)/『金融市
場の構造変化と金融機関行動』
(共著・東洋経済新報社・2001 年)
/
「エコマネーの検討」
(2005 年、
『貯蓄経済理論研究会年報』第 20
巻、pp.211-24.)
●
1社会系列
江下 雅之
ESHITA Masayuki
教授
研究
分野
社会ネットワーク論/メディア史/
ポピュラー文化/女性誌史
【最終学歴】エセック経済商科大学院大学【担当授業科目】社会ネッ
トワーク論【研究テーマ】メディアにおける「溜まり場」的な機能
の実証的研究/ユース・サブカルチャーズの社会ネットワーク論
的な研究/日仏の女性誌史【主な著書・論文】
『ネットワーク社会
の深層構造─「薄口」の人間関係へ─』
(中央公論新社・2000 年)/
『リンク格差社会』
(毎日コミュニケーションズ・2007 年)
●
1社会系列
鈴木 健人
SUZUKI Taketo
博士(政治学) 研 究
准教授
分野
国際関係論研究/国際安全保障/
冷戦史/構成主義の国際政治理論
【最終学歴】学習院大学大学院【担当授業科目】国際関係論【研究
テーマ】G・ケナンの封じ込め構想の研究、および米英同盟とその
世界戦略を中心に冷戦史を研究【主な著書・論文】
『
「封じ込め」構
想と米国世界戦略―ジョージ・F・ケナンの思想と行動、1931 年
~ 1952 年―』
(単著、渓水社、2002 年)/『現代アジアの変化と連続
性』
(共著、彩流社、2008 年)/『問題解決のコミュニケーション:
学際的アプローチ』
(共著、白桃書房、2012 年)/『国際関係論と歴
史学の間で―斉藤孝の人と学問―』
(共著、彩流社、2012 年)
084 │ MEIJI UNIVERSITY GRADUATE SCHOOL * GUIDE BOOK 2016
博士(法学)
准教授
研究
分野
知的財産法
【最終学歴】早稲田大学大学院【担当授業科目】知的財産法【研究
テーマ】過去のコンテンツ資産の権利処理の円滑化と利用促進に関
する総合的研究/地理的表示の保護に関する研究【主な著書・論
文】
「欧米の著作権保護期間延長論議にみる理論的諸相」
(高林龍編
『知的財産法制の再構築』日本評論社・2008 年)/「出版者の保有す
るべき権利のあり方について」ジュリスト 1432 号 90 頁(2011 年)
/「著作権者不明等の場合の裁定制度の在り方について」論究ジュ
リスト 9 号 173 頁(2014 年)
●
2人間系列
NAKAMURA Yoshiyuki
研究
分野
行政法学/人権政策学
石川 邦芳
ISHIKAWA Kuniyoshi
【最終学歴】明治大学大学院【担当授業科目】人権と法【研究テーマ】
行政争訟/人権政策/移民政策【主な著書・論文】
『時代を刻んだ
憲法判例』
(共著・尚学社・12 年)/『戦後の司法制度改革』
(共著・
成文堂・07 年)/『これからの人権保障』
(共著・有信堂・07 年)/『自
治行政と争訟』
(共著・ぎょうせい・03 年)/『人権政策学のすすめ』
(共著・学陽書房・03 年)
●
2人間系列
施 利平
SHI Liping
●
3文化系列
博士(人間科学) 研 究
教授
分野
家族・親族の構造と関係
●
2人間系列
YAMAGUCHI Ikushi
博士(学術)
教授
研究
分野
須田 努
SUDA Tsutomu
コミュニーションと組織論・組織行動の
関係
宮本 真也
准教授
研究
分野
●
2人間系列
根橋 玲子
NEBASHI Reiko
社会学/社会哲学
波照間 永子
HATERUMA Nagako
Dr. rer .soc.
准教授
研究
分野
ジェンダー研究/差異と境界の社会学/
質的調査法
●
2人間系列
KOYANO Sozai
Ph.D.
教授
研究
分野
コミュニケーション学(主に対人・異文化)
【最終学歴】ミシガン州立大学大学院【担当授業科目】異文化間コ
ミュニケーション【研究テーマ】異文化接触時における当事者間
(特に日本人を含む)に起こる心理プロセス【主な著書・論文】
『米
国、中国進出日系企業における異文化間コミュニケーション摩擦』
(共著・風間書房・2007 年)/『コミュニケーション論序説』
(共著・
放送大学教育振興会・2007 年)
博士(学術)
准教授
研究
分野
●
3文化系列
鈴木 健
SUZUKI Takeshi
Ph.D.
教授
研究
分野
教授
情報社会論
【最終学歴】慶應義塾大学大学院【担当授業科目】情報社会教育論
【研究テーマ】日本と欧米の高等教育の比較研究・情報と教育の社
会史【主な著書・論文】
「情報社会における高等専門教育」
(『明治大
学短期大学紀要』No.75、2003 年 8 月)/「ICT革新と文学─愛も
殺意もキーボードから─」
(明治大学文学部紀要『文芸研究』No.96、
2005 年)
政治レトリックの批評と社会論争の分析
【最終学歴】ノースウエスタン大学大学院【担当授業科目】説得コ
ミュニケーション論/集約型外国文献講読(英語)
【研究テーマ】批
判的カルチュラル・スタディーズ及びTVと映画のメディア批評
【主な著書・論文】
『政治レトリックとアメリカ文化─オバマに学ぶ
説得コミュニケーション』
(朝日出版社・2010 年)/(共著)
『説得コ
ミュニケーション論を学ぶ人のために』
(世界思想社・2009 年)/
(共著)
『英語ディベート─理論と実践』
(玉川大学出版部・2009 年)
●
3文化系列
研究
分野
舞踊学/身体表現論
【最終学歴】お茶の水女子大学大学院【担当授業科目】表象文化論
【研究テーマ】舞踊技法研究/舞踊・芸能の伝承と保存【主な著書・
論文】
『近代日本の身体表象』
(共著・森話社・2013 年)/『日本人の
からだ再考』
(共著・明和出版・2012 年)/「踊り継がれるミクロネ
シア “ 南洋群島の表象 ”」
『文化人類学研究』
(早稲田文化人類学会編・
第 14 巻・2013 年)
【最終学歴】ボーフム大学【担当授業科目】ジェンダー論Ⅰ・Ⅱ【研
究テーマ】後期近代におけるジェンダー規範の変容・持続【主な著
書・論文】Encyclopedia of Quality of Life and Well-Being Research (coauthored, Springer, 2014) /
『ライフコース選択のゆくえ―日本と
ド イ ツ の 仕 事・ 家 族・ 住 ま い 』
( 共 編 著,新 曜 社,2013 年 )/
Individualization of Marriage and Work Life Choices: A Study of
Never-married Employed Women in Hong Kong and Tokyo, Asian
Women 28(1), 85-119, 2012 (with C. W. Ng)
古屋野 素材
社会文化史・
異文化コミュニケーション史・民衆史
●
3文化系列
【最終学歴】大阪大学大学院【担当授業科目】現代思想論/集約型外
国文献講読(ドイツ語 )
【研究テーマ】承認とコミュニケーション
を軸とした批判的社会理論、社会的な病理の分析、批判。【主な著
書・論文】
「理性のコミュニケーション」
(『コミュニケーション社
会学入門』伊藤公雄編、世界思想社、pp. 195-219, 2010 年)
TANAKA Hiromi
研究
分野
●
3文化系列
MIYAMOTO Shinya
田中 洋美
博士(文学)
教授
【最終学歴】早稲田大学大学院【担当授業科目】社会文化史【研究
テーマ】国民国家形成期における社会文化と民衆思想/暴力の社会
史/日朝異文化交流史【主な著書・論文】
『「悪党」の一九世紀』
(青
木書店・2002 年)/『イコンの崩壊まで』
(青木書店・2008 年)/『幕
末の世直し』
(吉川弘文館・2010 年)
【最終学歴】国際基督教大学大学院【担当授業科目】組織コミュニ
ケーション論【研究テーマ】組織公正、ワークチーム、組織内ネッ
トワーク、社会関係資本とコミュニケーションとの関係【主な著
書・論文】
『ビジネス心理:マネジメント心理編』
(共監修:中央経
済社・2013)/『成果主義を活かす自己管理型チーム』
(編著:生産
性出版・2005 年)/『従業員動機づけのための異文化間コミュニ
ケーション戦略』
(同文舘・1998 年)
●
2人間系列
談話研究/意味・語用論/音論/
認知論
【最終学歴】イエール大学大学院【担当授業科目】談話構造論【研究
テーマ】コミュニケーションでの情報的意味の構造/時間解釈と事
象 の 談 話 表 示 理 論【 主 な 著 書・論 文 】Discourse Representation of
Temporal Relations in the Head-Internal Relatives ( ひつじ書房・2009).
/ ‘Overriding Effects of Focus on Weak NPs in Thetic Sentences’(CLS 40,
Univ. of Chicago 2008).
【最終学歴】大阪大学大学院【担当授業科目】家族社会学【研究テー
マ】夫婦の伴侶性、親子・親族関係の歴史的・国際的比較【主な著書・
論文】
「
『戦後日本の親族関係-核家族化と双系化の検証』
(勁草書
房・2012 年)/「中国江南地域にみる婿養子婚規範─江蘇省太倉市
の事例から」
(2007 年、明治大学社会科学研究所『明治大学社会科
学研究所紀要』第 45 巻第 2 号 p.161-175.)
山口 生史
博士(言語学) 研 究
准教授
分野
関口 裕昭
SEKIGUCHI Hiroaki
博士(文学)
教授
研究
分野
近現代ドイツ文学・文化(音楽・美術も
含む)/ユダヤ文化史/日独比較文学
【最終学歴】慶應義塾大学大学院/京都大学大学院【担当授業科目】
比較文学・比較文化【研究テーマ】ドイツ近現代史におけるユダヤ
人問題について多角度から研究【主な著書・論文】単著『パウル・
ツェランとユダヤの傷―《間テクスト性》研究』
(2011 年、慶應義塾
大学出版会、連動駿台会学術賞)/『評伝 パウル・ツェラン』
(2007
年、慶應義塾大学出版会、小野十三郎賞記念特別賞)/他に編著と
して『生誕 200 年 ローベルト・シューマン―言葉と音楽』
『日本
文化におけるドイツ文化受容』
(ともに日本独文学会研究叢書)な
ど
MEIJI UNIVERSITY GRADUATE SCHOOL * GUIDE BOOK 2016 │ 085
情 報 コ ミュニ ケ ー ショ ン 研 究 科
中村 義幸
●
3文化系列
教授
情報コミュニケーション研究科
●
3文化系列
細野 はるみ
HOSONO Harumi
Graduate School of Information and Communication
●
4自然系列
教授
研究
分野
日本語・日本文学
石川 幹人
ISHIKAWA Masato
【最終学歴】東京大学大学院【担当授業科目】アカデミック・ライ
ティングⅡ【研究テーマ】平安朝仮名文芸【主な著書・論文】
『講座
源氏物語の世界』
『王朝文学史』
(いずれも共著)など
博士(工学)
教授
研究
分野
自然環境・社会環境・情報環境による
認知行動変容の研究
【最終学歴】東京工業大学大学院【担当授業科目】認知情報論【研究
テーマ】意識や心の自然科学的かつ哲学的究明、および不思議現象
の心理学、疑似科学論、科学社会学【主な著書・論文】
『心と認知の
情報学〜ロボットをつくる・人間を知る』
(勁草書房)/『だまされ
上手が生き残る〜入門!進化心理学』
(光文社新書)/『超心理学』
(紀伊國屋書店)
●
4自然系列
大黒 岳彦
教授
DAIKOKU Takehiko
研究
分野
メディア、情報社会の哲学的思想的研究
【最終学歴】東京大学大学院【担当授業科目】メディア論【研究テー
マ】身体メディア論、電子メディア論を軸とした「メディアの基礎
理論」の構築【主な著書・論文】
『〈メディア〉の哲学─ルーマン社
会システム論の射程と限界』
(NTT 出版)/『謎としての “ 現代 ” ─
情報社会時代の哲学入門』
(春秋社)/『「情報社会」とは何か?─〈メ
ディア論への前哨』
(NTT 出版)
●
4自然系列
蛭川 立
准教授
HIRUKAWA Tatsu
研究
分野
人類学/意識研究
【最終学歴】東京大学大学院【担当授業科目】人類学と意識科学【研
究テーマ】変性意識状態と変則的体験、シャーマニズムや瞑想など
の身体技法とそのコスモロジー【主な著書・論文】
『彼岸の時間─
〈意識〉の人類学─』
(春秋社)
●
4自然系列
岩渕 輝
IWABUCHI Akira
博士(薬学)
准教授
研究
分野
生命論/生命思想史
【最終学歴】東京大学大学院【担当授業科目】生命論【研究テーマ】
生命観の歴史/生命の哲学/グスタフ・フェヒナーの精神物理学
【主な著書・論文】
『生命(ゼーレ)の哲学:知の巨人フェヒナーの
数奇なる生涯』/「グスタフ・フェヒナーの生命思想:精神物理学
との関わりにおいて」
●
4自然系列
山崎 浩二
YAMAZAKI Koji
博士(工学)
准教授
研究
分野
VLSI の故障検査に関する研究
【最終学歴】明治大学大学院【担当授業科目】情報科学【研究テーマ】
VLSI の 論 理 故 障 に 対 す る 診 断 手 法 の 研 究【 主 な 著 書・ 論 文 】
"Diagnosing Resistive Open Faults Using Small Delay Fault
Simulation," Proc. ATS, 2013.
086 │ MEIJI UNIVERSITY GRADUATE SCHOOL * GUIDE BOOK 2016
■「入学者受入」
、
「教育課程編成・実施」、
「学位授与」方針
【博士前期課程】
た学際空間に配置します。
○知識を応用し総合的に問題解決や政策立案ができる能力を育てるため
の、基礎的なリテラシーやスキル、特定の研究分野で要求される技能の
情報コミュニケーション研究科博士前期課程は、既存の専門研究によっ
ては全体像が捉えきれなかった 21世紀の諸問題を、学際的・複数領域横
習得や資格の取得を支援するための研究サポート・プログラムを設置し
ます。
断的に把握・定式化し、有効な学問的・政策的ポートフォリオを自ら案出
以上の教育プログラムを通して、大学院生に専門的な知識を教授し、ま
できる判断基準を有する実務家の育成を目指し、また研究者育成の基礎
た、指導教員と副指導教員の連携による指導を行ないます。
となるこれらの方法論と知識の獲得をはかります。このため、本研究科で
は主に次のような資質や意欲を持つ学生を積極的に受け入れます。
○学部で学んだ情報コミュニケーション学をより高度に発展・展開したい
と希望する者。
【博士後期課程】
情報コミュニケーション研究科博士後期課程では、本研究科博士前期
課程の教育理念・目的に加え、
「先端研究」
「ネットワーク化」の2点を重点
○自分の問題意識との関係で、従来の学問体系を踏まえて、さらに学際性
を修得したいと考えている者。
課題とし、
「学際」研究を具体化するために、以下に示す方針に基づきカリ
キュラムを編成しています。
○すでに公務員として行政に携わっている者、NGO・NPO、民間企業等
○本研究科が目指す学際性は、社会科学・人文科学の融合を基盤とした
の各種団体に属する者をはじめとする社会人で、自己の職業上の体験
上で、自然科学との協働を構築し得る教育・研究環境によって保証され
から、問題の本質を見極めたい、あるいは少しでも実際に生かし役立て
ます。このため本研究科で設けられる講義科目群は、社会、人間、文化、
ることのできる解決法を探りたいと希望し、当研究科を修了した後にそ
自然の4つの専門領域研究を有機的に結合した情報コミュニケーショ
の成果を再び自己の職業に生かしたいと考えている者。
ン学学際研究科目を配置します。
以上の求める学生像に基づき、学内選考入学試験、一般入学試験、外国
○学際的な教育・研究成果を発信するために、大学以外の諸機関との提
人留学生入学試験、社会人特別入学試験、3年早期卒業予定者入学試験
携を通じて、開かれたアカデミズムを学際共同研究プロジェクトとして
を実施し、入学者選抜を行ないます。
設置します。
なお、修得しておくべき知識等の内容・水準は以下のとおり求めます。
○研究者として自立するために必要な基礎的なリテラシーやスキル、特定
○人文・社会分野や自然科学における研究活動に必要な基礎的な知識。
の研究分野で要求される技能の習得や資格の取得を支援するための
○学際的な分野に取り組める柔軟な思考力及び広い視野。
研究サポート・プログラムを設置します。
以上の教育プログラムを通して、大学院生に研究者として自立して研究
【博士後期課程】
活動を行ないうる資質・能力、また、高度に専門的な業務に従事するに必
情報コミュニケーション研究科博士後期課程は、既存の専門研究によっ
要な研究能力の開発を重視した教育を行ないます。
ては全体像が捉えきれなかった 21世紀の諸問題を、学際的・複数領域横
学位授与方針
断的に把握・定式化し、有効な学問的・政策的ポートフォリオを自ら案出
できる確固たる判断基準をもった研究者や実務家の育成を目指していま
す。このため、本研究科では主に次のような資質や意欲を持つ学生を積極
【博士前期課程】
的に受け入れます。
情報コミュニケーション研究科博士前期課程は、21世紀の諸問題を、
○ 21世紀の諸問題に関心を持ち、学際的・領域横断的に把握・定式化す
学際的・複数領域横断的に問題解決できる研究者や実務家を輩出するこ
る意欲があり、有効な学問的・政策的ポートフォリオを自ら案出できる
とを目指しています。この人材養成目的を踏まえ、本研究科の定める修了
技能を有すると認められる者。
要件を満たし、かつ、学業成績ならびに学位論文から、以下に示す資質や
○
「情報コミュニケーション」
という視座を理解し、複雑化した高度情報社
能力を備えたと認められる者に対し修士
(情報コミュニケーション学)の学
会への処方箋や問題意識を研究科の
「場」に持ち寄って、スタッフや他の
位を授与します。
学生とともに、パラダイムの転換や創出に果敢に挑戦しようとする気概
○既 存の専門研究によっては全体像が捉えきれなかった 21世紀の諸問
にあふれ、協調したコミュニケーションが実践できる者。
以上の求める学生像に基づき、一般入学試験、外国人留学生入学試験
を実施し、入学者選抜を行ないます。
なお、修得しておくべき知識等の内容・水準は以下のとおり求めます。
○博士前期課程の教育・研究を通して、博士後期課程での研究活動を行
題を、学際的・複数領域横断的に把握・定式化し、有効な学問的・政策
的ポートフォリオを自ら案出できる確固たる判断基準をもつことのでき
る資質や能力。
○高度に専門的な業務に従事するに必要な研究能力及びその基礎となる
学識。
なえる十分な研究能力及び応用的な知識。
○博士論文執筆に向けて必要となる理論的及び実証的な分析力。
教育課程編成・実施方針
【博士前期課程】
【博士後期課程】
情報コミュニケーション研究科博士後期課程は、21世紀の諸問題を、
学際的・複数領域横断的に問題解決できる研究者や実務家を輩出するこ
とを目指しています。この人材養成目的を踏まえ、本研究科の定める修了
要件を満たし、かつ、学業成績ならびに学位論文から、以下に示す資質や
情報コミュニケーション研究科博士前期課程の教育理念・目標である、
能力を備えたと認められる者に対し博士
(情報コミュニケーション学)の
新しい学際性・学域横断性に基づいた教育研究を実現するために、以下
学位を授与します。
に示す方針に基づきカリキュラムを編成しています。
○既 存の専門研究によっては全体像が捉えきれなかった 21世紀の諸問
○本研究科が目指す学際性は、社会科学・人文科学の融合を基盤とした
題を、学際的・複数領域横断的に把握・定式化し、有効な学問的・政策
上で、自然科学との協働を構築し得る教育・研究環境によって保証され
的ポートフォリオを自ら案出できる確固たる判断基準をもつことのでき
ます。このため本研究科で設けられる講義科目群は、社会、人間、文化、
る高度の資質や能力。
※ 2015 年 4 月 1 日時点のものです。今後変更や見直しを行う場合があります。
MEIJI UNIVERSITY GRADUATE SCHOOL * GUIDE BOOK 2016 │ 087
情 報 コ ミュニ ケ ー ショ ン 研 究 科
入学者受入方針
自然の4つの専門領域研究を有機的に結合したピラミッド構造をもっ
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