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R1ORCA_Y_Yのインストール

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R1ORCA_Y_Yのインストール
R1ORCA_Y_Yのインストール
1
事前準備
R1ORCA_Yのインストールの前に・・・
1)AR100/AR200のIPアドレスを変更し、ORCA主サーバから通信出来るように設定しておく。
2)AR100/AR200の印字がサーマル、リライトの何れの設定であるか確認しておく。
R1ORCA_Yの設定
2
1)ORCAの主サーバにログインします。
2)デスクトップ画面でGNOME端末を開き、suコマンドでrootユーザーになります。
~$ su
password:rootユーザーのパスワード
#
【Ubuntuの場合】
~$ sudo –i
pasword:ログインユーザーのパスワード
#
※コマンドラインの“~$”の表示が“#”に変わればrootユーザーです。
3)MOVE-R1ORCA_Y1.0_for_4.5.0.tgzを任意のディレクトリに保存する。
・ダウンロードする場合は、http://www.i-love-move.co.jp/orca.htmからダウンロードして、
ブラウザの機能や、cpコマンドなどで任意のディレクトリに保存してください。
・CD-ROMやUSBメモリからコピーして保存する場合は、mountコマンドでメディアをマウントして、
cpコマンドなどで任意のディレクトリに保存してください。
# cp マウントしたメディアやダウンロード場所/MOVE-R1ORCA_Y1.0_for_4.5.0.tgz 任意のディレクトリ/
4)cdコマンドで、MOVE-R1ORCA_Y1.0_for_4.5.0.tgzを保存したディレクトリに移動します。
# cd 任意のディレクトリ/
5)tarコマンドでtgzファイルを解凍する。
# tar xvzf MOVE-R1ORCA_Y1.0_for_4.5.0.tgz
これでR1ORCA_Yというディレクトリが作成されます。
6)各種設定ファイルなどを編集します。
# cd ./R1ORCA_Y/bin/
# gedit issuingcard-run.sh (説明1参照)
# gedit printstyle.txt (説明2参照)
# gedit printsetting.txt (説明3参照)
Hint!インストールを行うと、毎回このディレクトリにある設定ファイルがシステムに登録されます。
必ず最新の状態を、このディレクトリに保存してください。
説明1:issuingcard-run.shの編集
# gedit issuingcard-run.sh でファイルを開きます。
USERNAME=xxxxxxxxを、orcaに変更してください。それ以外は権限等の設定が困難です。
/usr/local/bin/issuingcardで始まるコマンド行のIPアドレス部分(0.0.0.0)
を、使用する機器の
IPアドレスに変更してください。
Hint! 初期状態ではテスト用となっています。この状態で機器との通信状況や印字位置を
確認してください。
説明2:printstyle.txtの編集
# gedit printstyle.txt でファイルを開きます。
・敬称”様”の印字、非印字の設定をします。
・生年月日の印字様式を設定します。
1)平成18年 7月14日
2)平成18/ 7/14
3)H18年 7月14日
4)H18/ 7/14
5)H18. 7.14
・性別の印字様式の設定をします。
”男”・”女”または”男性”・”女性”
・サーマル、リライト設定は、お使いになるAR100/AR200の設定に合わせて行ってください。
説明3:printsetting.txtの編集
# gedit printsetting.txt でファイルを開きます。
診察券のデザインに合わせ、各項目の印字位置、文字サイズを調整してください。
Hint! printsetting.txt の初期値は、AR100/AR200の印字範囲の最大値で設定してあります。
内容を控えておいてください。設定の参考になります。
また、“④インストールの確認”が終了するまで、issuingcard-run.sh、printstyle.txt、print
setting.txtを編集しないで初期値のままご利用いただく方法も有効です。
3
R1ORCA_Yのインストール
1)cdコマンドで、一つ上のディレクトリ(R1ORCA_Y/)に移動し、インストールを行う。
# cd ../
# sh orca_print_install.sh
【Ubuntuの場合】
# bash orca_print_install.sh
# /etc/init.d/jma-receipt restart
Hint! R1ORCA_Y.CBLをカストマイズした場合、ここでcobolディレクトリに保存します。プログラム
IDを変更した場合は、l
ddef
ディレクトリのbdファイルも修正する必要が有ります。
4
インストールの確認
1)AR100/AR200の電源を入れネットワークに接続していることを確認する。
# ping 000.000.000.000(
AR100/AR200に設定したIPアドレス)
◎接続されている場合
64 bytes from AR100/AR200のIPアドレス: icmp_sec=1 ttl=125 time=9.99 ms のような結果
が返されます。
[Ctrl] + [C]で終了してください。
◎接続に失敗している場合
From ゲートウェイのIPアドレス icmp_sec=1 Destination Host Unreachable のような結果が
返されます。
[Ctrl] + [C]で終了してください。
Hint!AR100/AR200の設定を見直してください。LANケーブルの接続を確認してください。
HUBなどのネットワーク機器の電源確認や再起動を行って、pingが通る状態にします。
2)インストールされたissuingcard-run.shをテスト状態で直接起動し、印字等の確認をします。
# cd /usr/local/bin/
# sudo –u orca sh issuingcard-run.sh
10秒程度経過後、AR100/AR200からピーピーピーと警告音が鳴ります。カードを挿入口にセット
すると、自動的に吸入され印字されます。およそ30秒~40秒で印刷が完了します。
60秒以上経過しても反応が無い場合、issuingcard-run.shの設定を見直します。
②R1ORCA_Yの設定 6)に戻り、issuingcard-run.shの設定を見直します。
③R1ORCA_Yのインストール を行います。
④インストールの確認 を行います。
正しく印字されるまで、②~④を繰り返します。
Hint!カードが吸入されても印字されない場合、印字位置が印字範囲外に設定された可能性が
あります。printsetting.txtの内容を初期値に戻し、テストしてみてください。
3)正しく印字できましたら、issuingcard-run.shの内容を、テスト状態から本番状態に変更します。
重要
評価版R1ORCA_Yをお使いの場合、漢字氏名が“ムーブ 太郎”に固定されています。
その場合でも、設定したissuingcard-run.sh、printstyle.txt、printsetting.txtの内容は製品版に引き
継がれます。 “ムーブ 太郎”のままで、印字位置の調整を行ってください。
5
日医標準レセプトソフトの設定
1)日医標準レセプトソフトを起動します
2)プログラムの登録
01 医事業務 → 91 マスター登録 → 101 システム管理マスタ
管理コード 9700 ユーザープログラム起動情報 へ進みます。
起動画面を患者登録(P02) 指示画面初期表示を1表示する
処理名・帳票名:任意。診察券発行など
実行スクリプト:allways/R1ORCA_Y.sh
プリンター名 :空白(診察券発行機なので設定はしないで下さい)
リスト
:1画面表示
ボタン
:チェック(実行する)
[F12 登録]を押して登録します。
6
日医標準レセプトソフトからの印字確認
1) 業務メニューに戻り、受付業務の12 登録へ進みます。
2)患者を呼び出し(新規登録し)、“U・P指示あり”に設定し、F12 登録を行うと、
診察券発行画面になります。
エンター数回又はF8 追加登録を行った後にF12 登録を行うと診察券が発行されます。
Hint! AR100/AR200が反応しない場合や正しく印字されない場合は、issuingcard-run.sh、
printstyle.txt、printsetting.txtの3ファイルを初期値に戻してテストします。
初期値の状態でテストした結果、AR100/AR200が無反応の場合、⑤日医標準レセプトソ
フトの設定 に誤りがある可能性があります。
テストデータが印刷された場合、issuingcard-run.sh、printstyle.rxr、printsetting.txtの何
れかに誤りがある可能性があります。
R1ORCA_Y.CBLをカストマイズした場合は、配布状態のR1ORCA_Y.CBLを利用してみ
てください。
総研のユーザー起動PGの仕様書がありますのでそちらも参照してください。
http://www.orca.med.or.jp/receipt/tec/dev/soft/pdf/2005-10-21-user_program.pdf
株式会社ムーブ
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