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税ボイラーのためのクレジット

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税ボイラーのためのクレジット
総合特区提案様式2(国際戦略総合特区(仮称)・地域活性化総合特区(仮称)共通)
別紙様式2
取組に必要な特例措置・支援措置
提案主体名
提案プロジェクト名
秋田県
森と生きる地域社会づくり総合特区
(a)取組に必要な規制の特例措置
※1
番号 求める措置の具体的内容
(250字以内)
1
公共建築物への木材利用
土木建設等への木材利用強化
事業の実施内容・提案理由※2(700字以内)
根拠法令等
この措置が必要となる取
制度の所管・関係
組・事業※3
官庁
公共建築物への木材利用強化については、公共建築物等木材利用推進法の制定等国においても進められてい
ることからその動向により判断されるが、(C)4参照のこと。公共土木事業に木材が利用される割合は低く、利用
促進を図るための一例として、木製ガードレールの普及を進める。木製ガードレールの製品化には衝突試験等の
道路法、道路構造令、 国土交通省、警察
実施など、高額な開発経費を要することから、開発を断念せざるを得ない状況にある。これを静的試験などの実
防護策設置要綱
庁、
施により施工できるよう緩和し、土木工事等への木材利用を推進していくとともに、歩道を車道を仕切る防護柵や
横断防護柵等にも木材を使用し、低炭素社会の構築と景観に配慮した街づくりをめざす。また、木材が経年劣化
した場合は燃料使用にあて、新たな木材と交換させていく循環型の社会の形成を進めていく。
その他(特記事項)※4
(3)、(8)、(10)
(b)取組に必要な税制上の支援措置
※1
番号 求める措置の具体的内容
(250字以内)
1
2
事業の実施内容・提案理由※2(700字以内)
税目
地方税
県産材を使用した環境貢献住宅の 二酸化炭素の固定に寄与する木材を使用した建築物の建設に際し、不動産取得税の控除に伴う地方税の補填が必要である。
建築支援
県産材を使用した住宅を建てた場合に、固定資産税の軽減に伴う地方税の補填が必要である。
固定資産税
環境省が管理するJ-VER制度を活用した森林整備をすすめるため、県でも制度の普及や情報発信の基盤作りを行っている。間伐事業を
J-VER購入企業への法人税減税 行った森林についてJ-VER(クレジット)の取得・管理を行い、販売による収入も見込める。このクレジットを購入する企業については法人 法人税
税の減税を行い、環境に貢献した企業の育成を図る。
この措置が必要となる取
組・事業※3
その他(特記事項)※4
(4)
(4)
(2)、(11)
(c)取組に必要な財政上の支援措置
※1
番号 求める措置の具体的内容
(250字以内)
1
2
3
林地残材のエネルギー利用支援
事業の実施内容・提案理由※2(700字以内)
この措置が必要となる取
組・事業※3
その他(特記事項)※4
林地残材の有効利用方法として東北電力への供給を目指す。これまでの石炭のみの発電から木材チップを混焼させることで二酸化炭素の削減効果が期待で
(1)、(2)、(7)、(11)
3
きる。年間6万m の混焼により、3万トンの二酸化炭素の削減を見込め、使用施設等の整備のための支援を求める。
林地残材は、施業の集約化や路網の整備、高性能林業機械の導入等により生産コストを低減させることは可能であるものの、これらの整備には時間を要する
ため、当面は木質バイオマス利用に林地残材の活用を図るための収集・搬出に対して支援を行い、有効利用を図りたい。また、森林所有者は原木価格の低迷
(2)、(7)、(11)
等により林業経営意欲の低下が見られるため、素材生産コストの低減を図る取り組みを行った上で、林地残材を搬出・使用した場合に、その使用量に応じてク
レジット制度等を活用し、販売と生産の差額の補填や、森林所有者への環境貢献を考慮した収益を還元するシステムなどを構築するための支援を求める。
需要拡大のための加工・利用施設 林地残材の使用方法については主に燃料用で、チップ加工して利用する。加工施設整備に対する助成等をいただきたい。そして、林地残材を有効利用させるた
(1)、(2)、(5)
めのシステムの構築に支援を求める。
の整備支援
林地残材の集材及び搬出支援
公共建築物の木造化率100%を目指す。低炭素社会の実現に向け、木材を公共建築物に使用することで、長期の二酸化炭素固定が可能となり、市街地にも”
第二の森林”を構築できる。安定した木造建築物の需要を確保することで森林資源を有効に活用でき、地域の重要産業である林業及び木材関連産業の活性化
(3)、(8)、(10)
も期待される。公共建築物の木造化を積極的にすすめる市町村等に対しては補助の強化を図る。木造化の例としてはアーケードや商店街などでは外壁や内装
へ木材を使用することにより、木材の街・商店街の木質化を図り、常に視界に木材入るような”なごみ”のある街づくりをすすめるための支援を求める。
4
公共建築物の木造化支援
5
ペレットボイラーやストーブへの利用により、事業所や家庭内から排出される二酸化炭素の削減が期待できるが、それらの燃焼機器は灯油ストーブに比べ高
額であり、県内のペレット価格を熱量当りで比較すると、灯油よりも高いことから普及が進んでいない。しかし、ペレットの使用は低炭素社会の実現のために有
二酸化炭素の削減に向けたペレット 効なので、公共施設へのペレットボイラー・ペレットストーブの導入に対する財政面の支援を求める。
(2)、(5)、(7)、(11)、(13)
また、民生部門における二酸化炭素削減策として、県産ペレットの使用を推奨し、灯油よりも高いペレットが利用し易くなるよう、使用量に対するペレットの購入
利用促進
助成を行うので、その財政支援を求めたい。
ペレット燃焼機器(ボイラー、ストーブ)の増加に伴い、ペレットが必要となるため、その製造拠点整備にかかる財政支援を求めたい。
(d)取組に必要な金融上の支援措置
※1
番号 求める措置の具体的内容
(250字以内)
1
住宅建設助成
事業の実施内容・提案理由※2(700字以内)
この措置が必要となる取
組・事業※3
本県では、県産材を使用した住宅建築に際し融資を受ける場合に利子助成(80万円)を行っており、このような国産材利用のための助成や低金利融資等の支
(4)、(14)、(15)
援策が必要。
その他(特記事項)※4
総合特区提案様式2(国際戦略総合特区(仮称)・地域活性化総合特区(仮称)共通)
別紙様式2
取組に必要な特例措置・支援措置
提案主体名
提案プロジェクト名
秋田県
森と生きる地域社会づくり総合特区
(e)取組に必要なその他の支援措置
※1
番号 求める措置の具体的内容
(250字以内)
1
事業の実施内容・提案理由※2(700字以内)
この措置が必要となる取
組・事業※3
集約施業プランナー等の育成支援 木材の需要拡大に対応した集約化施業を行い合理的な素材生産を進めるための森林施業プランナーの育成や、雇用創出の場の拡大に寄与する建設等異業
(6)
種等からの参入を図るため研修等の実施を求める。
業務転換のための研修支援
本県では、集約化施業を進め高密路網を整備するための高能率生産団地を設定しており、これらの生産団地を活用した路網整備に対する支援を求める。
森林路網整備等
(12)
新エコポイントの創出。県産材を使用することで二酸化炭素が固定され、事業所や住宅等の木造化を進めたい人へ二酸化炭素貢献ポイントを還元する。新築
木材の使用に応じた使用者への二
やリフォームの際に利用された県産材に応じた地域マネーを使用者に交付し、地域マネーの利用は主として地域商店を対象とすることで、地域経済の活性にも (4)、(5)
3
酸化炭素貢献ポイントの還元
つながるため、これらの制度創設のための支援を求める。
※1 「求める措置の具体的内容」は、250字以内で簡潔に記入下さい。また、支援対象者(実施主体)、支援対象とする事業を明記して下さい。
※2 「事業の実施内容・提案理由」は、700字以内で記載下さい。それを超える場合は、別様に記載のうえ添付し、「その他(特記事項)」欄に『別紙 事業内容書あり』等と記載して下さい。また、本欄には700字以内で全体概要を記載して下さい。
また、取組、事業ごとの個別の措置の必要性や、措置した場合の具体的効果について、提出後のヒアリング等でお聞きすることとなりますので、提出に際しては併せて検討願います。
※3 「関連する取組・事業」には様式1-1または1-2の「必要な取組・事業」に掲げた取組・事業のうち、本措置が関連する取組・事業の「番号」及び「取組・事業の名称」を記入下さい。
※4 当該措置について参考資料を添付する場合、「その他(特記事項)」欄に記入下さい。
※5 「税制上の支援措置」に関し、「特例措置の適用される区域」「適用見込件数」「1件あたりの概算減税額」等の詳細について、提出後のヒアリング等でお聞きすることとなりますので、提出に際しては併せて検討願います。
※6 「財政上の支援措置」に関し、「実施見込件数」「概算事業費」「既存の類似予算制度及びそれを活用しない(できない)理由」について、提出後のヒアリング等でお聞きすることとなりますので、提出に際しては併せて検討願います。
※7 「金融上の支援措置」に関し、「概算金融支援額」「既存の類似予算制度及びそれを活用しない(できない)理由」について、提出後のヒアリング等でお聞きすることとなりますので、提出に際しては併せて検討願います。
2
その他(特記事項)※4
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