平成 23 年度 日本大学文理学部個人研究費研究実績報告書 ドイツ文学

平成 23 年度 日本大学文理学部個人研究費研究実績報告書
ドイツ文学科・専任講師・浜野
研
究
課
明大
題 『散文ランスロット』研究
研究目的
『散文ランスロット』研究の深化
および
報
研究概要
告
研 究
の
二年前から準備してきた『散文ランスロット』研究を、学会での口頭発表、さらに論文というかたちで結
果にする段階にまで到達した。
の
概
2010 年 10 月にミュンヘン大学エルンスト・ヘルガルト教授らと秋季独文学会（千葉大学）で行ったシ
ンポジウムの内容を 2011 年 10 月に日本独文学会研究叢書として刊行した。
結 果
要
研 究
の
考 察
・
反 省
５月に予定している日本語での口頭発表に続いて、その内容を現在ドイツ語で執筆中であるが、そ
の際にハンス＝ヒューゴ・シュタインホフの版だけでなく、ラインホルト・クルーゲの旧版の参照もおこ
なわなくてはならず、この文献が日本では手に入らないために、完成が次回渡独する際の８月から９
月と予定していたよりも遅れてしまう。
※この欄は，本報告書提出時点で判明している事項についてご記入ください。
研究発表
学会名
発表テーマ
年月日／場所
研究成果物
テーマ
誌名
巻・号
発行年月日
発行所・者
2012 年春季日本独文学会 口頭発表
『散文ランスロット』における英雄像 －聖杯騎士ガラートは「救世主」か？－
2012 年 5 月 19 日／上智大学
Ein Beispiel geistlicher Bearbeitung in der frühmittelhochdeutschen ‘Genesis’ um 1200 - Im Hinblick auf
den Unterschied der geistlichen Einstellung zwischen der Wiener Handschrift und der Millstätter
Handschrift Studienreihe der Japanischen Gesellschaft für Germanistik （SrJGG）
077, S.45-61.
2011 年 10 月 15 日
日本独文学会・浜野 明大編