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基礎課程演習の授業内容(2017(平成29)年度授業計画

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基礎課程演習の授業内容(2017(平成29)年度授業計画
全学−6
授業科目名
/Course Title
基礎課程演習 1
副題/Subtitle
Digital Storytelling入門
担当者/Instructor
扶瀬 幹生
BD30-01
コード/Registration Code
開講学期/Semester
特記事項/Note
前期
副専攻/Minor
曜日時限/Class Period
単位/Credits
月5
対象学年/Eligibility
2
1年
Sophieにて人数制限(定員:19)
学習目標/Course objectives
Storytellingというと、かつては専門的storytellerが語ったり書いたりする文学的物語のことでしたが、現代においてstorytelling
というと、狭義の文学的物語の語りに限らず、たとえば映画、マーケティング、法律、医療ほか様々な領域で専門的に実践されている
「語りの技法」のことも指すようになっています。さらに言えば、ICTの発展と普及によって、「語りの技法」は、必ずしも閉ざされ
た領域の中に棲む専門家の特権的能力ではなく、むしろ「21世紀のリテラシー」を持つ人なら誰でも、どんなことについてでも実践
可能なことになってきています。
この現実を踏まえて、この授業では、特に皆さんのこれからの大学生としての勉学にも役に立つであろう「21世紀のリテラシー」
としての様々な情報コミュニケーション技術の基礎を身に付けます。
授業概要/Course description
この授業はメディア学習支援センターの教室を使い、毎回その日の課題について簡単な解説ないしディスカッションをした後、受講者
が個人ないしグループで制作課題に取り組むという実習中心の授業形態で行います。
実際の授業や課題の内容は受講者一人ひとりの関心やデジタルメディアを扱う技術レベルにあわせて柔軟に組み立てていきますが、
最終的には受講者それぞれの興味と能力に合った形で「授業計画」に挙げたDigital Storytellingの様々な構成要素についての知識や
実践的技術を一通り身に着けることにより、「21世紀のリテラシー」としての情報コミュニケーション技術の基本を固めることにな
ります。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)/Class schedule
1回.導入
2回.Traditional Storytelling vs. Digital Storytelling
3回.The Overall Purpose of the Story
4回.The Narrator’s Point of View
5回.A Dramatic Question or Questions
6回.The Choice of Content
7回.中間発表会(兼懇親会)
8回.Clarity of Voice
9回.Pacing of the Narrative
10回.Use of a Meaningful Audio Soundtrack
11回.Quality of the Images, Video & other Multimedia Elements
12回.Economy of the Story Detail
13回.Good Grammar and Language Usage
14回.作品発表会(兼懇親会)
15回.総括
テキスト・参考文献/Textbooks
【参考文献】 The University of Houston, <i>Educational Uses of Digital Storytelling</i>. Web. (「授業計画」に挙げた
Digital Storytellingの構成要素はこのウェブサイトから引用したものです)
授業時間外の学習(準備学習・復習等)/Out-of-Class Study Time
Approximately 4 hours each week to prepare the assignment and review it after class
その他、履修上の注事事項や特記事項/To be noted
・あらかじめ持っているデジタルメディアを扱う技術、英語力、知識・素養は問いません。いずれかについて自信がない人でも、何か
一つのことについて人並み以上のことができるという自信が持てるようになりたいという気持ちさえあれば、まったく心配はいりませ
ん。それぞれの人の得意とするさまざまな違った能力を出し合って教え合うと、有意義なクラスになりますので、そのようにお願いし
ます。
・毎回教室で作業できることは非常に限られています。あらかじめ準備しておくべき素材等は指示するようにしますので、時間を有効
に使ってください。
評価方法/Evaluation
毎回の課題への取り組み姿勢(80%)、発表(20%)
全学−6
授業科目名
/Course Title
基礎課程演習 2
副題/Subtitle
Identity and Cultural Awareness
担当者/Instructor
BUSHELL B.
BD30-02
コード/Registration Code
開講学期/Semester
特記事項/Note
前期
副専攻/Minor
曜日時限/Class Period
単位/Credits
水5
対象学年/Eligibility
2
1年
Sophieにて人数制限(定員:19)
学習目標/Course objectives
This course aims to:
1. introduce key factors that determine how personal identity is developed.
2. provide learning activities that help us to analyze our own identities, and the identities of others.
3. build and practice the four English language
授業概要/Course description
In this class we will consider how our identity and the identity of others are created. We will use various types of
social media, as well as readings and other materials to understand how culture, gender, family, social class, and race
determine identity. This class is taught in English and provides students with opportunities to build English language
skills, with a focus on speaking and listening.
授業計画(授業の形式、スケジュール等)/Class schedule
1.Class introduction
2.Identity: origins and culture
3.History, language, and identity
4.How family and community build identity
5.Role of gender
6.Role of media
7.Food and identity
8.Group presentations
9.Contemporary issues connected to identity: Islamophobia
10.Social media and the new era of identity
11.Introduction to the "storyline project"
12.Racial and ethnic identity
13.Identity issues for refugee and stateless populations
14.Individual project presentation: Storyline of your identity
15. Final paper read-around and review
テキスト・参考文献/Textbooks
【テキスト】 Course materials will be accessed on the class Moodle site
授業時間外の学習(準備学習・復習等)/Out-of-Class Study Time
Students will be required to spend at least 1 hour per week looking at various social media, reading short articles, and
answering questions in preparation for class discussion. In addition, preparation of two presentations will be required
during the semester.
その他、履修上の注事事項や特記事項/To be noted
English will be used in all classes, so please come to class with the aim to develop and use your English language
skills.
評価方法/Evaluation
Student evaluation will be based on the following:
1. Participation in class in English - 50%
2. Short written responses to class materials - 10%
3. Presentation 1 - 10%
4. Presentation 2 - 20%
5. Final paper - 10%
全学−6
授業科目名
/Course Title
基礎課程演習 3
副題/Subtitle
詩と映画
担当者/Instructor
山田 由紀
BD30-03
コード/Registration Code
開講学期/Semester
特記事項/Note
前期
副専攻/Minor
曜日時限/Class Period
単位/Credits
水5
対象学年/Eligibility
2
1年
Sophieにて人数制限(定員:19)
学習目標/Course objectives
映画のせりふ、映画の中で引用される詩に注目し、アメリカ文化・文学の面白さを知ることを目指します。詩と映画を題材に、作品の
背景を調べ、発表し、文章にまとめるなど、大学での学びに求められる主体性を養うことが目標です。
授業概要/Course description
映画の中では、しばしば詩が引用されます。詩の意味を知ることにより、映画のテーマをより深く理解することが可能になります。そ
して映画をきっかけに、詩を味わうこともできるでしょう。このクラスでは、アメリカの大学を舞台とした映画 <i>With Honors</i>
(1994年作品、邦題『きっと忘れない』)と、映画で引用されている詩人Walt Whitman(ウォルト・ホイットマン)との関係を考えた
いと思います。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)/Class schedule
1.オリエンテーション:授業の進め方について
2.図書館ガイダンス、図書館の利用方法について
3.発表に向けての準備、発表を聞く姿勢について
4.映画 <i>With Honors</i> (『きっと忘れない』)
5.登場人物それぞれの人生論について意見交換
6.Walt Whitman の詩集の意義を考える
7.アメリカ社会における詩人Whitman の位置づけとは
8.せりふの英語と詩の英語
9.Whitman の詩を読む
10."With Honors" という表現について
11.学期末レポートのテーマを相談・決定
12.レポートの書き方と資料の収集方法を確認
13.テーマの可能性:「アメリカの大学教育」「映画のメッセージ」「人生において大切なものは何か」
14.テーマの共有および意見交換
15.レポートの振り返り
テキスト・参考文献/Textbooks
【テキスト】 プリントを配布します。
【参考文献】 授業中に紹介します。
授業時間外の学習(準備学習・復習等)/Out-of-Class Study Time
配布されたプリントを授業前によく読んでくること。
授業後は内容を振り返り、自分のノートに考えや疑問を書きとめておくこと。
その他、履修上の注事事項や特記事項/To be noted
扱うトピックに関心を持ち、自ら考えることを大切にしましょう。自分の考えを発信するだけでなく、人の声に耳を傾けることも大事
です。積極的な授業参加を期待します。
評価方法/Evaluation
授業への取組み姿勢(30%)
提出物(20%)
発表(20%)
学期末レポート(30%)
全学−6
授業科目名
/Course Title
基礎課程演習 4
副題/Subtitle
はじめての第二言語学習理論
担当者/Instructor
金澤 洋子
BD30-04
コード/Registration Code
開講学期/Semester
特記事項/Note
前期
副専攻/Minor
曜日時限/Class Period
単位/Credits
水5
対象学年/Eligibility
2
1年
Sophieにて人数制限(定員:19)
学習目標/Course objectives
最新の第二言語習得理論について概観し、参加者は興味あるトピックを深めミニリサーチを行います。
授業概要/Course description
第二言語習得理論について概観し、参加者それぞれの英語の学習について考察、議論します。発表やディスカッションの場を多く設け
た参加型の授業です。毎回気づきや疑問点を書いてきてください。並行して、レポートの書き方などの基本的なアカデミック・スキル
も実践を交えながら段階的に学習します。学期中グループ・プレゼンテーション、レポート提出が各一回あります。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)/Class schedule
1.イントロダクション、自己紹介
2.第二言語習得研究とは何か
3.母語習得の理論
4.母語の第二言語への影響
5.第二言語習得研究:初期のモデル
6.第二言語学習の2つのアプローチ
7.第二言語習得研究と外国語教育
8.適性とパーソナリティー
9.動機付け
10.早期英語教育と臨界期仮説
11.第二言語習得の新しいアプローチ
12.プレゼンテーション1
13.プレゼンテーション2
14.プレゼンテーション3
15.レポート提出、まとめ
テキスト・参考文献/Textbooks
【テキスト】 はじめての第二言語習得論講義
授業時間外の学習(準備学習・復習等)/Out-of-Class Study Time
・毎週、指定された範囲をかならず読んでくること。
・毎週、3つほど質問を考えてくること。予習のときに質問を準備することで、ディスカッションに参加しやすくなります。
その他、履修上の注事事項や特記事項/To be noted
・基礎課程演習という科目の性格上、毎回出席を前提とします。
・やむを得ない事情で欠席する場合は、事前に連絡すること。
評価方法/Evaluation
授業への積極的参加と貢献(30%), グループ・プレゼンテーション(30%),
期末レポート(40%)により評価します。
全学−6
授業科目名
/Course Title
基礎課程演習 5
副題/Subtitle
日本の伝統行事
担当者/Instructor
深沢 了子
BD30-05
コード/Registration Code
開講学期/Semester
特記事項/Note
前期
副専攻/Minor
曜日時限/Class Period
単位/Credits
月5
対象学年/Eligibility
2
1年
Sophieにて人数制限(定員:19)
学習目標/Course objectives
大学における基本的な学習方法を身につける。具体的には、興味を持ったことについて、①情報を収集整理し、②自分の意見をまと
め、③他者にわかりやすく伝える、ということである。また、発表に対して、自分の意見や疑問を述べ、ディスカッションをする能力
を培う。さらに、討議の結果を踏まえてそれを文章化する表現力を養う。
授業概要/Course description
日本にはさまざまな伝統行事がある。それらはもともとどのような意味を持ち、どのように変化してきたのだろう。例えば、今と昔
の「節分」はどのように違うのだろうか。近所のお寺や神社では、どんな行事が行われているだろう。自分が参加したことのあるお祭
りは、いつから行われてきたのだろうか。授業では、一人一つ伝統行事を選び、行事の意味や変遷とその理由、自身の体験や地域差な
どについて報告してもらう。また、発表時の質問や議論を踏まえて、それをレポートとしてまとめる。
なお、本講義は全学共通カリキュラムマップでは「全学−6」に位置付けられている。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)/Class schedule
1.課題の内容説明・自己紹介
2.発表についての説明・テーマの選定
3.図書館ガイダンス(別の日に移動する可能性有)
4.発表のための準備作業
5.発表と質疑① 6.発表と質疑②
7.発表と質疑③
8.発表と質疑④
9.発表と質疑⑤
10.発表と質疑⑥
11.発表と質疑⑦
12.発表と質疑⑧・レポートの書き方
13.小レポートの執筆1
14.小レポートの添削1・執筆2
15.まとめ・小レポートの添削2
テキスト・参考文献/Textbooks
【テキスト】 なし。
【参考文献】 各種事典、歳時記など、必要に応じて紹介する。
授業時間外の学習(準備学習・復習等)/Out-of-Class Study Time
〔準備学習〕授業で扱う行事について、歳時記、年中行事事典などで事前調査をしておくこと。なお、調べた内容については授業時に
提出してもらう。
〔復習〕発表に際して指摘された事柄や質問に対して、再調査を行い、まとめておく。
その他、履修上の注事事項や特記事項/To be noted
自身の発表だけでなく、他者の発表についても下調べは必要。
評価方法/Evaluation
発表内容(40%)、レポート(40%)、提出物・質疑応答(20%)。
全学−6
授業科目名
/Course Title
基礎課程演習 6
副題/Subtitle
大学で学ぶということ・・小説の読み方を中心に
担当者/Instructor
川津 誠
BD30-06
コード/Registration Code
開講学期/Semester
特記事項/Note
前期
副専攻/Minor
曜日時限/Class Period
単位/Credits
月5
対象学年/Eligibility
2
1年
Sophieにて人数制限(定員:19)
学習目標/Course objectives
大学で学ぶということは、どういうことなのか。近代文学の読み方を素材にして、高校までと違うあり方を理解、イメージすることを
目指します。小説を読むという行為の中から、どのような問題点を見つけ出すか。それをどのように自分で処理できるか。調べ、考え
、答えを導く。そしてそれを他者の前で発表するために、どのように言語化すればよいか。大まかな方法を学びます。高校で演習をや
ったことのある人には同じ方法に見えるでしょうが、違います。その違いを考えてください。
授業概要/Course description
日本近代文学史に名を残す代表的な作家の短編作品の読解を、いかに自分の中で行ってゆけるか。満足すべき解釈を求めて、研究と発
表の方法を実践してみます。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)/Class schedule
1.導入・大学で学ぶこと
2.語ることの意味・自分を表現する1
3.語ることの意味・自分を表現する2
4.発表を巡るミーティング
5.発表の方法・講義(文学研究とは何か)
6.近代の短編小説を読む1(学生3人の発表)
7.近代の短編小説を読む2(学生3人の発表)
8.近代の短編小説を読む3(学生3人の発表)
9.近代の短編小説を読む4(学生3人の発表)
10.近代の短編小説を読む5(学生3人の発表)
11.近代の短編小説を読む6(学生3人の発表)
12.近代の短編小説を読む7(学生2人の発表)
13.文学を語るということを巡って
14.文学を読むことを巡って
15.総括
テキスト・参考文献/Textbooks
【テキスト】近代短編小説秀作選(光文社文庫)
授業時間外の学習(準備学習・復習等)/Out-of-Class Study Time
何より、作品をじっくり読んでおくこと。発表の時間開始までにすべてを読み(自分が担当したい作品を選ぶためでもあります)、授業
の前日には、該当作品を読み、自分なりの問題点を見出しておくことが必要です。時間はかかりますが、基本的な作業です。各授業後
は、読むこと、について考えながらあらためて扱った作品を読み返し、新しい読みの発見に努めること。
その他、履修上の注事事項や特記事項/To be noted
文学を、読むこと・考えること・調べること、は楽しい。そして、文学について、自分の考えを語ること・他者の考えを聞くこと、も
楽しい。それから、文学について、語り合うこと、はもっと楽しい。皆と文学を共有する時間を、積極的に楽しんでください。教師が
指示した問題の答えを探すことではなく、自分が対象とする作家作品の中から自分の楽しみを見出し、それについて語ること。その楽
しさこそが、大学で文学を学ぶ楽しさ、です。楽しもう、とする意思が何より求められます。
評価方法/Evaluation
発表50%、授業への対応50%(質疑)
全学−6
授業科目名
/Course Title
基礎課程演習 7
副題/Subtitle
古典文学読解の手ほどき
担当者/Instructor
青島 麻子
BD30-07
コード/Registration Code
開講学期/Semester
特記事項/Note
前期
副専攻/Minor
曜日時限/Class Period
単位/Credits
月5
対象学年/Eligibility
2
1年
Sophieにて人数制限(定員:19)
学習目標/Course objectives
自らが主体的に学ぶという姿勢、並びに大学での学びの基礎的なスキルを身につける。
とりわけ、適切な情報を調査する能力、情報をもとに自らの意見をまとめる能力、それらを正確に伝達する能力の3つの習得を目指す
。
併せて、日本古典文学作品の世界観について理解を深める。
授業概要/Course description
杉田圭『超訳百人一首 うた恋い。』1∼3の漫画を手がかりとして、古典文学の世界に親しむ。具体的には、登場人物の伝記ならび
に当該百人一首歌の詠歌事情を調査したり、漫画のエピソードのもととなった話を原文で購読したりする。
上記の作業結果については、各自でまとめて発表をし、それをもとに全員で議論をし、その成果をレポートにまとめる、などといった
作業を行う。
なお、本講義はカリキュラムマップでは「全学−6」に位置づけられている。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)/Class schedule
1.導入、自己紹介
2.大学での学びの概要
3.図書館ガイダンス
4.文献の調査方法
5.発表資料の作り方とディスカッションの方法
6.発表と質疑①在原業平
7.発表と質疑②小野小町とその周辺
8.発表と質疑③藤原義孝・行成親子
9.発表と質疑④中関白家の人々
10.発表と質疑⑤紫式部
11.発表と質疑⑥藤原道雅と当子内親王
12.レポートの書き方
13.レポートの執筆
14.レポートの講評
15.全体のまとめ
テキスト・参考文献/Textbooks
【テキスト】
プリントを配付する。
【参考文献】
杉田圭『超訳百人一首 うた恋い。』1∼3(メディアファクトリー)
その他、授業中に適宜紹介する。
授業時間外の学習(準備学習・復習等)/Out-of-Class Study Time
【準備学習】 発表準備・レポート執筆にあたっては、十分時間をかけて資料を集め、分かりやすく伝えられるよう、試行錯誤すること。
この作業を通じて、図書館を使いこなせるようになってほしい。
【復習】
教員や発表担当者が作成したレジュメをきちんと整理し、再度読み込んでおくこと。
その際生じた疑問点はそのままにせず、自身で調査したり、教員や発表担当者等に質問したりして解決すること。
その他、履修上の注事事項や特記事項/To be noted
受講にあたって古典文法や文学史などの知識は問わない。初学者にも親しみやすいよう、漫画を導入とする。ただし、漫画はあくまで
古典世界へ分け入るきっかけに過ぎない。古典本文との比較を通じて、文学研究の一端に触れてほしい。
なお、最低でも1人1回は研究発表やレポートを課すが、その他にも小課題やリアクションペーパーの提出をほぼ毎回求める。以上の
実践的作業を通じて、理解の定着をはかるとともに、主体的に学ぶ姿勢を身につけてほしい。
評価方法/Evaluation
発表・レポートの内容50%、リアクションペーパーを含めた毎回の授業参加の態度50%で評価する。
全学−6
授業科目名
/Course Title
基礎課程演習 8
副題/Subtitle
ハプスブルク帝国の歴史
担当者/Instructor
桑名 映子
BD30-08
コード/Registration Code
開講学期/Semester
特記事項/Note
前期
副専攻/Minor
曜日時限/Class Period
単位/Credits
水5
対象学年/Eligibility
2
1年
Sophieにて人数制限(定員:19)
学習目標/Course objectives
比較的平易な歴史書を読んでその内容をまとめ発表し、レポートを執筆する能力を養う。
授業概要/Course description
ハプスブルク帝国に関する歴史書を読む。毎週担当者を決めてプレゼンテーションをしてもらい、質疑応答のあと、発表内容について
全員で話し合う。発表者は担当した部分をレポートにまとめて提出する。
補助教材としてハプスブルク帝国の歴史を描いたドキュメンタリー映画を使用する。ハプスブルク帝国の食文化を理解するため、ウィ
ーン料理を味わう機会も設ける予定である。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)/Class schedule
1.イントロダクション(授業の説明と発表担当週決定)
2.図書・情報検索実習
3.発表と討論① ハプスブルク帝国とは
4.発表と討論② ハプスブルク家
5.発表と討論③ カール5世と世界帝国
6.発表と討論④ オスマン帝国との闘い
7.発表と討論⑤ バロック文化
8.発表と討論⑥ マリア・テレジア
9.ウィーン料理試食会(予定)
10.発表と討論⑦ フランス革命とウィーン会議
11.発表と討論⑧ イタリアとドイツの統一
12.発表と討論⑨ 多民族帝国ハプスブルク
13.発表と討論⑩ 帝都ウィーンの繁栄
14.発表と討論⑪ 世紀末ウィーン文化
15.授業内容のまとめ
テキスト・参考文献/Textbooks
【テキスト】 加藤雅彦『ハプスブルク帝国』河出文庫、2006年
【参考文献】 江村洋『ハプスブルク家』講談社現代新書、1990年
その他、授業の際に必要に応じて紹介する。
授業時間外の学習(準備学習・復習等)/Out-of-Class Study Time
〔準備学習〕発表者はテキストの内容をプリントにまとめ、発表の練習をしておく。発表者以外の人は、その週の授業で取り上げる章
を事前に読み、質問を準備しておく。
〔復習〕授業中に配布されたプリントを参考にしながらテキストを読み返し、考えたことを書いて次の授業の際に提出する。
その他、履修上の注事事項や特記事項/To be noted
ハプスブルク帝国に興味のある人はもちろん、ヨーロッパの歴史について学んでみたいと思う人なら誰でも歓迎します。
評価方法/Evaluation
平常点(20%)、学期末のレポート(40%)、テキストに関する発表および討論への参加(40%)で評価する。
全学−6
授業科目名
/Course Title
基礎課程演習 9
副題/Subtitle
パレスチナ問題から中東の歴史を考える
担当者/Instructor
山口 昭彦
BD30-09
コード/Registration Code
開講学期/Semester
特記事項/Note
前期
副専攻/Minor
曜日時限/Class Period
単位/Credits
水5
対象学年/Eligibility
2
1年
Sophieにて人数制限(定員:19)
学習目標/Course objectives
この授業は二つの目標を掲げています。ひとつは、「中東」という普段あまりなじみのない(しかし、歴史的にも、現在の世界情勢
においてもきわめて重要な)地域を取り上げ、その歴史と現状を検討する中で、「現在」を歴史的な観点から見ることが、いかに大切
かを理解することです。もう一つは、口頭発表の準備などを通じて、学術的な文献の読み方、口頭発表の仕方、論理的な文章の書き方
などの基礎を学ぶことです。
授業概要/Course description
現在の中東はさまざまな問題を抱えていますが、それらを理解し、その解決を目指すためには、この地域が過去100年に経験してき
た「苦難の」歴史をあらためて振り返る必要があります。この授業では、パレスチナ問題に関する平易な文献を輪読することで、現代
中東の諸問題を歴史的な背景を踏まえながら考えます。
テキストの講読にあたっては、分担者を決めて内容を発表してもらい、それについて質疑・討論します。映像資料などもできるだけ
使う予定です。出席者の都合が合えば、モスク(イスラム寺院)などの訪問もしてみたいと思います。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)/Class schedule
1.演習の進め方の説明
2.図書館の使い方
3.第1章:「パレスチナという地域とその宗教と言語」の内容紹介と質疑応答
4.第2章:「ユダヤ教から見たキリスト教と反ユダヤ主義の起源」の内容紹介と質疑応答
5.第3章:「イスラームから見たユダヤ教とキリスト教」の内容紹介と質疑応答
6.第4章:「ヨーロッパ対イスラーム」の内容紹介と質疑応答
7.第5章:「オスマン帝国と東方問題」の内容紹介と質疑応答
8.パレスチナ問題に関わる映画の鑑賞
9.レポートの書き方についての解説
10.第6章:「帝国主義時代の宗教、民族、人種」の内容紹介と質疑応答
11.第7章:「第一次世界大戦とパレスチナ委任統治」の内容紹介と質疑応答
12.第8章:「第二次世界大戦と国連パレスチナ分割決議案」の内容紹介と質疑応答
13.第9章:「イスラエル国家建設とナクバ」の内容紹介と質疑応答
14.第10章:「アラブ・イスラエル紛争の展開」の内容紹介と質疑応答
15.全体のまとめ
テキスト・参考文献/Textbooks
【テキスト】 臼杵陽『世界史のなかのパレスチナ問題』(講談社現代新書)、講談社、2013年
【参考文献】 授業中に紹介します。
授業時間外の学習(準備学習・復習等)/Out-of-Class Study Time
[準備学習]
テキストを必ず熟読してから、授業に参加してください。とくに、疑問点など、気になった箇所をメモしておいて、授業の際に積極的
に発言してください。
[復習]
毎回の授業の後、テキストの該当箇所をもう一度読み直して、理解を深めるといいでしょう。
その他、履修上の注事事項や特記事項/To be noted
普段から国際政治、特に中東に関わるニュースを積極的にフォローし、その歴史的な背景を考える癖を付けるといいでしょう。
評価方法/Evaluation
口頭発表と質疑応答への参加(60%)、課題(レポート)の提出(40%)によって評価します。
全学−6
授業科目名
/Course Title
基礎課程演習 10
副題/Subtitle
日本の国宝について調べる
担当者/Instructor
佐々木 恵介
BD30-10
コード/Registration Code
開講学期/Semester
特記事項/Note
前期
副専攻/Minor
曜日時限/Class Period
単位/Credits
水5
対象学年/Eligibility
2
1年
Sophieにて人数制限(定員:19)
学習目標/Course objectives
国宝についてさまざまな角度から調査することを通じて、日本の文化・歴史への興味を深めるとともに、調査と発表の方法の基礎を習
得する。
授業概要/Course description
国宝に指定されている美術品・建造物等は、美術的価値だけでなく、歴史的にも重要な価値・意義を持っている。この演習では、参加
者が興味のある国宝を1つ選び、それらの特徴や、それらが作られた歴史的背景などについて調査し、報告してもらい、そのうえで質
疑・討論を行う。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)/Class schedule
1.国宝の概要と演習の進め方の説明
2.調査・報告の方法についての説明①
3.調査・報告の方法についての説明②
4.図書館の利用方法
5.国宝についての参加者の報告と質疑①
6.国宝についての参加者の報告と質疑②
7.国宝についての参加者の報告と質疑③
8.国宝についての参加者の報告と質疑④
9.国宝についての参加者の報告と質疑⑤
10.国宝についての参加者の報告と質疑⑥
11.国宝についての参加者の報告と質疑⑦
12.国宝についての参加者の報告と質疑⑧
13.国宝についての参加者の報告と質疑⑨
14.国宝についての参加者の報告と質疑⑩
15.まとめと次年度の進路について
テキスト・参考文献/Textbooks
【テキスト】 とくになし。
【参考文献】 『国宝大事典』(全5冊、講談社)
『国宝・重要文化財大全』(全13冊、毎日新聞社)
授業時間外の学習(準備学習・復習等)/Out-of-Class Study Time
楽しみながら大学での勉強の方法を学んでください。また、発表の準備には充分時間をかけること。また、発表の際に担当教員が示し
た参考文献も読み、レポートの作成に役立ててください。
その他、履修上の注事事項や特記事項/To be noted
発表は、紙で資料を作成しても、パワーポイントでスライドを作成しても、どちらでもかまいません。発表にあたってわからない点は
、遠慮なく担当教員に尋ねてください。
評価方法/Evaluation
報告とそれに関する質疑(60%)。発表後に提出するレポート(40%)。
全学−6
授業科目名
/Course Title
基礎課程演習 11
副題/Subtitle
歴史物語と歴史学−源義経をめぐって−
担当者/Instructor
石原 比伊呂
BD30-11
コード/Registration Code
開講学期/Semester
特記事項/Note
前期
副専攻/Minor
曜日時限/Class Period
単位/Credits
木5
対象学年/Eligibility
2
1年
Sophieにて人数制限(定員:19)
学習目標/Course objectives
大河ドラマや戦国武将が登場するゲームは、いわば「娯楽」としての歴史です。当然のことながら、大学で接する「学問」としての歴
史(学)とは似て非なる部分もあります。この演習では、「娯楽」と「学問」という歴史の二面性を学ぶことで、よりいっそう歴史を
「娯楽」として楽しめるようになることを目指します。また、それとともに、歴史を「学問」として堪能するためのガイダンスになる
よう指導していきたいと思います。
授業概要/Course description
「学問」としての歴史学は「記録」「古文書」「編纂物」といった史料を参照としながら史実を確定していきます。それら史料は、や
やもすれば無味乾燥で難解に感じるものです。
一方、「娯楽」としての歴史を楽しむ歴史作品においては、主に江戸時代など、実際に出来事が起きたときよりも後の時代になってか
ら作成された歴史物語などを題材に作成されています。
当然、学問に用いる【史料】と後世の【歴史物語】とでは、信憑性という部分で、大きな相違があります。本演習では、源義経を素材
に、【史料】と【歴史物語】を読み比べることにより、史実がいかにフィクションとされていくかについて実感してもらいたいと思い
ます。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)/Class schedule
1.ガイダンス
2.歴史マンガにおける義経
3.歴史小説における義経
4.『義経記』における義経①
5.『義経記』における義経②
6.『義経記』における義経③
7.『義経記』における義経④
8.『義経記』における義経⑤
9.『義経記』における義経⑥
10.『義経記』における義経⑦
11.『平家物語』における義経
12.鎌倉時代の編纂物における義経①
13.鎌倉時代の編纂物における義経②
14.貴族の日記における義経
15.半期の授業を振り返る
テキスト・参考文献/Textbooks
【テキスト】 プリントを配布します。
【参考文献】 授業中に適宜紹介しますが、源平合戦に関する作品ならば、なんでも役に立ちます。
授業時間外の学習(準備学習・復習等)/Out-of-Class Study Time
基本的には史学的な内容ですが、どちらかというと、高校における「日本史」より「古文」「漢文」に近い授業となりますので、不安
のある学生は高校の教科書や参考書などを復習しておいてください。
その他、履修上の注事事項や特記事項/To be noted
評価方法/Evaluation
授業態度(40%)とレポート(60%)を総合して評価します。
全学−6
授業科目名
/Course Title
基礎課程演習 12
副題/Subtitle
東京の人類学ーフィールドワークを体験しよう
担当者/Instructor
石井 洋子
BD30-12
コード/Registration Code
開講学期/Semester
特記事項/Note
前期
副専攻/Minor
曜日時限/Class Period
単位/Credits
水5
対象学年/Eligibility
2
1年
Sophieにて人数制限(定員:19)
学習目標/Course objectives
大学での大切な学びの一つは、「書を持ってフィールドワークへでかける」ことです。文化人類学を基礎としたこの授業では、現場
主義をモットーとして自分たちの足で出かけ、自分たちの目と耳で発見し、仲間とのディスカッションを経てレポートを書くという社
会調査の方法を体験します。学舎近郊の東京2∼3箇所を舞台として、その歴史や成り立ちを綿密に調べた上で、現代社会の仕組みを
具体的に知る事を目的とします。
授業概要/Course description
授業の前半期では、フィールドワークに関する知識、文献研究やプレゼンの方法(レジメの作り方、パワーポイントの使い方等)、
レポートの書き方、ディスカッションなど基礎的な学問手法について学びます。後半期では、東京の人類学(フィールドワークとディ
スカッション)を実施します。なお、フィールドワークの場所は話し合いによって決めます。なお、本講義は全学共通カリキュラムマ
ップの「全学ー6」に位置づけられている。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)/Class schedule
1.自己紹介、フィールドの選定、グループ分けなど
2.大学授業の作法①:文献調査の手法を学ぶ(図書館ツアー)
3.大学授業の作法②:各種資料調査の方法論1
4.大学授業の作法③:各種資料調査の方法論2
5.大学授業の作法④:プレゼンテーションの方法
6.大学授業の作法⑤:レジメ・レポートの書き方
7.フィールドワークの準備・調査①
8.フィールドワークの準備・調査②
9.第一回フィールドワークの実施
10.事後プレゼンテーション、フィールドワークの準備・調査③
11.第二回フィールドワークの実施
12.事後プレゼンテーション、フィールドワークの準備・調査④
13.第三回フィールドワークの実施
14.事後プレゼンテーション
15.まとめ、レポート提出
テキスト・参考文献/Textbooks
テキストはなし。
参考文献は、必要に応じて授業中紹介する。
授業時間外の学習(準備学習・復習等)/Out-of-Class Study Time
[準備学習]
発表のための文献・資料の探索、PPTの作成など、受講生同士が協力しながら授業の準備を進めることになります。事前の共同作業
に相当程度時間をかけることになります。
[復習]
毎回、授業で知りえた新たな知識を理解するための資料整理やメモの整理、および授業の振り返りを必ずして下さい。
その他、履修上の注事事項や特記事項/To be noted
幾つかのフィールドワーク候補地から、興味あるテーマを選び、皆で訪れます。ジェネレクノない日の水曜4限から歩き始めたり、
授業時間をオーバーする事もあります(負担過多にならないように調整します)。第一候補として、6月28日、7月12日、7月19日の3
回のフィールドワークを考えていますので、念頭に置いて下さい。
フットワークが良く、創造力溢れる人が集まって欲しい。なお、フィールドワークに関わる実費(交通費や入館料など)は自己負担
となります。
評価方法/Evaluation
発表(50%)、レポート(30%)、ディスカッションへの参加などの平常点(20%)により、総合的に評価します。
全学−6
授業科目名
/Course Title
基礎課程演習 13
副題/Subtitle
社会現象と人々の心理
担当者/Instructor
菅原 健介
BD30-13
コード/Registration Code
開講学期/Semester
特記事項/Note
前期
副専攻/Minor
曜日時限/Class Period
単位/Credits
木5
対象学年/Eligibility
2
1年
Sophieにて人数制限(定員:19)
学習目標/Course objectives
この授業では現代社会の課題や文化的潮流に関する分析を通して、大学における学習の基礎的スキルを学ぶ。特に、自らの興味に基づ
き課題を設定し、情報を収集・分析し、資料を作成してプレゼンテーションするという一連の過程を体験的に学ぶ。
授業概要/Course description
現代社会を特徴づけている様々な出来事を例に、私たちがどのような課題を抱え、どう対応していけばよいのか、心理学の視点から考
えていく。受講生は順番にレポーター役となり、時事問題、流行現象、災害、インターネット、若者の文化などから一つテーマを見つ
け、資料を収集し、自身の視点から整理して問題提起を行う。それを基にして、全員でディスカッションを進めていく。また、各回、
テーマを定め、大学での学習についてアドバイスする時間を設ける。なお、本講義は全学共通カリキュラムマップの「全学−6」に位
置付けられる。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)/Class schedule
1.ガイダンス: 課題の説明、自己紹介等
2.図書館ガイダンス
3.レジュメの作成方法、プレゼンの基礎
4.プレゼンテーションとディスカッション(1) 見やすいレジュメの工夫
5.プレゼンテーションとディスカッション(2) ネットを利用した情報収集
6.プレゼンテーションとディスカッション(3) 課題、テーマの選び方
7.プレゼンテーションとディスカッション(4) 課題、テーマの絞り方
8.プレゼンテーションとディスカッション(5) 統計資料の活用
9.中間まとめ
10.プレゼンテーションとディスカッション(6) プレゼンテーションシートの工夫
11.プレゼンテーションとディスカッション(7) プレゼンテーションの仕方の工夫
12.プレゼンテーションとディスカッション(8) 議論を促すための工夫
13.プレゼンテーションとディスカッション(9) 効果的な質疑応答のあり方
14.プレゼンテーションとディスカッション(10) 学修過程におけるプレゼンテーションの効用
15.まとめ
テキスト・参考文献/Textbooks
【テキスト】 特に定めない。授業時に資料を配布する。
【参考文献】 適宜紹介する
授業時間外の学習(準備学習・復習等)/Out-of-Class Study Time
プレゼンテーションに備えて情報収集、資料作成などを進めておく。また、全体のディスカッションに参加するため、平素より社会的
出来事への知識、関心を深めておくこと。
その他、履修上の注事事項や特記事項/To be noted
受講生の積極的な取り組みによって、楽しく知的に盛り上がれる時間を作ることが何よりも求められる。各授業で2名ずつがプレゼン
を行うが、そのための準備が必要となる。テーマを選定する際、できるだけ自分にとっても、また、他の受講生にとっても未知の題材
、領域にチャレンジして知識を広げてほしい。また、聴衆を飽きさせない、興味を持たせるプレゼンの工夫が求められる。プレゼン後
のディスカッションには全員が積極的に参加すること。それぞれの学生の自由な、そして独自の視点からの意見によって授業を盛り上
げ、モノを考える際の視野を広げていきたい。
評価方法/Evaluation
プレゼンテーション・質疑応答(50%)、平常点(50%)
全学−6
授業科目名
/Course Title
基礎課程演習 14
副題/Subtitle
昭和時代と現代の社会・文化・生活・価値観を比較する
担当者/Instructor
高木 秀明
BD30-14
コード/Registration Code
開講学期/Semester
特記事項/Note
前期
副専攻/Minor
曜日時限/Class Period
単位/Credits
木5
対象学年/Eligibility
2
1年
Sophieにて人数制限(定員:19)
学習目標/Course objectives
人間の発達や人格形成に及ぼす時代環境の影響を理解することを目標とする。
授業概要/Course description
大学での学び方や情報の収集・整理の仕方を学んだ上で、人間の発達や人格形成に及ぼす時代環境の影響を理解するために、昭和時代
と現代の社会・文化・生活・価値観を調べて比較し、発表する。なお、本演習は全学共通カリキュラムマップでは「全学−6」に位置
づけられている。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)/Class schedule
1.オリエンテーション
2.図書館ガイダンス
3.大学での学問1
4.大学での学問2 5.昭和時代と現代の社会・文化・生活・価値観の比較
6.研究発表と討論1
7.研究発表と討論2
8.研究発表と討論3
9.研究発表と討論4
10.中間振り返り
11.研究発表と討論5
12.研究発表と討論6
13.研究発表と討論7
14.研究発表と討論8
15.まとめ
テキスト・参考文献/Textbooks
【テキスト】 佐藤望・他(著)『アカデミック・スキルズ(第2版)−大学生のための知的技法入門』慶応義塾大学出版会
【参考文献】 河野哲也(著)『レポート・論文の書き方入門(第3版)』慶應義塾大学出版会
授業時間外の学習(準備学習・復習等)/Out-of-Class Study Time
文献やインターネット等を用いて昭和時代と現代の社会・文化・生活・価値観を調べて比較・整理し、発表の準備をする。
その他、履修上の注事事項や特記事項/To be noted
原則として、欠席は認めない。
評価方法/Evaluation
レポート(30%)、発表(30%)、討論への参加(20%)、平常点(20%)で評価する。
全学−6
授業科目名
/Course Title
基礎課程演習 15
副題/Subtitle
グローバル・リーダーシップ論
担当者/Instructor
古川 純子
BD30-15
コード/Registration Code
開講学期/Semester
特記事項/Note
前期
副専攻/Minor
曜日時限/Class Period
単位/Credits
水5
対象学年/Eligibility
2
1年
Sophieにて人数制限(定員:19)
学習目標/Course objectives
この授業では、高校生から大学生になることを目指します。大学からの学びでは,自ら問いを立ててそれを探求し、能動的な学習を行
います。この授業では、大学での学習と研究に必要な基本的姿勢や技術を学びます。研究テーマをどうやって探し、文献や情報のどう
集め、ディスカッションをし、自分の研究をプレゼンテーションし,ゼミを運営して,レポートや論文の書き方を学び、実際に執筆す
ることを目標とします。
授業概要/Course description
世界にはひとびとを導いた偉大なリーダーがたくさんおられます。その中で、ネルソン・マンデラ,ダライ・ラマ,グロ・ブルントラ
ント,マザー・テレサ,ムハマド・ユヌスに光をあて、それぞれに自分の持ち場で,自分の使命を果たし、世界をより良き方向へ導い
た生き方から、「リーダーとは何か」を、一緒に考えていきましょう。その過程で、上記の学習目標を習得します。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)/Class schedule
1.授業イントロダクション、ゼミの進め方を学ぶ。自己紹介。発表の割り当てを決める
2.大学の勉強、研究をするとはどういうことか。論文の書きかたを講義する
3.図書館ガイダンス
4.DVD『インビクタス』を観る。ディスカッションのしかたを学ぶ
5.DVD『インビクタス』のつづきを観る。グループ研究の方向性を理解する
6.ネルソン・マンデラ:発表1 ディスカッション
7.ネルソン・マンデラ:発表2 ディスカッション
8.ダライ・ラマ:発表1 ディスカッション
9.ダライ・ラマ:発表2 ディスカッション
10.グロ・ブルントラント:発表1 ディスカッション
11.グロ・ブルントラント:発表2 ディスカッション
12.マザー・テレサ:発表1 ディスカッション
13.マザー・テレサ:発表2 ディスカッション
14.ムハマド・ユヌス:発表1 ディスカッション
15.ムハマド・ユヌス:発表2 ディスカッション
テキスト・参考文献/Textbooks
【テキスト】 石黒圭『この1冊できちんとかける!論文・レポートの基本』日本実業出版社、2012。 ¥1512 ISBN-13: 9784534049278。 授業中に適宜プリントを配布します。
【参考文献】 グループ研究に必要な文献や参考資料については、授業中に紹介します。
授業時間外の学習(準備学習・復習等)/Out-of-Class Study Time
グループ研究、発表のための準備、最終レポートの執筆などを行います。
その他、履修上の注事事項や特記事項/To be noted
大学での学習は、積極的な姿勢が必要とされます。クラスメートと力を合わせて協力しつつ、能動的に参加してください。仲間が自分
の発表に興味を持ってくれることはとても励みになります。したがって、正当な理由のない欠席、とくに無断欠席は、仲間にたいして
失礼になるのでしてはいけません。
評価方法/Evaluation
出席、プレゼンテーションやゼミへの積極的参加態度などの平常点(50%)と、レポート(50%)の総合評価。レポートの課題は、①
各自発表部分の研究成果報告と、②他の人の発表や自分の研究を通して学んだこと、です。
全学−6
授業科目名
/Course Title
基礎課程演習 16
副題/Subtitle
グローバル化のもたらすさまざまな変化を考える
担当者/Instructor
松浦 聖子
BD30-16
コード/Registration Code
開講学期/Semester
特記事項/Note
前期
副専攻/Minor
曜日時限/Class Period
単位/Credits
月5
対象学年/Eligibility
2
1年
Sophieにて人数制限(定員:19)
学習目標/Course objectives
21世紀の国際社会は、社会的にも文化的にも様々な変化にさらされ、課題を抱えています。この授業では、「国際化」の先にある「グ
ローバル化」のもたらす変化について考えることにより、国際社会を理解するための基礎知識を習得し、大学生としての情報収集力、
分析力、思考力、発信力を鍛えることを目標とします。
授業概要/Course description
題材としての①「グローバル化」に対する理解を深めながら、②大学での学びの基礎的技法を習得します。①については、グローバル
化に関する断片的な情報やイメージがもたらす既成概念を修正しながら基礎的知識を習得します。②については、「情報収集の仕方」
「レジュメの作り方」「発表の仕方」「レポートの書き方」などのスタディスキルを習得することを目指します。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)/Class schedule
1.この授業の視座/授業方針/受講生による自己紹介/担当スケジュール決定 2.グローバル化とは(1)
①グローバル化をめぐる様々な論争 ②文化、社会、生活に対する影響
3.グローバル化とは(2)
③我が国に対する影響 ④国際社会に対する影響
4.スタディスキル(1)ミニレポートを書く
①レポートとは ②レポート作成の手順 ③レポートを書く
5.スタディスキル(2)レジュメを作る
①レジュメとは ②レジュメ作成の手順 ③レジュメを作成する
6.情報の検索と図書館利用のガイダンス
7.スタディスキル(3)スライド使用のプレゼンテーション
①スライド作成の基本 ②効果的なスライド作成 ③プレゼンテーションのコツ
8.「グローバル化と文化」 プレゼンテーションとディスカッション
9.「グローバル化と社会」 プレゼンテーションとディスカッション
10.「グローバル化と生活」 プレゼンテーションとディスカッション
11.「グローバル化と法」 プレゼンテーションとディスカッション
12.「グローバル化と仕事」 プレゼンテーションとディスカッション
13.「グローバル化と家族」 プレゼンテーションとディスカッション
14.スタディスキル(4)ディベート
①準備 ②グループワーク ③グループ対抗ディベート
15.スタディスキル(5)自分の考えをまとめる
①レポート ②レジュメ ③プレゼンテーション
テキスト・参考文献/Textbooks
【テキスト】 J・Cボルバラン他著 杉原昌昭訳『グローバリゼーションの基礎知識』作品社
【参考文献】 授業内で紹介します。
授業時間外の学習(準備学習・復習等)/Out-of-Class Study Time
毎回、テキストの該当箇所を予習し、授業内でのディスカッションに備えてください。授業で配布される復習用の資料を読み、自分の
考えをまとめ、レポート作成につなげます。
その他、履修上の注事事項や特記事項/To be noted
授業は段階的に進んでいきますので、予習スケジュール、提出物のスケジュール、発表スケジュールを必ず守ってください。
発表担当者は、レジュメを全員分印刷して配布しますので、余裕をもって準備して下さい
評価方法/Evaluation
平常点(50%)、発表内容および討議等授業への参加姿勢(30%)、レポート(20%)により評価します。
全学−6
授業科目名
/Course Title
基礎課程演習 17
副題/Subtitle
文化的アイデンティティーの発見
担当者/Instructor
岡橋 純子
BD30-17
コード/Registration Code
開講学期/Semester
特記事項/Note
前期
副専攻/Minor
曜日時限/Class Period
単位/Credits
水5
対象学年/Eligibility
2
1年
Sophieにて人数制限(定員:19)
学習目標/Course objectives
大学での学習・研究活動に求められる主体的な姿勢・意欲・積極性を養う。「文章等による表現力」「発表の力」「調査・情報収集の
力」の3つの力を強化する。知的興味・関心を喚起し、視野を拡大する。自分の関心事項やテーマを探し、選択する訓練を行う。文化
的アイデンティティーについて多角的に考察する能力を高める。あらゆる問いが「学問」となり繋がっていることを認識し、包括的な
思考力と理解力を養う。国際的な視野を広げつつ自己のまわりを見つめ、抽象的な概念と具体的な事象の連関性に気づく力を養う。グ
ループワークの難しさと楽しさを経験し、協調や役割分担といった重要な協働姿勢を学ぶ。コミュニケーション、特に発信することの
能力の向上を図る。
授業概要/Course description
1930年代にドイツから来日した外国人建築家の視点で日本の風土と文化遺産について記述された文献を用い、国際社会の中の日本を考
える上で重要な基礎となる日本文化と日本美についての考察の方法を学ぶ。演習の形式は、講義、文献購読、グループ調査(課題)、グ
ループ発表、各発表後のグループ・レポート作成で構成される。皆で協力しながら調査をおこない、その内容を明確に伝え、共有する
ための発信・表現方法を模索する。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)/Class schedule
1.文化、異文化、アイデンティティーとは何かを考える
2.講義: ブルーノ・タウトについて
3.大学図書館ガイダンス(日にちは変更となる可能性あり)
4.タウト『日本美の再発見』についてのディスカッション
5.講義と演習:レポートの書き方
6.グループ演習①:グループ分け(モダニズム建築、1930年代の日独関係、伊勢神宮、白川郷、桂離宮、大徳寺)
7.中間の振り返り
8.グループ演習②:調査
9.グループ演習③:調査
10.グループ発表①②
11.グループ発表③④
12.グループ発表⑤⑥
13.グループ演習④:レポート作成
14.グループ演習⑤:レポート作成
15.総括と振り返り
テキスト・参考文献/Textbooks
【テキスト】 ブルーノ・タウト著/篠田英雄訳『日本美の再発見』 (増補改訂版)岩波書店、1939年初版
【参考文献】 授業内で必要に応じて紹介
授業時間外の学習(準備学習・復習等)/Out-of-Class Study Time
テキストを5月の連休明けまでに必ず通して読んでおいてください。数人で一緒に行う調査、発表準備、レポート準備が必要となる演
習ですので、グループワークを共にするメンバーと連絡を密に取り合い、計画を立ててから進めていってください。重要となる資料収
集は授業外に行います。わからないことがあれば授業時に質問をしてください。発表者以外の人も必ずテキストの該当箇所を読み、積
極的に質問やコメントをできるように準備してください。
その他、履修上の注事事項や特記事項/To be noted
授業内外で得た情報に対して「問い」を持つこと、多様なテーマについて当事者意識を持つこと、自分の意見を述べて反論を受けるこ
とをおそれずに議論を形成するプロセスを楽しむこと。
評価方法/Evaluation
平常点30%、発表やレジュメ内容25%、質疑や態度といった参加姿勢25%、グループレポート20%
全学−6
授業科目名
/Course Title
基礎課程演習 18
副題/Subtitle
この刺激的な世界を知ろう!
担当者/Instructor
平野 篤司
BD30-18
コード/Registration Code
開講学期/Semester
特記事項/Note
前期
副専攻/Minor
曜日時限/Class Period
単位/Credits
金5
対象学年/Eligibility
2
1年
Sophieにて人数制限(定員:19)
学習目標/Course objectives
いま世界はものすごい勢いで変化しています。これから皆さんがどのような専門に進み、どのような仕事、人生を送るにしても、「世
界の動き」を知ることは(よりよく)生きていくために絶対に必要です。日本国内のことだけを考えていればいい時代は(残念ながら
)終わったのです。
私は国際関係を専門としてきたので、それを活かして、この演習では、世界に目を向けるために視野を広げ、想像力を働かせ、皆さん
一人ひとりが自分でしっかりと人生を切り開けるような手伝いをしたいと思っています。また、大学で学ぶことの意味、その方法につ
いても、
授業概要/Course description
授業計画はおおよそのもので、具体的な内容は、受講生の関心に合わせて話し合って柔軟に変更します。私が話すだけではなく、毎回
のテーマにそって皆さんが参加して一緒に考え、調べ、プレゼンをしたり、きちんとしたレポートを作成したり、グループで話し合っ
たりしてもらいます。いま世界はどうなっているのかという疑問を中心に、皆さんが興味のあるテーマを選び、本や映画を紹介したり
、それについて議論したりしましょう。情報を取捨選択すること、それをもとに深く考えること、その考えを簡潔に他者に伝えること
の3つを柱にします。これは大学での学びの中心であるだけでなく、その後の人生でもとても大切な力です。
また、ゲストスピーカーを呼んだり、映像を見たり、さまざまな現場を見学したりすることも考えています。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)/Class schedule
1回.オリエンテーション
2回.いま世界はどうなっているのだろう?
3回.情報を集める1 −新聞・雑誌
4回.情報を集める2 −インターネット
5回.情報を集める3 −テレビ
6回.情報を集める4 −図書館ガイダンス
7回.情報を集める5 −現場を知る
8回.深く考える1 −考えるってどういうことだろう?
9回.深く考える2 −問題設定をうまくする
10回.深く考える3 −考えを文章にまとめるということ
11回.ゲストスピーカー招聘
12回.伝える1 −プレゼンの秘策
13回.伝える2 −簡潔な論説を書く
14回.伝える3 −違う意見の人とぶつかる
15回.まとめ
テキスト・参考文献/Textbooks
【テキスト】 適宜指示します。
【参考文献】 適宜指示します。
授業時間外の学習(準備学習・復習等)/Out-of-Class Study Time
課題・参考図書等の学習、国際情勢の把握・検討、発表準備等の授業時間外学習を必要とする。
その他、履修上の注事事項や特記事項/To be noted
大学での学びの一番大きな特徴は、皆さん一人ひとりが主人公ということです。教員はお手伝いに過ぎません。そして「正解」もわか
らないのです。いえ、問題がなにかさえもよくわかりません。だからこそ楽しいのが大学です。高校までの受身の姿勢を早く捨てて、
楽しさを満喫しましょう。その第一歩となるのがこの演習だと思います。ぜひ積極的に参加してください。
評価方法/Evaluation
発表、議論など、演習のなかでの個人的な取り組み(50%)と提出物(50%)を総合的に評価します。
全学−6
授業科目名
/Course Title
基礎課程演習 19
副題/Subtitle
各自の「問い」を探究しながら大学での「学びの技法」を身につける
担当者/Instructor
伊豆藏 好美
BD30-19
コード/Registration Code
開講学期/Semester
特記事項/Note
前期
副専攻/Minor
曜日時限/Class Period
単位/Credits
水5
対象学年/Eligibility
2
1年
Sophieにて人数制限(定員:19)
学習目標/Course objectives
履修者各自がこれから大学でそれぞれ探究していきたい「問い」について、実際に考察し互いに議論しながら、テーマの発見の仕方
、参考文献・資料の探し方、レジュメの書き方、要約・引用の仕方、レポートや論文のまとめ方、発表やディスカッションの仕方など
、これからの大学での学修のなかで必要となる「学びの技法」(アカデミック・スキルズ)を身につけることが目標です。
授業概要/Course description
基本的に4∼5名程度の小グループによる協働学習のかたちで授業を進めます。前半では、各自が関心のあるテーマについての「問
い」をそれぞれが自由に取り上げ、関連するどのような問題があるのか、参考文献はどう探せばよいのか、文献の要約やレジュメ作成
はどうすればよいのか、などを実践的に学びます。
後半は、いくつかのグループに分かれ、それぞれが選んだ特定のテーマに関する発表とディスカッションをプロデュースしてもらい
、その学習活動の中で、発表の仕方やディスカッションの仕方などを学びます。また、これと平行して各自がそれぞれ選んだテーマに
ついての小論文も完成させます。
なお、この授業は全学共通カリキュラムマップでは「全学−6」に位置づけられています。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)/Class schedule
1.ガイダンス:授業の進め方の説明・グループ分け・各自の自己紹介など
2.大学での学びは高校までとどこが違うか?̶まずはノートのとり方から
3.問いを立てるとは?̶各自がもちよったテーマについての検討
4.参考文献はどう探せばよいのか?̶図書館を利用して
5.調べたことをどうまとめていくか?̶情報収集と整理
6.ノートからテキスト批評へ̶読解・要約・批評
7.レポート作成の準備̶引用の作法など
8.小論文作成に向けて̶レポートと論文の違いとは?
9.発表の準備̶レジュメ作成はどうしたらよいのか?
10.Aグループのプロデュースによる発表とディスカッション
11.Bグループのプロデュースによる発表とディスカッション
12.Cグループのプロデュースによる発表とディスカッション
13.Dグループのプロデュースによる発表とディスカッション
14.Eグループのプロデュースによる発表とディスカッション
15.全体のまとめと振り返り
テキスト・参考文献/Textbooks
【テキスト】とくに指定しません。必要に応じて資料を配付します。
【参考文献】それぞれのテーマや問題については、自分たちで参考文献を探してもらいます。大学での学びの方法論全般に関しては、
以下にあげるような本が参考になるかもしれません。
・世界思想社編集部(編)『大学生学びのハンドブック 改訂版』(世界思想社)
・河野哲也『レポート・論文の書き方入門 第3版』(慶應義塾大学出版会)
・佐藤望(編著)『アカデミック・スキルズ:大学生のための知的技法入門』(慶應義塾大学出版会)
授業時間外の学習(準備学習・復習等)/Out-of-Class Study Time
この授業は演習形式の授業ですので、ただ出席するだけではなく、授業時間外にその都度の課題や発表の準備などに向けて、意欲的
に取り組んでもらう必要があります。とくに、グループ学習での成果の発表に向けては、授業時間外での自主的な学習が不可欠となり
ます。
その他、履修上の注事事項や特記事項/To be noted
哲学者アランは書いています。「不幸になるのは、また不満を抱くのはやさしいことだ。ただじっと座っていればいいのだ、人が楽
しませてくれるのを待っている王子のように。」(『幸福論』より)
受け身でいると最初は楽しかったこともすぐ飽きてしまうものです。逆に、自分から動き出せば、最初はつまらなく見えたこともど
んどん愉しくなってくるかもしれません。皆さんの大学生活が幸福なものとなるよう願っています。
評価方法/Evaluation
授業での活動状況(50%)、発表と作成したレジュメの内容(30%)、提出された課題・小論文(20%)から総合的に評価します。
全学−6
授業科目名
/Course Title
基礎課程演習 20
副題/Subtitle
アカデミック・スキルズ
担当者/Instructor
山田 庄太郎
BD30-20
コード/Registration Code
開講学期/Semester
特記事項/Note
前期
副専攻/Minor
曜日時限/Class Period
単位/Credits
月5
対象学年/Eligibility
2
1年
Sophieにて人数制限(定員:19)
学習目標/Course objectives
テキストの読み方や論文・レポートの書き方など、大学生活で必要とされる基本的な教養(アカデミック・スキルズ)を身につけるこ
とを目的とする。
授業概要/Course description
大学ではただ受身的に授業をうけるのではなく、授業で学んだ諸問題について自ら調べ、考える能動的な学習が求められます。また学
習の成果を、論文やレポートなど、自分自身の言葉で発信する力も必要です。さらに演習科目では、レジュメの作成だけでなく、グル
ープディスカッションなどのグループワークも行われます。自身の課題に主体的に取り組み、課題を解決するための計画を考えて、チ
ームとして、あるいは個人としてそれを実行する能力は、大学生活で必要な能力(アカデミック・スキルズ)であるだけでなく、社会
で活躍する上でも欠かせない能力です。この授業では実際に様々な課題に取りくむことを通じて、テキストの読み方や論文・レポート
の書き方など大学生活で必要とされる基本的な教養を身につけることを目指します。
なお、この授業は全学共通カリキュラムマップの中で「全学-6」に位置づけられます。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)/Class schedule
1.はじめに:大学生活とアカデミック・スキルズ
2.色々な学問分野と様々なアプローチ
3.読む力1:クリティカル・シンキング
4.読む力2:パラグラフとトピック
5.調べる力1:何をどう調べるか
6.調べる力2:図書館ガイダンス
7.話す力1:ライトニング・トークに挑戦
8.話す力2:グループ・ディスカッションで問題意識を深める
9.書く力1:論文・レポートの書き方
10.書く力2:構成を考える
11.書く力3:レポートを書く
12.共に考える1:発表と質疑(第一グループ)
13.共に考える2:発表と質疑(第二グループ)
14.さらなる学びに向けて:4年間のキャリアデザイン
15.まとめ
テキスト・参考文献/Textbooks
【テキスト】必要な資料は適宜配布する。
【参考文献】戸田山和久『論文の教室』NHKブックス、2002年。その他、授業の進行に合わせて随時提示する。
授業時間外の学習(準備学習・復習等)/Out-of-Class Study Time
〔準備学習〕課題テキストの要約やレポートの作成、プレゼンテーションの準備を各1回程度課す。
〔復習〕授業で配布されたレジュメや自分のノートを読んで復習する。
その他、履修上の注事事項や特記事項/To be noted
履修者の習熟度に応じて、授業計画を一部変更することがある。
評価方法/Evaluation
課題レポート(40%)、プレゼンテーション(30%)、質疑・討論への参加(30%)
全学−6
授業科目名
/Course Title
基礎課程演習 21
副題/Subtitle
美や芸術、自然の研究への第一歩
担当者/Instructor
加藤 好光
BD30-21
コード/Registration Code
開講学期/Semester
特記事項/Note
前期
副専攻/Minor
曜日時限/Class Period
単位/Credits
金5
対象学年/Eligibility
2
1年
Sophieにて人数制限(定員:19)
学習目標/Course objectives
大学での学習・研究の心構えや技術・方法の基礎を身につける。
具体的には以下の点に触れる―
フェアプレイの精神と知的誠実さ、学生生活一般、ノートテイキング、学術的な書物や論文の検索、第一次文献・第二次文献を読む
習慣、調査・研究成果の発表、発表レジュメの作成、他者の発表内容についての質疑とディスカッション、レポートの作成、等。
授業概要/Course description
参加者は各々自分の好きな芸術作品(美術・音楽・文学等、ジャンル不問)や、広く自然についてのテーマを選び、それについて調べ
た結果を発表する。そこでの質疑応答を踏まえて、研究成果を学期末に一篇のレポートにまとめる。
なお、この演習用に綴り式の所謂「大学ノート」を準備の上初回から毎回持参し、授業や自習の記録を取る。
この演習は、カリキュラムマップ上の「全学−6」に位置づけられている。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)/Class schedule
1.自己紹介 導入(大学ノート(ルーズリーフ不可)必携)
2.研究テーマの確定 美学芸術学の紹介(講義)
3.最初の口頭発表(全員。各々3分ほど。質疑応答なし)
4.参考文献等、調査研究資料の呈示 授業内での作業1
5.発表・レポートについて 授業内での作業2
6.図書館ガイダンス(予定)
7.授業担当者へのブリーフィング 授業内での作業3
8.授業担当者へのブリーフィング 授業内での作業4
9.研究発表1(以下、発表は各回4名。質疑応答あり)
10.研究発表2
11.研究発表3
12.研究発表4
13.研究発表5
14.レポート草稿の提出 引用・参照について再確認
15.まとめと振り返り
テキスト・参考文献/Textbooks
【参考文献】 テーマ毎に異なるので、演習担当者との面談の上、各自で選定する。
授業時間外の学習(準備学習・復習等)/Out-of-Class Study Time
準備学習
・各回の演習が有意なものとなるように、下準備を十分にしておく。
復習
・授業中に指摘された事柄を調べて、補足しておく。
その他、履修上の注事事項や特記事項/To be noted
学問に必要なものは「一に体力、二に語学、三、四がなくて、五に学力」、とかつて言った人がいます。健康に留意し、知的関心を持
つことが重要です。
評価方法/Evaluation
「学習目標」に掲げた諸点に鑑みて、総合的に評価する。
平常点(40%)
発表、発表に伴う質疑応答(60%)
全学−6
授業科目名
/Course Title
基礎課程演習 22
副題/Subtitle
現代の教育ー問題のとらえ方、考え方と未来への展望
担当者/Instructor
北村 和夫
BD30-22
コード/Registration Code
開講学期/Semester
特記事項/Note
前期
副専攻/Minor
曜日時限/Class Period
単位/Credits
月5
対象学年/Eligibility
2
1年
Sophieにて人数制限(定員:19)
学習目標/Course objectives
現代の教育、学校、子どもに関わるいくつかの重要テーマについて理解と関心を深める。また、教育の問題をどのようにとらえ、考え
るのか、教育学的な思考法を知り、未来への展望を開く一助としたい。演習を通じ、大学における学習方法、発表・討議方法、学習・
研究上のマナー、レポートのまとめ方等について基礎的な技能を身につける。
授業概要/Course description
大学生となり、これまで生徒、子どもの立場で経験してきた「教育の世界」を、今度は教師、市民、大人の視点でとらえなおすことが
求められてくる。現代の子どもの変容、問題行動への対処、学力低下問題、大学全入時代の受験、学校・教育改革の動向、総合的な学
習の時間、教師の資質と力量、家庭の教育力等のテーマを取り上げ自由な発想から多様な意見、経験を交流させたい。子どもと大人の
視点が交錯することであろう。これらの問題の歴史的、理論的な性格を押さえ、教育学的に考えるとはどういうことか、経験してもら
いたい。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)/Class schedule
1回.オリエンテーション、全体計画の説明と自己紹介
2回.グループワーク(「学びと教育の風景」を読み解く)
3回.図書館ガイダンス・図書館ツアー
4回.資料・データの収集とプレゼンテーションの方法
5回.発表と討議(1)「子どもの特質、子どもたちのいま」1
6回.発表と討議(2)「子どもの特質、子どもたちのいま」2
7回.発表と討議(3)「不登校・いじめの克服」1
8回.発表と討議(4)「不登校・いじめの克服」2
9回.発表と討議(5)「学校をどう改革するか」1
10回.発表と討議(6)「学校をどう改革するか」2
11回.発表と討議(7)「日本の学力・世界の学力」1
12回.発表と討議(8)「日本の学力・世界の学力」2
13回.発表と討議(9)「授業改造と教師の力量」
14回.発表と討議(10)「家庭の教育力を育てる」
15回.全体のまとめ
テキスト・参考文献/Textbooks
【テキスト】 特になし。必要なものは授業中に配付するか指示する。
【参考文献】 特になし。必要なものは授業中に指示する。
授業時間外の学習(準備学習・復習等)/Out-of-Class Study Time
毎回の授業前には共通文献を読んでコメントを作成する(2時間程度)。授業後には復習として討議内容をまとめる(1時間程度)。毎
回の共通文献の他、テーマに関係する他の文献も紹介するので、自発的に読むことが望ましい。発表分担があるときには共通文献だけ
でなく、北村と相談しながら関連する文献・データを補う。授業期間中、教育に関連するイベント、展覧会、映画等を随時紹介するの
で参考にして欲しい。
その他、履修上の注事事項や特記事項/To be noted
なるべく早い段階で全員と個人面談を行う。各人の希望を生かし有意義な大学生活を送れるようアドバイスする機会としたい。
演習は協力し合って認識を深めていく場です。発表・討議に積極的に参加し、授業の活性化に貢献してください。和やかな中でお互
いに理解しあい、早く大学の雰囲気に慣れることができるように頑張りましょう。
演習の課題に関連して多くの文献、データを扱いますが、自分でも積極的に読み進め、見聞を広めて関心を発展させることが期待さ
れます。
評価方法/Evaluation
共通文献へのコメント15%、分担部分の発表30%、討議等への参加15%、レポート40%の割合で総合的に評価する。
全学−6
授業科目名
/Course Title
基礎課程演習 23
副題/Subtitle
持続可能な未来へのいざない:サスティナブルな地球社会に向けた<技法>
担当者/Instructor
永田 佳之
BD30-23
コード/Registration Code
開講学期/Semester
特記事項/Note
前期
副専攻/Minor
曜日時限/Class Period
単位/Credits
月5
対象学年/Eligibility
2
1年
Sophieにて人数制限(定員:19)
学習目標/Course objectives
持続可能な未来につながる基礎的知識を習得し、サスティナブルな社会づくりに求められる価値観を養う。
授業概要/Course description
気候変動や生物多様性の消失など、現代社会におけるグローバルな課題に取り組む。毎回、持続可能性に関するビデオを鑑賞し、環境
や平和に関する諸問題についての理論や実践を学ぶ。さらに国内外において<いのち>や<くらし>を大切にした実践やそれらが蔑ろ
にされた事例に関する研究(ケーススタディ)をグループで行い、プレゼンテーションの基本的な技法についても習得する。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)/Class schedule
1.オリエンテーション
2.私たちはどんな世界に暮らしているのか
3.資料収集および情報検索(図書館ガイダンス)(日程変更の可能性あり)
4.国連「持続可能な開発のための教育(ESD)の10年」
5.温暖化する地球(気候変動)
6.サスティナブル開発目標(SDGs)とは
7.難民:故郷を追われて
8.食と農のサスティナビリティ
9.消えてゆく言語と文化
10.文化の多様性とは
11.生物多様性について
12.日本の発展史から学ぶ①(足尾の経験)
13.日本の発展史から学ぶ②(水俣の経験)
14.日本の発展史から学ぶ③(福島の経験)
15.持続可能な未来へ(まとめ)
テキスト・参考文献/Textbooks
【テキスト】 授業で配布します。
【参考文献】 日本ホリスティック教育協会編『持続可能な教育と文化』せせらぎ出版
授業時間外の学習(準備学習・復習等)/Out-of-Class Study Time
テキストの該当箇所を必ず事前に読み、関連のトピックについて文献やインターネット等で調べた上で授業に臨むこと。
その他、履修上の注事事項や特記事項/To be noted
グループでの発表も行う予定であるので、積極的な参加を望む。
評価方法/Evaluation
発表やレジュメ内容(50%)、レポート(50%)をもって評価
全学−6
授業科目名
/Course Title
基礎課程演習 24
副題/Subtitle
持続可能なライフスタイルのための教育
担当者/Instructor
西原 直枝
BD30-24
コード/Registration Code
開講学期/Semester
特記事項/Note
前期
副専攻/Minor
曜日時限/Class Period
単位/Credits
木5
対象学年/Eligibility
2
1年
Sophieにて人数制限(定員:19)
学習目標/Course objectives
大学における学習・研究方法の修得を目的とする。文献・情報収集、レポート作成、プレゼンテーション、討議などを通し、主体的に
学ぶ力を養う。持続可能な社会をつくるための教育について、衣食住などのライフスタイルの視点から検討する。
授業概要/Course description
私たちの身近なライフスタイルは、地球環境に大きな影響を与えている。本授業では、持続可能な社会をつくるための教育について、
衣食住などのライフスタイルの視点から検討を行う。文献・情報収集、レポート作成、プレゼンテーション等で適宜コンピュータを用
いるが、作業は初歩的なレベルであり、担当教員がサポートをするため、初心者でも受講可能である。グループワークを行いながら、
大学における主体的な学び方を身につける。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)/Class schedule
1.オリエンテーション
2.私たちの生活とエネルギー
3.図書館ガイダンス(日程については調整する可能性がある)
4.衣生活と環境
5.食生活と環境
6.住生活と環境
7.持続可能なライフスタイルのための教育
8.情報収集と文献要約
9.グループワーク①テーマ設定
10.グループワーク②情報収集とグループ内討議
11.グループワーク③プレゼンテーション
12.レポート執筆入門
13.発表・討議(衣食住の視点から)
14.発表・討議(教育の視点から)
15.総合討論
テキスト・参考文献/Textbooks
【テキスト】 適宜プリントを配布する。
【参考文献】 適宜プリントを配布する。
授業時間外の学習(準備学習・復習等)/Out-of-Class Study Time
事前に文献をよく読み、資料を作成する。自らの教育学的論点、疑問点を明らかにすること。
授業後は、討議内容をふまえ、考えをまとめ、文章として記述すること。
その他、履修上の注事事項や特記事項/To be noted
身近な暮らしへの関心を深め、自らのアイデアを大切にしてください。積極的な参加を期待します。
評価方法/Evaluation
出席状況や討議への参加などの平常点(25%)、グループ発表(25%)、最終レポート(50%)を総合的に評価する。
全学−6
授業科目名
/Course Title
基礎課程演習 25
副題/Subtitle
教育と、ひとづくり・まちづくり
担当者/Instructor
杉原 真晃
BD30-25
コード/Registration Code
開講学期/Semester
特記事項/Note
前期
副専攻/Minor
曜日時限/Class Period
単位/Credits
木5
対象学年/Eligibility
2
1年
Sophieにて人数制限(定員:19)
学習目標/Course objectives
「共生」「持続可能性」「価値創造」等をテーマに、私たち、大学、そして地域社会が置かれた現状と課題を知るとともに、わたし・
仲間・大学・地域社会の持つ魅力を引き出し、課題克服のための一歩を踏み出す実践を創り出します。このような活動をとおして、多
角的な視野、問いを持つ力、行動力、協調性、想像力、創造力、情報を収集・分析する力、論理的に考え・表現する力、公共性等を身
につけることができます。
授業概要/Course description
「共生」「持続可能性」「価値創造」等をテーマに、聖心女子大学近隣の地域社会、学校・幼稚園、社会教育施設等において実践され
ている、「ひとづくり」や「まちづくり」の実践に参加・参画します。学習の方法は、実践への参加・参画を核として、その準備のた
めの講義やペアワーク・グループワーク等から構成されます。楽しみながら、充実した学びを展開することができます。
なお、本授業は、カリキュラム・マップでは「全学−6」に位置付けられている。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)/Class schedule
1.オリエンテーション
2.情報収集法の習得
3.地域社会・学校・幼稚園・社会教育施設等との連携計画を練る
4.地域社会・学校・幼稚園・社会教育施設等との連携計画を実践する
5.地域社会・学校・幼稚園・社会教育施設等との連携実践を振り返る
6.私たち、大学、そして地域社会が置かれた現状と課題を知る
7.私たち、大学、そして地域社会が置かれた現状と課題を調べる
8.地域社会・学校・幼稚園・社会教育施設等の活動への参画計画を練る
9.地域社会・学校・幼稚園・社会教育施設等の活動への参画計画を実践する1
10.地域社会・学校・幼稚園・社会教育施設等の活動への参画計画を実践する2
11.地域社会・学校・幼稚園・社会教育施設等の活動への参画実践を振り返る
12.本授業での学びの発表準備1
13.本授業での学びの発表準備2
14.本授業での学びの発表
15.まとめ
テキスト・参考文献/Textbooks
【テキスト】 適宜、プリントを配布します。
【参考文献】 適宜、紹介します。
授業時間外の学習(準備学習・復習等)/Out-of-Class Study Time
必要に応じて、授業時間外に関係する文献を読んだり、実践参加・参画の準備を進めたり、実践参加・参画をおこなったりしていただ
きます。
その他、履修上の注事事項や特記事項/To be noted
さまざまな知識技能・価値観・目的などを持つ人々が集まり、それぞれの良さを認め、引き出しながら、能動的に自己を高め、環境を
作り出す場にしたいと思っています。大学に入っておもしろいことをしたい人、いろんな人と出会いたい人、高校までの自分を変えた
い人、元気な人・元気のない人、自信のある人・自信のない人、ハッピーを求める人・ハッピーとは何かを問いたい人など、お待ちし
ております。ぜひ一緒に学びましょう。
また、授業時間外に、大学キャンパスを出て、「ひとづくり」や「まちづくり」の実践に参加・参画していただくことがありますので
、ご了解ください。
評価方法/Evaluation
授業内小レポート(約20%)、実践参加・参画の様子(約30%)、実践参加・参画結果の発表(約20%)、最終レポート(約30%)等から
総合的に評価します。
全学−6
授業科目名
/Course Title
基礎課程演習 26
副題/Subtitle
客観的思考能力とプレゼンテーション能力を養う
担当者/Instructor
高橋 雅延
BD30-26
コード/Registration Code
開講学期/Semester
特記事項/Note
前期
副専攻/Minor
曜日時限/Class Period
単位/Credits
水5
対象学年/Eligibility
2
1年
Sophieにて人数制限(定員:19)
学習目標/Course objectives
この演習では、(1)事実と意見を区別し、根拠の妥当性を吟味するという客観的思考能力と、(2)レポートやレジュメ(発表資料
)の書き方、口頭発表のやり方、といった広い意味でのプレゼンテーション能力を養う。
授業概要/Course description
レポートや口頭発表のレクチャーに続き、性格の個人差と女らしさ(ジェンダー)というテーマのそれぞれのレクチャーを受けた後、
全員が2回のレポートの提出と、1回の口頭発表を行い、それをもとにした質疑応答、討論、相互評価を行う。また、受講生は、毎時
間終了時に、授業のまとめとコメントを提出しなければならない。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)/Class schedule
1.オリエンテーション
2.性格の個人差に関するレクチャー
3.レポートの書き方に関するレクチャー
4.レジュメ作成と口頭発表に関するレクチャー
5.性格の個人差に関する口頭発表と質疑①
6.口頭発表と質疑②
7.口頭発表と質疑③
8.口頭発表と質疑④
9.ここまでのまとめ
10.女らしさ(ジェンダー)に関するレクチャー
11.女らしさに関する口頭発表と質疑①
12.口頭発表と質疑②
13.口頭発表と質疑③
14.口頭発表と質疑④
15.授業のまとめ
テキスト・参考文献/Textbooks
【テキスト】山田ズーニー(著) (2001). 伝わる・揺さぶる!文章を書く PHP新書ISBN4-569-61736-0
【参考文献】戸田山和久 (2012). 新版 論文の教室―レポートから卒論まで NHKブックス/授業内で適宜紹介する。
授業時間外の学習(準備学習・復習等)/Out-of-Class Study Time
授業前にテキストの該当部分を批判的に読んで、疑問点や自分の意見を明確にしておく。授業後はテキストの該当部分と発表レジュメ
を照らし合わせながら、参考文献を読むことで完全に疑問点を解消し、学習目標の達成に努める。
その他、履修上の注事事項や特記事項/To be noted
指定された書式と期日に違反した提出物(リアクション・ペーパーやレポートなど)は受理しない。授業の開始までに、可能な限り
(1)テキストを入手し読んでおくことと、(2)パソコンを使って文書を作成できるようになっておくことが望ましい。
評価方法/Evaluation
レポート(文献の理解度、論理性、主張の明確性、独自性を評価)60%、口頭発表20%、コメント20%
全学−6
授業科目名
/Course Title
基礎課程演習 27
副題/Subtitle
人間関係や心の健康に関する心理学を学ぶ
担当者/Instructor
柴田 玲子
BD30-27
コード/Registration Code
開講学期/Semester
特記事項/Note
前期
副専攻/Minor
曜日時限/Class Period
単位/Credits
木5
対象学年/Eligibility
2
1年
Sophieにて人数制限(定員:19)
学習目標/Course objectives
(1)心理学が扱う人間関係や心の健康に関するテーマについて理解と関心を深める。
(2)文献を読解し、他者に分かりやすく発表する技術を磨く。
(3)論理的で説得的な文章を作成する技能を養う。
(4)知的な対話の能力を身につける。
授業概要/Course description
(1)心理学が扱う人間関係や心の健康をテーマに、心理学ではそれらがどのように研究されているのかを学ぶ。また、研究方法の体
験や、文献のレジュメを作成し、プレゼンテーション(発表)を行う。
(2)その発表をふまえて、全員で討論を行いながら理解を深めていく。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)/Class schedule
1.オリエンテーション
2.図書館ガイダンス
3.発表方法、レジュメ・レポートの作成方法について
4.自己理解について①
5.自己理解について②
6.自己理解について③
7.人間関係について①
8.人間関係について②
9.人間関係について③
10.心の健康について①
11.心の健康について②
12.心の健康について③
13.レポート発表と討議(1)
14.レポート発表と討議(2)
15.レポート発表と討議(3)
テキスト・参考文献/Textbooks
【テキスト】 【参考文献】適宜紹介する
授業時間外の学習(準備学習・復習等)/Out-of-Class Study Time
【準備学習】
発表者は発表資料やスライドを準備する。
【復習】
配布された発表資料や参考文献を参照しながら、より理解を深め、最後にレポートにまとめる。
その他、履修上の注事事項や特記事項/To be noted
第1回のオリエンテーションにおいて、授業の進め方などを説明するので必ず出席すること。
評価方法/Evaluation
出席・討論への参加・リアクションペーパー(30%)、発表のレジュメ・レポートの内容・技法(70%)により評価する。
全学−6
授業科目名
/Course Title
基礎課程演習 28
副題/Subtitle
少子高齢社会からこころを考える
担当者/Instructor
神前 裕子
BD30-28
コード/Registration Code
開講学期/Semester
特記事項/Note
前期
副専攻/Minor
曜日時限/Class Period
単位/Credits
月5
対象学年/Eligibility
2
1年
Sophieにて人数制限(定員:19)
学習目標/Course objectives
先進諸国においては少子高齢化が進み,世の中は大きく変化をし続けています。この社会において,人の心も変化してきたように思わ
れます。少子という観点と,高齢という観点,そして,その2つは人口の構造,社会の構造に大きく関与しています。変化し続ける社
会構造の中で,どのような構造であっても,我々人間が安心して暮らしていくためにはどのようなことが必要なのか,幸福感を持って
生きていくためには何が必要なのかなどについて考えていきます。文献の探し方,読み方,レジュメの作成方法,発表の仕方など,大
学での学習で必要なスキルを身につけることを目指します。
授業概要/Course description
下記テキストにおいて「命の誕生」「親子関係」「命の終わり方」という3つの大きなテーマをもとに,文献の発表,ディスカッショ
ンを行います。発表担当者は講義までにレジュメを作成し,講義ではこれをもとに討論を進めていきます。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)/Class schedule
1.オリエンテーション・自己紹介
2.文献の探し方・読み方
3.レジュメの作り方,発表の仕方
4.序章:人口の心理学の視点
5.第1部 誕生①②
6.第1部 誕生③④
7.ビデオ鑑賞①/討論
8.第2部 親子関係①②
9.第2部 親子関係③④
10.ビデオ鑑賞②/討論
11.第3部 命の終わり方①②
12.第3部 命の終わり方③④
13.ビデオ鑑賞③/討論
14.文献を振り返って
15.本講義のまとめ
テキスト・参考文献/Textbooks
【テキスト】 柏木惠子・高橋恵子(編)(2016).『人口の心理学へー少子高齢社会の命と心』 ちとせプレス
授業時間外の学習(準備学習・復習等)/Out-of-Class Study Time
授業当日までに,テキストの指定された箇所を読了し,内容について把握してくること。少子化、高齢化に関する文献を読んでくださ
い。
その他、履修上の注事事項や特記事項/To be noted
・毎回出席を前提とします。
・やむを得ない事情で欠席する場合は,事前に連絡してください。
評価方法/Evaluation
授業内小レポート(20%),授業への積極的態度・発表内容(60%),期末レポート(20%)から総合的に評価します。
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