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2 1 3 0 - 東北大学工学系女性研究者育成支援推進室(ALicE)
ちくちく縫って 光またたく小物づくり ProtoSnap - LilyTwinkle © SparkFun Electronics http://www.switch-science.com/catalog/1415/ ちくちく縫って,光またたく小物づくり 一般に電子工作というと,ニッパーや半田ご てという工具を使うイメージがあるかもしれま せん.今回は同じモノづくりでも,針と糸をメイ ンにしたお裁縫に挑戦です. このキットは布などに縫い付けることができる ような薄型の電池ケース(スイッチ付)とLEDが 4つ,LEDをランダムに明滅させるためのICが 収まったボードと,配線用に導電性を持つ糸と 縫うための針がセットになっています. 3 ちくちく縫って,光またたく小物づくり スライドスイッチ 白色LED 電源のON/OFFを 切り替えます よく見ると抵抗も同じ 基板上に配置されています ボタン電池ケース LilyTwinkleボード CR2032のボタン電池を +を上にして入れます LEDを点滅させるプログラムが あらかじめ書き込まれたICが 取り付けられています 4 ちくちく縫って,光またたく小物づくり http://youtu.be/vAjJHGkYNmg 各パーツを切り離す前に,ボタン電池を入れ てスイッチをオンにし,各部品が壊れていない かどうか確認しましょう.LEDがぽあぽあと光り ますか? 光らない場合は,ボタン電池の裏表を間違え ていないか(+が上を向いているか),スイッチ が入っているか確認してみてください. 5 ちくちく縫って,光またたく小物づくり 無事に動くことが確認でき たら,ニッパーと手で部品 ごとに切り離します. - + 電池ケースは4つの取り 付け用穴(端子)が開い ています.スイッチ側の2 つが+,電池ケース側の 2つが-です. 3 + 2 - 1 LilyTwinkleボードは,電 池ケースからの+/-を つなぐ端子と,LEDの+ 端子に接続する0~3の 4つの端子があります. 0 LEDの+端子はLilyTwinkle ボードの0~3の端子と,- + 端子はマイナス端子同士 で接続します. 6 - ちくちく縫って,光またたく小物づくり 各LEDは それぞれ糸が 接触しないように 3 2 + +と-の糸は 絶対接触しない ように!! 1 マイナス同士は つなげる 0 - ちくちく縫って,光またたく小物づくり 「配線の例」でも述べましたが,糸同士が接触 しないように縫い付けてください.また,導電糸 は太めで硬いので,薄い布にはイマイチ適しま せん.最初はフェルトなどの厚手の布をおスス メします. 糸同士を交差させたい場 合は,交差する点でそれ ぞ れの 糸 が布の 上 下を 通り,接触しないようにし ましょう. 端子には数回糸を通して 固定し,しっかりと端子と 糸が接触するようにしま しょう. 糸の端も玉結びした後は 短く切り,切ったあとが他 の糸と接触しないように 気を付けましょう. 8 ちくちく縫って,光またたく小物づくり http://youtu.be/UiLvfcb202U 手袋の甲の部分に電池ボックスと LilyTwinkleボードを,薬指にLEDを4つ 並べて「配線の例」の通り縫い付けてみ ました.ランダムに光が明滅します. 9 ちくちく縫って,光またたく小物づくり © 東北大学工学系女性研究者育成支援推進室(ALicE)