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C プログラミング入門 基幹7 (水5) 01: 講義概要 2016-04-06 1 講義担当・TA 望月義彦 基幹理工学部情報理工学科 助教 石川博研究室 専門分野:コンピュータビジョン TA 高木政徳 板摺貴大 中根滉稀 出欠の確認・授業の補助をして くれます。 彼らの業務は授業中だけなので、 終了後に引き止めないであげて ください。 2 [重要] 出席登録の方法 1. 授業中、TA が出席カードを配布 2. 授業中、望月がキーワードを提示 3. 各自、出席カードに書かれている期限内に CourseN@vi で以下の作業をする 1. この講義のページを開く 2. 当該回の「出欠未登録」をクリック 3. 以下の情報を入力 • 出席カードの出席コード (6桁) • キーワード 出席カードのQRコードを使って携帯端末から行 うことも可能 3 出席の取り扱いについて 授業開始後 10 分後 (16:40) 以降は欠席扱い 出席カードを渡しません ただし、希望すれば講義を受講することは可能 途中退室は欠席扱い 出席カードは回収 4 成績評価(予定) 以下の合計で評価 レポート2回の課題 毎回行う小テスト 原則 3分の2 以上の出席がなければ評価対象 としない 5 今日の内容 1. 理工 UNIX 利用申請 2. 概要 3. Linux 操作の練習 6 Linux 利用申請 1. Windows 起動 ユーザ名: 学籍番号 (CD付き9文字) パスワード: Waseda-net ポータルのもの 2. 理工系学生ページを開く 1. Waseda-net ポータルを開く 2. 「システム・サービス」→「理工系学生ページ」 3. 「各種システム」→「理工UNIXシステム」 →「利用設定」 4. 「Linux環境利用申請」で良く読んで同意 7 Linux へログイン 1. 再起動する 2. 起動時に CentOS を選択する 3. ログイン ユーザ名: 学籍番号 (CD付き9文字) パスワード: Waseda-net ポータルのもの 8 授業資料・演習課題サイト http://www-it.sci.waseda.ac.jp/teache rs/w483692/CPR1/ (ひと続きです) 授業資料を掲載します 授業中は常に開いておくこと 授業の開始時に URL を表示します ブックマークしておくのが望ましい 去年の資料もあるので、参考にしてください 9 目的・授業計画 全14回(+レポート提出) 目的:C 言語を理解し、自分のやりたいこと をコンピュータに行わせるプログラムを作成 できるようになること #include <stdio.h> int main(void) { printf("Hello, world.¥n"); return 0; } C 言語で書かれたプログラムソースの例 10 Cプログラミング プログラムを コンパイルす 書く る 実行する 直す 11 毎週、授業の後半は演習とします。 演習 12 ディレクトリ (directory) ファイルを格納す る単位 Windows では フォルダとも呼ぶ 階層構造がある ディレクトリの中 にディレクトリ 一番上がルート Linux Windows C:¥ / ルートディレクトリ 中身 /home 中身 /home/1WXXXX ホームディレクトリ ドライブ 中身 C:¥Users 中身 C:¥Users¥1WXX 13 ホームディレクトリ 自分のためのファイルを置くための場所 ユーザーディレクトリとかユーザーフォルダとも いう 他人のホームは基本的に見ることはできない デスクトップの「ファイル」アイコンをダブ ルクリックすると見ることができる ファイルやフォルダを見るためのソフトをファイ ルマネージャ(ファイラー)という Windows でいえば、エクスプローラのこと 14 演習用のディレクトリを作成する 演習を行うときにできるファイルを整理する ために、毎回ディレクトリを作成すること 1. ファイルマネージャでホームを開く 2. 右クリックして「新しいフォルダー」を選ぶ 3. 01 などの、授業の回数の名前を付ける 15 テキストエディタ テキストファイルを作成・編集するためのソ フトウェア テキストファイルとはメールのような単純な文字 列で構成されたもの ワープロのような複雑な文書は作れない プログラムはテキストファイルとして作る 何を使っても構わない 説明は CentOS に標準的に入っている GEdit と いうエディタで行います 16 テキストファイルの新規作成・編集 1. ファイルマネージャでフォルダを開く 2. 右クリックして、「新しいドキュメント」か ら「テキストファイル」を選ぶ 3. できたファイルに名前を付ける 4. ダブルクリック デフォルトでは GEdit が起動する 日本語入力は Ctrl+Space で切り替え可能 17 GEdit の設定変更 最初の設定では、一部困ることがあるので、 以下の設定は必ず行ってください。 フォントの変更 タブ幅の変更 18 文字を打つ練習 以下の文字が打てますか? / \ ¥ | & 縦棒、バー、パイプ アンパサンド、アンド スラッシュ バックスラッシュ ※環境によって円記号 として表示される : ; ^ ~ コロン セミコロン ハット チルダ ( ) [ ] ' " 角括弧、ブラ・ケット (シングル)クオート ダブルクオート # * _ アスタリスク、星 下線、アンダースコア 括弧、丸括弧、 パー・レン { } 中括弧、波括弧、 ブレース シャープ、井桁、 ハッシュ 19 端末エミュレータ (Terminal Emulator) ファイルマネージャとマウスを使わずコマン ドを打って作業するためのソフトウェア 初期のコンピュータはこれしかできませんでした C 言語でプログラムを作る際も使用します 通称:端末、プロンプト、ターミナル プロンプト [1X00B000@XXXX ~] $ █ ユーザ名 ホスト名 カレント ディレクトリ 20 カレントディレクトリ カレントディレクトリ(カレントフォルダ) コマンド操作の対象となるディレクトリ ホームは ~ (tilde) で表される 「フォルダの中のフォルダ」のような階層は / で 区切られて表現されている(後述) コマンド (Enter キーで実行する) ls 現在のディレクトリの一覧を表示 cd 指定したディレクトリにカレントディレク トリを変更 cat ファイルの中身を表示 21 端末の開き方 開きたいフォルダで右クリックして「端末を ここで開く」 カレントディレクトリがそのフォルダになる [1X00B000@XXXX ~/CPR1/01] $ █ メニューの中の端末エミュレータをクリック する ホームがカレントディレクトリになる [1X00B000@XXXX ~] $ █ 22 各種コマンド (実演) コマンドの例 動作 cd 01 01 というディレクトリに移動 ls カレントディレクトリのファイル一覧を表示 mv text.txt test.txt ファイル名を変更 mv text.txt .. ファイルを移動する (move) cp text.txt copy.txt ファイルのコピー (copy) rm copy.txt ファイルを削除 (remove) このような操作を覚えることはこの授業では 必須ではありません。 基本的にはファイルマネージャとマウスの操 作で問題ありません。 23 ファイルパス (1/2) コマンドにファイルを指定する書き方。ス ラッシュでディレクトリを区切る。 絶対パス(フルパス) /home/1XXXXX/CPR1/sample.txt スラッシュ(ルートディレクトリ)から始まる ホームディレクトリ ~/sample.txt ホームを表す省略記法 たとえば上の例のような絶対パスと同じ意味にな る 24 ファイルパス (2/2) 相対パス sample.txt (カレントディレクトリのファイル) ./sample.txt (同上) ../memo.txt (親ディレクトリのファイル) ../CPR2/memo.txt (親にある CPR2 の下の) 25