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PowerPoint プレゼンテーション - 一般社団法人 北海道民間社会福祉

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PowerPoint プレゼンテーション - 一般社団法人 北海道民間社会福祉
= (新)退職年金制度
Q&A集 =
Q-1) 変更される制度は、どの部分ですか?
Q-2) 何故、制度を変更するのですか?
Q-3) 「累積給付型」とはどのような制度ですか?
Q-4) 新制度になり、退職金は増えるのでしょうか?
Q-5) 給付改善のための財源はどこから出るのですか?
Q-6) 付利率とは何ですか?
Q-7) 毎月積み立てる出資金の率は変更されますか?
Q-8) 今まで積み立てられた退職金はどうなるのでしょうか?
Q-9) 割掛率とは何ですか?
Q-10)新制度では、どのように退職金を計算しますか?
Q-11)自分の退職金額が知りたいのですが?
Q-12) 退職金額の早見表はあるのでしょうか?
= 一般社団法人 北海道民間社会福祉事業職員共済会 =
Q-1)変更される制度は、どの部分ですか?
A)会員が職員ごとに出資金を積み立てていた部分が対象です。
共済会が運営する制度は3種類あり、ピラミッドの基礎部分
が変更されます。
平成30年4月1日からのスタートを予定しています。
第2
出資金分
職員
出資金分
この部分の
制度が変更
されます。
(補足)公には、退職年金規程を
新制度に向けて変更する
ことが必要です。
平成29年度の定時総会
で、出席会員数の過半数
の賛成をもって規定変更
が承認される事が条件です。
会員出資金分
1
Q-2)何故、制度を変更するのですか?
A)現制度は、「安定昇給・生涯雇用(公務員がモデル)」を前提
に「最終本俸×加入期間毎の給付率」で退職金を算出します。
しかし、会員アンケートや統計から以下に代表される、
前提とのミスマッチが判明しました。
➢非正規職員の増加
➢再/継続雇用の増加
➢日給/年俸制の採用増
➢高い離職率
これ等のミスマッチを解消するため、退職金の算出方法を
抜本的に変更することになりました。
変更に当っては、ミスマッチの解消に加え「公平性・安定性」
の確保を両立する「累積給付型」と呼ばれる制度を採用する
こととし、同時に給付額の改善も実現しました。
2
Q-3) 「累積給付型」とはどのような制度ですか?
A) 「銀行の積立型定期預金」と同様の仕組みとなります。
毎月納めた出資金(元本)と前に
ついた利息をあわせた金額に対して
利息がつく(複利効果)ものです。
本制度では付利率を年1.5%に設定
し退職時まで運用しますので、長期
勤続者は複利効果が増大します。
なお、職員出資金部分、第2制度
部分については既に本仕組みを採用
しています。
3
Q-4) 新制度になり、退職金は増えるのでしょうか?
A) 新制度移行後に共済会に加入する職員は、例外なく増額と
なります。
一方、制度移行前に加入されている職員についても一部を
除き増額となります。制度移行前加入職員については、現制
度で算出された金額と、新制度で算出された金額の丈比べを
行い(平成40年度まで)、金額の高い方で退職金を決定します
ので、新制度で減額となる職員についても不利益になりませ
ん。
(参考)
*「制度移行前加入職員の経過措置が適用となるケース」
*「新制度移行後新規加入職員の退職金額比較」
4
制度移行前加入職員の経過措置が適用となるケース
この職員の新制度移行時の状況は、以下の通りです。
● 在会年数=25年
● 年齢
=50才
● 本俸月額=338,458円
移行後8年目までは退職金額が「現制度>新制度」とな
ります。仮に、この職員が57才までに退職する場合「経
過措置」が適用され、現制度で算出した退職金額にて給
付されます。
また、58才以降で退職する場合は、新制度で算出した
退職金額が適用されます。
5
= 条件 =
(本俸)
☑初任給 160,000円
☑平均的な昇給率 1.5% の曲線をモデルとして使用しています
5年目:169,818円
10年目:182,942円
20年目:212,312円
30年目:246,397円
40年目:285,954円
6
Q-5)給付改善の財源はどこから出るのですか?
A)平成16年度以降、積立不足を解消するため、やや高めの会員
出資金率を設定、現在充分な積立状況となっております。
当初、目的が達成された場合「出資金率引下げ」を約束して
いましたが、会員より「給付の改善」を望むとの声をいただ
いたため、会員出資金率は現状維持とし、引下げ原資を給付
改善に充てる事としました。
財政面での安全性を確認するため定期的に専門機関にて
分析も行います。
7
Q-6)付利率とは何ですか?
A)利息を計算する時の利率です。金利と同じ意味です。
新制度ではこれを「年利1.5%」に設定します。
(補足)職員出資金分と第2制度の付利率について
現在は年利2.0%で設定していますが、昨今の市中銀行や長期国債
の低金利に加え、同じ制度の中で付利率が異なるということも鑑み、
平成30年4月1日からは制度変更となる会員出資金部分と同様、
年1.5%に変更されます。
8
Q-7)毎月積み立てる出資金の率は変更されますか?
A)38/1,000と現状を維持します。
職員が負担する出資金率も16/1,000と変更ありません。
ただし、現在の本俸上限36万円を、42万円まで増額します。
したがって、本俸が36万円を超える職員はそれぞれ出資金、
掛金額が増額となります。
「累積給付型」では、積み立てた金額に利息を付けますので、
払込額が大きいほど退職金も多くなります。
等級
標準本俸
月額
30
31
377,000
397,000
標準とされる本俸月額の範囲
会員負担
職員負担
出資金
掛金
合計
出資金
掛金
合計
380,000 円未満
400,000
〃
14,325
15,085
570
600
14,895
15,685
6,030
6,350
1,700
1,790
7,730
8,140
32
417,000
400,000
〃
420,000
(※)420,000円を超える場合は420,000円とみなします。
15,845
630
16,475
6,670
1,880
8,550
360,000 円以上
380,000
〃
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Q-8)今まで積み立てられた退職金はどうなるのでしょうか?
A)新制度に持ち込みます。
制度変更前日まで(平成30年3月31日)に加入した職員全員
の退職金額を計算し、新制度に持ち込む金額を確定させます。
(制度変更前日から遡って1年間の平均本俸)
×
(平成30年3月31日時点の加入期間による給付率)
÷
(割掛率)
※加入1年未満の職員も、制度移行時に限り退職金を月利で算出します。
※平成9年3月31日に加入14年6カ月以上であった職員については、
「特別慰労金」を加算した金額を割掛率で除して求めます。
10
Q-9)割掛率とは何ですか?
A)①新制度への「持込み金額」を確定する係数。
②退職時、給付対象期間に応じて退職金額を割増、
または割引く係数。以上、2つの場面で使用します。
給付対象期間
割掛率
○制度移行時○
0年
0.00
1
0.50
制度移行時に計算される退職金額と
2
0.50
3
0.60
4
0.70
出資金累計額(H30.3月まで払込済の
5
0.80
6
0.90
出資金)との差を埋め、制度における
7
1.00
8
1.00
不公平感を是正します。
9
1.01
10
1.01
○退職時○
11
1.02
12
1.02
13
1.03
加入期間9年以上の場合は算出された退
14
1.03
15
1.04
職金額に1〜5%の割増を、7年未満の場
16
1.04
17
1.05
合は、10〜50%割引を行います。
18年以上
1.05
※給付対象期間に1年未満の端数を生じた場合の割掛率は次による。
6箇月以上の端数を生じた場合は、切り上げた年数に応じた率
6箇月未満の端数を生じた場合は、切り捨てた年数に応じた率
11
Q-10)新制度では、どのように退職金を計算しますか?
A)制度移行後は2段階の計算方法で算出します。
①在職中は毎年度(4月1日)に前年度末元利合計額を計算します。
前々年度末元利合計額
×
1.015
+
前年度会員出資金年間拠出額
×
1.0075
このとき「前々年度末元利合計額」に乗ずる「1.015」が付利率1.5%に該当します。
「前年度会員出資金年間拠出額」に対する付利は、1年間フルに運用出来ないことから、
付利率1.5%の1/2、「1.0075(0.75%)」を付利します。
この計算は退職年度直前まで毎年行い、それぞれの加入職員の持ち分を管理します。
②退職時は退職月毎の付利率を用いて計算された額に、加入
期間毎の「割掛率」を乗じ支給額を決定します。
(前年度末元利合計額 × 付利率表① + 当年度会員出資金年間拠出額 × 付利率表②)
× 割掛率
12
表①
○退職時付利率と計算例○
■計算条件■
*制度移行時 在会20年(特別慰労金なし)
*平成29年度本俸 275,000円
*平成30年度本俸 277,750円
*平成31年度本俸 280,528円
*平成32年度本俸 283,333円
*退職日 平成32年9月30日
表②
退職月
前年度末会員出資金
元利合計額に乗ずる率
退職月
当年度末会員出資金
年間拠出額に乗ずる率
4月
1.0013
4月
1.0006
5月
1.0025
5月
1.0013
6月
1.0038
6月
1.0019
7月
1.0050
7月
1.0025
8月
1.0063
8月
1.0031
9月
1.0075
9月
1.0038
10月
1.0088
10月
1.0044
11月
1.0100
11月
1.0050
12月
1.0113
12月
1.0056
1月
1.0125
1月
1.0063
2月
1.0138
2月
1.0069
3月
1.0150
3月
1.0075
①移行時元利合計額
275,000円 × 7.4415 ÷ 1.05 → 1,948,972円 …(A)
②在職時当年度末元利合計額
平成30年度末(A)× 1.015 +(10,525円×12)× 1.0075 → 2,105,455円 …(B)
平成31年度末(B)× 1.015 +(11,285円×12)× 1.0075 → 2,273,473円 …(C)
③退職一時金額
((C)× 1.0075 +(11,285円×6)× 1.0038)× 1.05 →
2,476,420円
…(D)
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Q-11)自分の退職金額が知りたいのですが?
A) 共済会ホームページの「退職一時金に関する情報開示依頼書」
という様式に必要事項を記入いただきFAX下さい。法人担当
者を通じて照会いただいた場合はFAXにて、ご本人から直接照
会いただいた場合は郵送(ご自宅宛)にて回答いたします。
ただし、個人情報のため口頭での回答は致しかねます
なお、年度を跨ぐ先日付の退職金額については、退職予定年度
までの本俸月額が必要となります。
Q-12) 退職金額の早見表はあるのでしょうか?
A) 個々の持ち分、元利合計額が異なる「累積給付型」に変更と
なりますので、早見表は作成できません。
個々にお問合せください。
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