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紫波町学校支援地域本部事業実行委員会 『卒業生による学習支援
所在地:紫波町日詰字下丸森 24-2 【特徴】 紫波町学校支援地域本部事業実行委員会 連絡先:019-672-3362 地域コーディネーターの取組み 学校に対する支援内容 他事業との連携(放課後子どもプラン等) その他( ) 活動のようす 【本部設置数】1本部(1校) ① 紫波第一中学校学校支援地域本部(1校) ■ ■ □ □ 【コーディネーター配置場所】 ① 紫波第一中学校内 【大学生による個別指導の様子】 ~紫波第一中学校支援地域本部の取組みについて~ 1 地域の概況 紫波町は県央部に位置した人口3万4千人の町 です。紫波第一中学校は、ほぼその中心市街地に位 置しており、交通の便にも恵まれています。また、 ニュータウンが造成され、他地域から新たに転入し てくる家庭も多いです。 紫波第一中学校は創立55年目の学校で、生徒数 が700名を超える県内でも有数のマンモス校で す。卒業生のほとんどは高等学校に進学し、通学の 便が良いことから、自宅から大学に通っている学生 も多いです。 地域の方々も教育に関心が高く、以前から「ゆう ごうセミナー」 などボランティアとして学校を援助 しようとする風土があります。 2 取組みの特徴 (1) 学習支援ボランティアによる学習会 ア 取組みの概要 紫波第一中学校の中学校3年生の進路意識 の高揚と学力向上を目的として、大学に通う 学生(卒業生)を中心に学習支援ボランティ アとして夏休み中に学習会を企画しました。 イ コーディネーターの関わり (ア) 学習支援ボランティア募集ポスター作成 (イ) JR紫波中央駅等へのポスターの掲示 (ウ) ボランティア募集の有線放送の依頼 (エ) 県内大学への依頼文書作成・発送 (オ) 学習会周知のための生徒用チラシ作成 (カ) 保護者用参加同意書の作成 (キ) 学習会参加者名簿作成 (ク) 礼状発送 など (2) ゆうごうセミナー(講師:地域ボランティア) (3) 地域ボランティアによる登下校指導 (4) 地域ボランティアの学校行事での駐車場管理 ※ (2)~(4)においても、地域ボランティアと 学校をつなぐパイプ役としてコーディネータ ーが活動しています。 3 【支援内容】 『卒業生による学習支援ボランティア学習会』 ■ □ □ ■ ■ □ 学習支援活動( 進路対策・総合学習 ) 部活動指導 ( ) 環境整備 ( ) 登下校安全指導 学校行事 ( 文化祭・学校公開 ) その他 ( ) 成果と今後の課題 (1) 学習会の成果 ・3年生72名(27.6%)の生徒が学習会に登 録し、3日間でのべ158人が参加しました。 ・学習ボランティア6名(大学生4名・高校生 1名・社会人1名)が登録しています。 ・生徒の感想(抜粋) 「とても充実した学習会になりよかった。 3日間それぞれの先生から勉強の取り組み方 やポイントを教えてもらいこれからの学習に 生かせると思った。 」 (2) 学習会の課題 ・学習会の時期設定が、大学生の都合と合致せ ず、思った以上に集まらなかったことが一番 の課題です。大学生の活動可能な時期の事前 調査を行う必要があります。 ・学習支援ボランティアの登録人数を増やすこ とで、もっと効果的に少人数指導を可能にし ていくように工夫することが必要です。 4 メッセージ・ひと言 (1) コーディネーター 最初は、コーディネーターとしてどのように 関わっていったらよいかわからず戸惑うことば かりでした。でも、協力的な学校の先生方や地 域、教育委員会の方々の支援があって、徐々に 慣れてきました。 特に、地域ボランティアの方々は、学校や生 徒のことを良く見てくれていると感じました。 今後も横のつながりを大切に活動が充実して いくようにしていきたいと思います。 (2) 教育委員会担当者 先生方と地域住民のみなさんが上手く連携し て、生徒により良い環境を提供していけるよう に、学校とコーディネーターさんが動きやすく なるようなお手伝いができればと思います。