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平成 26 年度 教育委員会の点検・評価 (平成 25 年度実績) 兵庫県教育委員会 は じ め に 兵庫県教育委員会では、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第 27 条の規定 に基づき、平成 20 年度から、県教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状 況の点検及び評価を行っています。その際、点検・評価の客観性の向上を図るため、 外部有識者委員からの意見聴取を行っております。 本年度も、教育委員会会議及び教育委員の活動状況に加え、「ひょうご教育創造プ ラン(兵庫県教育基本計画)」に基づく教育委員会所管の各施策における平成 25 年度 の実施状況について点検・評価を行いました。 今後は、平成 26 年3月に策定した第2期「ひょうご教育創造プラン」のもと、点 検・評価を通じて施策の効果を検証するとともに、施策の進捗や社会の変化に応じた 新たな展開や見直しを逐次行い、 「兵庫が育む こころ豊かで自立した人づくり」を着 実に推進してまいりますので、県民の皆様の一層のご理解とご協力をお願い申し上げ ます。 平成 26 年9月 兵庫県教育委員会 -1- 目 次 はじめに ······································································ 1 第1章 教育委員会会議及び教育委員の活動状況 ····························· 7 第2章 各施策の状況 ····················································· 15 1 自立的に生きる力を培い、創造性を伸ばす教育 (1) 知識基盤社会に対応する「確かな学力」の確立(小・中学校) ··············· 16 (2) 知識基盤社会に対応する「確かな学力」の確立(高等学校) ················· 18 (3) 自尊心や自律性など道徳性をはじめとした「豊かな心」の育成 ··············· 20 (4) 運動や食育、健康教育を通じた「健やかな体」の育成 ······················· 22 (5) 生徒の多様な学習ニーズに対応する県立高等学校教育の充実 ················· 24 (6) ひょうごユニバーサル社会づくりの理念に基づく特別支援教育の充実 ········· 26 2 「体験教育」をはじめ兵庫の特色ある教育 (7) 震災の教訓を生かし語り継ぐ兵庫の防災教育の推進 ························· 28 (8) 人権尊重の理念に基づく「共生」の心の育成 ······························· 30 (9) いじめ・不登校対応など、子どもたちの「心」を支えるシステムの充実 ······· 32 3 子どもたちの学びを支えるため、学校・家庭・地域が一体となった取組 (10) 地域社会の連帯意識の再生と地域の教育力の向上 ·························· 34 4 子どもたちが安心して学べる環境づくり、信頼される学校づくり (11) 学校の組織力の向上 ···················································· 36 (12) 教職員の資質能力の向上 ················································ 38 (13) 安全・安心で、質の高い学習環境の整備 ·································· 40 5 県民だれもが生きがいをもって地域社会に参画する生涯学習社会づくり (14) 県民の学習ニーズに応える社会教育・生涯学習の振興 ······················ 42 (15) のじぎく兵庫国体やのじぎく兵庫大会の成果を生かしたスポーツの振興 ······ 44 第3章 外部有識者の意見 ················································· 47 参考1 事業一覧 ························································· 53 参考2 「ひょうご教育創造プラン(兵庫県教育基本計画実施計画)」 平成 25 年度の取組状況 ············································ 91 -2- 〔報告書の構成〕 第1章 教育委員会会議及び教育委員の活動状況 平成 25 年度に実施した教育委員会会議及び教育委員の活動状況について、点検・評 価を実施しました。 第2章 各施策の状況 教育委員会が所管する 15 の施策について、各事業の取組状況や具体的な目標の達成 状況、今後の方向性の点検・評価を実施しました。また、 「ひょうご教育創造プラン(兵 庫県教育基本計画)(第1期) 」期間(H21~25)における取組の推移を併せて記載しまし た。 第3章 外部有識者の意見 点検・評価の客観性の向上を図るため、外部有識者から、様々な意見・助言をいただ きました。 (50 音順、敬称略) 氏 名 役 職 等 浅野 良一 兵庫教育大学大学院 教授 尾上 浩一 兵庫県PTA協議会 会長 門野 隆弘 神戸新聞社 論説副委員長 寺崎 正俊 兵庫県経営者協会 会長 長瀬 荘一 神戸女子短期大学 学長 宮脇 京子 小野市社会教育委員 委員長 参考1 事業一覧 平成 25 年度に実施した各事業の実績をまとめました。 参考2 「ひょうご教育創造プラン」平成 25 年度の取組状況 「ひょうご教育創造プラン(兵庫県教育基本計画実施計画) (第1期) 」の各施策に掲 げる具体的な指標の達成状況をまとめました。 〔議会への提出及び公表〕 平成 26 年9月県議会に報告書を提出するとともに、 兵庫県教育委員会のホームページで公 表します。 http://www.hyogo-c.ed.jp/~somu-bo/index.html ■参考■ 地方教育行政の組織及び運営に関する法律(平成 19 年6月公布、平成 20 年4月施行) (教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価等) 第 27 条 教育委員会は毎年、その権限に属する事務(前条第一項の規定により教育長に委任された事務 その他教育長の権限に属する事務(同条第三項の規定により事務局職員等に委任された事務を含む。) を含む。)の管理及び執行の状況について点検及び評価を行い、その結果に関する報告書を作成し、 これを議会に提出するとともに、公表しなければならない。 2 教育委員会は、前項の点検及び評価を行うに当たっては、教育に関し学識経験を有する者の知見の 活用を図るものとする。 -3- 点検・評価の結果と今後の取組《総括》 ○「確かな学力」の確立 [主な取組状況] ・小学校5・6年生における兵庫型教科担任制の全県実施(H25:全 657 校) ・反復学習のための週4日の学習タイムの全小・中学校での実施 ・ 「ことばの力」の育成を図る授業改善の促進(DVDの作成、教員研修等) ・スーパーティーチャーによる学校訪問等を通じた全県的な授業改善 [成果・課題] ・全国学力・学習状況調査の結果(平均正答率)は、小・中学校計8科目中7科目で全国平均より高い。 ・全国平均より低い中学校国語の「活用」も全国との差が年々縮まるなど、改善傾向。 ・授業の冒頭に目標を示す活動、最後に学習内容を振り返る活動を取り入れている学校の割合は、小・ 中学校ともに全国平均より低い。 [今後の方向性] ・全国学力・学習状況調査の結果等を踏まえた授業の改善、学力向上方策の推進 (目標を示し、学習内容を振り返る活動の徹底、週4日の学習タイム 100%実施の継続等) ・各教科等における「ことばの力」の育成、児童生徒の読書習慣の育成にかかる環境づくりの推進 ・グローバル人材の育成(語学力、コミュニケーション能力の充実) ○「豊かな心」の育成 [主な取組状況] ・「兵庫版道徳教育副読本」の全小・中学生への配布・活用 ・児童生徒の発達の段階に応じた兵庫型「体験教育」の推進(環境体験事業、自然学校、トライやる・ ウィーク、高校生ふるさと貢献活動事業等) [成果・課題] ・全国学力・学習状況調査結果では、小・中学生とも規範意識に関する質問項目で肯定意見が 90%を 超えるなど高い傾向。一方で、自尊感情や、思いやり等を行動にうつす力は低い傾向。 [今後の方向性] ・ 「副読本」の年間指導計画への位置付け及び活用方法の工夫・改善 ・ 「道徳の時間」と兵庫型「体験教育」を通じた自尊感情や行動力の育成 ・人間関係を形成する能力やキャリアプランニング能力等、社会的自立に必要な能力の育成 ○「健やかな体」の育成 [主な取組状況] ・「運動プログラム 2009」の普及、小学校教員の体育実技指導力向上研修 ・ 「学校における食育実践プログラム」に基づく食育の推進 ・学校保健支援チームの設置(児童生徒の現代的健康課題に対応する体制づくりの推進) [成果・課題] ・児童生徒の体力・運動能力の全国平均値の比較では、中学校男子を除く全ての校種で、全国と「同程 度」もしくは「上回る」項目が多い状況。 体力水準の高かった昭和 60 年頃との比較では依然低い水準。 [今後の方向性] ・地域のスポーツ指導者等を活用した体育授業の充実、学校全体で体力向上に取り組む時間の確保 ・学校教育活動全体を通じた効果的な食育の実践 ・ 「学校におけるアレルギー疾患対応マニュアル」の普及活用の推進 ○県立高校教育改革の推進 [主な取組状況] ・多部制単位制高校、中高一貫教育校、特色ある専門学科等の設置、特色選抜・複数志願制度の導入 ・インスパイア・ハイスクール事業を活用した高等学校の特色づくりの推進 ・通学区域の再編(平成 27 年度入学者選抜から現行の 16 学区を5学区に再編) [成果・課題] ・ 「県立高等学校教育改革第二次実施計画」による高校学校教育の多様化が進展。 ・グローバル化など社会の変化に対応するための教育内容の充実が課題。 -4- [今後の方向性] ・ 「第二次実施計画」に基づく改革を引き続き推進 ・新通学区域の円滑な導入のための受検者・保護者等への周知・広報の継続 ○特別支援教育の充実 [主な取組状況] ・ 「兵庫県特別支援教育第二次推進計画」 (平成 26 年3月)の策定 ・知的障害児特別支援学校在籍者の増加に対応するための特別支援学校の計画的整備、分教室の設置 (姫路しらさぎ特別支援学校の開校、こやの里特別支援学校分教室の設置) [成果・課題] ・知的障害児特別支援学校在籍者は、引き続き増加傾向。 ・特別支援学校の一般就労率の低迷が課題。 [今後の方向性] ・個別の教育支援計画の作成・活用の促進など多様な教育ニーズに対応した特別支援教育の充実 ・全ての教職員の発達障害等に関する指導力の向上 ・地域の実情に応じた特別支援学校の整備 ・卒業後の進路を見据えた早期から支えつなぐ相談・支援体制づくり ○学校・家庭・地域の連携 [主な取組状況] ・学校支援地域本部事業等による地域全体で学校を支援する体制の整備、放課後子ども教室の開設 ・オープンスクールやオープン・ハイスクールの実施及び実施内容の充実 [成果・課題] ・オープンスクールは、実施期間、来校者数ともに増加。学校支援地域本部や子ども教室における市 町ごとの実施状況の差、学校安全ボランティアの固定化等に課題。 [今後の方向性] ・学校地域連携普及推進事業の成果を生かした地域全体で学校を支援する体制の充実 ・地域と学校をつなぐコーディネーターの資質向上 ○学校の組織力の向上・教職員の資質能力の向上 [主な取組状況] ・優秀な管理職の養成、主幹教諭の積極的な登用・配置 ・ノー残業デーの実施等による、教職員が児童生徒と向き合う時間を確保する取組の推進 ・「No!体罰(改訂版)」「いきいき運動部活動(3訂版)」を活用した研修の実施 [成果・課題] ・約 98%の公立学校に主幹教諭を配置。教職員の勤務時間は、成績処理、自宅への業務等は縮減した が、学習指導要領改訂に伴う授業準備等の時間が増加。 [今後の方向性] ・ 「教職員の勤務時間適正化新対策プラン」に基づく校務・業務の効率化・IT化等業務改善の促進 ・優秀な教員を確保するための採用試験の工夫・改善 ・教員の体罰に係る未然防止研修の徹底 ○生涯学習社会づくりの推進 [主な取組状況] ・社会教育施設における魅力ある展覧会の開催、イベントや講座等の充実 ・ 「のじぎく兵庫国体」 「のじぎく兵庫大会」の成果を活かした競技力の向上 ・「スポーツクラブ 21 ひょうご」を通じた世代間交流、神戸マラソンの開催、「ひょうご de スポーツ 推進月間」の実施等による生涯スポーツの充実 [成果・課題] ・各施設における入館者の満足度は、約 80%を超えるが、入館者数に伸びが見られない施設が多い。 ・成人の週1回以上の運動・スポーツ実施率は約 47%で、全国調査(平成 25 年1月)とほぼ同様。 [今後の方向性] ・ミュージアムフェア、アウトリーチを含むイベントや講座、セミナー等学習機会の充実 ・東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けた競技力の向上 ・生涯スポーツ大会の拡大等による誰もが気軽にスポーツに参加できる環境整備 -5- 第2期「ひょうご教育創造プラン(兵庫県教育基本計画) 」の策定について 1 策定の趣旨 第1期プランの成果と課題を踏まえ、教育基本法の理念の実現を図り、兵庫の教育を一層充実 させるため、本県の教育がめざすべき方向性と今後講ずるべき施策等を示す第2期「ひょうご教 育創造プラン(兵庫県教育基本計画) 」を平成 26 年3月に策定した。 2 第2期「ひょうご教育創造プラン」の概要 (1) 計画の性格 教育基本法第 17 条第2項の規定に基づく、本県の教育施策に関する基本的な計画 (2) 計画期間 平成 26 年度~30 年度の5年間 (3) 基本理念 兵庫が育む こころ豊かで自立した人づくり ~学び、育て、支えるひょうごの教育~ (4) 基本方針 ① 自立して未来に挑戦する態度の育成 子どもたちが、自らの生き方を考える中で学びの意義を認識し、生涯学び続ける姿勢 を身に付けることが重要。その上で学びの原動力や推進力となる夢や目標をもつこと、 それを実現しようとする意欲・態度、様々な困難に直面しても状況を主体的かつ的確に 判断し行動する力を身に付けることが不可欠。 ・ 社会的自立に向けたキャリア形成の支援 ・ 兵庫型「体験教育」の推進 ・ グローバル化に対応した教育の推進 ② 「生きる力」を育む教育の推進 子どもたちに、心身ともに健康で、幅広い知識と教養や豊かな情操と道徳心を身に付け させるとともに、個性や能力、可能性を最大限に伸ばすため、確かな学力、豊かな心、健 やかな体の「生きる力」をバランスよく育成し、幼児教育から高等教育までの発達の段階 に応じた学びを充実することが必要。 ・ 「確かな学力」の育成 ・ 「豊かな心」の育成 ・ 「健やかな体」の育成 ・ 幼児期の教育の充実 ・ 特別支援教育の充実 ・ 私学教育の振興 ・ 高等教育の推進 ③ 子どもたちの学びを支える仕組みの確立 学校、家庭、地域は、それぞれが子どもたちの成長にかかわる当事者として、互いに連 携・協力して教育に取り組むことが必要。また、教育行政は、その効果的かつ円滑な実施 が図られるよう総合的な施策を推進することが必要。 ・ 学校の組織力及び教職員の資質能力の向上 ・ 安全・安心な学習環境の整備 ・ 地域全体で子どもを育てる環境づくりの推進 ・ 家庭の教育力の向上 ④ すべての県民が学ぶ生涯学習社会の形成 県民一人一人がその生涯を通じて、生きがいをもって、社会教育・生涯学習の場で様々 な学びの機会を得ることや、社会の一員として必要な学びに取り組み、自らが生きる地域 の課題を協働して解決していくことが必要。 ・ 生涯を通じた学びの機会・場の充実 ・ 文化財の保存・活用 ・ 「スポーツ立県ひょうご」の実現 -6- 第 1 章 教育委員会会議及び 教育委員の活動状況 -7- 教育委員会会議及び教育委員の活動状況 人口減少や少子・高齢化、グローバル化など教育を取り巻く環境が著しく変化す る中、現場主義のもと、各教育委員が県民目線に立ち、スピード感を持って、教育 施策の基本的な方針を決定するとともに、リーダーシップを発揮しながら適切に事 務局を指揮することにより、教育の充実・向上を図ることが求められている。 このため平成 25 年度は、県庁での教育委員会の定例会議開催に加え、県下各地で 年4回の移動教育委員会を開催するとともに、県教育委員会ホームページに開催日 程や議事録を公開した。今後の教育行政に生かすための学校及び教育施設等の視察 や、教職員との意見交換など、教育委員活動の充実に取り組んだ。 今後も、学習意欲・習慣の確立、自尊感情や行動力の育成、いじめ・不登校への 対応など教育をめぐる課題が複雑化・困難化する中、教育現場が直面する課題を的 確に把握するとともに、教育委員としての識見を発揮し、活発な議論と効果的な施 策を展開する。 平成 25 年度教育委員 職 名 氏 名 任 徹 (1 期目) 平成 17 年 10 月 13 日 ~平成 21 年 10 月 12 日 (2期目) 平成 21 年 10 月 13 日 ~平成 25 年 10 月 12 日 (1期目) 平成 18 年 10 月 8 日 ~平成 22 年 10 月 7 日 (2期目) 平成 22 年 10 月 8 日 ~平成 26 年 10 月 7 日 高 﨑 正 弘 (1期目) 平成 19 年 10 月 12 日 ~平成 23 年 10 月 11 日 (2期目) 平成 23 年 10 月 12 日 ~平成 27 年 10 月 11 日 長 田 典 子 (1期目) 平成 20 年 10 月 11 日 ~平成 24 年 10 月 10 日 (2期目) 平成 24 年 10 月 11 日 ~平成 28 年 10 月 10 日 委 員 長 (平成22年10月16日~ 平成25年10月12日) 西 村 亮 一 委 員 長 (平成25年10月18日~ ) 山 口 委 員 (委員長職務代行者) 委 期 員 (委員長職務代行者) ※保護者委員 現 職 略 (H26.3.3 現在) 歴 ・(社)兵庫県医師会 会長 医 師 ・(社)日本医師会 理事 ・兵庫県医療審議会 会長 ・(財)神戸YMCA 総主事 ・顧問 (公財) ・兵庫県青少年団体連絡協議 神戸YMCA 会 会長 名誉主事 ・兵庫県ミニバスケットボー ル連盟 会長 (株)三井住友 銀行名誉顧問 ・(株)さくら銀行(現(株)三井 住友銀行) 代表取締役会長 ・関西経済連合会 副会長 ・三菱電機(株)先端技術総合 研究所 研究員 関西学院大学 理工学部教授 ・兵庫エレクトロニクス研究 会 顧問 ・大阪芸術大学大学院 客員 委 員 (委員長職務代行者) 平成 24 年 10 月 11 日 ~平成 28 年 10 月 10 日 作 家 教授 ・兵庫県芸術文化協会 評議 員 玉 岡 かおる -8- 職 名 氏 名 任 現 期 職 略 (H26.3.3 現在) 歴 ・(一社)兵庫県医師会 副会 委 平成 25 年 10 月 13 日 ~平成 29 年 10 月 12 日 員 医 師 長 ・(公財)日本学校保健会 業 務執行理事 小 澤 孝 好 委 員 (教育長) 平成 25 年 4 月 1 日 ~平成 29 年 3 月 31 日 ― ・兵庫県政策監 ・兵庫県公営企業管理者 高 井 芳 朗 具体的な目標の達成状況 具 体 的 な 目 標 目標 H21 H22 H23 H24 H25 教 育 委 員 会 会 議 の 傍 聴 者 数 50 人 48 人 50 人 70 人 60 人 56 人 意 見 交 換 会 や 研 究 協 議 の 機 会 10 回 8回 8回 11 回 9回 12 回 学 校 等 教 育 施 設 、 学 校 行 事 等 の 視 察 20 回 12 回 18 回 21 回 18 回 20 回 教 育 施 策 の 推 進 に 係 る 会 議 や 行 事 へ の 参 加 10 回 5回 6回 8回 9回 9回 教育委員会の主な活動実績 1 教育委員会会議の開催 教育委員会会議を開催し、各教育委員の専門性や識見に基づき審議 (1) 開催状況 ① 定 例 会:23 回開催(うち県下各地域での移動教育委員会を4回開催) ② 傍聴者数:56 人(うち移動教育委員会の傍聴者数 46 人) ③議 事:68 件 うち 基本方針の決定、規則制定等 人事案件 県議会提出議案(条例制定等)にかかる意見申出 その他 ④ 報告事項(各種調査結果、各種大会開催状況等):108 件 (2) 会議に付議する案件名を事前に公表(県教育委員会HPで公表) (3) 会議録及び配布資料の公表(県教育委員会HPで公表) -9- 17 件 16 件 18 件 17 件 (4)定例会の概要 回 開 催 日 審議時間 1 平成 25 年 4月 4日(木) 90 分 2 平成 25 年 4月 18 日(木) 110 分 3 平成 25 年 5月 9日(木) 90 分 4 平成 25 年 5月 23 日(木) 105 分 5 平成 25 年 6月 5日(水) 70 分 6 平成 25 年 6月 20 日(木) 80 分 7 平成 25 年 7月 4日(木) 40 分 8 平成 25 年 7月 17 日(水) 60 分 9 平成 25 年 8月 1日(木) 70 分 10 平成 25 年 9月 5日(木) 135 分 11 平成 25 年 9月 19 日(木) 100 分 12 平成 25 年 10 月 3日(木) 90 分 13 平成 25 年 10 月 18 日(金) 120 分 14 平成 25 年 11 月 7日(木) 105 分 15 平成 25 年 11 月 21 日(木) 60 分 16 平成 25 年 12 月 4日(水) 110 分 17 平成 25 年 12 月 19 日(木) 100 分 18 平成 26 年 1月 10 日(金) 90 分 19 平成 26 年 1月 23 日(木) 100 分 20 平成 26 年 2月 6日(木) 120 分 21 平成 26 年 2月 20 日(木) 100 分 22 平成 26 年 3月 6日(木) 120 分 23 平成 26 年 3月 19 日(水) 160 分 合 議 事 等 の 内 容 件数 ・兵庫県教科用図書選定審議会委員の委嘱 8件 ・兵庫県公立高等学校入学者選抜における定時制合格状況 等 ・教職員の人事 5件 ・県立高等学校卒業者の就職内定状況 等 ・兵庫県立図書館協議会委員の委嘱(任命) 6件 ・兵庫県公立学校教員採用候補者選考試験の実施 等 ・使用教科用図書の採択 10 件 ・播磨東地区の教育の概要 等 ・教科書展示会の開催 等 2件 ・兵庫県社会教育委員の委嘱(任命) 8件 ・阪神西地域特別支援学校の校名(仮称) 等 ・兵庫県公立学校教員採用候補者選考試験応募状況 等 2件 ・兵庫県公立高等学校入学者選抜に関する基本方針 8件 ・兵庫県立特別支援学校高等部入学者選考の日程 等 ・公立学校教職員のへき地手当等に関する規則の一部を改正する規則制定 6件 ・県庁インターンシップの実施 等 ・「平成25 年度教育委員会の点検・評価(平成24 年度実績)」決定 13 件 ・第2期「ひょうご教育創造プラン」の検討状況 等 ・兵庫県立人と自然の博物館協議会委員の委嘱 5件 ・丹波地区の教育の概要 等 ・教職員の人事 12 件 ・兵庫県高校生留学フェア開催 等 ・公立学校教職員異動方針決定 11 件 ・人事委員会の給与等に関する報告の概要 等 ・兵庫県社会教育委員の委嘱 6件 ・但馬地区の教育の概要 等 ・兵庫県立高等学校の通信制の課程に関する規則及び兵庫県立高等学校学事通則の一 1件 部を改正する規則制定 ・公立学校教育職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例制定に係る意見申出 9件 ・第3次行財政構造改革推進方策(第3次行革プラン)企画部会案 等 ・教職員の人事 ・教育10 大ニュース 等 7件 ・第2期「ひょうご教育創造プランの決定」及び第2期「ひょうご教育創造プランの策定に係る意見申出」 2件 ・高校生ふるさと貢献活動事業発表会の概要 ・兵庫県立高等学校の管理運営に関する規則等の一部を改正する規則制定 9件 ・兵庫県優秀教職員表彰 等 ・教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例制定に係る意見申出 16 件 ・播磨西地区の教育の概要 等 ・「指導の重点」決定 5件 ・県立高等学校部活動指導者表彰式の実施 等 ・教育職員の免許状の授与等に関する規則の一部を改正する規則制定 12 件 ・「兵庫型教科担任制」検討委員会提言 等 ・兵庫県教育委員会行政組織規則の一部を改正する規則制定 13 件 ・第2 期「ひょうご教育創造プラン」平成26年度実施計画 等 計 176 件 - 10 - 傍聴者 0人 0人 1人 14 人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 10 人 1人 0人 3人 0人 7人 1人 0人 0人 19 人 0人 0人 0人 56 人 2 移動教育委員会の開催 県下各地域の教育の現状等を実地把握し、今後の教育行政に生かすため、移動教育委員会を4回開催 回 開催日[開催地域] 活 動 場 所 活 動 内 容 稲美町生きがい創造センター ・教育委員会会議の開催 ・電子黒板や兵庫県版道徳副読本を活用した 授業の視察及び意見交換(カウンセリング 稲美町立母里小学校 の実情・成果・課題等) ・スクールカウンセラーとの懇談 ・授業視察及び意見交換(地域の協力により 篠山市立八上小学校 実現した木造校舎の耐震改修) 平成 25 年 9月 19 日(木) ・県立篠山鳳鳴高等学校所蔵「青山記念文 2 篠 山 城 大 書 院 [丹波地域] 庫」企画展視察 1 平成 25 年 5月 23 日(木) [播磨東地域] 篠山市立篠山市民センター ・教育委員会会議の開催 3 平成 25 年 11 月 7日(木) [但馬地域] 豊岡市立日高高等学校 ・授業視察及び意見交換(福祉科・看護科・ 看護福祉科の特色、志願状況等) 豊岡市立日高文化体育館 ・教育委員会会議の開催 ・ものづくり体験プログラムについての視察 及び意見交換 ・授業視察及び意見交換(地域との連携によ 平成 26 年 2月 6日(木) 宍粟市立山崎南中学校 4 る特色ある授業の実施等) [播磨西地域] 県 立 山 の 学 校 宍 粟 市 山 崎 文 化 会 館 ・教育委員会会議の開催 【移動教育委員会における教育現場の視察、教職員等との意見交換の実施】 平成 26 年2月6日、第4回目の移動教育委員会に併 せ、教育現場の視察や教職員等との意見交換を行いまし た。 宍粟市立山崎南中学校では、地域の保育園、幼稚園、 小学校との交流、保護者等が積極的にかかわる授業の 実施など、特色のある取り組みについて意見交換を行 いました。 教育委員の「地域の人々が学校の授業に関わってい るが、それは学校から地域の人々へアプローチしたの か。それとも地域の人々からアプローチがあったのか。」 との質問に対し、学校からは「学校から地域の人へア プローチした部分もあるが、元々地域住民との繋がりが強い地域なので、学校と地域のニーズが合致 した授業を展開しており、地元からのバックアップ体制も整っている。」と回答がありました。 意見交換のあとには、実際に、地域の方が講師をしている「総合的な学習の時間」(お菓子作り教 室、茶道教室)の授業風景を視察しました。茶道教室では、教育委員も生徒とともにお茶席に参加さ せていただきました。 - 11 - 3 意見交換会や研究協議等の実施 重要な施策等の立案段階での意見交換・研究協議等を 12 回実施し、教育委員の意見の施策への反映及 び教育委員会会議での協議を充実 実 施 日 1 平成 25 年 5月 23 日(木) 2 平成 25 年 7月 4日(木) 3 平成 25 年 7月 17 日(水) 4 平成 25 年 8月1日(木) 5 平成 25 年 9月 19 日(木) 6 平成 25 年 10 月 3日(木) 7 平成 25 年 11 月 7日(木) 8 平成 25 年 11 月 7日(木) 9 平成 25 年 11 月 21 日(木) 10 平成 25 年 12 月 19 日(木) 11 平成 25 年 12 月 19 日(木) 12 平成 26 年 2月 6日(木) 活 動 内 容 カウンセリングの実情や成果・課題についてスクールカウンセラーとの意見交換 (移動教育委員会開催時に実施)【再掲】 「教育委員会制度改革」に係る研究協議 「体罰及び部活動指導」に係る研究協議 「教育委員会の点検・評価」に係る研究協議 地域の協力により実現した木造校舎の耐震改修について意見交換 (移動教育委員会開催時に実施)【再掲】 「第2次高等学校改革」に係る研究協議 「重要施策」に係る研究協議 福祉科・看護科・介護福祉科の特色や志願状況について意見交換 (移動教育委員会開催時に実施)【再掲】 「教育委員会制度改革」「特別支援教育」に係る研究協議 「指導の重点編集方針」に係る研究協議 教育事務職特別研修生との意見交換 地域との連携による特色ある授業の実施等について意見交換 (移動教育委員会開催時に実施)【再掲】 【重大事案等への対応】 平成 25 年2月に、大阪市立高等学校での部活動中の体罰を背景とする高校生の自殺事案を受け、体 罰にかかる実態調査を行いました。(平成 24 年4月~平成 25 年2月発生分として、小・中・高・特 支計 132 件が判明。) 調査に先立ち、委員からの「子どもたちにありのままを回答してもらうためには、学校長に直接提 出できる仕組みが必要である」との意見を踏まえ、記入項目、密封の仕方、開封方法等の細部につい ても協議を行いました。 4月には今後の体罰事案への対応について、委員による協議を行い、加害教員に対する懲戒処分の 厳格化、学校長に係る監督責任の明確化など懲戒処分を強化するとともに、加害教員の部活動指導等 の禁止、加害教員に対する事後研修の義務付けや通報窓口の明確化などの各委員からの意見を踏まえ、 5月1日付けで各県立学校、市町教育委員会に対し、「体罰事案に対する今後の対応」として通知を 行いました。 教職員向け研修資料「NO!体罰」の改訂作業にあたっても、各委員から多くの意見が出されまし た。また、「毎日、休みもなく長時間続ける現在の部活動の運営方法自体を見直すべき」との意見を 踏まえ、「いきいき運動部活動」の内容を全面改訂し、教職員に対する研修資料として活用すること にしました。 - 12 - 4 出前授業の実施 各教育委員が高校生に対し、生き方や人生観など専門分野を生かした授業を 10 回実施 委 員 名 1 山口 徹 2 高﨑 正弘 3 長田 典子 4 玉岡かおる 5 小澤 孝好 講 義 テ ー マ 実 施 日 あなたは心の伴走者に 平成 25 年 6月 19 日(水) 成り得ていますか? 平成 25 年 10 月 31 日(木) -コミュニケーションとは- 平成 25 年 9月 6日(金) 変貌する時代を生きる 平成 25 年 11 月 11 日(月) 平成 25 年 10 月 22 日(火) 本物のピアニストを CG で 平成 25 年 10 月 24 日(木) 作ってみよう 平成 25 年 11 月 27 日(水) 平成 25 年 12 月 6日(金) 神と仏と日本人 平成 26 年 2月 10 日(月) 平成 26 年 2月 12 日(水) 物理と医学 学 校 名 等 ・県立氷上西高等学校(約 40 名) ・県立宝塚高等学校(約 240 名) ・県立西脇工業高等学校(約 80 名) ・県立香寺高等学校(約 50 名) ・県立柏原高等学校(約 20 名) ・県立長田高等学校(約 40 名) ・県立西宮高等学校(約 320 名) ・県立三田祥雲館高等学校(約180 名) ・県立須磨東高等学校(約 40 名) ・県立尼崎小田高等学校(約 40 名) 【教育委員による出前授業の実施】 高﨑正弘教育委員が平成 25 年 11 月 11 日(月)に 県立香寺高等学校において「変貌する時代を生きる -私の時代、君達の時代-」をテーマとし、情報ビ ジネス系列の生徒を対象に講義を行いました。 講義では、「一国の人口動向がその国の経済成長 に影響することは、あらゆるデータからも確認出来 る。今後、日本の人口の減少が見込まれる中で、い かに世界の国々と関わりを持って我が国の活力を維 持していくか。」など、大局的な視点の話に続いて、 「高校時代には、夢を追う一方で、将来に向けて自 らの考え方や座標軸を固める訓練も大事である。公 共心、道徳心などをしっかりと身につけ、血の通ったフェイス・トゥ・フェイスのつながりを大切に してほしい。今という時間は二度と来ないので、その一瞬一瞬を大事にしてほしい。」と、これまで の経験を踏まえたアドバイスがありました。 その後の質疑応答では、「将来開業したいと思っているが、経営者に一番大事な資質は何か。」「働 く上で一番大事なことは何か。」「就職面接試験の際に留意する点は何か。」など、自分たちの今後 に関連する質問が数多く出されました。 講義を受けた生徒からは、「今回の講義を参考に自分たちの進路実現を目指し、高校生活を送って いきたい。」「グローバル化の中において、自らの長所を大事にしながら、世界をどういう目で見つ めていくかをじっくり考えていきたい。」との感想がありました。 また、講義を終えた高﨑教育委員は、「永年身を置いた金融界などの個別テーマではなく、高校生 の皆さんが近い将来直面するであろう時代や環境をベースとした漠然とした話であったので、率直に 云ってどの程度理解していただけるか不安はありましたが、教室の雰囲気や皆さんからの質問を受け て、それなりに理解していただけたかと思っています。」「あらゆる分野でグローバル化が加速する なか、教育界に於いても、知識偏重から人間力・総合力重視へと潮流の変化が見られる昨今、教育委 員会の職責の重さを改めて認識する貴重な機会ともなりました。」と述べられました。 - 13 - 5 教育施策の推進に係る会議や行事等への参加 教育施策の推進について協議を行う会議等に9回参加し、施策の進捗状況や効果等を把握 実 施 日 1 平成 25 年 5月 15 日(水) 2 平成 25 年 7月 18 日(木) 3 平成 25 年 8月 26 日(月) 4 平成 25 年 8月 27 日(火) 5 平成 25 年 10 月 16 日(水) 6 平成 26 年 1月 20 日(月) 7 平成 26 年 2月 5日(水) 8 平成 26 年 2月 21 日(金) 9 平成 26 年 3月 27 日(木) 活 動 内 容 ・市町教育委員会連合会 体罰問題についての講演等に参加 ・全国都道府県教育委員会連合会第 1 回総会 いじめ問題への対応等について協議、意見交換 ・保護司選考委員会 青少年の非行の状況等について意見交換 ・全県教育長研修会 特別支援教育についての講演等の研修会に参加 ・近畿2府4県教育委員協議会 教育委員会制度の在り方等について協議、意見交換 ・全国都道府県教育委員会連合会第2回総会 児童・生徒の学力向上等について協議、意見交換 ・神戸市教育委員との意見交換会 教員の多忙化対策について協議、意見交換 ・キャリア教育推進連携シンポジウム キャリア教育についてのシンポジウムに参加 ・保護司選考委員会 青少年の非行の状況等について意見交換 - 14 - 第 1 章 教育委員会会議及び 教育委員の活動状況 - 15 - 重点目標 1 自立的に生きる力を培い、創造性を伸ばす教育 (1) 知識基盤社会に対応する「確かな学力」の確立(小・中学校) 1 現 状 (1) 「全国学力・学習状況調査」教科区分別平均正答率 小学校 (6年) 国語A (知識) 国語B (活用) 算数A (知識) 算数B (活用) H21年度 兵庫県 H25年度 全国 との差 全国 兵庫県 全国 中学校 (3年) 全国 との差 70.7 69.9 0.8 63.3 62.7 0.6 50.9 50.5 0.4 49.9 49.4 0.5 79.2 78.7 0.5 77.4 77.2 0.2 54.8 54.8 0.0 59.2 58.4 0.8 国語A (知識) 国語B (活用) 数学A (知識) 数学B (活用) (2)児童生徒の学習に関する意識や学校の指導方法等 ①目標(めあて・ねらい)を示す 活動が示されている 小学校 中学校 (%) 100 77.6 82.5 80 60 40 20 0 児童 68.1 50.6 生徒 ①目標(めあて・ねらい)を示す 活動を取り入れた 小学校 (%) 93.9 96.5 100 80 60 40 20 0 ②学習内容を振り返る活動が 示されている 小学校 中学校 (%) 100 70.6 76.7 80 60 40 20 0 児童 92.6 51.3 生徒 H21年度 兵庫県 H25年度 全国 との差 全国 兵庫県 全国 全国 との差 77.2 77.0 0.2 76.8 76.4 74.0 74.5 ▲ 0.5 67.0 67.4 ▲ 0.4 64.7 62.7 2.0 65.9 63.7 2.2 57.9 56.9 1.0 43.8 41.5 2.3 0.4 文部科学省「平成 25 年度 全国学力・学習状況調査」 ③授業(国、算・数)の内容がよく分かる 小学校 (%) 100 78.2 79.9 80 60 40 20 0 国語 中学校 78.9 80.2 69.6 71.9 68.7 70.5 算数 国語 数学 ②学習内容を振り返る活動を 取り入れた 中学校 82.8 37.9 文部科学省「全国学力・学習状況調査」 小学校 (%) 88.2 92.0 100 80 60 中学校 79.7 88.1 ※各質問項目に肯定的な回答をした 児童生徒や学校の割合 ■兵庫県 □全国 40 20 0 2 分 析 1 教科に関する状況 ○ 平成 25 年度全国学力・学習状況調査において、 「教科・学年ごとの学力の定着状況」は、全国 と同程度であるが、小・中学校ともに平成 21 年度(前回の悉皆調査)と比較すると改善傾向。 ○ 全国平均正答率との比較では、中学校数学は「A問題(知識) 」 「B問題(活用) 」ともに、全 国より2ポイント以上高い状況。中学校国語の「B問題(活用) 」は、全国より 0.4 ポイント低 いが、全国の平均値との差は縮小。小学校は、国語・算数ともに全国より 0.2~0.8 ポイント高 い状況。 2 児童生徒の学習への意識や学校の指導方法等の状況 ○ 授業のはじめに目標(めあて・ねらい) 、最後に学習内容を振り返る活動をよく行っていると 思う児童生徒の割合は、小・中学校ともに全国より低い状況。また、授業の冒頭で目標(めあて・ ねらい)を示す活動、最後に学習内容を振り返る活動を取り入れている学校の割合は、小・中学 校とも全国より低い状況。 ○ 児童生徒が学習の見通しを立てたり、学習内容を振り返ったりするなどの指導方法の工夫改善 や、全国学力・学習状況調査の結果を授業改善へ反映させるPDCAサイクルの確立が課題。 - 16 - 3 主な取組状況 施策の主な取組(H21~25) ○ 「兵庫型教科担任制」の推進(H21~) 小学校5・6年生で教科担任制と少人数授業を組み合わせて実施 ○ ひょうご学力向上推進プロジェクト(H17~) ・学力向上実践推進委員会の設置(全国学力・学習状況調査結果分析、学力向上方策の検討等) ・ 「ことばの力」育成事業(H21~24(H21・22は国語力向上実践研究) ) (小・中学校18校) ・ 「ことばの力」の育成を図る授業改善の促進(H25)(効果のあった授業展開をDVDに編集) ・ 「ことばの力」の育成を図る教員研修(H23~24) (小・中学校教員のべ1,844人) ・中学校国語魅力ある授業創造研修(H25)(中学校国語科担当教員326人) ・「学習タイム」の推進(H21~) (学習習慣の確立を図るための事例集(H20作成)の活用) ・地域基礎学力向上サポート事業(H21~22) (学識経験者・指導主事等による支援(2地域) ) ○ 学びの充実促進事業(H20~23(H20・21は学力向上実践推進事業)) 学力向上のための非常勤講師配置 ○ 小・中連携推進専門員(H23~24)、小中一貫教育推進コーディネーター(H25)の派遣 兵庫型教科担任制の普及啓発等小・中学校連携支援 ○ ひょうご「ことばの力」ステップアップフォーラム(H24~25) 学力の基盤となる「ことばの力」 (言語能力)の育成を図るため、学校での効果的な取組や 児童生徒の学習成果の発表 ○ スーパーティーチャー派遣事業(H21~) 学力向上に係る市町・学校への支援[学校訪問回数]のべ4,221回(H21~25) ○ 幼児教育実践支援事業(H21~22)、幼児教育充実支援事業(H23)、幼児教育支援事業(H24) 「人との豊かな関わり」、「遊びを通した学び」を重視した実践研究 ○ 幼児期と児童期の「学び」の接続充実事業(H25) 幼児期と児童期の円滑な接続のため、教育内容や指導方法の工夫改善の実践研究 具体的な目標の達成状況 公立小学校5・6年生での兵庫型教科担任 制の全県実施 公立小・中学校で反復学習のため 小学校 の学習タイムの週4回以上実施 中学校 全国学力・学習状況調査結果につ いて全国平均(平均正答率)を上 回る 小学校 読書習慣の育成…家庭で 1 日 30 分以上読書する児童生徒の割合 が全国平均を上回る 小学校 中学校 中学校 H21 H22 H23 113 校 261 校 466 校 73.0% 77.9% 92.1% 95.9% - - - - 34.0% 33.9% (全国 35.2%) (全国 35.9%) H24 660 校 H25 657 校 (全県実施) (全県実施) 93.9% 100% 100% 97.3% 100% 66.8% 100% 64.7% (全国 66.9%) (全国 64.2%) 全国学力・学 習状況調査 中止のため データなし 62.6% 65.9% (全国 61.7%) (全国 64.5%) 32.4% 34.4% (全国 34.8%) (全国 36.6%) 23.6% 25.3% 25.1% 26.3% (全国 26.1%) (全国 27.3%) (全国 28.1%) (全国 29.5%) 4 今後の方向性 ○ 「兵庫型教科担任制」のさらなる充実を図るため、検証委員会の提言に基づき、小・ 中学校間で指導内容の系統性の確保や、指導方法の共有を図る取組を進める。 ○ 小・中学校での「学習タイム」の内容の充実を図るとともに、全国学力・学習状況 調査により児童生徒の生活実態や学習状況を適切に把握・分析し、学習習慣の確立な ど学校における指導の工夫・改善に取り組む。 ○ 授業のはじめに目標を明確に示す「見通し」、学習内容を振り返る時間を設定する 「振り返り」活動の徹底を図り、各教科における授業改善の取組をさらに進める。 ○ 知識・技能を活用する力の育成や「ことばの力」の向上、「理数教育」等、学力向 上の取組の充実を図る。 ○ 小・中学校での読書タイムの内容の充実を図るとともに、読書活動推進校の取組の 成果を広く全県に発信するなど、子どもが本に親しみ、本を楽しむことができる環境 づくりを推進する。 ○ 幼児期の教育(幼稚園、保育所、認定こども園における教育)と小学校教育との円滑 な接続の取組を進める。言葉に対する感覚や言葉で表現する力を養うための教育内容 や環境の構成、教師の援助の在り方について研究を深め、幼稚園教育の充実を図る。 - 17 - 重点目標 1 自立的に生きる力を培い、創造性を伸ばす教育 (2) 知識基盤社会に対応する「確かな学力」の確立(高等学校) 1 現 状 (対象:高校学力向上推進プロジェクト研究校 30 校(H25) 県立高等学校学力向上推進プロジェクト研究校 30 校(H22)) (1)学習意欲、学習習慣についての調査結果 48.2 49.2 ◆平日に、1時間以上学習する 85.6 ◆勉強は大切だ 89.4 ◆良い成績がとれる よう勉強したい 72.4 ◆入試や就職試験に 役立つよう、勉強したい 71.2 88.1 50 21.4 15.7 ◆世の中の情報を得るのに 新聞を読む 0 (%) 100 (2)県立高等学校における言語活動の実施状況 H22 H25 10.4 7.4 ◆世の中の情報を得るのに 本や雑誌を読む 91.4 0 60.1 67.9 ◆平日に全くまたはほとんど 読書をしない 50 (%) 100 県教委「高校生生活実態・学習状況調査」 (対象:全県立高等学校) ◆各教科等において次の①~⑥の学習活動をしますか。(複数回答可) 理 科 ① 40 25 ② 64 28 23 50 49 ③ ③ ⑤ 32 0 15 20 40 25 38 44 ③ 57 ④ ④ ④ 情報を分析し、まとめ、論述する ⑤ 仮説・構想を立て、観察・実験、創作活動等を行い、その結果を整理・ 考察し、改善を行う ⑥ お互いの考えを伝え合い、議論・討論しながら考えを深め合う (3)県立工業高校における技能検定等合格者 H21 H23 (4)県立商業高校における技能検定等合格者 技 能 検 定 等 H25 3 8 9 3級 88 118 91 3級 3 8 11 2級 0 1 3 簿記 2級 情報処理 技 能 検 定 等 内燃機関組立て 25 35 ② 51 41 25 32 60 ④ フライス盤 52 0 7 14 11 ⑤ ① 日常生活や体験で感じ取ったことを言葉で表現する ② 観察・実験等の結果を正確に記述し、報告する ③ 物事の概念・法則・意図などを理解し、説明したり、 活用したりする 普通旋盤 ⑥ 33 65 機械 加工 14 13 35 60 25 34 H25 H20 71 50 ② 20 0 ⑤ ① (専門科目英語も含む) 75 ⑥ 55 63 外国語 75 50 44 50 ⑥ ① 数 学 75 ソフト開発、応用情報 基本情報 初級 SAD、IT パスポート 日商簿記1級 日商簿記2級 H21 0 17 62 0 99 H23 3 5 52 1 261 H25 5 3 33 1 213 2 分 析 ○ 高校学力向上推進プロジェクト指定校(30 校)では、 「勉強は大切だ」と考えている生徒が9割な ど、学習の必要性は感じているものの、平日に1時間以上学習する生徒の割合は5割に満たない。 インターネットや携帯電話等に接する時間の増加等を背景として、情報入手に新聞や本を読む生 徒が減少。 ○ 各教科における言語活動を取り入れた学習活動の実施状況では、教科により活動の内容に違いが あるものの、各教科とも平成 20 年度から増加傾向。特に、 「③説明、活用」 「④まとめ、論述」 「⑥ 伝え合い、議論・討論」を行う言語活動が顕著な増加。 ○ 「ひょうご匠の技」探求事業における高度熟練技能者の招聘や「ひょうごの達人」招聘事業にお ける専門家の招聘の効果により、県立工業・商業高校の技能検定等の合格者が増加傾向。 - 18 - 3 主な取組状況 施策の主な取組(H21~25) ○ 高校学力向上推進プロジェクトの推進(H21~(H21~23 は高等学校学力向上プロジェクト)) 指定校ごとの学力向上の指標の設定や、授業改善の実践研究を通して学力向上を推進 ・高校学力向上推進プロジェクト校の指定(毎年度 30 校) ○ 各公立高等学校における授業改善の取組 [研究授業実践校]83.2%(H20)→93.3%(H25) ○ 高等学校学力向上マイスター派遣事業の実施(H22~24) 大学研究者、民間企業人等による講演会等を通じ、学力向上への意識付けを促進 [派遣校数]のべ 56 校(H22~24) ○ 観察・実験推進モデル校の指定(H24~)(県立高等学校 10 校) ○ 数学・理科甲子園の開催(H18~(H23 以降は科学の甲子園の県予選として実施)) 3人1組で数学、理科、科学技術等の理論・実技課題等に取り組むコンテストを開催 ○ 科学の甲子園(全国大会)の開催(H23~25) JST(科学技術振興機構)との共同で科学の甲子園(全国大会)を開催 ○ 高等学校「ことばの力」充実事業(H24~25(H20~22 はことばの力向上プラン)) 「ことばの力」向上教材の活用をはじめとする言語活動の充実に関する実践研究 ・高等学校「ことばの力」充実事業の指定(20 校) ・ひょうご「ことばの力」ステップアップフォーラム[参加者数]240 名(H25) ○ 「ひょうご匠の技」探求事業 全県立全日制工業高校に高度熟練技能者等を招聘[招聘者数]のべ 85 人(H21~25) ○ 「ひょうごの達人」招聘事業 農業、商業、水産、家庭に関する学科を設置する全県立高校に専門家を招聘 [招聘者数]のべ 264 人(H21~25) ○ 「英語によるコミュニケーション能力・論理的思考力を強化する指導改善の取組」 研究の拠点校を設け、成果の普及と英語教員の指導力向上を図る[拠点校]5校(H24~) ○ 高等学校日本の歴史及び文化に係る学習の充実 世界史の中で日本の歴史と関連付けて学ぶ副読本「世界と日本」の作成(H25) 具体的な目標の達成状況 H21 H22 H23 H24 H25 科学の甲子園(全国大会)の開催……「数学・理科甲 子園」の参加者数 1,600 人(累積) 555 人 711 人 1,070 人 1,486 人 1,942 人 県立高等学校・中等教育学校を対象とした「ことばの 力」を育成する本県独自の教材(平成 21 年度作成)を活 用した授業の全県展開……全県立高等学校で活用 教材作成 全県立高校 へ配布・活用 活用率 60.1% 活用率 67.6% 活用率 68.9% 4 今後の方向性 ○ 高校学力向上推進プロジェクト指定校において、研究授業や授業研究会の実施等により教員の 意識改革や授業改善が進展する一方、生徒の学習意欲、学習習慣の定着に課題が見られるため、 指定校の研究実践を深め、学力向上に取り組む。 ○ 高等学校学習指導要領(H25.4~学年進行で実施)における言語活動の充実に向け、教材の開 発、教材活用の全県展開、教科別実践研究会や授業研究会に取り組む。 ○ 情報を分析・評価したり、知識や考えを伝え合うなどの学習活動を通じて「ことばの力」の育 成を図るとともに、英語については「兵庫版CAN-DOリスト」の活用などを通じて、豊かな 語学力、コミュニケーション能力を身に付けた国際的に活躍できるグローバル人材を育成する。 ○ 理科・数学に対する知的好奇心や科学的な見方・考え方を高める取組の充実を図る。 ○ 職業教育を主とする専門学科においては、「ひょうご匠の技」探求事業や「ひょうごの達人」 招聘事業等により、社会のニーズを踏まえた将来のスペシャリストの育成をめざし、専門性を一 層高める取組の充実を図る。 - 19 - 1 自立的に生きる力を培い、創造性を伸ばす教育 重点目標 (3) 自尊心や自律性など道徳性をはじめとした「豊かな心」の育成 1 現 状 (1)道徳性に関する意識 (1)道徳性に関する意識 文部科学省「全国学力・学習状況調査」 文部科学省「平成 19・22・25 年度全国学力・学習状況調査」 小学校 ◆小学校 中学校 86.1 90.6 94.5 95.9 H19 ◆学校のきまり(規則)を守っていますか 86.2 ◆いじめはどんな理由があってもいけ ないことだと思いますか 88 ◆人の気持ちが分かる人間になりたい と思いますか 91.2 92.9 H25 93.2 93.5 91.8 94.2 92.3 93.7 ◆人の役に立つ人間になりたいと思い ますか 89.6 93.0 93.0 94.3 ◆ものごとを最後までやりとげて、うれ しかったことがありますか 91.5 93.0 ◆自分にはよいところがあると思いま すか 73.1 75.8 60.4 65.2 下記2項目は H25 調査において項目なし H19 ◆人が困っているときは進んで助けて いますか 76.7 79.8 71.3 72.3 59.9 61.9 ◆難しいことでも、失敗をおそれないで 挑戦していますか (2)体験活動の状況 (2)体験活動の状況 H22 71.7 73.8 県教委「自然学校推進事業実施状況調査」 「トライやる・ウィーク実施状況調査」 ①自然学校(小5)学校アンケート ◆集団生活や宿泊体験としての意義を踏まえ、 自立性を育む取組を行った ◆集団活動を充実させ、社会性を育む取組を行った 100 90 80 70 60 50 (%) 79.2 82.6 85.0 87.5 84.4 H21 H22 H23 H24 H25 (年度) 100 90 80 70 60 50 ②トライやる・ウィーク(中2)実施後生徒アンケート ◆保護者や大人の人への感謝の気持ちを持った (%) 100 90 80 60.7 70 60 50 H21 (%) 83.7 85.9 85.6 88.9 87.4 H21 H22 H23 H24 H25 (年度) ※期間中に感じたことを複数選択 ◆社会のルールやマナーの大切さが分かった 61.7 64.9 64.9 67.2 H22 H23 H24 H25 (年度) (%) 100 90 71.8 80 70 60 50 H21 72.8 76.4 74.8 76.0 H22 H23 H24 H25 (年度) 2 分 析 ○ 道徳性に関する意識は、平成 19 年度調査と平成 25 年度調査(一部の項目は 22 年度調査)を比 較すると、肯定的な回答をした児童生徒の割合は増加。一方、自尊感情や対人的な道徳的行為に関 する項目については、肯定的な回答をした児童生徒の割合が他の項目と比べ引き続き低い状況。 ○ 自然学校において、自然体験の場であると同時に様々な集団活動・集団生活体験の場ととらえ、 児童の自立心や社会性を育む取組が充実。 ○ トライやる・ウィークにおいて、感謝の念や規範意識に関する項目で、肯定的な回答をした生徒 の割合がやや増加。 - 20 - 3 主な取組状況 施策の主な取組(H21~25) ○ 兵庫版道徳教育副読本の作成・配布(H21・22)、活用(H23~) 兵庫の先人、自然、伝統文化等から人間としての在り方生き方を学ぶ副読本(小学校低・ 中・高学年用、中学校用 計4編)を作成、小学校新1・3・5年生及び中学校新1年生に配 布、道徳の時間を中心に活用 ○ 道徳教育推進事業(H22~(H21:道徳教育充実事業)) 副読本活用研修、各学校における道徳の時間の授業公開の促進等 [授業公開実施状況(全学級及び一部学級実施) ] 小学校 98.4%(H20)→100%(H25)、中学校 79.9%(H20)→99.4%(H25) ○ 児童生徒の発達の段階に応じた兵庫型「体験教育」の推進 環境体験事業(小3)、自然学校推進事業(小5)、青少年芸術体験事業~わくわくオーケス トラ教室~(中1)、地域に学ぶ「トライやる・ウィーク」(中2)、高校生ふるさと貢献活動事業 ~トライやる・ワーク~、高校生就業体験事業~インターンシップ推進プラン~ ○ 兵庫型「体験教育」の評価・検証(H22) 各体験活動の評価・検証を行い、充実方策を検討 ○ 郷土伝統芸能の継承(S54~) [推進校]県立高等学校4校 具体的な目標の達成状況 H21 作成 道徳教育の指導の手引きの作成・活用 道徳教育の副読本の作成及び活用を盛り込んだ年間指 導計画の作成……全公立小・中学校 道徳教育の研修の実施 ……全公立小・中学校の道徳教育推進教師対象 高校生地域貢献事業-トライやる・ワーク- ……全県立高等学校等の全ての生徒(H27) 作成 100% 高校生就業体験事業-インターンシップ推進プラン- ……全県立高等学校等の全ての生徒を対象とし、当面 は就職希望者全員(H27) H22 活用 H23 活用 H24 活用 H25 活用 (100%) (100%) (100%) (100%) 100% 100% 100% (891 校) (883 校) (877 校) 作成 100% 100% 100% 100% (896 校) (891 校) (883 校) (877 校) 78.8% 86.7% 93.5% - - (71,869/91,212人) (78,333/90,321人) (85,957/91,891人) 40.0% 53.4% (1,551/3,876人) (2,242/4,199人) 64.1% (2,633/4,107人) 4 今後の方向性 ○ 児童生徒の関心を高め、心に響く「兵庫版道徳教育副読本」の全児童生徒への配布 を継続し、年間指導計画に位置付けて活用するとともに、活用方法の工夫・改善や、 全小・中学校での授業公開の促進、教員研修の一層の充実を図る。 ○ 引き続き、自然学校やトライやる・ウィーク等の発達段階に応じた体験活動を通し て、児童生徒の自立心や社会性を育む。高等学校では、インターンシップに取り組む 就職希望者の割合が約6割に留まっているが、全ての生徒の活動に拡げることをめざ し取り組む。併せて、職業人による進路講話や現場見学、職業インタビュー等の様々 な体験を通じて、進路を考える機会の充実を図る。 ○ 特に中学校において規範意識等に比べ自尊感情が低い状況が見られることから、児 童生徒の自尊心を高めるため、発達段階に応じ、教育活動全体を通して達成感や自己 有用感などを得る体験を推進する。 ○ 社会の一員としての自覚、人間関係を形成する能力等、社会的自立に必要な能力の 育成を図るとともに、教育活動全体を通してキャリア教育を意識した学習を推進する ため、キャリアノートを作成し、発達段階に応じたキャリアプランニング能力を育成 するなど、自立して未来に挑戦する態度を育成する。 - 21 - 1 自立的に生きる力を培い、創造性を伸ばす教育 重点目標 (4) 運動や食育、健康教育を通じた「健やかな体」の育成 1 現 状 兵庫県体力・運動能力調査結果 兵庫県体力・運動能力調査結果 ■ 体力水準が高かった昭和 60 年の児童生徒との比較(昭和 60 年の記録を 100 としてグラフ化) ※ 昭和 60 年から平成 25 年まで継続して行われている8項目を掲載 【 握 力(男子) 】 (指数) 105 小学校5年生 中学校2年生 高等学校2年生 【 握 力(女子) 】 (指数) 105 100 100 95 95 90 90 85 85 80 小学校5年生 中学校2年生 高等学校2年生 80 S60頃 H2 H7 H12 H17 【 50m走(男子) 】 (指数) 105 H22 H25 (年度) 小学校5年生 中学校2年生 高等学校2年生 S60頃 H2 H7 H12 H17 【 50m走(女子) 】 (指数) 105 100 100 95 95 90 90 85 85 H22 H25 (年度) 小学校5年生 中学校2年生 高等学校2年生 80 80 S60頃 H2 H7 H12 H17 【 持久走(男子) 】 H22 S60頃 H25 (年度) H2 中学校2年生 高等学校2年生 (指数) 105 H7 H12 H17 【 持久走(女子) 】 H22 H25 (年度) 中学校2年生 高等学校2年生 (指数) 105 100 100 95 95 90 90 85 85 80 80 S60頃 H2 H7 H12 H17 H22 H25 (年度) S60頃 【 ボール投げ(男子) 】 中学校2年生(ハン ドボール投げ) 高等学校2年生(ハン ドボール投げ) 100 H7 H12 H17 H22 H25 (年度) 【 ボール投げ(女子) 】 小学校5年生(ソフトボール投げ) (指数) 105 H2 中学校2年生(ハン ドボール投げ) 高等学校2年生(ハン ドボール投げ) 100 95 95 90 90 85 85 80 小学校5年生(ソフトボール投げ) (指数) 105 80 S60頃 H2 H7 H12 H17 H22 H25 (年度) S60頃 H2 H7 H12 H17 H22 H25 (年度) 2 分 析 ○ 体力水準の高かった昭和 60 年と比較可能な項目(握力、50m 走、持久走、ボール投げ)において、 平成 25 年の記録が昭和 60 年を上回っている項目は、中学校の男女、高等学校男子の 50m走・持久 走。その他の項目は昭和 60 年の記録より低位。 ○ 小学校では、6項目全てにおいて昭和 60 年の記録より低位。 - 22 - 3 主な取組状況 施策の主な取組(H21~H25) ○ 「体力アップひょうご」サポート事業(H23~) 「運動プログラム 2009」の普及・推進、体力アップスクール表彰 [表彰校]小学校9校、中学校2校 計 11 校 ○ 幼稚園・小学校教員体育実技指導力向上事業(平成元年~) 幼稚園・小学校教員研修の実施 [参加者数]のべ 1,412 人(H21~25) ○ 武道・ダンス指導力向上事業(H22~) 中学校教員研修の実施 [参加者数]のべ 1,310 人(H22~25) ○ パワーアップ&サポート運動部活動支援事業(H14~25) 中学校運動部活動への外部指導者の派遣 [派遣数]のべ 585 人(H21~25) ○ 学校における食育の推進と学校給食の普及充実(H17~) 教職員用手引書「学校における食育実践プログラム」に基づき、学校及び市町教育委員会の 組織的・計画的な取組を支援 ○ 子どもの健康を守る地域専門家総合連携事業(H20~) 児童生徒の現代的健康課題に対応する体制づくりを推進するため、学校・家庭・地域の関 係機関等からなる「学校保健支援チーム」を設置し、学校保健の課題解決に取り組む。 ・学校への専門医の派遣(のべ 90 カ所(H21~25)) ・「学校におけるアレルギー疾患対応マニュアル」の作成 ○ スクールヘルスリーダー派遣事業(H20~) 養護教諭未配置校(2校)及び経験の浅い養護教諭配置校(11 校)に経験豊かな退職養護教諭 を派遣 具体的な目標の達成状況 H21 H22 H23 H24 H25 小学校 61.2% 58.3% 66.7% 71.9% 66.6% 中学校 63.0% 68.5% 79.6% 79.6% 72.2% 高等学校 77.8% 83.3% 88.9% 87.0% 79.6% 食に関する年間指導計画作成・・・・・・全公立小・中学校及び 小・中学部を設置する特別支援学校 85.4% 90.3% 94.5% 95.6% 96.2% 学校給食での県産品使用割合・・・・・・35%(~平成 27 年度) 27.7% 30.0% 28.9% 29.3% 28.7% 体力・運動能力等調査(新体力テスト)項目で全国 平均と同等または上回る・・・・・・小・中学生 80%以 上、高校生 90%以上 4 今後の方向性 ○地域のスポーツ指導者等を活用した体育授業の充実や体力アップスクール表彰校の取組事 例を周知するなど、学校教育活動全体で体力向上に取り組む時間を確保し、体力・運動能力 の向上を図る。 ○ 学校食育実践研究大会等の開催により、ほぼ全ての小・中学校で年間指導計画が作成されるな ど、食育推進体制が構築されている。地産地消や食べ物の「旬」に関する指導など、学校給食を 「生きた教材」として活用するとともに、 「食育実践プログラム(改訂版) 」 「食育ハンドブック」 等の活用促進を図り、学校・家庭・地域の連携体制の構築や、学校教育活動全体を通じた効果的 な食育実践に取り組む。 ○ 学校生活における子どもの現代的健康課題への対応として、地域の専門家や関係機関等と の連携のための体制づくりを推進するとともに、 「学校におけるアレルギー疾患対応マニュ アル」の普及活用の推進を行い、喘息や食物アレルギーが原因となって起こるアナフィラキ シー発症時の対応について広く周知する。 - 23 - 1 自立的に生きる力を培い、創造性を伸ばす教育 重点目標 (5) 生徒の多様な学習ニーズに対応する県立高等学校教育の充実 1 現 状 (1) 特色ある高校教育の充実 特色ある高校教育の充実 (1) ◆総合学科など単位制高等学校の設置 40 (校) 多部制 4 単位制高校 30 1 2 11 20 4 4 0 11 9 0 10 3 2 70 4 中高一貫教育校 3 2 ◆特色ある専門学科の設置 単位制高校 12 (多部制、総合 学科を除く) 60 (学科) 6 50 9 10 14 14 14 総合学科高校 H20 H22 H25 (年度) 80 (校) 70 10 11 特色ある 15 専門学科 60 職業教育を 主とする 40 専門学科 40 30 51 48 46 43 H15 特色選抜 実施校 4 24 42 35 32 23 18 コースの 設置校 56 30 45 20 10 10 0 0 H11 0 50 40 20 0 ◆普通科の特色化 ※のべ数 H11 H15 H20 H22 H25 (年度) H11 H15 H20 H22 H25 (年度) (2) 複数志願選抜・特色選抜の導入 普通科の特色化の推進及び複数志願選抜・特色選抜の導入 ◆入学者選抜制度の変遷 ◆通学区域の再編(平成27 年度入学者選抜から) 0 2 2 1 5 5 2 2 5 0 ~H14 H17 現行通学区域(16 学区) 新通学区域(5学区) 神戸第一・芦屋、神戸第二、神戸第三、淡路 第1学区(26 校) 尼崎、西宮、伊丹、宝塚、丹有 第2学区(34 校) 明石、加印、北播 第3学区(24 校) 姫路・福崎、西播 第4学区(22 校) 北但、南但 第5学区(9校) 単独選抜 12 複数志願選抜 8 4 2 ○全通学区域で複数志願選抜・特色選抜を導入 連携校方式 5 2 7 10 2 5 総合選抜 H19 H21 H25 (年度) ※( )内は全日制普通科、総合学科の学校数 ◆入学直後及び卒業前における充実度 【対象:H22 年度入学、H24 年度卒業者】 【複数志願選抜】 100% <尼崎学区> 17.2 12.1 <西宮学区> 19.0 11.2 【特色選抜】 <神戸第二学区> 14.4 8.1 あまり充実していない 100% <尼崎学区> <西宮学区> 10.3 13.7 11.1 <神戸第二学区> 9.9 5.5 52.1 57.1 38.0 37.4 卒業前 入学直後 80% 80% 60% (県教委調査) 53.7 54.3 59 51.4 55.9 充実している 60% 3.3 44.4 60.4 48.6 58.3 62.5 40% 40% 20% 23.9 33.6 35.1 29.7 卒業前 入学直後 18.5 40.5 大変充実している 20% 29.2 40.3 52.2 28.0 0% 0% 入学直後 卒業前 入学直後 入学直後 卒業前 卒業前 入学直後 卒業前 2 分 析 ○ 生徒の多様な学習ニーズに対応するため、これまで、単位制、総合学科、多部制単位制、中高一 貫教育校、特色ある専門学科等を順次設置。職業教育を主とする専門学科は、学校数には大きな変 化はないが、生徒数の減少に伴い、1学科が小規模化(多くは1学科1学級)傾向にある状況。 ○ 全日制普通科高等学校は、特色選抜の実施やコースの専門学科への改編など、特色化を推進。 ○ 全日制普通科高等学校の選抜制度は、平成 14 年度までは3つの選抜制度が並存していたが、複 数志願選抜制度を順次導入。 ○ 複数志願選抜・特色選抜ともに、入学直後に比べ、卒業前の学校生活の充実度が上昇。 - 24 - 3 主な取組状況 施策の主な取組(H21~25) ○ 県立高等学校教育改革第二次実施計画の推進(H21~25) ・県立高等学校長期構想検討委員会の開催(H24~25)、県立高等学校長期構想検討委員会報 告(H26.1) ○ 兵庫県高等学校新通学区域の導入 ・兵庫県高等学校通学区域検討委員会の設置(H21~23) ・兵庫県高等学校全日制普通科(学年制)の新通学区域に係る基本方針の公表(H24.1) ・新通学区域に係る公立高等学校入学者選抜の改善について公表(H24.12) ・新通学区域に係る公立高等学校入学者選抜等に関する説明会の開催(H25.1~) ○ インスパイア・ハイスクール事業~魅力・特色づくりの充実~の実施(H22~25) 魅力あるひょう ごの高校づくり 推進事業~イン スパイア・ハイ スクール~ H22 H23 H24 地域連携・中高連携重点指定校 22 校 28 校 31 校 理数教育重点指定校 35 校 理数教育等学力向上重点指定校 14 校 14 校 19 校 国際化に対応した教育重点指定校 15 校 スペシャリスト育成重点指定校 35 校 40 校 45 校 スペシャリスト育成重点指定校 33 校 特色づくり実践指定校 43 校 34 校 38 校 特色ある教育活動重点指定校 43 校 キャリア教育重点指定校 43 校 計(のべ数) 169 校 計(のべ数) 114 校 116 校 133 校 H25 ・県立高等学校の魅力・特色づくりの評価・検証委員会の開催(H24) ○ 単位制高等学校の設置 ・単位制高校への改編(西宮高校 H23.4) ○ 多部制単位制高等学校の設置 ・多部制単位制高校へ改編(西脇北高校 H21.4) ・多部制単位制高校の開校(阪神昆陽高等学校 H24.4) ○ 特色ある専門学科等の設置 ・理数科の設置(加古川東高校 H22.4)(豊岡高校 H23.4) ・国際探求学科の設置(尼崎小田高校 H24.4) ・自然科学科の設置(明石北高校 H24.4) ・グローバルサイエンス科の設置(宝塚北高校 H26.4) ・総合人間系コースの設置(兵庫高等学校、尼崎高等学校 H26.4) ・総合自然科学科の新設(龍野高等学校 H27.4 予定) ○ 連携型中高一貫教育校への改編 ・千種高等学校(H22.4)、氷上西高等学校(H24.4) ○ 職業教育を主とする学科の在り方検討会の設置(H22) 具体的な目標の達成状況 県立高等学校教育改革第二次実施計 単 位 制 複数志願選抜 画の着実な実施(平成 21 年度~) ・通学区域の再編 特色選抜 ・入学者選抜制度の改善 など H21 27 校 8学区 8学区 37 校 H22 27 校 11 学区 11 学区 45 校 H23 28 校 12 学区 16 学区 55 校 H24 29 校 12 学区 16 学区 56 校 H25 29 校 12 学区 16 学区 58 校 ※平成 21~25 年度の複数志願選抜及び特色選抜実施学区数は、それぞれ H20.3、H21.3、H22.3、H23.3、H24.3 実施における状況を記載 ※飾磨工業高校全日制と多部制は1校と数える 4 今後の方向性 ○ 県立高等学校長期構想検討委員会からの報告を受け、社会の変化等に対応しつつ①魅力ある学 校づくりの一層の推進、②学びたい学校を選択できる入学者選抜制度・方法の改善など「第二次 実施計画」に基づく改革を引き続き進める。次期計画については、学区再編の影響や新しい動き、 人口減等の状況も勘案し検討する。 ○ 全日制普通科高等学校の通学区域について、平成 27 年度入学者選抜から、現行の 16 学区を5 学区に再編するため、引き続き、新通学区域の円滑な導入に向け、複数志願選抜制度の工夫・改 善や中学校の進路指導に係る環境整備等の諸準備を行うとともに、積極的に受検者・保護者等へ の周知・広報を行う。 - 25 - 1 自立的に生きる力を培い、創造性を伸ばす教育 重点目標 (6) ひょうごユニバーサル社会づくりの理念に基づく特別支援教育の充実 1 現 状 ◆国公立特別支援学校在籍者数 知 的 1500 視覚・聴覚・肢体・病弱 (人) 5000 3,711 4000 79 66 69 病 弱 700 704 712 肢体不自由 1000 知 的 (人) 2108 500 265 聴 覚 98 102 94 視 覚 H21 H23 H25 (年度) 0 1000 0 ◆公立学校特別支援学級在籍者数 8,000 1847 1678 1499 1,800 1,600 1,400 1,200 1,000 800 600 400 200 0 中学校 4,000 4682 4280 3912 2,000 小学校 0 H21 H23 H25 30 24.3 27.7 950 中学部 619 708 739 小学部 H21 H23 H25 (年度) (人) 1049 722 286 289 310 103 視覚 8 0 H23 等 277 自閉 296言語 238 306 102 LD ・ ADHD 95 聴覚 0 H25 (年度) ◆特別支援学校が行う巡回相談件数 5,000 25.0 895 H21 (%) 全国平均 23.6 794 (年度) ◆高等部卒業生の一般就労率 40 高等部 ◆通級による指導を受けた児童生徒数 (人) 6,000 2350 1805 2000 289 合計 3,218 3000 304 4,039 H25 全国平均は 未発表 4,000 (件) 3,759 3,986 3,126 3,000 20 10 2,000 16.3 兵庫県 15.5 H21 H22 18.0 17.4 16.6 H24 H25 (年度) 1,000 0 0 H23 H21 H23 H25(年度) 2 分 析 ○ 知的障害特別支援学校在籍者数は、小・中・高等部ともに増加傾向、特に高等部が大幅に増 加。視覚、聴覚、肢体不自由、病弱の特別支援学校在籍者数はほぼ横ばい。これは全国的に同傾向。 ○ 特別支援学級在籍者数は、小・中学校ともに増加傾向。これに伴い、中学校卒業後の進路先と なる特別支援学校高等部在籍者数が増加。 ○ 通級による指導を受けた児童生徒数は増加。うち、自閉症、LD・ADHD等の児童生徒は7 割を超える。 ○ 高等部卒業生の一般就労率(17.4%)は、全国平均(27.7%)と比較して低い水準。 (平成 24 年度) ○ 特別支援学校のセンター的機能の充実により、地域での巡回相談件数が着実に増加。 - 26 - 3 主な取組状況 施策の主な取組(H21~25) ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 「兵庫県特別支援教育推進計画」の推進(H19~23) ・兵庫県特別支援教育第二次推進計画の検討(H24~25) 「兵庫県特別支援教育第二次推進計画」の策定(H26.3) インクルーシブ教育システム構築に向けた特別支援教育の充実・発展を図る推進 計画(計画期間 H26~30 年度) 県立特別支援学校の整備推進 ・東はりま特別支援学校開校(H21.4) ・芦屋特別支援学校開校(H22.4) ・姫路しらさぎ特別支援学校開校(H26.4) 特別支援学校と高等学校との交流及び共同学習の推進(H19~) ・姫路別所高等学校に姫路特別支援学校分教室設置(H23.4) ・阪神昆陽特別支援学校開校(H24.4)(阪神昆陽高等学校(多部制単位制)と同一敷 地内に併設) ・猪名川高等学校にこやの里特別支援学校分教室設置(H26.4) ・県立特別支援学校9校及び県立高等学校9校による交流及び共同学習を実施 特別支援教育コーディネーター研修(H16~) ・基礎研修[受講者数]のべ 6,066 人(H17~25) ・専門研修[受講者数]のべ 1,816 人(H17~25) LD、ADHD等に関する相談・支援事業の実施(H16~) ひょうご学習障害相談室の設置、学校への専門家チームの派遣等 学校生活支援教員の配置(H18~) LD、ADHD 等支援を必要とする児童生徒の支援体制について実践研究 [配置校数]30 校(H20)→112 校(H25) 高等学校における特別支援教育支援員の配置(H24~) 県立高等学校における特別な支援が必要な生徒への対応や特別支援教育に対する 理解を促進[配置人数]3名 具体的な目標の達成状況 H21 H22 H23 H24 H25 校内委員会の設置・・・全公立の幼稚園、 小・中・高等学校及び特別支援学校 99.5% 99.6% 100% 100% 100% (1,521/1,528校園) (1,500/1,506校園) (1,492/1,492校園) (1,437/1,437校園) (1,425/1,425校園) 特別支援教育コーディネーターの指名・・・全公 立の幼稚園、小・中・高等学校及び特別支援学校 97.4% 97.8% 99.2% 100% 100% (1,488/1,528校園) (1,473/1,506校園) (1,480/1,492校園) (1,437/1,437校園) (1,425/1,425校園) 4 今後の方向性 ○ 市町による適正な就学先決定や合理的配慮について指導・助言を行い、通常の学級、 通級による指導、特別支援学級など多様な学びの場における効果的な指導を行うととも に、特別支援学校と高等学校との交流及び共同学習の充実を図る。 ○ 発達障害等に関する指導力の向上や、全ての教職員を対象としたインクルーシブ教育 システムの理解促進など、専門性の向上を図る。 ○ 個別の教育支援計画等の効果的な引継を行うとともに、産業界と連携した一般就労率 向上策を検討するなど、就学前から卒業後を見通した相談・支援体制を構築する。 ○ 知的障害特別学校在籍児童生徒数の増加が今後も見込まれることから、地域の実情に 応じた特別支援学校の整備等を推進する。 - 27 - 重点目標 2 「体験教育」をはじめ兵庫の特色ある教育 (7) 震災の教訓を生かし語り継ぐ兵庫の防災教育の推進 1 現 状 ◆地域と連携した防災訓練を実施している 学校の割合 (%) 100 95.4 88.4 小学校 74.4 80 ◆「防災教育副読本」を活用している 学校の割合 78.1 40 58.0 46.5 40 39.5 高・特支 23.0 20 H24 H25 (年度) ◆災害対応マニュアルの毎年度の見直しを 行っている学校の割合 93.7 96.5 小学校 88.1 9.9 H21 H23 H22 H23 高校生 943 H24 694 累 積 485 ・除草作業等の農業 ボランティア 2,122 ・独居老人や児童生 徒との交流会等 69.8 55 51 15 ・学校再開、心のケ 被災地の学 157 ア等、 校の抱える課題 に沿った支援 教 員 (高校) 122 84 69 275 事務局 50 H22 H23 H24 H25(年度) 活 動 内 容 EARTH 員 (教職員) 65.7 高・特支 H21 H25 (年度) H25 91.7 85.9 中学校 68.7 H24 (人) 99.5 高・特支 98.3 小学校 100 全ての学校 96.6 中学校 92.7 11.4 ◆東日本大震災被災地への支援活動人数 70 60 高・特支 9.7 8.8 0 地域と連携した防災訓練……消防団、消防署、市町防災部局、保護者等 と連携した災害を想定した訓練 (%) 100 71.2 中学校 60 40.7 H22 H23 ※平成 22 年度から調査開始 84.6 79.9 0 80 100 94.4 51.4 40.6 20 100 小学校 47.3 中学校 35.3 99.0 97.6 80 60 90 97.6 (%) 95.9 100 10 10 4 ・被災地への生徒ボ ランティアの引 率 ・学校再開の留意点 や心のケア支援 に係る助言 24 ・宮城県教委、 宮城 県内の公立学校 との連絡調整 2 分 析 ○ 全公立学校での実戦的な防災訓練の実施、 「災害対応マニュアル」の毎年度の見直し等市町・学 校の防災体制の整備が進展。 ○ 地域と連携した防災訓練を平成 25 年度には、ほぼ全ての小学校(97%)で実施。中学校や高校、 特別支援学校では、前年度と比較して大幅に増加したが、中学校で約3割、高校・特別支援学校で 約4割が未実施。 ○ 防災教育副読本「明日に生きる」の活用は、平成 24 年度には高等学校や特別支援学校では低調 であったが、平成 25 年度は9割以上が活用。 ○ 東日本大震災直後から多くの教職員、高校生等が、阪神・淡路大震災を経験した本県ならではの 現地支援活動を実施。 - 28 - 3 主な取組状況 施策の主な取組(H21~25) ○ 防災教育専門推進員の配置(H9~) 各教育事務所・教育振興室に各 1 名配置 ○ 防災教育推進連絡会議(H10~) 県、教育事務所及び教育振興室ごとに開催 ○ 防災教育研修会(H9~) 防災教育担当教員を対象に、学校防災体制の整備、防災教育の充実、心のケアなどについ ての研修を実施 ○ 防災教育推進指導員養成講座(H9~) 防災教育、学校の防災体制等の知識・技能を備えた防災教育指導員の養成 [上級修了者]のべ 160 名(H20~25) ○ 震災の教訓を語り継ぎ、生かす兵庫の防災教育推進事業(H22~25) ・ 「災害を受けた子どもたちの心の理解とケア(研修資料) 」を活用した研修会の実施 ・防災教育副読本小学生用〈低学年、高学年〉 、中学生用、高校生用の作成 ・ 「学校防災マニュアル」の改訂(東日本大震災等を踏まえた学校防災体制の充実を図るため、 マニュアルを改訂)(H24) ○ 震災・学校支援チーム(EARTH)の運営(H12~) 東日本大震災被災地支援活動、自校や地域の防災研修会等 [活動人数]のべ 5,155 人(H21~25) ○ 高等学校等による被災地支援(H23~) ・高校生による被災地支援 [参加者数]のべ 2,122 人 ・高校生等防災リーダー学習会の開催 等 具体的な目標の達成状況 より実戦的な防災訓練の実施……全公立 小中高等学校を対象 地域と学校が連携した小学校区単位の防 災訓練等(防災講演会や追悼行事等を含 む)の実施……全小学校区を対象 防災教育推進連絡会議の開催 ……全市町 H21 100% H22 100% H23 100% H24 100% H25 100% (1,335 校) (1,323 校) (1,313 校) (1,303 校) (1,301 校) 88.0% 88.5% 85.6% 92.2% 97.2% (708/805 校) (703/794 校) (677/791 校) (723/784 校) (757/779 校) 81.0% 100% 100% 100% 100% (33 市町) (41 市町) (41 市町) (41 市町) (41 市町) 4 今後の方向性 ○ 全ての小学校区で地域の災害特性等を踏まえた地域との連携による防災訓練の実施等、学校の 防災体制の強化を行う。 ○ 南海トラフの地震等の災害に備えるため、防災教育副読本の活用を図り、子どもたちが災害に 対する正しい知識を身に付け、災害発生時に適切に判断し、主体的に行動する力を育成する。 ○ 東日本大震災を受け、これまでの兵庫の防災教育の取組を生かした教職員及び高校生等による 被災地への継続的な支援に取り組むとともに、被災地支援を通じて得られる経験を今後の兵庫の 防災教育に生かす。 ○ 阪神・淡路大震災から 20 年目を迎え、震災の教訓を風化させない防災教育を全ての学校で展 開する。 - 29 - 2 「体験教育」をはじめ兵庫の特色ある教育 重点目標 (8) 人権尊重の理念に基づく「共生」の心の育成 1 現 状 ◆平成 25 年度に学校が取り組んだ人権課題 小学校 中学校 子ども(いじめ、児童虐待 等) 障害者 87.0 60.3 高齢者 外国人 58.8 同和問題 同和問題 58.1 50 0 年間指導計画作成 年間指導計画点検・評価 98.4 98.3 92.8 91.4 90 68.2 インターネットトに関する資料 34.4 75.4 ユニバーサル社会づくりに関する資料 22.5 59.6 男女共生社会に関する資料 )17.2 54.2 50 ◆平成 22・25 年度人権教育の推進状況 (年間指導計画作成及び点検・評価) (%) 100 公正な採用選考に関する資料 多文化共生社会に関する資料 15.9 インターネットによる人権侵害 47.3 (%) (%) 100 小・中学校 ※学校の割合 障害者 74.2 ◆人権教育資料「HUMAN RIGHTS」 の活用状況(H25) 〈高等学校等〉 88.0 子ども(いじめ、児童虐待 等) 高齢者 0 ※学校の割合 100 0 (%) 50 100 ◆日本語指導が必要な外国人児童生徒 外国人児童生徒 (人) 3,224 在籍者数 3500 3,054 2,911 2,750 2,622 3000 2500 2000 1500 占める 割 合 1000 500 744 23.1% 739 24.2% 802 27.6% 774 28.1% 740 28.2% 0 H21 H22 H23 H24 H25 (年度) 80 ◆子ども多文化共生センターにおける 外国人児童生徒等に係る教育相談件数 70 60 (件) 500 50 H22 H25 (年度) 400 300 県立学校 H22・H25 年度とも年間指導計画作成、 年間指導計画点検・評価のいずれも 100% 413 461 353 394 222 200 100 H21 H22 H23 H24 H25 (年度) 2 分 析 ○ 児童生徒の人権意識を高めるために、重点的に取り組んだテーマをみると、小・中学校ではいじ めや児童虐待等に関する課題を取り上げる学校が、高等学校では「公正な採用選考」(同和問題等) や「インターネット」に関する課題を取り上げる学校が多い。 ○ 人権教育に関する年間指導計画の作成及び点検・評価は、県立学校では 100%実施されているが、 小・中学校においては一部未実施。 ○ 日本語指導が必要な外国人児童生徒数は、年度ごとに増減があるものの、外国人児童生徒数全体 に占める割合は高くなる傾向。 ○ 子ども多文化共生センターにおける教育相談件数は、就学支援や学習言語の習得の重要性が高ま り、大幅に増加。相談内容は、子ども多文化共生サポーターやボランティアに関する件が多い。 - 30 - 3 主な取組状況 施策の主な取組(H21~25) ○ 新たな課題に対応した人権教育資料の作成(H22~) インターネットによる人権侵害事象等の新たな課題に対応した人権教育資料を作成 ・高校生用人権教育資料「HUMAN RIGHTS」の改訂、配付(H23.3) ・幼稚園用及び小学校低学年用人権教育資料「ほほえみ」の改訂、配付(H24.3) ・小学校中学年用及び高学年用「ほほえみ」の改訂、配付(H25.3) ・中学生用人権教育資料「きらめき」の改訂、配付(H26.3) ・ 「いじめを許さない人権教育教材」(小学校低学年・小学校高学年・中学生・高校生用)の作成、配付(H25.7) ○ DV防止に向けた研修にかかる講師派遣事業(H22~25) DV防止に向けた教育を推進するため、中高生及び関係者を対象とした研修会等の実施 H23 H24 H25 ○ ○ ○ ○ 中学校 10 校 9校 10 校 高等学校 26 校 30 校 30 校 新たな課題に対応した人権教育研究事業(H22~)(人権感覚をはぐくむ指導方法研究推進校(H19~21)) インターネットによる人権侵害やDV等、新たな人権課題に対応した人権教育の実践研究 ・人権教育研究推進校の指定[指定校]小・中学校 10 校 ・人権教育研究推進教員の配置(各推進校1名) 「北朝鮮当局による拉致問題等」の指導の手引きの作成(H24) アニメ「めぐみ」の活用を図るための教師用指導の手引きを作成 子ども多文化共生サポーターの派遣(H11~) 日本語指導が必要な外国人児童生徒が在籍する公立学校へサポーターを派遣 帰国・外国人児童生徒受入促進事業(H19~) ・運営協議会の実施(年2回) ・就学支援ガイダンスの実施(年4回) ・日本語能力測定方法活用のための協議会等の実施 ・外国人の子どもの就学状況調査の実施 具体的な目標の達成状況 子ども多文化共生サポーターの派 遣・・・・・・日本語指導が必要な外国人児童 生徒が在籍するすべての公立学校が対象 H21 H22 H23 H24 H25 100% 100% 100% 100% 100% (299 校 128 名) (326 校 134 名) (350 校 144 名) (338 校 167 名) (320 校 176 名) 4 今後の方向性 ○ 全ての公立学校で年間指導計画の作成、点検・評価を実施し、その結果を人権教育の取 組に反映させることを徹底する。 ○ 改訂した人権教育資料の有効活用を進めるとともに、インターネットによる人権侵害や DV等、新たな人権課題に対応した教職員研修の充実を図る。 ○ 児童生徒が障害者や高齢者など様々な人々との交流等を通して、豊かな人間関係を築く ための取組を進める。 ○ 日本語指導が必要な外国人児童生徒に対しては、サポーターの確保や研修会を通じた資 質向上、サポーターと学校及び市町教育委員会との連携を図り、子ども多文化共生サポー ターを希望する全ての学校への派遣し、支援を継続する。 ○ 外国人児童生徒の交流や子ども多文化共生センター等の連携により、全ての児童生徒に 異なる文化や生活習慣、価値観に対する理解を図り、共に生きようとする意欲や態度を育 成する。 - 31 - 2 「体験教育」をはじめ兵庫の特色ある教育 重点目標 (9) いじめ・不登校対応など、子どもたちの「心」を支えるシステムの充実 1 現 状 ○ 児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題について ◆いじめの認知件数(1,000 人当たり) 「いじめ」とは、「児童生徒に対して、当該児童生 徒が在籍する学校に在籍している等当該児童生 徒と一定の人的関係のある他の児童生徒が行う 心理的又は物理的な影響を与える行為(インター ネットを通じて行われるものも含む)。であって、 当該行為の対象となった児童生徒が心身の苦痛 を感じているもの。」とする。 0.8 4.4 1.2 1.8 2.3 9.4 9.9 1.3 3.9 1.1 5.0 県 全国 1.0 3.3 1.2 5.3 県 全国 県 H22 H21 2.0 3.7 9.0 7.7 ◆いじめの解消状況 5000 4500 4000 (件) ※H25 全国平均は H26.9 公表予定 5.6 高 18.6 中 小 2.7 17.5 5.9 4.8 4.3 全国 県 全国 H23 H24 県 全国 H25 (年度) ◆暴力行為の発生件数(1,000 人当たり) (人) 3.2 15.4 12.8 12.8 2.2 2.1 1.0 13.5 11.5 1.8 1.0 県 全国 県 全国 H21 H22 2.8 11.7 1.9 1.0 県 全国 H23 2.5 11.3 10.7 1.2 1.8 6,000 (件) 5,746 相談総件数 5,002 5,000 4,808 493 754 4,000 860 ※ 県 全国 H25 369 1,379 461 1,037 3,755 3,310 H21 H22 47 211 826 1.7 小 H24 356 2925 969 2285 28 760 181 1.8 1.9 1.0 0.8 0.9 1.7 2.6 2.7 2.6 2.6 2.6 2.6 2.6 0.2 0.3 0.2 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 ※2 県 全国 県 全国 県 全国 県 全国 県 全国 H21 H22 H23 H24 H25 (年度) ◆ネットいじめ情報相談窓口の相談件数 200 220 面接 1,134 夜間電話 233 1,224 4,043 中 小 2.8 (件) 150 100 3,998 高 ※1 2.7 (年度) 6,150 5,500 1,084 44 222 0.8 中 県 全国 3,000 2,000 認知件数 1,126 42 70 60 50 40 30 ※1H25 県の高校は、H26.9 公表予定 (人) ※2H25 全国平均は、H26.9 公表予定 ◆ひょうごっ子悩み相談の相談件数 7,000 2,683 20 10 0 H21 H22 H23 H24 H25 (年度) ※「未解消件数」…「解決に向けて取り組み中」と「他校への転学等」の合計 ※「解消割合」……「認知件数」のうち「解消件数」の割合 高 3.0 2.9 67 359 未解消件数 一定の解消件数 解消件数 100 90 80 ◆不登校児童生徒数(100 人当たり) ※「未解決件数」とは、 「解消に向けて取組み中」と「他校への転学等」の合計数 3.0 3.1 1.8 (%) 85.2 87.3 3,351 (件) ※H25 全国平均は H26.9 公表予定 3.7 17.3 解消割合(%) 78.4 76.2 76.4 1000 500 0 ※ 7.3 3500 3000 2500 2000 1500 (件) 4,796 昼間電話 50 108 115 H21 H22 165 H24 H25 75 1,000 0 150 0 H23 H24 H25 (年度) H23 (年度) 2 分 析 ○ いじめの認知件数は、平成 20 年度以降減少傾向にあったが、平成 24 年度に全国的な課題となっ たことから、全国と同様に本県でも認知件数が増加。いじめの態様は「冷やかし」や「からかい」 が約7割と最も多い。 ○ いじめの解消割合は高まりつつあるが、全国を下回る(H24:本県 87.3%、全国 89.5%)。 ○ ネットいじめ情報相談窓口は、誹謗中傷等の書き込みに関する相談が増加。 ○ 不登校の発生率は、カウンセラーによる教育相談、 但馬やまびこの郷による再登校支援等により、 平成 20 年度以降ほぼ横ばいであり、小・中学校では全国と同程度、高等学校では全国を下回る。 ○ 暴力行為の発生件数は、市町教委や学校における体制づくり、学校支援チームによる専門的支援 により、平成 20 年度以降減少傾向。小・中学校では全国を上回り、高等学校では全国と同程度。 - 32 - 3 主な取組状況 施策の主な取組(H21~25) ○ スクールカウンセラーの配置(H7~) 児童生徒・保護者の心の相談に対応、教職員への相談支援 ・全公立中学校及び拠点小学校に配置 [小学校配置人数]70 人(H21)→100 人(H25) ○ 学校支援チームの配置(H19~) 学校OB・警察OBや精神科医等の専門家チームを全教育事務所に配置 [支援件数]のべ 8,220 件(H21)→13,803 件(H25) ○ ひょうごっ子悩み(いじめ)相談事業の実施 電話・面接相談(S62~)、「ネットいじめ情報」相談(H20~) ○ 教育事務所「教育相談窓口」の設置(H19~) 学校現場における保護者等からの教育相談に学校OB等(場合によっては弁護士等)が対応 ○ 高等学校問題解決サポートチームの設置(H22~) 保護者・住民等からの高等学校への様々な要望等に対応する第三者的なチームを設置 ○ 高校生等の自殺予防対策に関する委員会の設置(H25) 自殺予防教育や自殺予防対策について検討する委員会の設置、報告書提出(H26.3) 【いじめの問題への対応強化(平成 24 年度以降) 】 ・H24.12~ いじめ対応チームの設置(24.12 高等学校全校設置 25.4 小中学校全校設置) ・H25.3 「いじめ対応マニュアル」を作成、公立学校全教職員に配布 ・H25.4 「いじめ防止啓発チラシ」を作成、公立学校全児童生徒・保護者に配布 ・H25.4~ 兵庫県いじめ対応ネットワークの構築 ひょうごっ子<いじめ・体罰>相談・通報窓口の設置(県内9ヶ所) 学級経営指導員の派遣(教育事務所に配置 5名) 「いじめ対応マニュアル」を活用した校内研修 いじめ対策教育の推進(県立高校で実践的な取組を推進) ・H26.3 兵庫県いじめ防止基本方針の策定 ・H26.4 「いじめ防止啓発チラシ」を作成、公立学校全児童生徒・保護者に配布 具体的な目標の達成状況 H21 H22 H23 H24 H25 スクールカウンセラー……全公立中学校へ 中:全 269 校 中:全 268 校 中:全 266 校 中:全 266 校 中:全 265 校 の配置、小学校への配置拡充 小: 70 校 小: 80 校 小: 80 校 小: 80 校 小: 100 校 ひょうごっ子悩み相談(いじめ相談 24 時間 実 施 実 施 実 施 実 施 実 施 ホットライン)による電話相談の実施 (5,930 件) (4,509 件) (4,347 件) (5,377 件) (5,267 件) ※ ( )内は相談件数 カウンセリングマインド研修を実施…… 100% 100% 100% 100% 100% 全公立小・中学校教職員を対象 (908 校) (896 校) (891 校) (883 校) (877 校) 小・中学校児童生徒のいじめ……認知したい 75.6% 76.2% 78.4% 87.0% 84.3% じめを解消させた割合を全国平均以上 (全国 79.5%) (全国 79.4%) (全国 81.0%) (全国 89.4%) ※全国平均は、H26.9公表予定 4 今後の方向性 ○ いじめ防止対策推進法、国のいじめ防止基本方針を踏まえて策定した兵庫県いじめ防止基本方 針(平成 26 年3月)に基づき、いじめ防止に向けた体制の充実を図り、未然防止、早期発見・ 解決の取組の一層推進する。 ○ 暴力行為等の問題行動は概ね減少傾向にあるが、引き続き、校長のリーダーシップのもと、問 題行動の未然防止、早期発見・早期対応を図る生徒指導体制やきめ細かな教育相談体制の確立を 図る。 ○ 不登校児童生徒の減少を目指し、一人一人の状況に応じたきめ細かな対応や欠席がちになり始 めた時点での早期の支援の充実を図る。校内研修の実施等により、教職員が共通認識のもと生徒 指導に取り組み、子どもたちが安心して学校生活を送れるよう支援の充実を図る。 ○ 研修会等を通じて教職員の情報モラル指導力を高めるとともに、県教委、県警、福祉部等が連 携し「ネットトラブルから子どもを守る協働会議」を設置し、ネットトラブルの未然防止等に係 る自主的な取組が全県的に広がるよう啓発する。 - 33 - 重点目標 3 子どもたちの学びを支えるため、学校・家庭・地域が一体となった取組 (10) 地域社会の連携意識の再生と地域の教育力の向上 1 現 状 (1) 県民意識 兵庫県「 『美しい兵庫指標』県民意識調査」 ◆住んでいる地域で登下校時の見守り・ パトロールや街灯整備等の安全・安心 を守る取り組みが行われていると思う ◆地域に住んでいる子どもはのびのび と育っていると思う (%) 100 70.0 80 100 70.8 69.4 70.4 72.9 (%) 80 58.3 60 60 40 40 20 20 61.9 63.1 61.7 62.7 H22 H23 H24 H25 (年度) 0 0 H21 H22 H23 H24 H21 H25 (年度) (2) 放課後子ども教室 (3) 学校支援地域本部事業 ◆開催日数(のべ) ◆学校支援実施回数・実施日数 (日) 100,000 15,000 12,000 10,927 11,557 11,357 12,092 実施回数(回) 91,095 87,798 実施日数(日) 12,653 80,000 73,014 70,954 H23 H24 74,650 60,000 9,000 40,000 6,000 20,000 3,000 0 H21 0 H21 H22 H23 H24 H25(年度) H22 H25 (年度) 〈学校支援ボランティアの活動例〉 ・登校時の安全指導 ・学習環境整備 ・読み聞かせ ・総合的な学習の時間 2 分 析 ○ 学校支援地域本部事業の登録ボランティアが取り組んでいる児童生徒の登下校時の見守りやパ トロールなど、地域全体で子どもの安全を守る取組は、すでに7割の県民が認知。 ○ 地域の子どもたちの様子が県民からのびのびと育っていると評価されている割合が伸びている ことから、地域の子どもに対する地域住民の関心が向上。 ○ 放課後子ども教室ののべ開催日数が増加しており、地域の教育力を活用した取組が進展。 ○ 学校支援地域本部事業における学校支援ボランティアによる支援活動は、安定して実施。 (1校あたり平均実施日数:116 日(H21) 、95 日(H25) ) ○ オープンスクールでは、保護者や地域住民へ積極的な学校公開が進み、実施期間・来校者数が増 加。 [平均実施期間]5.1 日(H20)→5.9 日(H25)、 [来校者数]659,514(H20)→909,707 人(H25)) - 34 - 3 主な取組状況 施策の主な取組(H21~25) ○ 学校支援地域本部事業(H20~) 地域の人材の参画による学校支援活動を実施[実施市町]40 市町(神戸市除く) ○ 学校地域連携普及推進事業(H24・25(H22・23:学校地域連携促進事業)) 学校運営や支援活動に関する組織をネットワーク化し、学校・家庭・地域が子どもの教育 の向上に協働する仕組みの普及推進[指定校]小・中学校 12 校 ○ ひょうご放課後プラン事業(子ども教室型)(H19~) [開設教室]179 教室(H21)→216 教室(H25) ○ PTCA活動支援事業(H13~) PTCA(C:地域住民)による教育支援活動を支援 具体的な目標の達成状況 H21 H22 H23 H24 H25 77,671 人 80,617 人 76,675 人 67,753 人 85,950 人 100% 100% 100% 100% 100% PTCA活動の支援……PTCA全県・地 域研究大会参加者数毎年度 20,000 人 19,209 人 19,679 人 18,777 人 18,201 人 20,632 人 子ども教室を開設……必要とされるすべて の小学校区を対象 179 校区 183 校区 196 校区 208 校区 216 校区 オープンスクール……公立の全小・中学校 及び特別支援学校を対象 100% 100% 100% 100% 100% オープン・ハイスクール……全県立高等学 校において年間に複数回実施 87.3% 94.8% 97.8% 99.3% 99.3% 全市町に設置した学校支援地域本部の登録 ボランティアを拡充 (H25 目標:100,000 人) 学校評議員の設置……全公立学校を対象 4 今後の方向性 ○ 全市町において、地域全体で学校を支援する体制の整備や「子ども教室」の開設が進むなど、 子どもに対する地域住民の関心が高まる一方、学校支援地域本部事業や子ども教室は、市町によ り実施状況にばらつきがあることから、幅広いボランティアの確保や他市町の取組事例の情報提 供など継続的な働きかけを行う。 ○ 地域の子どもの教育に対する県民の意識をさらに高めていくため、学校地域連携普及推進事業 の成果を全県へ普及し、学校から地域への情報発信、学校が求める人材の確保やコーディネータ ーの資質向上を図り、地域が支える地域の学校づくりを進めるとともに、地域の団体や住民相互 の連携、学校と地域の連携を促進し、地域が主体となった学校地域連携を進めていく。 ○ オープンスクールや学校HPの充実等教育活動その他の学校運営に関する情報の積極的な提 供に努め、保護者や地域住民の理解・協力が得られるよう開かれた学校づくりを進める。 - 35 - 4 子どもたちが安心して学べる環境づくり、信頼される学校づくり 重点目標 (11) 学校の組織力の向上 1 現 状 (1) (3) 教員の性別・年齢別構成 学校評価の実施状況 県教委「学校評価実施状況調査」 【 男 】 3,307 (人) 【 女 】 年 齢 2,343 56~60歳 3,802 1,911 〔平均年齢 44.6 歳〕 2,114 45~49歳 1,535 2,030 40~44歳 1,740 2,039 〔平均年齢 42.2 歳〕 35~39歳 2,013 1,877 2,417 2,351 30~34歳 25~29歳 358 590 22~24歳 (2) (3) 学校評価の実施状況 県教委「学校評価実施状況調査」 ◆学校評価の実施状況 ●学校自己評価 ◆学校評価結果を踏まえた、学校運営への改善状況 H20 から実施率・公表率とも 100% 学校自己評価 ●学校関係者評価 (%) 100 90 80 70 60 50 100 100 99.3 100 99.7 100 H23 H24 H25 (年度) ノー残業デー (%) 100 100 88.3 90 80 70 74.2 ノー部活デー 100 53.2 53.7 平 日 小 H21 H25 H21 H25 H21 H25 中 高 小 H21 H25 54.4 中 H21 H25 高 H21 H25 中 残業時間 ※ 84.7 50 40 H21 H25 60 80 (%) 100 調査対象:市町立学校の主幹教諭・教諭 100 90.3 73.1 67.8 40 (4) 教員の1日あたりの残業時間 87.7 59.9 60 100 20 34.1 ※平成2526年度閉校の学校園を除く 年度閉校の学校園を除く ※平成 ノー会議デー 100 実施予定 65.9 0 H22 25.9 学校運営改善を実施した (3) ノー残業デー等の週1回以上の設定状況 30 74.1 実施率 公表率 100 100 100 100 学校関係者評価 H21 (人) 2,716 50~55歳 H21 H25 高 県教委「教職員の勤務時間の適正化に係るアンケート」 休 日 職場での 労働時間 H20 2:30 1:02 H24 2:30 0:32 差 0:00 ▲0:30 単位は(時間:分) ※ 残業時間は、休憩時間内の労働時間を含む 2 分 析 ○ 全公立学校の教員の性別・年齢別構成は、平成 20 年度以降の教員採用試験の工夫・改善等によ り、25~29 歳及び 30~35 歳の教員数は増加傾向にある。ただし、50~54 歳及び 55~60 歳の教員 が全体に占める割合は依然高い状況。 (男:43.0%、女:30.5%) ○ 学校評価は、全公立学校園で学校自己評価及び学校関係者評価が実施・公表されるとともに、学 校評価結果を踏まえた学校運営の改善を実施。 ○ 教職員の多忙感や職務に係る時間的・精神的負担が増大している中、残業時間の縮減に向けた取 組が進み、小・中学校では「ノー残業デー」などが全校で設定。高等学校でも約8割の設定。 ○ 教員の休日の職場での労働は半減するものの、平日の残業時間は学習指導要領改訂に伴う授業準 備時間等の増加により、減少せず。 - 36 - 3 主な取組状況 施策の主な取組(H21~25) ○ 学校管理職・教育行政職特別研修(H16~) 兵庫教育大と県教委の連携により研修プログラムを開発し、学校管理職に求められる学校 マネジメント能力やリーダーシップ、危機管理能力を育成 ○ 主幹教諭研修(H19~) 円滑な学校運営の推進や教員等の資質向上の業務遂行にあたり、主幹教諭として必要な資 質向上をめざした研修の実施 ○ 「教職員の勤務時間適正化対策プラン(H21.3) 」に基づく取組の推進(H21~) ・推進校の指定による学校業務の改善・勤務時間の適正化の推進 ・Web サイトの活用による県教委調査・報告書等の作成の効率化 ・効果的な実践事例の「教育総合サイト」への掲載 等 ○ 「教職員の勤務時間適正化新対策プラン(H25.2) 」の策定 ・定時退庁日(週1回)の完全実施に向けた取組の推進 ・週1回以上の「ノー部活デー」及び「ノー会議デー」の実施 ・学校運営方針への「教職員の勤務時間の適正化」の明記 等 ○ 学校評価の推進(H16~) 「学校評価ハンドブック」等を活用した学校自己評価及び学校関係者評価の普及・定着 具体的な目標の達成状況 H21 H22 H23 H24 H25 全公立学校の女性校長及び女性教頭の在職者 数を増加……平成 20 年度の在職者数(255 人) 260 人 263 人 274 人 266 人 268 人 に比し1割増加 (H25 目標:280 人) (11.9%) (11.9%) (12.6%) (12.4%) (12.5%) (下段…全校長及び教頭に占める女性の割合) 82.6% 主幹教諭の配置……全公立学校 90.0% 92.7% 92.9% 97.6% (895/1,083 校) (958/1,065 校) (982/1,059 校) (984/1,059 校) (1,022/1,047 校) (1,649 人) (1,712 人) (1,768 人) (1,842 人) (1,938 人) 4 今後の方向性 ○ 管理職のリーダーシップのもと教職員全員が協働してさまざまな教育課題に組織的かつ機動 的に対応する体制を確立させるため、学校管理職、教育行政職特別研修等、管理職を対象とした 各種研修の充実を図る。また、女性管理職の登用を進めるとともに、学校運営、教育活動の中核 的役割を担う主幹教諭の積極的な配置による、ミドルリーダーの育成を図り、学校の組織力を向 上させる。 ○ 教職員が心身ともに健康で、児童生徒と向き合う時間が確保され、教育活動がさらに充実する よう、平成 25 年2月に新たに策定した「教職員の勤務時間適正化新対策プラン」の各方策に基 づく先導的な取組事例の紹介など、具体的取組を推進する。特に、校務、業務のIT化による効 率化や「教育総合サイト」の内容充実、ノー残業デーや、ノー部活動デー等の実施率の向上によ る勤務環境の整備に重点的に取り組む。 ○ 全ての学校園で学校評価を通じたPDCAサイクルによる学校運営の改善に取り組むととも に、学校だよりや学校ホームページ等を通じた学校評価結果の公表に取り組む。 - 37 - 4 子どもたちが安心して学べる環境づくり、信頼される学校づくり 重点目標 (12) 1 教職員の資質能力の向上 現 状 ◆授業中に ICT を活用して指導できる 教員の割合 ◆教員採用候補者選考試験 (人) 10,000 7,673 8,000 7,499 6,690 6,259 75 受験者 7,450 6.0 倍 4,000 2,000 6.0 倍 6.0 倍 1,275 1,120 1,049 5.9 倍 65 5.8 倍 58.5 60 合格者 1,280 1,280 県 70 倍率 6,000 (%) 67.5 67.1 65.1 64.3 62.3 62.1 69.4 55.5 55 50 0 H21 H22 H23 H24 H25 (年度) 45 H21 ※受験者…一次試験受験者(免除者含む) ◆指導力向上を要する教員に係る フォローアップシステム対象者数 (人) 180 158 160 140 120 100 80 60 40 20 0 H16 60.2 全国 H22 H23 H24 H25 (年度) ◆精神疾患による病気休暇取得者の 教職員数 (人) 300 244 250 115 222 217 230 213 197 200 99 150 53 100 31 29 15 0 H18 H20 H22 H24 採用3年 未満の 46 教職員 50 H20 H25 (年度) 20 13 H21 H22 24 21 H23 H24 H25 (年度) ◆教員の体罰発生状況 100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 小学校 (件) その他 高等学校 部活動中 14 授業中 45 0 3 H23 2 中学校 分 8 14 6 H24 H25 3 3 H23 5 4 11 21 7 H24 H25 4 1 4 0 H23 6 13 H24 2 8 H25 2 4 (年度) 析 ○ 平成 20 年度以降教員採用試験の工夫・改善等に努めた結果、概ね倍率6倍を確保。 ○ 「授業中にICTを活用して指導できる教員の割合」は、増加しているが、依然全国 平均を若干下回る。 ○ フォローアップシステムにおける対象者は、指導力改善研修、退職等の措置により、 平成 16 年度の制度開始時の 158 人から 29 人(129 人減)に大幅減少。 ○ 精神疾患による病気休暇等取得者数は、減少傾向が続いていたが、平成 25 年度は増 加に転じるなど、依然高止まりの状況。採用3年未満の教職員の取得者は、増加傾向。 ○ 教員の体罰は、平成 25 年 5 月以降、懲戒処分の強化、加害教員の部活顧問からの排 除等の厳しい措置もあり、平成 24 年度と比べ大幅に減少。 - 38 - 3 主な取組状況 施策の主な取組(H21~25) ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 教員採用試験の工夫・改善(H19~) 多面的な人物評価を行う面接による多様な能力や資質・意欲を持つ人材の確保、 他府県現職教育等に対する筆答試験の一部免除による受験者の確保等 大学院派遣研修(S55~) 現職教員を兵庫教育大学大学院に2年間派遣(毎年度 50 人) スクールリーダー養成研修(H17~) 兵庫教育大学大学院学校経営コースに2年間派遣(毎年度5人) 優秀教職員表彰(H18~) 日々の学校教育活動において優れた取組を行っている教職員を表彰 [表彰者数]のべ 199 人(H21~25) 教職員自主的研究推進事業・教職員研究活性化支援事業(H14~) 教員の指導力や研究意欲の向上を図るため、多様な教育課題に係る先導的な研 究を支援(毎年度 80 グループ) 教職員人事評価・育成システムの推進(H18~) 教職員の能力開発と教育活動の充実を目的として教職員人事評価・育成システ ムを推進 指導力向上を要する教員に係るフォローアップシステム(H16~) 「指導力向上を要する教員」に対する管理職・教職員支援担当相談員等による 指導・支援、県立教育研修所での指導改善研修を実施 教職員職場復帰支援事業・教職員復職推進事業等(H22~25) 【体罰問題への対応】 ・H25.2 体罰にかかる実態調査(計 123 件の体罰事案が判明) ・H25.5.1 加害教員に対する処分の強化、部活動顧問からの排除等を実施 ・H25.7 教職員研修資料「No!体罰」の改訂 ・H25.8 教職員・研修資料「いきいき運動部活動」の改訂 具体的な目標の達成状 教職員のメンタルヘルス対策事業の 充実……職場復帰トレーニング・プレ 出勤の参加率を向上 4 H21 H22 H23 H24 H25 78.5% 92.5% 76.1% 62.9% 58.6% (73/93 人) (86/93 人) (80/105 人) (61/97 人) (58/99 人) 今後の方向性 ○ 教員採用試験において優秀な人材を確保するため、多面的な人物評価を行う面接 の実施など新たな工夫・改善を図る。引き続き、団塊の世代の教員の大量退職に伴 う優秀な教員の確保を図る。また、今後の長期的な児童生徒の減少状況を見据えた 採用のあり方を研究する。 ○ 初任者・10 年経験者の法定研修や5・15 年次研修、教科研修・課題研修や ICT 活 用研修等専門性の向上を図る研修など、各種研修の充実を図り、資質向上に努める。 また、現状における諸課題をふまえ、研修体系の見直しを行う。 ○ 教職員のメンタルヘルスの保持・増進を図るとともに、精神疾患による療養者の 減少を図るため、校長OB、臨床心理士からなるメンタルヘルスアドバイザーを学 校に派遣するとともに、リワーク支援プログラムなどを実施することにより、メン タル不調者の早期発見・再発防止を図る。 ○ 部活動中の体罰未然防止のため、体罰及び部活動指導に係る研修資料(「No!体罰」 「いきいき運動部活動」)を活用した研修や加害教員に対する指導の徹底、児童生徒 及び保護者からの通報窓口の周知を図り、引き続き体罰防止を強力に推進する。 - 39 - 4 子どもたちが安心して学べる環境づくり、信頼される学校づくり 重点目標 (13) 安全・安心で、質の高い学習環境の整備 1 現 状 (1)公立学校施設の耐震状況(耐震化率) 高校・特別支援学校 (%) 100 87.9 90 80 91.0 80.5 70 60 86.2 71.2 67.7 72.7 70.5 69.1 小・中学校 96.5 (%) 100 90 90.0 86.2 82.4 77.7 72.9 94.6 92.9 文部科学省「公立学校施設の耐震改修状況調査」 88.6 85.8 69.1 50 H21 H22 H23 H24 H25 (年度) 高校(兵庫県立) 特別支援(兵庫県立) 高校(全国) 特別支援(全国) 80.3 80 70 73.3 60 50 73.9 H21 84.8 88.9 92.5 86.8 91.0 94.9 81.5 H22 H23 H24 H25 (年度) 兵庫県 全国 ※ H23 の特別支援学校は、耐震工事前の詳細診断により 非耐震化と診断された施設が新たに判明したため減少 (2)ICT環境の整備状況 ◆普通教室の校内 LAN 整備率 文部科学省「学校における教育の情報化の実態等に関する調査」 ◆教育用コンピュータ1台当たりの児童生徒数 (%) 100 80 83.6 82.3 72.2 84.4 85.6 60 40 94.7 91.6 87.1 95.5 (人) 10 8 6.8 6.6 6.6 6.5 6.5 7.2 6.8 6.8 6.7 6.6 H21 H22 H23 H24 H25 (年度) 6 96.1 4 20 2 0 0 H21 H22 H23 兵庫県 H24 H25 (年度) 兵庫県 全国 (4)学校安全計画の策定 (3)スクールガード ◆スクールガード(学校安全ボランティア) 登録者数 (人) 160,000 147,654 ◆学校安全計画を策定している学校の割合 H21 H23 97.1% 99.9% 幼 稚 園 98.7% 100% 小 学 校 98.9% 100% 中 学 校 97.4% 100% 高等・中等・特別支援学校 86.0% 99.5% 92.3% 95.7% 兵 庫 県 142,215 140,000 138,241 138,361 139,466 120,000 100,000 H21 H22 H23 H24 全国 H25 (年度) 県教委「市町組合教育委員会における学校安全に係る取組等 全 国 文部科学省「学校安全管理の取組状況に関する調査」 2 分 析 ○ 小・中・高等学校施設の耐震化率は、年々向上しているが、県立学校では全国平均以下(平成 27 年度末、平成 30 年度末の耐震化率の目標は達成できる見込み) 。 ○ 県内の公立学校における普通教室の校内LANの整備率は、全国平均を大きく上回り、校内ネッ トワーク環境の整備は着実に進展。また、教育用コンピュータの整備は、全国平均並の整備率。 ○ スクールガードは、学校数や児童数の変化による登録者数の変動はあるものの、毎年度、概ね 14 万人(1校あたり約 179 人)を確保。 ○ 学校保健安全法の施行(H21.4)により学校安全計画の策定が進み、ほぼ全ての学校園で策定済。 - 40 - 3 主な取組状況 施策の主な取組(H21~25) ○ 県立学校の耐震化の推進(H16~) H30 年度末 100%、特に特別支援学校は H27 年度末に完了を目標に整備の推進 (参考:H25 耐震化実績:高等学校 29 棟、特別支援学校 29 棟) ○ 市町立学校の耐震化の促進及び施設整備に係る指導・助言(H21~) 平成 27 年度末までに耐震化を完了[耐震化率]94.9%(4,833/5,094 棟) ○ ICTスクール整備事業の実施(H13~) 全ての普通教室に2台、特別教室等に6台コンピュータ設置 ○ 地区別情報教育研修会の開催(H19~) 教員のICT指導力向上や情報モラル教育等に関する研修 [参加者数]のべ 4,024 人(H21~25) ○ 教育情報ネットワークの運用(H11~) 兵庫県内の公立学校等の情報通信サービスを提供 ○ 地域ぐるみの学校安全体制整備推進事業の実施(H17~25) 学校安全ボランティアの指導や警備のポイント等について指導するスクールガード・リー ダーの配置 [配置状況]のべ 138 人 [養成講習会受講者]のべ 1,387 人(H21~25) ○ 通学路安全推進事業(H25~) 県推進委員会の設置及び開催(3回)等 具体的な目標の達成状況 県立学校施設の耐震化率 95%達成(H27 ま で)(H25 目標:87%) ICT 環境の整備を実施・・・全公立学校対象 ・校内LAN整備率 100% H21 H22 H23 H24 H25 65.4% 68.6% 77.9% 83.6% 87.8% 87.1% 91.6% 94.7% 95.5% 96.1% (全国 72.2%) (全国 82.3%) (全国 83.6%) (全国 84.4%) (全国 85.6%) ・教育用コンピュータ1台当たりの児童 7.2 人/台 6.8 人/台 6.8 人/台 6.7 人/台 6.6 人/台 生徒数を全国平均より少なくする (全国6.8 人) (全国6.6 人) (全国6.6 人) (全国6.5 人) (全国6.5 人) ・超高速インターネット接続率を全国平均以上 84.4% 86.1% 86.5% 89.6% 90.6% (全国 65.9%) (全国 67.1%) (全国 71.3%) (全国 75.4%) (全国 79.0%) 4 今後の方向性 ○ 学校施設の計画的な耐震化を進め、県立学校では平成 30 年度末までに耐震化を完了さる。特 に特別支援学校では平成 27 年度末までに耐震化を完了させる。市町立学校では平成 27 年度末ま でに耐震化が完了するよう市町の取組を支援していく。 ○ スクールガードに参加する地域住民の確保等に取り組み、通学路を含む見守り活動を推 進するとともに、警察・道路管理者等との連携のもと、児童生徒の安全確保の徹底を図る。 ○ 通学路安全推進事業については、県で推進委員会を設置し、県下各市町の通学路の危険 箇所対策の状況及び、安全確保に向けた推進体制の構築状況を警察・道路管理者と情報共 有し、通学路の安全確保について徹底を図る。 ○ 児童生徒の情報活用能力を育成するため、教員のICT活用指導力の向上やICTを活 用した授業実践の普及、情報モラルの指導力の向上等を図る。 ○ 学校安全計画は、ほぼ全ての学校園で策定が進んでおり、計画に基づく安全教育・安全指導の 推進とともに、毎年度の見直しによる計画内容の充実を図る。 - 41 - 5 県民だれもが生きがいをもって地域社会に参画する生涯学習社会づくり 重点目標 (14) 県民の学習ニーズに応える社会教育・生涯学習の振興 1 現 状 ◆社会教育施設における入館者数及びイベント、セミナー等の実施回数の推移 ○ 入館者(利用者)数 ○ イベント、セミナー等の実施回数 《県立美術館》 《県立美術館》 1,048,233 1,200,000 900,000 600,000 300,000 0 (人) 824,833 150 645,166 655,686 731,173 100 H21 H22 H23 H24 H25 0 (回) H21 (年度) 137 105 H22 H23 H24 63 69 61 H22 H23 H24 H25 (年度) 《県立歴史博物館》 80 185,149 96,378 88,764 100,000 123 113 50 《県立歴史博物館》 200,000 127 77,474 60 96,860 40 57 55 20 0 (回) H21 0 (人) H21 H22 H23 《県立人と自然の博物館》 H25 (年度) 400 681,940 432,574 300 464,605 H22 H23 H24 H25 149,083 155,126 (年度) 155,911 136,010 90 95.5 H22 400 300 200 100 0 H21 H22 H23 H24 H25 《県立美術館》 99.2 97.9 94.0 93.6 80 《県立歴史博物館》 89.8 88.9 86.9 89.3 85.0 295 339 H23 H24 H25 (年度) H21 H22 H23 H24 H25 353 349 341 341 H22 H23 H24 H25 (年度) (肯定的な回答の割合) 《県立人と自然の博物館》 《県立考古博物館》 92.9 92.7 92.2 90.1 91.1 89.1 80.9 70 H21 H22 H23 H24 H25 349 (回) H21 (年度) ◆来館者へのアンケートにおける満足度調査結果 100 (回) H21 302 《県立考古博物館》 155,203 100,000 (%) 333 0 H21 《県立考古博物館》 0 (人) 326 200 100 200,000 0 (人) 200,000 H25 (年度) 《県立人と自然の博物館》 895,748 956,389 1,000,000 800,000 600,000 400,000 H24 H21 H22 H23 H24 H25 84.3 85.4 87.6 ○美術館 特別展のアンケート ○歴史博物館 特別展・特別企画展のアンケート ○人と自然の博物館 夏季教職員セミナーのアンケート ○考古博物館 特別展・企画展のアンケート H21 H22 H23 H24 H25 (年度) 2 分 析 ○ 各館の特色を活かした魅力あるイベントや講座等の実施と、展覧会等の内容に応じた広報活動の 重点化によって、学校関係者を含めた来館者、入館者数の増に向けた取組を実施。 ○ 美術館は、特別展等の開催状況により入館者数の変化が見られるものの、例年 50 万人以上が入 館しており、安定した運営状況を継続。 ○ 歴史博物館は、姫路城改修工事のため観光客が減少している影響等により、入館者が減少。 ○ 人と自然の博物館は、移動博物館車「ゆめはく」の運行など積極的なアウトリーチ活動を展開し、 利用者数が増加。 ○ 考古博物館は、概ね 15 万人の入館者数を確保。 ○ 展覧会等の内容において、各館とも特色を活かした取組を進めており、入館者の満足度は高い。 [4館の平均満足度 89.1%(H21) 92.1%(H22) 92.3%(H23) H89.6%(H24) 89.3%(H25)] - 42 - 3 主な取組状況 施策の主な取組(H21~25) ○ 県立美術館 ・「だまし絵展」(H21)「水木しげる展」(H23)「クラーク・コレクション展」(H25)等の開催 ・開館 10 周年記念「あさっての美術館」(フォーラム)の開催(H24、H25) ・出前授業等のアウトリーチ活動や様々な芸術との融合事業等の実施 ○ 県立歴史博物館 ・「妖怪天国ニッポン」(H21)「四大浮世絵師展」(H23)「軍師官兵衛展」(H25)等の開催 ・講座・講演・現地見学会等の様々な歴史に触れる事業の実施 ○ 県立人と自然の博物館 ・「丹波と恐竜を知ろう 2011」「昆虫少年のじゆうけんきゅう」(H24)等企画展の開催 ・開館 20 周年記念式典の開催、移動博物館車「ゆめはく」導入や「ひょうご恐竜化石国際シ ンポジウム」の開催(H24) ○ 県立考古博物館 ・「山名氏の城と戦い」(H22)「清盛と日宋貿易」(H24)「播磨国風土記」(H25)等展覧会の開催 ・竪穴住居復元や古代米の栽培等の古代文化に関する事業の充実 ○ 県立コウノトリの郷公園 ・本格的野生復帰への取組と「コウノトリ野生復帰グランドデザイン」の策定(H23) [野外巣立ち数]9羽(H21) 9羽(H22) 9羽(H23) 14 羽(H24) 22 羽(H25) ・ガイドウォークや野生復帰体験講座等の普及啓発・環境教育の推進及びジオパークの普及 啓発活動の推進 ○ 県立図書館 ・調査相談(レファレンス)や HAL ネット(ひょうご図書館ネットワーク)による蔵書検索の充実 ・学校サポートプロジェクトの推進及び企画展示等の開催 ○ 文化財の保存と活用等 ・県内文化財のうち、重要なものの指定及び保存・活用のための措置が特に必要とされるも のの登録を推進 指定文化財 登録文化財 (県) (国) (県) (国) H21 829 件 570 件 13 件 443 件 H22 828 件 570 件 14 件 509 件 H23 831 件 572 件 18 件 545 件 H24 834 件 583 件 19 件 555 件 H25 835 件 587 件 20 件 569 件 具体的な目標の達成状況 H21 H22 H23 H24 H25 県立図書館:年間貸出数毎年度1%増 78,634 冊 82,965 冊 83,978 冊 78,588 冊 71,537 冊 コウノトリの郷公園: 〔普及講座〕年 9 回実施 年 12 回 年9回 年 10 回 年9回 年 11 回 〔団体等(学校・一般)普及啓発のための受入〕年 230 件 231 件 186 件 213 件 222 件 233 件 4 今後の方向性 ○ 県民のニーズを踏まえた魅力ある展覧会の開催に加え、アウトリーチを含むイベントや講座、セミ ナー等の一層の充実及び関係機関・団体との連携、効果的な広報の拡充等を図り、入館者の増加に 取り組む。 ○ 県立図書館においては、 「ふるさとひょうご関連資料寄贈運動」(H25~)をはじめ、博物館や美術館 等との連携、アウトリーチの展開により新たな利用者の獲得を図る。 県立コウノトリの郷公園では、福井県や千葉県での放鳥や韓国における放鳥計画など、コウノトリ の本格的野生復帰に向けた取組を県内外に広げる。 ○ 文化財の保存・活用は、ヘリテージマネージャーによる歴史文化遺産を活かしたまちづくり(地域 活性化・観光振興等)の活動を支援するとともに、 「播磨の国風土記」等にゆかりの歴史文化遺産を 活かした地域活性化に取り組む。 ○ 県民の学習ニーズに多角的に対応するため、博物館ボランティアや NPO 法人、民間団体等の関係機 関との連携や、それらに対する支援を行い、生涯学習社会づくりに取り組む。 - 43 - 重点目標 5 県民だれもが生きがいをもって地域社会に参画する生涯学習社会づくり (15) のじぎく兵庫国体やのじぎく兵庫大会の成果を生かしたスポーツの振興 1 現 状 ◆成人の週1回以上の運動・スポーツ実施率 80 (%) 兵庫県 59.9 56.4 60 37.7 49.8 44.4 40 58.4 43.8 ◆ジュニアスポーツ教室等参加者数 全国 59.4 7000 7,157 6,312 5,913 6000 47.2 47.5 45.3 (人) 8000 6,399 6,373 5000 4000 3000 20 2000 1000 0 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 0 (年度) H25 H21 H22 H23 H24 企画県民部ビジョン課「 『兵庫の豊かさ指標』県民意識調査」 ◆国内外で活躍する本県選手数 ◆生涯スポーツ指導者数 600 16000 (人) 514 500 484 14000 424 400 314 (人) 13,581 12000 347 H25 (年度) 県教委調査 11,872 11,998 12,124 H22 H23 H24 12,120 10000 300 8000 200 6000 100 4000 0 H21 H22 H23 H24 H25 (年度) 県教委調査 [国内外で活躍する本県選手] オリンピック出場及び主な国際大会、全国大会 で優秀な成績をおさめた本県の選手 2000 0 H21 H25 (年度) 県教委調査 2 分 析 ○ 成人の週1回以上の運動・スポーツ実施率は、同県民意識調査で 74%の県民が身近にスポーツに 参加できる環境にあると回答しているものの、全国調査(25 年 1 月調査)と同程度の実施率に低下。 ○ 各競技団体が行うジュニアスポーツ教室等参加者数は、スポーツを気軽に楽しみながら基本的技 術等を習得できるプログラムの充実などにより、増加。 ○ 国内外で活躍する本県スポーツ選手数は、ジュニア世代からの一貫指導や、企業・クラブチーム 等の安定した強化の成果もあり高い実績は維持しつつも、微減。 ○ 生涯スポーツ指導者数は、スポーツクラブ 21 をはじめとする地域スポーツ活動に不可欠な指導 者を各種団体が実施する養成講座等により人材育成を推進するものの、微増。 - 44 - 3 主な取組状況 施策の主な取組(H21~25) ○ 兵庫県スポーツ推進計画の策定(H24) 今後 10 年間の本県スポーツ施策の基本的な指針の策定 ○ 「スポーツクラブ 21 ひょうご」活動支援事業(H12~) 全県スポーツ大会・ブロック別予選会の開催 [クラブ数]790 クラブ※クラブ数はH25 年度末現在 ○ ひょうご生涯スポーツ大会の開催(H18~) 県民誰もが参加できる生涯スポーツ大会の開催 [参加人数]のべ 49,815 人(H21~25) ○ 神戸マラソンの開催(H23~) 震災の復旧・復興における教訓や体験、兵庫・神戸の魅力を国内外に発信するための魅力 ある大会の開催 [参加人数]のべ 62,472 人(H23~25) [ボランティア人数]のべ 20,423 人(H23~25) ○ 新兵庫県競技力向上事業の推進(H19~) 競技力の維持・向上対策及びジュニア選手の発掘・育成等 [ジュニアスポーツ教室参加者数]6,312 人(H21)→6,373 人(H25) ○ 「はばタン スポーツ基金」活用事業(H19~) 全国規模の大会を誘致し、県民に質の高い競技の観戦機会を提供 [大会誘致実績]のべ 232 大会(H21~25)(第 19 回アジア陸上競技選手権大会、第 50 回全 日本女子剣道選手権大会など) 具体的な目標の達成状況 成人の週1回以上の運動・スポーツ実施率の増 加(H25 目標:61%) H21 H22 H23 H24 H25 59.9% 56.4% 58.4% 59.4% 47.2% 「スポーツクラブ 21 ひょうご」の会員数の増 378,913 人 373,003 人 368,062 人 381,322 人 369,282 人 加・・・・・県内全域(H25 目標:401,000 人) 国民体育大会での継続的な天皇杯8位以内の 継続 10 位 8位 11 位 11 位 12 位 4 今後の方向性 ○ 「ひょうご de スポーツ推進月間」 (10~11 月)を中心に運動未実施者に対して、ウォーキン グ等、日常的な生活習慣の中でも運動時間や運動量を確保できる活動を啓発する。 「ワールドマ スターズゲームズ」関西大会の 2021 年(平成 33 年)開催決定を契機に、スポーツ参加の機運醸 成を図るため、従来の生涯スポーツ大会を拡充、オープン大会化した「関西マスターズスポーツ フェスティバル」を開催し、気軽にスポーツに参加できる環境づくりを推進する。 ○ 国民体育大会での入賞(8位以内)を目指し、入賞圏内にいるチーム・選手が接戦をものにで きるよう、強化合宿の回数を増やすなどの強化支援とともに、東京オリンピックも視野に入れた トップアスリートの発掘から育成までの系統的な指導体制を構築し、トップアスリート層の拡 大、次世代を担うジュニア選手の発掘・育成や若手指導者の資質向上を図る。 ○ 平成 24 年度に策定した「兵庫県スポーツ推進計画」に基づき、全ての県民がそれぞれの興味・ 関心、適性等に応じて、様々な形態(する、みる、ささえる)でスポーツに積極的に参画できる 「スポーツ立県ひょうご」の実現を目指す。 - 45 - - 46 - 第 3 章 外部有識者の意見 - 47 - 平成 26 年度教育委員会の点検・評価(平成 25 年度実績)に係る 外 部 有 識 者 意 見 <全体または評価のあり方に係る意見> ○外部にわかりやすく、よくまとめられた資料であり、教育委員会の課題はおおむね適 切な対応がなされている。 ○国の施策を念頭に置きながら、自然体験や防災教育などを特色として県独自の色合い も出していくというバランスのとれた方向性や内容になっていると評価できる。 ○評価については、数値にするのが難しいだけに、直接的な聞き取りなど新たな評価の 在り方を検討する必要がある。 <第1章「教育委員会会議及び教育委員の活動状況」に係る意見> ○移動教育委員会における教育現場の視察や教職員との意見交換は、確かな教育計画を 立てるためにも、また教育実践の中で生まれる課題に適切に対応するためにも大切で ある。現場主義という理念は引き続き大事にしてほしい。 ○新たな教育委員会制度が進められるが、教育委員会会議では今日のさまざまな教育課 題についてもっと審議してほしい。また、首長と教育委員との意見交換を活発に進め てほしい。 ○昨年度策定された第2期プランの課題は、県民への周知伝達と、教職員がその趣旨や 内容をよく理解して具現化に努めることである。県教委がリーダーシップを発揮し、 26 年度実施計画がきちんと実行に移されることを期待する。 <第2章「各施策の状況」に係る意見> 1 自立的に生きる力を培い、創造性を伸ばす教育 (1)知識基盤社会に対応する「確かな学力」の確立(小・中学校) ○兵庫県の子どもの学力向上を図る目安として、全国学力・学習状況調査を対象にす るという考え方はよい。但し、全国平均を超えればよいという認識では物足りない。 ○ことばの力を重視するのは大賛成である。ならばもっと本をたくさん読むしかけを 工夫してほしい。特に、乳幼児期からの取組が大切である。 ○児童生徒の学習に関する意識や「目標を示す」 「学習内容を振り返る」取組の実施率 が全国平均と比べて低い点は、他府県の子どもや先生とどんな意識の違いがあるの か、なぜ全国平均と差があるのか、より詳しい分析がほしい。 (2)知識基盤社会に対応する「確かな学力」の確立(高等学校) ○ここ 10 年の高校教員の授業改善の意識・意欲は、兵庫県ではめざましいものがある。 ○家庭での学習時間や読書時間が減少している。学力向上推進プロジェクト事業など を通して、具体的な実践を交え、高校生を鍛え、伸びを認め、励まし、キャリア選 択につなげる方策を見出してほしい。 ○グローバル人材の養成には、多様で正確な情報を集め、それを基に自分自身で考え、 判断できる力の育成が必要である。そのためのメディアリテラシーを教育現場で意 識してほしい。 - 48 - ○「ひょうご匠の技」 「ひょうごの達人」事業は、地域の人材と教育をつなぐ有意義な 手法であり、高校生が自らの目標やあこがれをより具体的にイメージできる機会に なっている。職業系の高校にとどまらず、普通科高校でもそうした機会をもっと設 けてほしい。 (3)自尊心や自律性など道徳性をはじめとした「豊かな心」の育成 ○道徳教育副読本の活用は 100%となっているが、大切なのはその扱い方である。そ の扱い方の点検評価の対象として、 「授業公開実施状況」を調査していることは良い。 ○「トライやる・ウイーク」が中学校に浸透しているのは、体験教育の先進県として、 評価できる。ただし、高校生のインターンシップ希望者が少ないのはなぜか。進学 への意識が強いかもしれないが、高校卒業後の学びや将来の職業選択にかかわるだ けに、自身の進路を考えるさまざまな機会を設定してほしい。 ○「自分にはよいところがあると思う」 「失敗を恐れずに挑戦している」の質問に対し て肯定的な回答が少ない点が気になる。自尊感情の育成は、日本の子ども全体に係 る国民的テーマである。兵庫県も同じであり、学校・家庭・地域が連携して取り組 んでほしい。 (4)運動や食育、健康教育を通じた「健やかな体」の育成 ○体力・運動能力においてほとんど全ての校種で全国と同程度、もしくは上回る結果 がでていることは一定程度評価できる。しかし、全国的な課題であるが、小・中・ 高校の体育でもっと子どもを鍛えたり、汗をかかせたりして自分の限界に挑む体験 を一人ひとりのケアをしながらさせてほしい。 ○「早寝早起き朝ごはん」や「ネット依存」などの生活習慣と学力との相関関係があ ると言われている中で、関係する機関等が連携した取り組みを実践してほしい。 ○食育の中で、地産地消をはじめとして旬の食材やお正月料理、節分料理など、この 時期やこの日には何故この料理を食べるのか、その由来なども教えていってほしい。 ○水難事故等も増えているので、中・高校生の水泳能力の育成なども重要である。 (5)生徒の多様な学習ニーズに対応する県立高等学校教育の充実 ○普通科高校の特色化が進み、子どもにとって多様な選択肢が提供されているのは評 価できる。それが学区再編でどのような影響を受けるのか、専門が何かにかかわら ず、社会で生きていくために必要な基礎学力をどこに据えるのか、あらためて点検 してほしい。 ○県立高校の学科等の配置は生徒の多様な学習ニーズに対応することと、人口減少に 対応するというマクロな視点の両方から吟味されるべきである。県民の理解を得つ つ、適正な配置をしてほしい。 ○学び直しの学校や不登校気味の生徒のための学校が今後は必要である。 ○通学区域が再編され今後は小さな学校がどうなるのか気になるところである。山村 留学のような制度を取り入れるなど、そこでしか学べないことを学ぶシステムを作 ってほしい。 - 49 - (6)ひょうごユニバーサル社会づくりの理念に基づく特別支援教育の充実 ○障害のある生徒とない生徒が交流する場を今後も増やし、お互いが共に生きていく のだという意識をもたせてほしい。 ○一人一人の多様なニーズに応じた特別支援教育は、口で言うほど簡単なことではな く、苦労されると思う。それを専門職とされる以上、実態を知り、目標を立て、計 画の実行・反省のサイクルをしっかりと機能させてほしい。 ○特別支援学校・学級の在籍者が増えたのは、保護者や子どもに特別支援教育が理解 され、浸透してきた表れだと感じる。今後は、インクルーシブ教育をいかに浸透さ せ、障害者の社会進出を促すことができるかが確実に問われる。そのための教育体 制づくり、教員の専門性向上の取組を、引き続きしっかり点検してほしい。 ○特別支援教育のニーズの拡大に伴う事業拡大については、経営資源の裏打ち等を含 めた方針が必要である。 2 「体験教育」をはじめ兵庫の特色ある教育 (7)震災の教訓を生かし語り継ぐ兵庫の防災教育の推進 ○家庭・地域と連携した防災訓練は、兵庫県独自の特色ある教育といえる。今後もさ らなる充実を期待したい。 ○子どもたちだけの防災訓練ではなく、地域の人を巻き込んだ「小学校区単位の防災 訓練」の取組や、全ての学校での防災副読本「明日に生きる」の活用は評価できる。 ○防災訓練や副読本を通じて、子どもが何を学んだかを点検しながら、防災教育の方 向性を探ってほしい。 ○津波への対応など住んでいる地域以外でもいざという時に行動できる力を身に付け させてほしい。 ○阪神・淡路大震災の直接経験者が少なくなっているだけに、教職員を含め、被災者 や被災地に直に接する活動を広げる仕組みを整えてほしい。 (8)人権尊重の理念に基づく「共生」の心の育成 ○人権教育は毎年、地道に丁寧に行っていくところに意味がある。この意味で着実な 取組が進んでいる。 ○インターネットによる人権侵害やデート DV などは、最近の社会状況から生まれた ものであり、指導する側は、こうした新しいタイプの人権侵害を学習するとともに、 児童生徒への指導内容を現実場面に即したものに改善してほしい。 ○各学校で障害者や高齢者に関する課題について取り組んでいるが、子どもたちが実 際に障害者や高齢者とふれあう機会を設定してほしい。 ○外国人児童や生徒へと指導を「共生」と位置付けるためには、そうした子どもへの 日本語指導や個別の相談といったことにとどまらず、日本人の子どもが外国人や彼 らの文化についても知り、違いや共通点を知る双方向性が必要である。国際色の強 い兵庫を映して、外国人の子どもが3千人近くいるのだから、彼らの言葉や生活習 慣、母国のことについても学ぶ機会を設定してほしい。 - 50 - (9)いじめ・不登校対応など、子どもたちの「心」を支えるシステムの充実 ○暴力行為の発生件数が全国から比べると多くなっていることについて、一層の減少 を実現する努力をしてほしい。 ○いじめの防止・解消は、教育ととりわけ心の教育の根幹にかかわるテーマであり、 様々な現実を謙虚に受け止めつつ、感情的なものも含めて丁寧な教育をしてほしい。 ○いじめの問題は、単に認知件数の多少で現状を図るのではなく、別な尺度が必要で ある。いかに早期に発見し、早期に解消できたかを評価できる指標を考えてほしい。 そのための教職員のネットワークの構築や、 「いじめの芽」を受け止められるための 研修、子どもの SOS をキャッチできる受け皿づくりに引き続き力を注いでほしい。 ○インターネットやスマートフォン等の問題は、学校や教育現場だけで解決しようと するのではなく、様々な関係機関との連携が必要である。 3 子どもたちの学びを支えるため、学校・家庭・地域が一体となった取組 (10)地域社会の連帯意識の再生と地域の教育力の向上 ○オープンスクールの来校者が、5年間で3割以上増加しているのは評価できる。 ○子どもたちの登下校時の見守り、パトロールがよく行われている。そして、地域の 子どもたちへの大人の関心が高い県とアピールできるよう、現在の右肩上がりの傾 向をさらに続けてほしい。 ○土曜授業が進められてくると学校の教職員だけでの対応は難しくなる。地域のボラ ンティアをどんどん活用するとともに、学校に入りやすい仕組みを作ってほしい。 ○学校支援地域本部事業や子ども教室の実施についてのばらつきが気になる。人口規 模やボランティアの浸透度などさまざまな要因があるとは思うが、地域との連携に は引き続き力を注いでほしい。 4 子どもたちが安心して学べる環境づくり、信頼される学校づくり (11)学校の組織力の向上 ○学校の組織力向上のためには、主幹教諭の位置づけや役割を明確した上で、管理職 が言いにくいことも言えるような行動と、教職員の研修体制の一層の充実が必要で ある。また、管理職のリーダーシップは、この層の支えがあって有効に機能する。 ○「ノー残業デー」や「ノー会議デー」などの設定率にとどまらず、どの程度の割合 で実行できたのか、できなかったとしたらそれはなぜか、までフォローしてほしい。 ○OECD 調査で、日本の先生は部活動指導や事務作業に追われている実態が浮き彫り になっている。地域人材の活用など、具体的な解消策を提示して忙しさは解消して ほしい。 (12)教職員の資質能力の向上 ○教職員の資質でまず重視しなければならないのが人間力である。これは子どもの願 いや悩みをきちんと受け止め、対話をし、励まし、支え、勇気づける力である。そ の上で、求められるのが、子どもが楽しく、分かりやすい授業をする力である。現 在の教職員の資質向上の高低を分析するだけでなく、こうした人間力と専門性に富 んだ教員が育つ学校環境になるよう努力してほしい。 - 51 - ○3年未満の精神疾患の教職員が増加傾向にある。学校内外にこうした経験の浅い先 生を支援するネットワークをつくり、一人前の先生に育てるサポートをさらに手厚 くする工夫をしてほしい。 ○教員の大学院派遣やスクールリーダー養成研修などの教員の大学での研修は評価で きる。できれば民間企業での研修なども考えてほしい。 (13)安全・安心で、質の高い学習環境の整備 ○学校施設の耐震化と登下校の安全確保は、児童生徒の生命を守るための基礎であり、 計画的に改善を続けてほしい。 ○ICT などの社会変化の整備は着実に進展しているので評価したい。情報モラルの重 要性が増している。教職員には、子どもの世界で一体どういうことが進んでいるか 学んでほしい。高校生が教員にレクチャーする実践は、良い試みだと思う。 5 県民誰もが生きがいをもって地域社会に参画する生涯学習社会づくりを推進 (14)県民の学習ニーズに応える社会教育・生涯学習の振興 ○「人と自然の博物館」など、多様な知や芸術の集積があるのが兵庫件の魅力でもあ る。子どもや一般の住民がそうした世界に接し、さまざまな刺激を受けることがで きるよう、多様や展示やイベントを引き続き開催してほしい。 ○県内には NPO 法人や民間団体等がたくさんあるので、それらと連携して生涯学習 社会を形成してほしい。 (15)のじぎく兵庫国体やのじぎく兵庫大会の成果を生かしたスポーツの振興 ○国内外で活躍する本県選手数の増加が、事業の成果として取り上げられていること は評価できる。 ○成人のスポーツ実施率がなかなか上がらないのはなぜか。さまざまなレベルでスポ ーツを楽しめる身近な機会が十分に確保されていない可能性がある。健康的な生活 は、暮らしの豊かさや人生の充実にも直結します。なぜ浸透しないのか、その背景 にも踏み込んでほしい。 - 52 - 参考1 事業一覧 - 53 - 「ひょうご教育創造プラン」の推進 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 重 点 「ひょうご教育創造プラン」の着実な推進 -千円 「ひょうご教育創造プラン」に掲げる基本理念の実現に必要な施策を推進していくため、県民 の参画と協働のもと、学校及び県・市町教育委員会が一体となった取組の推進 (1) 学校管理職・教員研修等の実施 ・全公立学校教員配布「指導の重点」においてプランの理念を解説 ・校長会や新任校長研修、新任主幹教諭研修等での周知徹底 (2) 市町における教育振興基本計画の策定 [市町教育振興基本計画策定状況(平成 26 年3月末現在)]全 41 市町において策定済 (3) 市町教育委員会との連携 ・市町教育長会議における依頼、意見交換の実施 ・市町の要望に応じた職員派遣による市町計画策定への支援 (H23:市川町教委、H22:猪名川町教委、H21:篠山市教委、丹波市教委、北播磨広域行政研究会) (4) 県民等への広報の充実 ・「ひょうごの教育」における広報(H22、H23、H24、H25:31 万部(H21:7万部)) ・教員採用希望者対象説明会での大学生等への説明 ・社会教育委員の会における説明 第2期「ひょうご教育創造プラン」の策定 -千円 平成 25 年度末の計画期間満了を控え、人口減少社会の到来、価値観の豊かさの変容等社会情勢 の変化、国の第2期「教育振興基本計画」の策定内容などを踏まえ、本県がめざす教育の方向 性と今後の講ずるべき施策等を示す第2期「ひょうご教育創造プラン」の策定 兵庫県教育振興基本計画検討委員会の設置 [開催回数]4回(5/20、9/3、10/23、12/27) [委員構成]25 名(学識経験者、各界代表、行政、学校関係者、公募) 目 (1) 事 業 名 事業説明 取組状況 標 1 自立的に生きる力を培い、創造性を伸ばす教育 知識基盤社会に対応する「確かな学力」の確立(小・中学校) 新 幼児期と児童期の「学び」の接続充実事業 1,907 千円 学びの基礎力の向上のため、幼児期と小学校の教育内容や指導方法の工夫改善についての実践 研究の実施 (1) 実践協力地区(6地区)の指定 (2) 学びの基礎力向上推進委員会の設置 実践協力地区の取組及び成果の普及啓発について助言を行い、今後の学びの基礎力向上に 向け充実方策等を検討 [委員構成]17 人(学識経験者4人、学校関係者 13 人) [開催回数]3回(8/7、10/23、1/22) (3) 指導の手引き「幼児期と児童期の『学び』の接続の推進に向けて」を作成 [配 布]市町教育委員会、教育事務所等 (150部) (4) 学びの基礎力向上研修会の開催 [開催日]平成 26 年2月 17 日(月) [内 容]基調報告、実践発表、パネルディスカッション [参加者]管理職、教員、教育事務所・市町教育委員会指導主事等 744 名 - 54 - 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 小・中学校における新学習システムの推進 1,390,951 千円 国の教職員定数改善計画等を効果的に活用し、小学校1~4年生において、選択方式(1・2年 生は複数担任制、3・4年生は少人数学習集団の編成)で 35 人学級編制の実施 [推進教員数] 推進教員数 配置校数(割合) 平成 21 年度 2,295 人 1,073 校(92.7%) 平成 22 年度 2,447 人 1,090 校(95.2%) 平成 23 年度 2,331 人 1,092 校(95.5%) 平成 24 年度 2,450 人 1,100 校(96.9%) 平成 25 年度 2,449 人 1,092 校(96.7%) [小学校1~4年生での新学習システムの選択状況]※1 年生は平成 23 年度から学級編成基準により実施 メニューの選択状況 全学校数 対象校数 35 人学級編制 複数担任制(1・2年生)少人数学習集団(3・4年生) 1年生 159 校 159 校(100%) 0 校(0.0%) 2年生 157 校 152 校(96.8%) 5 校(3.2%) 779 校 3年生 168 校 142 校(84.5%) 26 校(15.5%) 4年生 166 校 142 校(85.5%) 24 校(14.5%) 「兵庫型教科担任制」の推進 (事業費は「新学習システム」に含む) 小学校5・6年生において、学力向上や中学校への円滑な接続を図るため、「教科担任制」と 「少人数学習集団の編成」を組み合わせた「兵庫型教科担任制」について、実践研究(H21・22 年度)の取組を踏まえ、実施校の拡充 平成 24 年度より全県実施 ・教科担任制…国語、算数、社会、理科から2教科以上選択(担任の交換授業) ・少人数学習集団の編成…国語、算数、理科から1教科以上選択 ☆兵庫型教科担任制の授業交換例(イメージ) A…1組担任 国 語 B…2組担任 算 数 新…新学習システム教員 クラス 担任 理 科 社 会 6年1組 A A B/新 A/新 A 6年2組 B A B/新 B/新 B ○教科担任制…国語、算数で実施(担任の交換授業) ○少人数授業…算数、理科で実施(新学習システム教員の配置) (1) 「兵庫型教科担任制」検証委員会の設置 ・兵庫型教科担任制の教育効果を検証 [委員構成]19 人(学識経験者3人、小中一貫教育推進コーディネーター6人、学校関係者 10 人) [開催回数]2回(7/29、2/3) 他に小委員会1回 ・リーフレット「学力向上や小中の円滑な接続を図るために」を作成 [配 布]公立小・中学校等 (2) 小中一貫教育推進コーディネーターの配置 [配置人数]6人(各教育事務所1人) [内 容]兵庫型教科担任制の確実な定着、小中連携・一貫教育の促進に係る学校及び市 町支援 事 業 名 事業説明 取組状況 学力と学習意欲向上のための教育課程推進事業 2,265 千円 各教科等の具体的な指導内容や指導方法及び評価の在り方等学力と学習意欲の向上に向けた諸 課題の解決を図るため、地区別に学校経営研究協議会を実施 [実施回数]6地区で実施(校長、教頭各1日間) [参加人数]校長 867 人(小 601 人、中 254 人、特別支援 12 人) 教頭 879 人(小 606 人、中 261 人、特別支援 12 人) - 55 - 事 業 名 事業説明 取組状況 拡 ひょうご学力向上推進プロジェクト事業 2,962 千円 小・中学校における学力の確実な定着を図るため、全国学力・学習状況調査の結果や新学習指導要領の趣 旨を踏まえ、言語活動の充実や学習・生活習慣の確立など、総合的な学力向上対策を推進 (1) 学力向上実践推進委員会の設置 ・新学習指導要領の趣旨を踏まえた学習指導の在り方や全国学力・学習状況調査の結果にお ける課題について効果的な取組を検討 [委員構成]18 人(学識経験者6人、学校関係者 10 人、行政関係者2人) [開催回数]2回(8/5、1/16)、他に教科部会3回 ・「全国学力・学習状況調査の課題を踏まえた学習指導等の改善・充実のポイント」を作成 [配 布]公立小・中学校等(5,000部) ・学力向上シンポジウムの開催 [開催日]平成 26 年2月5日(水) [参加者]982 名(管理職、教員、教育事務所・市町教育委員会指導主事等) [内 容]基調報告、パネルディスカッション、DVDの紹介・活用 (2) 学ぶ習慣の定着を図る「学習タイム」の推進 基礎的・基本的な知識・技能の定着や学習習慣の確立を図るため、「学習タイム」(週4日 を目標)を全県的に推進 [小・中学校における読書タイム・学習タイムの実施(神戸市を除く)状況] ※各学校において読書のほか国語力の育成や理数教育の改善 小学校 中学校 週4回以上 100% 100% を図るため、漢字の読み書きや、計算、図形などの基礎・基本 の反復学習の取組が行われていることから、調査対象を「読書 タイム・学習タイム」とした。 (3) 中学校国語魅力ある授業創造研修 「記録・要約・説明・論述」などの中学校段階の「ことばの力」を確実に定着させるため、 中学校国語の授業改善の充実を図る研修会を実施 [開催場所]県内9地区 [参加者]326 人(中学校教員) (4) 「ことばの力」の育成を図る授業改善の促進 国語、算数・数学において効果のあった授業展開DVDを作成・配布し、全県的に授業改 善を促進 ・DVD作成委員会の設置 [委 員 構 成]12 人(学識経験者4人、学校関係者4人、行政関係者4人) [開 催 回 数]2回(8/7、1/10) [授業協力校]4校(小学校2校、中学校2校) (5) ひょうご「ことばの力」ステップアップフォーラムの開催 学力の基盤となる「ことばの力」の育成を図るため、学校での取組や児童生徒の学習成果 を発表 [開 催 日]平成 25 年 12 月 14 日(土) [場 所]兵庫県立大学神戸商科キャンパス 三木記念講堂 [参加者数]240 名 [内 容]実践発表(小学校2校、中学校1校、高等学校1校)、記念講演 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 スーパーティーチャー派遣事業 20,782 千円 児童生徒の学力向上をめざし、経験豊富な教員OBを小・中学校に派遣し、模範授業等を通し て教員の授業指導力を向上 [配 置 人 数]18 人(各教育事務所3人) [支 援 内 容]校内研修や模範授業等を通した指導力向上支援、授業に関する相談・支援 [学校訪問回数]のべ 1,109 回(小学校 908 回、中学校 201 回) 確かな学力の育成に係る実践的調査研究 179 千円 つまずきやすい学習内容の確実な習得や、知識・技能を活用する授業の展開に向けた工夫改善、 学習意欲の伸長、学習習慣の定着など確かな学力の育成に資する実践研究の実施 [推進地区]1地域(篠山市立篠山東中学校区) [内 容]・義務教育9年間を見通した学力向上を図るためのカリキュラムの研究 ・生活習慣、学習習慣の定着を図るための研究 - 56 - 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 小規模校交流促進事業 1,785 千円 過疎地・へき地の小規模小学校において、小学校間の交流による多様な集団の中で児童が切磋 琢磨する体験を通して、学校生活・学習環境の充実推進 [実 施 校]過疎地・へき地の小規模小学校 72 校 [実施回数]243 回 [内 容]合同学習:近隣の市町を含む小規模小学校の合同授業等 新理数教育の充実 1,294 千円 理科・数学に対する知的好奇心や科学的な見方・考え方を高め、科学好きの児童生徒の裾野を 拡大 (1) サイエンス・トライやる事業の実施 ・スペシャリストによる特別授業の実施 [実施校数]53 校 [授 業 例]・民間企業のエンジニアによる特別授業「海ほたるの発光の科学について学ぶ」 ・大学教授による科学の演示実験「あぶらとり紙を使って手品にように火をつける実験」 ・県立高等学校教員による小学校教員を対象とした観察・実験実技指導等の実施 [実施校数]27 校 [実 施 例]顕微鏡活用についての研修、観察実験での事故防止・安全指導のポイント (2) 数学・理科甲子園ジュニア 2013 の開催 [日 程]平成 25 年 10 月 19 日(土) [場 所]関西学院大学西宮聖和キャンパス [参加生徒]111 人(県内の中学校 37 校) 人と自然の博物館の博学連携事業 -千円 児童生徒の理科に対する興味・関心を喚起するため、博物館と学校が連携し、研究員による授 業、学校での展示(学校キャラバン)、教員研修などを実施 (1) 学習支援 ・高校連携セミナー [連 携 校]県立三田祥雲館高校、県立有馬高校 [授業回数]11 回(年間) ・県立大学附属中学校における「プロジェクト学習」 博物館と附属中学校との協定に基づき、研究員(15 人)による生徒の課題別調査研究の支援 ・伊丹市教育委員会との協力協定(25 年2月締結) 環境学習等についての博学連携のモデル事業 (児童生徒や教職員に対するセミナーや教職員研修会などを実施) (2) 指導者研修 ・理科おもしろ推進事業 小中学校6校(小学校1、中学校5)にて、植物や恐竜化石などをテーマに「サイエンスト ライアル-スペシャリストによる特別授業-」を開催 ・教職員・指導者セミナー [講座数]27 講座(8日間) [受講者]のべ 422 人 (3) 学校での展示(学校キャラバン) ・移動博物館「ゆめはく」による昆虫標本、化石標本、岩石標本等を小中学校にて展示 [実施回数]3回(小学校2、中学校1) (4) その他 ・学校団体の来館時に研究員による特注セミナー等(地球環境や動植物など)を実施 [実施回数]237 回 事 業 名 事業説明 取組状況 情報教育専門推進員の配置 -千円 学校における情報教育の推進を図るため、各教育事務所・教育振興室に情報教育専門推進員を配置 [配置人数]9人(各教育事務所及び教育振興室 各1人) [取組内容] ・市町組合教育委員会における情報教育に係る調査研究 ・小・中学校における情報教育に係る調査研究 事 業 名 事業説明 地区別情報教育研修会 -千円 小・中学校、特別支援学校の情報教育担当者教員を対象に、教員のICT活用指導力向上や情 報モラル教育等に関する研修会を教育事務所・教育振興室ごとに実施 [研修内容]ICT を活用した授業の実践発表、教員の情報モラル研修等 [参加者数]784 人 取組状況 - 57 - 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 教育情報ネットワークの運用 48,717 千円 個人情報の流出の防止やウイルス制御など安心安全なネットワークの構築と情報通信を活用し た学習や学校間の交流、高大連携等、兵庫情報ハイウェイを活用して、全ての県立学校や社会 教育施設等を結ぶ安定した教育情報ネットワークを運用 県立教育研修所を中心に 26 のアクセスポイントと県立学校(160 校)を 100Mbps の専用回線で 結び、インターネットを利用した授業、TV会議システムを利用した遠隔授業、教育用動画コ ンテンツの配信等を実施 ICTスクール整備事業 113,890 千円 生徒や教職員が校内の普通教室等から必要に応じていつでもコンピュータやインターネットを 活用した学習等が行えるように整備し、計画的に更新 [平成 25 年度整備台数]954 台(H21~25 整備台数 合計 6,630 台) ひょうご子どもの読書活動の推進 230 千円 子どもが本に親しみ、本を楽しむことができる環境づくりを支援するとともに、子どもの読書 活動の推進や環境の整備・充実に向け、兵庫県子どもの読書活動推進連絡会の開催や県立図書 館を中心とした子ども読書研修会を実施 (1) 子ども読書の日特別イベントを開催 [参加者]106 人 (2) 子ども読書ボランティア養成講座を実施 [実施回数]5回 [受講者]164 人 (3) 子どもの読書活動推進連絡会の開催 [開催回数]2回(8/20、3/6) [参加者]145 人(県内図書館、読書ボランティア団体、学校図書館職員等) (4) 子ども読書教養講座を実施 [講演会]1回 [地区別の講座]県内3ヶ所(赤穂市・三田市・明石市) [受講者]147 人 (2) 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 知識基盤社会に対応する「確かな学力」の確立(高等学校) 高校学力向上推進プロジェクト 2,995 千円 生徒の実態に即した学習教材・テキストの開発、学校設定科目における独自教材の作成など、 各校の特色に応じた学力向上対策を推進する。 (1) 高等学校学力向上連絡協議会の設置 [開催回数]2回(6/13、2/6) [委員構成]34 名(学識経験者4名、県立高等学校長 30 名) (2) 高等学校学力向上推進校の指定 各校の特色に応じた目標を設定し、優れた学力向上プランの実施を支援する。 [指 定 校]県立高等学校 30 校 [指定期間]3年間(平成 24 年~平成 26 年) [対 象]普通科、総合学科、特色学科を設置する全日制高等学校 [指定方法]実施計画の学校提案方式 特色ある教育課程の推進 518,016 千円 高等学校において、生徒の興味・関心や進路希望等に応じた多様・多彩な特色ある教育課程編 成への取組を支援するため、民間人などの専門性のある非常勤講師等を配置 (1) 習熟度別指導等の少人数教育の充実 (2) 総合的な学習の時間への支援、特色ある教科、選択科目の開設 「教職(教育入門、教育実践)」 「国際(フランス研究Ⅰ、国際ボランテ [特色ある教科・科目の例] ィア研究)」 「ビジネスマナーとスキル」「地域コミュニケーション」「キャリアデザイン」 (3) 民間人等の非常勤講師への活用 [非常勤講師の配置状況](平成 25 年9月1日現在) ※特別非常勤講師… 配 置 校 配 置 時 間 教員免許状を有しな 非常勤講師 特別非常勤講師 非常勤講師 特別非常勤講師 い学識者や民間人 144 校 145 校 4,875h/週 14,881h/年 - 58 - 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 理数教育アクションプラン 1,440 千円 学習環境の整備や外部人材を活用した観察・実験活動の実施、生徒の理科、数学に関する興味・ 関心を喚起し、科学好きの生徒の裾野の拡大とトップ層の育成 (1) 理数教育推進協議会の設置 [開催日]平成 26 年1月 24 日(金) (2) 高等学校観察・実験推進モデル校の指定 [指定校]県立高等学校 10 校(星陵、西宮、西宮北、西宮甲山、柏原、小野、相生、龍野、 姫路工業、八鹿) (3) 数学・理科甲子園、科学の甲子園全国大会の実施 ・数学・理科甲子園 2013 の実施 [日 程]平成 25 年 10 月 26 日(土) [場 所]甲南大学講堂兼体育館 [参加生徒]県下の高等学校等 62 校 62 チーム 456 人 ・第3回科学の甲子園全国大会の開催 [日 程]平成 26 年3月 21 日(土)~24 日(月) [場 所]兵庫県立総合体育館 [参加生徒]366 人(1 チーム6~8人) (4) 兵庫「咲いテク」事業: スーパーサイエンスハイスクールの取組の充実に加え、小・中・高等学校との連携による 合同発表会や共同研究等を通じて成果を普及 ・兵庫「咲いテク」プログラム 県下の各SSH指定校で共同実験、共同研究会等を実施 ・第6回「サイエンスフェア in 兵庫」 課題研究等の成果発表と大学・企業との交流 [日 程]平成 26 年2月2日(日) [場 所]神戸国際展示場 [参 加 者]1389 人((高校 1076 人(生徒 935 人、教員 141 人)、企業 147 人、一般 160 人)) 新 グローバル人材育成推進事業 596,309 千円 豊かな語学力、コミュニケーション能力を身に付け、国際的に活躍できるグローバル人材を育 成するため、外国語指導助手を活用して英語教育の充実を図るとともに、高校生の海外留学を 支援 (1) グローバル・イングリッシュ・プロジェクト 外国語指導助手(ALT)の全県立高等学校への配置 132 人(国際系学科等は重点配置) ・教材作成、ティームティーチングによる授業 ・ホームルーム、部活動、学校行事等日常的な英語活動機会の充実 ・異文化理解にかかる教育活動の実施 ・英語教育の充実に向けた発表会の開催 等 (2) グローバルリーダーによる講演会の開催 [実施校]県立高校 23 校 [内 容]海外で活躍している公・民の講師を派遣し講演会を実施 (3) 海外留学チャレンジプラン [対象者]1年間の長期留学者 [給付人数]15 人 [給付人数]一人あたり 40 万円 国際交流(高校生・教員)推進事業 7,225 千円 国際社会の一員としての幅広い教養と豊かな人間性を育成するため、姉妹州省において現地の 高校生等との交流など、文化・価値観の違いを実感することのできる体験活動プログラムを実施 (1) 中国・広東省及び海南省との高校生交流 ※H25 年度は中国側の事情により交流を一時中止 (2) ASEAN 諸国との教育関係者交流 [派 遣]県立学校管理職等 10 名(平成 25 年8月 12 日~平成 25 年8月 19 日) [受 入]タイ王国学校管理職等 10 名(平成 25 年9月9日~平成 25 年9月 16 日) (3) 西オーストラリア州との教員交流 ・教員長期派遣 [派 遣]県立学校教員2名(平成 25 年4月~平成 26 年3月) [受 入]西オーストラリア州教員1名(平成 24 年1月~平成 25 年 12 月) ・管理職交流 [派 遣]県立学校管理職2名(平成 25 年 7 月 25 日~平成 25 年8月1日) [受 入]西オーストラリア州管理職2名(平成 25 年 11 月3日~平成 25 年 11 月 11 日) - 59 - 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 高等学校日本の歴史及び文化に係る学習の充実 2,556 千円 日本史を履修しない生徒にも日本の歴史や文化学ぶ機会を与えるため、世界史(必履修科目)の 授業の中で日本の歴史や文化を関連付けて学ぶことができる副読本「世界と日本」を作成 (1) 副読本構想委員会の設置 [開催回数]2回(5/14、11/12) [委員構成]12 名(学識経験者4名、県立高等学校長2名、教員6名) (2) 副読本作成委員会の設置 [開催回数]12 回(6/19、8/1、16、26、9/6、12、17、10/12、20、12/26、2/11、3/6) [委員構成]26 名(県立高等学校長2名、教員 24 名) 新 ワシントン州友好提携 50 周年記念高校生交流事業 3,282 千円 ワシントン州との友好 50 周年を記念し、高校生による友好交流団を派遣することにより、文化 や社会に対する理解を深め、国際的な視野を育成 [派遣期間]平成 25 年 8 月 18 日~平成 25 年 8 月 25 日 [派遣人数]交流団 45 名(教育長、県立高校生 40 名、引率教員2名、事務局職員2名) [内 容]兵庫県・ワシントン州友好提携 50 周年式典 ワシントン大学での語学研修、現地高校生との交流 等 ひょうご・ロシアハバロフスク青少年スポーツ交流事業 1,448 千円 本県とロシア・ハバロフスク地方の青少年がスポーツを通じて相互の文化を理解し、国境を越 えた交流を図る事業を推進し、グローバルな視野と感覚を身につけた青少年を育成するととも に、本県とロシア・ハバロフスク地方との友好関係の更なる発展に寄与 [実施時期]平成 25 年8月 19 日(月)~8月 23 日(金)4泊5日 [受入人数]ハバロフスク地方男子バスケットボールチーム 13 名(引率者6名、選手7名) [主な実施内容] ・ハバロフスク地方青少年バスケットボールチームと兵庫県内の高校生選抜チームのバスケ ットボールを通したスポーツ交流 ・兵庫県教育長を表敬訪問 ・兵庫県下施設訪問 ・神戸市内の観光・散策等を通して、日本文化を体験 【参考】 昭和 44 年 姉妹都市交流協定締結 平成 21 年9月 ハバロフスク地方ハバロフスク市において、友好提携 40 周年記念共同声明 を発表、2010 年より青少年によるスポーツ交流を開始することで合意 平成 22 年8月 ハバロフスク訪問(県立社高等学校男子バレーボール部) 平成 23 年8月 兵庫県受入(ハバロフスクの青少年バレーボールチーム) 平成 24 年8月 ハバロフスク訪問(神戸市立科学技術高等学校男子バスケットボール部) 「ひょうご匠の技」探求事業 6,317 千円 全県立全日制工業高等学校 12 校に実技指導のための高度熟練技能者を招聘し、実践的な指導を 通して、ものづくりの技術・技能に興味・関心を高め、地域産業界に貢献できる実践的な工業 技術者を育成 [招聘実績]全県立工業高等学校 12 校 16 学科に、元自動車製造会社工場長や元建築大工棟梁 等のべ 16 人を招聘 [「ひょうご匠の技」の活用による検定等実績(検定等合格者)] 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 2級(機械加工旋盤) 10 人 8人 9人 3級(機械加工旋盤) 106 人 118 人 91 人 3級(機械加工フライス盤) 7人 9人 11 人 技能検定 建築大工3級 6人 1人 3人 内燃機関組立て2級 0人 1人 3人 合 計 129 人 137 人 117 人 - 60 - ・平成 25 年度競技会等実績 技能五輪全国大会出場 電気溶接部門、建築大工部門 高校生ものづくりコンテスト全国大会 5部門出場(近畿大会7部門中5部門優勝) 若年者ものづくり競技大会全国大会出場5部門(近畿ブロック優勝) 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 「ひょうごの達人」招聘事業 8,603 千円 農業、商業、水産、家庭に関する学科を設置する全県立高等学校に、実習や課題研究等の実技指導に専門 家を招聘し、生徒の高度な資格取得やスキルアップを支援し、地域産業界の優れた職業技術者を育成 [招聘実績]職業に関する学科を設置する県立全日制高等学校 22 校 27 科に公認会計士やデザ イン事務所経営者等のべ 53 人を招聘 [「ひょうごの達人」の活用による検定等実績] ・検定等合格者 造園技能士2級、情報処理技術者試験(ITパスポート、基本情報、応用情報)合格 家庭科技術検定1級、潜水士 ・競技会等 全国高等学校簿記コンクール、全国造園デザインコンクール 社会人基礎力育成カリキュラム開発事業 4,247 千円 高校生に自立と共生の能力を兼ね備えた社会人の基礎となる力を培うため、教科「公共(仮称)」 を創設し、就業体験活動を核にしたキャリア教育、道徳教育、その他今日的な課題に対応した 教育を柱とした教育課程の共同研究開発(H23~H25) [研究指定校]県立高等学校4校 舞子高校、猪名川高校、加古川北高校、上郡高校 香住高等学校新実習船の建造 115,010 千円 地域漁業の担い手となる人材を育成するため、老朽化が進む香住高等学校実習船「但州丸」の 新船建造を開始 [概 要]①総トン数 約 350 トン ②主機関 1,800 馬力 ③定員 45 名 ④漁業実習 トロール、イカ釣り、マグロはえ縄 ⑤主な漁場 日本海及び太平洋近海 [スケジュール]平成 26 年3月~ 建造 平成 27 年3月 竣工 (3) 自尊心や自律性など道徳性をはじめとした「豊かな心」の育成 事 業 名 事業説明 取組状況 道徳教育推進事業 4,058 千円 兵庫版道徳教育副読本を活用し、学校・家庭・地域が連携した道徳教育を総合的に推進 (1) 道徳教育推進地域を指定 [推進地域]県内 10 中学校区 [研究内容]副読本の活用による「道徳の時間」を要とした道徳教育の充実等 (2) 道徳教育推進教師対象の研修(神戸市除く) [実施回数]2回(平成 25 年5月 23 日(木) 於:神戸文化ホール、平成 25 年8月~平成 26 年1月 於:各教育事務所・教育振興室) [受講者数]877 人受講 [内 容]道徳の時間の在り方、指導方法の工夫 (3) 道徳教育推進連絡協議会の設置(全県、地域) 本県の道徳教育の推進状況について評価・検証、推進方策等の提言 (4) 道徳の授業公開の促進 各学校において「道徳の時間」を公開し、家庭や地域と連携した道徳教育を推進 事 業 名 事業説明 兵庫版道徳教育副読本の配布 15,077 千円 兵庫ゆかりの先人の生き方・自然・伝統と文化等を題材とした読み物資料と著名人のメッセー ジを掲載した兵庫版道徳教育副読本を児童生徒に個人配布 [配布対象]県内の小学校(特別支援学校小学部)新1・3・5年生 県内の中学校(特別支援学校中学部)新1年生 [配布部数]205,800 部 取組状況 - 61 - 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 中学校総合文化祭/兵庫県高等学校総合文化祭 3,295 千円 中学校、高等学校及び地域における文化活動の振興に資するため、中学生による音楽・書写・ 美術・郷土芸能等の文化活動の総合的な発表会及び高校生による全県的な芸術文化活動の発表 会を開催 [中 学 校]平成 25 年 10 月 4 日(金) 三木市文化会館 平成 25 年 10 月 18 日(金)~20 日(日) 加古川総合文化センター [高等学校]平成 25 年 11 月2日(土)~11 月 24 日(日) 淡路市立しづかホール他 14 会場 郷土伝統芸能の継承 1,370 千円 伝統ある郷土の文化を後世に伝えていくため、高等学校において郷土伝統芸能の継承を図る部 活動の育成 [郷土伝統文化継承推進校] ・播州歌舞伎(県立播磨農業高等学校) ・出石焼(県立出石高等学校) ・淡路人形浄瑠璃(県立淡路三原高等学校) ・千種太鼓(県立千種高等学校) 環境体験事業 101,521 千円 人間形成の基礎が培われる時期に、命の大切さを学ぶため、公立小学校3年生を対象に、地域 の人々等の協力を得ながら、五感を使って地域の自然にふれあう体験型環境学習を実施 全公立小学校3年生を対象に各校で年間3回以上実施 [実施校]777 校 実施活動場所(割合) 主な実施内容 里山(52.9%) カブトムシの飼育、クヌギの苗づくり・植樹 等 田畑(54.2%) 米づくり、黒大豆や綿花の栽培 等 水辺(54.7%) ホタルの飼育、水辺の生きものの観察 等 地域(60.9%) 野鳥観察、草花や昆虫の観察 等 ※複数活動場所での実施校を含む 環境教育の充実 -千円 環境教育実践発表大会を開催し、グリーンスクール表彰及び実践発表、環境教育実践事例研修 の実施 [開催日]平成 25 年 11 月 13 日(水) [会場]兵庫県公館 [参加人数]296 人 [グリーンスクール表彰] 環境保全活動など実践的環境教育を積極的に推進する活動において、特色ある優れた実践 を行っていると認められた学校を表彰(平成 16 年度より毎年 10 校程度を選定) 【表彰校】川西市立緑台小学校、猪名川町立揚津小学校、相生市立相生小学校、養父市立 伊佐小学校、篠山市立大芋小学校、淡路市立浦小学校、神戸市立櫨谷中学校、 西宮市立鳴尾南中学校、県立尼崎小田高等学校、県立小野高等学校、県立北須 磨高等学校 【奨励賞】西宮市立神原小学校、佐用町立利神小学校、洲本市立鮎原小学校、豊岡市立港 中学校、洲本市立安乎中学校 [実践事例発表]播磨町立蓮池小学校、南あわじ市立沼島中学校、県立三木北高等学校 [講 演]演題「コウノトリのお友だち-生物と生物多様性-」 県立コウノトリの郷公園 園長 山岸 哲 自然学校の推進 447,947 千円 公立小学校5年生が、豊かな自然の中で、人や自然、地域社会とふれあう長期(4泊5日以上) 宿泊体験活動を実施 [実施校]777 校 [参加児童数]51,338 人 南但馬自然学校の運営 60,380 千円 豊かな自然での自然体験活動及び集団生活等を通して、自然、人及び地域とのふれあいを深め ることにより、こころ豊かな青少年の育成を図るため、南但馬自然学校を運営 - 62 - 取組状況 (1) 自然学校等の場の提供 [自 然 学 校 の 受 入]利用のべ人数 25,118 人(学校数 68 校) [自 然 学 校 以 外 の 受 入]利用のべ人数 21,250 人(学校関係 11 校・一般 38 団体・研修等 13 回) [プ レ 自 然 学 校 の 受 入]1小学校 (2) 自然学校指導者研修の実施 [自 然 体 験 活 動 1 日 講 座]計3回実施(6月・10 月・11 月) [自 然 学 校 講 座]2泊3日で実施(8月) [自 然 学 校 出 前 講 座]30 校 30 回実施 (3) 調査研究及びプログラムの研究開発 [研 究 テ ー マ]「原体験の重要性から見る今後の自然学校の在り方」 [研 究 紀 要 の 発 行]平成 26 年度末予定 (4) 自然学校に関する情報提供 [県立南但馬自然学校機関誌「どんぐり」の刊行]62 号、63 号 [講 座 案 内 チ ラ シ の 発 行]年1回 [W e b サ イ ト を 通 し た 情 報 提 供]年間アクセス数 436,316 回 事 業 名 事業説明 地域に学ぶ「トライやる・ウィーク」推進事業 194,900 千円 公立中学校(中等教育学校前期課程、市立特別支援学校中学部を含む)2年生が、1週間、地域 や自然の中で様々な社会体験活動を実施し、「生きる力」を育成 [参加学校数]364 校(17 校) [学 級 数]1,415 学級(37 学級) [参加生徒数]48,801 人(112 人) [活動場所数]17,261 ヶ所(86 ヶ所) [指導ボランティア]22,955 人(153 人) ※( )内は特別支援学校内数 [体 験 活 動 の 内 容] ・農林水産体験活動:農業、酪農、漁業、林業等での活動 ・職場体験活動:企業等、職場での体験活動 ・文化・芸術創作体験活動:絵画や音楽、地域・郷土芸能活動 ・ボランティア・福祉体験活動:福祉施設等での活動 ・その他:情報・科学技術・環境等に関する活動 [アンケート結果(生徒の感想から)] ・働くことの大切さ、厳しさ、楽しさを感じた 92.9% ・社会のルールやマナーの大切さがわかった 76.0% 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 地域に活かす「トライやる」アクション -千円 休日や長期休業中等に、中学生が地域に貢献する活動や「トライやる・ウィーク」の活動を継 続する取組を校区推進委員会の支援のもとに実施 [活動内容]・地域の既存の行事等の一部を企画運営する活動 ・自治会等地域における諸団体と連携して行う活動 ・「トライやる・ウィーク」での体験活動を継続する活動 [実 施 校]206 校 [参加生徒数] ※( )内は特別支援学校生徒参加数(内数) 学 年 参加生徒数 1年生 14,889 名(37) 2年生 16,171 名(37) 3年生 12,016 名(24) 合 計 43,076 名(98) [活動内容] ※( )内は特別支援学校生徒参加数(内数) ※母数は、実施校数 活 動 区 分 地域の祭り等を企画、運営する活動 清掃活動等を諸団体と連携して行う活動 「トライやる・ウィーク」の継続的な活動 - 63 - 実施校数 119 校(2) 165 校(3) 50 校(1) 割 合 57.8% 80.1% 24.3% 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 青少年芸術体験事業~わくわくオーケストラ教室~ 130,516 千円 全公立中学校1年生等を対象に県立芸術文化センターにおいて、兵庫芸術文化センター管弦楽 団による「わくわくオーケストラ教室」を実施 [実施日数]22 日間 40 公演 [実 施 校]公立中学校…347校(芦屋国際中等教育学校、県立大学附属中学校含む) 特別支援学校中学部…18校(市立12校、県立6校) [参加者数]52,972 人(内訳)生徒数…49,532 人、引率教員数…3,440 人、保護者数…676 人 福祉教育の推進 -千円 地域の高齢者との日常的なかかわりや福祉施設の訪問などの交流やボランティア活動などの体 験活動を通して、社会福祉の増進に寄与する能力と態度を育成 ・県立日高高等学校、県立龍野北高等学校の福祉科において介護福祉士国家試験受験資格取得 を図り、福祉事業に携わる人材育成 ・家庭に関する学科等において介護員の資格取得を図り、福祉事業に携わる人材育成 ・県立日高高等学校、県立龍野北高等学校の看護科における保健・医療及び福祉に携わる人材 の育成 高校生就業体験事業―インターンシップ推進プラン― 7,517 千円 高校生に社会的・職業的自立に向けて必要な基盤となる能力や態度を育成するため、全県立高 等学校において、職場や地域の企業等におけるインターンシップを実施 ・事業所におけるインターンシップを実施 137 校(91.3%) 就職希望者のうち、事業所におけるインターンシップ実施者の割合 64.1%(2,633/4,107 人) ・職業人やキャリアアドバイザーによる進路講演会を実施 142 校(94.7%) ・地域の職場を見学 80 校(53.3%) ・保護者や地域の人々に職業に関するインタビューを実施 43 校(28.7%) ・職業調べを実施 80 校(53.3%) ・大学等で実地研修を実施 68 校(45.3%) ・大学等から出前講義を実施 101 校(67.3%) 高校生ふるさと貢献活動事業―トライやる・ワーク― 28,130 千円 全県立高等学校の生徒を対象に、地域社会の一員としての自覚と態度を育むため、3年間を通 して生徒が意識を高め、主体的に地域へ参画する活動を教育課程に位置付け実施 ・在学中に高校生ふるさと貢献活動事業に取り組んだ生徒 93.5%(分母:在籍生徒数) [主な取組]文化・芸術・スポーツ振興活動、保健・福祉増進活動、地域安全活動、環境保全 活動、まちづくり推進活動、社会教育推進活動、災害復旧活動 ・高校生ふるさと貢献活動事業発表会の実施 [日 時]平成 26 年2月8日(土) [場 所]神戸市産業振興センター ハーバーホール [参加者]352 名(生徒 180 名、教員等 172 名) [表 彰]<審査員特別賞>西脇北高校 高校生・ふれあい育児体験 -千円 県立高等学校の生徒が、保育所・幼稚園等の乳幼児と直接ふれあう体験を通して、子育ての大 切さや子どもの成長発達に果たす親の役割、子育て支援等について学習 [実施校]126 校 [参加人数]13,582 人 - 64 - (4) 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 運動や食育、健康教育を通じた「健やかな体」の育成 幼稚園・小学校教員体育実技指導力向上事業 -千円 幼稚園・小学校教員を対象に、正しい動きの体得や、指導力の向上を図るための体育実技の講 習を開催 [講習内容]運動プログラム 2009、リズム運動、ボ-ル運動、様々な動きづくり等の実技講習 [受 講 者]小学校教員 357 人 [場 所]県下5地域(阪神・丹波、播磨東、播磨西、但馬、淡路) 学校体育実技指導者講習会 50 千円 小・中・高・特別支援学校の体育担当教員を対象に、体育実技の指導力向上を図るための実技 講習会を開催 [講習内容]ダンス、柔道・剣道(選択)、体つくり運動、バドミントン [受 講 者]38 人(小学校、中学校、高等学校、特別支援学校教員) [場 所]県立総合体育館 「体力アップひょうご」サポート事業 1,903 千円 児童生徒の体力・運動能力を向上させるため、教員の指導力向上並びに専門性に優れた地域の 指導者を活用し、体力アップサポーターを県内小学校に派遣など子どもの体力向上事業を推進 (1) 「体力アップサポート委員会」の開催 [開催回数]3回(11/12、12/17、3/14) [委員構成]12 人(学識経験者、学校関係者、関係団体等) (2) 体力アップサポーター派遣事業 [実 施 校]小学校 51 校 [派遣人数]地域の指導者 38 人 (3) 「運動プログラム 2009(DVD)」を活用した各校の継続的な実践を促進 (4) 体力・運動能力調査の実施 [実施期間] 5月~7月末 パワーアップ&サポート運動部活動支援事業 4,283 千円 中学校の運動部活動におけるスポーツ指導の充実を図るため、専門的指導力を有する外部指導 者を派遣 (1) 外部指導者の派遣 [派遣校数]公立中学校 53 校 [派遣者数]53 人 (2) 指導者養成事業の実施 [講習内容]指導者の資質向上、学校事故防止等 [受 講 者]外部指導者、運動部活動顧問等 100 人(6カ所合計) (3) 運動部活動活性化委員会(運動部活動のあり方検討委員会)の設置 [開催回数]4回(6/3、7/1、10/28、2/18) [委員構成]13 名(学識経験者、部活動指導者、保護者、関係団体等) [内 容]・「いきいき運動部活動」3訂版の改訂 ・体罰の防止を含めた安全で効果的な指導 ・地域との連携による効果的な運動部活動の運営 新 運動部活動等活性化事業 24,405 千円 児童生徒の体力・運動能力の向上を図るため、小・中学校を訪問し、運動部活動の運営や体力 向上に向けた支援を実施 (1) 運動部活動等活性化専門委員の配置 [配置人数]9名 [配 置 先]各教育事務所・教育振興室 [訪問校数]小学校:235 校、中学校:189 校 計 424 校 [内 容]・小学校を訪問し、体力向上の取組について指導 ・中学校を訪問し、運動部活動の運営等について指導 ・体力アップサポーターの確保及び派遣調整 - 65 - 事 業 名 事業説明 取組状況 体力・運動能力等調査(新体力テスト) -千円 児童生徒の体力・運動能力の現状を把握し、体力・運動能力の向上に資するため、小・中・高 等学校の各抽出校で実施した新体力テストを集計・分析し、県下に発信 平成 25 年度新体力テスト結果 [男 子] [女 子] 種目 性別 校種 年齢 男 子 小 学 校 中学校 高等学校 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 握 力 上 体 起 こ し 長 座 体 前 屈 反 復 横 と び 持 久 走 20 m シ ャ ト ル ラ ン 50 m 走 立 ち 幅 と び ソ フ ト ホ ゙ ー ル 投 げ ハンドボール投げ ▼ ○ ▼ ○ ▼ ○ ▼ ▼ ▼ ○ ○ ▼ ▼ ○ ▼ ○ ○ ○ ○ ▼ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ◎全国平均より上回っている ○全国平均と同程度 ▼全国平均を下回っている 0 5 3 0 5 3 0 6 2 ※ ▼ ○ ▼ ▼ ▼ ▼ ○ ○ ▼ ▼ ▼ ▼ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ▼ ○ ○ ○ ○ 0 0 0 0 6 5 6 4 2 3 2 5 上の表(1%有意差検定による)で ▼ ○ ▼ ▼ ○ ◎ ○ ▼ ▼ ◎ ▼ ○ ○ ◎ ○ ▼ ○ ○ ○ ▼ ○ ○ ○ ○ ○ ◎ ○ ▼ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ▼ ○ ○ ○ ▼ ▼ ○ ○ ○ ▼ 1 2 0 1 0 3 4 8 7 6 5 3 1 1 3 種目 性別 校種 年齢 女 子 小 学 校 中 学 校 高 等 学 校 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 握 力 上 体 起 こ し 長 座 体 前 屈 反 復 横 と び 持 久 走 20 m シ ャ ト ル ラ ン 50 m 走 立 ち 幅 と び ソ フ ト ホ ゙ ー ル 投 げ ハンドボール投げ ▼ ○ ▼ ○ ○ ○ ▼ ▼ ▼ ○ ○ ▼ ▼ ○ ▼ ▼ ○ ○ ○ ▼ ▼ ○ ○ ▼ ○ ○ ▼ ○ ◎全国平均より上回っている ○全国平均と同程度 ▼全国平均を下回っている 0 5 3 0 4 4 0 5 3 ▼ ○ ○ ○ ▼ ▼ ○ ▼ ○ ○ ○ ○ ◎ ○ ○ ○ ◎ ○ ○ ○ ◎ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ◎ 0 0 0 4 5 7 5 5 3 1 3 0 ○ ○ ○ ▼ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ◎ ○ ▼ ○ ○ ○ ▼ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ▼ ▼ ○ ○ ○ ▼ ○ ○ ▼ ▼ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 0 1 0 0 0 8 7 8 6 7 1 1 1 3 2 ◎印は、本県が全国平均値に比較し上回っている。 ○印は、全国平均値と県平均値が同程度。 ▼印は、本県が全国平均値に比較し下回っている。 事 業 名 事業説明 取組状況 武道・ダンス指導者の養成 590 千円 学習指導要領の改訂に伴う、中学校における武道及びダンスの必修化(平成 24 年度~)に対応するため、地 域の指導者・団体等の協力や武道場等の活用を通じて、学校における指導者を養成 (1) 武道等指導推進委員会の開催 [開催回数]2回(1/30、3/7) [委員構成]13 人(学識経験者、関係団体、地域の指導者等) [協議事項]関係団体等や地域の指導者の活用を通じた取組方法、学習指導計画等 (2) 武道・ダンス指導者講習会の実施 [講習内容]柔道、剣道、ダンスの実技講習、授業における安全配慮 [受 講 者]312 人(5カ所合計) (3) モデル地域での実践 【宝塚市】テーマ「外部指導者を活用した柔道の授業実践」 【明石市】テーマ「外部指導者との連携により、専門的な知識・技能の習得を図った実践例」 事 業 名 事業説明 取組状況 学校体育実技(柔道・剣道)認定講習会 柔道・剣道担当教員の実技指導力の向上を図るための講習会を開催 [講習内容]講義、実技(基本・応用技能、投の形、審判法)、昇段審査 [受 講 者]104 人(柔道 46 人、剣道 58 人) [受講対象]小・中・高等学校及び特別支援学校の体育担当教員 [場 所]県立武道館 事 業 名 事業説明 学校教育活動全体で行う食育の推進 460 千円 「学校における食育実践プログラム」に基づき、学校における実践研究、教職員の理解促進・ 資質向上を図るための研修会を開催するなど、学習指導要領を踏まえた学校における食育の全 県展開を推進 (1) 食育実践推進委員会の設置 県内各市町の推進状況を把握するとともに、全県的な食育の推進と具体的な実践内容や方 法について検討 [委員構成]15 人(学識経験者、学校関係者、保護者代表、関係団体等) [開催回数]3回(6/7、8/27、3/18) (2) 食育推進校の指定 [指 定 校]10 校(公立小学校9校、特別支援学校1校) 取組状況 - 66 - 589 千円 [研究内容]各学校の課題に応じた食育に関する実践研究 (3) 学校食育実践研究大会の開催(県下6会場) 県内先進校の実践発表や具体的な実践内容・方法についての講義・意見交換等を行い、市 町の推進体制の充実と食育の推進を図るとともに、指導内容や方法についての普及 [参加人数]847 人 (4) 食育講演会の開催(県下3会場) 教員の資質向上と子どもの健康の保持増進をはじめとした食育の充実を推進 [参加人数]301 人 (5) 学校給食衛生管理推進研修会の開催(県下5会場) 安全安心な学校給食の実施及び食事内容の充実 [受講者]712 人 (6) 公立小・中・特別支援学校の食に関する年間指導計画作成を支援 [作成率]96.8%(1,128 校/1,165 校) 事 業 名 事業説明 取組状況 新 学校給食における地場産物活用促進事業 1,191 千円 給食の時間や各教科等の指導で活用する、地場産物に関する食育教材を開発し、活用促進のた めの研修会を実施 (1) 食育教材の開発 [教材名]ひょうごの食べ物資料集(CD-ROM) [配布先]県内公立小・中・特別支援学校 (2) 地場産物活用に関する食育教材活用研修会の実施 [参加人数]208 人 事 業 名 事業説明 新 学校保健課題解決支援事業 464 千円 子どもの現代的健康課題の解決のため、県教育委員会作成の「課題解決計画」に基づき、学 校・家庭・地域の医療機関等からなる「学校保健支援チーム」を設置し、保護者、児童生徒、 教職員等に対する啓発や、講習会等を実施 取組状況 [派遣回数]県内市町組合教育委員会等主催の研修会 15 回 [連絡協議会]2回(6/21,2/14) [委員構成]9名(医師、歯科医師、薬剤師、学識経験者、行政関係者、学校関係者等) 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 スクールヘルスリーダー派遣事業 2,228 千円 心身の健康問題の複雑化・多様化に対応する教職員の資質向上を図るため、退職養護教諭をス クールヘルスリーダー(退職養護教諭)として学校に派遣 [派遣対象]経験の浅い養護教諭が配置されている学校、養護教諭未配置校 [派遣人数]11 人(13 校) 児童生徒の健康診断等 54,764 千円 児童生徒の健康の保持増進を図るため定期・臨時に健康診断を実施し、心身の健康状態を把握 するとともに課題のある児童生徒に必要な対策を措置 [実施校]小・中・高等学校、特別支援学校 (5) 事 業 名 事業説明 取組状況 生徒の多様な学習ニーズに対応する県立高等学校教育の充実 県立高等学校の新通学区域の円滑な導入 2,296 千円 通学区域別に新しい選抜制度と学校紹介の内容をまとめたパンフレットを制作し、新しい選抜 制度及び各学校の魅力・特色を紹介するとともに、新しい選抜制度に関する説明会の実施 (1) 新通学区域公立高等学校紹介パンフレット「学びたいことが学べる高校を選ぶために」を作成 [配布対象]全県の中学校1年生 (2) 新しい選抜制度に関する説明会を実施 [対 象]中学校教員、高等学校教員、保護者 [開催地域・開催日] ・神戸地区(2/26) ・淡路地区(7/12、10/8、11/9、3/4) - 67 - ・阪神地区(6/29、8/19、11/25、12/3) ・東播地区(11/16、2/22) ・南但地区(10/23) ・第2学区(9/25、2/24) ・第4学区(2/18) 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 ・丹有地区(5/26、7/14、8/6、8/27、/17、1/29) ・北但地区(9/28、10/23) ・第3学区(2/27) ・第5学区(5/16、2/7、3/6) インスパイア・ハイスクール事業~魅力・特色づくりの充実~ 71,756 千円 理数教育、国際化に対応した教育、スペシャリスト育成、特色ある教育活動、キャリア教育な どの重点テーマに基づき、県立高等学校が取り組む魅力・特色づくりを支援 (1) 理数教育 [実施校]35 校 (2) 国際化に対応した教育 [実施校]15 校 (3) スペシャリスト育成 [実施校]33 校 (4) 特色ある教育活動 [実施校]43 校 (5) キャリア教育 [実施校]43 校 実施校(のべ数)169 校 県立高等学校教育改革第二次実施計画の推進 699 千円 「県立高等学校教育改革第二次実施計画(H21~25)」に基づき、県立高等学校の教育改革を推進 (1) 入学者選抜制度の改善 新通学区域に係る公立高等学校入学者選抜の改善について決定・公表 新通学区域に係る公立高等学校入学者選抜の改善について(H24.12.20) ・ 複数志願選抜の中の「その他校希望」は廃止する ・ 複数志願選抜実施校間の志願変更は、第2志望に限り変更を認める ・ 全日制普通科(単位制)及び総合学科の学力検査による入学者選抜については、複 数志願選抜実施校に加える ・ 但馬地域の進学連携校方式における連携中学校以外の中学校からの合格者比率を 各高等学校の学力検査の募集定員の 18%以内とする (2) 学びたいことが学べる魅力ある学校づくり [特色ある専門学科の設置等] ・尼崎小田高校に国際探求学科を設置 ・明石北高校に自然科学科を設置 ・氷上西高校を氷上中学校・青垣中学校との連携型中高一貫教育校に改編 [定時制・通信制高校の活性化] ・阪神昆陽高校を開校(川西高校、川西高校宝塚良元校を募集停止) [魅力・特色づくりの支援] ・魅力あるひょうごの高校づくり推進事業(インスパイア・ハイスクール) ・県立高等学校学力向上プロジェクト事業 ・高大連携等推進事業 ・「ひょうご匠の技」探求事業 ・「ひょうごの達人」招聘事業 など 事 業 名 事業説明 取組状況 県立高等学校教育改革長期構想の検討 -千円 県立高等学校教育改革第二次実施計画(H21~25)の推進状況の評価・検討を行うとともに、平成 27 年度実施の新通学区域導入を踏まえた県立高等学校における教育改革の方向性を検討 (1) 県立高等学校長期構想検討委員会の開催(平成 24~25 年度) [開催回数]3回(第6回:5/24、第7回:7/26、第8回:12/18) (2) 県立高等学校長期構想検討委員会の報告 (1月) (3) 今後の対応 長期構想検討委員会の報告を踏まえ、当分の間は、「第二次実施計画」に基づく改革を引 き続き進めながら、学区再編の影響や新しい国の動き、人口減等の状況も勘案し適切な時期 に次期実施計画を検討 - 68 - (6) 事 業 名 事業説明 取組状況 ひょうごユニバーサル社会づくりの理念に基づく特別支援教育の充実 次期特別支援教育推進計画の検討 768 千円 兵庫県特別支援教育第二次推進計画(H26~H30)策定のため委員会を設置し、検討を実施(検討期 間 H24~H25) (1) 検討委員会の設置 [開催回数]5回(6/14、7/12、9/6、11/15、2/27) [委員構成]15 人(学識経験者、教育関係者、行政関係者、保護者) (2) 検討内容 国のインクルーシブ教育システム検討の動向を踏まえた今後の特別支援教育の在り方 事 業 名 事業説明 取組状況 特別支援学校の再編整備の推進 -千円 姫路しらさぎ特別支援学校の整備 姫路特別支援学校における知的障害児童生徒の急増に対応するため、特別支援学校を新設 事 業 名 事業説明 取組状況 県立特別支援学校芝生化の推進 -千円 環境対策や教育上の効果等の観点から、地域と連携した手法による特別支援学校運動場芝生化を実施 [実施校]県立北はりま特別支援学校(H22) 県立東はりま特別支援学校(H23) 県立視覚特別支援学校(H24) 県立阪神特別支援学校(H24) 事 業 名 事業説明 取組状況 LD、ADHD等に関する相談・支援事業 LD、ADHD等の児童生徒に対する相談等を実施し、学校内外での支援体制を充実 ・ひょうご学習障害相談室の運営 [相談件数]423 件(H24:469 件) ・ひょうご専門家チームの学校への派遣 [派 遣 校]14 校(H24:12 校) 事 業 名 事業説明 学校生活支援教員配置事業 -千円 小・中学校においてLD、ADHD等の児童生徒が安定した学校生活や集団生活を行えるよう、 支援地域拠点校に学校生活支援教員を配置 通級による指導等支援体制の在り方についての実践研究を実施 [配置人数]拠点校 112 校に 112 人(H24:92 人) 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 -千円 障害の多様化等に対応した指導体制充実事業 5,114 千円 障害の重度・重複化や多様化、職業教育の充実、卒業後の進路の多様化に対応するための非常 勤職員の配置 [配置人数]全県立特別支援学校 24 校 136 人(H24:256 人) 特別支援教育体制充実事業 17,083 千円 市町が学校に派遣・配置する特別支援教育支援員に資質向上を図るため、特別支援教育支援員 アドバイザーによる指導・支援等を実施するとともに、特別支援コーディネーター(各学校園に おける特別支援教育の中心的役割を担う教員)、市町教育委員会の担当者等を対象に計画的に養 成研修を実施 (1) 市町の特別支援教育支援事業 ・特別支援教育支援員アドバイザーの配置 [配置人数]6名(各教育事務所1名) [指導・支援、相談活動]1,062 件 [研修会講師]30 件 ・地区別研修の実施 (2) 特別支援教育コーディネーター研修 ・特別支援教育コーディネーター基礎研修を教育事務所ごとに実施 [受講者数]374 人(H24:381 人) [養成人数累計]6,066 人(H17~H25) ・特別支援教育コーディネーター専門研修を実施 [受講者数]165 人(H24:198 人) [養成人数累計]1,816 人(H16~H25) ・特別支援教育コーディネーター部長研修を実施 [受講者数]34 人(H24: 24 人) [養成人数累計]58 人(H24~H25) - 69 - 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 高等学校における特別支援教育支援員配置 3,600 千円 学校生活で支援が必要な生徒が在籍する高等学校に特別支援教育支援員を配置し、生徒の学校 生活や学習活動を支援 [配置]3人(県立高等学校3校) インクルーシブ教育システム構築事業 17,770 千円 地域内の小・中学校、特別支援学校等が連携できる体制を構築するとともに、専門的外部人材 の活用により、特別支援教育の専門性の向上を図る。 (1) コーディネーターの配置 [対象地域]芦屋市 (2) 専門的外部人材の活用 [対象校]17 校 [外部人材例]言語聴覚士、作業療法士 等 事 業 名 事業説明 取組状況 特別支援学校医療的サポート推進事業 43,162 千円 医療的ケアの必要な児童生徒が在籍する全ての県立特別支援学校に看護師等を配置 [実施校]14 校(H24:15 校) 事 業 名 事業説明 YU・らいふ・サポート事業 3,744 千円 全県立特別支援学校において、家庭・地域社会との連携のもと、幼児児童生徒の自立を目指し た主体的な活動や交流活動を実施 [実施校]24 校 [実施内容]社会体験活動 [参加者(のべ)]79,823 人 [参 加 者 構 成]自校 13,861 人、他校(近隣幼小中高等)37,900 人、保護者 9,609 人、地域 18,453 人 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 障害児の自然体験活動推進事業 6,700 千円 自然とのふれあいや集団活動などを通して、豊かな心情や社会性を養うとともに、自立をめざ した知識、技能、態度及び習慣の一層の育成 [実 施 校]小学部、中学部を設置する全ての公立特別支援学校 38 校 [活動内容]1泊2日程度の宿泊活動 [参加児童生徒数]1,167 人 事 業 名 事業説明 取組状況 県立特別支援教育センターの運営 11,518 千円 県立特別支援教育センターにおいて教育相談、教職員の研修、調査研究、広報啓発等の実施 [教育相談・相談件数]112 件(H24:106 件) [教 職 員 の 研 修]4,062 人(H24:4,310 人) [調査研究]平成 25 年度研究テーマ「現職教員の専門性向上のために研修のあり方」 [広報啓発]研修講座一覧・講座のしおり、教育相談リーフレット、センターリーフレット等を教育事務所、関係機関、県民等に配布 事 業 名 事業説明 取組状況 特別支援教育に係る教員長期研修派遣事業 -千円 特別支援教育に携わる公立学校教員を1年間国立大学法人等に派遣 [派遣人数]17 人(京都教育大学5人、大阪教育大学5人、奈良教育大学2人、神戸大学大学院 2人、岡山大学3人) 事 業 名 事業説明 特別支援学校と高等学校との交流及び共同学習実施事業 1,172 千円 県立高等学校の教室を活用した県立特別支援学校分教室の設置等による交流及び共同学習等に ついて調査研究を実施 (1) 交流及び共同学習運営協議会等の開催 ・理解啓発研修(年1回開催) ・交流及び共同学習運営協議会(年4回開催) ・交流及び共同学習研究協議会(年1回開催) (2) 交流及び共同学習を踏まえた分教室設置調査・検討 [対象校]こやの里特別支援学校及び猪名川高等学校 【協力校】川西緑台高等学校、川西明峰高等学校、川西北陵高等学校 阪神特別支援学校及び武庫荘総合高等学校 【協力校】尼崎北高等学校、尼崎高等学校、尼崎小田高等学校、尼崎稲園高等 取組状況 - 70 - 学校、尼崎工業高等学校、尼崎西高等学校 [内 容]高等学校内に分教室を設置する際の両校の連携・指導内容・施設活用等に必要な 実践的な取組を実施 (3) 交流及び共同学習の推進 [対象校]姫路特別支援学校及び姫路別所高等学校、神戸特別支援学校及び神戸甲北高等学 校、氷上特別支援学校及び氷上高等学校、西はりま特別支援学校及び龍野北高等 学校、出石特別支援学校及び但馬農業高等学校、東はりま特別支援学校及び播磨 南高等学校、あわじ特別支援学校及び洲本高等学校 [内 容]学校行事・クラブ活動等での日常的な交流、実習授業等での共同学習を実施 事 業 名 事業説明 取組状況 重 点 兵庫県・神戸市教育委員会教育職員免許法認定講習 特別支援学校教員等の免許状保有率を高めるため、認定講習を開設 [開設講座]8講座(夏期休業期間中) [単位認定] のべ 1,338 人 [開設会場]神戸市看護大学、神戸女子短期大学、神戸市外国語大学、神戸常盤大学 目 (7) 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 標 2 -千円 他 「体験教育」をはじめ兵庫の特色ある教育 震災の教訓を生かし語り継ぐ兵庫の防災教育の推進 防災教育専門推進員の配置 -千円 学校における防災教育の推進及び防災体制の一層の充実を図るため、各教育事務所・教育振興 室に防災教育専門推進員を配置 [配置人数]9人(各教育事務所及び教育振興室 各1人) [取組内容] ・防災教育に関する研修の企画、分析 ・防災教育の指導内容や指導方法に関する調査研究 ・地域の特性を踏まえた防災体制や連絡体制等に係る調査研究 等 防災教育推進連絡会議 423 千円 防災担当部局・教育委員会・学校関係者の三者が連携を図り、学校防災体制の整備・充実や兵 庫の防災教育の推進等についての目標決定や進行管理 防災教育推進連絡会議を県及び各教育事務所・教育振興室で開催 防災教育研修会 (事業費は「防災教育推進連絡会議の実施」に含む) 小・中・高等学校、特別支援学校の防災教育担当教員を対象に、学校防災体制の整備、防災教 育の充実、心のケア等に関する研修会を各教育事務所・教育振興室ごとに実施 各教育事務所・教育振興室で年2回開催 [内 容]「災害を受けた子どもたちの理解とケア(研修資料)(H22 作成)」を活用した心のケア、 防災教育副読本「明日に生きる」の活用、地域の災害特性に応じた防災訓練 等 [参加者]のべ 1,896 人 防災教育推進指導員養成講座 (事業費は「防災教育推進連絡会議の実施」に含む) 教職員を対象に防災教育や学校の防災体制、心のケアに関する知識・技能を備えた防災教育指 導員を養成する講座(「初級編」「中級編」「上級編」:2年間で修了)を開設 [平成 25 年度上級修了者]34 人 震災・学校支援チーム(EARTH)の運営(EARTH=Emergency And Rescue Team by school staff in Hyogo) 91 千円 県内の公立学校教職員及びカウンセラー等 150 人で構成し、防災の専門的知識と実践的対応に ついて訓練・研修を積み、被災地の学校の教育復興、被災児童生徒の心のケアなどの支援を行 うとともに、地域の防災訓練等において助言 (1) 四川大地震復興支援 [派遣期間]平成 25 年9月3日(火)~7日(土) [派遣人数]3人 [派遣期間]平成 26 年2月 25 日(火)~3月1日(土) [派遣人数]3人 - 71 - (2) 訓練・研修の実施 [訓練]学校と地域が連携した防災訓練への参加(県下5地区(阪神、播磨西、但馬、丹波、 淡路)で実施) [研修]被災地支援活動の報告、訓練の評価 [その他の主な活動] ・自校での防災教育実践(764 回) ・自校以外での防災教育実践(506 回) ・被災地支援(109 回) 事 業 名 事業説明 取組状況 東日本大震災の被災地支援等の推進 3,251 千円 東日本大震災の被災児童生徒の長期的な心のケア対策支援のため、スクールカウンセラー及び 震災・学校支援チーム(EARTH)員等を被災地へ派遣し、被災地の要望に添った支援を実施すると ともに、高校生による東日本大震災の被災地への支援や交流を通じた防災教育等を実施し、そ の成果を発信 (1) 震災・学校支援チーム(EARTH)等による心のケアに係る教員研修の実施 [派遣期間]平成 25 年 8 月 20 日(火)~22 日(木)、8月 21 日(水)~23 日(金) [派 遣 先]気仙沼市、南三陸町、東松島市・女川町・石巻市 [派遣人数]18 人 (2) 実践的防災教育総合推進事業(文部科学省委託事業)の実施 ・高校生防災リーダー学習会の実施 [参 加 校]県立高等学校 13 校、県外高等学校1校 (参加高校生 72 名) [内 容]国立淡路青少年交流の家を活用し、災害に対する既知の知識を増やすための 学習機会を提供するとともに、未知の災害で臨機応変に対応できる力を育成 するための学習・訓練を行うことで、ジュニア防災リーダーの育成 ・東日本大震災の被災地支援 [推進校]県立高等学校 11 校 [内容]草抜き等の清掃活動、仮設住宅等での交流等 (8) 人権尊重の理念に基づく「共生」の心の育成 事 業 名 事業説明 取組状況 人権教育研究指定校事業 200 千円 人権教育に関する指導方法等の改善及び充実を図るため、指定校において実践研究の実施 [研究指定校]県立龍野高等学校 [研 究 内 容] ・体験や実践を通した人権に関する知的理解と人権感覚の育成をめざす取組 ・生徒の自己実現を支援する人権教育の指導方法等の改善・充実の取組 事 業 名 事業説明 新たな課題に対応した人権教育資料の作成 264 千円 各学校における人権教育の充実を図るため、現行の児童生徒用人権教育資料を見直すとともに、 インターネットによる人権侵害事象等の新たな課題に対応した人権教育資料の作成 (1) 中学生用人権教育資料「きらめき」と活用の手引きを改訂し、県教委HPページに掲載 (2) 「いじめを許さない人権教育教材」(小学校低学年用・小学校高学年用・中学生用・高校生 用別)を作成し、県教委HPページに掲載 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 DV・児童虐待防止に向けた教育推進事業 3,155 千円 今日的な人権課題の一つであるドメスティック・バイオレンス(以下「DV」という。)防止に 向けた研修会等を実施するとともに、学校現場で活用できる人権教育資料の配付 (1) DV防止に向けた研修にかかる講師派遣事業 DV防止に関する専門的知識を有した講師を各学校の研修会等へ派遣 [講師派遣]県立学校 30 校 市町組合立中学校 10 校 (2) DV・児童虐待防止に向けた教育資料の配付 国や県の動向を踏まえ改訂する人権教育資料の中に、児童生徒自らが身近にあるDV・児 童虐待等さまざまな人権課題に気づき、主体的に解決しようとする意識や態度をはぐくむた めの学習教材を盛り込み、学校で活用できるように配付 [配布教材]中学生用人権教育資料「きらめき」 [配 布 先]公立中学校(6部) - 72 - 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 人権教育推進員の配置 6,446 千円 様々な人権課題の解決に向け、積極的な人権教育・啓発を行うため、教育事務所に人権教育推 進員の配置 [配置人数]3人 [職務内容] ・人権課題に関する講演会や研修会の講師 ・地域及び職域などで開催される人権教育学習会での指導助言 ・人権教育研修資料の作成及び指導・助言 ・人権にかかる教育相談 地域に学ぶ人権学習推進事業 18,558 千円 地域における人権課題の解決に向け、一人一人の人権が尊重される環境づくりに取り組み、自 分が住んでいる地域に「愛着」と「誇り」をもち、心と心が豊かにつながる地域づくりを推進 するため、社会教育における人権教育の総合的な推進に向けた事業の実施 (1) 地域における人権教育実践研究事業 ・人権教育実践研究委員会地区事務局の設置(県内6地区) ・各地域における人権学習素材発掘・収集及び研究等を行う調査員の配置 ・人権教育実践報告書の作成 (2) 地域に学ぶ人権教育実践研究事業 ・人権教育実践研究大会の開催 ・人権教育実践研究大会運営委員会の設置 ・人権教育実践研究委員会の設置 (3) 地域に学ぶ体験学習支援事業 [講 座 数]70 講座(17 市町) [受講者数]のべ 25,121 人 子ども多文化共生教育支援事業 111,348 千円 教員と児童生徒等とのコミュニケーションの円滑化を促すとともに、生活適応や学習支援、心 の安定を図るため、日本語指導が必要な外国人児童生徒が在籍する全ての公立学校に子ども多 文化共生サポーターの派遣 (1) 子ども多文化共生サポーターの派遣 [派遣人数]176 人(18 言語) [派遣校数] 320 校 [主な活動] ・当該児童生徒の母語を介して、教員等とのコミュニケーションの円滑化の促進 ・生活適応や学習支援、心の安定を図るなど学校生活への早期適応の促進 (2) 子ども多文化共生センターの運営 全ての児童生徒が互いを尊重し合い、多様な文化的背景をもつ外国人児童生徒と豊かに共 生する真の国際化に向けた教育の取組や外国人児童生徒の自己実現の支援などを図る拠点と して設置 ・外国人児童生徒等にかかる教育相談 [相談件数]394 件 ・学習教材や書籍の展示・貸出等を実施 [貸出件数]61 件(書籍等 2,014 冊、民族衣装 73 着、玩具等 91 点) ・子ども多文化共生ボランティアの登録及び紹介 [登録者数]298 人 [紹介者数]178 人 (3) 帰国・外国人児童生徒受入促進事業 平成 19・20 年度に実施した国の委嘱事業「帰国・外国人児童生徒受入促進事業」等による 外国人児童生徒が集住する地域における受入れ体制の成果を踏まえ、外国人児童生徒が散在 する地域において、県が神戸市外4市と連携をしながら、公立学校への受入れについての実 践的研究等を実施 [連 携 市 町]神戸市、姫路市、芦屋市、朝来市、南あわじ市 [兵庫県の取組] ・外国人児童生徒受入促進運営協議会の実施 [開催回数]2回(6/28、1/24) ・外国人児童生徒受入促進連絡協議会の実施 [開催回数]3回(6/28、11/6、2/10) ・就学支援ガイダンスの開催 - 73 - [開催会場]4会場(神戸7/27、丹波 8/3、豊岡 8/4、姫路 9/7) ・外国人の子どもの就学状況調査の実施 [市町の取組] ・初期指導教室(プレクラス)の実施 ・センター校の設置 (9) 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 いじめ・不登校対応など、子どもたちの「心」を支えるシステムの充実 こころの相談支援事業(スクールカウンセラーの配置等) 407,532 千円 スクールカウンセラーを全公立中学校及び拠点小学校 100 校に配置し、児童生徒・保護者等へ の心の相談支援を実施 (1) 小学校へのスクールカウンセラーを拠点配置 100 校(域内の指導を実施)(H26:110 校) (2) 全公立中学校・中等教育学校にスクールカウンセラーを配置 265 校 (3) スーパーバイザーを配置 3人(配置校のスクールカウンセラーを兼任) (4) カウンセリングマインド実践研修を実施(全公立小・中学校教員対象) (5) 兵庫県スクールカウンセラー研究連絡会を開催し、児童生徒の教育相談の充実及びいじめ 問題の対応と課題についての研究・協議 高校生心のサポートシステムの推進 73,273 千円 県立高等学校指定校において新しい生徒指導の実践研究を行うとともに、キャンパスカウンセ ラーを全県立高等学校へ配置 (1) 問題行動等への対応実践・研究校 県立高等学校 40 校(H24:39 校) ・反省指導の在り方実践・研究 8校 ・不登校等生徒支援実践・研究 17 校 ・生徒指導を生かした特色づくり実践・研究 15 校 (2) 全県立高等学校等にキャンパスカウンセラーを配置 150 校(週 1 回程度に拡充) 新 「学級経営指導員」の派遣 13,333 千円 いじめ対応など生徒指導の基盤となる学級経営の充実を図るため、「学級経営指導員」を小・ 中学校へ派遣 [配置場所]教育事務所(5人) [支援内容]・児童生徒理解や人間関係作り等、学級経営に関する指導助言 ・問題行動に対する初期対応等の生徒指導や家庭との連携に関する指導助言 ・研修会における学級経営に関する講話 等 [派遣回数]651 回 事 業 名 事業説明 取組状況 教育事務所「教育相談窓口」の設置 -千円 相談窓口を各教育事務所・教育振興室に設置し、保護者等や学校からの教育問題等に係る相談を実施 [実 施 日]月1回定期日を設けて実施 [相 談 員]指導主事、学校支援チーム(学校関係OB、警察関係OB、スクールソーシャルワーカー等) [検 討 会]教育相談窓口で受けた相談に対し、対応等を検討し、相談者等に助言する。事案 によっては、弁護士を検討会委員に加える。 [相談件数]2,499 件(H24:2,003 件) (面接相談 1,948 件(H24:1,617 件) 電話相談 551 件(H24:386 件)) 事 業 名 事業説明 いじめ等教育相談 ―千円 いじめ問題をはじめ、不登校、進路問題等で悩んでいる児童生徒や保護者等の相談に対し、臨 床心理士等が個々のケースに応じた適切な指導・助言を実施 [相談件数] ・ひょうごっ子悩み(いじめ・体罰)相談 面接相談(月~金、9:00~17:00):220 件(H24:233 件) ・ひょうごっ子<いじめ・体罰>相談 24 時間ホットライン(※夜間電話相談を含む) 電話相談(毎日、24 時間):5,930 件(H24:5,267 件) ・ひょうごっ子「ネットいじめ情報」相談 電話相談(月~土 14:00~19:00)、FAX、メール:165 件(H24:150 件) 取組状況 - 74 - 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 高等学校問題解決サポートチームの設置 3,041 千円 高等学校に寄せられる様々な要望等の早期解決を図るため、第三者的な立場で判断・対応する 体制を整備 問題解決専門員の配置(高校教育課に1名・必要に応じ、弁護士や精神科医に相談) [実処理件数]503 件 [のべ処理件数]1,070 件 新 兵庫県いじめ対応ネットワークの構築 -千円 県、市町、相談機関等の関係機関が行動連携し、日頃から情報共有を図り一体となっていじめ の早期発見・早期解決を図るため、地域的、全県的なネットワークを構築 (1) いじめ対応全県ネットワーク会議 [開催回数]1回(平成25年5月29日(水)) [委員構成]30名(県教委、市町教委、学校、こども家庭センター、警察、法務局人権相談窓口 等) [内 容]・各相談機関の対応機能について情報共有 ・いじめの未然防止、早期発見・早期対応における全県的な協力体制 (2) いじめ対応地域ネットワーク会議(教育事務所・教育振興室単位で実施) [開催回数]2回:平成25年6月~7月、平成26年2月~3月 [構 成]教育事務所・教育振興室、市町教委、学校、少年サポートセンター、こども家庭センター 等 [内 容]・地域における相談機関の対応機能について共通理解 ・個別事案への対応協議 (3) いじめ対応全県ネットワーク会議実務担当者会 [開催回数]3回(平成25年8月28日(水)、平成26年1月22日(水)、平成26年3月20日(木)) [構 成]いじめ対応全県ネットワーク会議構成機関の実務担当者 [内 容]・いじめ対応における現状と課題について情報交換 ・事例をもとにいじめ問題への効果的な対応の在り方について検討 心の教育総合センターにおける研究 3,586 千円 県立教育研修所内に設置している「心の教育総合センター」において、ひょうごっ子悩み相談 センターの相談内容も踏まえた実践的な政策研究を実施 (1) ひょうごっ子悩み相談センターの相談件数 [相談件数]6,150 件(H24:5,500 件) 【相談者】小学生 182 件(141 件)、中学生 183 件(286 件)、高校生 336 件(315 件) 教師 44 件(38 件)、保護者 4,784 件(4,124 件)、その他 621 件(596 件) 【内 容】不登校…電話相談(昼間)345 件(325 件) (夜間) 83 件( 66 件) 面接相談 95 件( 59 件) いじめ…電話相談(昼間)272 件(318 件) (夜間)197 件(176 件) 面接相談 6 件( 7 件) (2) 不登校予防に係る研究 多可町教育委員会と共同で「不登校予防プログラム」を開発 (3) いじめ未然防止に係る研究 ・小・中・高等学校の教員、大学生を対象に、いじめの「きっかけ」「実態」「効果的な取組」等 に関する聴き取り調査を実施 ・調査結果を基に「いじめ未然防止プログラム」を開発(平成 26 年度) 県立但馬やまびこの郷の運営及び県立但馬やまびこの郷サテライト事業 35,130 千円 但馬の豊かな自然の中で、不登校・不登校傾向の児童生徒等に対する宿泊体験活動・教育相談 等を実施し、学校生活に適応することができるよう支援 (1) 児童生徒の宿泊体験活動等(4泊5日) 小学生…58 人(H24:58 人)、中学生…307 人(H24:299 人)、保護者…410 人(H24:378 人)、 指導者…59 人(H24:56 人) 計 834 人(H24:791 人) (2) 保護者への教育相談 入所相談…66 人(H24:47 人)、来所相談…20 人(H24:25 人)、電話相談…147 人(H24:124 人) 計 233 人(H24:196 人) - 75 - (3) 教職員への研修 不登校担当教員研修会(年1回)、不登校に関する研修会(年5回)、不登校の子どもに学ぶ 実践研修会(年 32 回)、校内研修等への指導主事の派遣及び学校訪問(54 回) (4) 県立やまびこの郷サテライト事業 市町教委、適応教室、関係機関等とのネットワークの構築と連携 事 業 名 事業説明 取組状況 地域やまびこ教室 -千円 不登校で悩む児童生徒や保護者を対象に、県下各地(6ヶ所)で体験活動や教育相談を実施 [実施回数]1日:4回 1泊2日:2回 [参加人数]86 人(児童生徒 45 人、保護者 20 人、指導者 21 人) 事 業 名 事業説明 高校生等の自殺予防対策に関する委員会の設置 446 千円 県立高等学校における自殺予防のため、自殺予防教育や対策について総合的に検討するため、 専門家により構成する委員会を設置 [実施回数]7回(4/29、6/16、8/18、10/24、12/19、1/31、3/5) [委員構成]8名(学識経験者2名、精神科医・臨床心理士・保護者各1名、他3名) ・平成 26 年3月 17 日報告書を提出 取組状況 重 点 目 標 (10) 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 3 子どもたちの学びを支えるため、学校・家庭・地域が一体となった取組 地域社会の連帯意識の再生と地域の教育力の向上 コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)推進事業 -千円 保護者や地域住民が一定の権限と責任を持って学校運営に参画することを可能とし、地域に開 かれ地域に支えられる学校づくりを実現するための合議制の機関である学校運営協議会の設置 を推進 [研究校]赤穂市立塩屋小学校、赤穂市立赤穂西中学校、宍粟市立下三方小学校、宍粟市立三 方小学校、宍粟市立繁盛小学校、宍粟市立一宮北中学校、上郡町立上郡小学校、 [内 容]コミュニティ・スクール推進委員会を設置し、効果的な運営方法等について調査研究 【参考】平成 26 年3月 31 日現在 コミュニティ・スクール 指定校8校(赤穂市立赤穂西小 学校、宍粟市立千種小学校、宍粟市立波賀小学校、宍粟市立野原小学校、宍粟市立 道谷小学校、宍粟市立千種中学校、宍粟市立波賀中学校、朝来市立竹田小学校) ※ 地方教育行政の組織及び運営に関する法律第 47 条の5の規定に基づく 学校評議員制度の推進 1,902 千円 学校が家庭や地域と連携して特色ある教育活動を展開するため、校長が保護者や地域住民の意 見を幅広く聞き、地域や社会に開かれた学校づくりを推進 ・全公立学校に学校評議員を設置 PTCA活動支援事業 5,806 千円 従来のPTA活動にC(community=地域)を加え、地域が支える地域の学校をめざし、学校の教 育活動に地域の人材が参画・共同するPTAを中核にした教育支援活動 (1) 全県研究大会の開催 [開催日]11/18・12/1 [参加者]2,104 人(H24:2,053 人) (2) 地区別研究大会の開催 [開催地区]50 地区 [参加者]18,528 人(H24:16,148 人) ひょうご学校支援地域本部事業 12,320 千円 学校・家庭・地域の連携強化に関する研究成果を全県へ普及・啓発するとともに、地域住民に よる学校支援活動の活性化を図るため、各市町が設置する学校支援地域本部に地域コーディネ ーターを配置するなど、学校支援ボランティア活動を一層促進 (1) 県運営協議会の設置 ・学校地域連携普及推進事業、学校支援地域本部事業の総合調整等 ・地域コーディネーター等研修講座の実施 [実施回数]1回 [受講者数]81 人 - 76 - (2) 学校地域連携普及推進事業の実施 ・普及推進校の指定 [普及推進校]小学校3校、中学校3校 [実践内容]学校・家庭・地域の連携強化等に関する研究成果の普及促進 ・情報交換会の開催 [地区別情報交換会]7月~3月(各教育事務所ごとに2回程度実施) [全県情報交換会]開催日 3/6 (3) 学校支援地域本部事業の実施 ・学校支援ボランティア活動の実施[実施市町]40 市町 [活動内容]学校支援、部活動支援、環境整備、登下校安全指導、学校行事支援等 [ボランティア登録者数]85,950 人 [支援活動日数]74,650 日 ・地域コーディネーターの配置 [役割]学校の要望調査、支援ボランティアの派遣調整、人材バンクの管理・運営等 事 業 名 事業説明 取組状況 拡 ひょうご放課後プラン事業(子ども教室型) 43,503 千円 子どもたちの安全・安心な居場所づくりを進めるため、小学校の余裕教室等を活用して、放課 後や週末等に子どもたちと地域住民との交流活動、スポーツ・文化活動、学習活動等の取組を 実施 【県の取組】 ・ひょうご放課後プラン指導者等研修の実施 [受講者数]45 人 【市町の取組】 ・ひょうご放課後プラン運営委員会を設置 [設置市町]36 市町 [開設教室]216 教室 ・子ども教室運営のコーディネーターを配置 [配置人数]71 人 ◇「子ども教室型」放課後対策の内容 [対 象]全ての子ども(小学生・中学生:自由参加) [内 容]地域住民との交流、スポーツ・文化活動、予習・復習などの学習活動等様々な活動 機会を提供 [指導者]地域のボランティア <参考>「児童クラブ型」放課後対策(健康福祉部所管) [対 象]共働き家庭等の小学校1~6年生(登録児童) [内 容]家庭同様の生活の場としての保育活動(遊び、体験学習、おやつ等) [指導者]放課後児童指導員 事 業 名 事業説明 ひょうごロシアハバロフスク少年少女交流事業 2,016 千円 本県とロシアハバロフスク地方の少年少女がを相互に訪問し、自然環境保護等について学ぶほ か、交流やホームステイを通じて互いの生活文化体験等の国際交流活動 取組状況 ・ロシアハバロフスク地方少年少女の受入れ [日 程]平成 25 年8月 16 日(金)~8月 23 日(金) [訪問団]ハバロフスク地方少年少女(10~15 歳)12 名、引率者4名 [内 容]県立人と自然の博物館見学、海洋体験活動、副知事表敬訪問、昨年度参加者との交 流、ホームステイ、嬉野台ユースセミナーの参加者との交流 等 事 業 名 事業説明 オープンスクール -千円 「開かれた学校づくり」を一層推進するため、授業をはじめ給食や掃除、部活動など、学校の 教育活動のありのままの姿を、保護者や地域の人々に公開 (1) 11 月を「兵庫の教育推進月間」に設定し、ホームページによる広報・啓発を実施 (2) 県内公立小・中・特別支援学校 919 校中 919 校(100%)でオープンスクールを実施 [参加者]909,707 人(H24:684,018 人) 取組状況 - 77 - 取組状況 内訳 [オープンスクールの参加者数] 小学校 のべ来校者数 694,887 のべ保護者数 609,895 のべ地域住民数 84,992 のべボランティア数 58,586 ( ) 事 業 名 事業説明 取組状況 重 点 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 特別支援学校 9,944 6,257 3,687 1,097 オープン・ハイスクール -千円 高等学校の教育活動についての理解を深めるとともに、中学校の進路指導の充実に資するため、 中学生や保護者、中学校教員、地域住民等に学校を公開 [実施校]147 校1分校 [のべ開催回数]469 回 [参加者] (人) 参加生徒 参加保護者 参加教員 参加住民 参加者合計 85,814 24,693 4,741 7,675 122,923 目 標 (11) 事 業 名 事業説明 中学校 204,876 181,574 23,302 13,796 (人) 計 909,707 797,726 111,981 73,479 4 子どもたちが安心して学べる環境づくり、信頼される学校づくり 学校の組織力の向上 学校評価の推進 -千円 学校自己評価及び学校関係者評価の全県的な普及・定着を図るため、 「学校評価ハンドブック」 等の活用推進 ・管理職研修等で効果的な学校評価について協議 [学校評価実施状況] ・学 校 自 己 評 価:全公立学校園において実施、公表 ・学校関係者評価:全公立学校園において実施、公表 学校管理職・教育行政職特別研修 2,528 千円 新任管理職等を対象に、学校管理職に求められる学校マネジメント能力やリーダーシップ、学 校経営における危機管理能力を育成 [受 講 者]県立学校新任教頭2人、市町立学校新任教頭 173 人、県立学校教頭候補者名簿 新規登載者 393 人、新任指導主事 30 人 計 244 人 [研修内容等]学校組織マネジメント、学校経営と危機管理、教職員の評価・育成演習・ロー ルプレイ等 2泊3日+1泊2日 事 業 名 事業説明 取組状況 県立学校管理職研修 345 千円 県立学校管理職(校長、教頭)を対象に学校の管理運営に関する研修を実施 ・校長研修[受 講 者]162 人 [研修内容](1日)信頼される学校づくりの推進と管理職の役割、いじめ問題に対 する取組、人材評価育成システム等 ・教頭研修[受 講 者]230 人 [研修内容](1日)信頼される学校づくりの推進と管理職の役割 (1泊2日)体罰に依存しない学校づくり、人権教育の推進等 事 業 名 事業説明 県立学校校長・教頭候補者名簿登載者研修 ―千円 管理職としての見識を高め学校経営能力の養成を図るため、人事管理上の諸問題などを中心と した研修を実施 [受 講 者]県立学校長候補者名簿登載者 42 人 県立学校教頭候補者名簿登載者 113 人 計 155 人 [研修内容]有識者からの講話、法規演習、教職員の評価育成に係る評価者トレーニング、学校運営の事例研究など 取組状況 - 78 - 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 県立高等学校部長等研修 356 千円 県立高等学校における各分掌運営の円滑化と充実を図るため、教務、生徒指導、進路指導、職 業学科部科長の各分掌に関する諸問題について研修を実施 [教 務 部 長 研 修 ( 1 回 )]166 人 [進 路 指 導 部 長 研 修 (1 回 )]166 人 [生徒指導部長研修(1回)]166 人 [職業関係部科長研修(1回)] 59 人 主幹教諭の配置及び研修 -千円 教員集団の中でリーダーとして円滑な学校運営の推進など学校運営・教育活動の中核的役割を 担う職として主幹教諭を配置し、主幹教諭としての資質向上をめざした研修を実施 [H25 配置人数]1,938 人(1022 校/1,047 校) [研修受講者数]県立学校新任主幹教諭 65 人 市町立学校新任主幹教諭 361 人 学校業務改善の推進 4,935 千円 「教職員の勤務時間適正化対策プラン(H21 年 3 月)」の具体的方策の進捗状況や教職員の勤務実 態全県調査の実施による超過勤務の実態把握等を通して、勤務時間の適正化のこれまでの取組 の評価検証を行なうとともに、学校業務改善推進校等の指定や「情報交換会」の開催等により、 県内すべての公立学校における学校業務の改善の取組支援を実施 (1) 全公立学校における取組 ・教職員定時退勤日(週 1 回)の設定と完全実施にむけた取組 ・引き続き、週 1 回以上の「ノー部活デー」及び「ノー会議デー」の実施 ・「教職員の勤務時間の適正化」の学校運営方針への明記と学校運営重点項目への位置づけ (2) 学校業務改善推進校の指定 平成 27 年度までの3年間に、県内全ての学校を新対策プランに基づく「学校業務改善推進 校」に順次指定 ■平成 25 年度指定校数 全学校数に占める指定割合 32.9% ※神戸市立学校及び市立高等学校を除く。 市 学 校 数 指定校数 小学校 町 立 中学校 611 199 264 85 学 校 特別支援学校 12 6 県 163 55 立 学 校 うち特別支援学校 24 9 合 計 1,050 345 (3) 学校業務改善計画の策定・実施 [市町立学校] 各市町に設置する勤務時間適正化推進会議(年間3~6回開催)が、学校 業務改善推進校が策定した取組計画の円滑な実施にむけ、具体的な指導・ 支援を行う [県立学校] 学校業務改善推進校は、新対策プランに基づいた学校業務改善計画を策定・ 実施し、勤務時間の適正化を一層推進する (4) 学校業務改善情報交換会等の開催 [市町立学校] ・推進校の実践発表等による情報交換会の開催(9~2月:各市町教育委員会) ・市町教育委員会や推進校管理職等を集めた情報交換会の開催(11~12 月:各教育事務所) ・事務職員を加配している推進校(小学校 23 校、中学校 12 校)の管理職及び担当教職員を 集めた連絡協議会の開催(5月・11 月(年間 2 回):各教育事務所) [県立学校] ・学校業務改善の推進にむけた情報交換と各推進校の取組を検証する担当者会議の開催 (1~2月:全県立学校(各地区)) (5) 勤務時間適正化の取組の実態把握 ・新対策プラン各項目の進捗状況調査の実施(1~2月) 対象:全市町教育委員会、全公立学校 ・「ノー残業デー(教職員定時退勤日)」等の実施に関する調査の実施(5月、9月) 対象:全公立学校 ・校務の効率化のためのIT環境の整備状況調査の実施(10 月、1~2月) 対象:全市町教育委員会、全公立学校 - 79 - (12) 事 業 名 事業説明 取組状況 教職員の資質能力の向上 教員採用試験の工夫・改善 12,771 千円 教員の専門性はもとより、チャレンジ精神が旺盛で高い倫理観と使命感を有する優秀な教員の確保を図る ため、公正さの確保、透明性の一層の向上に努める教員採用方法の工夫・改善を実施 [工夫・改善内容] ・多面的人物評価の実施や他府県現職教員等に対する一次筆答試験免除等 ・専修免許状が取得できる大学院修士課程に在学及び進学を希望する合格者の採用猶予 【平成 25 年度実施実績】 [受験者]7,450 人(H24:7,499 人) [合格者]1,280 人(H24:1,280 人) 事 業 名 事業説明 取組状況 新規採用者に係る研修 681,603 千円 公立学校園の新規に採用された教諭等を対象に、職務の遂行に必要な事項に関する研修を実施 [研修内容等]校外研修(宿泊研修):年間 25 日、校内研修:年間 300 時間 [研修修了者]幼稚園等 63 人、小・中学校 826 人、高等学校 284 人、特別支援学校 80 人 事 業名 事業説明 10 年経験者に係る研修 11,866 千円 公立学校園の教職員のうち、経験年数 10 年目の職員に対して資質の向上を図るために必要な事 項に関する研修を実施 [研修修了者]幼稚園 19 人、小・中学校 368 人、高等学校 74 人、特別支援学校 16 人 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 5・15 年経験者研修 1,282 千円 経験5年目及び 15 年目の公立学校の教員及び養護教諭、栄養教諭を対象に、資質の向上を図る ために必要な事項に関する研修を実施 ・5年次研修 [研修修了者]小・中学校(1日)783 人、高等学校(2日)166 人、特別支援学校(1日)25 人 ・15 年次研修 [研修修了者]小・中学校(2日)263 人、高等学校(1 日)89 人、特別支援学校(5日)21 人 事 業 名 事業説明 取組状況 教員免許更新制の推進 10,345 千円 平成 21 年度から導入された教員免許更新制の円滑な実施 教員免許更新講習連絡協議会の開催、講習開設情報・修了確認等申請手続案内の周知 [更新講習受講状況] 平成 27 年 3 月 31 日において満 35 歳、45 歳、55 歳の者が対象 3,844 人 (受講済・見込(平成 25 年9月1日現在)3,205 人、平成 26 年度受講予定者 639 人) 事 業 名 事業説明 スクールリーダー養成研修 -千円 これまでの兵庫教育大学院派遣に加え、将来学校や教育委員会で指導的な役割を担いうる人材 を同大学院教育実践高度化専攻に2年間派遣 平成 17 年度から選考試験に合格した5人を毎年派遣し、若手管理職の養成を推進(平成 21 年度 より「教職大学院派遣者選考」に名称変更)※(平成 21 年度まで「教頭S候補者選考」) [受験要件]35 歳~45 歳 [派遣人員]10 人(1年次 5人、2年次 5人) [研修内容]組織マネジメントの手法、教育行財政・法規、カリキュラムの開発等 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 教職員自主的研究推進事業 3,177 千円 公立学校教職員が自主的に組織する研究チームを支援 [対象者]県立学校教職員及び県費負担教職員で組織する3名以上のチーム [選 考]選考委員会(大学教授)が評価し、80 チームを選考 [研究費補助(実費弁償)]1チーム 32 千円以内 [研究成果の活用] ・研究活動の成果をホームページ等で公開したり研究報告書を教育研修所で閲覧できるよう - 80 - にするなどして、研究の成果を必要に応じ研修の教材として活用 ・研究内容が類似のチームによる研究発表・意見交換会を行うなど、研究、意識の高揚を図 るとともに、教職員間の連携・協力の活性化の促進 事 業 名 事業説明 取組状況 長期研修休業制度 -千円 教員が自らの資質を磨き、知識や視野を広げるため、自主的な計画の元、大学等において、職 務に関連がある調査・研究等を行うために休職して研修を実施 [研修人数]9人(平成 25 年5月1日現在) [研 修 先]県内外の大学・大学院、外国の大学、語学・情報専門学校等 [研修内容]教科の指導研究、臨床心理学、語学研究等・特別支援教育 事 業 名 事業説明 取組状況 優秀教職員表彰 日々の学校教育活動等において優れた取組を行っている教職員を表彰 [表彰人数]45 人 事 業 名 事業説明 県立高等学校運動部活動指導者表彰 -千円 県立高等学校運動部活動の活性化を図るため、運動部の振興・発展に関し功績顕著であるとともに他 の模範となる指導者を表彰 [表彰人数]8人 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 -千円 教職員人事評価・育成システム評価者研修 -千円 教職員の能力開発と教育活動の充実を目的とした教職員人事評価・育成システムに係る評価者 研修を実施 [対象研修] ・市町立学校校長研修(887 人) ・県立学校管理職名簿登載者研修(155 人) ・学校管理職・教育行政職特別研修(新任教頭等 244 人) [研修内容]評価の公平性、客観性を高めるための講義や事例研究及び協議 指導力向上を要する教員に係るフォローアップシステム 16,133 千円 「指導力向上を要する教員」に対する管理職・教職員支援担当相談員等による指導・支援及び 県立教育研修所での指導改善研修を実施 (1) 校内での管理職・教職員支援担当相談員等による指導・支援 年度当初の対象者 29 人のうち、指導力の改善が図られた者1人、退職した者2人 (2) 県立教育研修所での指導改善研修 職場復帰した者1人 「指導の重点」の編集・発行 -千円 その年度に重点的に取り組むべき教育課題について、指導目標や実践上の指針等を掲載し、学 校教育及び社会教育の指導者の日々の教育実践の確認や自己評価を促すことにより、創造的教 育活動の推進 [発 行]平成 26 年3月 [配布先]県立学校、市町立学校、県教育委員会事務局及び地方機関、教育機関、市町組合教育委員会、社会教育施設等 カウンセリングマインド研修の実施 -千円 教職員のカウンセリング能力の向上をめざし、学校におけるカウンセリングの実践事例を活用 した教職員研修を実施 [実施校]877 校 [受講者]全公立小・中学校職員 職場復帰トレーニング事業 5,202 千円 精神性疾患により病気休暇又は休職中の教員の職場復帰に際し、復帰後の再発を防止し、円滑 な職場復帰ができるよう、医療機関において専門家チームによるグループ指導等を実施 [参加者]14 人 - 81 - 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 プレ出勤制度 ―千円 精神疾患により長期間病気休暇又は休職中の教職員の復帰・復職に対する不安を解消し、職務 への適切な対応が可能となるよう、正式に職場復帰する前に学校現場に出勤し、段階的に勤務 に慣れさせることで円滑な職場復帰を図る。 [参加者]44 人 教職員復職推進事業 21,833 千円 療養者の円滑な職場復帰と再発防止及び療養者の減少を図るための教職員復職推進員を配置 [配置状況]8人(本庁、3教育事務所) [活動内容] ・プレ出勤の勧奨、企画、カウンセリングや模擬事業等の観察・審査 ・「教職員メンタルヘルス通信」等の啓発物を県内すべての公立学校教職員に配布 (13) 安全・安心で、質の高い学習環境の整備 事 業 名 事業説明 県立学校の耐震化の推進 5,220,176 千円 耐震診断の結果、改修が必要と判断した学校施設について耐震改修工事を計画的に実施 取組状況 平成 27 年度末までに Is 値 0.75 以上の建物の 95%の耐震化を達成 [耐震化率]全体 87.8%(高等学校…88.0% 特別支援学校…85.8%) 事 業 名 事業説明 取組状況 新 学校施設における天井材等非構造部材の安全対策の推進 11,980 千円 県立学校体育館等の天井材等非構造部材について、緊急的に落下防止等の耐震対策を実施 [対象校]43 校 事 業 名 事業説明 市町立学校の耐震化の推進及び施設整備に係る指導・助言 3,463 千円 市町に対し、耐震性能の低い施設を優先した耐震化の促進を要請するとともに、国庫交付金制 度の活用及び技術的課題に対する指導・助言 平成 27 年度末までに耐震化完了目標(Is 値 0.7 以上の建物) [耐震化率]94.9%(24 年度:91.0%) ※小中学校(非木造) 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 学校安全教室推進事業 -千円 教職員や児童生徒の学校安全に対する意識向上を図るため、各学校における学校安全教室の指 導となる教職員に対し、学校の危機管理と安全教育についての研修会を実施 [参加者]383 人 [回 数]神戸・姫路会場で各1回 [内 容]「学校安全の危機管理と安全教育について」「児童生徒の安全(防犯・交通安全)」 「学校管理下における事故の防止について」「指導者研修会伝達講習」 地域ぐるみの学校安全体制推進事業 3,959 千円 防犯の専門家や警察官OB等で構成され、各学校を巡回し、学校安全ボランティアの指導や警 備のポイント等についての指導を行うスクールガードリーダーを配置 (1) 地域学校安全指導員(スクールガード・リーダー)を配置 [配置状況]10 市町 17 人(H24: 10 市町 16 人) (2) スクールガード養成講習会の開催(市町単位) [対 象 者]地域住民、保護者、教職員、教委関係者 [受講者数]290 人(H24: 296 人) [スクールガード数]139,466 人(1校平均 179.3 人) (内訳)保護者…93,016 人、地域住民…45,388 人、その他…1,062 人 ※スクールガード(学校安全ボランティア):地域社会全体で通学路の安全を含む学校安全 体制が整備されるよう、学校内外の見守り等を行う学校安全ボランティア 緊急通報装置の設置・運用 -千円 不足の事態の発生に備え、公私立学校園、児童福祉施設及びこれに準じる施設内の異変をいち 早く警察に知らせる緊急通報装置を設置・運用 [通報件数]17 件(真報) - 82 - 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 新 通学路安全推進事業 369 千円 通学路の安全を確保するため、特に対策が必要な市町に対し、通学路安全対策アドバイザー を派遣し、学校、教育委員会、関係機関等と連携した通学路合同点検や安全対策の検討を実施 [推進委員会(県教育委員会主催)]3回実施(11/18、12/13、12/27) [連絡協議会]上郡町1回、香美町2回 [通学路安全対策アドバイザーの派遣回数]上郡町 12 回、香美町 33 回 学校支援チームの配置 78,306 千円 学校への多面的な支援を行う学校支援チームを教育事務所及び教育振興室に配置するとともに いじめ相談連絡会議を教育事務所及び教育振興室で開催 [設置場所]教育事務所及び教育振興室(H25 からスクールソーシャルワーカーを各教育振興室にも配置:9人) [相 談 員]学校関係者OB、警察関係者OB、スクールソーシャルワーカー、精神科医 ・学校支援チーム連絡会議(いじめ相談連絡会議)の開催 [開催回数]年間2回(各教育事務所・教育振興室) [総支援回数]13,803 回(H24:10,805 回) 生徒指導担当教員・不登校担当教員の配置 -千円 生徒指導上の課題解決に向けた校内の指導体制の充実を図るため、校内の生徒指導体制づくり を進める生徒指導担当教員及び不登校担当教員を配置 [配 置 校]<生徒指導担当教員>小学校 16 校、中学校 250 校 <不 登 校 担 当 教 員>中学校 60 校 [活動内容] ・生徒指導推進・不登校の課題解決のための年間指導計画を立案、円滑な実施 ・生徒指導組織の核として、学校で取組指導の充実 ・カウンセリング・マインドを持った教職員による教育相談の充実 ・教職員の研修、保護者への啓発、関係機関との連携した効果的な生徒指導 生徒指導担当教員等研修会 -千円 生徒指導担当教員の資質向上を図るため、生徒指導上の課題に関する事例研究等を通した研修 会を実施 (1) 生徒指導担当教員研修会 [参加者]生徒指導担当教員、不登校担当教員等 379 人 [回 数]年1回(平成 25 年5月9日) [内 容]「携帯電話・スマートフォンを介したサイバー犯罪について」「学校と行政・関係機 関が連携して取り組むいじめ対策について」「いじめ問題への対応について」 等 (2) 地区別生徒指導研究協議会 [参加者] 全小・中・特別支援学校生徒指導担当者等 1,003 人 [回 数] 県下9地区で各1回 いじめ対応にかかる校内体制の充実 -千円 学校のいじめ問題に対し、校長のリーダーシップの下、組織的・機動的に対応するため、全て の学校に「いじめ対応チーム」を設置するとともに、現場の多様な課題に対応できる実践力を 高める継続的な校内研修等を実施 (1) いじめ対応チームの設置 [設置場所]各学校 (2) いじめ対応マニュアル(平成 24 年度改訂)を活用した校内研修の実施 新 いじめ対策教育の推進 735 千円 「いじめは決して許されない」という意識を一人一人の生徒に徹底させる教育の推進や、人間 関係を作り、協力して問題を解決する力や互いに支えあう思いやりの心を育てる手法を実践研 究するとともに外部有識者による講演会等を実施 (1) 実践指定校の指定 [指定校]県立高等学校 40 校 [内容]いじめの未然防止、早期発見について研究 (2) 講演会の実施 [学校数]県立高等学校 40 校 - 83 - 事 業 名 事業説明 取組状況 国庫補助制度の活用による市町立学校の学習環境整備に係る指導・助言 -千円 「学校施設環境改善交付金」の大規模改造事業の中で、空調設備、エレベーター等バリアフリ ー対策の整備及び環境を考慮した学校施設(エコスクール)等の整備事業の推進 [大規模改造(空調)] 49 校 [大規模改造(障害)] 15 校 [エコスクール認定] 3 校 事 業 名 事業説明 取組状況 県立学校の整備推進 夏季の教育環境悪化対策として、全県立学校施設の普通教室へ空調設備を導入 [H21 年度まで] 9校(工事設置) [H22 年度] 11 校(工事設置) [H23 年度] 12 校(工事設置) [H24 年度] 43 校(リース設置) [H25 年度] 13 校(リース設置) 事 業 名 事業説明 取組状況 高等学校奨学資金貸与事業 1,078,998 千円 勉学意欲がありながら、経済的な理由により就学困難な高校生等に奨学資金を貸与 [貸与者]6,067 人 高等学校奨学資金に係る貸与者数 (単位:人) 貸与区分 国公立学校 私立学校 合 計 予約採用 490 526 1,016 新規採用 406 804 1,210 継続採用 1,677 2,164 3,841 合 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 重 点 取組状況 2,573 3,494 6,067 高等学校通学交通費貸与事業 21,617 千円 高等学校奨学資金貸与者で、遠距離通学が必要になる生徒に対し経済的負担を軽減するため、 通学交通費を貸与 [貸与者]222 人(国公立学校:71 人、私立学校 151 人) 勤労生徒奨学資金貸与事業 10,976 千円 勤労しながら高等学校の定時制又は通信制の課程に在学する者で、経済的な理由で修学が困難 な者に対して奨学資金を貸与 [貸与者]65 人 定時制・通信制高等学校教科書等給与事業 27,401 千円 勤労青少年の高等学校定時制課程又は通信制課程への修学を促進し、教育の機会均等等を保障 するため、定時制及び通信制課程に在学する有職生徒に対して、当該年度において履修するた めの教科書、学習書を給与 [給与者]5,765 人(定時制課程 5,319 人、通信制課程 446 人) 目 標 (14) 事 業 名 事業説明 計 113,188 千円 5 県民だれもが生きがいをもって地域社会に参画する生涯学習社会づくり 県民の学習ニーズに応える社会教育・生涯学習の振興 県立美術館の運営 923,688 千円 美術に関する県民の知識及び教養の向上を図るとともに、芸術の振興を図るため、常設・特別 展示による鑑賞の機会提供、様々な芸術との融合事業、教育普及活動、美術情報提供活動等を 実施 (1) 特別展「奇跡のクラーク・コレクション展」 「ポンピドゥー・コレクション展」をはじめと する展覧会を開催 [観 覧 者]33.5 万人(H24:26.1 万人) (2) ミュージアムコンサート、シネマサロン等の様々な芸術との融合事業を開催 [開催回数]83 回(H24:78 回) [参 加 者]12,996 人(H24:12,894 人) (3) 子ども向けプログラムを開催 [開催回数]14 回(H24:21 回) [参 加 者]1,785 人(H24:1,234 人) - 84 - (4) その他、アウトリーチ活動(出前授業、出張講座等)を展開 [開催回数]59 回(H24:53 回) 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 県立図書館の運営 90,171 千円 県民の教育と文化の発展を図るため、図書、記録、その他必要な資料を収集・整理・保存し、 公立図書館への貸出業務、県民への直接貸出、各種講座等を実施 (1) 図書受入(購入、寄贈) 10,316 冊(H24:6,936 冊) (2) 県民への資料・情報の提供 [貸出冊数]71,537 冊(H24:78,588 冊) (3) 調査相談(レファレンス業務)の実施 [件数]20,723 件(H24:23,452 件) (4) 蔵書検索 [件数]3,132,876 件(H24:2,760,785 件) 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 利用者数 169,985 人 170,220 人 172,055 人 169,473 人 148,583 人 県立歴史博物館の運営 124,153 千円 郷土の歴史に関する県民の理解を深め、教育、学術及び文化の発展に寄与するため、常設展示 をはじめ、特別・企画展示、講座・講演会等を開催 (1) 特別展「かわいい!女子ワールド-松本かづちと少女文化の源流」 「名城ふたたび/ようこ そ姫路城」「2014 年 NHK 大河ドラマ特別展 軍師官兵衛」をはじめとする展覧会を開催 [観覧者数]4.9 万人(H24:3.9 万人) (2) 講座・講演・現地見学会等のさまざまな歴史にふれる事業を開催 [開催回数]95 回(H24:117 回) [参加者数]1,944 人(H24:2,523 人) (3) 歴史博物館ネットミュージアム「ひょうご歴史ステーション」コンテンツの充実 (4) 「姫路とお城」をテーマとした展示等の実施 世界遺産「姫路城」を中心に、交流人口の拡大、地域活性化に寄与するため、姫路をテー マとした展示及び関連事業を実施 ・企画展示の開催(常設展示室) 国宝姫路城を中心に、姫路の歴史、城と関わりの深い人物、当時の人々の暮らしぶり 等を紹介する企画展示を実施 ・講演会や研究発表会、ワークショップの実施 日本史上でも要所に登場する姫路の歴史をより深く理解できるよう、博物館職員や研 究者を講師に招聘し、歴史上の人物、昔のくらし、祭り等を題材にした講演会や研究発 表会、ワークショップを実施 ①「れきしを知る」 ・特別展講演会(かわいい!女子ワールド、名城ふたたび、軍師官兵衛) [実施日]4/27、5/25、10/27、11/23、3/30 [参加者]433 人 ・歴史講演会(開館 30 周年スペシャル) [実施日]5/12、6/30、9/11、2/23 [参加者]497 人 ・れきはくアカデミー(兵庫県の祭り、城郭史への招待)平成 25 年 9~11 月 2回 [実施日]9/29、11/17 [参加者]230 人 ②「くらしを知る」 ・特別企画展講演会(近代の旅と交通について) [実施日]2/9 [参加者]82 人 ・地域講演会(播磨を語る) [実施日]8/25、12/7、1/11 [参加者]361 人 ・ワークショップ(姫路はりこの絵付け) [実施日]7/27 [参加者]14 人 県立人と自然の博物館の運営 279,294 千円 自然の摂理、生命の尊厳及び人と自然との調和した環境の創造に関する県民の理解を深め、教 育、学術及び文化の発展に寄与するため、兵庫の自然史などの常設展示をはじめ、企画展示、 講座・講習会、調査研究等を実施 (1) 特別企画展「昆虫 kids のじゆうけんきゅう」の実施 - 85 - [観覧者数]33,315 人 [期 間]44 日間 (2) 発掘化石のクリーニング公開 [実施期間]通年 (3) 地球科学、植物、昆虫等をテーマとしたセミナーの開催 [参 加 者]3,115 人(H24:3,581 人) (4) 共生博物館地域研究員養成事業の実施 [養成人数]13 人(H24:6 人) 〔共生博物館地域研究員の養成〕 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 研究員数 165 人 187 人 193 人 199 人 212 人 ※ 共生博物館地域研究員…自然や科学に関心の薄い層や将来を担う子どもたちに働きかけるなど、博物館と の協働で県内各地域での自然・環境等に関する学習の普及・教育の中心となる地域研究員 事 業 名 事業説明 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 県立考古博物館の運営 126,364 千円 古代文化に関する県民の教養を高めるとともに、遺跡及び考古資料の活用を通した県民の交流 の場を提供することにより、教育、学術及び文化の発展に寄与するため、常設展示をはじめ、 展示活動、講座・講習会及び発掘調査等を実施 (1) 特別展「播磨国風土記-神・人・山・海-」 「動乱!播磨の中世-赤松円心から黒田官兵衛 まで-」をはじめとする展覧会を開催 [観覧者]4 万人(H24:4.1 万人) (2) 環境保全活動と連携した竪穴住居復元 [参加者]333 人(H24:357 人) (3) ボランティアによる古代米の栽培 [参加者]431 人(H24:288 人) (4) ひょうご考古学まるごとミュージアム連絡協議会を設置・運営 [機関数]27 機関 (5) ひょうご考古楽ボランティアネットワークを構築 (6) 「ふるさと発掘展」の開催(川西市文化財資料館) [参加者]989 人(H24:2,757 人) 県立美術館 10 周年記念事業 2,500 千円 開館から 10 年を迎え、県立美術館の魅力を一層高めるため、館蔵品の持つ「力」をさらに引き 出すとともに新たな展開方策や震災からの文化の復興を鮮明に国内外に打ち出すこととし、平 成 24~25 年度の 2 年間にわたって 10 周年記念事業を実施する。 (1) 10 周年記念シンポジウム「あさっての美術館」の開催 [開催日]平成 26 年1月 19 日(日) [参加者]250 名【国際シンポジウム】(H24:467 名) (2) 常設展の無料開放(特別展「日本の印象派 金山平三」観覧者について観覧料の無料化) (3) 特別展を 10 周年記念特別展として開催 H25:「奇跡のクラーク・コレクション-ルノワールとフランス絵画の傑作-」 「ポンピドゥー・コレクション展」 H24:日本の印象派 金山平三」「カミーユ・ピサロと印象派-永遠の近代」 事 業 名 事業説明 取組状況 新 県立歴史博物館 30 周年記念事業 開館 30 周年にあたり、特別講演会などの記念事業を実施 (1) 【歴史講演会】開館 30 周年スペシャルの開催 [実施日]5/12、6/30、9/11、2/23 [参加者]のべ 389 人 (2) 開館 30 周年記念特別講演会「播磨ものがたり」の開催 [実施日]10/19 [参加者]324 人 (3) 30 周年記念企画展「語り伝えよう。ふるさとの歴史と文化を」の開催 事 業 名 事業説明 新 大河ドラマ「黒田官兵衛」を活かした交流博物館事業 2,000 千円 大河ドラマ「軍師官兵衛」放映を契機として、県民が地域の歴史を知り地域を大切にする心を 育むきっかけづくりとするため、県立歴史博物館、県立考古博物館、県立図書館が連携して官 兵衛ゆかりの地を活かした交流事業を実施 (1) 歴史フォーラム「軍師官兵衛の時代」の開催 [開催回数]2回(11/3、10/12) [参加者]500 人 (2) 軍師官兵衛連続講座の開催(歴史博物館、考古博物館、図書館) [開催回数]12 回 [参加者]1,658 人 (3) 官兵衛歴史ウォーク 3回開催 取組状況 - 86 - 2,000 千円 [開催回数]3回(11/10、11/30、3/15) [参加者]185 人 (4) カンベッチョナイ絵本作成(26 年度に活用) 事 業 名 事業説明 取組状況 指定文化財の保存整理 183,288 千円 文化財の保存と整備のため、国・県指定文化財の保護に必要な修理、防災、環境整備事業等の 実施に対する補助や史跡地買上げにする補助、県指定文化財(美術工芸品)防火防犯対策・県登 録文化財の保存整備に対する補助、埋蔵文化財保存活用整備事業・埋蔵文化財緊急発掘調査等 に対する補助事業等を実施 [国 指 定 文 化 財 補 助]日出神社本殿建造物保存修理他 23 件 [県 指 定 文 化 財 補 助]三木家住宅保存修理他 9 件 [史 跡 公 有 化 補 助]但馬国分寺他 3 件 [指 定 文 化 財 管 理 費 補 助]徳光院多宝塔他 49 件 [埋蔵文化財緊急発掘調査補助]神戸市内遺跡他 22 件 事 業 名 事業説明 取組状況 埋蔵文化財の保存調査 2,153 千円 ほ場整備・大規模開発事業の予定地内を中心に、遺跡の保護対策のため、埋蔵文化財の分布調査を実施 [大規模開発等に伴う分布調査]90 件 事 業 名 事業説明 考古楽者養成事業 -千円 県立考古博物館等でボランティア活動をする人材を養成することを目的としたセミナーや考古 学の基礎知識を学ぶ講座や古代体験の講座を実施 [開催回数]年間 10 回 [登録者数]149 名 [内 容]・考古学の基礎知識を学ぶ講座 ・古代体験、ボランティア実習 ・人材を養成することを目的としたセミナー 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 五斗長垣内遺跡の活用 -千円 国指定史跡五斗長垣内遺跡に整備した「ごっさ鉄器工房」を拠点に、淡路市と連携して史跡を活用した地 域づくりを推進する事業を実施 (1) 弥生の森講座の開催 [開催回数]9回 [参加者]333 人 (2) 活用イベントの開催 [開催回数]3回 [参加者]1,150 人 (3) 古代体験講座 [開催回数]8回 [参加者]344 人 (15) 事 業 名 事業説明 取組状況 のじぎく兵庫国体やのじぎく兵庫大会の成果を生かしたスポーツの振興 新 スポーツひょうご推進事業 1,000 千円 兵庫県スポーツ推進計画(H24.12 月)の策定を踏まえ、年齢や性別等を問わず、広く県民が関心 等に応じて、スポーツに参画できる「兵庫らしいスポーツ環境」を整備するため、スポーツ推 進月間の設定など関連事業を展開する。 (1) スポーツ推進フォーラムの開催 [開催日]平成 25 年9月 29 日(日) [場 所]いたみホール [参加者]620 人 [内 容]パネルディスカッション、大学や企業と連携したスポーツイベント等や障害者ス ポーツとの連携に係るの実践発表 (2) 「ひょうご de スポーツ推進月間」の展開 [実施時期]平成 25 年 10 月~11 月 [内 容]①啓発事業 (a) 推進月間の街頭啓発キャンペーン [実施日]10 月1日(火) [場 所]JR三ノ宮駅周辺 [内 容]・フラワープリンセスと「マラソンはばタン」による啓発活動 ・エアロビクスをミニトランポリンの上で行う「トランポ・ロビ ックス」の実演によるスポーツ実施マインドの喚起 (b) 「阪神南ふれあいフェスティバル」県政 PR コーナーへの出展 - 87 - [実施日]11 月2日(土)~3日(日) [場 所]尼崎の森中央緑地 [内 容]スポーツ推進事業に関するパネル展示やスポーツクイズの実施等 [参加者]1,500 人 (C) 「第 15 回生涯スポーツ県民ふれあい大会」での「スポーツ体験ラリー」実施 [実施日]11 月 23 日(土・祝) [場 所]しあわせの村 [内 容]県民誰もが楽しみながら参加できるスポーツの体験スタンプラリー [参加者]2,500 人 ②各種スポーツ大会の集中開催等 事 業 名 事業説明 取組状況 「スポーツクラブ 21 ひょうご」の一層の活性化促進 2,892 千円 県民の豊かなスポーツライフを実現し、スポーツを通した地域コミュニティづくりを進めるた め、全ての小学校区に設置する総合型地域スポーツクラブの運営を支援 (1) クラブアドバイザーの派遣 [派 遣 数]25 クラブ等(H24:44 クラブ) (2) 「スポーツクラブ 21 ひょうご」交流事業 全県クラブサミット、全県スポーツ大会、ブロック別予選大会 [開 催 数]31 ヶ所(H24:31 ヵ所) [参 加 者]9,499 人(H24:7,331 人) 事 業 名 事業説明 取組状況 兵庫県民体育大会・ひょうご生涯スポーツ大会 県民大会(450 千円)1,702 千円 県民スポーツの振興を図るため、県民だれもが参加できる競技会や生涯スポーツの大会を開催 (1) 「兵庫県民体育大会」の開催 [実施大会]56 競技大会(H24:56 競技大会) [開 催 日]平成 25 年5月 12 日(日) [参 加 者]37,912 人(H24: 37,994 人) (2) 「ひょうご生涯スポーツ大会」を開催 [実施大会]33 種目 34 大会(H24:33 種目 34 大会) [開 催 日]平成 25 年5月 11 日(土)~平成 26 年3月 21 日(金) [参 加 者]11,808 人(H24:8,451 人) (3) 生涯スポーツ指導者研究大会を開催 [協議内容]スポーツ環境の整備と地域におけるスポーツ指導者の役割について [開 催 日]平成 25 年6月 15 日(土)~11 月 16 日(土) [参 加 者]518 人(市町生涯スポーツ関係者、「スポーツクラブ 21 ひょうご」関係者、市町 スポーツ推進委員、市町教委生涯スポーツ担当者)(H24:577 人) 事 業 名 事業説明 神戸マラソンの開催 62,328 千円 県民スポーツの振興を図るとともに、震災の教訓や体験、震災時の支援への感謝、兵庫、神戸 の魅力を国内外に発信 [開 催 日]平成 25 年 11 月 17 日(日) [コ ー ス]神戸市役所をスタートし、ポートアイランドでフィニッシュ [出 走 者] 20,411 人(フル 18,267 人、クォーター 2,144 人) [ボランティア参加者]7,227 人 [沿道応援人数]約 585,500 人 [大 会 経 済 波 及 効 果]県内で 65.92 億円(全国では 116.04 億円) 取組状況 事 業 名 事業説明 取組状況 体育施設の運営 639,512 千円 体育・スポーツ・文化及び野外活動等の振興を通し、青少年をはじめ広く県民の心身の発達に 寄与することを目的として、兎和野高原野外センター、総合体育館、文化体育館、海洋体育館、 武道館等を運営 指定管理施設:全9施設 ①総合体育館(兵庫県体育協会グループ)、②海洋体育館((公財)兵庫県体育協会) ③武道館(兵庫県体育協会グループ)、④円山川公苑(兵庫県体育協会グループ) ⑤弓道場((公財)兵庫県体育協会)、⑥奥猪名健康の郷(奥猪名みらい創造プロジェクト) ⑦文化体育館(ミズノグループ)、⑧兎和野高原野外教育センター(香美町) ⑨神戸西テニスコート(神戸西テニスパートナーズ) - 88 - 事 業 名 事業説明 取組状況 はばたけ兵庫推進プラン 202,010 千円 国民体育大会での上位入賞をめざし、指導者養成や選手強化、ジュニアの育成等を実施 (1) 組織の充実・強化プログラム(競技力向上推進委員会、各種専門委員会、事務局担当者会議) (2) トップコーチ育成プログラム(県内指導者の指導力向上等) (3) 国体選手強化プログラム(強化指定選手を対象とした強化合宿等) (4) 選手サポートプログラム(スポーツ医科学支援体制の充実) (5) 選手育成(兵庫タレント発掘事業(小・中学生対象)) ①ジュニア選手の発掘・育成(ゴールデンエイジ・プロジェクト、ジュニアスポーツ教室等) ②指導者招聘・若手指導者育成事業 ③医・科学サポートの充実(大学研究機関と連携した能力トレーニングの開発・測定等) 事 業 名 事業説明 新 スターツ 2013 卓球女子ワールドカップ神戸大会開催補助事業 1,000 千円 世界のトップレベル大会を誘致することで、県民に質の高い競技を観戦する機会を提供し、ス ポーツへの関心を一層高めるとともに、本県の競技力の向上やスポーツへの参加意識の高揚 ・運営経費の一部を負担(負担金) [大会概要] ①大 会 名 スターツ 2013 卓球女子ワールドカップ神戸大会 ②開催期日 平成 25 年9月 21 日(土)~23 日(月) ③開催場所 神戸市立中央体育館 ④主 催 国際卓球連盟 ⑤主 管 (公財)日本卓球協会・兵庫県卓球協会・神戸市卓球協会 ⑥後 援 兵庫県、兵庫県教育委員会、神戸市、神戸市教育委員会、 (公財)神戸市スポーツ教育協会、(株)神戸新聞社 ⑦参 加 者 国際卓球連盟が選抜した世界トップ選手 20 名程度(女子シングルス) 取組状況 - 89 - - 90 - 参考2 「ひょうご教育創造プラン(兵庫県教育基本計画実施計画)」 平成 25 年度の取組状況 - 91 - ひょうご教育創造プラン(兵庫県教育基本計画)に係る具体的な目標の取組状況一覧 具体的な目標 21年度 実績 22年度 実績 23年度 実績 24年度 実績 25年度 目標 25年度 実績 25年度 評価 担当課 466校 全県実施 660校 全県実施 全県実施 657校 ◎ 義務教育課 1 自立的に生きる力を培い、創造性を伸ばす教育の推進 1 (2) ① ◎ 公立小学校高学年での教科担任制の推進 ……全県実施660校(平成24年度) ◎ 反復学習のための学習タイムを週4回実施 ……全公立小・中学校(平成24年度) 1 (2) ① 1 ◎ 中学校において、教員研修を通じて指導力 の向上を図り、「ことばの力」を育成する指 導を充実……実施率100% (2) ① ◎ 全国学力・学習状況調査の結果について全 国平均を上回る 1 (2) ① 1 (2) ② ◎ 数学・理科甲子園(全国大会)の開催 ……「数学・理科甲子園」の参加者数1,600人 ◎ 県立人と自然の博物館の研究員による授業 支援、学校での展示(学校キャラバン)、教 員研修の実施 ……学校団体向けセミナーの実施300回 1 (2) ② 1 (2) ③ 1 ・ 教育用コンピュータ1台当たり児童生徒数 を全国平均以上 ・ 超高速インターネット接続率を全国 平均以上 ◎ 教員用コンピュータ1人1台……全県立学 (2) ③ 校を対象 1 (2) ③ 1 ◎ 県立高等学校・中等教育学校を対象とした 「ことばの力」を育成する本県独自の教材(平 (2) ④ 成21年度作成)を活用した授業の全県展開 ……全県立高等学校で活用 1 (2) ④ ◎ ICT環境の整備……全公立学校を対象 ・ 校内LAN整備率100% 113校 261校 小:73.0% (467/640校) 中:92.1% (246/267校) 小:77.9% (489校) 中:95.9% (255校) 小:93.9% 小:100% (587/625校) (617/617校) 中:97.3% 中:100% (257/264校) (264/264校) 小:100% 中:100% 小:100% 中:100% ◎ 義務教育課 - - 小:100% 100% (617/617校) (小625、中 中:100% 264校) (264/264校) 100% 中:100% (263/263校) ◎ 義務教育課 全国平均以上 平均正答率 小:県 64.7% 国 64.2% 中:県65.9% 国64.5% ○ 義務教育課 1,600人 1,942人 ◎ 高校教育課 ・学校団体向け セミナー 237回 ・学校での展示 3回 ・教職員セミナー ・教職員セミナー ・教員セミナー 28講座、496名 の実施 27講座、422人 △ 社会教育課 96.1% (全国85.6%) ○ 教育企画課 6.6人 (全国6.5人) 90.6% (全国79.0%) ○ 教育企画課 100% (164校) ◎ 教育企画課 67.1% (全国69.4%) ○ 教育企画課 平均正答率 小:県66.3% 国66.0% 中:県69.1% 国68.3% 平均正答率 小:県71.6% 国72.0% 中:県66.4% 国65.5% 555人 711人 ・学校団体向け セミナー 214回 ・学校での展示 1回 ・学校団体向け セミナー 211回 ・学校での展示 1回 (H23調査なし) 1070人 ・学校団体向け セミナー 209回 ・学校での展示 1回 ・教職員セミナー ・教職員セミナー ・教職員セミナー 27講座、468名 25講座、464名 24講座、467名 87.1% 平均正答率 小:県66.8% 国66.9% 中:県62.6% 国61.7% 1,486人 ・学校団体向け セミナー 238回 ・学校での展示 3回 91.6% 94.7% 95.5% (全国82.3%) (全国83.6%) (全国84.4%) 6.8人 6.8人 7.2人 (全国6.6人) (全国6.6人) (全国6.8人) 86.1% 86.7% 85.2% (全国67.1%) (全国69.8%) ・学校団体向け セミナー 300回 ・学校での展示 100% 6.7人 (全国6.5人) 全国平均以上 89.6% (全国75.4%) 100% (168校) 100% (168校) 100% (162校) 55.5% (全国58.5%) 60.2% (全国62.3%) 62.1% (全国65.1%) 教材作成 授業の 全県展開 60.1% 67.6% 全県立高等学 校で活用 68.9% △ 高校教育課 小学校 県 34.0% 国 35.2% 小学校 県 33.9% 国 35.9% (H23調査なし) 小学校 県 32.4% 国 34.8% 小学校 全国平均以上 小学校 県34.4% 国36.6% ○ 義務教育課 中学校 県 23.6% 国 26.1% 中学校 県 25.3% 国 27.3% (H23調査なし) 中学校 県 25.1% 国 28.1% 中学校 全国平均以上 中学校 県26.3% 国29.5% △ 義務教育課 1 ◎ 外国語指導助手(ALT)の配置・訪問の 実施 ……外国語指導助手を活用した授業時数の (2) ⑤ 拡大を図り、全県立高等学校及び県立中 等教育学校への配置・訪問を継続 100% (157校) 100% (156校) 100% (151校) 100% (150校) 全県立高等学 校及び県立中 等教育学校へ の配置 100% (150校) ◎ 高校教育課 1 ◎ 次世代育成国際交流事業の実施…… ・本県姉妹州省の高等学校との生徒交流の 推進 (2) ⑤ ・タイ王国教育関係者との交流推進 ・西オーストラリア州との教員交流の実施 23名 23名 11名 13名 交流の実施 14名 ◎ 高校教育課 1 (2) ⑥ ◎ 「ひょうご匠の技」探求事業 ……工業科を設置する全県立全日制高等学校 を対象 100% (12校) 100% (12校) 100% (12校) 100% (12校) 100% 100% (12校) ◎ 高校教育課 1 (2) ⑥ ◎ 「ひょうごの達人」招聘事業 ……農業・水産・商業・家庭に関する学科 を設置する全県立高等学校を対象 100% (26校) 100% (24校) 100% (21校) 100% (21校) 100% 100% (22校) ◎ 高校教育課 1 (2) ⑥ ◎ ものづくり体験館体験事業による中学生等 を対象とした体験学習の推進 - - - - 10,000人 12,305人 ◎ 能力開発課 1 ◎ 県立特別支援学校における就労体験活動の 実施……高等部を設置する全県立特別支援学 (2) ⑥ 校を対象 100% (21校) 100% (22校) 100% (21校) 100% (22校) 100% 100% (22校) ◎ 特別支援教育課 1 (3) ① 副読本の 作成 - 100% (891校) 100% (883校) 100% 100% (877校) ◎ 義務教育課 ◎ 教員のICT活用指導力の向上 ……全公立学校を対象 ・ICTを活用して指導できる教員の割合 を全国平均以上 ◎ 読書習慣の育成 ……家庭で1日30分以上読書する児童生徒の 割合を全国平均以上 ◎ 道徳教育の副読本の活用を盛り込んだ年間 指導計画の作成……全公立小・中学校 - 92 - 100% (164校) 全県立学校 64.3% 全国平均以上 (全国67.5%) 具体的な目標 21年度 実績 22年度 実績 23年度 実績 24年度 実績 25年度 目標 25年度 実績 25年度 評価 担当課 1 (3) ① ◎ 道徳教育の指導の手引きの活用(平成22年 度~) 作成 活用 100% (891校) 100% (883校) 100% 100% (877校) ◎ 義務教育課 1 (3) ① ◎ 道徳教育の研修の実施……全公立小・中学 校の道徳教育推進担当者を対象 100% (908校) 100% (896校) 100% (891校) 100% (883校) 100% 100% (877校) ◎ 義務教育課 1 (3) ② ◎ YU・らいふ・サポート事業 ……全県立特別支援学校を対象 100% (23校) 100% (24校) 100% (23校) 100% (24校) 100% 100% (24校) ◎ 特別支援教育課 1 (3) ② ◎ 障害児の自然体験活動推進事業 ……小・中学部を設置する全公立特別支援 学校を対象 100% (38校) 100% (39校) 100% (38校) 100% (38校) 100% 100% (38校) ◎ 特別支援教育課 1 (3) ③ ◎ 伝統文化体験事業(伝統文化体験フェスティ バル)……参加者数1,500人 1,382人 1,808人 2,403人 2,439人 1,500人 2,405人 ◎ 芸術文化課 1 (4) ① ◎ 新体力テスト項目で全国平均と同等または 上回る項目の割合 ……小学生・中学生80%以上 小学生 61.2% 58.3% 66.7% 71.9% 80.0%以上 66.6% △ 体育保健課 中学生 63% 中学生 68.5% 79.6% 79.60% 80.0%以上 72.2% ○ 体育保健課 77.8% 83.3% 88.9% 87.0% 90.0%以上 79.6% △ 体育保健課 85.4% (1,021/ 1,195校) 90.3% (1,071/ 1,186校) 94.5% 95.6% 100.0% 96.8% ○ 体育保健課 27.7% 30.0% 28.9% 29.3% 33.4% 28.7% △ 体育保健課 単位制高校 27校 単位制高校 27校 単位制高校 28校 単位制高校 29校 単位制高校 29校 単位制 29校 ◎ 高校教育課 複数志願制 8学区 複数志願制 11学区 複数志願制 12学区 複数志願制 12学区 複数志願制 12学区 複数志願制 12学区 ◎ 高校教育課 特色選抜 8学区 特色選抜 11学区 特色選抜 全学区 (16学区) 特色選抜 全学区 特色選抜 全学区 特色選抜 全学区 ◎ 高校教育課 - - - 99.5% (1,521/ 1,528校園) 99.6% (1,500/ 1,506校園) 100% (1,492/ 1,492校園) 97.4% (1,488/ 1,528校園) 97.8% (1,473/ 1,506校園) 83.7% (1,035/ 1,236人) 1 ◎ 新体力テスト項目で全国平均と同等または 上回る項目の割合 (4) ① ……高校生90%以上 1 (4) ② 1 (4) ② ◎ 学校給食での県産品使用割合 ……35%(~平成27年度) 1 (5) ① ◎ 県立高等学校教育改革第二次実施計画の着 実な実施(平成21年度~) ◎ 食に関する年間指導計画の作成 ……全公立小・中学校及び小・中学部を設 置する全公立特別支援学校 ・通学区域の再編 ・入学者選抜制度の改善 など 1 (6) ① ◎ 県立特別支援学校の規模過大校解消に向け た対策の推進 1 (6) ① ◎ 校園内委員会の設置 ……公立の全幼稚園、小・中・高等学校及 び特別支援学校 1 (6) ① 1 (6) ① 1 (6) ① ◎ 公立特別支援学校が行う教育相談等の充実 ……3,000件 1 (6) ① ◎ 発達障害者支援センター・ブランチの設置 ……6カ所 1 (6) ② 1 1 (現行16学区) (現行16学区) (現行16学区) 播磨西地域 新設校の設置 完了 設置完了 ◎ 特別支援教育課 100% (1,437/ 1,437校園) 100% 100% (1,425/ 1,425校園) ◎ 特別支援教育課 99.2% (1,480/ 1,492校園) 100% (1,437/ 1,437校園) 100% 100% (1,425/ 1,425校園) ◎ 特別支援教育課 83.8% (1,066/ 1,272人) 88.8% (1,207/ 1,360人) 91.3% (1,293/ 1,416人) 100% 90.8% ○ 教職員課 特別支援教 育課 3,126件 3,597件 3,759件 3,911件 実施 3,986件 ◎ 特別支援教育課 4か所 5か所 6か所 6か所 6か所 6か所 ◎ 障害福祉課 ◎ 県立特別支援学校高等部生徒の現場実習の 充実 ……受入事業所数 300事業所 281事業所 337事業所 367事業所 427事業所 300事業所 448事業所 ◎ 特別支援教育課 (7) ① ◎ 私立小学校環境体験活動事業 ……全私立小学校3年生(又は4年生)を対象 3校 3校 3校 4校 全11校 4校 ▲ 私学教育課 (7) ① ◎ わくわく幼稚園開設事業 ・・・・・私立幼稚園202園(全私立幼稚園 の85%)で実施 154園 157園 160園 160園 202園 157園 △ 私学教育課 100% (805校) 100% (793校) 100% (790校) 100% (783校) 100% 100% (777校) ◎ 義務教育課 100% (803校) 100% (794校) 100% (791校) 100% (783校) 100% 100% (777校) ◎ 義務教育課 99.1% (348校) 100% (350校) 100% (347校) 100% (347校) 100% 100% (347校) ◎ 義務教育課 100% (369校) 100% (368校) 100% (365校) 100% (366校) 100% 100% (364校) ◎ 義務教育課 100% (156校) - 40.0% (1,551/ 3,876人) 53.4% (2,242/ 4,199人) 70% 64.1% (2,633/ 4,107人) ○ 高校教育課 ◎ 特別支援教育コーディネーターの指名 ……公立の全幼稚園、小・中・高等学校及 び特別支援学校 ◎ 公立特別支援学校での該当免許状保有率向 上……100% 播磨西地域 新設校の設 置検討 2 「体験教育」をはじめ兵庫の特色ある教育の推進 ◎ 環境体験事業……全公立小学校3年生を対 象(平成21年度~) 2 (1) ① 2 (1) ① 2 (1) ① 2 (1) ① 2 ◎ 高校生就業体験事業-インターンシップ推 進プラン-の実施 ……全県立高等学校等の全ての生徒を対象 (1) ① とし、当面は就職希望者全員実施(平成27 年度) ◎ 自然学校……全公立小学校5年生を対象 ◎ 青少年芸術体験事業~わくわくオーケスト ラ教室~の実施 ……全公立中学校1年生を対象 ◎ 地域に学ぶ「トライやる・ウィーク」の実 施……全公立中学校2年生を対象 - 93 - 具体的な目標 21年度 実績 22年度 実績 23年度 実績 24年度 実績 25年度 目標 25年度 実績 25年度 評価 担当課 100% (156校) - 78.8% (71,869/ 91,212人) 86.7% (78,333/ 90,321人) 90% 93.5% (85,957/ 91,891人) ◎ 高校教育課 100% (1,335校) 100% (1,323校) 100% (1,313校) 100% (1,313校) 100% 100% (1301校) ◎ 教育企画課 88% (708/805校) 89% (703校区) 86.0% (677/ 791校区) 92.2% (723/ 784校区) 100% 97.2% (757/ 779校区) ○ 教育企画課 80.5% (33/41市町) 100% (41市町) 100% (41市町) 100% (41市町) 全市町 100% (41市町) ◎ 教育企画課 - - 作成 99.1% ○ 教育企画課 100% (299校) 100% (326校) 100% (350校) 100% (320校) ◎ 人権教育課 中100% (265/265校) 小100校 ◎ 義務教育課 2 ◎ 高校生ふるさと貢献事業-トライやる・ ワーク-の実施 (1) ① ……全県立高等学校等の全ての生徒(平成27 年度) 2 (2) ① 2 (2) ① 2 (2) ① 2 (2) ① 2 (3) ② ◎ 子ども多文化共生サポーターの派遣 ……日本語指導が必要な外国人児童生徒が 在籍する全ての公立学校を対象 2 (4) ① ◎ スクールカウンセラー ……全公立中学校への配置、小学校への配 置の拡充 2 (4) ① ◎ キャンパスカウンセラー ……全県立高等学校及び県立中等教育学校 に配置し、キャンパスカウンセラー等を 活用した教職員研修会を実施 100% (157校) 100% (156校) 100% (150校) 100% (150校) 全県立高等学 校及び県立中 等教育学校 100% ◎ 高校教育課 2 (4) ② ◎ 学校支援チーム ……全教育事務所・教育振興室に配置 100% (9か所) 100% (9か所) 100% (9か所) 100% (9か所) 100% 100% (9か所) ◎ 義務教育課 2 (4) ② ◎ 教育事務所「教育相談窓口」 ……全教育事務所・教育振興室に開設 100% (9か所) 100% (9か所) 100% (9か所) 100% (9か所) 100% 100% (9か所) ◎ 義務教育課 2 (4) ② ◎ ひょうごっ子悩み相談(いじめ相談24時間 ホットライン)による電話相談の実施 4,509件 4,316件 5,377件 5,267件 実施 5,930件 ◎ 義務教育課 ◎ より実戦的な防災訓練の実施 ……全公立小・中・高等学校を対象 ◎ 地域と学校が連携した小学校区単位の防災 訓練等の実施……全小学校区を対象 ◎ 防災教育推進連絡会議の開催……全市町 ◎ 副読本を作成・活用した防災教育の推進 小 98.9% 全公立学校で (776/784校) 活用 中・高 作成 100% (338校) 100% 中 全269校 中 全268校 中 全266校 中 全266校 中 全校 小 70校 小 80校 小 80校 小 80校 小 配置拡充 3 子どもたちの学びを支えるため、学校・家庭・地域が一体となった取組の推進 ◎ 全市町に設置した学校支援地域本部の登録 ボランティアを拡充 ……登録ボランティア数100,000人 3 (1) ① 77,671人 80,617人 76,675人 67,753人 60,000人 85,950人 ◎ 社会教育課 3 (1) ① 100% (1,102校) 100% (1,085校) 100% (1,078校) 100% (1,078校) 100% 100% ◎ 高校教育課 義務教育課 3 (1) ① ◎ PTCA活動の支援 ……PTCA全県・地域研究大会参加者数毎年 度20,000人 19,209人 19,679人 18,777人 18,201人 20,000人 20,632人 ◎ 社会教育課 3 (1) ② ◎ 「子ども教室」「児童クラブ」を開設 ……必要とされる全ての小学校区を対象 179校区 183校区 196校区 208地区 必要とされる全て の小学校区 216地区 ◎ 社会教育課 3 ◎ ひょうごグリーンサポートクラブの運営 (1) ② ……全県民局を対象 708校区 707校区 715校区 719校区 777校区 716校区 ○ こども政策課 100% (10か所) 全県民局 (10か所) 全県民局 (10か所) 全県民局 (10か所) 全県民局 全県民局 (10か所) 3 ◎ まちの子育てひろばの充実 (2) ② ……開設数2,000か所 ◎ 環境政策課 1,946か所 2,029か所 2,097か所 2,116か所 2,000か所 2,144か所 ◎ 男女家庭課 ◎ 学校評議員の設置……全公立学校を対象 4 子どもたちが安心して学べる環境づくり、信頼される学校づくりの推進 4 (1) ① ◎ 全公立学校の校長及び教頭の登用時平均年 齢引き下げ ……平成20年度の平均年齢(52.8歳)に比し て1歳以上 53.0歳 53.0歳 53.3歳 52.9歳 51.8歳 53.1歳 △ 教職員課 4 (1) ① ◎ 全公立学校の女性校長及び女性教頭の在職 者数を増加 ……平成20年度の在職者数(255人)に比し1 割増加 260人 263人 (全体比 12.0%) 274人 (全体比 12.6%) 266人 280人 269人 ○ 教職員課 ○ 教育企画課 ◎ 学校自己評価及び学校関係者評価の実施と 公表……全公立学校 〔自己評価〕 〔自己評価〕 実施 100% 実施・公表 公表 98.2% 100% 〔関係者評価〕 〔関係者評価〕 〔関係者評価〕 〔関係者評価〕 〔関係者評価〕 〔関係者評価〕 実施 100% 実施 100% 実施 100% 実施 100% 実施 100% 実施 100% 公表 95.0% 公表 100% 公表 99.3% 公表 99.7% 公表 100% 公表 91.8% 〔自己評価〕 実施・公表 100% 〔自己評価〕 実施・公表 100% 〔自己評価〕 実施・公表 100% 〔自己評価〕 実施 100% 公表 89.9% 83% (895/ 1,083校) 90% (958/ 1,065校) 92.7% (982/ 1059校) 96.9% (1,020/ 1,053校) 100% 97.8% (1,021/ 1,044校) ○ 教職員課 4 (1) ① 4 (1) ① 4 (1) ① ◎ 教職員の勤務時間の適正化……全公立学校 において「ノー残業デー」「ノー会議デー」 「ノー部活デー」を設定 - - 96.8% 99.5% (1,048/ 1,053校) 100% 100.0% ◎ 教職員課 4 (2) ① ◎ 広域人事の促進……市町間人事交流数400人 県市間人事交流数50人 合計450人 351人 388人 390人 409人 450人 415人 ○ 教職員課 4 ◎ カウンセリングマインド研修を実施……全 公立小・中学校教職員を対象 (2) ① 100% (908校) 100% (896校) 100% (891校) 100% (883校) 100% 100% (877校) ◎ 義務教育課 ◎ 主幹教諭の配置……全公立学校 - 94 - 具体的な目標 4 (2) ② 4 (3) ① 4 (3) ① 4 4 ◎ 教職員のメンタルヘルス対策事業の充実 ……職場復帰トレーニング・プレ出勤の参 加率を向上 ◎ オープンスクール ……全公立の小・中学校及び特別支援学校 を対象 22年度 実績 23年度 実績 24年度 実績 25年度 目標 25年度 実績 25年度 評価 担当課 78.5% (73/93人) 92.5% (86/93人) 76.1% (80/105人) 62.9% (61/97人) 80.0% 58.6% (58/99人) △ 教職員課 99% (935/942校) 90,420人 100% (931校) 94,230人 100% (926校/926 校) 102,188人 97,454人 102,000人 111,981人 ◎ 教育企画課 95% (127校) 98% 99% (132/135校) (135/136校) 100% 99.3% (135/136校) ○ 高校教育課 90.0% (1,340棟) 87.8% (1,342棟) ○ 財務課 ※ 義務教育課 ※ 義務教育課 100% ◎ 教職員課 H26.9調査 ※ 義務教育課 ◎ オープン・ハイスクール 87% ……全県立高等学校において年間に複数回 (117/134校) 実施 ◎ 県立学校施設の耐震化率の向上……95%(平 65.4% (4) ① 成27年度まで) (982/1,501棟) (4) ② ◎ 小・中学校児童生徒の不登校 ・・・・・不登校児童生徒の割合について全国平 均を下回る水準を維持 4 (4) ② ◎ 小・中学校児童生徒のいじめ ……認知したいじめを解消させた割合を全 国平均以上 4 (4) ③ ◎ 司書教諭の配置 ……12学級以上の全公立学校で発令 4 (4) ③ ◎ 学校図書館図書の整備 ……学校図書館図書標準を達成している学 校数の割合を全国平均以上 4 (5) ① ◎ 教育委員会会議の傍聴者数の増加……50人 4 ◎ 意見交換会や意見聴取の機会の増加 (5) ① ……10回 ◎ 学校等教育施設、学校行事等の視察の増加 (5) ① ……20回 4 ◎ 教育施策の推進に係る会議や行事への参加 (5) ① の増加……10回 4 21年度 実績 68.6% (1,029棟) 77.9% (1,177棟) 83.6% (1,268棟) 小0.22% 小0.23% 小0.25% 小0.25% (全国0.32%) (全国0.32%) (全国0.33%) (全国0.31%) 全国平均未満 中2.69% 中2.60% 中2.60% 中2.55% (全国2.77%) (全国2.73%) (全国2.64%) (全国2.56%) 75.6% 76.2% 78.4% (全国79.5%) (全国79.4%) (全国81.0%) 100% (664校) 100% 100% 0.27% (全国 9月公表予定) 2.61% (全国 9月公表予定) 84.3% 87.0% 全国平均以上 (全国 9月公 (全国89.4%) 表予定) 100% 100% 小53.5% 小42.3% (全国56.8%) (全国50.6%) H24調査なし 全国平均以上 H22調査なし 中47.6% 中39.3% (全国47.5%) (全国42.7%) 48人 50人 70人 61人 50人 56人 ◎ 教委総務課 8回 8回 11回 9回 10回 11回 ◎ 教委総務課 12回 18回 21回 18回 20回 20回 ◎ 教委総務課 4回 6回 8回 9回 10回 9回 ○ 教委総務課 5 新しい時代を担う人材育成や高度な研究を充実し、地域とともに歩む高等教育の推進 ◎ 管理栄養士養成課程(食環境栄養課程)の 運営(入学定員:35名) 5 (1) ① 5 (1) ① 5 (1) ① 5 (1) ② 5 (1) ③ ◎ 大学との連携授業の実施 5 ◎ シミュレーション学研究科と大学連携拠点 (2) ① の運営 ◎ 緑環境景観マネジメント研究科の運営(入 学定員:20名) ◎ シミュレーション学研究科の運営(入学定 員:20名) ◎ 学生による授業評価アンケートの実施 開設 運営 運営 (入学者数: 38名) 運営 [入学者数: 36名] 運営 運営 [入学者数: 35名] ◎ 大学課 開設 運営 運営 (入学者数: 20名) 運営 [入学者数: 20名] 運営 運営 [入学者数: 21名] ◎ 大学課 開設準備 開設準備 開設 (入学者数: 22名) 開設 [入学者数: 23名] 運営 運営 [入学者数: 19名] ◎ 大学課 年2回 年2回 年2回 年2回 年2回 年2回 ◎ 大学課 43回 48回 44回 49回 実施 50回 ◎ 大学課 設置準備 設置準備 開設 運営 運営 運営 ◎ 大学課 研究の継続 研究の継続 新専攻の設置 運営 [入学者数: 6名] ◎ 大学課 77.6% 74.9% 75.3% 73.7% 未定 74.7% ○ 大学課 99.0% 98.2% 99.3% 99.1% 100.0% 98.2% ○ 大学課 1,149人 1,120人 1113人 1,045人 600人 1,144人 ◎ 大学課 100% 100% 100% 100% 100% 100% ◎ 大学課 学術交流 50人 留学生 187人 学術交流 64人 留学生 190人 学術交流 56人 留学生 181人 学術交流 59人 留学生 174人 学術交流 20人 留学生 200人 学術交流 59人 留学生 176人 △ 大学課 認証評価の 実施 認証評価の 活用 認証評価の 活用 認証評価の 活用 認証評価の 活用 認証評価の 活用 ◎ 大学課 ◎ 次世代ピコバイオロジー教育研究の推進 5 (2) ① 5 (2) ② 5 (2) ③ 5 (3) ① 5 ◎ インキュベーションセンターの利用率…… (3) ② 100% 5 (3) ③ 5 (4) ① 5 (5) ① ◎ 科学研究費補助金の申請率(全教員に占め る申請者の割合)……75%以上 研究の継続 (新専攻の準備) 新専攻の準備 (獲得額:271,601 千円) ◎ 研究者データベースの登録率……100% ◎ 公開講座の受講者数……毎年度600人 ◎ 留学生受入数 ……毎年度、20人の学術交流及び留学生200人 ◎ 認証機関による大学評価を通した大学の質 の向上 ◎ HUMAP大学相互の留学生数 ……毎年度、留学生200人及び研究者10人 留学生 335人 研究者 10人 留学生 270人 研究者 10人 留学生 848人 研究者 12人 留学生 927人 研究者 10人 留学生 200人 研究者 10人 留学生 371人 研究者 12人 ◎ 大学課 215,099人 212,399人 200,000人 196,071人 ○ 県民生活課 6 県民だれもが生きがいをもって地域社会に参画する生涯社会づくりの推進 6 (1) ① ◎ 県立嬉野台生涯教育センター ……年間総利用者数200,000人 209,996人 208,633人 - 95 - 具体的な目標 6 (1) ① 6 (1) ① 6 ◎ 県立美術館 ……年間総利用者数600,000人 コンサート等のイベントの実施100回以上 ◎ 県立図書館 ……年間貸出冊数毎年度1%増 ◎ 県立歴史博物館 ……年間総利用者数220,000人 (1) ① 歴史講座の実施60回以上 6 ◎ 県立人と自然の博物館 ……年間総利用者数500,000人 (1) ① 学校等の要望に応じたセミナーの実施 300回以上 6 (1) ① 6 ◎ 県立コウノトリの郷公園 ……〔普及講座〕年9回実施 〔団体等(学校・一般)普及啓発のため の受入〕年230件 ◎ 県立考古博物館 ……年間総利用者数150,000人 (1) ① 体験講座の実施350回以上 21年度 実績 22年度 実績 23年度 実績 24年度 実績 25年度 目標 25年度 実績 25年度 評価 担当課 1,048,233人 127回 824,833人 113回 645,166人 123回 655,686人 137回 1,026,000人 100回 731,173人 105回 △ 社会教育課 78,634冊 82,965冊 83,978冊 78,588冊 85,600冊 71,537冊 △ 社会教育課 185,149人 57回 88,764人 63回 96,378人 69回 77,474人 61回 342,000人 60回 96,860人 55回 ▲ 文化財課 432,574人 326回 464,605人 333回 681,940人 302回 895,748人 295回 954,000人 300回 956,389人 339回 ◎ 社会教育課 年12回 231件 年9回 186件 年10回 213件 年9回 222件 年9回 230件 年11回 233件 ◎ 社会教育課 155,911人 349回 155,203人 349回 136,010人 353回 149,083人 341回 290,000人 350回 155,126人 341回 ▲ 文化財課 6 (1) ① ◎ 県内の公立文化施設等とのタイアップによ る、兵庫芸術文化センター管弦楽団コアメン バー演奏グループの演奏会の実施 ……延べ50回(平成21~25年度) 延べ12回 延べ29回 延べ39回 延べ58回 延べ50回 延べ75回 ◎ 芸術文化課 6 (1) ② ◎ 兵庫陶芸美術館 ……年間総利用者数200,000人 98,489人 119,991人 131,517人 109,464人 200,000人 98,796人 ▲ 芸術文化課 6 ◎ 生涯学習情報プラザ (1) ⑤ ……年間総利用者数40,000人 48,851人 50,175人 50,631人 52,133人 40,000人 58,297人 ◎ 県民生活課 6 ◎ 「ひょうごヘリテージマンス」における歴 史文化遺産を活用した事業の実施件数 (2) ① - - 89件 112件 100件 (100%) 127件 ◎ 6 ◎ 成人の週1回以上の運動・スポーツ実施率 61% (2) ① 6 (2) ① 6 社会教育課 文化財課 59.90% 54.5% 58.40% 59.40% 61% 47.2% △ スポーツ 振興課 ◎ 「スポーツクラブ21ひょうご」の活動支 援……県内全域の会員数401,000人 378,913人 373,003人 368,062人 381,332人 401,000人 369,000人 ○ スポーツ 振興課 (2) ① ◎ 市町における障害者スポーツ振興の組織化 ……全市町 4市町 5市町 9市町 9市町 41市町 9市町 ▲ 障害者 支援課 6 (2) ① ◎ 障害者スポーツ競技団体の組織化 ……33団体以上 24団体 29団体 34団体 36団体 45団体 39団体 △ 障害者 支援課 6 (2) ① ◎ 障害者スポーツ振興のための指導員やボラ ンティアの人材確保 ……3,000人以上 2,035人 2,248人 2,491人 2,511人 3,700人 2,680人 △ 障害者 支援課 6 (2) ① ◎ 国民体育大会での成績を維持 ……天皇杯8位以内入賞(平成19年度~) 10位 8位 11位 11位 8位以内 12位 ▲ スポーツ 振興課 6 (2) ① ◎ 国内外で活躍する本県選手数 ……454名 314人/年 347人/年 424人/年 514人/年 454人/年 484人 ◎ スポーツ 振興課 - 96 -