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年6月発行 - 稲美町ホームページ

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年6月発行 - 稲美町ホームページ
いなみ環境会議ニュースレター
第3号 2013.6月発行
(稲美町環境基本計画推進委員会)
いなみ環境会議は、第2次稲美町環境基本計画(2012年3月策定)に基づき、稲美町生活環
境課と連携しながら住民の参画と協働のもとにそれぞれのプロジェクトを推進しています。
2013稲美ふれあいまつり「環境展」出展
5月3日、稲美中央公園周辺において「2013
稲美ふれあいまつり」が開催され、いなみ環境
会議では万葉の店横に「環境展」を出展しまし
た。
今年で6年目の出展、毎年少しずつ内容を変えな
がら来場された皆さんに環境意識を高めてもら
うための啓発活動を行っています。
今年は新たに稲美町内で見られる動植物調査を
行い、住民の皆さんから様々な目撃情報をいた
だきました。
また身の回りのエネルギーに関するエコクイズ、リサイク
ルに出されたペットボトルの数当てクイズ、夏の節電に効
果的な「緑のカーテン」の啓発に向けたゴーヤー苗の配
布、生ごみの堆肥化に有効なEMぼかし作り講習など盛り
沢山の内容でした。
またエコクイズ解答者には加
古郡リサイクルプラザの「加
古ちゃん堆肥」がプレゼント
されました。
来年も楽しみながら環境に関
心を持っていただけるような
環境展を目指します。
会場内のイベントごみ分別啓発に取り組んで3年目。
来年も「環境展」として出展すると同時に「イベント
ごみ分別啓発」にも取り組んでいきます。(田中玲)
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いなみ環境会議ニュースレター
住みやすい生活環境の実現プロジェクト
緑化活動
夏の直射日光をやわらげることにより室内の温度上昇が抑えられ、地球温
暖化防止に役立つ天然の日よけ「緑のカーテン」をつくってみませんか?
今年度は町内で「緑のカーテン」を設置している家庭・団体等を対象にコ
ンテストを実施します。
審査は①住宅部門(個人)②団体部門(学校、幼稚園、保育園、事業所、
自治会等)2つの部門で行われます。
応募用紙に必要事項を記入し、写真を添えて生活環境課まで郵送、または
持参してください。すぐれた取り組みについては表彰状及び副賞(稲美町
商品券)を差し上げます。
問合せ・申込みは稲美町役場環境課まで。たくさんの応募をお待ちしてい
ます。(横山)
生物多様性保全プロジェクト
生物調査
5月3日、稲美ふれあいまつり環境展来場の皆さんに稲美町生き物調査「見かけたよマップ」作成にご協
力いただきました。
目撃情報(単位:件)
驚いたのは キツネの目撃情報が多いことです。「う
キツネ
19
ヌートリア
14
ちのウコッケイを狙って毎日来るよ」こんな方もいま
たぬき
5
アライグマ
5
した。農村部はもちろん、住宅街でも「見たよ!」 きじ
19
ジャンボタニシ
12
と、キツネ情報続出でした。
石亀
1
うしがえる
6
キジも沢山いました。たぬきの情報は思っていたより カワセミ
5
ハクビシン
1
少なく5件でした。
コウノトリ
2
外来種では、アライグマ情報が4ヶ所。ついに稲美町 ホタル
1
にもアライグマがやって来ました。「裏の畑でよく見
るよ」「うちの畑で野菜食べてる」など。私の家から500mのところにアライグ
マが出没していると聞きビックリ!ハクビシンの情報も出てきました。
一番気になっていたジャンボタニシは、知っている人も多いのですが、「こんなん
おるの?」「このピンクって卵やったんや!」「どこにいますか?」と、知らない
人の多いこと。
希少種「カワセミ」
苗を食べてしまうことや繁殖力がすごいこと、駆除の説明も熱心に聞い
て下さる人も多かったです。豊岡から飛来したコウノトリを見たよ、と
言う人が2組。カワセミも曇川にいるよ、と多くの人から目撃情報が寄
せられました。
ふれあい祭り環境展での生物調査
日本古来の石亀情報は1件でしたが、ヌートリアはすっかり池の住人に
なってしまったようです。「キツネの子どもが2匹生まれているよ。で
もそっとしといてね」と教えていただきました。後日「巣立ったようで
す」と新たな情報も届きました。
これからも[見かけたよ情報]お待ちしています。(横山)
いなみ環境会議ニュースレター
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いなみで自然を探そう!見つめ直そう!
6月16日(日)10時~2時間半、第1回の生きもの探しセミナーを
実施しました。
幸い晴天に恵まれ、講師の先生、参加者、保護者、環境会議スタッフ
総勢30数名がいなみのふるさと草谷の地に集い、講師三木先生の説
明を聞きながら、子供たちは母里の里山で虫探しを楽しみました。え
さを探しにやってきて、果樹園の柵網に引っかかり動けなくなったカ
ブトムシやモグラの死体に集まる虫、栗の花に集まった大量のコガネ
ムシなどに子供たちの目は輝いていました。
セミナー終了後、スタッフと強力アウトドアーマンK氏提供の掘り立
てジャガバター、新たまねぎのかきあげ、そしてなんと!食用に加工され
たウサギ肉の焼肉などすごいサプライズに参加者や保護者も大喜び。
生きものを探すということは、そのまわりの環境や自然を知ると言う事を
感じ取っていただけたでしょうか? (田中典)
第2回開催予定
「のぞいてみよう!さがして見よう!川の生きもの!」
日時・場所:8月4日(日)10時~12時30分 草谷川周辺
※天候、環境状態により日時、場所、内容に変更がある場合もあります。
詳しくは役場生活環境課まで
ため池巡りウォーキング
6月22日(土)、天満南校区健康支援員主催の「健幸づくりウォーキ
ング」に参加した。
校庭でラジオ体操で身体をほぐし、軽やかに歩を進める。陽はギラギラ
照りつけることなく、そよ風で歩きやすかった。天満南小学校の南にあ
る「梶ヶ池」は、周りがコンクリートで固められている池が多くなるな
かで草地が残されている。生物が棲みやすく、人も癒される。小学校区
ごとにため池や水路をめぐるウォーキングを、地元と仲良く、自然にな
じみ、健康にもよいウォーキングをしようと思っている。このウォーキ
ング、次回の開催予定は12月。(大仁)
食の“池”産地消・エネルギーの地産地消プロジェクト
こだわり農業見学会開催
6月12日(水)、午後1時30分より 繁田麹味噌醸造所代表の繁田
喜彦さん(55)を講師に迎え、毎年栽培している圃場で田植えの見
学会を開催しました。
田んぼを耕さずお米を作る、いわゆる環境にやさしい稲作りです。
燃料を使うのは脱穀ぐらい、化学肥料や農薬・除草剤は一切使用し
ない農法です。
今回は田植えの時期であり、田一面に生い茂る雑草を木製の道具で
水の中になぎ倒し、一本一本、古代米である神丹穂、イセヒカリの
苗を植え付ける様子を見学しました。
ほとんどが手作業であり、簡単に誰でもできる作業に見えて、その
奥深さには驚嘆するものです。収穫期にもう一度見学会を行いたいものです。(藤田)
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いなみ環境会議ニュースレター
いなみ環境会議トピックス
◆第11回稲美町温暖化防止セミナーに参加
1月23日、いなみエコチャレンジ(兵庫県地球温暖化防止活動推進員稲美支
部)による温暖化防止セミナーに参加しました。
今回のテーマは「家電リサイクルの現場を見に行こう!」。加東市のパナソ
ニックエコテクノロジーセンターでは家電、富士通周辺機器リサイクルセン
ターではIT機器の各部品がリサイクルされやすいよう分別、取り出される工程
を見学しました。貴重な資源を有効に再利用するリサイクルシステム、その重
要性を再認識しました。
◆天満大池クリーン作戦に参加
1月27日、天満大池で開催されたクリーン作戦に参加しました。
まず、天満大池ため池協議会代表西澤一弘氏の挨拶の後、木下一成氏に
よる「ぬばたま貝(ドブ貝)の生態について」の解説を聞きました。そ
の後、天満大池の水を農業用水として利用する周辺地域の自治会、天満
大池土地改良区、アサザを育む会の会員とともにごみ袋を手にしながら
天満大池周辺のクリーン作戦を行いました。今後も地域の方々と連携し
た活動を続けていきます。
◆下野谷まちづくり協議会見学体験
町内の下野谷地区ではまちづくりの一環として様々な活動を展開しています。その中で地産地消の取り組み
について見学・体験してきました。
<2月17日 黒豆味噌作り>
大豆も麹も地元産、「安全・安心」「地産地消」の味噌作りに参加し
ました。豆は味噌すり機でつぶしますが、その他の作業はすべて手作
業。ご近所の皆さんが集まり、和気あいあいの中一日がかりで150kg
余りの味噌ができました。味噌玉を持ち帰り、各自で容器に詰めて熟
成を待ちます。美味しい味噌が出来上がるのが楽しみです。
<6月8日 田植え体験>
今年で4年目になるという地域の子ども達が参加しての田植えイベント。
まずは植え方のお手本を示してもらい、張った糸にそって丁寧に植えていきま
す。田植えは初めてという子から毎年参加の子、親子で汗を流しながら1時間
ほどで終了。田んぼの泥の中には今では少なくなったトノサマガエルやげんご
ろうなども見られました。苗を自分で植えて秋には収穫して味わう食育の意味
からも、まさに田んぼは生きた環境学習の場でもあると実感しました。
◆万葉の池でアサザが咲いています
いなみ環境会議ではH19~20年にかけて「万葉の森」内の池において「万葉の
池浄化実験」を集中的に行いました。微生物(EM菌)を使って池の水質を浄化
しようという試みでした。その後、希少水生植物のアサザが浄化に役立てばと、
稲美町郷土資料館の職員さんが苗を数ヵ所に定植したところ、年々根を広げ、今
年は池を縦断するように葉を広げました。アサザは6月~9月にかけて黄色い可
憐な花をつけます。その姿は池の面に浮かんだ天の川の星の様です。
発行/平成25年6月
いなみ環境会議(稲美町環境基本計画推進委員会)・稲美町生活環境課
電話 079-492-9140 Fax 079-492-7792
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