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平成 27 年度くらしの安心サポーター活動報告書集計結果の概要
平成 27 年度くらしの安心サポーター活動報告書集計結果の概要 平成 28 年 10 月 栃木県県民生活部くらし安全安心課 1 活動報告書の提出数について サポーター333 名(H28.3.31 現在)のうち、95 名の方から報告書を御提出 いただきました(回答率 28.4%)。 2 主な活動内容について 回答が多かったものは、消費生活に関する啓発活動(28.4%)、高齢者の見 守り活動(17.7%)、県等が開催する消費生活に関する事業への参加(15.1%) です。回答の内訳は以下のとおりです。 (1) 消費生活に関する啓発活動(28.4%) (2) 高齢者の見守り活動(17.7%) (3) 障害者の見守り活動(5.0%) (4) 消費者からの消費生活に関する相談への対応(10.4%) (5) 県への意見・要望の伝達(6.6%) (6) 事業者の不適正な取引行為に関する情報の通報(4.4%) (7) 不審な表示に関する情報の通報(4.7%) (8) 県等が開催する消費生活に関する事業への参加(15.1%) (9) その他(7.6%) 3 活動についての感想・意見 次のような御回答をいただきました。 (1) 活動内容 ① 消費生活に関する啓発 ・母の代理で町内会の会合に参加をしたときに「インターネット接続に関し て、いろいろと訪問をしてくるセールスマンが多くて困る」という話が出 たので消費生活センターの相談窓口の話をした。 ・消費者団体の啓発活動として悪質商法にあわないための寸劇、紙芝居等を コミュニティーセンター老人会、サロン各団体等で行った。 ・消費生活展に来た人にチラシ等により啓発活動をした(クイズが好評で関 心を示してもらった)。地域包括支援センターや自治会などからの依頼で 寸劇や詐欺にあわない為の話をした。 1 ・街頭啓発でチラシ・ポケットティッシュの配付を実施。 ・友人等の新年会やお茶会時に、振り込め詐欺や訪問販売のことを話題にし て、何か気になること等があったら、消費生活センターに電話したり、行 くことを勧めた。 ② 高齢者の見守り活動 ・自治会のミニデイサービスで、「訪問販売の新聞の購読契約トラブルにつ いて、困った時は消費者ホットラインに連絡する」このような内容で話し ました。 ・母の友達の85歳の女性自宅でたまたま訪ねてきた新聞勧誘員がしつこ く契約を勧めてきたので、しっかり話を聞いて、断る意思を伝えるように 見守りました。 ・自治会の話し合いの際、高齢者の見守り対応について話題にし、消費生活 センターの役割を知らせた。 ・ふれあいサロン等で参加者の体験した特殊詐欺や訪問者の悪質商法の手 口、電話の対応のしかた等を話し合い、悪質商法のいろいろなパターンを ロールプレイで体験して理解を深めることができました。 ・折に触れ、話は堅苦しくないように例を挙げて説明するようにしている。 例えば、夜間だけでなく昼間も家の施錠を忘れないようにとか、火の元の 確認、電話の内容や誘いに気を付ける等々。 ③ 障害者の見守り活動 ・視覚障害者の集いに出向き講話を実施。介護施設で家族会の会合があり、 啓発・見守り活動を実施。 ・統合失調症の方へ週一回位見守りのために訪問し、悪質勧誘・電話勧誘は きっぱり断るよう話しに出向いている。 ・認知症の講演を聞き、声かけをするように心がけています。障害者の電車 の乗り降りに手を貸しています。 ④ 消費者からの消費生活に関する相談への対応 ・近所の女性から架空請求ハガキの相談を受け、相手に連絡をしないこと、 消費生活センターへの連絡等を行った。 2 ・携帯電話にショートメールで脅迫めいた内容が入ってきたので、消費生活 センターへ紹介し、連絡をとらないことを言い、未然に防ぐことができた。 ・スーパーでティッシュ配布の際、お年寄りからインターネット回線の解約 についての質問があったので、お近くの消費生活センターへの相談をして はと勧めた。 ⑤ 県への意見・要望の伝達 ・今までのように情報の伝達を必要とする(見守り新鮮情報) ・県からの最近の情報と具体的にどう活動したらよいのかお聞きしたい。 ・くらしの安心サポーター活動のPRをお願いしたい。 ・各市町との連携づくりをお願いしたい。 ・入手しました情報は班内会員に回覧板にて配布、回覧しています。ゆえ定 期的な情報提供をお願いします。 (直接定期配布資料として) ⑥ 事業者の不適正な取引行為に関する情報の通報 ・携帯電話への迷惑メールについて実物を提示して、市センターへ申し出を 行った。外国からの手紙について市センターへ申し出を行った。 ・金属類の訪問買取業者が突然やって来ました。無料試飲のしつこい電話 がありました。 ⑦ 不審な表示に関する情報の通報 ・不審では有りませんが、販売時にある食品で表示不足に思いましたゆえ、 中身について表示すべきとデパートの方に直接苦情を申し出ました。 ・不審な情報を聞いたり知ったときは消費生活センターまたは役所の窓口 に通報する。 ⑧ 県等が開催する消費生活に関する事業への参加 ・日程許す限り出席を希望します。関連事業等を含め資料提供をお願いしま す。 ・消費者のつどい、県研修会、スーパーの前でチラシ配布等。 3 (2)「くらしの安心サポーター」活動についての感想・意見 ・「くらしの安心サポーター」は、勉強した事や情報を皆さんに伝える、届 けるのが役目だと思っています。仲間目線、同世代目線で話すと興味や関 心を示してくれます。市井の中にこそ(成果はわからないが)活動でき、 予防につながるのではと思っています。 ・主な啓発活動は、地域の「くらしの安心サポーター」と共に進めている。 単独での活動は内容的には今のところ実践できていない。所属している他 のボランティア的集団の中でも今後研修等で学んだことを伝達するだけ でも実施してみたい。 ・県のサポータージャンパーを使用しないともったいないのでフェスティ バルや学習フェアの時にジャンパーを着て県からいただいたチラシを配 布します。 ・これから「くらしの安心サポーター」事業は続けて下さい。情報を伝えて 頂ければうれしいです。 ・事例などを話すと、いろいろな実例が出てきて、実は問題のある事例だっ たと、そこで初めて当人が気がつくということがあります。いかに日常が 危険にさらされているかを感じます。また、ふだんのおしゃべりの中でく らし情報交換ができる場が必要かと思いました。また、行政での協議の輪 に参加できるよう、なにができるかと考えています。そういった面でサポ ートしていただけるとありがたいと思います。 (3)市町と連携した取組 ・市と協賛でショッピングセンターにて啓発のチラシを配布した。 ・市の地域包括センターの依頼により、市内の中学1年生対象の認知症サポ ーター養成講座にて、認知症患者とのかかわり方の悪い例と良い例を3つ のパターンで寸劇を演じ理解を深めてもらった。 ・毎月15日(土日の時は後の平日)スーパー街頭にてパンフレット配布し た。地域の警察官も毎回2・3名と一緒に配布した。 ・市役所の相談員さんとともに公民館や介護施設での寸劇、紙芝居等で啓発 活動をした。市が開催するイベントへの参加で舞台寸劇を実施。 4