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帝国石油株式会社 天然ガスパイプライン (甲府ライン) 建設工事に伴う
山梨県北巨摩郡須玉町 五反田 (堰 下西)遺 跡 ニ ツ木遺跡 (第 1次 。2次 。3次 ) 大 免 遺 跡 一― 帝国石油株式会社 天然ガスパイプライン (甲 府ライン)建 設工事 に伴 う 埋蔵文化財発掘調査報告書 ・ 町 教 育 委 定 非 営 利 活 動 化 資 源 活 用 ︿ 本人 会 玉 員 法 協 須 特 文 2002 山梨県北 巨摩郡須 玉 町 五 反田 (堰 下西)遺 跡 迫 退 ニ ツ木遺跡 (第 1次・ 2次・ 3次 ) 大 ―――帝国石油株式会社 天然ガスパイプライン (甲 府ライ ン)建 設工事 に伴 う 埋蔵文化財発掘調査報告書 2002 須 玉 町 教 育 委 員 会 特 定 非 営 利 活 動 法 人 文 化 資 源 活 用 協 会 ― 序 ン (甲 府 ライン)建 設 ェ事 に伴い、発掘 本報告書 は、天然 ガスパイプライ ー 調査の成果をま とめたものである。本遺跡 の所在す る須玉町は、豊かな気候、 調査されてきま 風土に恵まれ、 これまでも各地で人々の永 い歴史 の跡が発掘 。 した。本調査によつてまた新たに縄 文時代や平安時代 から中世 。 近世 にわたる 貴重な資料を得 る ことができましたも最後にな りましたが調査 にあたってご指 導御協力を賜 りました関係者並 びに調査 .整 理に従事 された方々に厚 くお礼申 し上げます。 平成 14年 11月 須玉町教育委員会 教育長 藤巻宣夫 例 言 1. 本書 は、帝国石油株式会社天然 ガスパ イ プライ ン建設 工事 に伴 う五反 田 (堰 下西 ) 遺跡、ニツ木 (第 1次・2次・3次 )遺 跡、大免遺跡 の文化財発掘調査報告書 であ る。 2. 遺跡 は、山梨県北 巨摩郡須 玉町五反 田 (堰 下西 )遺 跡 (須 玉町若神子大豆生 田 11021番 地 ほか ニ ツ木遺跡 (須 玉 町大 豆生 田 793-1番 地 ほか 玉町大豆生 田 8501番 地 ほか)に 所在 す る。 )、 3. )、 大免遺跡 (須 試掘 は、須玉 町教育委 員会 が行 い 、本調 査 .遺 物整理 ,報 告書 は、帝 国石油株 式 会社 の委託 によ り須玉 町教育委員会 が調査 主体 とな り、 その指導の も と特定非営 利活動法人文化資源活用協会 が行 った。 4 5. 6 7, 本書 の執筆、編集 は山路恭之助、深沢裕三が行 い、D「P編 集 は、浅川佐知子 が行 った。 本調査 の 出土 品 諸記録 は須 玉町教育委員会 が保管 してい る。 発掘調査組織 調査 主体 須玉町教育委員会 教育長 藤巻宣夫 調査担 当 須玉町教育委員会 山路恭之助 調査委員 深沢裕 三 遺物 の復元、接合、注記、拓影 は、岡本美恵子、市川道夫、市川博子、が行い実測 . トレース及び図面作成 は 岡本美恵子、小尾裕美子、浅川佐知子、三井ち ぐさが行 っ た。 8。 発掘調査参加者 浅川英光、伏見徳芳、角井保 之助、深沢照 明、深沢直江、小沢久恵、八巻 まさ子 、 石川 モ ト子、宮崎夏子、宮沢今朝子、花 輪照子 、土屋節子 凡 1. 例 本書 で用 いた 地 図 は、 国土交通省 国土地 理 院 の 数値 200,000(甲 府 1/200,000 9年 7月 発行 )及 び、数値地 図 25,000(若 神子 1/25,000平 成 9年 10月 1日 発行 )で ある。 平成 2, 実 測 図 の土 器 陶器 断面 が黒塗 りは須恵 器 、 それ以外 の 白抜 きは土器 .土 師器 な どである。 3. 土層説明 における土色表示 は農林水産省水産技術会議事務局監修『新版 色 帖』 (1991年 度版 )を 使用 した。 4. 遺構及 び遺物 の挿 図中 の縮尺 は下記 の とお りであ る。 遺構全体 図 1/80 1/1,000 磁器 .陶 器 1/21/1 遺物実測 図 土器 その他 1/2 1/2 石器 1/21/4 標準 土 目 次 序 例言 目次 第 1章 2章 第 3章 第 4章 第 調査 に至 る経 緯 と経過 …………………… ………………… …… ………… …… ………… …1 五反 田 (堰 下西 )遺 跡 の遺構 と遺 物 Ⅲ ……………………………… …………………3 ニ ツ木 (第 1次 。2次 。3次 )遺 跡 の遺 構 と遺 物 .… ……………… …………… 4 大免遺跡 の遺構 と遺物 ………… ………………… …… ………………………………… 5 .… 挿図 目次 第 1図 遺跡位置 図 .… ……………………………………………………………………… … ……… 1 2図 遺跡 と文化財 ……………………………………………………………………………………… 2 第 3図 五反 田遺跡全体 図 1.… ……………… ……… ……… …… …………………………………7.8 第 4図 五 反 田遺跡全体 図 2.… ………… …………… ……… ……… …………………………… 10 第 5図 ニ ツ木遺跡 第 1次 全体 図 1.… … …………… ……………… ……… ……………… … H・ 12 第 6図 ニ ツ木遺跡第 1次 全体 図 2.… …… ………………… …… ……………………… … … 13.14 第 7図 ニ ツ木遺跡第 2次 全体 図 .… ……… ……………… ……………………… 13,14 ………… 第 8図 ニ ツ木遺跡第 3次 全体 図 .… …………… ……………… ………………………… … 13.14 第 9図 大免遺跡全体 図 1.… … …………… …………………………… …… ………………… 15.16 第 .… 9・ 第 10図 大免遺跡全体 図 2.… ………… ………………………… …………………………… 17.18 第 H図 大免遺跡特殊遺構 第 12図 五 反 田 (堰 下西 )遺 跡 1号 住 出土遺物 .… ……………………………………… 20 第 13図 五 反 田 (堰 下西 )遺 跡 .… …… …………… ……………………… ……… ………………………19 第 14図 2号 住 出土遺物 …………………………………………… 20 五 反 田 (堰 下西 )遺 跡 3号 住 出土遺物 .… ………… ………………………… …… 21 第 15図 五反 田 (堰 下西 )遺 跡遺構外 出土遺物 …… 21 ……………………… ………………・ 第 16図 第 17図 五 反 田 (堰 下西 )遺 跡遺構外 出土遺物 ……………………………… …… ………22 五 反 田 (堰 下西 )遺 跡遺構外 出土遺物 ¨ ………………………………………23 第 18図 五 反 田 (堰 下西 )遺 跡遺構外 出土遺物 .… ……………… ¨ …………………… … 24 第 19図 五 反 田 (堰 下西 )遺 跡遺構外 出土遺物 .… ……………… ……………………… 25 第 20図 ニ ツ木遺跡第 1次 出土遺物 ………… ……………… ………… …… ……… ………… … … 26 ニ ツ木遺跡第 2次 トレンチ 1出 土遺 物 .… ………………………………………27 第 21図 第 22図 第 23図 第 24図 第 25図 第 26図 第 27図 .… .“ 2次 トレンチ 2出 土遺物 .… ………………………………………… 27 ニ ツ木遺跡第 2次 トレンチ 3出 土遺 物 ………… ……… ……… …………………27 ニ ツ木遺跡第 2次 トレンチ 4出 土遺物 .… ………… …………………………… 27 ニ ツ木遺跡 第 2次 立坑 1出 土遺 物 .… ……………… ……………………… …… … 28 ニ ツ木遺 跡第 2次 立坑 2出 土遺 物 .… …………… ………… …… ……… ………… … 28 ニ ツ木遺跡第 3次 トレンチ 1出 土遺 物 .… ………… ………… ……… …………… 29 ニ ツ木遺跡第 .… 3次 トレンチ 2出 土遺物 .… ……………………………………… 29 第 29図 ニ ツ木遺跡第 3次 トレンチ 3出 土遺物 .… … …………………………………… 30 第 28図 ニ ツ木遺跡第 第 30図 大免遺跡 出土遺物 .… …… ……………………… …………… …31 …………… ……………… 第 31図 大免遺跡 出土遺物 .… …………………………………i… ……………………………32 第 32図 Ⅲ 33 大免遺跡 出土遺物 .… … ………………………………………………………………… 第 33図 大免遺跡特殊遺構 出土遺物 .… ……… ……… …………… ………… …………… 34 ……… 表 目次 11 表 12 表 2 表 3 表 4 表 5 表 五 反 田 (堰 下西 )遺 跡 出土遺物観察表 .… ………………… ……… ……… ……… … … 35 五 反 田 (堰 下西 )遺 跡 出土遺物観察表 .… …………………………………………36 ニ ツ木遺跡第 1次 出土遺物観察表 …………………………………………………36 .… 2次 出土遺物観察表 .… ………………………………………………37 ニ ツ木遺跡第 3次 出土遺物観察表 .… ……… ………… …………… …37 ………………… 大免遺跡 出土遺物観察表 Ⅲ ……………… ……… … 38 …………… ……………… …………… ニ ツ木遺跡第 図版 目次 図版 1.… …… 五反 田 (堰 下西 )遺 跡 1号 。2号 住居址 ・ 発掘調査風景 図版 2.… ……ニ ツ木遺跡第 1次 発掘風景 大免遺跡 発掘風景 図版 3.… ……五 反 田 (堰 下西 )遺 跡 1号・ 2号 住 出土遺物 図版 4… …… 五 反 田 (堰 下西 )遺 跡 3号 住 。遺構外 出土遺物 図版 5,… ……五 反 田 (堰 下西 )遺 跡遺構外 出土遺物 図版 6.… ……五反 田 (堰 下西 )遺 跡遺構外 出土遺物 図版 7… …… 五 反 田 (堰 下西 )遺 跡遺構外 出土遺物 図版 8.… ……五 反 田 (堰 下西 )遺 跡遺構外 出土遺物 図版 9.… ……ニ ツ木遺 跡第 1次 出土遺物 4出 土遺物 図版 11.… … …ニ ツ木遺跡第 2次 立坑 1・ 2出 土遺物 ニ ツ木遺跡第 3次 トレンチ 1・ 2出 土遺物 図版 12… …… ニ ツ木遺 跡第 2ト レンチ 1∼ 図版 10,… …… 図版 13_… …ニ ツ木遺跡第 3次 トレンチ 3次 出土遺物 図版 14.… … …大免遺跡 出土遺物 図版 15.… …… 大免遺跡 出土遺物 大免遺跡特殊遺構 第 1章 調査 に至 る経緯 と経過 帝 国石油株式会社 では、須玉 町 内 を走 る中央 自動車道 の 側道 に天然 ガス パ イ プライ ン建設 を決定 され たが、 当該地 が平成 3年 度実施 した町 内遺跡分布調査 による衆知 の埋 蔵文化財包蔵地 である ところか ら、 須玉町教育委員会 は、五反 田 (堰 下西 )遺 跡 ほか計 3箇 所 にお け る本調 査 の必 要性 を指摘 し、 帝 国石油 と須玉町教育委員会 との間で「五反 田 (堰 下西 )遺 跡等埋蔵文化財 に 関す る協定書」 を交 わ し、本調査 に移行 した。 パ イ プ埋設溝 幅 12mに 重機 によって、 コン ク リー ト .ス テ コンの順 に開削 し、須玉町教育 委 員会調査員 の立 会 いの上 、砂利や埋 め土 を除去 した後、遺物包含層 を確認 した上 で、人力 に よる掘 削 とい う手順 で調査 を進めた。 五反 田 (堰 下西 )遺 跡 は、 国道 141号 線清里 ライ ン脇 か ら東 へ 、須玉川右岸 に至 る 300mま で とし、 須玉川右岸 か ら町道百観音覚林寺線 までの 200mを ニ ッ木遺跡第 1次 、 同町道 か ら東 へ 諏訪神社 を挟 ん 100mを ニ ッ木遺跡第 2次 とし、ニ ッ木遺跡第 2次 東端 の地 点か ら町道多屋 .覚 林寺線が通 るカルバー トまで の 120mを 第 3次 として調査 した。大免遺跡 は、町道多屋 の 覚林寺線 のカル バー ト端 か ら東 へ 、 中央 自動車道下 り乗車 ロヘ 通ず るカル バー トまで の 直線約 200mと 大 き く湾 曲 して次 のカル バー トまで の 約 170m間 (計 370m)で 調 査 が行 われ た。発 掘調 査 は 、平成 12年 12月 13日 に始 ま り、平成 13 で 年 3月 30日 まで実施 した。調 査 の結果 は 、住居址 3と 焼土 を伴 う特殊集石遺構 のほか地 境 の 石列や水 路 の石列、集石等 がある。 て も イ ず 〔 瑕 芦駐 通分 眸 た I― 魂 :と 上≡ ・︲ / A . ・ ︲一“ 叫 体 i総 3:;rく !く 十 1■ 赤 弟 ,二 ti年 ・ 樫山 ヨ E WT 1 / 白 鏡1磐† /1_/ rl 宕靖 据′ 熱鸞 村 ブ -1- 3 / 式 i Ⅲ r tttx イ 瀑 ア フ iミ 、 │、 ' と 恭 ヂ 宜 頑鐸 i餞 凛荘 ¨ 爛 第 2図 遺跡 と文化財 (1/25,000) 1五 反田 (堰 下西)遺 跡、ニ ツ木遺跡、大免遺跡 2中 尾城 6塚 田遺跡 7滝 下遺跡 8腰 巻 腰巻北遺跡 12飯 米遺跡 13蟹 坂遺跡 14宮 田 笠張遺跡 3若 神子南城 4若 神子古城 5若 神子北城 9大 小久保遺跡 10多 屋前遺跡 H大 豆生 田遺跡 15大 本 田遺跡 16下 平遺跡 17五 反田遺跡 18御 崎前遺跡 9し 立 早 第 2 1号 住居址 4図 (第 五反田 (堰 下西 )遺 跡 の遺構 と遺物 図版 1) 須玉川右 岸 に近 い カル バー トか ら 2m隔 て た地 点 か ら川寄 リヘ 41mの 範 囲 に踏 み 固 め られ た床面 と 2ケ の ピ ッ トを伴 う遺構 を検 出 した。 出土遺物 (第 12図 図版 3) 縄文土器 の深鉢 (1)、 甲斐型郭片、在地系邪 の 破片 、須恵器、灰釉 陶器片等 であ る。住居址 北西壁 際 に 2ケ の ピ ッ トが検 出された。 プランは円形 でそれ ぞれ 25 cmが 測 られ深 さは 20 cmと 25 cmで あ る。 2号 住居址 (第 4図 図版 1) 2m隔 て て、 2号 住居址 が検 出され た。 1号 住居址 よ りや や狭 く 2.8m × 2.lmの 円形 の 範 囲で、床面 は 固 くしまって い る。壁 際 に 40 clnの 円形 で 深 さ 10mの ピ ッ トが検 出さ 1号 住居 址 に伴 う ピ ッ トか ら約 れ た。 出土遺物 (第 13図 図版 3) 床直か ら胎土緻密 で茶褐色 の深鉢胴部片 (無 文 )の ほか、注 口土器 タン状貼付文 (3)、 (1)、 同 じ床直か ら棒状突遷 を貼付 した箱 清水式 の壺 口縁部 凸部 を施 した (2)、 三つ ボ (4)が 出土 してい る。褐色 土 の三 層 (中 位層 )か ら土師器片、灰釉陶器片 も出土 してい る。 3号 住居址 (第 4図 ) 2号 住居址か ら 20m北 西 の位置か ら検 出 され た遺構 で、縄文 時代 中期末 か ら後期 の遺構 と考 える。 出土遺物 (第 14図 明褐色上 の 第 図版 4) 5層 を 40 cm落 ち込 ん だ黒 褐色 土 内か ら櫛 歯状 工 具 による細 い 沈線文 の 深 鉢 片 と砂粒 子 の 多 い 円形刺 突文 と沈線文 による 区画文 の 深 鉢片 (35)、 爪形文深鉢片 と粗 製土器片 が 出土 してい る。 尚、 3号 住 か ら 2m隔 てて ピ ッ トを 頭 の深鉢 口縁片 (1)、 太 い 沈線 文 の 深鉢片 (2) 2検 出 した。 ピ ッ ト内か らも後期初 (467)が 出土 してい る。 その他 の遺構 (第 4図 ) 1号 住居址か ら須玉川寄 りに 3ケ 所 の地 境 の 石列 が認 め られ、 3号 住居址 か ら下宿 へ 通 ず るカル バー ト までの間に地境 と考 え られ る石列 が 7ケ 所認 め られ た。 住居外の 出土遺物 (第 15∼ 19図 図版 4∼ 8) 縄 文 時 代 中期 後 半 の 會 利 式 深 鉢 片 (9,10.11.20)、 加曾利 E式 深鉢片 (37)、 後 期 初 頭 の 堀 ノ 内式 深 鉢 片 (521)、 加 曾 利 (22)、 小型 カ メ片 (17)、 鉢 の 口縁片 (2728)、 その他深鉢片 どがあ る。石器 では凹石 (3.4)、 浅鉢片 (18)、 B式 深 鉢 片 勝坂式深鉢 (19)、 把手付深 (126∼ 812∼ 16.23∼ 26.29,31∼ 34,36)、 注 口土器 (35)な 丸石 (38)な どがあ る。弥生式土器 では、壼 口唇 に刻 目文 を施 した (39)、 櫛 歯状沈線文 の (40)、 が 出土 してい る。平 安 時代 に比定 され る土 師質土器片 (42.43)、 須 恵器 (41)、 中世 か ら近世 へ かけて染付陶器 (4445)が 出土 した。 Oυ 第 第 1次 (第 5・ 6図 3章 ニ ツ木遺跡 の遺構 と遺物 図版 2) 鹿 島建設株式会社 に よる コ ンク リー ト剥離作業 に合 せ て、須玉 川左岸 か ら約 20m離 れた地点 か ら町道 で 下宿 へ 通 ず るカル バー トまで と、 カル バー ト脇 か ら中央道 に平 行 して 、百観 へ ぬけ るカル バー トまで の 200m(実 質 190m余 )を 調査 した結果 、地境 の石積み 4ケ 所 と地 境 の石列 2ケ 所、堰 (水 路)の 石列 2ケ 所 が検 出された。 出土遺物 (第 20図 図版 9) 縄文時代 の 精製土器 弥生 時代 の条痕文 のあ る土器 片 (1)、 (2)、 古墳時代後期 (鬼 高 )に 比定 され る 遺物 (3.45)、 平安 時代 の 甲斐型土器片、在地系土 師器 が 少量 、灯 明 皿 (6,7)を 含 め黒釉施釉陶器 染付 け陶磁器 (H.1213)、 古銭 の政和通宝 (8)、 硯 第 (9)、 (10)が 出土 した。 2玖 (第 7図 ) 第 1次 調査 区か ら東 に トレンチを 3本 、西側 に トレンチ 1本 を設定 して調査 した。 諏訪神社 の境 内下 を パ イ プを通 す ため 東 、西 に立 坑 を lヶ 所 ず つ 設定 して 、 同時 に調査 した。須玉商 業高校北側 へ 通 ず る 27mが トレンチ 次 い で 13.4mが トレンチ 2、 立坑 まで約 20mが ト レンチ 3と した。立 坑 は 4m× 4mの 菱形。西側 は 3m× 645mの 長方形 の立 坑 と長 さ 13mの トレン カル バー ト脇 か ら神社 へ 向 って チ 1、 4を 設定 して調 査 した結果 、遺構 には当た らなか った。 トレンチ 内 に流 出す る雪解 け水 をポ ンプ と人 力 で排 出す る仕事 と土 の う作 りで苦労 した。 21∼ 26図 図版 10∼ 11) (1)ト レンチ 1∼ 3 上層 か ら手捏ね土器 出土遺 物 (第 (6)、 施釉 陶器 (4.5)、 染付磁 器 (3)、 徳利 の 日 (9)、 中 層 か ら土師器土器片 (1,10)、 在地系土師 の (68)、 土 師器底 部片、 白磁、下層 か ら金 雲母 、 白色粒子 を 含 む縄文土器無文帯小片 、黒曜石石核、 口縁下 に稜 があ る野 口縁片 の古墳後期 の鬼高式上器片 (2)が 出 土 した。 (2)ト レンチ 4 擦痕 条線 文 を施 した薄 い褐色土器 片、 内外 ハ ケ ロの 甲斐 型 カメ片 の カメ片 (11)、 (3)立 坑 1 (12)、 斜 文沈線 文 施釉 陶器 、染付 陶器 が出土 してい る。 縄 文 時代 深鉢胴部無文帯 の 破片、土偶 (14)、 長 さ 4.5 cm太 さ 0 62 cmで 骨製 の 男性 性 器 を形 どった骨製 品 (13)は 、祭〒巳用 に使われた もの と考 え られ る。 甲斐型及 び在地系 の土 師質土器片 (15)、 施釉陶磁器片 な どが 出土 してい る。 (4)立 坑 2 縄文 時代 の遺物 はな く、石鏃で尖頭部 が欠 けた小型石鏃 (16)、 石刃 (17)、 在地系土 師器 、 白磁、黒釉、施釉 陶器 の蓋 (181920)、 灰色施釉陶器片 (21)/d ど 陶器片 が 多 く現代 の ものでは、 タイ ル材 (22)が 出土 してい る。 3次 (第 8図 ) 第 3次 調査 区内第 1ト レンチの東端 に 中央道下 を須玉 商業 校合北側 へ 通ず る町道 か ら約 120mの 畑 地 内 80mに トレンチを 3本 設 けた。 第 1ト レンチ 20m、 第 2ト レンチ 15m、 第 3ト レンチ 12mと した。残 る 40mの 区域 内 には、 1.5m方 第 形 の坪掘 りを 7ケ 所設定 し調査 したが、遺構 の確認 はなか った 。 出土遺物 (第 27∼ 28図 図版 1213) 調査範 囲 の 短 い 割 に遺 物 の密度 は濃 く、 内容 も豊かであ った。 (1)ト レンチ 1 縄 文 時代 に比定 され る深鉢 の破片 は薄 手 土器 の 胴部無文帯 の もの 平安 時代 の上 師器 口縁、高台付底部片 (1)、 4片 のみで ほか に 染付 陶磁器 片、 陶器 の (24)、 キ セル の雁首 4- (3)、 等 出土 110点 を数 える。 (2)ト レンチ 2 糸田か い ハ ケ ロに近 い 条痕 の薄手土器片、粗 製土 器胴部片 には指頭痕 が認 め られ 、 回 総数 唇 に刻 目を施 し、器 体外 周 に平行沈線 の壷 の 小片 と、 同 じ く口唇 に刻 目を施 し口縁 に櫛歯状細条線 文 の 壼片 と、 S字 状 口縁部片 (9)、 深鉢 (8)は 弥生時代 に比定 され る。古墳時代 に比定 され るものには、須 恵不模倣 の高不 の頚部 (10)、 内外研磨 された土 師器片 があ る。平安 時代 では、削 り高台付椀 の底部 が あ り中世 か ら近世 にか けて は染 付陶磁器片 がある。石器 では、尖頭器 の完型 (6)と 加工途 中 と思われ る黒 曜石剥器 砥石片等 が あ る。 出土総数 134点 であ る。 (7)、 (3)ト レンチ 3 櫛 歯状細 条線文 の深鉢胴部片 (11)は 縄 文 時代 晩期 ∼ 弥生 時代 の もので、黒褐 色 で 小 さな稜 を持 った土器片 (14)や (13)が 古墳 時代後期 に当 り 、平安 時代 の土 師質土器、須恵器片 、灰 釉 陶器片 と中世 か ら近世 にか けて青磁片、施釉陶磁器片 (15)が あ る。石器 では打製石斧 (12)が あ る。 140点 であ る。 (4)立 坑 1∼ 7 縄文土器片無文帯 の もの 2片 と平安時代 の上 師器片 8片 、内黒 土器 近世 の施釉 陶器片 6片 が 出土 してい る。 出土総数 10図 三 ツ木遺跡第 灰釉陶器 片 1、 4章 大免遺跡 の遺構 と遺物 第 (第 9・ 1、 図版 2) 3次 調査 区 の東、 中央道 を くぐり須玉商業高等 学校 グラ ン ド脇 へ 通 ず る町道 か ら、 中央 道下 り線乗降車待合所 入 り回 のカル バー トまでの直線 210mと 、 そ こか ら須玉 IC寄 りのカル バー トまで の 90m、 併 せ て 300mが 調査対象 区域 であ る。調査始点 は 中央道 バ ス 降車 ロカル バー ト脇 に設定 し、須 玉商業高等学校 へ 通 ず るカル バー トヘ 向か って 61mの 地 点 か ら地 境 の 石積 と暗渠 の 跡 が、次 い で 18m 離れ石列 と板状 コン ク リー トが埋没 されてお り、 20m離 れ て幅 3mの コ ンク リー トの U字 溝 を検 出。水 路 の 脇 には、補強 の 河原 石 が並 ぶ。 28m離 れて、幅 30 cmの 地 境 の 石列 が認 め られ た。次い で、 降車 用 カル バー トか ら須玉 ICに 近 い カル バー トまでの 90m間 か らの遺構 では後述 す るが焼土 と土 師質土 器 を 伴 う特殊遺構 が検 出され た。 出土遺物 (第 29∼ 32図 図版 14.15) 中央道 下 り線 降車 日の カル バー トか ら須 玉商業 高等 学校 グラ ン ド脇 へ 通 ず るカル バー トまで の 直 線 210m間 では、縄文 時代 の遺 物 としては、櫛 目状沈線文 の深鉢片 (1)ほ か、すすが付着 した深鉢胴部 の 3点 で、 90点 余 の遺物 の殆 どが平安 時代 か ら中世 ∼近世 に亘 るの であ る。平安時代 の遺物 では、信州系 の 内黒土器片 で 暗文 のあ る (2)と 、 内黒土器 の 底部で外面 の剥落 が著 破片 と雲母 が 目立 つ 深鉢胴部片 の しい もの、暗文 はない が底部 に糸切 り痕が認 め られ る甲斐型土 師器 (3)、 黒 ず ん だ赤 褐色 土 の 甲斐 型 カ メ小片 と、須恵器 カ メ片 2点 があ る。 中世 ∼ 近世 で は、乳 白色 釉 を施 した陶器 片、薄茶色 の 陶器 片、茶 緑色 陶器片、深緑色 陶器片 と、染付 け磁器碗 の下部片、同 じ染付 け磁器 の 底部片 人形 (4.5)、 寛永通宝 一 枚 (6)、 (7)な どが出上 した。 須玉 IC寄 りのカル バー トまでの 90mは 、縄文時代 中期末、 曽利式 の 籠 目文片 (8)、 後期 ∼ 晩期 に 見 られ る条痕文 の 深鉢 片、深 鉢 の 底部 (9)、 尖端 が欠損 した小 型石 鏃 (10)、 長 さ 4 cm強 の 円筒型 で孔 が 完通 してい る土製 品 (H)が あ る。弥 生時代 で は、器 面 が研 磨 され、流水文 を施 した壷 の頸部 片 と口唇 に刻 目を施文 した壷 口縁片 (13)、 壷 の頸部 に櫛歯状工具 による細条線 文 を施 した -5- (12) (14)が あ る。 古 墳 時代 で は 、須恵 器 の 提瓶 か耳付 壼 の把 手部 (15)、 須 恵器 の 長頸瓶 口縁片 総数 200点 以上 の 中で平安時代 の遺物が 90° /。 内黒 土器 片 (17)、 須恵器 甕 (18)、 (16)が あ る。 出土 遺物 を 占め る。 甲斐型土器 の 野、皿 、甕 の破片、小型 カ メ片、 郷片 (19)、 灰釉 陶器 片 (20.21)な どが あ る。 中世 ∼ 近 世 にか け て の 遺物 には、 文字 の 間 に小孔 が 4ケ 穿 かれ てい る北 宋 銭 の 熙寧元宝 (22)や 染付 け陶磁器 、施 釉 陶磁 器 が 出上 した。 特殊遺構 (第 11図 図版 2) 50mの 地点 か ら検 出され た遺 構 であ る。 道 路 の ス テ コ ン約 70 cm下 は 、 3層 か らな り、 田の耕作土 、茶褐色土、包含層 の黒褐色土が合せ て 60 cm堆 積 し、 中央道 バ ス 降車 口の カル バー トか ら須玉 ICよ りの約 最下層 の黒褐色下 か ら炭化物 が混 ざ る焼土 が検 出 され た。 4ケ の不整形 なが ら四角 に近 い石 を並 べ 、 これ を囲む状態 で丸 礫 が コの字状 に並び 、 一 番奥 には 巨石 が古墳 の奥壁 の如 くや ゝ斜 めに立て られ てい る。 出土遺物 (第 29図 図版 17) この祭壇状 の 中央 か ら甲斐型 の完型 の野 (23)が 伏 臥状 で 1ケ と、口縁 を欠損 した小型 甕 (24)が 出土 し、 4枚 の敷石前 の焼土 内か ら須恵 器 カメ片 (写 真 図版 16の 右下 )が 出土 した。他 に内黒土器片 (25)が あ る。 焼土 を含 む集石遺構 は、巨石 か ら 4ケ の敷石 まで約 2mが 測 られ、焼土が切れ た床面か ら更 に約 2m間 は、 住居址 の 貼床 の よ うに踏み 固め られた面が続 く。 出土 した郷 は、 ミコ ミか ら口唇 まで放射状 暗文 を施 し、 口縁 は 、玉縁状 で、外面 ヘ ラ削 り、底部 は糸切 り後 ヘ ラ仕上 げ されてい る。 法量 は、 口径 が 11.6 cm底 径 4.3m、 器 高 4.O cmで 底 /口 比 370/Oが 測 られ る。 山梨 編 年 のⅨ 期 (10世 紀第 1四 半期 )に 比定 され る。 1lmの 水路用 コ ンク リー ト土管 の付設 に伴 い深 さ 1.2m以 上 、幅 は 4mの 範 囲が撹乱 されてい る。撹舌と か ら lm離 れ た黒 褐色土 内か ら検 出された約 1.5mの 範 囲 の 集 石遺 特殊遺構 の 床面 が切 れ た場所 は、直径 構 か ら土錘状 の上 製 品 も出土 してい る。 ま とめ 須玉川右岸 の五 反 田 (堰 下西 )遺 跡 か ら、一部 なが ら住居址 が 3軒 検 出され た。 出土遺物 か ら縄 文 時 代後期 と平 安 時代 に 関わ る遺 構 と思 われ る。 ニ ツ木 遺跡 第 2次 の諏訪神社脇 の立 坑 内か ら骨 で 成 形 され た ご く小 さい男 子 性器 を形 どった遺 物 が 出土 してい る。 境 内 に並 べ られ た道 祖神 の 間 に数 多 くの丸 石、 石 棒 が あ る ところか ら境 内を 中心 に縄文 時代 の遺構 の 存在 を想定 で きる。五 反 田 (堰 下西 )遺 跡 を右岸 に 見 て 南 へ 流 れ下 る須玉 川 が 大 き く東 へ 迂 曲す る大 豆 生 田の地、須玉川左岸 の大免遺跡 か ら、平 安 時代 の 特 殊遺構 の 骨 片 を含 め貴重 な資料 を得 る こ とが で きた 。 町 内に帝 国石油株式会社 の 天然 ガス パ イ プラ イ ンが 付設 され る各 調査 区毎 に遺 物 に於 て も縄文時代 中期 .後 期、弥生 時代、古墳時代、平安 時代 、中世、 近世 に比定 され る資料 を得 た事 によって今後 の調査 に大 い に役立つ もの と考 える。 -6 鬱∞ A一 却 E蝉盆 ゛ 4702韓 │ 0 1.10Y R2/2(熙 僑)細 粒土に5Y R3/3(暗 赤褐)の 焼土が個略と2∼ 5ミ リ大の礫が10%混 じる 2,■ 5Y R3/3(暗 勧 1締 土と5Y R4/6.編 )組 脱とが411160%に 炭惚物が2%混 じる 3.5Y R4/0触 )細 粒上に (暗 赤褐)細 粒土が10%と SYR5/6∪ 勝軒動 細粒土n420%混 じる `Y R3/む 第 11図 大免遺跡 特殊遺構 ■9- m 五 反 田 (堰 下西 )遺 跡 物 ︼ 逗 土 出 住 号 第 12図 、 、 キ 一中 ¨¨ ¨一¨ 一い ¨中 ¨” 一¨ ¨¨中 ¨” ヽ ”” ¨” ¨” 中 ”¨ 一一 い一 ・ ヽ Ⅷ 耳 1 m 第 13図 五反 田 (堰 下西 )遺 跡 -20- 2号 住 出土遺物 ︱ 日︲ 用 守 物 6 遺 土 十 Ⅳ ︱ 岬 ︲ 3 ″ 8 -21- 遺構外 出土遺物 五 反 田 (堰 下西 )遺 跡 第 15図 5 円 ” 一阿 日 川 呼 田 ︱ 日 ︲ 用 4 9 m 2 ︲ . Ⅷ 鐵 静 可 , 第 16図 五 反 田 (堰 下西 )遺 跡 -22- 遺構外 出土遺物 5 ︲ 4 ︲ 7 ︲ m くぜ! 口V 一 ︲ 2 20 ♀ 第 17図 五反田 (堰 下西 )遺 跡 ‐ 23- 遺構外出土遺物 (1:2) 5im 爺 籾 F 山 四 卿 鵬 ︺ ︶ い 甲 ︵ 出 剛 嘲 8 2 序 解 麟 3 3 5 フ3 ▽磯∂ 鷲 34 m 第 18図 五 反 田 (堰 下西 )遺 跡 -24- 遺構外 出土遺物 40 LE43 44 第 19図 m _下 二 雪 _司 げ _二II禦生 と 五反 田 (堰 下西 ) 遺跡 -25- 遺構外 出土遺物 鱒∞ キ 々 │ マ ゑ u泌 10 ― 『 ― 13 ぽ庵 第 20図 ニ ツ木遺跡 -26- 第 1次 出土遺物 m ◎ 犀 デ 第 21図 ニツ木遺跡 第 2次 トレンチ 1出 土遺物 m 第 22図 │ ニツ木遺跡 第 2次 トレンチ 2出 土遺物 瑚 フ 耳 軍 1。 =Ξ 第 23図 ニツ木遺跡 第 2次 トレンチ 3出 土遺物 ヽぅ/ m 24図 ニツ木遺跡 1第 -27- 2.次 トレンチ 4出 土遺物 ① 13 15 │ 第 26図 ニツ木遺跡 第2次 立坑 1.出 鋤 轡↓ 17 19 1_ l 匡]□ 22 f 第 26図 ニツ木勘 第 2叛立 坑 2出 勒 .28- 012) 考! 1 1 0匪 ≡ 2 1 ≡ 多 評 ◎ 3 \ 多 \ __坐 ≡ 玉 テ 4 m 第 27図 ニ ツ木遺跡 第 3次 トレンチ 1出 土遺物 唸 ― ― 低 ほ 会 7 ) ^― 第 28図 ニ ツ木遺跡 第 3次 トレンチ 2出 土遺物 -29- ♀ \ │ 第 20図 ニツ木遺跡 .第 13次 トレンチ 3出 土遺物 ・30- Ct i分 考m N― Ⅷ \ 握 母 虻 ∞∞ 曲β _ k_ユ 4 瀑 く 罐、 ど │\ 5 ,医 m _¬__卑 二 _司_二者 と =と 第 30図 大免遺跡 出土遺物 つ∪ ≧0 _ ◎○ 10 ◎H フ ぼ 3 ︲ m 第 31図 大免遺跡 -32- 出土遺物 17 8 一 ‐ 韓鬱 22 叩 第 32図 大免遺跡 出土遺物 .33- 第 33図 大免遺跡 -34- 特殊遺構出土遺物 ωω︲ ︲ 土器 土器 土器 土器 土器 土器 土器 土器 土器 土器 2号 住 2号 住 3号 住 3号 住 3号 住 3号 住 3号 住 3号 住 3号 住 遺構外 貴構 外 3 4 1 2 3 4 5 6 7 3 3 4 4 4 4 4 4 4 置構 外 遺構 外 遺構 外 遺構外 遺構外 3 4 5 6 7 8 9 10 ll 5 5 5 5 5 5 5 6 土器 土器 土器 葺構 外 7 土器 萱構 外 虞構 外 土器 土器 17 7 土器 17 畳構 外 置構 外 17 遺構 外 土器 19 遺構 外 17 畳構 外 土器 土器 置構外 16 17 土器 土器 6 遺構外 遺構 外 還構外 13 14 6 6 土器 土器 土器 土器 土器 土器 土器 土器 土器 6 還構 外 6 還構 外 遺構外 遺構外 遺構外 2 5 土器 土器 2号 住 2 3 1 土器 1号 住 1 12 5 種 土器 出土地点 番号 図 別 器 種 深鉢 深鉢 深鉢 深鉢 深鉢 深鉢 浅鉢 小型甕 深鉢 深鉢 深鉢 深鉢 鉢 深鉢 深鉢 深鉢 注 日土器 深鉢 深鉢 深鉢 深鉢 深鉢 浅鉢 深鉢 深鉢 深鉢 深鉢 深鉢 衆鉢 架鉢 深 鉄 架鉢 衆鉢 (240) 口径 (72) 118〕 (96) 底径 器高 胎 雲母 土 白 色 粒 子 ,雲 母 褐色 白色粒子 ,雲 母 白 赤色粒子 回唇刻 み 目文 沈線 間円形刺突 文 金雲母 ,長 石 白色粒子 白色 粒 子 黄褐 色 目色 国縁部 1本 沈線 網代痕 列点状 、並列 の下沈線 E、 白色粒子 自色 粒 子 B色 兼褐 色 lE會 利 lE曾 利 B、 堀之 内、平行沈線 で描 かれ た三角形 と隆線 による区画 白色粒子 ,雲 母 掲色 2本 沈線縄 文 勝坂、櫛状沈線 と区画文 白色粒 子 ,雲 母 暗灰 黄色 網代痕 白 黒色粒子 白色粒子 ,長 石 喝色 戻褐 色 3画 文、地文縄文 2本 隆帯 と刺突文 沈線 に よる検位 赤色粒子 ,雲 母 白色粒子 雲母 円弧文 内縄 文充壊 赤褐色 黄褐色 黄褐色 雲母 ヨコ細横位沈線下 に縄 文 口 唇 刻 み 目文 白色粒 子 ,雲 母 明黄栓色 黄褐色 B、 加曾利 白色粒 子 ,雲 母 褐色 円弧文 内縄 文充壊 B、 lB曾 利 加曾利 白 黒色粒 子 白色粒子 雲母 黄橙 色 ほ色 白色 粒 子 褐色 褐色 整形施文 B,細 い 沈線 に よる区画 内に縄 文充填 2本 沈線 による区画文 白 黒色粒子 ,雲 母 褐色 雲母 先線 文 白 黒色粒子 雲母 G色 茶褐色 彗利、櫛状条線 文 堀之 内式、波状 口縁 、刺突 文 白 黒色粒子 雲目 褐色 彗利、稜杉条線 文 (外 )タ テ条線文 短 い櫛歯状沈線 文 白 黒色粒 子 雲 母 褐色 喝色 円 形 刺 突 文 と沈 線 区 画 8字 文 円形刺突文 太 い沈線 爪形文 三つ のボ タン貼付文 凸帯 を胴部 に施 した地文縄文 底 部網代痕 黒褐 色 白 黒色粒子 ,雲 母 黒色粒子 自色粒子 白色 粒 子 自色 粒 子 白 黒色粒子 白色粒 子 雲母 白色粒 子 雲母 白 黒 色粒 子 縄 文 と沈線文 調 白色粒子 色 白色 粒 子 掲色 黄褐 色 褐色 褐色 褐色 羮褐色 黄褐 色 褐色 褐色 表 1-1 五反田 (堰 下西)遺 跡出土遺物観察表 備 考 単位 icm ( )内 の数字は、推定 ︲ω ③ ︲ 土器 粗製土 遺構外 遺構外 遺構外 遺構外 遺構 外 8 8 8 8 8 図 染付磁器 染付磁器 染付 陶器 11 12 13 (1 にぶ い褐 色 にぶ い褐色 赤褐 色 褐色 黒褐 色 調 小鉢 葛台 付 硫 向付 黒褐 色 1 色 褐色 硯 (24) 器高 監色 にぶい黄色 底径 (32) 蓋 睫和通宝 疱釉 陶器 9 古銭 (106) 丁明 皿 T明 皿 土師器 土師器 7 (128) イ 土師器 5 (118) 郷 土師器 4 (118) 売 土器 甕 口径 f136Ⅲ 土器 茶碗 3 器種 平 国縁 鉢 種別 染付 倍製 土 器 直構 外 旨色 掲色 調 白色粒子 長石 ,白 赤粒子 長石 白 黒粒子 自粒 子 長 石 ,自 黒粒子 黄灰色 黄褐色 鈍い橙色 鈍い褐 色 黄褐色 掲色 染付 (60) 嗜褐色 掲灰色 土師器 高台付碗 色 嗜赤褐色 菅褐色 天褐色 黄褐 色 貴構 外 (118) 器高 遺構 外 (50) (76) (84) 底径 登色 2 1 番号 45 (286) 口径 灯明皿 郎 深鉢 カメ 丸石 」石 突鉢 注 口土 器 深鉢 深鉢 深鉢 深鉢 湾 鍬 深鉢 把手付深鉢 把手付深鉢 深鉢 種 灯明皿か力 ワラケ 宣構外 42 9 須恵 器 石器 器 深鉢 土師器 遺橋 外 土器 遺構外 41 9 遺構外 9 9 土器 宣構 外 9 石器 9 土器 畳構 外 遺構 外 8 土器 土器 土器 畳構 外 土器 遺構 外 土器 遺構 外 8 土器 遺構 外 別 8 土器 遺構 外 7 種 8 出土地点 土器 番号 遺構外 7 図 胎 土 胎 土 整形 施文 外 )櫛 歯状沈線文 底部 糸切 り痕 内外 スス 内外ナデ (内 刻み 目文 刺突 文 2本 沈線 間縄文条線充填 2本 沈線 荒 海 式 、 小 子L み こみ に五弁花文 北宋 ADllll 糸切 り痕 サデ 鬼高、稜 あ り国辺部 ヨ 鬼高、稜 あ り、 内墨書 内外 貢 色 条痕文 口縁下 2本 沈線巡 る 整形施 文 手ひね り横位 隆帯 に指圧痕 を施す (外 ) 条 文 (内 )沈 線 区画文 網代痕 8字 環状突起 内外 ナデ底部網代痕 屹行沈線 表 2 ニツ木遺跡第 1次 出土遺物観察表 赤色粒 子 赤色 粒 子 白色粒子 白色粒子 白色粒子 自 黒色粒 子 ,雲 母 黒色粒 子 白 赤色粒子 雲母 白色粒子 白色粒子 雲目 自色 粒 子 自色 粒 子 ,雲 母 白色粒子 白色粒子 ,長 石 白 黒色粒子 白 赤色粒子 白色 粒 子 表 卜2 五反田 (堰 下西)遺 跡出土遺物観察表 考 H8cm短 備 考 軸 10 7cm厚 み 10 8cm 長さ 30cm幅 ―厚 0 8cm重 さ 15g 長 さ 2 5cm厚 0 1cm重 さ 19宮 墨書 鬼高 長軸 長車由7 6cm短 軍由6 0cm厚 み 4 1cm 備 ω ﹃︲ , トレンチ 郵 種 rTN トレンチ 3 トレンチ 3 施釉陶器 トレンチ 3 在地系土師器 8 9 立坑 15 石器 石刃 土器 土器 トレンチ トレンチ トレンチ 2 トレンチ 2 トレンチ 2 3 4 5 6 7 旬器 鉢 深鉢 剥器 尖頭器 Jヽ 高台付碗 キセル 高台付碗 種 色 調 胎 土 (110) おろしがね (120) 不 陶器 トレンチ 3 土 師器 トレンチ 3 15 トレンチ 3 土 師器 13 灰色 鈍赤褐色 赤色粒子 金雲目 石器 トレンチ 3 12 暗赤褐色 邪 土器 トレンチ 3 11 ∬製石斧 白色粒子 金雲母 石 英 褐色 金 雲母 長 石 梁鉢 黒 白色粒子 ,長 石 金雲母 ,黒 雲母 白色粒子 ,金 雲母 白色 粒 子 褐色 暗褐 色 茶褐色 にぶい褐 色 にぶ い赤褐 (24) 器高 裏に接着剤 鬼高、 国縁 に稜 底部 糸切 り痕 口縁下稜 あ り、 内暗文 あ り 頁岩 櫛歯状細条線文 頚部 タテ ハ ケ ロ、朱 あ り S字 状 口縁 (ヘ 整形施 文 国唇 に刻 目、器 の外周平行沈線文 頁岩 内茶褐 色、外緑 黄色 帖付 高台 ラ磨 き沈線 ) 号性器をか た どった製品、 ま じない用 ヽ ケロタテ ホ (揃 条痕 文 )、 斜条沈線 文 鬼高、稜 あ り 整形施文 表 4 ニツ木遺跡第 3次 出土遺物観察表 高不 (67) (40) (72) 底径 白色 トレンチ 2 120〕 (220) 146〕 日径 タイル材 トレンチ 2 染付 陶器 ∽器 金属器 高台付 暗褐色 平L白 色 (158) 善 (100) (102Ⅲ 葺台付 茶色 (186) 薄茶 色 茶褐色 黄褐 色 黒色粒子 ,長石 黒色 粒 子 表 面橙 色 白色粒子 ,雲 伺 にぶい黄色褐色 暗 いオ リー ブ色 自色粒子 ,雲 母 灰褐色 回縁外反 ぎみ 木棄痕 白色粒子 鬼高 、 日縁下 に稜 赤 黒粒子 9 1 1 1 (60) 琴 122) (34) 掲色 褐色 蓋 石刃 邪 土偶 罠 餐 イ 子捏 ね 鬼高 、胴 に稜 土 赤粒子 胎 表 3 ニツ木遺跡第 2次 出土遺物観察表 10 トレンチ 1 トレンチ 2 27 27 別 土師器 1 トレンチ 番号 図 27 種 陶器 立坑 2 出土 地 点 鼈釉 陶 器 灰釉 陶器 立坑 2 立坑 2 施釉 陶器 施釉 陶器 立坑 2 立坑 2 石器 石器 土 師器 上製 品 立坑 2 立坑 2 1 1 1 立坑 14 17 立坑 13 骨製 品 土器 トレンチ 4 12 1 土器 トレンチ 4 11 器 恵利 の 国 トレンチ 3 土 器 7 土 師器 (128) 嗜灰 色 豚 トレンチ 2 在地 系土 師器 オ リー ブ黄色 調 急須 6 施釉 陶器 トレンチ 1 黄褐色 (35) 色 (138) 器高 赤褐色 底径 128) 口径 鉢 高台付茶碗 器 4 施釉 陶器 染付磁器 イ 5 1 1 別 21 トレンチ トレンチ 3 土 師器 トレンチ 2 1 種 土 師器 1 1 出土地点 番号 2 図 里 圭 06R 考 考 9宮 鬼高 長軸 2 4cm短 軸 ―厚み 1 2cm重 さ 須恵不模倣 15R 239宜 長軸 3 0cm短 軸 2 8cm厚 み 0 5cm重 さ 長軸 8 4cm短 軸 2 8cm厚 み 0 8cm重 さ 182宜 ミ部削 り出 し 長軸 7 9cm孔 0 6cm1 0cm重 さ 111月 備 長軸 9 1cm短 軸 1 95cm厚 み 0 72cm重 さ 長車由―短軸 1 7cm厚 0 4cm重 さ 05Я 長軸 ―短軸 1 5cm重 さ 霊軸 4 5cm厚 さ 0 62cm重 さ 〕 備 種 器 3 3 ︲ω ∞ ︲ 8 17 12 皿 示 卜型 カ メ 不 カメ 土 師器 土器 内黒土器 須恵器 (212) 116 (108) □耳皿 灰釉 灰釉 陶器 古銭 (176) (143) 不 土師器 盲台付郭 須恵器 内黒土器 避手 付 市 長頸瓶 須恵器 にぶい橙色 にぶい橙色 茶灰色 灰オリーブ色 橙色 疋白色 Ⅲ、赤褐色 ほ灰黄色 2 4cm厚 さ 0 15cm孔 0 6cm 20重 さ 13宜 長さ 23重 さ 27宮 高台付 ハ ソ ウか瓶 櫛 歯状 工具 に よる細条線文 口唇 刻 目 長軸 3 9cm短 軸 糸切 り痕 有 .黒 粒子 考 孔 0 5cm 長軸 1 6cm短 軸 1 2cm厚 み 0 5cm重 さ 07 色線 の粘土組 の籠 目文、 曽利 1∼ 2 ロ クロ整形、外 内方 向の ハ ケ ロ、 (内 )ナ デ ホ色粒子 雲母 備 大国主令 、素焼 き、幅 1 9cm高 さ 2 9cm 亘径 営文 ヨ 赤 黒色粒子 4つ あ り 整形施文 みこみあり、放射条暗文 熙寧 元 宝 、 小 孔 内釉薬外 ロ クロ 外 ヘ ラ削 り 内外 ロクロナデ 内 ロクロナデ 外 ロクロナデ 櫛葉状工具 に細 内横 ナデクト 波状 土錐錐形 有茎 、側縁剥 離 底部木葉痕 背面 に鯛 あ り 糸切 り 櫛 目状 沈線 文 (外 )ヘ ラ削 り、 スス付着 土 表 5 大免遺跡出土遺物観察表 赤白粒子 ヨ,赤 色粒子 白 赤色粒子 白色粒子 白 .黒 粒子 ,雲母 須恵器 白 .黒 粒 子 .雲母 ふ褐色 長石 白色粒 子 白色粒子 災褐色 (73) 胎 金雲母 ,自 ,赤 粒子 自 ,黒粒子 白 ,黒 粒子 白 ,赤 色粒子 白色 粒子 土器 沌い褐色 調 土器 土器 土製品 (134) 石鏃 黒曜石 11 灰褐色 喝色 深鉢 土器 (86) 人形 土製 品 上器 黄橙色 寛永通宝 7 皿 古銭 灰黄色 色 染付磁器 (301 器高 染付磁器 (42) 底径 5 (122) 口径 4 郵 種 内黒土器 深鉢 甲斐型土師 丹」 3 土器 2 1 番号 3 図 里 一 郵図ゴЁ 図版 五 反 田 (堰 下西 )遺 跡 1号 住居址 五 反 田 (堰 下西 )遺 跡 五反 田 (堰 下西 )発 掘風景 2号 住居址 1 図版 2 ニ ツ木遺跡第 1次 発掘風景 大免遺跡発掘風景 大免遺跡特殊遺構 図版 3 1 五反 田 (堰 下西 )遺 跡 1号 住 出土遺物 五反 田 (堰 下西 )遺 跡 2号 住 出土遺物 五反田 (堰 下西)遺 跡 3号 住出土遺物 五反田 (堰 下西)遺 跡 遺構外出土遺物 図版 5 13 五反 田 (堰 下西 )遺 跡 遺構外 出土遺物 図版 6 26 28 五 反 田 (堰 下西 )遺 跡 遺構外 出土遺物 図版 7 30 五反 田 (堰 下西 )遺 跡 遺構外 出土遺物 図版 8 5 外 内 4 募 ヵ 静 五 反 田 (堰 下西 )遺 跡 遺構外 出土遺物 図版 9 ニツ木遺跡 第 1次 出土遺物 図版 10 ニ ツ木遺跡 第 2次 トレンチ 1出 土遺物 ニ ツ木遺跡 第 2次 トレンチ 2出 土遺物 ニ ツ木遺跡 第 2次 トレンチ 3出 土遺物 ニツ木遺跡 第 2次 トレンチ 4出 土遺物 7 9う 鯵緯鯵 図版 11 3 ニ ツ木遺跡 第 つる つる ニ ツ木遺跡 2次 立坑 1出 土遺物 第 2次 立坑 2出 土遺物 図版 12 ニ ツ木遺跡 第 3次 トレンチ 1出 土遺 物 ニツ木遺跡 第 3次 トレンチ 2出 土遺物 図版 13 9﹂ 14 ニツ木遺跡 第 3次 トレンチ 3出 土遺物 図版 14 ` ● 赦∼ ●遺 ぜ 鷺 惟 韻 蔭 鍵 顧 ■ │■ TI 出土遺物 !― ■ i… itirl∬ =_ii,ェ ー 内 5外 大免遺跡 鞘 . ・ ‐れ ′ 図版 15 17 19 大免遺跡 出土遺物 図版 16 大免遺跡 特殊遺構 出土遺物 報告書抄録 ふ りがな ごたんだ (せ ぎしたにし)い せき ふたつぎいせき たいめんいせき 書 名 五反田 (堰 下西)遺 跡、三 ツ木遺跡 (第 1次・ 2次・ 3次 )、 大免遺跡 副 題 天然ガスパイプライン (甲 府ライン)建 設工事に伴 う埋蔵文化財発掘調査報告書 シリーズ名 編著者名 山路恭之助 発行者名 須玉町教育委員会 編集機関 須玉町教育委員会 特定非営利活動法人文化資源活用協会 所在地 電話 深沢裕三 特定非営利活動法人文化資源活用協会 〒 4080H2 山梨県北巨摩郡須玉町若神子 1429 TEL 0551 20 6111 市町村 コー ド 194034 調査原 因 工事に伴 う発掘本調査 調査機関 須玉町教育委員会 発 行 日 平成 14年 10月 31日 ふ りがな 所 在 地 ごたんだ (せ ぎしたに し)い せき 五反田 (堰 下西)遺 跡 山梨県北巨摩郡須玉町大豆生田 11021番 地ほか 位 舅ミ 経 所収遺跡 置 138° 25′ 特定非営利活動法人文化資源活用協会 293″ 】ヒ 蒋暑35° 46′ 393″ 調査期間 平成 13年 1月 12日 ∼平成 13年 2月 20日 調査面積 3001暫 調査原因 天然ガスパイプライン (甲 府ライ ン)建 設工事に伴 う埋蔵文化財発掘調査報告書 主な時代 縄文時代 弥生時代 中世∼近世 主な遺構 住居 主 な遺物 土器 灰釉陶器 ふ りがな ふたつぎいせき 所収遺跡 所 在 地 位 置 ニ ツ木遺跡 (第 1次 。2次 。3次 ) 山梨県北巨摩郡須玉町大豆生田 7931番 地ほか 東経 138° 25′ 307〃 】ヒ 緯 35° 46′ 278″ 第 2次 5月 14日 ∼ 6月 14日 調査期間 第 1次 平成 12年 12月 13日 ∼ 13年 1月 12日 調査面積 5001{ 調査原因 天然ガスパイプライン (甲 府ライ ン)建 設工事に伴 う埋蔵文化財発掘調査報告書 主な時代 縄文時代 古墳時代 弥生時代 中世∼近世 主な遺構 地境の石積み と石列 堰の石列 主な遺物 土器 土師器 施釉陶器 トレンチ 立坑 ふ りがな たいめんいせき 所収遺跡 大 免 遺 跡 所 在 地 山梨県北巨摩郡須玉町大豆生田 8501番 地ほか 位 東経 置 138° 25′ 324″ 第 3次 10月 23日 ∼ 10月 31日 】ヒ 緯 35° 46′ 107″ 調査期間 平成 13年 2月 27日 ∼平成 13年 3月 29日 調査面積 370∬ 調査原因 天然ガスパイプライン (甲 府ライ ン)建 設工事に伴 う埋蔵文化財発掘調査報告書 主な時代 健文時代 弥生時代 平安時代 中世∼近世 主な遺構 地境の石積み 暗渠 主な遺物 土器 須恵器 施釉陶器 印刷仕様 質 紙 D T P 表 紙 テンカラーねずみ 本 文 コー ト紙 215Kg 70.5K8 A/1aciFltOSh Adobe lnDesingn2.0 使用フォン ト 小塚明朝、小塚 ゴシ ックを使用 画 階調画像線数はモノクロ 133線 像 原 稿 五反田 (堰 下西)遺 跡 ニ ツ木 (第 1次・ 2次・ 3】 如 遺跡 大 免 遺 跡 帝国石油株式会社 天然ガスパイプライ ン )建 設工事 に伴 う (甲 府 ライ ン 埋蔵文化財発掘調査報告書 平成 14年 11月 30日 発行 編 集 須玉町教育委員会 特定非営利活動法人文化資源活用協会 発 行 須玉町教育委員会 特定非営利活動法人文化資源活用協会 印 刷 株式会社 ヨネヤ